JP3466122B2 - メッセージの同期表示制御方法 - Google Patents

メッセージの同期表示制御方法

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JP3466122B2 JP27740699A JP27740699A JP3466122B2 JP 3466122 B2 JP3466122 B2 JP 3466122B2 JP 27740699 A JP27740699 A JP 27740699A JP 27740699 A JP27740699 A JP 27740699A JP 3466122 B2 JP3466122 B2 JP 3466122B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機の保守端末
における複数メッセージの同期表示制御方法に関し、
に、計算機から受信したメッセージ、および、保守者が
計算機へ入力されたコマンドとその応答メッセージをそ
れぞれ蓄積し、必要に応じてこれら蓄積したメッセージ
をそれぞれ表示して、保守者がメッセージの確認作業を
する場合等に好適なメッセージの同期表示制御方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に計算機の保守用端末では、計算機
から受信したメッセージ(以下、自律メッセージとい
う)、及び、保守者が計算機へ入力したコマンドとその
応答メッセージ(以下、コマンドメッセージという)
を、それぞれメッセージデータとして蓄積して、保守者
からの要求に応じてこれらメッセージデータ(ログ情
報)を表示することで、保守者は随時、メッセージログ
情報から自律メッセージとコマンドメッセージの確認作
業を行うことができるようになっている。
【0003】図7乃至図9は、この種の計算機保守用端
末における従来のメッセージ表示方法を説明するもので
ある。ここでは、コマンドメッセージと自律メッセージ
とを、一画面に表示させるものとし、それぞれ蓄積され
たメッセージデータ(ログ情報)の内容は、図5及び図
6に示す内容とする。
【0004】図7は、先ずコマンドメッセージの表示画
面702を、モニタ画面701に表示したものである。
メッセージは時系列に日付703とログ704とを対応
付けて表示される。メッセージを確認するために、スク
ロール機能を具備している。スクロールバー705は具
備されていなくてもよい。表示画面起動時は、メッセー
ジデータの最初から表示し、今はスクロールして、コマ
ンドメッセージ表示画面の先頭は、1999/01/0
1 13:00:00のコマンドA入力706である。
【0005】図8は、さらに自律メッセージ表示画面8
02を表示させたものである。コマンドメッセージと同
様に、メッセージは時系列に日付803とログ804と
を対応付けて表示され、メッセージを確認するために、
同様にスクロール機能を具備している。スクロールバー
805は、具備されていなくてもよい。表示画面起動時
は、メッセージデータの先頭であり、1999/01/
01 00:00:10の自律メッセージI806が表
示されている。
【0006】コマンドメッセージと自律メッセージのそ
れぞれのメッセージで独立にスクロール機能を有してお
り、従来は同一時間帯のメッセージを対応させて確認す
る際は、それぞれのメッセージ表示をスクロールするこ
とによって、実施している。例えば図9は、図8の状態
からコマンドメッセージの表示をスクロールさせて、1
999/01/01 21:00:00のコマンドF入
力901を先頭に表示した場合であり、自律メッセージ
はスクロールされずに、1999/01/0100:0
0:10の自律メッセージI806が表示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のメ
ッセージ表示方法では、モニタ画面上のコマンドメッセ
ージ表示画面と自律メッセージ表示画面の同一時間帯の
メッセージを対応させて確認するには、保守者がそれぞ
れのメッセージ表示をスクロールする必要があった。し
かしながら、故障解析等、それぞれのメッセージを対応
付けて参照し、かつ実時間性が求められる場合、それぞ
れのメッセージをそれぞれスクロールしながら確認する
のは、保守者の負担が大きく、確認誤りの発生しやすい
状況にあるという問題があった。
【0008】例えば、図5は、1999/01/01
