JPH1148772A - 車両用シート空調装置 - Google Patents
車両用シート空調装置Info
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- JPH1148772A JPH1148772A JP10053344A JP5334498A JPH1148772A JP H1148772 A JPH1148772 A JP H1148772A JP 10053344 A JP10053344 A JP 10053344A JP 5334498 A JP5334498 A JP 5334498A JP H1148772 A JPH1148772 A JP H1148772A
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Abstract
風とを切り替えてシート2へ供給できる車両用シート空
調装置1を提供すること。 【解決手段】 車両用シート空調装置1は、フロントシ
ート2の下部に配置されるシート送風ユニット3と、空
調ユニットよりシート送風ユニット3へ空調空気を送る
ためのシート用送風ダクト4を備えている。空調ユニッ
トは、内部に冷風通路5と温風通路6が形成されたケー
ス7と、このケース7内で冷風通路5と温風通路6とを
切り替える切替ドア8とを有している。この切替ドア8
は、クールダウンから室温が低下して安定してくると温
風側へ駆動されて冷風通路5を遮断する。これにより、
空調ユニットの足元吹出口9から温風通路6に室内空気
が吸い込まれ、その室内空気がシート用送風ダクト4を
流れてシート送風ユニット3よりシート2へ供給され、
シート表面より吹き出される。
Description
を供給する車両用シート空調装置に関する。
52号公報に記載された「車両用空調シート」がある。
この装置は、フロントの空調ユニットで温調された空気
がシート用送風ダクトを通じてシート内のエアチャンバ
に送られ、通気性シートから風を吹き出すことによりシ
ートに着座する乗員の快適性を向上させるものである。
技術では、夏期のクールダウン初期等には空調ユニット
よりシートへ送られた冷風が乗員に当たることで冷房感
を得ることができるが、クールダウンから室温が低下し
て安定してくる定常状態になると、シートから吹き出さ
れる冷風は乗員にとって冷え過ぎて不快となる。そこ
で、定常状態になった場合は、シートへ送られる空調風
を冷風から室温風(約25℃)に切り替えてやれば、乗
員に不快感を与えることはない。しかし、従来技術で
は、空調ユニットからシート用送風ダクトを通じてシー
トへ空調風が送られる構造であるため、車室内に冷風を
供給し、且つシートへ室温風を送るためには、冷風を得
るためのメインの空調機能(エアミックス機能)とは別
に室温風を得るためのエアミックス機能が必要となる。
その結果、構造が複雑となり、大幅なコストアップを招
く。本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、そ
の目的は、簡単な構造で冷風と室温風または温風と室温
風とを切り替えてシートへ供給することのできる車両用
シート空調装置を提供することにある。
トを通ってシートへ空調空気を供給する第1の送風モー
ドと車室内よりシート用送風ダクト内に室内空気を導入
してシートへ供給する第2の送風モードとを切り替える
送風モード切替手段を備えている。これにより、送風モ
ード切替手段で第1の送風モードを選択した場合は、空
調ユニットより送られた空調空気をシートへ供給できる
ため、空調開始時でも乗員に快適な空調感を与えること
ができる。一方、送風モード切替手段で第2の送風モー
ドを選択した場合は、シート用送風ダクト内に導入され
た室内空気(室温風)をシートへ供給することにより、
乗員にとって適度な空調感を与えることができる。この
場合、車室内より室内空気をシート用送風ダクト内に導
入してシートへ供給するため、従来の様に空調ユニット
内で室温風を作る必要がなく、簡単な構造で空調ユニッ
