JPH0810474Y2 - プレス操作装置 - Google Patents

プレス操作装置

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JPH0810474Y2
JPH0810474Y2 JP1988076754U JP7675488U JPH0810474Y2 JP H0810474 Y2 JPH0810474 Y2 JP H0810474Y2 JP 1988076754 U JP1988076754 U JP 1988076754U JP 7675488 U JP7675488 U JP 7675488U JP H0810474 Y2 JPH0810474 Y2 JP H0810474Y2
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宏 永安寺
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はプレス装置を構成する制御対象装置を操作す
るためのプレス操作装置に関する。
【従来の技術】
プレス装置はフィードバークランパ装置・スライド調
整装置・上型クランパ装置・ムービングボルスタ装置,
その他多くの制御対象装置によって構成されており,こ
れら多くの制御対象装置はプレス操作装置によって適宜
操作される。 従来より知られている最も基本的なプレス操作装置
は,操作盤上に制御対象装置毎にスイッチ類やランプ類
を配設したものであるが,各種制御対象装置は一般に順
方向動作と逆方向動作をなすものであるので,これらの
各制御対象装置毎に順方向指令スイッチと逆方向指令ス
イッチを設けなければならず,更に,各制御対象装置毎
に発生する各種のインタロックを表示するための表示器
も各制御対象装置毎に設けることが要望されるため,制
御対象装置の数が多い近年のプレス装置ではスイッチ類
や表示器類の数が多くなり,配設スペースが大きくなる
とともに,視覚上の認識容易性も悪くなるという問題が
ある。 又,このような問題点を解決するための手法としてテ
ンキーから制御対象装置の種別をコード入力した上で順
方向動作指令及び逆方向動作指令をなすとともに,現在
選択されている制御対象装置の名称や当該制御対象装置
に発生しているインタロックの内容を表示する様にした
プレス操作装置が例えば実公昭62−45838に開示されて
いるが,この場合には各制御対象装置毎のコード番号を
覚えておくか,又,操作盤上やその他の箇所にコード番
号の対照表を表示する必要性が生じるという別の問題が
発生し,特に操作盤上にコード番号の対照表を表示する
場合には制御対照装置の数が増加すると対照表の大きさ
や記載項目数も増大し,対照表から目的となる制御対象
装置を捜し出す手間がかかるという問題も発生する。
【問題点を解決するための手段】
本考案はこの様な問題点を解決するためになされたも
のであり,制御対象装置の数が増加しても操作パネル上
のスイッチ類を増加する必要がなく,又,操作番号の対
照表を用意する必要もないプレス操作装置を提供するこ
と目的とする。 基本的に本考案のプレス操作装置は,プレス装置を構
成する複数の制御対照装置を制御するためのプレス操作
装置を前提とする。 操作盤上には,前記複数の制御対象装置中の操作対象
となる制御対象装置を選択する単数のモード選択スイッ
チと,前記複数の制御対象装置中の操作対象となってい
る制御対象装置を表示するモード表示器と,前記複数の
制御対象装置中の操作対象となっている制御対象装置を
順方向に動作させるための順方向指令スイッチと,前記
複数の制御対象装置中の操作対象となっている制御対象
装置を逆方向に動作させるための逆方向指令スイッチと
が少なくとも配設され,モード選択スイッチの出力信号
によりシフトされるシフト手段を備える。 前記順方向指令スイッチの出力に応答して前記シフト
手段の出力によって選択されている前記制御対象装置を
順方向に駆動し,前記逆方向指令スイッチの出力に応答
して前記シフト手段の出力によって選択されている前記
制御対象装置を逆方向に駆動する。 更に,前記シフト手段のシステムによって選択されて
いる前記制御対象装置を前記モード表示器に表示させ
る。 又,より望ましくは,前記複数の制御対象装置中の操
作対象となっている制御対象装置に発生している不正内
容を表示するインタロック表示器が操作盤上に配設され
る。 前記各制御対象装置毎のインタロック検出点の状態を
