JPH063442Y2 - 集約型カウンタ装置 - Google Patents

集約型カウンタ装置

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JPH063442Y2
JPH063442Y2 JP10028987U JP10028987U JPH063442Y2 JP H063442 Y2 JPH063442 Y2 JP H063442Y2 JP 10028987 U JP10028987 U JP 10028987U JP 10028987 U JP10028987 U JP 10028987U JP H063442 Y2 JPH063442 Y2 JP H063442Y2
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JP10028987U
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JPS647305U (ja
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冬彦 吉倉
弥寿徳 杉戸
孝行 石原
繁樹 古明地
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、寿命の異なる複数の工具を取付けて作業をす
る加工設備に使用する集約型カウンタ装置に関するもの
である。
(従来の技術) 工作機械等の加工設備においては、各種加工を行うため
に工具を取付けて使用するが、この工具が摩耗し、ある
いは破損したまま加工作業を継続すると製品に不良品が
出ることになるので、工具の状況を常に監視する必要が
ある。この監視方法の一つに、カウンタ装置を使用し、
工具の使用開始時からの使用回数を計数するものがあ
る。このカウンタ装置は工具の一つ一つに対応させて設
け、その計数状態から工具の寿命を推測することにな
る。この方式をさらに発展させたものとしては、カウン
タ装置に設定機能を設け、計数値が設定値に達したとき
にはランプ、ブザー等を作動させて作業者に告知させる
方法がある。
(考案が解決しようとする問題点) このようにカウンタ装置を使用して複数の工具それぞれ
についての寿命管理を行えば、工具の寿命到来を確実に
知り得、破損した、あるいは破損寸前の工具での加工を
防止できることになるが、それぞれ寿命の異なる多数の
工具を使用する加工設備においては、カウンタ装置をそ
れぞれの工具に対応させて設けるため、その数が非常に
多くなることから、制御設備が大型化する問題がある。
またこのカウンタ制御回路を加工設備制御用シーケンス
回路に組み込むと、このシーケンス回路が非常に複雑な
ものになってしまう問題も生じた。本考案はこの点に鑑
みて成されたものであり、所要スペースを小さくすると
共に、機能の拡張を図った集約型カウンタを提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するための手段として、複数
個の計数信号入力部と、該各計数信号入力部に対応する
数の可変色型表示ランプと、計数の現在値と設定値とを
表示する数字表示器と、該数字表示器を前記複数個の計
数信号入力のいずれかに切換える機構と、を備えた集約
型カウンタ装置を得たものである。
(作用) このような集約型カウタン装置によれば、1個のケース
内に収納した1組の現在値表示器および設定値表示器を
表示ランプの表示する入力に切換えるのみの操作によっ
て、任意の工具の計数値を随時確認することができる。
したがって表示ランプを、現在値が設定値に近付いたと
きにそれまでの発光色と変るようにしておけば、作業者
はそのことからその表示ランプに対応する入力の現在値
を画面上に呼び出して状態を知ることができることにな
る。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図について説明すると、まず
第1図に示すものは本考案に係る集約型のカウタン装置
1であって、バスライン2に、CPU3、入力部4、出
力部5、システムROM6、操作キー部7、設定値と現
在値とを記憶するユーザメモリ8、この記憶を停電時に
保持するバッテリ9およびバッテリ検出部10、現在値と
設定値を表示する数値表示部11、カウントアップ表示部
12および電源部13が、それぞれ図示するように回路構成
されている。入力部4にはトランジスタ14,15からなる
入力回路が接続されており、出力部5にはリレー16〜19
が接続されている。
第2図は、第1図に示した回路の内部に9個のカウンタ
(CTR1ないしCTR9として表示)を有すること、
およびこれらカウンタが4個のワーク加工装置に接続さ
れていること(ワークA〜Dとして表示)、さらに3個
のリレー16,17,18が設けられていることを示している。
3個のリレーのうちのリレー16は第1ないし第8のカウ
ンタ(CTR1〜CTR8)にそれぞれ接続されたワー
ク加工装置(この実施例ではワークA〜Dの4個のみが
接続されている)の工具が予報設定値に到達した状態を
表示する機能を果たし、リレー17はカウンタに設定した
交換設定値が到来したことを表示するものである。また
リレー18はリレー16あるいは17の表示後、設備を完全に
停止させる時期が到来したときに作動するリレーであ
る。リレー16,17は作動時、作業者を呼び出すものであ
るからその接点は常開接点であり、リレー18は作動によ
り設備を停止させるものであるから常閉接点である。
第3図に示すものは、第1図のものを収容したケースの
外観図である。この図に示すように方形のケース20の前
面にはパネル21が設けられており、このパネル21には現
在値を表示する表示器22と、設定値を表示する表示器23
とが配設されている。これら表示器22,23は、いずれも
7セグメントの液晶素子を5桁分並べたもので形成され
ている。パネル21にはさらに、加工設備に取付けられ、
図示しない端子を介して接続されるセンサにより監視さ
れる9個の工具に対応する9個の可変色型の表示ランプ
24と、その表示ランプ24の上部に記載されたランプ番号
25、設備停止ランプ26およびその表示文字27、バッテリ
異常表示ランプ28およびその表示文字29、カウンタナン
バ表示器30およびその表示文字31、リセットスイッチ3
2、前予報、予報、設備停止の各表示ランプ33,34,35お
よびその表示文字36,37,38と、カウンタナンバ選択、設
定モード選択、→、+、セットと表示した各釦39,40,4
1,42,43が設けられている。
このように構成されたこの集約型カウンタ装置の作動
を、第4図のフローチャートとともに説明する。電源を
オンにし(第4図のステップ50)、初期設定をする(ス
テップ51)。ここでいう初期設定とは、作業員が「設定
値を入力すること」ではなく、カウンタ自身が行う通常
