JP3221467U - ボディドライヤー及び浴室構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡略且つ小型な構成により、ユーザの身体に付着した水滴を確実に除去することが可能なボディドライヤー及び当該ボディドライヤーが設けられた浴室構造を提供する。【解決手段】浴室に設置されて身体に付着した水滴を除去するためのボディドライヤー10であって、空気Aが流れる通気路5が内部に形成された部材であって、外部の空気Aを通気路5へ導入する吸入口6、及び空気Aを外部へ噴き出す噴射口7が設けられたドライヤー本体1と、ドライヤー本体1の内部に回転可能に支持されたファン2と、ファン2を回転駆動するモータ3と、を備える。【選択図】図2

Description

本考案は、浴室に設置されて身体に付着した水滴を除去するボディドライヤー及び浴室構造に関する。
入浴により身体に付着した水滴を除去する手段として、浴室の壁面等に設置されるボディドライヤーが従来知られている(例えば、特許文献1を参照)。このボディドライヤーは、特許文献1の図5に示されるように、送風機モータ1によって駆動される送風機2と、先端に吐出口6が設けられて一定の角度範囲内で回動するエアガイド7と、吐出口6の近傍に設置された発熱体14と、を備えている。このように構成されるボディドライヤーによれば、送風機2から送出される空気が発熱体14に加熱されて温風となり、この温風がエアガイド7によってユーザの方向へ案内される。このように、ボディドライヤーは、温風を吹き付けて蒸発させることにより、ユーザの身体に付着した水滴を除去する。
特表2010−526579号公報
しかし、従来のボディドライヤーによれば、ユーザの身体に温風を吹き付けるための構成として、回動するエアガイド7や発熱体14を設ける必要があるため、構成が複雑化すると共に装置全体が大型化するという問題があった。
そこで本考案は、かかる事情を考慮してなされたものであり、その目的は、簡略且つ小型な構成により、ユーザの身体に付着した水滴を確実に除去することが可能なボディドライヤー及び当該ボディドライヤーが設けられた浴室構造を提供することにある。
本考案の一の態様によれば、浴室に設置されて身体に付着した水滴を除去するためのボディドライヤーであって、空気が流れる通気路が内部に形成された部材であって、外部の空気を前記通気路へ導入する吸入口、及び空気を外部へ噴き出す噴射口が設けられたドライヤー本体と、前記ドライヤー本体の内部に回転可能に支持されたファンと、前記ファンを回転駆動するモータと、を備えることを特徴とするボディドライヤーが提供される。
なお、本考案の一の態様に係るボディドライヤーにおいては、前記噴射口が、上下方向に所定間隔で複数個設けられ、複数個の前記噴射口は、空気の噴き出し方向に直交する断面がそれぞれ円形に形成されると共に、それぞれの直径が異なっていてもよい。
また、本考案の一の態様に係るボディドライヤーにおいては、前記噴射口が、所定の開口幅を有して上下方向に延びるスリット形状に形成されてもよい。
また、本考案の一の態様に係るボディドライヤーにおいては、前記噴射口は、上下方向の位置により開口幅が変化するように形成されてもよい。
また、本考案の一の態様に係るボディドライヤーにおいては、前記噴射口が、上下方向に所定間隔で複数個設けられてもよい。
また、本考案の一の態様に係るボディドライヤーは、前記通気路を流れる空気を加熱するヒータを更に備えてもよい。
また、本考案の他の態様によれば、浴室の壁面に近接した位置に、床面から上方へ延びて天井面に達するようにして、上記何れかに記載のボディドライヤーが設けられたことを特徴とする浴室構造が提供される。
また、本考案の他の態様に係る浴室構造においては、前記壁面に近接した位置が、隣接する壁面同士が交差するコーナー部であってもよい。
また、本考案の他の態様に係る浴室構造は、前記浴室の内部または外部の空気を加熱して前記浴室の内部へ供給する加熱装置を更に備えてもよい。
本考案の一の態様に係るボディドライヤー及び当該ボディドライヤーが設けられた浴室構造によれば、簡略且つ小型な構成により、ユーザの身体に付着した水滴を確実に除去することができる。
本考案の第一実施形態に係るボディドライヤー10の構成を示す概略斜視図である。 図1におけるA−A線断面を示す概略断面図である。 本考案の第二実施形態に係るボディドライヤー20の構成を示す概略斜視図である。 本考案の第三実施形態に係るボディドライヤー30の構成を示す概略斜視図である。 本考案の第一実施形態に係るボディドライヤー10が設けられた浴室構造40を示す概略斜視図である。