検出するインタロック検出手段は前記各制御対象装置毎
に配設され,前記シフト手段の出力によって選択されて
いる前記制御対象装置に配設されたインタロック検出手
段の状態が示す内容を前記インタロック表示器に表示さ
せる。 又,より望ましくは,前記複数の制御対象装置中の操
作対象となっている制御対象装置の順方向動作に関する
状態を表示する順方向状態表示ランプと,前記複数の制
御対象装置中の操作対象となっている制御対象装置の逆
方向動作に関する状態を表示する逆方向状態表示ランプ
とが前記操作盤上に配設される。 前記複数の制御対象装置の順方向の動作終了位置を検
出する順方向終了点センサと,前記複数の制御対象装置
の逆方向の動作終了位置を検出する逆方向終了点センサ
とが各々の制御対象装置毎に設けられる。 前記制御対象装置毎に設けられたインタロック検出手
段と,前記制御対象装置毎に設けられた順方向終了点セ
ンサとが,前記シフト手段の出力によって前記順方向状
態表示ランプと切り換え接続される。 前記シフト手段の出力によって選択されている前記制
御対象装置に配設された前記インタロック検出手段の出
力が正常状態を示す場合と,前記シフト手段の出力によ
って選択されている前記制御対象装置に配設された前記
インタロック検出手段の出力が異常状態を示す場合と,
前記シフト手段の出力によって選択されている前記制御
対象装置の順方向終了点センサが作動している場合と
で,前記順方向状態表示ランプの点灯状態を変化させ
る。 前記制御対象装置毎に設けられたインタロック検出手
段と,前記制御対象装置毎に設けられた逆方向終了点セ
ンサとが,前記シフト手段の出力によって前記逆方向状
態表示ランプと切り換え接続れさる。 前記シフト手段の出力によって選択されている前記制
御対象装置に配設された前記インタロック検出手段の出
力が正常状態を示す場合と,前記シフト手段の出力によ
って選択されている前記制御対象装置に配設された前記
インタロック検出手段の出力が異常状態を示す場合と,
前記シフト手段の出力によって選択されている前記制御
対象装置の逆方向終了点センサが作動している場合と
で,前記逆方向状態表示ランプの点灯状態を変化させ
る。 更に,より望ましくは,前記順方向指令スイッチの接
指部分と前記逆方向指令スイッチの接指部分とが光透過
性に形成され,前記順方向状態表示ランプが前記順方向
指令スイッチの接指部分内に配設され,前記逆方向状態
表示ランプが前記逆方向指令スイッチの接指部分内に配
設される。
【作用】
即ち,本考案のプレス操作装置によれば,操作盤上に
配設されたモード選択スイッチを押す毎にシフト手段が
シフトされ,.このフトフト手段の出力によって複数の制
御対象装置が順次選択され,現在選択されている制御対
象装置は操作盤上に配設されたモード表示器に表示され
る。又,操作盤上に配設された順方向指令スイッチを押
すと現在選択されている制御対象装置が順方向に作動
し,又,操作盤上に配設された逆方向指令スイッチを押
すと現在選択されている制御対象装置が逆方向に作動す
る。 又,各制御対象装置毎の各種インタロック検出点に設
けられたインタロック検出手段は当該インタロック検出
点に異常が発生すると信号を発生する。 そして,シフト手段の出力によって現在選択されてい
る制御対象装置のインタロック検出手段が作動すると,
そのインタロックの内容が操作盤上に配設されたインタ
ロック表示器に表示される。 更に,前記制御対象装置毎に設けられたインタロック
検出手段と,前記制御対象装置毎に設けられた順方向終
了点センサは前記シフト手段の出力によって操作盤上に
配設された順方向状態表示ランプと切り換え接続され,
現在選択されている制御対象装置のインタロック検出手
段の出力と順方向終了点センサの出力によって順方向状
態表示ランプの点灯状態が変化し,又、前記制御対象装
置毎に設けられたインタロック検出手段と,前記制御対
象装置毎に設けられた逆方向終了点センサは前記シフト
手段の出力によって操作盤上に配設された逆方向状態表
示ランプと切り換え接続され,現在選択されている制御
対象装置のインタロック検出手段の出力と逆方向終了点
センサの出力によって逆方向状態表示ランプの点灯状態
が変化するので,順方向状態表示ランプや逆方向状態表
示ランプを目視すれば,インタロック表示器を目視せず
ともインタロックが発生しているか否かを認識でき,
又,順方向動作や逆方向動作が完了しているか否かも認
