JPH0863697A - バス運行システム - Google Patents

バス運行システム

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Publication number
JPH0863697A
JPH0863697A JP19927294A JP19927294A JPH0863697A JP H0863697 A JPH0863697 A JP H0863697A JP 19927294 A JP19927294 A JP 19927294A JP 19927294 A JP19927294 A JP 19927294A JP H0863697 A JPH0863697 A JP H0863697A
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JP
Japan
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bus
stop
bus stop
waiting
waiting passenger
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Application number
JP19927294A
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English (en)
Inventor
Yoshio Hironaga
佳夫 広長
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バス停留所に待ち客がいることを運転手が十
分手前において認識することにより、誤停車、誤通過を
なくし、運行効率を向上させる。 【構成】 各バス停留所1A,1B,…に待ち客がいる
かどうかをバス停留所毎に設置された待ち客検知手段8
によって検知し、送信手段によって遠隔の監視所にその
信号を送信する。監視所5では、指示手段7が各バス停
留所毎の待ち客の有無を待ち客検知手段による待ち客の
検知信号の受信の有無に基づいて判断し、待ち客がいる
バス停留所で停車する指示を走行中のバス8A,8b
B,…に無線送信する。バスでは、この監視所の指示手
段から無線送信されてくる待ち客のあるバス停留所の識
別信号を受けて該当するバス停留所での停止指示を指示
表示手段に表示して運転手に提示する。したがって、運
転手は指示表示手段9に表示されている停止指示情報に
基づいて停車すべきバス停留所を事前に認識して誤停
車、誤通過の発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はバス運行システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、バス系統の各所に設置されたバス
停留所に待ち客があるかどうかはバス運転手が目で確認
し、待ち客があれば停車し、待ち客がなければ通過する
だけであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のバス運行方法では、運転手に各バス停留所での停
車、通過の判断が任されているために、特に夜間や悪天
候などの視界が悪い状況下で誤通過、誤停車が発生しや
すく、加えて、視界が悪いバス停留所ではそのバス停留
所の近くまで来て待ち客がいることを認識して急ブレー
キをかけて停車するといったことも少なからず発生し、
待ち客に不便をかけたり、乗客へのサービスが悪くなる
問題点があった。
【0004】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、夜間や悪天候時などの視界の悪い状
況下でも各バス停留所に待ち客がいるかどうかを遠方か
ら確実に判断し、誤停車、誤通過の発生を極力抑えるこ
とができ、またバス停留所前での急停車の発生も少なく
することができるバス運行システムを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、待ち
客を検知するためにバス停留所に設置された待ち客検知
手段と、待ち客検知手段が待ち客を検知したときに、当
該検知信号をそのバス停留所の識別信号と共に送信する
送信手段と、遠隔の監視所に設置され、送信手段から送
信されてくる待ち客検知信号を受けて走行中のバスに対
して待ち客のあるバス停留所の識別信号を無線送信する
指示手段と、バスに設置され、指示手段から無線送信さ
れてくる待ち客のあるバス停留所の識別信号を受けて該