以下、本考案の実施の形態に係るボディドライヤー及び浴室構造について、図面を参照しつつ説明する。
(第一実施形態に係るボディドライヤーの構成)
図1及び図2は、本考案の第一実施形態に係るボディドライヤー10の構成を示す図であり、図1は概略斜視図、図2は図1におけるA−A線断面を示す概略断面図である。ボディドライヤー10は、ドライヤー本体1と、ファン2と、モータ3と、ヒータ4と、を備えている。
ドライヤー本体1は、ボディドライヤー10の外形を成し、内部に各種部材を収容する。このドライヤー本体1は、樹脂等からなる筒状の部材であり、図1に示すように、平面視で中心角が略90°である扇形の外形を有している。また、ドライヤー本体1の高さ方向の寸法は、一般的な浴室の天井高さに合わせて、200cm程度に設定されている。このドライヤー本体1は、図1及び図2に示すように、内部に設けられた通気路5と、頂部に設けられた吸入口6と、正面に設けられた複数の噴射口7と、を有している。なお、ドライヤー本体1の材質、断面形状、及び長さ寸法等は、本実施形態に限定されず適宜設計変更が可能である。
通気路5は、その内部を空気Aが流れる通路として機能する。この通気路5は、図2に示すように、ドライヤー本体1の高さ方向の略全長に亘って延びるように形成されている。また、吸入口6は、外部の空気Aを通気路5へ導入するための通路として機能する。この吸入口6は、図1及び図2に示すように、ドライヤー本体1の上面を貫通して形成され、空気Aの流入方向に直交する断面形状が、ドライヤー本体1の外形より若干小さい扇形に形成されている。なお、吸入口6の形成位置、個数、大きさ、及び断面形状等は、本実施形態に限定されず適宜設計変更が可能である。
複数の噴射口7は、通気路5を流れる空気Aを外部へ噴き出すための通路としてそれぞれ機能する。各噴射口7は、図1及び図2に示すように、ドライヤー本体1の正面を貫通してそれぞれ形成され、空気Aの噴き出し方向に直交する断面形状がそれぞれ円形に形成されている。そして、この噴射口7は、ドライヤー本体1の高さ方向に沿って一定間隔で設けられ、本実施形態では15個の噴射口7が設けられている。そして、各噴射口7の直径Dは、それぞれ異なる大きさに設定されている。本実施形態では、最も上方に位置する噴射口7の直径Dが最大に設定され、そこから下方に向かって噴射口7の直径Dが徐々に小さくなるように設定されている。なお、ドライヤー本体1の最も高い位置に設けられた噴射口7は、背の高い成人男性の身長に合わせて、ドライヤー本体1の下端から180cm程度の高さ位置に設けられている。
ファン2は、ドライヤー本体1の外部から吸入した空気Aを通気路5へ送り出す役割を果たす。このファン2は、羽根車の回転運動によって空気Aに圧力を与えて送り出す、いわゆる送風機である。このファン2は、図2に示すように、通気路5における吸入口6の直下の位置に、回転可能に支持されている。また、モータ3は、ファン2を回転駆動する役割を果たす。このモータ3は、ファン2と同様に、通気路5における吸入口6の直下の位置に配置されている。そして、ユーザは、ドライヤー本体1の正面に設けられた通常モードスイッチ8(図1を参照)を操作してON状態またはOFF状態を切り替えることにより、モータ3を駆動または停止させることができる。本実施形態では、ファン2とモータ3とが一体化された、いわゆるファンモータを使用している。なお、ファン2やモータ3の設置位置や個数等は、本実施形態に限定されず適宜設計変更が可能である。
ヒータ4は、通気路5を流れる空気Aを加熱する役割を果たす。このヒータ4は、図に詳細は示さないが、金属製のパイプの内部にコイル状の発熱線が収容されたものである。このヒータ4は、図2に示すように、噴射口7が設けられた範囲に亘って通気路5の内部に延びるように設けられている。そして、ユーザは、ドライヤー本体1の正面に設けられた温風モードスイッチ9(図1を参照)を操作してON状態にすることにより、モータ3及びヒータ4の両方を駆動させることができる。一方、ユーザは、温風モードスイッチ9を操作してOFF状態にすることにより、モータ3及びヒータ4の両方を停止させることができる。なお、ヒータ4の構成、設置位置、及び個数等は本実施形態に限定されず、例えば複数のヒータ4を各噴射口7に近接した位置にそれぞれ設置してもよい。