識できる。 特に,順方向状態表示ランプを順方向指令スイッチ内
に配設し,逆方向状態表示ランプを逆方向指令スイッチ
内に配設された場合には,これから操作しようとするス
イッチから目を離すことなく,上記の認識が可能にな
る。
【実施例】
以下図面を参照して本考案の1実施例を詳細に説明す
る。 先ず,第1図は本考案の1実施例に係る操作盤1の表
面図であり,操作盤1に操作する対象となるスイッチと
して,モード選択スイッチ2,順方向指令スイッチ3,逆方
向指令スイッチ4が配設される。又,操作盤1には,複
数の制御対象装置中からこれから操作をすることが選択
されている制御対象装置名を表示するモード表示器5
と,複数の制御対象装置中からこれから操作をすること
が選択されている制御対象装置に関して発生しているイ
ンタロックの内容を表示するインタロック表示器6も配
設されている。 モード選択スイッチ2は複数の制御対象装置中から,
これから操作をする対象となる制御対象装置を選択する
ためのスイッチであり,モード選択スイッチ2が押下さ
れる毎に発生するシフト信号によって制御対象装置が順
次選択される。 そして,モード選択スイッチ2によって選択された制
御対象装置名がモード表示器5に表示され,更に,当該
制御対象装置に関して発生しているインタロックの内容
がインタロック表示器6に表示される。 順方向指令スイッチ3はモード表示器5に表示されて
いる制御対象装置を順方向に作動させるためのスイッチ
であり、順方向指令スイッチ3は透光性の材質で形成さ
れ,後述の順方向状態表示ランプを内蔵し,この順方向
状態表示ランプの点灯状態で制御対象装置の状態が示さ
れる。 逆方向指令スイッチ4はモード表示器5に表示されて
いる制御対象装置を逆方向に作動させるためのスイッチ
であり,逆方向指令スイッチ4も透光性の材質で形成さ
れ,後述の逆方向状態表示ランプを内蔵し,この逆方向
状態表示ランプの点灯状態で制御対象装置の状態が示さ
れる。 又,7は各制御対象装置毎の順方向動作の内容を表示し
ているパネル,8は各制御対象装置毎の逆方向動作の内容
を表示しているパネルを各々示す。 次に,第2図は本考案の制御回路例を示す展開接続図
であり,接続対象装置の一例としてフィードバークラン
パ,スライド調整装置,上型クランパ,ムービングボル
スタ装置を有する例を示し,特にフィードバークランパ
とスライド調整装置の制御回路を中心にして示してい
る。 図中2,3,4,5,6は既述のモード選択スイッチ2,順方向
指令スイッチ3,逆方向指令スイッチ4,モード表示器5及
びインタロック表示器6を示す。 ライン1のモード選択スイッチ2はモード選択ステッ
プコントローラ9と接続されており,モード選択スイッ
チ2がメークする毎にモード選択ステップコントローラ
9はシフトされ,例えば,ライン1〜ライン4のリレー
コイル10〜13が順次励磁される。 リレーコイル10はフィードバークランパの駆動回路と
関連付けられており,リレーコイル10が励磁されるとラ
イン17のA接点14がメークしてフィードバークランパの
駆動回路が作動する。 又,リレーコイル11はスライド調整装置の駆動回路と
関連付けられており,リレーコイル11が励磁されるとラ
イン22のA接点15がメークしてスライド調整装置の駆動
回路が作動する。 更に,実際の回路においてはリレーコイル12・13に連
動する接点も配設されるが,基本的には上記と同様の回
路であるので,第2図では省略し,以下においてはフィ
ードバークランパとスライド調整装置に関してのみ説明
する。 ライン5の順方向指令スイッチ3にはリレーコイル16
が直列接続され,ライン6の逆方向指令スイッチ4には
リレーコイル17が直列接続されている。 ライン18のリレーコイル18はフィードバーアンクラン
プ用の電磁弁を作動させるためのものであり,リレーコ
イル18にはリレーコイル16のA接点19とリレーコイル17
のB接点20とライン20におけるクランプアンクランプ補
助用のリレーコイル21のA接点22がアンド接続されてい
る。 又,ライン19のリレーコイル23はフィードバークラン
プ用の電磁弁を作動させるためのものであり,リレーコ
イル23にはリレーコイル16のB接点24とリレーコイル17
のA接点25とライン20におけるクランプアンクランプ補
助用のリレーコイル21のA接点26がアンド接続されてい
る。 ライン20のリレーコイル21にはリレーコイル16のB接
