JPH11338509A - 生産指示装置及びその生産指示方法 - Google Patents

生産指示装置及びその生産指示方法

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JPH11338509A
JPH11338509A JP13951398A JP13951398A JPH11338509A JP H11338509 A JPH11338509 A JP H11338509A JP 13951398 A JP13951398 A JP 13951398A JP 13951398 A JP13951398 A JP 13951398A JP H11338509 A JPH11338509 A JP H11338509A
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JP
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production
production instruction
data
master station
instruction data
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JP13951398A
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English (en)
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Tokuo Yoshida
篤男 吉田
Naohide Kawaguchi
直秀 川口
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Central Motor Co Ltd
Original Assignee
Central Motor Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各工程における作業毎の進捗状況を把握し作
業内容によって標準時間を設定できる生産指示装置及び
その生産指示方法を提供する。 【解決手段】 パソコン14に工程全体のバランスを管
理できるソフトウェアが入力されている。タイマ34は
子局16のデータ要求ボタン30の操作によってスター
トしこのスタートから現在までの時間を演算しさらに生
産指示データに基づく設定時間と作業完了ボタン32が
操作されるまでの経過時間とを演算する。この演算結果
が親局12を介してパソコン14に入力され、再設定が
できる。従って、従来使用していたペースーメーカー装
置を別途設ける必要がなくなり、かつペースーメーカー
装置を操作するという従来の作業者における手間を省く
ことができる。即ち、管理者が各工程における作業毎の
進捗状況を把握できるので、各工程における作業内容に
応じて標準ペースを容易に設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親局から送信され
るワークに関する生産指示データに基づき各工程の複数
の子局が仕様データをそれぞれ出力することにより工程
毎の仕様の指示を行う生産指示装置及びその生産指示方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車等をライン作業によって組
立てる場合には、例えば製造元メーカ等のホストコンピ
ュータのALC(アセンブリー・ライン・コントロー
ル)から各工場の親局に生産指示データが送信される。
【0003】そして、親局は、1台のパーソナルコンピ
ュータ(以下、単に「パソコン」という)及び各生産工
程箇所に設置された複数の子局がそれぞれ接続されてい
る。パソコンは、特定の車種に対応するように生産順位
を並び替える等のマンマシンインタフェース用に使用さ
れている。
【0004】生産指示データは、着工順序,うっかりミ
ス(以下、単に「ポカミス」という)等を防止するケア
レス機能,組立て治具,溶接等のロボットへの車型等の
データからなる。
【0005】子局には各工程の生産機器(例えば、上記
した組立て治具,溶接ロボット等)が接続されており、
これらの子局に親局からの生産指示データが受信され
る。そして、子局は、上記生産指示データに基づき順次
自動車を組立てる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の生産
指示装置では、子局に配置された作業者にペースーメー
カー装置例えばアラーム発生時間を予め設定し手動でタ
イマをスタートさせ、設定された時間内に組立て作業が
終了しているかを確認する持ち運びが容易なキッチンタ
イマ等と同様なハンデイタイプのものが設置されてい
た。これは、各工程毎の作業量のバラッキを確認した