トからの空調空気と室内空気とを切り替えてシートへ供
給することができる。
は、空調ユニットの足元吹出口より吸い込んだ室内空気
をシート用送風ダクト内に導入してシートへ供給するこ
とができる。この場合、室内空気の導入口として既存の
足元吹出口を利用しているため、新たに導入口を設ける
必要がなく、低コストで室内空気をシートへ供給するこ
とが可能である。
は、後席乗員の足元へ温風を吹き出すためのリヤ足元吹
出口より吸い込んだ室内空気をシート用送風ダクト内に
導入してシートへ供給することができる。この場合、室
内空気の導入口として既存のリヤ足元吹出口を利用して
いるため、新たに導入口を設ける必要がなく、低コスト
で室内空気をシートへ供給することが可能である。
は、送風経路を切り替える切替ドアと、空調制御に係わ
る信号に基づいて切替ドアの作動を制御する制御手段と
を備えている。これにより、車室内の空調状態に応じて
適切に第1の送風モードと第2の送風モードとを切り替
えることができる。なお、空調制御に係わる信号とは、
例えば内気温度、吹出風の温度、目標吹出温度、吹出口
モード信号等である。
は、後席乗員の足元へ温風を供給するリヤフットダク
ト、または後席乗員へ冷風を供給するリヤベントダクト
を利用している。この場合、既存のリヤフットダクトま
たはリヤベントダクトを利用することにより、専用のシ
ート用送風ダクトを設ける必要がないため、装置全体を
簡単に構成でき、コストを低く抑えることが可能であ
る。
装置を図面に基づいて説明する。 (第1実施形態)図1は車両用シート空調装置1の構成
を示す断面図である。本実施形態の車両用シート空調装
置1は、例えばフロントシート2の下部に配置されるシ
ート送風ユニット3、フロント空調ユニット(下述す
る)よりシート送風ユニット3へ空調空気を送るための
シート用送風ダクト4とを備える。
通路6が形成されたケース7と、このケース7内で冷風
通路5と温風通路6とを切り替える切替ドア8とを有し
ている。ケース7には、温風通路6より前席乗員の足元
へ温風を吹き出すための足元吹出口9と、シート用送風
ダクト4が接続される接続口10とが設けられている。
この接続口10は、切替ドア8によって選択された一方
の通路(冷風通路5または温風通路6)と連通すること
ができる。切替ドア8は、冷風通路5を遮断する位置
(図1の実線で示す位置/以下、温風側と言う)と、温
風通路6を遮断する位置(図1の一点鎖線で示す位置/
以下、冷風側と言う)との間で回動可能に設けられ、図
示しないサーボモータ等のアクチュエータにより駆動さ
れる。
て構成され、空調ユニットから車両の床面に沿って略直
線的に配される床置きダクト4Aと、この床置きダクト
4Aから略直角に折れ曲がって上方へ延びるフレキシブ
ルダクト4Bから成る。このフレキシブルダクト4Bに
は、シート2の移動(シート位置調整)に対応できるよ
うに蛇腹部4aが設けられている。このシート用送風ダ
クト4は、例えば後席乗員の足元へ温風を供給するリヤ
フットダクトまたは後席乗員へ冷風を供給するリヤベン
トダクトを利用することができる。
するケース11、このケース11内に強制送風を行う送
風機12、この送風機12の空気下流側に配される電気
ヒータ13(例えばPTCヒータ)、ケース11内の送
風経路を切り替える切替ドア14等より構成され、シー
ト2の下部に一体的に組み付けられている。従って、シ
ート2を前後にスライドまたは上下移動させた場合、シ
ート送風ユニット3もシート2と一体に移動する。ケー
ス11には、シート用送風ダクト4(フレキシブルダク
ト4B)の下流端が接続される送風機12の吸込口1
5、シート2への送風口16、及び後席への温風吹出口
17(リヤフット吹出口)等が形成されている。送風機
12は、例えば遠心送風式で、吸込口15より吸い込ん
だ空気を略直角方向に吹き出すことができる。
17側とを選択的に切り替えることができる。つまり、
シート2側の送風口16を遮断(図1の一点鎖線で示す
位置)することで、送風空気を温風吹出口17より後席