点27とリレーコイル17のB接点28がアンド接続されてお
り、又,リレーコイル21の自己保持用のA接点29がB接
点27とB接点28のアンド回路に対してオア接続されてい
る。 又,ライン17のリレーコイル30はフィードバークラン
プに何等かのインタロックが発生した時に作動するもの
であり,リレーコイル30には,インタロックの一例とし
て油圧正常検出用の圧力センサの接点31,バランス圧正
常検出用の圧力センサの接点32,非常停止ボタンの接点3
3,プレス定位置停止検出用の接点34がリレーコイル10の
接点14とアンド接続されており,上記何れかのインタロ
ック接点がブレークすると,リレーコイル30は消磁され
る。 次に,ライン23のリレーコイル35はスライド調整上昇
用の電動機を作動させるためのものであり,リレーコイ
ル35にはリレーコイル16のA接点36とリレーコイル17の
B接点37とライン25におけるスライド調整補助用のリレ
ーコイル38のA接点39がアンド接続されている。 又,ライン24のリレーコイル40はスライド調整下降用
の電動機を作動させるためのものであり,リレーコイル
40にはリレーコイル16のB接点41とリレーコイル17のA
接点42とライン25におけるスライド調整補助用のリレー
コイル38のA接点42がアンド接続されている。 ライン25のリレーコイル38にはリレーコイル16のB接
点44とリレーコイル17のB接点45がアンド接続されてお
り,又,リレーコイル38の自己保持用のA接点46がB接
点44とB接点45のアンド回路に対してオア接続されてい
る。 又,ライン22のリレーコイル47はスライド調整装置に
何等かのインタロックが発生した時に作動するものであ
り,リレーコイル47には,インタロックの一例としてボ
ルスタ定位置検出用のリミットスイッチのA接点48,フ
ィードバークランプ検出用のリミットスイッチのA接点
49,安全ガードが下限位置にあることを検出するリミッ
トスイッチのA接点50がリレーコイル11のA接点15とア
ンド接続されており,上記何れかのインタロック接点が
ブレークすると,リレーコイル47は消磁される。 又,ライン17における各種インタロック接点31〜34と
対応するB接点51〜54及びリレーコイル30のA接点55は
リレーコイル10のライン27におけるA接点56とアンド接
続されてインタロックステップコントローラ57に接続さ
れ,又,ライン22における各種インタロック接点48〜50
と対応するB接点58〜60及びリレーコイル47のA接点61
はリレーコイル11のライン32におるA接点62とアンド接
続されてインタロックステップコントローラ57と接続さ
れている。 インタロックステップコントローラ57は入力ラインに
対応した出力ラインを有しており,入力ラインに接続さ
れた接点がメークすると,対応した出力ラインに接続さ
れたリレーコイル63〜71を励磁する。 次に,ライン7のステップコントローラ接点群72には
モード選択ステップコントローラ9によって駆動される
リレーコイル10〜13の接点が組み込まれており,リレー
コイル10〜13の何れが励磁されているかによってステッ
プコントローラ接点群72のパターンが変動する。そし
て,コード変換器73はステップコントローラ接点群72の
パターンをデコードして現在の作動中の制御対象装置名
をモード表示器5に表示する。同様に,ライン8のステ
ップコントローラ接点群74にはインタロックステップコ
ントローラ57によって駆動されるリレーコイル63〜71の
接点が組み込まれており,リレーコイル63〜71の何れが
励磁さているかによってステップコントローラ接点群74
のパターンが変動する。そして,コード変換器75はステ
ップコントローラ接点群74のパターンをデコードして現
在作動中の制御対象装置に発生しているインタロックを
インタロック表示器6に表示する。 次に,ライン9における76はフィードバークランパの
アンクランプ動作が完了したことを検出するリミットス
テップのA接点であり,A接点76とリレーコイル10のA接
点77のアンド回路は順方向状態表示ランプ78と接続され
ている。又,インタロック検出用のリレーコイル30のA
接点79とパルス発振器のA接点80の直列回路はA接点77
に対してオア接続されている。 又,ライン11における81はスライド調整装置の上昇動
作が完了したことを検出するリミットスイッチのA接点
であり,A接点81とリレーコイル11のA接点82のアンド回