(第一実施形態に係るボディドライヤーの作用効果)
上述のように構成されるボディドライヤー10によれば、ユーザが入浴後にドライヤー本体1の正面側に立ち、通常モードスイッチ8を操作してON状態にすると、モータ3が駆動し、それに伴ってファン2が回転を開始する。これにより、図2に示すように、ドライヤー本体1の外部の空気Aが吸入口6を通って通気路5へ吸入され、この空気Aは、ファン2により通気路5の下流側へすなわち下方へ向かって送り出される。そして、この空気Aは、通気路5を下方へ向かって流れ、噴射口7それぞれを通ってドライヤー本体1の外部へ噴き出す。そして、この外部へ噴き出した空気Aにより、ユーザの身体に付着した水滴が吹き落とされることにより除去される。
ここで、噴射口7の直径Dは、上述の通り最も上方に位置する噴射口7で最大に設定され、そこから下方に向かって徐々に小さくなるように設定されている。従って、流量が少なくなる通気路5の下流側すなわち下方側の噴射口7においても、上流側すなわち上方側の噴射口7と同程度の流速で空気Aが噴き出す。これにより、ユーザのつま先から頭部までの全域に亘って、身体に付着した水滴が均一に除去される。
また、例えば冬季で気温が低い等の事情がある場合、ユーザは通常モードスイッチ8に代えて温風モードスイッチ9をON状態にすればよい。この場合、モータ3及びヒータ4の両方が駆動され、通気路5を流れる空気Aがヒータ4によって加熱されるので、各噴射口7を通ってドライヤー本体1の外部へ温風が噴き出す。従って、ユーザの身体に付着した水滴は、温風によって吹き落とされることにより除去されると共に、温風によって加熱されて蒸発することにより除去される。なお、本発明においてヒータ4は任意の構成であって、ヒータ4を設けずに、ユーザの身体に付着した水滴を吹き落とすことのみにより除去してもよい。
また、噴射口7は、上述の通りドライヤー本体1の下端から180cm程度の高さ位置に亘って所定間隔で設けられている。従って、身長が比較的高いユーザであっても、噴射口7から噴き出す空気Aや温風により、身体に付着した水滴を全身に亘って確実に除去することができる。
その後、ユーザは、ボディドライヤー10を通常モードで使用中であれば通常モードスイッチ8を操作してOFF状態にする。そうすると、モータ3が停止することにより、噴射口7からの空気Aの噴き出しが停止する。一方、ユーザは、ボディドライヤー10を温風モードで使用中であれば温風モードスイッチ9を操作してOFF状態にする。そうすると、モータ3及びヒータ4の両方が停止することにより、噴射口7からの温風の噴き出しが停止する。
(変形例)
なお、第一実施形態では、噴射口7の直径Dを、最も上方に位置する噴射口7で最大に設定し、そこから下方に向かって徐々に小さくなるように設定した。しかし、図に詳細は示さないが、本実施形態とは逆に、最も上方に位置する噴射口7で直径Dを最小に設定し、そこから下方に向かって直径Dが徐々に大きくなるように設定してもよい。また、上下方向の位置によらず、各噴射口7の直径Dをランダムな大きさにそれぞれ設定してもよい。また、各噴射口7の直径Dを全て等しい大きさに設定してもよい。
(第二実施形態に係るボディドライヤーの構成)
図3は、本考案の第二実施形態に係るボディドライヤー20の構成を示す概略斜視図である。ボディドライヤー20は、第一実施形態に係るボディドライヤー10と比較すると、ドライヤー本体21の構成だけが異なっている。ボディドライヤー20のそれ以外の構成は、第一実施形態と同じであるためここでは説明を省略し、第一実施形態と同じ符号を用いる。
ドライヤー本体21は、その材質や外形等は第一実施形態のドライヤー本体1と同じであるが、その正面に設けられた噴射口22の形状が第一実施形態の噴射口7とは異なっている。噴射口22は、所定の開口幅Waを有して上下方向に延びるスリット形状に形成されている。そして、この噴射口22の上端部は、ドライヤー本体21の下端から180cm程度の高さ位置に達している。
(第二実施形態に係るボディドライヤーの作用効果)
上述のように構成されるボディドライヤー20によれば、第一実施形態に係るボディドライヤー10と同様の作用効果が奏される。更に、本実施形態の噴射口22は、第一実施形態の噴射口7と比較して、空気Aの噴き出し方向に直交する方向の断面積が広いため、ユーザの身体のより広い領域に対して空気Aが吹き付けられる。従って、本実施形態に係るボディドライヤー20によれば、第一実施形態と比較して、ユーザの身体に付着した水滴を漏れなく確実に除去することができる。