乗員の足元へ吹き出すことができ、温風吹出口17側を
遮断(図1の二点鎖線で示す位置)することで、送風空
気をシート2へ供給することができる。この切替ドア1
4は、図示しないサーボモータ等のアクチュエータによ
り駆動される。電気ヒータ13は、空調ユニットで十分
な温風が得られない場合(例えば、暖房用熱源であるエ
ンジン冷却水の温度が低い時)等に使用することができ
る。なお、この電気ヒータ13は、送風機12の空気上
流側(吸込口15側)に配置しても良い。
タ、切替ドア14を駆動するアクチュエータ、送風機1
2(ブロワモータ)、電気ヒータ13等の電気部品は、
例えば内気温度、吹出風の温度、目標吹出温度、吹出口
モード信号等の制御信号に基づいて、図示しないエアコ
ン制御装置により通電制御される。なお、本発明の送風
モード切替手段は、切替ドア8、この切替ドア8を駆動
するアクチュエータ、及びエアコン制御装置により構成
される。また、この送風モード切替手段により、空調ユ
ニットで冷房モードが選択されている時に切替ドア8を
冷風側へ駆動することで下記の第1の送風モードが得ら
れ、空調ユニットで冷房モードが選択されている時に切
替ドア8を温風側へ駆動することで下記の第2の送風モ
ードが得られる。第1の送風モード:空調ユニットで冷
却された冷風が冷風通路5よりシート用送風ダクト4に
供給され、そのシート用送風ダクト4を流れてシート送
風ユニット3よりシート2へ供給されるモード。第2の
送風モード:空調ユニットの足元吹出口9よりケース7
内(温風通路6)に室内空気が吸い込まれ、その室内空
気がシート用送風ダクト4を流れてシート送風ユニット
3よりシート2へ供給されるモード。
ッション2Bより構成され、それぞれ通気性を有するシ
ート表面材2Cにより覆われている。また、シートバッ
ク2Aとシートクッション2Bの内部には、ケース11
の送風口16に接続される配風用ダクト2aと、その配
風用ダクト2aより分岐してシートバック2A及びシー
トクッション2Bの表面へ伸びる複数の送風出口2bと
が設けられている。これにより、シート送風ユニット3
より供給された空調空気は、配風用ダクト2aを通って
各送風出口2bへ分配され、各送風出口2bよりシート
表面材2Cを通過してシート2に着座する乗員へ吹き付
けられる。
路5を遮断し、且つシート送風ユニット3内の切替ドア
14を温風吹出口17側へ駆動して温風吹出口17を遮
断する。これにより、空調ユニット内で暖められた温風
が温風通路6よりシート用送風ダクト4に供給され、シ
ート用送風ダクト4を流れてシート送風ユニット3より
シート2へ供給される。シート2へ供給された温風は、
配風用ダクト2aへ分配され、各送風出口2bよりシー
ト表面材2Cを通過してシート表面より吹き出される。
なお、後席の足元暖房を優先する場合には、切替ドア1
4によりシート2側の送風口16を遮断する。また、前
席のシート空調と後席への温風送風とを両立させる場合
には、図1の実線位置で示すように、切替ドア14をシ
ート2側と温風吹出口17側の中間位置で止めても良
い。
側へ駆動して温風通路6を遮断し、且つシート送風ユニ
ット3内の切替ドア14を温風吹出口17側へ駆動して
温風吹出口17を遮断する。これにより、空調ユニット
の冷風通路5よりシート用送風ダクト4に冷風が供給さ
れ、シート用送風ダクト4を流れてシート送風ユニット
3へ供給される。この時、切替ドア14が温風吹出口1
7側を遮断しているため、冷風が温風吹出口17より車
室内へ吹き出されることはない。シート送風ユニット3
よりシート2へ供給された冷風は、配風用ダクト2aへ
分配され、各送風出口2bよりシート表面材2Cを通過
してシート表面より吹き出される。
ウンから室温が低下して安定してくると、シート表面か
ら吹き出される冷風は乗員にとって冷え過ぎて不快とな
る。そこで、図1に示すように、空調ユニット内の切替
ドア8を温風側へ駆動して冷風通路5を遮断する。この
場合、切替ドア8を温風側へ駆動しても、冷房モードで
あることから温風通路6には温風が流れていない。この