19:34:30でのコマンドEの入力501に対し
て、1999/01/01 19:35:20でコマン
ドEの応答502を受けたものであり、コマンドEの入
力501を契機として計算機から図6の1999/01
/01 19:35:00で自律メッセージP601が
出力され、その後にコマンドEの応答502を受信した
ものである。このような場合、実時間性でもってコマン
ドメッセージと自律メッセージを対応付けて参照する必
要があるが、保守者が一々それぞれのメッセージをスク
ロールしながら、同一時間帯のメッセージを対応させて
確認するのは、保守者の負担が大きく、確認誤りも発生
しやすい。
【0009】また、実時間性が要求されない場合でも、
一般的にコマンドメッセージと自律メッセージは密接に
関連する場合が多く、それぞれをスクロールさせながら
対比する作業は、保守者の負担になるばかりでなく、シ
ステムデバッグ作業の効率にも影響があった。
【0010】本発明の目的は、本来密接な関係にあるコ
マンドメッセージと自律メッセージを対応付けて確認す
る際に、対応付けが容易なように、時間的に近いメッセ
ージを揃えて自動表示することができるメッセージ同期
表示制御方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、メッセージ表示の際に他方のメッセージ
が表示されているかどうかチェックし、表示されている
場合には、既に表示されているメッセージの時刻情報よ
り、これから表示しようとするメッセージの表示位置を
決定し、時間的に近いメッセージを表示させることを特
徴とする。
【0012】また、本発明は、いずれかのメッセージが
スクロールされた場合に、他方のメッセージスクロール
要求を行い、要求された側でスクロールして新たに表示
された時刻情報を知ることによって、時間的に近いメッ
セージを追従して表示させることを特徴とする。
【0013】さらに、本発明は、主画面にて表示されて
いるメッセージのある時間的範囲にあるものの色を変え
て表示し、他方のメッセージ表示プロセスに色を変えて
表示させる指示を行うことにより、主画面と時間的に近
い他方のメッセージも色を変えて表示することを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は、本発明によるメッセージの
同期表示制御方法を実現するシステムの一実施例を示す
図である。本システムはコンソール/ディスプレィ等の
保守者装置101、保守端末102及び計算機103に
よって構成されている。なお、保守者装置101と保守
端末102を一緒にして保守端末と称してもよい。
【0015】保守者装置101と保守端末102とはヒ
ューマン−マシンインタフェース104で、保守端末1
02と計算機103とは通信回線105によって結ばれ
る。計算機103は、計算処理部117とメッセージ送
受信部118を備えている。保守端末102は、保守者
装置101とのインタフェースを実現する入出力制御部
106、計算機103とのメッセージの送受信を行うメ
ッセージ送受信制御部107、メッセージのログを収集
するコマンドメッセージログ情報収集部110と自律メ
ッセージログ情報収集部116、コマンドメッセージと
自律メッセージを一括して表示するためのコマンドメッ
セージ一括表示制御部108と自律メッセージ一括表示
部114の各処理部を具備しており、データとしては、
コマンドメッセージログ情報109と自律メッセージロ
グ情報115、一括表示のためのコマンドメッセージ一
括表示制御情報111と自律メッセージ一括表示制御情
報112、及び色付け制御情報113を保持している。
ここで、一括表示とは、収集したログ情報より必要に応
じてメッセージを一括して表示する意味で用いている。
保守端末102は、他に入出力制御によって時々刻々と
リアルタイムにメッセージを表示する機能として、逐次
表示機能を備えているが、図1では割愛してある。
【0016】図1の保守端末102において、コマンド
メッセージ一括表示制御部108と自律メッセージ一括
表示制御部114、及び、これら制御部により更新/参
照される、コマンドメッセージ一括表示制御情報111
と自律メッセージ一括表示制御情報112、及び色付け
制御情報113が本発明で追加されたものである。コマ
ンドメッセージ一括表示制御部108は、コマンドメッ
セージ一括表示制御情報111を参照してコマンドメッ
セージ一括表示画面を制御し、その表示時刻情報を自律
