JPH03156612A - アクチュエータ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、自動車の生産ラインやマシニングセンタ等に
設けられたアクチュエータの制御に好適に採用されるア
クチュエータ制御装置に関する。

［従来の技術］ この種の装置では、カムスイッチ、セレクトリングスイ
ッチ、表示器を組み合わせて操作盤上に設け、アクチュ
エータの選択等は、作業者がカムスイッチ等を回転動作
させること等により遂行している。

カムスイッチを使用する場合、アクチュエータの選択数
は、一般的に最大ｌＯ種類程度であり、その選択数が増
加するのに伴いカムスイッチの個数が増加し、一連の動
作制御を行う場合であっても、複数のカムスイッチを各
々操作する必要がある。

［発明が解決しようとする課題］ 黙しながら、カムスイッチを回動操作する場合、カムス
イッチの停止位置と、その停止位置に対応するカムスイ
ッチの機能を表示する名称の表示位置とがずれている場
合があり、アクチュエータが誤って選択される場合があ
る。これは誤動作の原因となる。

また、一連の動作が行われる場合、複数のカムスイッチ
を操作する必要があるため、操作されるべきカムスイッ
チを探すのが困難であるという問題がある。

加えて、アクチュエータの動作状態を表示する表示器が
、カムスイッチから離れた位置に設けられている場合、
その表示器による動作確認に時間がかかる不都合がある
。

本発明の目的は、アクチュエータの数が増加した場合で
あっても、操作盤上での誤操作によるアクチュエータの
誤動作を防止し、併せて操作性も良好となるアクチュエ
ータ制御装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 前記目的を達成するために、本発明に係るアクチュエー
タ制御装置は、 二つの所定の動作を遂行可能な部材を動作させるアクチ
ュエータを選択する手段と、前記二つの所定の動作に対
応させて、アクチュエータの動作を各々切換可能であり
且つ当該アクチュエータの動作を開始するスイッチと、
前記二つの所定の動作の中、前記アクチュエータの動作
状態を検出する検出手段と、前記検出手段からの検出信
号に基づきいずれか一方の動作状態を視認可能に表示す
る表示部と、 前記表示部にアクチュエータの動作状態を表示する制御
を行う制御手段と、 を備え、 前記選択手段、スイッチおよび表示部を同一の操作盤上
に各々配設し、且つ表示部はアクチュエータの動作順序
を視認可能とする位置に配設する、 ことを特徴とする。

［作用］ 本発明に係るアクチュエータ制御装置では、選択手段、
スイッチおよび表示部が同一の操作盤上に各々配設され
且つ表示部はアクチュエータの動作順序を視認可能とす
る位置に配設している。そして、選択手段によりアクチ
ュエータを選択するとき、当該アクチュエータの動作状
態を検出し、その検出信号に基づきアクチュエータの動
作状態が制御手段を介して表示部に自動的に表示される
。

［実施例］ 次に、本発明に係るアクチュエータ制御装置につき好適
な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。

第１図に、本発明に係るアクチュエータ制御装置を含む
装置１０の主要な構成をシステムブロック図として示す
。同図において、装置１０は、ワーク投入用レール、パ
レットピン、マニホールドおよび治具クランプを動作さ
せるためのアクチュエータ（図示せず）の選択を各々行
う選択手段としてのブツシュボタン１２．１４．１６．
１８と、当該アクチュエータの動作を切換可能とし、且
つアクチュエータの動作を開始するスイッチ２０．２２
と、前記アクチュエータの動作状態に対応させて点灯す
る表示部としての表示器１２ａ乃至１２Ｃ，１４ａ乃至
１４Ｃ，１６ａ乃至１６Ｃおよび１８ａ乃至１８Ｃと、
ブツシュボタン１２乃至１８または前記スイッチ２０．
２２等からの入力信号に基づいて表示器１２ａ乃至１２
Ｃ，１４ａ乃至１４ｃ、１６ａ乃至１６ｃおよび１８ａ
乃至１８ｃへ表示する制御を遂行するシーケンサ２４（
制御手段）とを含む。