当するバス停留所での停止指示を表示する指示表示手段
とを備えたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1のバス運行シ
ステムにおいて、バス停留所に設置された監視カメラ
と、監視所に設置された、監視カメラからの映像信号を
再生表示するモニタとを備えたものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2のバス
運行システムにおいて、待ち客検知手段として、バス停
留所に押しボタンスイッチを設置したものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項3のバス運行シ
ステムにおいて、押しボタンスイッチを行先別に複数個
設置したものである。
【0009】請求項5の発明のバス運行システムは、待
ち客を検知するための待ち客検知手段と、待ち客検知手
段が待ち客を検知したときに点灯する待ち客表示灯とを
バス停留所に設置したものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明のバス運行システムでは、各バ
ス停留所に待ち客がいるかどうかをバス停留所毎に設置
された待ち客検知手段によって検知し、送信手段によっ
て遠隔の監視所にその信号を送信する。監視所では、指
示手段が各バス停留所毎の待ち客の有無を待ち客検知手
段による待ち客の検知信号の受信の有無に基づいて判断
し、待ち客がいるバス停留所で停車する指示を走行中の
バスに無線送信する。バスでは、この監視所の指示手段
から無線送信されてくる待ち客のあるバス停留所の識別
信号を受けて該当するバス停留所での停止指示を指示表
示手段に表示して運転手に知らせる。
【0011】したがって、運転手は指示表示手段に表示
されている停止指示情報に基づいて停車すべきバス停留
所を事前に認識することができるようになり、誤停車、
誤通過の発生を防止し、またバス停留所の直前に来てか
ら急停車することもないようにできる。
【0012】請求項2の発明のバス運行システムでは、
請求項1のバス運行システムにおいてさらに、バス停留
所に設置された監視カメラでバス停留所の様子を撮影
し、これを監視所に送信する。
【0013】監視所では、監視カメラからの映像信号を
モニタに再生表示することにより、実際に待ち客の存在
を検知したバス停留所の様子を把握することができ、バ
ス停留所にだれもいないのに待ち客検知信号が発せられ
る場合にそのバス停留所でバスを停車させる必要がある
かどうかを正しく確認することができ、いたずらや間違
いによって待ち客を検知したような場合にそのバス停留
所で無駄に停車させないように指示を与えることができ
る。
【0014】請求項3の発明のバス運行システムでは、
請求項1又は2のバス運行システムにおいて、待ち客検
知手段としてバス停留所に押しボタンスイッチを設置す
ることにより、本当の待ち客が待っているバス停留所だ
けから待ち客検知信号を監視所に送信することができ、
停車すべきバス停留所を正確に把握して各バスに指示を
与えることができるようになる。
【0015】請求項4の発明のバス運行システムでは、
請求項3のバス運行システムにおいて、押しボタンスイ
ッチを行先別に複数個設置することにより、複数系統の
バスが停車するバス停留所で行先別に待ち客の有無を判
断することができるようになり、正確で効率の良いバス
運行が可能となる。
【0016】請求項5の発明のバス運行システムでは、
待ち客を検知するための待ち客検知手段と、待ち客検知
手段が待ち客を検知したときに点灯する待ち客表示灯と
をバス停留所に設置することにより、運転手が待ち客の
いるバス停留所を表示灯の点灯によって遠くから認識す
ることができるようになり、夜間や悪天候の日にも誤通
過、誤停車の発生を効果的に防止することができるよう
になる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。図1は請求項1および請求項2の発明の共通する
実施例のバス停留所の様子を示している。各バス停留所
1の待ち客がバス待ちのときに立つ場所にその荷重を検
出する荷重検出マット2が待ち客検知手段として設置さ
れている。この待ち客検知手段は自動ドアの前などに広
く設置されている超音波センサ、光電センサのようなセ
ンサであってもよい。バス停留所1にはまた、待ち客の
待ち場所を撮影する監視カメラ3が設置されており、こ
れら荷重検出マット2と監視カメラ3の信号を遠隔のバ
ス運行を監視するための監視所に送信する送信機4も設
置されている。
【0018】図2はこの実施例のシステム構成を示して