メッセージ表示制御情報112に設定する。自律メッセ
ージ表示制御部114は、自律メッセージ表示制御情報
112を参照して自律メッセージ表示画面を制御し、そ
の表示時刻情報をコマンドメッセージ一括表示制御情報
111に設定する。また、コマンドメッセージ一括表示
制御部108及びコマンドメッセージ一括表示制御部1
14は、あらかじめ設定された色付け制御情報113を
参照して表示画面の所定範囲について色付けを実施す
る。
【0017】図2、図3及び図4は、コマンドメッセー
ジ一括表示制御情報111と自律メッセージ一括表示制
御情報112および色付け制御情報113を具体的に示
したものである。図2において、コマンドメッセージ一
括表示制御情報111は、自律メッセージ一括表示状態
202、自律メッセージ表示時刻203からなり、自律
メッセージ一括表示が行われているかどうかと、表示さ
れている場合はどの時刻から表示されているかを、20
4、205のようなデータ状態で保持している。図3は
自律メッセージ一括表示制御情報112を示したもの
で、コマンドメッセージ一括表示状態302、コマンド
メッセージ表示時刻303を、コマンドメッセージ一括
表示制御情報と同様に保持している。図4は色付け制御
情報113であり、色付け指定の有無を保持するための
色付け指定状態402と、主画面がいずれのメッセージ
であるかを保持するための主表示メッセージ種別から構
成されている。
【0018】先ず、本発明によるメッセージ同期表示制
御のイメージを、図10から図14によって説明する。
ここでも、コマンドメッセージと自律メッセージとをそ
れぞれ蓄積したメッセージデータの内容は図5及び図6
の例を用いる。
【0019】図10は、モニタ画面701にコマンドメ
ッセージ表示画面702を表示したところである。これ
は、図7に示した従来の表示形式と変更はない。今、1
999/01/01 13:00:00でのコマンドA
の入力706がコマンドメッセージ表示画面702の先
頭に表示されている。
【0020】図11は、図10の状態に続けて自律メッ
セージ表示画面802をモニタ画面701に表示したと
ころである。ここで、自律メッセージ表示画面802の
先頭に表示されるのは、自律メッセージ一括表示制御部
114の働きにより、コマンドメッセージ表示画面70
2の先頭に表示されているコマンドAの入力706の時
刻1999/01/01 13:00:00に近い、1
999/01/0113:00:10の自律メッセージ
M1101である。このようにコマンドメッセージと自
律メッセージを時間的に対応付けて表示することで、従
来の図8に比べて、メッセージの対応付けが容易にな
る。
【0021】図12は、図11の状態から、コマンドメ
ッセージ表示画面702をスクロールして、1999/
01/01 21:00:00でのコマンドFの入力1
201を該表示画面702の先頭に表示したところであ
る。これに従って、自律メッセージ一括表示制御部11
4の働きにより、自律メッセージ表示画面802もスク
ロールし、コマンドメッセージ表示画面702の先頭に
表示されている1999/01/01 21:00:0
0に近い、1999/01/01 21:00:10の
自律メッセージQ1202が表示される。
【0022】図13は、図12の状態から、時間的に近
い情報を視覚的に区別できるよう、色付けを行ったとこ
ろである。この例では、コマンドメッセージ表示画面7
02を主画面とし、自律メッセージ表示画面802を従
画面として、主画面であるコマンドメッセージ表示画面
702の先頭に表示されている1999/01/012
1:00:00から5分以内の時刻にある、コマンドF
入力とコマンドF応答1301および自律メッセージQ
1302を色付け表示している。この状態からスクロー
ル処理を行い、図14のように主画面の先頭を1999
/01/0121:15:20のコマンドH入力および
コマンドH応答1401にした場合には、自律メッセー
ジのログ情報に1999/01/01 21:15:2
0から5分以内の情報はないため、色付けはしないで表
示する。主画面と従画面とは任意に指定可能であり、色
付け時間範囲の設定も5分というのは一例である。
【0023】図11乃至図14は、コマンドメッセージ
表示画面702に対応して、自律メッセージ一括表示制
御部114により、自律メッセージ表示画面802を時
間的に対応付けて表示する例であるが、逆に、自律メッ