り、作業者の作業訓練等に利用するためである。
【0007】従って、このペースーメーカー装置は全て
の工程毎に設置する必要性があったが、現実には上記ペ
ースーメーカー装置が全ての工程毎に設置されていなか
った。これは、作業者がペースーメーカー装置のスター
ト操作及び終了操作を組立て作業とは別に行う必要があ
り、これらの操作が煩雑となるためである。
【0008】また、1工程に1作業者を配置される監視
状態では、多くの工程の状況を監視し生産全体のバラン
スを考慮した作業の標準ペース(標準時間)としての作
業量の平均化が困難であった。即ち、全工程の時間管理
が各工程毎に異なるため、その設定,変更等の管理が煩
雑となり現実には行っていなかった。
【0009】そこで、本発明は上記事実を考慮し、各工
程における作業毎の進捗状況を把握し作業内容によって
標準ペース(標準時間)を設定できる生産指示装置及び
その生産指示方法を提供することが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、ワークに関する生産指示データが入力される親局
と、前記生産指示データのデータ要求信号を出力する要
求操作手段,生産作業の作業完了信号を出力する完了操
作手段,及び前記要求操作手段が操作されてから前記完
了操作手段が操作されるまでの時間を計測する計測手段
を備え、前記親局からの前記生産指示データに基づき前
記ワークに関する生産装置の起動または停止を制御する
と共に前記生産指示データに基づく前記計測手段の計測
結果を演算しこの演算結果を前記親局に出力する複数の
子局と、前記親局から前記生産指示データ及び前記演算
結果が入力され、かつ前記演算結果を表示すると共に前
記生産指示データを新たに設定し前記親局に出力する制
御装置と、を有することを特徴としている。
【0011】請求項1記載の生産指示装置においては、
親局に入力されたワークに関する生産指示データが複数
の子局及び制御装置に出力される。複数の子局は、各子
局に接続された複数の生産装置を起動または停止させ
る。計測手段は、生産装置が起動した後から停止するま
で時間を計測すると共にこの計測結果を演算する。
【0012】そして、子局は、この演算結果を親局に出
力する。制御装置には、親局から生産指示データ及び演
算結果が入力される。また、制御装置は、その演算結果
を表示する。そして、生産指示データが新たに設定され
た場合には、制御装置は、新たに設定された生産指示デ
ータを親局に出力する。
【0013】請求項1記載の生産指示装置によれば、デ
ータ要求手段及び作業完了手段を操作することによって
計測手段を開始及び停止させることができるので、従来
使用していたペースーメーカー装置を別途設ける必要が
なくなり、かつペースーメーカー装置を操作するという
従来の作業者における手間を省くことができる。
【0014】また、請求項1記載の生産指示装置によれ
ば、制御装置に工程全体のバランスを管理できるソフト
ウェアが入力されているので、各工程毎に異なる工程全
体の時間管理の設定,変更等の管理が容易に行うことが
できる。
【0015】従って、請求項1記載の生産指示装置によ
れば、管理者が各工程における作業毎の進捗状況を把握
できるので、各工程における作業内容に応じて標準ペー
スを容易に設定できる。
【0016】請求項2記載の本発明は、請求項1の構成
において、前記子局に前記複数の生産装置の一連の処理
が開始または停止する毎の数をカウントするカウンタを
設け、このカウンタのカウント結果を前記親局を介して
前記制御装置に出力しかつ表示することを特徴としてい
る。
【0017】請求項2記載の生産指示装置においては、
複数の生産装置の一連の処理が開始または停止する毎の
数をカウントし、このカウンタのカウント結果を制御装
置に表示する。請求項2記載の生産指示装置によれば、
例えばデータ要求信号または作業完了信号の情報に基づ
く入力回数をカウンタでカウントするので、台数カウン
タとして利用できる。
【0018】請求項3記載の本発明は、親局に入力され
たワークに関する生産指示データを複数の子局及び制御
装置に出力し、前記複数の子局は生産装置を起動または
停止させ、かつ前記生産装置が起動してから停止するま
で時間を計測すると共にこの計測結果を演算しこの演算
結果を前記親局に出力し、制御装置に前記親局から前記
生産指示データ及び前記演算結果が入力され、かつ前記
制御装置は前記演算結果を表示すると共に前記生産指示
データを新たに設定し前記親局に出力することを特徴と
している。
【0019】請求項4記載の本発明は、請求項3におい
て、前記複数の生産装置の一連の処理が開始または停止
する毎の数をカウントし、このカウンタのカウント結果
を前記制御装置に表示することを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係るワークに関する生産
