JPH08161005A - シーケンス監視制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】シーケンス渋滞の有無に係わらず、任意の時点
で、マスタの情報を集約してマスタ監視画面を起点とし
てマスタ操作および関連機器操作が全て行えるようにす
る。 【構成】表示装置２にマスタの運転モードおよびマスタ
シーケンス状態遷移モードの集約表示（表示情報１）、
該マスタシーケンスの進行状態をステップ刻みで把握可
能にする画面（表示情報２）、該マスタのシーケンス進
行上必要な条件信号の成立状態と信号間のロジックの把
握を可能にするウィンドウ（表示情報３）およびマスタ
操作フレーム１００および個別機器操作フレーム２００
を表示し、画面へのタッチ操作により表示情報１から
２，２から３を呼び出す。 【効果】マスタおよび該マスタに関連した任意のプラン
ト機器を迅速かつ的確に操作することが出来るのでプラ
ント運転操作の向上を図ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、シーケンスマスタ制御
機能を有するプラントのシーケンス監視制御装置に係
り、特にシーケンスマスタ及び関連プラント機器のシー
ケンス動作の進行監視と運転操作を行うのに好適なシー
ケンス監視制御装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、シーケンスコントローラの状況を
表示装置に表示し、シーケンス渋滞が発生した場合に
は、表示装置の表示画面を介して入力される操作指令に
基づき渋滞箇所を表示し、この表示装置を介して渋滞機
器の手動操作を可能としたものが、例えば特公平5−212
42号公報に開示されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、シー
ケンスの状態を表示しているが、この状態は、シーケン
スの状態の集約情報を表示するものではなく、シーケン
スが進行してから完了するまでの詳細なステップを表示
するものであり、大まかなシーケンスの状態を一目で確
認することはできなかった。又、個々のプラント機器の
手動操作は、シーケンスが渋滞しなければ行うことがで
きず、任意の状態や手動操作が必要なとき、又はシーケ
ンスの状態を早めに進行させたい時においてはプラント
機器を手動操作することはできなかった。

【０００４】更には、シーケンスマスタの状態、すなわ
ち起動，停止，自動モード，手動モード等の状態を表示
させたり、その状態の切替えを画面上で操作するように
は構成されていなかった。

【０００５】本発明の第１の目的は、シーケンスマスタ
の大まかな進行状態を把握しつつ、運転員が所望するシ
ーケンスの詳細なステップの進行状態を確認できるよう
にすると共に、この詳細なステップの進行状態から、任
意のプラント機器の手動操作を可能とするシーケンスの
監視制御装置を提供することにある。

【０００６】又、本発明の第２の目的は、シーケンスマ
スタの進行状態を確認しつつ、該シーケンスマスタの運
転モードの切替操作を表示画面上にて行うことが可能な
シーケンス監視制御装置を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記第１の目的を達成す
るための本発明に係るシーケンス監視制御装置の第１の
特徴は、プラント機器をシーケンス制御すると共に、該
プラント機器のプロセス量及び運転状態に関する情報に
基づいて、前記シーケンス制御の進行状態を表示して監
視を行う複数のシーケンスマスタ機器を有するシーケン
ス監視制御装置において、前記シーケンスマスタ毎のシ
ーケンスの進行状態を集約表示する第１の情報表示手段
を有し、前記第１の情報表示手段によって得られる前記
集約表示画面を起点として用い、前記マスタ毎に設けら
れた集約表示部のうちシーケンスの進行状態表示部への
タッチ操作により、該当する前記シーケンスの進行状態
の詳細情報を表示する第２の情報表示手段、及び該第２
の情報表示手段によって表示された詳細情報表示画面を
起点として用い、該詳細情報表示画面へのタッチ操作に
より、該当する前記プラント機器の個別運転操作画面を
表示すると共に、該個別運転操作画面へのタッチ操作に
よりプラント機器の個別運転が行えるようにした第３の
情報表示手段を設けたことにある。