セージ表示画面802に対応して、コマンドメッセージ
一括表示制御部108により、コマンドメッセージ表示
画面702を時間的に対応付けて表示することもでき
る。
【0024】次に、このような画面表示を実現するため
の、保守端末102における入出制御部106、コマン
ドメッセージ一括表示制御部108及び自律メッセージ
一括表示制御部114での処理について説明する。
【0025】図15は、入出力制御部106において、
保守者装置101からのメッセージログ表示要求を処理
する場合の一実施例を示すフローチャートである。先ず
コマンドメッセージ一括表示関連かどうか判定する(ス
テップ1501)。ここで「関連」というのは、(1)
新規にメッセージを表示する、(2)既に表示されたメ
ッセージをスクロールする、の2パターンが考えられる
ためで、(1)、(2)の両ケースを含むものと定義す
る。コマンドメッセージ一括表示関連(コマンドメッセ
ージを自律メッセージに関連付けて表示)であれば、コ
マンドメッセージ一括表示制御部108へ制御を渡し
(ステップ1502)、終了する。コマンドメッセージ
一括表示制御部108における処理の流れは、図16お
よび図18にて後述する。ステップ1502で、コマン
ドメッセージ一括表示関連でないならば、自律メッセー
ジ一括表示関連かどうか判断し(ステップ1503)、
自律メッセージ一括表示関連(自律メッセージをコマン
ドメッセージに関連付けて表示)であれば、自律メッセ
ージ一括表示制御部114へ制御を渡して(ステップ1
504)、終了とし、関連でなければ、従来の逐次表示
機能を実施し(ステップ1505)、終了する。自律メ
ッセージ一括表示制御部114における処理の流れは、
図17および図19にて後述する。
【0026】図16は、新規にコマンドメッセージ表示
画面を表示する際に、コマンドメッセージ一括表示制御
部108へ制御が移動し、コマンドメッセージ一括表示
処理を行う場合の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【0027】コマンドメッセージ一括表示制御部108
では、図2に示したコマンドメッセージ一括表示制御情
報111内の自律メッセージ一括表示状態202を参照
し(ステップ1601)、自律メッセージが一括表示さ
れているかどうか判断する(ステップ1602)。一括
表示されていれば、自律メッセージ表示時刻203を参
照して(ステップ1603)、コマンドメッセージログ
情報109を該当時刻で検索して最も近い時刻のコマン
ドメッセージログから表示する(ステップ1604)。
次に、図3に示した自律メッセージ一括表示制御情報1
12内のコマンドメッセージ一括表示状態302、コマ
ンドメッセージ表示時刻303を最新に更新する(ステ
ップ1605)。ステップ1602にて、自律メッセー
ジが一括表示されていなければ、コマンドメッセージロ
グ情報109を先頭から表示し(ステップ1606)、
自律メッセージ一括表示制御情報112内のコマンドメ
ッセージ一括表示状態302、コマンドメッセージ表示
時刻303を最新に更新する(ステップ1605)。次
に、色付け処理(ステップ1607)を行う。
【0028】図20に色付け処理のフローチャートを示
す。コマンドメッセージ一括表示制御部108では、図
4に示したの色付け指定状態402を参照し(ステップ
2001)、色付けの指定があるかどうか判断する(ス
テップ2002)。色付けの指定があれば、主表示メッ
セージ種別403を参照し(ステップ2003)、主表
示のメッセージ表示時刻を参照する(ステップ200
4)。主表示がコマンドメッセージであればコマンドメ
ッセージ表示時刻303(図3)を、自律メッセージで
あれば自律メッセージ表示時刻203(図2)を参照す
る。次に、主表示のメッセージ表示時刻からx分の範囲
にある主表示のメッセージを色付け表示する(ステップ
2005)。色付け時刻の範囲であるx分は、保守者か
ら任意に指定することができてもよい。続いて、従表示
のメッセージ一括表示状態を参照し(ステップ200
6)、表示されているかどうかを判断する(ステップ2
007)。コマンドメッセージが主表示であれば、自律
メッセージ一括表示状態202を参照して、メッセージ
が表示されているかどうか判断する。非表示であればそ
のまま終了し、表示されている場合は、ステップ200
4にて収集した主表示のメッセージ表示時刻からx分の