路は順方向状態表示ランプ78と接続されている。又,イ
ンタロック検出用のリレーコイル47のA接点83とパルス
発振器のA接点84の直列回路はA接点81に対してオア接
続されている。 同様に,ライン13における85はフィードバークランパ
のアンクランプ動作が完了したことを検出するリミット
スイッチのA接点であり,A接点85とリレーコイル10のA
接点86のアンド回路は逆方向状態表示ランプ87と接続さ
れている。又,インタロック検出用のリレーコイル30の
A接点88とパルス発振器のA接点89の直列回路はA接点
85に対してオア接続されている。 又,ライン15における90はスライド調整装置の下降動
作が完了したことを検出するリミットスイッチのA接点
であり,A接点90とリレーコイル11のA接点91のアンド回
路は逆方向状態表示ランプ87と接続されている。又,イ
ンタロック検出用のリレーコイル47のA接点92とパルス
発振器のA接点93の直列回路はA接点90に対してオア接
続されている。 次に,上記事項を参照して本考案の動作を説明する。 操作員がモード選択スイッチ2を押下する毎にライン
1における接点2がメークしてシフト信号がモード選択
スイッチコントローラ9に加えられ,モード選択スイッ
チコントローラ9はシフト信号が加えられる毎にリレー
コイル10〜13を順次励磁する。例えばリレーコイル10が
励磁されている状態においてモード選択スイッチ2が1
回押下さげれたものと過程すると,リレーコイル11がモ
ード選択ステップコントローラ9によって励磁されてス
ライド調整装置を操作することが可能になる。 又,リレーコイル11が励磁されるステップコントロー
ラ接点群72の対応接点が作動し,コード変換器73はこれ
をデコードしてモード表示器5に「スライド調整装置」
と表示し,現時点で操作が可能な制御対象装置がスライ
ド調整装置であることを示す。 上記の様にしてリレーコイル11が励磁されるとライン
22のA接点がメークする。 そして,スライド調整装置に関するインタロックが全
て正常であると,ボルスタ定位置検出用のリミットスイ
ッチのA接点48,フィードバークランプ検出用のリミッ
トスイッチのA接点49,安全ガードが下限位置にあるこ
とを検出するリミットスイッチのA接点50が全てメーク
して,ライン23〜ライン26の回路が全て有効になり,ス
ライド調整装置の駆動回路が作動可能になる。 又,同時にリレーコイル47が励磁されるので,ライン
12のA接点83とライン16のA接点92がメークする。 さて,この様にしてスライド調整装置が選択されてい
る時において,スライドを上昇させる場合には順方向指
令スイッチ3を押下し,スライドを下降させる場合は逆
方向指令スイッチ4を押下する。 従って,人の自然な反応として,操作員は順方向指令
スイッチ3或いは逆方向指令スイッチ4の何れかに視線
を向ける。 そして,ライン2のリレーコイル11が励磁され,且
つ,スライド調整装置のインタロックが全て正常である
時は,ライン9の順方向状態表示ランプ78はA接点82−
83−84経由で通電されるので,パルス発振器のA接点84
に同期したタイミングで順方向状態表示ランプ78が点滅
し,同様に,ライン13の逆方向状態表示ランプはA接点
91−92−93経由で通電されるので,パルス発振器のA接
点93に同期したタイミングで逆方向状態表示ランプ87が
点滅する。 そして,状態表示ランプ78・87が点滅中は操作の対象
となっているスライド調整装置に異常がないと目視判断
される。 さて,順方向指令スイッチ3及び逆方向指令スイッチ
4の何れかが押下される以前はリレーコイル16・17は共
に消磁されているので,ライン25におけるB接点44・45
は共にメークしており,リレーコイル38が励磁されてラ
イン26のA接点46によって自己保持されている。 従って,操作員が順方向指令スイッチ3を押下してリ
レーコイル16が励磁され,ライン23のA接点36がメーク
すると,リレーコイル35が励磁されて,スライド調整上
昇用の電動機が作動してスライドが上昇する。 そして,この上昇動作が完了すると,ライン11におけ
るリミットスイッチのA接点81がメークするので,順方
向状態表示ランプ78はライン11のA接点82−81経由で通
電されることになり,点滅状態から常灯状態に切り替わ
って,上昇動作が完了したことを示す。 又,作業員が逆方向指令スイッチ4を押下してリレー