おり、バス停留所1A,1B,…それぞれに上述の荷重
検出マット2と監視カメラ3が設置されていて、それら
からの信号を送信機4によって監視所5の受信機6に送
信するようになっている。
【0019】監視所5にはこの受信機6と共に、いずれ
のバス停留所から待ち客検知信号が送信されてきている
か判断し、そのバス停留所での停車指示信号を無線信号
にして出力する指示装置7が設置されている。
【0020】バス8A,8B,…には無線信号を受信
し、停車すべきバス停留所を表示する指示表示装置9が
装備されている。
【0021】各バス停留所1A,1B,1C,…に設置
されている送信機4は、図3に示すように、荷重検知マ
ット2の検知信号を受けてカメラ3を起動するカメラ駆
動部10と、このカメラ3の映像信号を荷重検知マット
2の検知信号と共に送信する送信部11から構成されて
いる。
【0022】監視所5の指示装置7は、図4に示すよう
に、受信機6が受信する待ち客検知信号から待ち客がい
るバス停留所を判別するバス停判別部12と、受信機6
が受信する映像信号をチャンネルを選択して再生表示す
るモニタ13と、バス停判別部12が判別した待ち客が
いるバス停留所毎の停車指示信号を作成する指示信号作
成部14と、モニタ13の表示を見て待ち客の検知され
たバス停留所であってもそのすぐに後に待ち客がいなく
なったバス停留所であれば停車の必要がないので停車指
示を解除する指示、逆に待ち客がいないバス停留所でも
何らかの理由で停車が必要となったバス停留所に対する
停車指示を入力する指示入力部15と、指示信号作成部
14が作成した停車が必要なバス停留所の識別信号を無
線信号にして送信する無線送信機16から構成されてい
る。なお、モニタ13のチャンネルは、各バス停留所毎
に割当てられており、図示していないセレクタでバス停
留所毎に選択できるものとする。
【0023】各バス8A,8B,8C,…に搭載されて
いる指示表示装置9は、図5に示すように、監視所5か
らの無線信号を受信する無線受信機17と、バスの現在
位置を指示するバス位置指示部18と、このバス位置指
示部18が指示するバスの現在位置と、無線受信機17
が受信する停車指示バス停留所の識別信号を比較し、次
バス停留所で停車すべきか通過すべきを判定する次バス
停停車判定部19と、次バス停留所での停車指示あるい
は通過指示を表示する表示部20から構成されている。
【0024】次に、上記構成のバス運行システムの動作
について説明する。あるバス停留所1に待ち客が来て荷
重検知マット2の上に立つと、荷重検知マット2が荷重
検知信号を発し、これをカメラ駆動部10が受けてカメ
ラ3を起動して当該バス停留所1の待ち場所周辺を撮影
し、送信部11にその映像信号を出力する。送信部11
は荷重検知マット2からの待ち客検知信号とこの映像信
号を監視所5に送信する。
【0025】監視所5では、受信機6が各バス停留所1
A,1B,1C,…のうち待ち客を検知したバス停留所
から送信されてくる待ち客検知信号と映像信号を受信
し、指示装置7に与える。指示装置7のバス停判別部1
2は待ち客検知信号から待ち客を検知したバス停留所1
A,1B,1C,…を判別し、そのバス停留所の判別信
号を指示信号作成部14に与える。指示装置7は映像信
号をモニタ13に与え、モニタ13では選択されたチャ
ンネルの映像信号を表示する。
【0026】指示信号作成部14はバス停判別部12か
ら待ち客を検知したバス停の識別信号を受けて、停車す
べきバス停留所を指示する指示信号を作成して無線送信
機16に出力し、ここから無線信号にして送出する。な
お、この場合、モニタ13に待ち客を検知した各バス停
留所の様子が映し出されるので、監視員がモニタ13の
映像を見て、待ち客検知があっても実際には待ち客がい
ないバス停留所(これはいたずらや偶然に待ち客ではな
い通行人が検知マットの上を通行したときなどに発生す
る)があればそのバス停留所での停車をキャンセルすべ
く、指示入力部15からバス停留所を指定して通過指示
を入力することができる。同じように、この指示入力部
15からは何らかの必要のために待ち客検知がなされて
いないバス停留所でバス停車が必要になった場合に、そ
のバス停留所を指定して停車指示を入力することもでき
る。
【0027】また無線信号の周波数は、同じ系統の同じ
向きに走っているバスについて共通の周波数を使用する
が、同じ系統でも逆向きに走っているバスについては別
の周波数を使用し、さらに別の系統に対してはさらに別
の周波数を割当てることになる。
【0028】バス8A,8B,8C,…各々に搭載され