範囲にある従表示メッセージを、色付け表示し(ステッ
プ2008)、終了する。ステップ2002にて、色付
け指定がない場合は、そのまま終了する。
【0029】図17は、新規に自律メッセージ表示画面
を表示する際に、自律メッセージ一括表示制御部108
へ制御が移動し、自律メッセージ一括表示処理を行う場
合の一実施例を示すフローチャートである。処理の流れ
は、図16のコマンドメッセージの一括表示処理と基本
的に同様であり、自律メッセージ一括表示制御情報11
2内のコマンドメッセージ一括表示状態302、コマン
ドメッセージ表示時刻303を参照することで、自律メ
ッセージの一括表示処理を行い(ステップ1701〜1
704)、コマンドメッセージ一括表示制御情報111
の内容を最新に更新し(ステップ1705)、さらに、
ステップ1707にて図20に示した色付け処理を行
う。
【0030】図18は、コマンドメッセージ表示画面の
スクロール要求によって、コマンドメッセージ一括表示
制御部108へ制御が移動し、コマンドメッセージ一括
表示のスクロール処理を行う場合の一実施例を示すフロ
ーチャートである。
【0031】コマンドメッセージ一括表示制御部108
では、コマンドメッセージ一括表示制御情報111(図
2)内の自律メッセージ一括表示状態202を参照し
(ステップ1801)、自律メッセージが一括表示され
ているかどうか判断する(ステップ1802)。一括表
示されていれば、コマンドメッセージ表示画面をスクロ
ール処理し(ステップ1803)、表示させた時刻情報
を自律メッセージ一括制御情報112(図3)内のコマ
ンドメッセージ表示時刻303に書き込む(ステップ1
804)。その後、コマンドメッセージ一括表示制御部
108から入出力制御部106を通して自律メッセージ
一括表示制御部114へ制御を渡す。自律メッセージ一
括表示制御部114では、自律メッセージ一括表示制御
情報112のコマンドメッセージ表示時刻1303を参
照して、自律メッセージ表示画面を当該コマンドメッセ
ージ表示時刻303に合わせて最も近い時刻の情報を自
律メッセージログ情報115より検索し、該当ログ情報
までスクロールさせる(ステップ1805)。その後、
表示した自律メッセージの時刻情報を、コマンドメッセ
ージ一括表示制御情報111内の自律メッセージ表示時
刻203に設定する(ステップ1806)。ステップ1
802にて自律メッセージが表示されていなければ、コ
マンドメッセージ一括表示制御部108では、従来のス
クロール処理を実施し(ステップ1807)、表示させ
たコマンドメッセージ表示画面の時刻を、自律メッセー
ジ一盛表示制御情報112内のコマンドメッセージ表示
時刻303に設定する(ステップ1808)。ステップ
1809の色付け処理は、自律メッセージが一括表示さ
れている場合にはコマンドメッセージ一括表示制御部1
08と自律メッセージ一括表示制御部114の両方で、
一括表示されていない場合にはコマンドメッセージ一括
表示制御部108のみで、図20のように実施する。
【0032】図19は、自律メッセージ表示画面のスク
ロール要求によって、自律メッセージ一括制御表示部1
08へ制御が移動し、自律メッセージ一括表示のスクロ
ール処理を行う場合の一実施例を示すフローチャートで
ある。これは、図18のコマンドメッセージ一括表示の
スクロール処理と基本的に同様であり、まず、自律メッ
セージ一括表示制御部114にて自律メッセージ表示画
面をスクロール処理して、その表示時刻をコマンドメッ
セージ一括表示制御情報111内の自律メッセージ表示
時刻203に書き込み(ステップ1901〜190
4)、次に,コマンドメッセージ一括表示制御部108
にて、コマンドメッセージ一括表示制御情報111を参
照し、コマンドメッセージ表示画面を自律メッセージ表
示時刻203に合わせてスクロールし、その表示時刻を
自律メッセージ一括表示制御情報112内のコマンドメ
ッセージ表示時刻303に書き込む(ステップ190
5,1906)。そして、色付け処理を行い(ステップ
1909)、終了する。
【0033】なお、図16乃至図19では割愛したが、
コマンドメッセージ表示画面、自律メッセージ表示画面
それぞれを閉じた場合には、それぞれの一括表示制御情
報111、112を非表示に初期設定することが必要で
ある。また、同期スクロールは、必ずしも常時行う必要
はなく、保守者の指示の下に実施したり、実施しなかっ
たりを任意に選択できるようになっていてもよい。