(変形例)
なお、第二実施形態では、上下方向に延びる一本の長尺なスリットとして噴射口22を構成した。しかし、これに代えて、図に詳細は示さないが、短尺な複数本のスリットを上下方向に所定間隔で配置することにより、噴射口22を構成してもよい。
(第三実施形態に係るボディドライヤーの構成)
図4は、本考案の第三実施形態に係るボディドライヤー30の構成を示す概略斜視図である。ボディドライヤー30は、第一実施形態に係るボディドライヤー10と比較すると、ドライヤー本体31の構成だけが異なっている。ボディドライヤー30のそれ以外の構成は、第一実施形態と同じであるため、ここでは説明を省略し、第一実施形態と同じ符号を用いる。
ドライヤー本体31は、その材質や外形等は第一実施形態のドライヤー本体1と同じであるが、その正面に設けられた噴射口32の形状が第一実施形態とは異なっている。噴射口32は、上下方向に延びるスリット形状に形成されると共に、上下方向の位置により開口幅Wbが変化するように形成されている。本実施形態では、図4に示すように、開口幅Wbの狭い領域と開口幅Wbの広い領域とが上下方向に交互に繰り返すようにして、噴射口32が形成されている。また、この噴射口32の上端部は、ドライヤー本体31の下端から180cm程度の高さ位置に達している。
(第三実施形態に係るボディドライヤーの作用効果)
上述のように構成されるボディドライヤー30によれば、第一実施形態に係るボディドライヤー10及び第二実施形態に係るボディドライヤー20と同様の作用効果が奏される。更に、本実施形態の噴射口32は、第二実施形態の噴射口22と比較して、特定箇所の開口幅Wbが広く形成されている。従って、ユーザの身体において水滴が付着しやすい特定領域に対して、噴射口32の開口幅Wbが広い領域からより多くの空気Aが吹き付けられる。従って、本実施形態に係るボディドライヤー30によれば、第一実施形態及び第二実施形態と比較して、ユーザの身体に付着した水滴を一層漏れなく確実に除去することができる。
(変形例)
なお、第三実施形態では、開口幅Wbの狭い領域と開口幅Wbの広い領域とが上下方向に交互に繰り返すようにして噴射口32を形成した。しかし、上下方向の位置により開口幅Wbが変化する態様としては、本実施形態の形状に代えて、種々の形状に噴射口32を形成することができる。例えば、図に詳細は示さないが、下方向に向かって開口幅Wbが徐々に広がるまたは徐々に狭まる形状や、階段状に開口幅Wbが変化する形状や、ランダムな箇所だけ開口幅Wbが広い形状を採用することも可能である。
(浴室構造について)
次に、本考案の実施形態に係る浴室構造について説明する。図5は、本考案の第一実施形態に係るボディドライヤー10が設けられた浴室構造40を示す概略斜視図である。浴室構造40は、浴室内装41と、ボディドライヤー30と、加熱装置42と、を備えている。なお、第一実施形態に係るボディドライヤー10に代えて、第二実施形態に係るボディドライヤー20、または第三実施形態に係るボディドライヤー30を浴室構造40に適用することも可能である。
浴室内装41は、床面43と、天井面44(図に二点鎖線で記載)と、壁面45と、を有している。天井面44は、床面43から200cm程度の高さ位置に、床面43と略平行して延びるように設けられている。また、壁面45は、互いに隣接する壁面45同士が略直交して交差するように設けられている。
ボディドライヤー10の構成は上述した通りであるため、ここでは説明を省略し、図1及び図2と同じ符号を用いる。このボディドライヤー10は、壁面45に近接した位置に、より詳細には隣接する壁面45同士が交差するコーナー部46に配置されている。そして、ボディドライヤー10は、上述のように高さ寸法が200cm程度に設定されているため、床面43から上方へ延びてその頂部は天井面44の付近に達している。
加熱装置42は、浴室の内部または外部の空気Aを加熱して浴室の内部へ温風を供給する役割を果たす。この加熱装置42は、図5に示すように、その前面に温風を吹き出すための吹き出し口47が設けられている。本実施形態では、加熱装置42として、電気やガスを駆動源とする従来公知の浴室暖房装置を用いている。このように構成される加熱装置42は、壁面45における天井面44に近い位置に設置されている。