ている指示表示装置9では、監視所5から送られてくる
無線信号を無線受信機17によって受信し、これを次バ
ス停停車判定部19に与える。バス位置指示部18では
運転手のバス位置入力操作により、あるいは自動的にバ
スの現在位置を識別し、そのバス位置指示信号を次バス
停停車判定部19に与える。
【0029】次バス停停車判定部19では、バス位置指
示信号と内蔵されているバス系統情報と無線受信機17
から与えられる停車バス停留所の指示信号とに基づい
て、バスの現在位置から判断して次のバス停留所で停車
すべきかどうか判定し、次バス停留所に待ち客があれば
次バス停留所での停車指示を出力し、そうでなければ通
過指示を出力する。これを受けて、表示部20は次バス
停留所が停車すべき場合には「次停車」の表示を行い、
そうでない場合には「次通過」の表示を行い、運転手に
提示する。
【0030】こうして、この実施例のバス運行システム
では、各バス停留所に待ち客がいれば自動的に検知して
監視所に送信し、監視所からは該当する系統も運行する
バスに対して停車すべきバス停留所の指示を送信し、各
バスでは自車の走行している現在位置から先のバス停留
所での停車、通過を表示装置に表示することができ、運
転手が次のバス停留所に待ち客がいるので停車すべきで
あるかどうかを事前に認識することができ、誤通過、誤
停車の発生を極力防止することができるようになる。ま
た夜間や悪天候などのために、さらには何かの障害物が
存在するために運転手から待ち客が見えにくいバス停留
所の直前に来て待ち客を発見し、急いで停車する事態を
避けることもでき、安全運行を向上させることができ
る。
【0031】なお、上記の第1実施例では監視カメラ3
を各バス停留所1に設置して待ち場所周辺の映像信号を
監視所5に送信するようにしたが、請求項1の発明の実
施例としては、システムを単純に構成したい場合には監
視カメラ3を設置しなくてもよい。
【0032】次に、請求項1〜3の共通する発明の一実
施例について図6及び図7に基づいて説明する。この第
2実施例のバス運行システムは、各バス停留所1の待ち
客検知手段を特徴とするものであり、その他の部分につ
いては、図1〜図5に示した第1の実施例と同じ構成で
ある。バス停留所1には待ち客検知手段として押しボタ
ンスイッチ21が設置され、またこの押しボタンスイッ
チ21の操作を検出して案内表示を行う表示装置22が
設置されている。
【0033】また送信機4は、図7に示すように、押し
ボタンスイッチ21の信号を検知するスイッチ検知部2
3、このスイッチ検知部23の検知信号によって表示装
置22の案内表示を切替える制御信号を生成する表示制
御部24と、待ち客がない場合に「ボタンを押してくだ
さい」、待ち客がボタンを押せば「しばらくお待ちくだ
さい」といった案内表示を行う表示部25、さらに図3
に示した第1実施例と同じくスイッチ検知部23の検知
信号を受けてカメラ3を起動するカメラ駆動部10と、
待ち客検知信号とカメラ3の映像信号を送信する送信部
11を備えている。
【0034】次に、上記構成のバス運行システムの動作
ついて説明する。待ち客がないときには、各バス停留所
1の表示装置22の表示部22bには「ボタンを押して
ください」といった操作案内の表示が行われている。そ
こで、バス停留所1に来た待ち客は押しボタンスイッチ
21を押す。この操作によってスイッチ検知部23は待
ち客検知信号を生成し、表示制御部22a、カメラ駆動
部10及び送信部11に出力する。
【0035】待ち客検知信号を受けた表示制御部22a
は表示切換信号を表示部22bに与え、表示部22bは
「しばらくお待ちください」といったバス待ちを受け付
けたことを示す表示に切り替わる。また、カメラ駆動部
10はカメラ3に起動信号を発し、カメラ3はバス停留
所1の待ち場所周辺の撮影を開始する。
【0036】送信部11はスイッチ検知部23からの待
ち客検知信号とカメラ3からの映像信号を受けて監視所
5に向けて送信する。
【0037】以下、監視所5における信号処理と各バス
への無線による指示、また各バスでの指示表示動作は第
1実施例と同じである。
【0038】この第2実施例のバス運行システムでは、
待ち客がバス利用のために押しボタンスイッチを操作す
ることによって待ち客検知信号を与えることができ、第
1実施例のような荷重検知マットによる自動検知手段に
比べて容易に耐候性を高めることができ、システムの信
頼性を高めることができる。
【0039】次に、請求項4の発明の一実施例を図8〜
図10に基づいて説明する。この第3実施例は、待ち客
検知手段として行先別に複数の押しボタンスイッチ26