前記ブツシュボタン１２乃至１８の中、いずれか一つを
押圧することにより、そのブツシュボタンはＯＮ状態と
なる一方、他のブツシュボタンはＯＦＦ状態となり、押
圧された前記ブツシュボタンの表示器はＯＮ状態を示す
ために点灯する。例えば、ブツシュボタン１２を押圧す
ると、表示器１２ａが点灯状態となり、他のブツシュボ
タン１４乃至１８はＯＦＦ状態となる。

この場合、ブツシュボタン１２乃至１８は、アクチュエ
ータが動作する順序に対応させて、図中、縦方向に沿っ
て配列されている。なお、その配列は、第７図から理解
されるように、横方向に行うことも可能なことは勿論で
ある。

スイッチ２０．２２では、二つの表示器、例えば、１２
ｂ、１２ｃの中、いずれの表示器によって示される動作
状態でアクチュエータを動作させるかを選択するために
切り換えが行われる。本実施例では、スイッチ２０がＯ
Ｎとなると、アクチュエータは表示器１２ｃ、１４ｃ、
１６ｃ、１８ｃに表示された動作状態となり、一方、ス
イッチ２２がＯＮされると、アクチュエータは表示器１
２ｂ１１４ｂ、１６ｂ、１８ｂに表示された動作状態と
なる。

スイッチ２０．２２に代替して、例えば、カムスイッチ
等によりアクチュエータの動作を切り換えるように構成
することも可能である。

そこで、本発明によれば、ブツシュボタン１２乃至１８
およびスイッチ２０．２２は同一の操作盤２６上に設け
られている。従って、操作盤２６上のブツシュボタン１
２乃至１８とスイッチ２０．２２を相互に接近した状態
で配列することが可能であるため、アクチュエータの数
が増加した場合であっても、操作盤２６自体をそれに対
応させて大きくする必要はない。

次に、シーケンサ２４では、ブツシュボタン１２乃至１
８を介してアクチュエータを選択し且つスイッチ２０、
または２２のいずれか一方がＯＮとなるのに応答して、
表示器１２ｂ乃至１８ｂまたは表示器１２ｃ乃至１８ｃ
を点灯または消灯させる制御が行われる。シーケンサ２
４はマイクロコンピュータ等を主体として構成されてい
る。

本発明に係る装置ＩＯは基本的には以上のように構成さ
れるものであり、次にその動作を一つの使用態様に従っ
て説明する。

例えば、ワーク投入用レールが上昇し、その後にワーク
を位置決めすべくパレットピンが突出するようにアクチ
ュエータを動作させる場合、第２図から理解されるよう
に、先ず表示器１２ｂと１４ｂが点灯してワーク投入用
レールが下降状態にあり、且つパレットピンが原位置に
戻っている状態であることを表示している。

次に、ブツシュボタン１２を押圧すると、表示器１２ａ
が点灯する（第３図参照）。この状態でブツシュボタン
２０をＯＮとすると、ワーク投入用レールを上昇させる
ようにアクチュエータが付勢される。ワーク投入用レー
ルが所定位置まで移動すると、その位置に設けられたリ
ミットスイッチ等からの出力信号に基づき、シーケンサ
２４では表示器１２Ｃを点灯させ且つワーク投入用レー
ルを上昇させるアクチュエータを滅勢する（第４図参照
）。

次いで、ブツシュボタン１４を押圧すると表示器１４ａ
が点灯し、この状態でスイッチ２０がＯＮ状態となると
、ワークを載置するパレットを固定するためのビンを突
出すべくアクチュエータを付勢しく第５図参照）、これ
によりパレットピンが突出する。パレットピンが突出し
て１ｌｌＪ示しないリミットスイッチに当接すると、当
該リミットスイッチの出力信号に基づいて、シーケンサ
２４は表示器１４ｃを点灯させるとともに、前記パレッ
トピンを動作させるアクチュエータを滅勢する（第６図
参照）。

なお、これらの動作中に、異常状態が生起した場合、表
示器１２ａ（１４ａｓ　１６ａ、１８ａ）を点滅させる
とともに、図示しない異常ランプを点灯して、それを作
業者に報知する。