コイル17が励磁され,ライン24のA接点42がメークする
と,リレーコイル40が励磁されて,スライド調整下降用
の電動機が作動してスライドが下降する。 そして,この下降動作が完了すると,ライン15におけ
るリミットスイッチのA接点90がメークするので,逆方
向状態表示ランプ87はライン15のA接点91−90経由で通
電されることになり,点滅状態から常灯状態に切り替わ
って,下降動作が完了したことを示す。 一方,スライド調整装置のインタロックに何等かの異
常が発生すると,例えば,安全ガードが下限位置から外
れてライン22のA接点50がブレークしていると,リレー
コイル35・40は共に励磁不能になり,スライド調整動作
が不能になる。又,この時リレーコイル47も消磁され
て,ライン12におけるA接点83及びライン16におけるA
接点92がブレークするので,順方向状態表示ランプ78も
逆方向状態表示ランプ87も共に消灯してスライド調整装
置に何等かの異常が発生したことを知らしめる。 又,リレーコイル47の消磁に伴ってライン35における
A接点61がブレークするとともに,ライン22のA接点50
と連動するライン34のB接点60がメークするので,イン
タロックステップコントローラ57の出力によってリレー
コイル70が励磁される。 そして,リレーコイル70が励磁されるとステップコン
トローラ接点群74の対応接点が作動し,コード変換器75
はこれをデコードしてインタロック表示器6に「安全ガ
ード下限位置」と表示し,スライド調整装置の安全ガー
ド下限位置に異常が発生していることを知らしめる。 尚,上記においては,スライド調整装置の操作を中心
に説明をしたが,フィードバクランパに関してもモード
選択ステップ2の押下回数が異なるのみで基本的に同一
の操作がなされる。 又,上記ではフィードバークランパとスライド調整装
置に関してのみ第2図中に回路を示したが,上型クラン
パやムービングボルスタリフト装置に関しても基本的に
同様の回路が使用される。 更に,上記では制御対象装置の1例としてフィードバ
ークランパとスライド調整装置と上型クランパとムービ
ングボルスタリフト装置を例示的に列挙したが,モード
選択ステップコントローラの段数を増加するとともに,
同種回路の連設数を増加することによって対応すること
ができる。
【効果】
以上説明した様に,本考案によれば制御対象装置の数
が増加しても操作盤上のスイッチ類の配設点数が一切増
加しない。 又,本考案ではシフト操作によって複数の制御対象装
置中の目的となる制御対象装置が順次切り替わるので,
制御対象装置の点数が多い場合でもコードリスト等を用
意する必要がなくなる。 又,制御対象装置の状態,例えば動作の完了状態・動
作可能状態・異常発生状態等が順方向状態表示ランプや
逆方向状態表示ランプの点灯状態で識別され,然もこれ
らのランプは操作中に自然に視線が向けられる順方向指
令スイッチや逆方向指令スイッチ内に配設されるので,
現在操作される対象となっている制御対象装置の状態が
自然に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例に係る操作パネルの平面図,
第2図は本考案の1実施例に係る回路例を示す展開接続
図。 2……モード選択スイッチ、3……順方向指令スイッ
チ、4……逆方向指令スイッチ、5……モード表示装
置、6……インタロック表示装置、9……モード選択ス
テップコントローラ、31・32・33・34・48・49・50・51
・52・53・54・58・59・60……インタロック検出手段、
73・74……コード変換器、78……順方向状態表示ラン
プ、87……逆方向状態表示ランプ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス装置を構成する複数の制御対象装置
    中の操作対象となる制御対象装置を選択する単数のモー
    ド選択スイッチ(2)と、前記複数の制御対象装置中の
    操作対象となっている制御対象装置を表示するモード表
    示器(5)と、前記複数の制御対象装置中の操作対象と
    なっている制御対象装置を順方向に作動させるための順
    方向指令スイッチ(3)と、前記複数の制御対象装置中
    の操作対象となっている制御対象装置を逆方向に作動さ
    せるための逆方向指令スイッチ(4)と、を操作盤上に
    配設し、前記モード選択スイッチ(2)の出力信号によ