a,26bとそれぞれに対応した行先案内表示装置30
a,30bをバス停留所1に設置したことを特徴とす
る。その他の部分は第1実施例と同じ構成である。
【0040】このバス停留所1の送信機4は、図9に示
すように、押しボタンスイッチ26a,26bそれぞれ
が押されたことを検知して行先別の待ち客検知信号を出
力するスイッチ検知部27と、この待ち客検知信号を受
けて行先別の案内表示制御を行う表示制御部28と、こ
の表示制御部28によって行先別の案内表示を行う表示
部29a,29bを備えている。送信機4はまた、第1
実施例と同じように待ち客検知信号を受けてカメラ3を
起動するカメラ駆動部10と、行先別の待ち客検知信号
を受けてその待ち客検知信号をカメラ3からの映像信号
と共に監視所5に送信する送信部31を備えている。
【0041】監視所5の指示装置7は、図10に示すよ
うに、受信機6が受信する待ち客検知信号から待ち客が
いるバス停留所を判別するバス停判別部12と、待ち客
検知信号から待ち客の行先を判別する系統判別部32
と、受信機6が受信する映像信号をチャンネルを選択し
て再生表示するモニタ13と、バス停判別部12が判別
した待ち客がいるバス停留所の情報と系統判別部32が
判別した系統情報とに基づいて系統別の停車指示信号を
作成する指示信号作成部33と、モニタ13の表示を見
て待ち客の検知されたバス停留所であってもそのすぐ後
に待ち客がいなくなったバス停留所であれば停車の必要
がないので停車指示を解除する指示、逆に待ち客がいな
いバス停留所でも何らかの理由で停車が必要となったバ
ス停留所に対する停車指示を入力する指示入力部15
と、指示信号作成部33が作成した停車が必要なバス停
留所を無線信号にして送信する無線送信機16から構成
されている。
【0042】次に、上記構成のバス運行システムの動作
について説明する。待ち客がないときには、各バス停留
所1の表示装置30a,30bそれぞれの表示部29
a,29bには「ボタンを押してください」といった操
作案内の表示が行われている。そこで、バス停留所1に
来た待ち客が自分の行先が含まれている系統側の押しボ
タンスイッチ26aまたは26bを押す。この操作によ
ってスイッチ検知部27は系統別の待ち客検知信号を生
成し、表示制御部28、カメラ駆動部10及び送信部3
1に出力する。
【0043】待ち客検知信号を受けた表示制御部28は
表示切換信号を表示部29aまたは29bに与え、選択
された系統側の表示部29aまたは29bが「しばらく
お待ちください」といったバス待ちを受け付けたことを
示す表示に切り替わる。また、カメラ駆動部10はカメ
ラ3に起動信号を発し、カメラ3はバス停留所1の待ち
場所周辺の撮影を開始する。送信部31はスイッチ検知
部27からの系統別の待ち客検知信号とカメラ3からの
映像信号を受けて監視所5に向けて送信する。
【0044】監視所5では、受信機6が受信する待ち客
検知信号から待ち客がいるバス停留所をバス停判別部1
2が判別し、同時に待ち客検知信号から待ち客の行先、
つまり系統を系統判別部32が判別し、これらを指示信
号作成部33に出力する。また、モニタ13は受信機6
が受信する映像信号のうち、選択したチャンネルのもの
を再生表示する。
【0045】指示信号作成部33では、バス停判別部1
2が判別した待ち客がいるバス停留所の情報と系統判別
部32が判別した系統情報とに基づいて系統別の停車指
示信号を作成し、系統別に割当てられている周波数と待
ち客のいるバス停留所の識別情報を作成して無線送信機
16に与える。ここで、監視員がモニタ13の表示を見
ながら指示入力部15を操作して、待ち客の検知された
バス停留所であってもそのすぐ後に待ち客がいなくなっ
たバス停留所であれば停車の必要がないので停車指示を
解除する指示、逆に待ち客がいないバス停留所でも何ら
かの理由で停車が必要となったバス停留所に対する停車
指示を入力することにより、指示信号作成部33は停車
するバス停留所の追加、あるいは削除を行う。
【0046】無線送信機16は指示信号作成部14によ
って指示された周波数(これは、系統別に割当てられて
いる)で待ち客のいるバス停留所を指示する無線信号を
送信する。
【0047】この無線送信機16からの信号を受ける各
バスに搭載された指示表示装置9の動作は第1実施例と
同じであり、該当する系統を走行しているバスの指示表
示装置9は現在位置から見て次のバス停留所に待ち客が
いることを判別すると「次バス停停車」を表示し、そう
でない場合には「次バス停通過」を表示して運転手に知
らせる。
【0048】こうして、この第3実施例のバス運行シス