【０００８】そして、上記シーケンスの進行状態の詳細
情報の表示画面は、シーケンスを構成する複数のステッ
プと、該ステップ毎に対応して、前記ステップが完了す
るために必要な前記プラント機器の運転条件及び／又は
運転状態を表示するように構成し、かつ上記ステップへ
のタッチ操作により、該ステップを進行させるために必
要なプラント機器の運転条件及び運転状態を表示し、運
転条件に対応してなる個別運転操作画面を呼び出すため
の画面部へのタッチ操作により、該当する運転条件に対
応する前記プラント機器の個別運転操作画面を表示し、
かつ該個別運転操作画面へのタッチ操作によりプラント
機器の個別運転が行えるように上記第３の情報表示手段
を構成する。

【０００９】また、上記第２の特徴を達成するための本
発明に係るシーケンス監視制御装置の第１の特徴は、プ
ラント機器をシーケンス制御すると共に、該プラント機
器のプロセス量及び運転状態に関する情報に基づいて、
前記シーケンス制御の進行状態を表示して監視を行う複
数のシーケンスマスタ機器を有するシーケンス監視制御
装置において、前記シーケンスマスタ毎に、前記シーケ
ンスの進行状態の集約情報、及び該集約情報に対応して
前記シーケンスの運転モードに関する情報に基づいてシ
ーケンスマスタの運転モードを表示する第１の情報表示
手段と、該第１の情報表示手段によ漬て得られる運転モ
ード表示画面を起点として用い、この運転モード表示画
面へのタッチ操作により、該当するシーケンスの運転モ
ードの切替操作表示画面を、前記第１の情報表示手段に
よって表示される前記集約情報及び運転モードの表示画
面の一部を表示し、かつこの切替操作表示画面をタッチ
することによって前記シーケンスマスタの運転モードを
切替えるようにした運転モード切替操作表示手段とを設
けたことにある。

【００１０】更に、前記第１の特徴は、前記第２の特徴
にある運転モード切替操作表示手段を設けてもよい。

【００１１】

【作用】上記本発明の第１の特徴によれば、表示画面上
に、複数のシーケンスマスタ毎のシーケンス制御の大ま
かな進行状態の集約情報、例えばシーケンスの「進行
中」，「渋滞」，「完了」等を表示するので、複数のシ
ーケンスマスタの全体的な進行状況を把握することがで
きると共に、このシーケンス進行状態の集約情報の表示
画面をタッチ操作することによって、シーケンス進行状
態の詳細情報、即ちシーケンスを構成する複数のステッ
プと、該ステップ毎に対応して、前記ステップが完了す
るために必要な前記プラント機器の運転条件及び／又は
運転状態を表示するので、所望するシーケンスの詳細な
進行状況を把握することができる。更に、この詳細情報
の表示画面をタッチ操作することによって、この詳細情
報、即ち各ステップに対応するプラント機器を個別に操
作する運転操作画面を表示するようにしたので、任意の
状態でシーケンスを進行または停止させたりすることが
できる。

【００１２】また、上記本発明の第２の特徴によれば、
シーケンスの運転モードを切替操作する切替操作画面
を、シーケンスの進行状態集約情報及びシーケンスの運
転モードの表示画面の一部に表示するようにしたので、
シーケンスの進行状態及び運転モードを確認しつつ、表
示画面上で運転モードを切替操作することができる。

【００１３】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。

【００１４】図１は、本発明の一実施例に係るシーケン
ス監視制御装置のシステム構成図を示す。１は計算機、
２はＣＲＴ表示装置、３はキーボード、４はタッチ入力
装置、５は操作キー、６はシーケンス制御装置、７はプ
ロセス、８はプラント機器、９は検出器、１０はデータ
伝送路を示す。そして図２を用いて、この図１に示した
各機器の動作を、本発明の一実施例に係るシーケンス監
視制御装置のシーケンス運転モードの切替操作と関連さ
せて説明する。