ため、送風機12の作動により、空調ユニットの足元吹
出口9からケース7内の温風通路6に室内空気が吸い込
まれ、その室内空気がシート用送風ダクト4を流れてシ
ート送風ユニット3よりシート2へ供給され、シート表
面より吹き出される。この場合、空調ユニットで得られ
る冷風より室内空気の方が温度が高いため、空調ユニッ
トで得られる冷風による冷え過ぎを防止できる。また、
この場合、空調ユニット内の切替ドア8の開度(冷風通
路5を開く開度)を調節することにより、冷風と室内空
気とを混合してより適切な温風をシート2に供給するこ
ともできる。
室温が低下して安定してきた時に、冷風から室温風(室
内空気)へ切り替えて、その室温風をシート2へ供給す
ることにより、冷え過ぎによる乗員の不快感を無くすこ
とができる。また、室温風をシート2へ供給する際に、
空調ユニットの足元吹出口9より室内空気を吸い込んで
シート用送風ダクト4へ流すことができるため、従来の
様に空調ユニット内で室温風を作る必要がなく、簡単な
構造(具体的には切替ドア8を設けるだけで良い)で冷
風と室温風とを切り替えてシート2へ供給することがで
きる。更に、シート用送風ダクト4としてリヤフットダ
クトまたはリヤベントダクトを利用すれば、新たにシー
ト用送風ダクト4(特に床置きダクト4Aに相当する部
分)を設ける必要がないため、低コストで本実施形態の
車両用シート空調装置1に対応することが可能である。
送風機12を設けているため、シート2への強制送風が
可能である。これにより、空調ユニットからシート用送
風ダクト4へ流れる送風量が低下する場合でも、送風機
12の作動によって十分な送風量を確保することができ
る。また、送風機12の空気下流側に電気ヒータ13を
配置したことにより、暖房モード時に空調ユニットで十
分な温風が得られない場合でも、電気ヒータ13によっ
て送風空気を加熱できるため、快適な暖房感を得ること
が可能である。
ニット3のケース11に後席への温風吹出口17を設け
ているが、例えば床置きダクト4Aを後席乗員の足元ま
で延長して、その送風出口をリヤ温風吹出口としても良
い。冷房モード時のシート空調制御においては、クール
ダウン初期から切替ドア8を温風側へ駆動して室内空気
をシート2へ供給しても良い。シート用送風ダクト4と
して既存のリヤベントダクトを利用する場合は、冷房モ
ード時に後席の冷房を優先させても良い。この場合、切
替ドア14によりシート2側の送風口16を遮断するこ
とで、シート送風ユニット3の冷風吹出口(図示しな
い)より後席へ冷風を供給できる。また、前席のシート
空調と後席の冷房とを両立させる場合は、切替ドア14
をシート2側と冷風吹出口側の中間位置で止めることで
対応できる。
装置1の構成を示す断面図である。本実施形態は、第1
実施形態で説明したシート送風ユニット3を床置きタイ
プとした場合の一例を示すものである。つまり、上記の
第1実施形態では、シート送風ユニット3をシート2の
下部に組み付けた構成であるが、図2に示すように、シ
ート送風ユニット3をシート2から離して床置きタイプ
としても良い。なお、図面上では後席への温風吹出口1
7が記載されていないが、第1実施形態と同様に設ける
ことができる。
装置1の構成を示す断面図である。本実施形態の車両用
シート空調装置1は、シート2に空調空気を供給するた
めのシート用送風ダクト(後述する)と、このシート用
送風ダクト内にシート2へ向かう空気流を発生する送風
機18と、シート用送風ダクト内の送風経路を切り替え
る切替え手段(後述する)とを備えている。シート用送
風ダクトは、フロント空調ユニット(図示しない)より
シート2の乗員に温風を供給する後席側フットダクト1
9、空調ユニットより送られた冷風を後席側フットダク
ト19へ導く冷風ダクト20、及び後席側フットダクト
19より送風機18を介してシート2まで伸びるシート
ダクト21より構成される。なお、冷風ダクト20は、
空調ユニットよりシート2の乗員に冷風を供給する後席
側ベントダクト(図示しない)から分岐して後席側フッ