テムでは、同じバス停留所を別系統のバスが共通に使用
する場合でも、行先別に待ち客の有無を識別して該当す
る系統のバスに待ち客の有無を知らせることができ、特
に系統が異なる行先の待ち客がいるバス停留所で他の系
統のバスがその待ち客のいるのを見て無駄に停車する事
態の発生を極力避けることができ、効率的な運行が可能
となる。
【0049】次に、請求項5の発明の一実施例について
図11及び図12に基づいて説明する。この第4実施例
の特徴は、バス停留所1にバスの運転手が待ち客の有無
を一見して判断しやすくするために、バス停案内塔40
に待ち客が操作する押しボタンスイッチ41と、案内板
42、そして待ち客がいる場合に点灯する表示灯43を
設けたところにある。
【0050】このバス運行システムの回路構成は、図1
2に示すように、押しボタンスイッチ41を操作するこ
とによってその操作信号がスイッチ検知部44に検知さ
れて待ち客検知信号を表示灯制御部45に出力し、表示
灯制御部45が表示灯43の点灯制御を行うようになっ
ている。
【0051】したがって、待ち客がバス停留所1に来て
案内塔40の押しボタンスイッチ41を操作すれば表示
灯43が点灯し、バスの運転手はこの表示灯43が点灯
していることを遠くから見て待ち客がいることを認識す
ることができるようになる。特に、夜間や悪天候の状況
下で待ち客がはっきり見えないとしても、表示灯43が
点灯しているのを見つけることは容易であり、簡単な構
成ながら誤停車、誤通過の発生を極力防止し、また待ち
客の発見が遅れるためにバス停留所近くまで来て急停車
するといった危険な事態が発生するのも極力防止するこ
とができる。
【0052】なお、上記の各実施例のバス運行システム
は、タクシー乗場の管理システムとして流用することも
できる。夜間遅くなると、利用者の少ない駅ではタクシ
ーがいなくなり、待ってもなかなかタクシーが来ないと
いうことがしばしば起こる。これは、タクシー運転手が
効率の良い駅に移動してしまうために起こるのである
が、待ち客がいることがはっきりしていれば他の駅や路
上を流している運転手に無線で待ち客のいることを通報
してその待ち場所に向かわせることができる。
【0053】そこで、タクシー乗場に待ち客検知手段を
設置し、待ち客がいることを検知したときに無線監視所
まで自動的に検知信号を送信し、監視所では待ち客が発
生したタクシー乗場を識別し、表示する手段を設けるな
らば、監視員が待ち客の発生したタクシー乗場を認識し
てその情報をタクシー無線で呼びかける方式をとること
ができ、営業効率の悪いタクシー乗場でも効率良く利用
客を拾うことができるようになる。
【0054】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
各バス停留所に待ち客がいるかどうかをバス停留所毎に
設置された待ち客検知手段によって検知し、送信手段に
よって遠隔の監視所にその信号を送信し、監視所では、
指示手段が各バス停留所毎の待ち客の有無を待ち客検知
手段による待ち客の検知信号の受信の有無に基づいて判
断し、待ち客がいるバス停留所で停車する指示を走行中
のバスに無線送信し、バスでは、この監視所の指示手段
から無線送信されてくる待ち客のあるバス停留所の識別
信号を受けて該当するバス停留所での停止指示を指示表
示手段に表示して運転手に知らせるようにしているの
で、運転手は指示表示手段に表示されている停止指示情
報に基づいて停車すべきバス停留所を事前に認識するこ
とができるようになり、誤停車、誤通過の発生を防止
し、またバス停留所の直前に来てから急停車することも
ないようにでき、サービスと安全運行の向上が図れる。
【0055】請求項2の発明によれば、請求項1のバス
運行システムにおいてさらに、バス停留所に設置された
監視カメラでバス停留所の様子を撮影し、これを監視所
に送信し、監視所では、監視カメラからの映像信号をモ
ニタに再生表示するようにしているので、実際に待ち客
の存在を検知したバス停留所の様子を把握することがで
き、バス停留所にだれもいないのに待ち客検知信号が発
せられる場合にそのバス停留所でバスを停車させる必要
があるかどうかを正しく確認することができ、いたずら
や間違いによって待ち客を検知したような場合にそのバ
ス停留所で無駄に停車させないように指示を与えること
ができ、運転効率を高めることができる。
【0056】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
のバス運行システムにおいて、待ち客検知手段としてバ