【００１５】図２は、シーケンスマスタ監視画面（以下
マスチ監視画面と略す）からマスタ操作フレームを呼び
出し、マスタ操作指令をシーケンス制御装置に出力する
までの操作手順を示す。まず、図２におけるマスタ監視
画面２０は、図１に示したキーボード３からの要求によ
り計算機１によってＣＲＴ表示装置２に表示される。こ
の状態で、図２のマスタ監視画面２０のマスタ運転モー
ド表示部２１にタッチすると図１のタッチ入力装置４に
よってタッチ位置が計算機１に入力され、該マスタのマ
スタ操作フレーム１００が前記マスタ監視画面にウィン
ドウ表示される。この後、該操作フレームの該当選択ボ
タン表示部１００₁ にタッチし、該操作フレームの表示
位置に対応した操作キー５の「実行」キーを操作するこ
とにより、計算機１から上記選択ボタン項目に対応した
指令信号（本実施例では、起動指令）がデータ伝送路１
０を経由してシーケンス制御装置６に出力される。同様
に、運転を停止させたり、自動モードに除外させること
もできる。このように、マスタ運転モード表示部２１と
マスタ状態遷移表示とを対応させて表示しておき、マス
タ運転モード表示部２１をタッチして運転モードを切替
えるための操作フレーム１００をマスタ監視画面の一部
にウィンドウ表示させることにより、マスタの状態遷移
を監視しつつ、当該マスタの運転モードを切替えること
が可能となり、操作性が向上すると共に、シーケンスマ
スタの監視も容易となる。

【００１６】次に、図３を用いて本発明の第２の実施例
を説明する。

【００１７】図３は、マスタ内部のシーケンス進行状態
を詳細表示するシーケンス表示画面３０（以下シーケン
ス表示画面と略す）をマスタ監視画面２０から呼び出
し、前記画面からマスタシーケンス進行上の各種条件の
成立状況、マスタの各シーケンスステップ単位の各種条
件の成立条件を示すウィンドウ画面を呼び出し、該各条
件に対応したプラント機器の個別機器操作フレームを呼
び出し機器操作信号をシーケンス制御装置に出力するま
での操作手順を示す。まず、図３におけるシーケンス表
示画面３０をマスタ監視画面２０のマスタシーケンス遷
移モード表示部２２にタッチすることにより計算機１に
よってＣＲＴ表示装置２に表示される。本実施例のシー
ケンス表示画面３０はマスタ遷移モード表示３１，マス
タ絶対条件表示要求ボタン３２，マスタ前条件表示要求
ボタン３３，ステップ進行表示３４，ステップ／マスタ
完了条件表示３５，個別機器操作フレーム呼び出しボタ
ン３６で構成される。

【００１８】マスタシーケンス遷移モード表示部２２を
タッチすると、このタッチされたマスタシーケンスに該
当するシーケンスの詳細な進行状況すなわち、ステップ
進行表示３４が表示される。この詳細表示画面であるス
テップ進行表示３４には、例えば、該当シーケンスマス
タが起動を「進行中」から「完了」するまでに必要なシ
ーケンスのステップ１〜１０が表示されており、例えば
ステップ１をタッチすることによって、ステップ１から
ステップ２へ移行するのに必要なプラント機器の運転条
件と、このプラント機器に対応した操作ボタンがウィン
ドウ表示される。このウィンドウ表示されているプラン
ト機器に対応する操作ボタンをタッチすることによっ
て、該当するプラント機器を個別に操作するための機器
操作フレームが表示される。

【００１９】以下にその詳細を説明する。

【００２０】マスタ遷移モード表示３１はマスタ監視画
面の遷移モードに対応したマスタの遷移モードをメッセ
ージで表示するものである。

【００２１】マスタ絶対条件表示要求ボタン３２にタッ
チすると、マスタシーケンスを進行するために必要な絶
対条件が条件信号名称と信号間のロジックを含むウィン
ドウ４１で表示され、条件信号名称は、シーケンス制御
装置からデータ伝送路を介して取り込んだ信号の状態に
応じて、条件が成立している場合は赤色で、不成立の場
合は緑色で色替え表示される。