指示データに基づき例えば自動車等を生産する生産指示
装置及びその生産指示方法の一実施形態を図1〜図8に
従って説明する。
【0021】なお、図1は本実施形態の生産指示装置の
ブロック図,図2は親局のデータ処理に関するフローチ
ャート,図3は子局のデータ処理に関するフローチャー
ト,図4はパソコンのデータ処理に関するフローチャー
ト,図5はパソコンのモニタに進捗データが表示された
状態を示す図である。
【0022】図1に示されるように、本実施形態の生産
指示装置は、ホストコンピュータ10,親局12,制御
装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、単に「パ
ソコン」という)14,及び複数の子局16によって構
成される全体としての装置である。即ち、製造元メーカ
等のホストコンピュータ10と各工場の親局12とは接
続されており、ホストコンピュータ10のALC(アセ
ンブリー・ライン・コントロール)から生産指示データ
が親局12に送信される。ここで、生産指示データとし
ては、生産台数,部品指示データの他に、着工順序等の
データも含まれる。
【0023】また、親局12と1台のパソコン14及び
各生産工程に設置された複数の子局16とはそれぞれ接
続されており、このパソコン14は特定の車種に対応す
るように生産順位を並び替える等のマンマシンインタフ
ェースとして使用される。
【0024】また、パソコン14には、モニタ15が設
けられていると共に、工程全体のバランスを管理できる
ソフトウェアが入力されている。このソフトウェアによ
ってパソコン14,親局12,及び複数の子局16間で
生産指示データ(ペースデータを含む)に関する授受が
行われ、パソコン14,親局12,及び複数の子局16
が制御上関連付けられている。即ち、生産指示装置は、
生産指示データの管理システムのことで、かつ各工程の
生産状況を把握する情報収集装置としても利用される。
【0025】子局16には、各工程の生産機器(工程の
作業内容や自動装置の有無等によって異なるが)例えば
車種やこれらに用いられる部品名称等が表示された表示
装置(以下、単に「アンドン」という)18,ワークと
しての部品が収納されたパレット20及びこのパレット
20の部品取出し口を開閉させるシャッタ22,組立て
治具及び溶接ロボットに部品をセットする際のセット位
置や組立て治具及び溶接ロボットの位置決め等を車種に
応じて自動的に切り替える等の制御を行う治具制御装置
24,ワークとしての部品28の適否を検出するセンサ
26がそれぞれ接続されている。
【0026】なお、アンドン18は、作業者の見やすい
位置に吊り下げられていると共に、特に間違え易い部品
(図1ではL/B及びS/Dで表す部品)の取出しミス
を防止するために前記部品の絵等が表示されている。ま
た、シャッタ22を設けたのは、異なる部品が収納され
ているパレット22が複数個並んでいる場合、作業者が
誤って異なる部品を取り出さないように部品取出し口を
閉止するためである。これらの部品は、作業者の手作業
によってパレット22から取り出す。
【0027】そして、これらの子局16に親局12から
の生産指示データが受信され、生産機器は子局16から
送信される仕様データに基づき順次自動車を組立てる。
なお、他の子局16には、上記とは異なった生産機器が
接続されている。
【0028】また、子局10には、データ要求信号を出
力する要求操作手段としてのデータ要求ボタン30、作
業終了信号を出力する完了操作手段としての作業完了ボ
タン32、予め設定する設定時間を記憶すると共にデー
タ要求ボタン30の操作によってスタートしこのスター
トから現在までの時間を演算しさらに生産指示データに
基づく設定時間と作業完了ボタン32が操作されるまで
の経過時間とを演算するタイマ34、タイマ34に基づ
く経過時間を表示する表示部36、生産指示データに基
づく設定時間に対するタイマ34に基づく経過時間の遅
れ時間または進み時間を表示する表示部38,タイマ3
4の経過時間が生産指示データに基づく設定時間より超
えた場合(以下、単に「タイムアップ」という)に所定
時間に亘って警告音を鳴らすブザー40等が配置されて
いる。
【0029】タイマ34にはデータ要求信号と作業完了
信号の情報に基づく入力回数をカウントするカウンタ3
5が接続されており、このカウント35と親局12とは
接続されている。即ち、本実施形態の生産指示装置は、
台数カウンタ機構が付加されたものである。また、子局
10には、車種の識別記号,部品の順序等が表示される
表示部42が設けられている。
【0030】タイマ34の設定時間及びブザー40の所
定時間はパソコン14によって任意に変更して設定でき
るようになっている。また、表示部36,38,及び4
2は、発光ダイオードによって構成されている。
【0031】次に、本実施形態の作用について説明す