ス停留所に押しボタンスイッチを設置しているので、本
当の待ち客の待っているバス停留所だけから待ち客検知
信号を監視所に送信することができ、停車すべきバス停
留所を正確に把握して各バスに指示を与えることがで
き、運転効率を高めることができ、同時に耐候性を高く
することができてシステムの信頼性の向上が図れる。
【0057】請求項4の発明によれば、請求項3のバス
運行システムにおいて、押しボタンスイッチを行先別に
複数個設置しているので、複数系統のバスが停車するバ
ス停留所で行先別に待ち客の有無を判断することがで
き、正確で効率の良いバス運行が可能となる。
【0058】請求項5の発明によれば、待ち客を検知す
るための待ち客検知手段と、待ち客検知手段が待ち客を
検知したときに点灯する待ち客表示灯とをバス停留所に
設置しているので、運転手が待ち客のいるバス停留所を
表示灯の点灯によって遠くから認識することができるよ
うになり、夜間や悪天候の日にも誤通過、誤停車の発生
を効果的に防止することができ、単純なシステムによっ
て運行効率を上げ、また安全運行を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2の発明の共通する実施例
のバス停留所の外観図。
【図2】上記実施例のシステム構成を示すブロック図。
【図3】上記実施例のバス停留所に設置される送信機の
回路ブロック図。
【図4】上記実施例の監視所の指示装置の回路ブロック
図。
【図5】上記実施例のバスに搭載される指示表示装置の
回路ブロック図。
【図6】請求項1〜請求項3の発明の共通する実施例の
バス停留所の外観図。
【図7】上記実施例のバス停留所に設置される送信機の
回路ブロック図。
【図8】請求項4の発明の一実施例のバス停留所の外観
図。
【図9】上記実施例のバス停留所に設置される送信機の
回路ブロック図。
【図10】上記実施例の監視所の指示装置の回路ブロッ
ク図。
【図11】請求項5の発明の一実施例の外観図。
【図12】上記実施例の回路ブロック図。
【符号の説明】
1,1A,1B,… バス停留所 2 荷重検知マット 3 カメラ 4 送信機 5 監視所 6 受信機 7 指示装置 8A,8B,… バス 9 指示表示装置 10 カメラ駆動部 11 送信部 12 バス停判別部 13 モニタ 14 指示信号作成部 15 指示入力部 16 無線送信機 17 無線受信機 18 バス位置指示部 19 次バス停停車判定部 20 表示部 21 押しボタンスイッチ 22 表示装置 23 スイッチ検知部 24 表示制御部 25 表示部 26a,26b 押しボタンスイッチ 27 スイッチ検知部 28 表示制御部 29a,29b 表示部 30a,30b 表示装置 31 送信部 32 系統判別部 33 指示信号作成部 40 案内塔 41 押しボタンスイッチ 42 案内板 43 表示灯 44 スイッチ検知部 45 表示灯制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 待ち客を検知するためにバス停留所に設
    置された待ち客検知手段と、 前記待ち客検知手段が待ち客を検知したときに、当該検
    知信号をそのバス停留所の識別信号と共に送信する送信
    手段と、 遠隔の監視所に設置され、前記送信手段から送信されて
    くる待ち客検知信号を受けて走行中のバスに対して待ち
    客のあるバス停留所の識別信号を無線送信する指示手段
    と、 バスに設置され、前記指示手段から無線送信されてくる
    待ち客のあるバス停留所の識別信号を受けて該当するバ
    ス停留所での停止指示を表示する指示表示手段とを備え
    て成るバス運行システム。
  2. 【請求項2】 前記バス停留所に設置された監視カメラ
    と、 前記監視所に設置された、前記監視カメラからの映像信
    号を再生表示するモニタとを備えて成る請求項1記載の
    バス運行システム。
  3. 【請求項3】 前記待ち客検知手段として、バス停留所
    に押しボタンスイッチを設置して成ることを特徴とする
    請求項1又は2記載のバス運行システム。
  4. 【請求項4】 前記押しボタンスイッチを行先別に複数
    個設置して成る請求項3記載のバス運行システム。
  5. 【請求項5】 待ち客を検知するための待ち客検知手段
    と、 前記待ち客検知手段が待ち客を検知したときに点灯する
    待ち客表示灯とをバス停留所に設置して成るバス運行シ
    ステム。
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