【００２２】マスタ前条件表示要求ボタン３３をタッチ
すると、マスタシーケンスを進行するために必要な前条
件が条件信号名称と信号間のロジックを含むウィンドウ
４２で表示され、条件信号名が絶対条件の場合と同様に
色替え表示される。

【００２３】ステップ進行表示３４にタッチすると、該
当ステップの進行に必要な前条件が条件信号名と信号間
のロジックを含むウィンドウ４３で表示され、条件信号
名が絶対条件の場合と同様に色替え表示される。

【００２４】ステップ／マスタ完了条件表示３５には、
マスタシーケンスの進行中は、条件信号名称と信号間の
ロジック表現形式で、現行進行中のステップの完了条件
がマスタ絶対条件の場合と同様に色替え表示される。ま
たシーケンス渋滞の場合には該渋滞ステップの完了条件
が表示され、上記色替え表示により、渋滞条件が識別出
来る。そして、該マスタのシーケンスが全て完了した場
合は、マスタ完了条件が表示される。

【００２５】個別機器操作フレーム呼び出しボタン３６
は、 (1）マスタ絶対条件ウィンドウ４１の表示 (2）マスタ前条件ウィンドウ４２の表示 (3）ステップ前条件ウィンドウ４３の表示 (4）ステップ完了条件の表示 (5）マスタ完了条件の表示 のそれぞれと連動して、各表示中の条件のなかで個別機
器操作フレーム２００の呼び出しが必要なものに対し
て、対応した条件の番号を付すなどして対応関係が分か
るように表示される。

【００２６】図４は上記画面３０に表示されたボタンに
タッチすることにより、個別機器操作フレームを呼び出
し、機器操作信号をシーケンス制御装置に出力するまで
の操作手順の一例を示す。先ず、該個別機器操作フレー
ム２００を画面３０に重ね合わせ表示し、その後該操作
フレームの表示展開を示したもので、該操作シーケンス
画面に重ね合わせ表示される。ボタン２にタッチすると
該ボタンに対応した個別機器操作フレーム２００が計算
機１により、画面３０に重ね合わせ表示される。そし
て、該操作フレーム２００の該当選択ボタン表示部２０
０₁ にタッチし、該操作フレームの表示位置に対応した
操作キー５の「実行」キーを操作することにより、計算
機１から上記タッチ選択項目に対応した指令信号（本実
施例の場合開指令）がデータ伝送路１０を経由してシー
ケンス制御装置６に出力される。

【００２７】図５は計算機１およびシーケンス制御装置
６の構成を説明する。

【００２８】図５において、シーケンス制御装置６は、
起動マスタと、この起動マスタの指令を受けて、プラン
ト機器８を予め定めた順序に従って運転させる起動ステ
ップ１〜ｎと、検出器９のプロセス量の検出値、及び機
器の状態を表す検出信号に基づいて、前記起動ステップ
又はシーケンスに渋滞が発生したか否かについて判定す
る起動マスタ渋滞判定ロジックと、上記検出信号に基づ
いて、前記ステップ又はシーケンスの起動が完了したか
否かについて判定する起動マスタ完了判定ロジックを有
する。

【００２９】又、計算機１は、前記起動マスタの運転モ
ード，起動マスタ渋滞判定ロジック及び起動マスタ完了
判定ロジックからの信号の信号に基づき、ＣＲＴ画面に
表示するシーケンスの進行状態の集約情報を編集するマ
スタ監視画面編集し、前記起動ステップ１〜ｎの信号に
基づいて、ＣＲＴ画面の表示するシーケンス進行状態の
詳細な情報を編集するシーケンス進行状態監視画面編集
と、タッチ入力装置４の信号により、前記プラント機器
８の操作フレームをＣＲＴ画面上に表示する操作フレー
ム編集とを有する。