【0034】以上説明した実施例は、コマンドメッセー
ジ表示画面と自律メッセージ表示画面の2画面について
メッセージの同期表示制御を実現するものであるが、本
発明は、このような2画面に限定されるものではなく、
一般に3画面以上に容易に拡張できることは言うまでも
ない。以下に、3画面に拡張した場合の実施形態を、図
21から図33を用いて説明する。
【0035】図21は、同期表示制御の対象メッセージ
が3つになった場合のシステムの一実施例を示す図であ
る。便宜上、メッセージの種別を、α、β、γというメ
ッセージにしているが、メッセージであれば何でもよ
く、例えばコマンドメッセージが2種類と自律メッセー
ジという形態でも問題ない。図1の実施例のシステム構
成と異なるのは、保守端末102内に、メッセージ一括
表示制御部、メッセージログ情報収集部、メッセージ一
括表示情報(コマンドメッセージ一括表示制御情報)、
メッセージログ情報がそれぞれ1つ増えたことである。
基本的に、メッセージの種別が増加して3画面以上にな
っても、メッセージ一括表示制御部、メッセージログ情
報収集部、メッセージ一括表示情報、メッセージログ情
報の組を各メッセージ対応に加えて具備すれば、拡張は
容易である。メッセージ一括表示制御情報をメッセージ
一括表示情報として、名称を変更している点は後述す
る。
【0036】図22、図23、図24は、α、β、γの
各メッセージ一括表示情報2111、2121、213
1の内容を示したものである。図2、図3においては、
他方メッセージの一括表示状態と表示時刻を保持してい
たが、図22〜図24では自メッセージの一括表示状態
と表示時刻を保持するため、名称をメッセージ一括表示
情報に変更している。それぞれの一括表示状態と表示時
刻は、システムで1つ保持しておけばよい情報であるた
め、3つ以上にメッセージを増やした場合は、それぞれ
自分の情報を保持して、各表示制御部で共用した方がメ
モリ使用量が軽減できる。もちろん、メッセージが2種
類の場合にも、このように自分の情報を保持すること
も、メッセージが3種類以上の場合にも、図2、図3を
拡張してそれぞれ他方の情報を保持することも、いずれ
も可能である。
【0037】図25は、色付け制御情報113の内容
で、α、β、γの3メッセージの場合は、主表示メッセ
ージ種別の内容が、2505に示すように3つになる。
【0038】図26は、保守端末102の入出力制御部
106において、保守者からのメッセージログ表示要求
を処理する場合の一実施例を示すフローチャートであ
る。メッセージの種類が2つの場合の図15との違い
は、メッセージ一括表示関連の判定(ステップ260
5)とメッセージ一括表示部へ制御を渡す処理(ステッ
プ2606)が、従来処理(ステップ2607)の前に
増えることである。このように、入力制御部106にお
いては、判断分岐と制御を渡す処理の追加で、制御画面
の増加を吸収できる。
【0039】図27は、αメッセージ一括表示制御部2
112において、新規にαメッセージ表示画面を表示す
る際のメッセージ一括表示処理を表すフローチャートで
ある。メッセージが2種類の場合の図16と異なる点
は、自メッセージログを先頭から表示する処理(ステッ
プ2709)の前に、他方2つ目のメッセージ一括情報
から表示されているかどうかする処理判断(ステップ2
706、2707)およびメッセージ表示時刻の収集処
理(ステップ2708)が追加されることである。図2
8のβメッセージ一括表示処理及び図29のメッセージ
一括表示処理も同様である。
【0040】図30は、αメッセージ一括表示制御部2
112におけるαメッセージ一括表示のスクロール処理
と、それに伴うβメッセージ一括表示制御部2122と
γメッセージ一括表示制御部2132でのβメッセー
ジ、γメッセージの自動スクロール処理を表すフローチ
ャートである。、メッセージが2種類の場合の図18と
異なる点は、色付け処理(ステップ3013)の前に、
他方2つ目のメッセージが表示されているかどうか判断
し(ステップ3007、3008)、他方2つ目のメッ
セージのスクロール処理(ステップ3009)と表示時
刻の記憶(ステップ3010)が追加されることであ
る。図31のβメッセージ一括表示のスクロール処理、
図32のγメッセージ一括表示のスクロール処理の場合
も同様である。
【0041】色付け処理は、図33に示す通り、図20
に比べて、メッセージ種別が増加したことによって従表