る。図2〜図4のフローチャートに基づき生産指示装置
のデータ処理に関する手順について説明する。
【0032】まず、親局12のデータ処理に関する処理
を、図2に示されるフローチャートに基づき説明する。
ステップ100において、親局12にデータが受信され
たか否かが判断され、否定の場合にはデータが受信され
るのを待つ。
【0033】ステップ100が肯定の場合には、ステッ
プ102でホストコンピュータ10からのデータ即ち生
産処理データか否かが判断される。ステップ102が肯
定の場合には、ステップ104で生産処理データが記憶
されると共にステップ106でこの生産処理データがパ
ソコン14に送信される。
【0034】ステップ102が否定の場合には、ステッ
プ108でパソコン14からのデータ即ち生産処理デー
タまたはペースデータを新たに設定したペースデータか
否かが判断される。ステップ108が肯定の場合には、
ステップ110で生産処理データまたはペースデータを
新たに設定したペースデータに変更し記憶する。
【0035】ステップ108が否定の場合即ち子局16
からのデータである場合には、ステイ112でタイマ3
4によるタイムの演算結果及びカウンタ35によるデー
タ要求信号及び作業完了信号の入力回数のカウント値
(演算結果及びカウント値を、以下単に「進捗データ」
という)を記憶する。また、ステップ114において、
進捗データをパソコン14に送信する。
【0036】そして、ステップ106,110,及び1
14の処理が終了した後はステップ116で親局12の
データ処理に関する処理が終了するのか否かが判断さ
れ、ステップ116が肯定の場合には本フローチャート
は終了する。ステップ116が否定の場合には、ステッ
プ100に戻り、ステップ100以降の処理が順次繰り
返される。
【0037】次に、子局16のデータ処理に関する処理
を、図3に示されるフローチャートに基づき説明する。
ステップ120において、子局16にデータが受信され
たか否かが判断され、否定の場合にはデータが受信され
るのを待つ。
【0038】ステップ120が肯定の場合にはステップ
122でデータが生産指示データか否かが判断され、ス
テップ122が肯定の場合にはステップ124で生産指
示データを記憶する。また、ステップ126において、
データ要求信号が入力されたか否かが判断され、否定の
場合にはステップ120に戻る。
【0039】ステップ122が否定の場合にはステップ
128でペースデータか否かが判断され、ステップ12
8が肯定の場合にはステップ130で生産処理データま
たはペースデータを新たに設定したペースデータに変更
し記憶する。ステップ128が否定の場合には、ステッ
プ126に進む。
【0040】ステップ126が肯定の場合には、ステッ
プ131でデータ要求信号の入力回数のカウント値を示
す変数nを1インクリメントする。また、ステップ13
2で表示部42に車種の識別記号,部品の順序等の指示
内容を表示すると共に、ステップ134で生産装置を駆
動させる。
【0041】即ち、アンドン18を生産指示データに従
って点灯させる。なお、図1ではL/Bで表す部品のア
ンドン18が点灯している。また、L/Bで表す部品が
収納されたパレット20のシャッタ22が移動され部品
取出し口が開放される。一方、取出してはいけない部品
(図1ではS/Dで表す部品)側のパレット20のシャ
ッタ22は移動しないので、S/D側のパレット20の
部品取出し口が閉止されている。従って、誤ってS/D
で表す部品をパレット20から取り出すことできない。
【0042】さらに、治具制御装置24は車種情報を組
立て治具及び溶接ロボット等に送信しそれらの位置等を
自動的に切換える。また、センサ26によって組立て治
具にセットされた部品28の適否が検出され、このセン
サ26の検出結果に基づき子局16がその適否を判断す
る。
【0043】ステップ136でタイマ34を起動し、ス
テップ138でタイマ34に基づく経過時間が表示部3
6に表示される。ステップ140でタイムアップか否か
が判断され、肯定の場合にはステップ142でブザー4
0がオンとなり所定時間に亘って警告音を鳴らす。
【0044】ステップ140が否定の場合にはステップ
144で作業完了信号が入力されたか否かが判断され、
ステップ144が肯定の場合にはステップ146で生産
装置を停止させる。ステップ144が否定の場合にはス
テップ140に戻る。なお、ステップ142の処理後は
ステップ140の否定後の処理が行われ、ステップ14
4で作業完了信号の入力を待つ。
【0045】ステップ148で作業完了信号の入力回数
のカウント値を示す変数kを1インクリメントすると共
に、ステップ150でタイマ34を停止させる。ステッ
プ152において、タイマ34は、データ要求信号が入
力されてから作業完了信号が入力されるまで時間を演算
すると共に、生産指示データに基づく設定時間と作業完