トダクト19に合流している。
より下流で後席側フットダクト19の上部に設置され、
後席側フットダクト19の壁面に空けられた開口部22
(送風機18の吸込口)より後席側フットダクト19内
の空気を吸い込んでシートダクト21内へ送風する。切
替え手段は、後席側フットダクト19と冷風ダクト20
との合流点に設けられた冷温風切替えドア23、後席側
フットダクト19内の開口部22より下流に設けられた
通路切替えドア24、及びシートダクト21の上流端に
設けられた通路切替えドア25より構成される。
を閉じる冷風遮断位置(図3の実線位置)と、後席側フ
ットダクト19を閉じる温風遮断位置(図3の一点鎖線
位置)との間で作動する。通路切替えドア24は、後席
側フットダクト19を開く全開位置(図3の実線位置)
と、後席側フットダクト19を閉じる全閉位置(図3の
一点鎖線位置)との間で作動する。通路切替えドア25
は、シートダクト21を開く全開位置(図3の実線位
置)と、シートダクト21を閉じる全閉位置(図3の一
点鎖線位置)との間で作動する。なお、各ドア23〜2
5は、それぞれサーボモータ等のアクチュエータ(図示
しない)により回転駆動され、そのアクチュエータは、
エアコン制御装置(図示しない)により通電制御され
る。
切替えドア23を温風遮断位置、通路切替えドア24を
全閉位置、及び通路切替えドア25を全開位置にそれぞ
れ駆動する。これにより、空調ユニットより送られた冷
風が後席側ベントダクトから冷風ダクト20を通って後
席側フットダクト19に供給され、送風機18に吸い込
まれてシートダクト21へ送風される。この冷風の流れ
る送風経路を図4に実線矢印で示す。なお、後席側フッ
トダクト19に供給された冷風は、通路切替えドア24
が全閉位置にあるため、後席側フットダクト19の吹出
口19a(リヤ温風吹出口)より車室内へ吹き出される
ことはない。シートダクト21へ送風された冷風は、配
風用ダクト2aを通って各送風出口2bへ分配され、各
送風出口2bよりシート表面材2Cを通過してシート表
面より吹き出される。その結果、吹き出された冷風が乗
員に当たることにより、乗員に冷房感を与えることがで
きる。
て安定してくると、シート表面から吹き出される冷風は
乗員にとって冷え過ぎて不快となる。そこで、図5に示
す様に、冷温風切替えドア23を冷風遮断位置、通路切
替えドア24を全開位置、及び通路切替えドア25を全
開位置にそれぞれ駆動する。これにより、送風機18が
作動すると、後席側フットダクト19の吹出口19aよ
り室内空気(室温風)が吸引され、送風機18に吸い込
まれてシートダクト21へ送風される。この室温風の流
れる送風経路を図5に実線矢印で示す。なお、後席側フ
ットダクト19は、空調ユニット側の開閉ドア(図示し
ない)が閉じているため、冷温風切替えドア23が冷風
遮断位置に駆動されても、空調ユニットから後席側フッ
トダクト19へ送風されることはない。シートダクト2
1へ送風された室温風は、配風用ダクト2aを通って各
送風出口2bへ分配され、各送風出口2bよりシート表
面材2Cを通過してシート表面より吹き出される。その
結果、吹き出された室温風が乗員に当たることにより、
乗員に適度な冷房感を与えることができる。
時は、冷温風切替えドア23を温風遮断位置から冷風遮
断位置へ、通路切替えドア24を全閉位置から全開位置
へ徐々に移動させる。これにより、シートダクト21を
通じてシート2へ供給される送風空気が冷風から室温風
へ徐々に変化していくため、急激な温度変化による不快
感を乗員に与えることはない。 d)室温が安定してシート2への送風が不要になった時
は、通路切替えドア25を全閉位置に駆動し、且つ送風
機18の作動を停止する。これにより、空調ユニットか
ら後席側フットダクト19へ空調空気が供給されてもシ
ートダクト21へ流れることはなく、シート2への送風
を停止できる。
ールダウンから室温が低下して安定してきた時に、冷風
から室温風へ切り替えてシート2へ室温風を供給するこ
とにより、冷え過ぎによる乗員の不快感を無くすことが