示メッセージがある間、従表示メッセージの色付け処理
(ステップ3306〜3308)を繰り返すことにな
り、従表示メッセージが残っているかどうかの判断(3
309)が追加になる。
【0042】以上のようにして、メッセージ表示画面か
ら画面あるいはそれ以上の場合でも、自動的に各メッセ
ージ画面を時刻情報で視覚的に対応させることが可能で
ある。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のメッセージ表示画面を自動的に時刻情報で相互に
同期をとって表示することが可能になる。特に、計算機
用保守端末において、コマンドメッセージの表示と自律
メッセージの表示とを時刻情報で視覚的に同期させるこ
とができるため、保守者がメッセージログの確認作業を
する際に、より効率的な作業を期待できる。また、表示
画面の、ある時間的範囲にあるメッセージのものを色を
変えて表示することにより、関連するメッセージ相互の
関係が、一目で把握できる。
【0044】さらに、本発明のメッセージ同期制御方法
を実現するプログラムを、コンピュータで実行可能な形
式で、コンピュータが読み取り可能な任意の記録媒体に
あらかじめ記録しておくことで、該記録媒体の内容を保
守端末等にロードすれば、ハード構成を変更させずに、
既存の装置・システム上で本発明方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するシステムの一実施形態を示す
システム構成図である。
【図2】本発明を実現するために必要なコマンドメッセ
ージ一括表示制御情報の一形態を示すデータ構成図であ
る。
【図3】本発明を実現するために必要な自律メッセージ
一括表示制御情報の一形態を示すデータ構成図である。
【図4】本発明を実現するために必要な色付け制御情報
の一形態を示すデータ構成図である。
【図5】本発明および従来方法を説明するために必要な
ログ情報の一例を示す図である。
【図6】本発明および従来方法を説明するために必要な
コマンドメッセージログ情報の一例を示す図である。
【図7】従来方法によるメッセージ表示制御方法を説明
するためのモニタ画面の一例を示す一図である。
【図8】図7の続きのモニタ画面を示す一図である。
【図9】図8の更に続きのモニタ画面を示す図である。
【図10】本発明によるメッセージ表示制御方法説明す
るためのモニタ画面の一例を示す図である。
【図11】図10の続きのモニタ画面を示す図である。
【図12】図11の更に続きのモニタ画面を示す図であ
る。
【図13】図12のモニタ画面の色付けの一例を示す図
である。
【図14】図13の続きの色付けのモニタ画面を示す図
である。
【図15】メッセージの同期表示処理を実現する際の図
1の、入出力制御部で行う処理の一実施例を示すフロー
チャートである。
【図16】新規にコマンドメッセージ表示画面を表示す
る際の処理の一実施例を示すフローチャートである。
【図17】新規に自律メッセージ表示画面を表示する際
の処理の一実施例を示すフローチャートである。
【図18】コマンドメッセージ表示画面のスクロールの
際の処理の一実施例を示すフローチャートである。
【図19】自律メッセージ表示画面のスクロールの際の
処理の一実施例を示すフローチャートである。
【図20】色付け処理の一実施例を示すフローチャート
である。
【図21】本発明を適用するシステムにおける、3画面
表示を実現する場合の一実施形態を示すシステム構成図
である。
【図22】図21のαメッセージ一括表示情報の一形態
を示すデータ構成図である。
【図23】図21のβメッセージ一括表示情報の一形態
を示すデータ構成図である。
【図24】図21のγメッセージ一括表示情報の一形態
を示すデータ構成図である。
【図25】図21の色付け制御情報の一形態を示すデー
タ構成図である。
【図26】メッセージの同期表示処理を実現する際の図
21の入出力制御部で行う処理の一実施例を示すフロー
チャートである。
【図27】新規にαメッセージ表示画面を表示する際の
処理の一実施例を示すフローチャートである。
【図28】新規にβメッセージ表示画面を表示する際の
処理の一実施例を示すフローチャートである。
【図29】新規にγメッセージ表示画面を表示する際の
処理の一実施例を示すフローチャートである。
【図30】αメッセージ表示画面のスクロールの際の処
理の一実施例を示すフローチャートである。
【図31】βメッセージ表示画面のスクロールの際の処