以上のように本実施例では、例えば、ワーク投入用レー
ルを上昇させ、パレットを固定するためのピンを突出さ
せる場合には、前記ワーク投入用レールが上昇するのに
対応して表示器１２Ｃを点灯し、また、パレットピンが
突出するのに応答して表示器１４Ｃを点灯するように構
成している。

従って、作業者は、ブツシュボタン１２乃至１８とスイ
ッチ２０または２２を押圧するだけで一連の動作に必要
なアクチュエータを付勢させることが出来るとともに、
それら一連の動作状態を表示器１２ａ乃至１８ａ１表示
器１２ｂ乃至１８ｂ１さらに１２ｃ乃至１８ｃの点灯に
よって視認することが出来る。

すなわち、ブツシュボタン１２乃至１８、表示器１２ａ
乃至１８　ａ　ｓ表示器１２ｂ乃至１８　ｂ　、表示器
１２Ｃ乃至１８Ｃおよびスイッチ２０．２２を各々同一
の操作盤２６上に設け、その配列は実際に動作するワー
ク投入用レール、パレットピン等の配列に対応させてい
る。換言すれば、アクチュエータの動作順序に対応させ
て配列しているため、操作盤２６上での誤操作に起因し
てアクチュエータを誤って動作させることから確実に回
避出来、しかも、アクチュエータの動作状態が表示器１
２ｂ乃至１８ｂ、１２Ｃ乃至１８ｃにより視認可能であ
る。さらにアクチュエータの選択も簡単なブツシュボタ
ン操作により行うことが可能であるために、操作盤２６
上での取り扱いが極めて容易となる効果が得られる。

［発明の効果コ 以上の説明から諒解出来るように、本発明に係るアクチ
ュエータ制御装置は、選択手段、スイッチおよび表示部
を同一の操作盤上に各々配設するとともに、表示部をア
クチュエータの動作順序を視認可能となる位置に配列し
ている。

そして、ブツシュボタン等の選択手段によりいずれかの
アクチュエータを選択し、さらにスイッチをＯＮとする
のに応答してアクチュエータの動作状態を自動的に表示
部に表示することが可能である。

従って、操作盤の誤操作に起因してアクチュエータを誤
動作させることなく、しかも簡単に操作出来るためこの
種の装置の取り扱いが簡便且つ確実となる効果が得られ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るアクチュエータ制御装置の好適な
実施例を示す全体概略説明図、第２図乃至第６図は前記
実施例におけるアクチュエータ制御装置の動作状態の変
移を示す説明図、 第７図は他の実施例における操作盤の説明図である。 ＦＩＧ、１ １０・・・アクチュエータ制御装置 １２．１４．１６．１８・・・プッシ二ボタン（選択手
段）１２ａ　〜１２ｃ、　１４ａ−１４ｃ、　１６ａ　
〜１６ｃＳ１８ａ　〜１８Ｃ・・・表示器（表示部） ２０．２２・・・スイッチ ２４・・・シーケンサ（制御手段）２６・・・操作盤Ｆ
ＩＧ、２ ＦＩＧ、４ ＦＩＧ、３ ／２６ ＦＩＧ、５ ／２６ ＦＩＧ、６ ＦＩＧ、７ ／２６

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）二つの所定の動作を遂行可能な部材を動作させる
   アクチュエータを選択する手段と、 前記二つの所定の動作に対応させて、アクチュエータの
   動作を各々切換可能であり且つ当該アクチュエータの動
   作を開始するスイッチと、前記二つの所定の動作の中、
   前記アクチュエータの動作状態を検出する検出手段と、 前記検出手段からの検出信号に基づきいずれか一方の動
   作状態を視認可能に表示する表示部と、 前記表示部にアクチュエータの動作状態を表示する制御
   を行う制御手段と、 を備え、 前記選択手段、スイッチおよび表示部を同一の操作盤上
   に各々配設し、且つ表示部はアクチュエータの動作順序
   を視認可能とする位置に配設する、 ことを特徴とするアクチュエータ制御装置。