【００３０】上記マスタ監視画面編集が、請求項にある
第１の情報表示手段に、上記シーケンス進行状態監視画
面編集が第２の情報表示手段に、上記操作フレーム編集
が第３の情報表示手段にそれぞれ対応している。又、マ
スタ監視画面編集は、図２，図３において説明したマス
タ監視画面２０を、シーケンス進行状態監視画面編集
は、図３及び図９において説明したシーケンス表示画面
を、操作フレーム編集は、図２及び図４において説明し
たマスタ操作フレーム１００、及び個別機器操作フレー
ム２００をそれぞれ編集するものである。

【００３１】本実施例では、これらの画面の切替えはタ
ッチ入力装置を介して、画面上をタッチすることにより
行われるが、マウス等、他の指示装置にて画面を切替え
るよう構成してもよい。

【００３２】

【発明の効果】本発明によれば、次の効果が得られる。

【００３３】(1）シーケンス渋滞の発生の有無に係わら
ず、オペレータの要求により集約画面（マスタ監視画
面）を中心として、マスタシーケンスの集約情報および
詳細情報の把握とマスタおよび該マスタシーケンス関連
したプラント機器の迅速かつ的確な操作を行うことが出
来る。

【００３４】(2）シーケンス渋滞が発生した場合は、該
当マスタに係わる集約画面（マスタ監視画面）またはシ
ーケンス表示画面を自動的に表示させ、該画面からの操
作によりシーケンス渋滞条件除去のための操作が迅速に
行える。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係るシーケンス監視制御装
置の構成を示す図。

【図２】本発明の一実施例に係るシーケンス監視制御装
置のシーケンス運転モード切替画面を表示させる方法を
説明する図。

【図３】本発明の第２の実施例に係るシーケンスマスタ
監視制御装置のマスタ監視画面からのシーケンス表示画
面の呼び出し、およびシーケンス表示画面からの各種ウ
ィンドウ画面の呼び出し操作手順を説明する図。