できる。また、シート2に室温風を供給する時に、既存
の後席側フットダクト19の吹出口19aを室温風の吸
込口として使用することができるため、従来の様に空調
ユニット内で室温風を作る必要がなく、簡単な構造で冷
風と室温風とを切り替えてシート2へ供給することがで
きる。
ドア23によって冷風と温風とを切り替えているが、第
1実施形態で説明したように、空調ユニット内で冷風と
温風とを切り替えて、空調ユニットからは1本のシート
用送風ダクトでシートダクト21まで送風しても良い。
但し、シート2へ室温風を供給する時は、その1本のシ
ート用送風ダクトの吹出口より吸い込んだ室内空気をシ
ート2へ供給することは同じである。本実施形態では、
室温が安定してくる定常状態の時に室温風を吸い込んで
シート2へ供給する制御を実行しているが、クールダウ
ン初期から室温風をシート2へ供給しても良い。本実施
形態では、シート2に室温風を供給する時に、後席側フ
ットダクト19の吹出口19aを室温風の吸込口として
使用しているが、後席側フットダクト19以外にも吹出
ダクトを備える場合には、ドアの切り替え等によって前
記吹出ダクトの吹出口より室温風を吸い込む様にしても
良い。
したが、暖房時に同様の制御を実行しても良い。つま
り、暖房時のウォームアップ初期には、冷温風切替えド
ア23を冷風遮断位置、通路切替えドア24を全閉位
置、及び通路切替えドア25を全開位置にそれぞれ駆動
し、空調ユニットから後席側フットダクト19へ供給さ
れた温風をシート2へ送風する。その後、室温が安定す
れば、通路切替えドア24を全閉位置から全開位置へ徐
々に切り替えて後席側フットダクト19の吹出口19a
より室内空気を吸い込む。これにより、シート2への送
風空気を温風から徐々に室温風へ切り替えることができ
るため、乗員に必要以上の暖房感を与えることなく快適
感を与えることができる。更に、室温が安定してシート
2への送風が不要になった時は、通路切替えドア25を
全閉位置に駆動し、且つ送風機18の作動を停止する。
これにより、空調ユニットより後席側フットダクト19
へ供給された温風は送風機18に吸い込まれることな
く、そのまま下流へ流れて吹出口19aより乗員の足元
へ吹き出されるため、乗員足元の暖房感を与えることが
できる。
施形態)。
施形態)。
施形態)。
図である(第3実施形態)。
面図である(第3実施形態)。
Claims (5)
- 【請求項1】空調ユニットからシートへ空調空気を導く
シート用送風ダクトと、 このシート用送風ダクト内に前記シートへ向かう空気流
を発生する送風機と、 前記空調ユニットから前記シート用送風ダクトを通って
前記シートへ空調空気を供給する第1の送風モードと車
室内より前記シート用送風ダクト内に室内空気を導入し
て前記シートへ供給する第2の送風モードとを切り替え
る送風モード切替手段とを備えた車両用シート空調装
置。 - 【請求項2】前記第2の送風モードは、前記空調ユニッ
トの足元吹出口より吸い込んだ室内空気を前記シート用
送風ダクト内に導入して前記シートへ供給することを特
徴とする請求項1に記載した車両用シート空調装置。 - 【請求項3】前記第2の送風モードは、後席乗員の足元
へ温風を吹き出すためのリヤ足元吹出口より吸い込んだ
室内空気を前記シート用送風ダクト内に導入して前記シ
ートへ供給することを特徴とする請求項1に記載した車
両用シート空調装置。 - 【請求項4】前記送風モード切替手段は、送風経路を切
り替える切替ドアと、空調制御に係わる信号に基づいて
前記切替ドアの作動を制御する制御手段とを備えている
ことを特徴とする請求項1〜3に記載した何れかの車両
用シート空調装置。 - 【請求項5】前記シート用送風ダクトは、後席乗員の足
元へ温風を供給するリヤフットダクト、または後席乗員
へ冷風を供給するリヤベントダクトを利用していること
を特徴とする請求項1〜4に記載した何れかの車両用シ
ート空調装置。
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