(浴室構造の作用効果)
上述のように構成される浴室構造40によれば、ボディドライヤー10はその頂部が天井面44の付近に達するように設けられているため、ドライヤー本体1の内部に収容されるモータ3及びファン2が、天井面44に近い位置に配置される。従って、図に詳細は示さないが、モータ3に電源を供給するための電気ケーブルを天井裏に這わせることができるので、配線工事を行いやすいという利点がある。また、モータ3やファン2等の電気部品が床面43から高い位置に配置されるので、シャワーSや浴槽Bの側から飛び散った水を電気部品が被りにくいという利点もある。
また、浴室構造40によれば、加熱装置42の使用中には加熱装置42から温風が供給されることによって浴室内部の空気Aは暖められた状態になる。従って、この時にボディドライヤー10を使用すれば、吸入口6を通って暖かい空気Aが通気路5へ吸入されるため、噴射口7を通って外部へ噴き出す空気Aも比較的温度が高い状態である。従って、通常モードでボディドライヤー10を使用することにより、温風モードでボディドライヤー10を使用する場合と同等の効果が得られるので、電気代の節減につながるという利点がある。
なお、本考案の技術的範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲によって規定される本考案の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更を加えることが可能である。
本考案に係るボディドライヤーは、浴室の壁面だけでなく天井面に設置することも可能である。また、浴室だけでなく洗面所等に本考案に係るボディドライヤーを設置することも可能である。
1 ドライヤー本体
2 ファン
3 モータ
4 ヒータ
5 通気路
6 吸入口
7 噴射口
8 通常モードスイッチ
9 温風モードスイッチ
10 ボディドライヤー
20 ボディドライヤー
21 ドライヤー本体
22 噴射口
30 ボディドライヤー
31 ドライヤー本体
32 噴射口
40 浴室構造
41 浴室内装
42 加熱装置
43 床面
44 天井面
45 壁面
46 コーナー部
47 吹き出し口
A 空気
B 浴槽
D 直径
S シャワー
Wa 開口幅
Wb 開口幅

Claims (9)

  1. 浴室に設置されて身体に付着した水滴を除去するためのボディドライヤーであって、
    空気が流れる通気路が内部に形成された部材であって、外部の空気を前記通気路へ導入する吸入口、及び空気を外部へ噴き出す噴射口が設けられたドライヤー本体と、
    前記ドライヤー本体の内部に回転可能に支持されたファンと、
    前記ファンを回転駆動するモータと、
    を備えることを特徴とするボディドライヤー。
  2. 前記噴射口が、上下方向に所定間隔で複数個設けられ、複数個の前記噴射口は、空気の噴き出し方向に直交する断面がそれぞれ円形に形成されると共に、それぞれの直径が異なることを特徴とする請求項1に記載のボディドライヤー。
  3. 前記噴射口が、所定の開口幅を有して上下方向に延びるスリット形状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のボディドライヤー。
  4. 前記噴射口は、上下方向の位置により開口幅が変化するように形成されていることを特徴とする請求項3に記載のボディドライヤー。
  5. 前記噴射口が、上下方向に所定間隔で複数個設けられたことを特徴とする請求項3又は4に記載のボディドライヤー。
  6. 前記通気路を流れる空気を加熱するヒータを更に備えることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載にボディドライヤー。
  7. 浴室の壁面に近接した位置に、床面から上方へ延びて天井面に達するようにして、請求項1から6の何れか一項に記載のボディドライヤーが設けられたことを特徴とする浴室構造。
  8. 前記壁面に近接した位置が、隣接する壁面同士が交差するコーナー部であることを特徴とする請求項7に記載の浴室構造。
  9. 前記浴室の内部または外部の空気を加熱して前記浴室の内部へ供給する加熱装置を更に備えることを特徴とする請求項7又は8に記載の浴室構造。

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