了ボタン32が操作されるまでの経過時間とを演算す
る。
【0046】ステップ154で進捗データを記憶し、ス
テップ156でこの進捗データ即ち生産指示データに基
づく設定時間に対するタイマ34に基づく経過時間の遅
れ時間と進み時間及び変数nと変数kとのカウント値が
表示部38に表示される。
【0047】ステップ158で進捗データが親局12に
送信され、ステップ160で子局16のデータ処理に関
する処理が終了するのか否かが判断される。ステップ1
60が肯定の場合には、ステップ162で変数nと変数
kとのカウント値を「0」に初期設定し本フローチャー
トが終了する。
【0048】ステップ160が否定の場合には、ステッ
プ120に戻り、ステップ120以降の処理が順次繰り
返される。即ち、ステップ131及びステップ148に
おいて、変数n及び変数kのカウント値が順次加算され
ていく。
【0049】引き続き、パソコン14のデータ処理に関
する処理を、図4に示されるフローチャートに基づき説
明する。ステップ170において、パソコン14にデー
タが受信されたか否かが判断され、否定の場合にはデー
タが受信されるのを待つ。
【0050】ステップ170が肯定の場合にはステップ
172で生産処理データか否かが判断され、ステップ1
72が肯定の場合にはステップ174で生産処理データ
が記憶される。ステップ172が否定の場合には、ステ
ップ176で進捗データを記憶し、ステップ178で進
捗データがパソコン14のモニタ15に表示される(図
5〜図7参照)。
【0051】即ち、図5に示されるように、モニタ15
には、全工程の概略図が表示されると共に、生産処理デ
ータ(ペースデータを含む)に対する遅れ進みの状態が
色分けによって表示される。例えば、遅れの場合には赤
色で表示され、進んでいる(クリアー)している場合に
は緑色で表示されている。
【0052】具体的には、図6に示されるように、4角
形の枠状の表示部分44内における黒塗りされている箇
所44Aに上記した色が表示されると共に、データ箇所
44Bに子局16の番号及び現在処理している車型の番
号が表示される。なお、このデータ箇所44Bには、図
示しないが変数nと変数kとのカウント値が表示され
る。
【0053】また、図7に示されるように、進捗データ
の表示画面を表に変更すると、表内のカッコ書きに進捗
状況が秒単位で表示される。この場合、遅れていると+
の記号が表示され、進んでいると−の記号が表示され
る。即ち、管理者は、図7に示される表を一目見ること
によって進捗状況が把握できる。
【0054】ステップ180において、ペースデータの
入力の有無即ち管理者が再設定する必要があると判断し
再設定した時間が入力されたか否かが判断される。例え
ば、図7に示されるように遅れ時間及び進み時間が10
秒以上ある場合即ち子局1の車型2の箇所と子局2の車
型1の箇所において、図8に示されるように子局1の車
型2の時間を5秒進め、かつ子局2の車型1の時間を5
秒遅らせる。
【0055】即ち、ステップ180が肯定の場合には、
ステップ182で変更後のペースデータに変更し記憶
し、ステップ184で変更後のペースデータを親局12
へ出力させる。そして、ステップ184,174,及び
ステップ180が否定の場合には、ステップ186でパ
ソコン14のデータ処理に関する処理が終了するのか否
かが判断され、ステップ186が肯定の場合には本フロ
ーチャートは終了する。ステップ186が否定の場合に
は、ステップ170に戻り、ステップ170以降の処理
が順次繰り返される。
【0056】本実施形態によれば、データ要求ボタン3
0及び作業完了ボタン32を操作することによってタイ
マ34を開始及び停止させることができるので、従来使
用していたペースーメーカー装置を別途設ける必要がな
くなり、かつペースーメーカー装置を操作するという従
来の作業者における手間を省くことができる。即ち、本
実施形態では、生産指示装置が各工程のペースーメーカ
ーとして利用できる。
【0057】また、本実施形態によれば、パソコン14
に工程全体のバランスを管理できるソフトウェアが入力
されているので、各工程毎に異なる工程全体の時間管理
の設定,変更等の管理が容易に行うことができる。
【0058】従って、本実施形態によれば、管理者が各
工程における作業毎の進捗状況を把握できるので、各工
程における作業内容に応じて標準ペースを容易に設定で
きる。
【0059】さらに、本実施形態によれば、タイマ34
で得られるデータ要求信号と作業完了信号の情報に基づ
く入力回数をカウンタ35でカウントするので、例えば
パレット20に部品を順位立て入れる工程では台数カウ
ンタとして利用できる。
【0060】なお、本実施形態によれば、作業者が操作
する子局16に進捗状況を認識できる表示部38を設け
たので、作業者に対する進み遅れの情報が容易に提供さ
れる。