    りシフトされるシフト手段を備え、前記順方向指令スイ
    ッチ(3)の出力に応答して、前記シフト手段の出力に
    よって選択されている前記制御対象装置を順方向に駆動
    し、前記逆方向指令スイッチ(4)の出力に応答して、
    前記シフト手段の出力によって選択されている前記制御
    対象装置を逆方向に駆動するとともに、前記シフト手段
    の出力によって選択されている前記制御対象装置を前記
    モード表示器(5)に表示させ、前記複数の制御対象装
    置中の操作対象となっている制御対象装置に発生してい
    る不正内容を表示するインタロック表示器(6)を前記
    操作盤上に配設し、前記各制御対象装置毎のインタロッ
    ク検出点の状態を検出するインタロック検出手段を前記
    各制御対象装置毎に配設し、前記シフト手段の出力によ
    って選択されている前記制御対象装置に配設されたイン
    タロック検出手段の状態が示す内容を前記インタロック
    表示器(6)に表示させるようにしたプレス操作装置に
    おいて、前記複数の制御対象装置中の操作対象となって
    いる制御対象装置の順方向動作に関する状態を表示する
    順方向状態表示ランプ(78)と、前記複数の制御対象装
    置中の操作対象となっている制御対象装置の逆方向動作
    に関する状態を表示する逆方向状態表示ランプ(87)
    と、を前記操作盤上に配設し、前記複数の制御対象装置
    の順方向の動作完了位置を検出する順方向終了センサ
    と、前記複数の制御対象装置の逆方向の動作終了位置を
    検出する逆方向終了点センサとをそれぞれの制御対象装
    置毎に設けるとともに、前記制御対象装置毎に設けられ
    たインタロック検出手段と、前記制御対象装置に設けら
    れた順方向終了点センサとを、前記シフト手段の出力に
    よって前記順方向状態表示ランプと切り換え接続し、前
    記シフト手段の出力によって選択されている前記制御対
    象装置に配設された前記インタロック検出手段の出力が
    正常状態を示す場合と、前記シフト手段の出力によって
    選択されている前記制御対象装置に配設された前記イン
    タロック検出手段の出力が異常状態を示す場合と、前記
    シフト手段の出力によって選択されている前記制御対象
    装置の順方向終了点センサが作動している場合とで、前
    記順方向状態表示ランプの点灯状態を変化させるように
    なすとともに、前記制御対象装置毎に設けられたインタ
    ロック検出手段と、前記制御対象装置に設けられた逆方
    向終了点センサとを、前記シフト手段の出力によって前
    記逆方向状態表示ランプと切り換え接続し、前記シフト
    手段の出力によって選択されている前記制御対象装置に
    配設された前記インタロック検出手段の出力が正常状態
    を示す場合と、前記シフト手段の出力によって選択され
    ている前記制御対象装置に配設された前記インタロック
    検出手段の出力が異常状態を示す場合と、前記シフト手
    段の出力によって選択されている前記制御対象装置の逆
    方向終了点センサが作動している場合とで、前記逆方向
    状態表示ランプの点灯状態を変化させる様になしたこと
    を特徴とするプレス操作装置。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項記載のプレ
    ス操作装置において、前記順方向指令スイッチ(3)の
    接指部分と前記逆方向指令スイッチ(4)の接指部分を
    光透過性にし、前記順方向状態表示ランプ(78)を前記
    順方向指令スイッチ(3)の接指部分内に配設し、前記
    逆方向状態表示ランプ(87)を前記逆方向指令スイッチ
    (4)の接指部分内に配設したことを特徴とするプレス
    操作装置。
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JPS61129658A (ja) * 1984-11-28 1986-06-17 Toshiba Corp 画像形成装置
JPS6233328Y2 (ja) * 1986-06-12 1987-08-26

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