処理を行うための前処理や自己診断のことである。この
初期設定は、釦39を押して9個中のカウンタのうちの任
意のカウンタ(通常1ないし8のカウンタ中から選択す
る)を選択し(選択されたカウンタの番号はカウンタナ
ンバ表示器30に表示される)、次に設定モード選択用の
釦40を押して設定モードを「前予報」、「予報」、「設
定停止」のいずれかに選択する。どれが選択されたかは
表示ランプ33〜35の点灯で確認することができる。次に
→の釦41を押すと、設定値を表示する表示器23の5桁の
数字のうちの設定位置が桁の大きさ方から小さい方に移
動し点滅する。したがって、いま1000を設定しようとす
ると、→の釦41を押して5桁目を見送り、次の4桁目で
「1」を押し、以下3桁目から1桁目まで順次送りなが
ら「0」を押すことになる。数字の繰り上げは+の釦42
を押すことによって行い、終了時にはセット釦43を押し
て終了する。この操作はカウンタ装置のそれぞれについ
て行い、初期設定(第4図のステップ51)を終る。
これで加工設備の運転に入るが、その前にリセットスイ
ッチ32を押して現在値表示をゼロにする。加工設備の運
転が開始すると、現在値を表示する表示器22は工具の使
用回数の進行に対応してカウントアップしていく。この
表示は5桁の数字が同時に変化するのではなく、第5図
のフローチャートのステップ70〜76に示すように、現在
値の1桁目表示から5桁目表示までの割込処理開始から
終了までを、5msecのスキャンで行うものである。スキ
ャンの速度が速いため、読取りには何の支障も生じな
い。
第4図のフローに戻って、初期設定が終ったときバッテ
リに異常(電圧低下)があるか否かのチェックが行われ
(ステップ53)、異常がなければカウント入力処理がな
される(ステップ54)。次に現在値と前予報設定値との
比較が行われ(ステップ55)、現在値が前予報設定値に
到達していないときには初期設定の次に戻る。ステップ
55において現在値が前予報設定値に到達していたらパネ
ル21上の表示ランプ24は注意を喚起するための黄色の発
光をする(ステップ56)。そして次に現在値と予報設定
値との比較が行われる(ステップ57)。その結果現在値
が予報設定値に到達していないと初期設定の次に戻り、
到達しているとパネル21上の表示ランプ24は赤色に点灯
し(ステップ58)、ステップ59に至って予報設定値到達
出力を発してリレー16をオンにし、ランプまたはブザー
等を作動させて警報を発し、作業者を呼び寄せる。
ステップ60で示すように現在値と設備停止設定値との比
較が行われ、このときに到達していないと初期設定の次
に戻るが、このときに到達していると表示ランプ24を赤
色に点灯させて(ステップ61)、次に設備停止設定値到
達出力を発し、リレー18をオンにする。リレー18のオン
により加工設備は停止する。第4図に示すように初期設
定以降の処理は、カウント入力があったかどうかを見て
現在値と各設定値とを比較し、その指示どうりの仕事を
行う。処理が終了すると次のカウント入力があるかどう
かを見に行き入力があればその都度比較の処理を行う。
このように同じ処理を繰り返し行うことになる。第4図
中にステップ63〜66で示す流れは設定値と現在値を電子
的に記憶するときのバッテリの異常有無についてのもの
であるが、この部分については本考案に直接的には関係
がなく、また別途に出願もしているので説明は省略す
る。
以上説明した実施例は9個のカウンタのうち8個のカウ
ンタを使用し、これに対応する8個の工具について使用
回数を管理するものであった。したがってカウンタ装置
は1個余ることになる(もちろん9個すべてのカウンタ
を工具の使用回数管理に使用してもよい)。この余った
1個のカウンタ装置の使用方法としては、製品の品質管
理を目的とし、ある時点をスタートにして、その時点か
らの回数をチェックすることによって製品の品質管理を
行うことができることになる。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように構成した集約型カウンタ装
置であるから、まず従来各工具毎に設けていたカウンタ
装置が集約することによる設置スペースの縮小(操作盤
の小型化)とシーケンス回路の簡略化、および作業性の
向上とコストダウンが図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路を示すブロック図、第
2図は第1図の一部を具体的に示す回路図、第3図は第
1図のものの外観を示す斜視図、第4図および第5図は
作動を説明するためのフローチャートである。 1…カウンタ装置 16,17,18…リレー 20…ケース 21…パネル 22,23…表示器 24…表示ランプ 39〜43…釦
フロントページの続き (72)考案者 古明地 繁樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−95603(JP,A) 特開 昭61−226250(JP,A) 特開 昭57−73413(JP,A) 実開 昭62−93202(JP,U) 実開 昭62−16599(JP,U) 実公 昭62−10803(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の計数信号入力部と、該各計数信号
    入力部に対応する数の可変色型表示ランプと、計数の現
    在値と設定値とを表示する数字表示器と、該数字表示器
    を前記複数個の計数信号入力のいずれかに切換える機構
    と、を備えた集約型カウンタ装置。
JP10028987U 1987-06-30 1987-06-30 集約型カウンタ装置 Expired - Lifetime JPH063442Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10028987U JPH063442Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30 集約型カウンタ装置

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JP10028987U JPH063442Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30 集約型カウンタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS647305U JPS647305U (ja) 1989-01-17
JPH063442Y2 true JPH063442Y2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=31328237

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