理の一実施例を示すフローチャートである。
【図32】γメッセージ表示画面のスクロールの際の処
理の一実施例を示すフローチャートである。
【図33】色付け処理の一実施例を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
101 保守者 102 保守端末 103 計算機 104 ヒューマン−マシンインタフェース(ディスプ
レイ、キーボード等) 105 通信回線 106 入出力制御部 107 メッセージ送受信制御部 108 コマンドメッセージ一括表示制御部 109 コマンドメッセージログ情報 110 コマンドメッセージログ情報収集部 111 コマンドメッセージ一括表示制御情報 112 自律メッセージ一括表示制御情報 113 色付け制御情報 114 自律メッセージ一括表示制御部 115 自律メッセージログ情報 116 自律メッセージログ情報収集部 117 計算処理部 118 メッセージ送受信部 705 スクロールバー 805 スクロールバー 2111 αメッセージ一括表示情報 2112 αメッセージ一括表示制御部 2113 αメッセージログ情報 2114 αメッセージログ情報収集部 2121 βメッセージ一括表示情報 2122 βメッセージ一括表示制御部 2123 βメッセージログ情報 2124 βメッセージログ情報収集部 2131 γメッセージ一括表示情報 2132 γメッセージ一括表示制御部 2133 γメッセージログ情報 2134 γメッセージログ情報収集部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−171682(JP,A) 特開 平5−324399(JP,A) 特開 平5−346861(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/28 - 11/34 G06F 3/00 G06F 3/14 - 3/153

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機の保守端末が、計算機への入力コ
    マンドとその応答(以下、コマンドメッセージ)及び計
    算機から受信した自律的なメッセージ(以下、自律メッ
    セージ)をそれぞれ蓄積し、該蓄積されたコマンドメッ
    セージ、自律メッセージを表示制御する方法において、 前記コマンドメッセージあるいは自律メッセージの一方
    のメッセージを表示する際に、他方のメッセージが既に
    表示中か判定し、 前記他方のメッセージが表示中でない場合には、前記
    方のメッセージを蓄積順に表示し、 前記他方のメッセージが既に表示中の場合には、該他方
    のメッセージの時刻情報をもとに、前記蓄積された一方
    のメッセージにおける前記既に表示中の他方のメッセー
    と時間的に近いメッセージを前記他方のメッセージ
    並べて表示する、 ことを特徴とするメッセージの同期表示制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメッセージの同期表示制
    御方法において、 表示中の前記コマンドメッセージあるいは自律メッセー
    ジの一方のメッセージがスクロールされた際に、他方の
    メッセージが表示されているか判定し、 前記他方のメッセージが表示されていると、前記スクロ
    ールされた一方のメッセージの時刻情報をもとに、前記
    他方のメッセージを追従スクロールして、前記スクロー
    ルされた一方のメッセージと時間的に近いメッセージを
    表示する、 ことを特徴とするメッセージの同期表示制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2記載のメッセージの
    同期表示制御方法において、 表示中の前記コマンドメッセージあるいは自律メッセー
    ジの一方のメッセージにおける所定時間範囲のメッセー
    ジを色を変えて表示した際に、他方のメッセージが表示
    されているか判定し、 前記他方のメッセージが表示されていると、前記他方の
    メッセージについて、前記一方のメッセージの所定時間
    範囲に対応するメッセージを色を変えて表示する、 ことを特徴とするメッセージの同期表示制御方法。
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