【図４】図３において説明した、第２の実施例に係るシ
ーケンス表示画面から個別機器操作フレームの呼び出し
操作手順を説明する図。

【図５】シーケンス制御装置および計算機の処理内容を
説明する図。

【符号の説明】

１…計算機、２…ＣＲＴ表示装置、３…キーボード、４
…タッチ入力装置、５…操作キー、６…シーケンス制御
装置、７…プロセス、８…プラント機器、９…検出器、
１０…データ伝送路、２０…マスタ監視画面、２１…マ
スタ運転モード表示部、２２…マスタシーケンス遷移モ
ード表示部、３０…シーケンス表示画面、３１…マスタ
遷移モード表示、３２…マスタ絶対条件表示要求ボタ
ン、３３…マスタ前条件表示要求ボタン、３４…ステッ
プ進行表示、３５…ステップ／マスタ完了条件表示、２
６…個別機器操作フレーム呼び出しボタン、１００…マ
スタ操作フレーム、２００…個別機器操作フレーム。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０５Ｂ 23/02 Ｒ 7618−3Ｈ (72)発明者 菊池 正幸 茨城県日立市大みか町五丁目２番１号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】プラント機器をシーケンス制御すると共
   に、該プラント機器のプロセス量及び運転状態に関する
   情報に基づいて、前記シーケンス制御の進行状態を表示
   して監視を行う複数のシーケンスマスタ機能を有するシ
   ーケンス監視制御装置において、 前記シーケンスマスタ毎のシーケンスの進行状態を集約
   表示する第１の情報表示手段を有し、 前記第１の情報表示手段によって得られる前記集約表示
   画面を起点として用い、前記マスタ毎に設けられた集約
   表示部のうちシーケンスの進行状態表示部へのタッチ操
   作により、該当する前記シーケンスの進行状態の詳細情
   報を表示する第２の情報表示手段、 及び該第２の情報表示手段によって表示された詳細情報
   表示画面を起点として用い、該詳細情報表示画面へのタ
   ッチ操作により、該当する前記プラント機器の個別運転
   操作画面を表示すると共に、該個別運転操作画面へのタ
   ッチ操作によりプラント機器の個別運転が行えるように
   した第３の情報表示手段を設けたことを特徴とするシー
   ケンス監視制御装置。
2. 【請求項２】プラント機器をシーケンス制御すると共
   に、該プラント機器のプロセス量及び運転状態に関する
   情報に基づいて、前記シーケンス制御の進行状態を表示
   して監視を行う複数のシーケンスマスタ機能を有するシ
   ーケンス監視制御装置において、 前記シーケンスマスタ毎に、前記シーケンスの進行状態
   の集約情報、及び該集約情報に対応して前記シーケンス
   の運転モードに関する情報に基づいてシーケンスマスタ
   の運転モードを表示する第１の情報表示手段と、 該第１の情報表示手段によって得られる運転モード表示
   画面を起点として用い、この運転モード表示画面へのタ
   ッチ操作により、該当するシーケンスの運転モードの切
   替操作表示画面を、前記第１の情報表示手段によって表
   示される前記集約情報及び運転モードの表示画面の一部
   を表示し、かつこの切替操作表示画面をタッチすること
   によって前記シーケンスマスタの運転モードを切替える
   ようにした運転モード切替操作表示手段とを設けたこと
   を特徴とするシーケンス監視制御装置。
3. 【請求項３】プラント機器をシーケンス制御すると共
   に、該プラント機器のプロセス量及び運転状態に関する
   情報に基づいて、前記シーケンス制御の進行状態を表示
   して監視を行う複数のシーケンスマスタ機能を有するシ
   ーケンス監視制御装置において、 前記シーケンスマスタ毎に、前記シーケンスの進行状態
   の集約情報、及び該集約情報に対応して前記シーケンス
   の運転モードに関する情報に基づいてシーケンスマスタ
   の運転モードを表示する第１の情報表示手段と、 該第１の情報表示手段を起点にして、該第１の情報表示
   手段により表示された前記集約情報のタッチ操作によっ
   て、該当するシーケンスの前記集約情報の詳細情報を表
   示する第２の情報表示手段と、 該第２の情報表示手段によって表示された詳細情報表示
   画面を起点として用い、該詳細情報表示画面へのタッチ
   操作により、該当する前記プラント機器の個別運転操作
   画面を表示すると共に、該個別運転操作画面へのタッチ
   操作によりプラント機器の個別運転が行えるようにした
   第３の情報表示手段と、 前記第１の情報表示手段によって得られる運転モード表
   示画面を起点として用い、この運転モード表示画面への
   タッチ操作により運転モードの切替操作を表示し、かつ
   この切替操作表示画面をタッチすることによって前記マ
   スタの運転モードを切替えるようにした運転モード切替
   操作表示手段とを設けたことを特徴とするシーケンス監
   視制御装置。
4. 【請求項４】プラント機器をシーケンス制御すると共
   に、該プラント機器のプロセス量及び運転状態に関する
   情報に基づいて、前記シーケンス制御の進行状態を表示
   して監視を行う複数のシーケンスマスタ機能を有するシ
   ーケンス監視制御装置において、 前記シーケンスマスタ毎のシーケンスの進行状態を集約
   表示する第１の情報表示手段と、 該第１の情報表示手段によって得られる該集約表示画面
   を起点として用い、前記マスタ毎に設けられた集約表示
   部のうちシーケンス進行状態表示部へのタッチ操作によ
   り、該当するシーケンスを構成する複数のステップを表
   示すると共に、該ステップ毎に対応して、前記ステップ
   が完了するために必要な前記プラント機器の運転条件及
   び／又は運転状態を表示する第２の情報表示手段と、 該第２の情報表示手段によって表示された前記ステップ
   の表示画面を起点として用い、該ステップへのタッチ操
   作により、該ステップを進行させるために必要なプラン
   ト機器の運転条件及び運転状態を表示し、運転条件に対
   応してなる個別運転操作画面を呼び出すための画面部へ
   のタッチ操作により、該当する運転条件に対応する前記
   プラント機器の個別運転操作画面を表示し、かつ該個別
   運転操作画面へのタッチ操作によりプラント機器の個別
   運転が行えるようにした第３の情報表示手段とを設ける
   ことを特徴とするシーケンス監視制御装置。