【0061】本実施形態では生産指示装置及びその生産
指示方法が自動車の組立てに関するものであるが、本発
明の生産指示装置及びその生産指示方法は自動車の組立
てに関するもの以外であっても同様に適用することがで
きる。
【0062】また、本実施形態では親局12にホストコ
ンピュータ10が接続されてこのホストコンピュータ1
0からの生産指示データが親局12に送信されるもので
あるが、本発明ではホストコンピュータ10によらず直
接に親局12に生産指示データを入力しても良く,さら
に通信機能を有するパソコン等の情報通信機器により生
産指示データを入力しても良い。
【0063】さらに、本実施形態では親局12に対して
パソコン14及び複数の子局16が接続されているもの
であるが、上記と同様に、通信機能を有する情報通信機
器によりデータを伝送させるものであっても良い。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、管理者が各工程におけ
る作業毎の進捗状況を把握できるので、各工程における
作業内容に応じて標準ペースを容易に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る生産指示データに基
づき自動車を生産する生産指示装置のブロック図であ
る。
【図2】図1に示す親局のデータ処理に関するフローチ
ャートである。
【図3】図1に示す子局のデータ処理に関するフローチ
ャートである。
【図4】図1に示すパソコンのデータ処理に関するフロ
ーチャートである。
【図5】図1に示すパソコンのモニタに表示される進捗
データが表示された状態を示す図である。
【図6】図5に示すモニタに表示される進捗状況の具体
的な画面を示す図である。
【図7】図5に示すモニタに表示される進捗状況の数値
を示すものである。
【図8】図6に示す進捗状況の数値を変更したベースデ
ータの数値を示すものである。
【符号の説明】
10 ホストコンピュータ 12 親局 14 パーソナルコンピュータ(制御装置) 16 子局 18 アンドン(生産装置) 22 シャッタ(生産装置) 24 治具制御装置(生産装置) 26 センサ(生産装置) 28 部品(ワーク) 30 データ要求ボタン(要求操作手段) 32 作業完了ボタン(完了操作手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 12/40 H04L 11/00 320

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに関する生産指示データが入力さ
    れる親局と、 前記生産指示データのデータ要求信号を出力する要求操
    作手段,生産作業の作業完了信号を出力する完了操作手
    段,及び前記要求操作手段が操作されてから前記完了操
    作手段が操作されるまでの時間を計測する計測手段を備
    え、前記親局からの前記生産指示データに基づき前記ワ
    ークに関する生産装置の起動または停止を制御すると共
    に前記生産指示データに基づく前記計測手段の計測結果
    を演算しこの演算結果を前記親局に出力する複数の子局
    と、 前記親局から前記生産指示データ及び前記演算結果が入
    力され、かつ前記演算結果を表示すると共に前記生産指
    示データを新たに設定し前記親局に出力する制御装置
    と、 を有することを特徴とする生産指示装置。
  2. 【請求項2】 前記子局に前記複数の生産装置の一連の
    処理が開始または停止する毎の数をカウントするカウン
    タを設け、このカウンタのカウント結果を前記親局を介
    して前記制御装置に出力しかつ表示することを特徴とす
    る請求項1記載の生産指示装置。
  3. 【請求項3】 親局に入力されたワークに関する生産指
    示データを複数の子局及び制御装置に出力し、前記複数
    の子局は生産装置を起動または停止させ、かつ前記生産
    装置が起動してから停止するまで時間を計測すると共に
    この計測結果を演算しこの演算結果を前記親局に出力
    し、制御装置に前記親局から前記生産指示データ及び前
    記演算結果が入力され、かつ前記制御装置は前記演算結
    果を表示すると共に前記生産指示データを新たに設定し
    前記親局に出力することを特徴とする生産指示装置の生
    産指示方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の生産装置の一連の処理が開始
    または停止する毎の数をカウントし、このカウンタのカ
    ウント結果を前記制御装置に表示することを特徴とする
    請求項3記載の生産指示装置の生産指示方法。
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