JP2001034411A - 複数マウス制御方式 - Google Patents

複数マウス制御方式

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JP2001034411A
JP2001034411A JP11210008A JP21000899A JP2001034411A JP 2001034411 A JP2001034411 A JP 2001034411A JP 11210008 A JP11210008 A JP 11210008A JP 21000899 A JP21000899 A JP 21000899A JP 2001034411 A JP2001034411 A JP 2001034411A
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Keiichi Kimura
啓一 木村
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単数または複数の利用者が同時に複数個のマ
ウス入力装置を操作することができるようにし、電子計
算機システムに接続されたマウス入力装置の個数を動的
に確認した上で複数のマウスカーソルの制御を行うこと
ができるようにする(マウス入力装置およびマウスカー
ソルの制御数を随時変更可能とする)。 【解決手段】 マウス接続状態確認手段30は、電子計
算機20に接続されているマウス入力装置11,12,
…,1nの個数を確認し、電子計算機20に新たにマウ
ス入力装置が接続されたときや電子計算機20からマウ
ス入力装置が取り外されたときに当該接続/取外しを動
的に確認する。複数のマウスカーソル制御手段41,4
2,…,4nは、複数のマウス入力装置11,12,
…,1nと個々に対応し、それぞれ独立して各マウス入
力装置に対応する各マウスカーソルの制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一の電子計算機
(コンピュータ)上で複数のマウスカーソルが利用され
る電子計算機システムにおいて、特に単数または複数の
利用者が複数のマウス入力装置を同一の電子計算機に関
して同時に利用することができる電子計算機システムに
おいて、マウス入力装置およびマウスカーソルの制御を
行う複数マウス制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】「単一の電子計算機上で複数のマウスカ
ーソルが利用される電子計算機システム」に関する従来
技術の一例が、特開平2−201623号公報に記載さ
れている。
【0003】図8は、このような従来技術(複数マウス
カーソル制御方式)の構成を示すブロック図である。
【0004】図8に示すように、この従来技術は、単一
のマウス入力装置81を接続しマウスカーソル制御手段
83を有する電子計算機(処理装置)82と、複数のマ
ウスカーソルが表示されうる表示装置84とを含んで構
成されている。ここで、電子計算機82の制御による表
示装置84における画像表示方式は、同一画面内に複数
のウィンドウを同時に表示するマルチウィンドウ方式で
ある。
【0005】このような構成を有する従来技術に係る複
数マウスカーソル制御方式は、次のような動作を行う。
【0006】表示装置84の画面上にはマウスカーソル
が表示されており、利用者は単一のマウス入力装置81
を用いてマウスカーソルの操作を行う。
【0007】電子計算機82内のマウスカーソル制御手
段83は、表示装置84の画面上にオープンされている
ウィンドウが複数である場合に、画面上を自由に移動可
能な真のマウスカーソルと、各々のウィンドウ内に1つ
ずつ設定可能な疑似マウスカーソルとを表示する制御を
行う。そして、このような真のマウスカーソルと疑似マ
ウスカーソルとを使用し、マウス入力装置81の特殊操
作に応じて疑似マウスカーソルの位置に真のマウスカー
ソルを移動させると共に、当該疑似マウスカーソルの存
在するウィンドウをアクティブにする(当該疑似マウス
カーソルを新たな真のマウスカーソルとする)制御を行
う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来技術には、以下に示すような問題点があった。
【0009】第1の問題点は、複数のマウスカーソルが
表示されたとしても、利用者が同時に操作可能なマウス
カーソルは1つのみであるということである。
【0010】このような問題点が存在する理由は、利用
者がマウス入力装置によって操作を行うことができるの
は真のマウスカーソルのみであり、各々のウィンドウに
設定された疑似マウスカーソルを直接操作することはで
きないためである。
【0011】第2の問題点は、ある1つの時点を考える
と、単一の電子計算機システムで使用されているマウス
入力装置は、あくまでも1つのみであるということであ
る。
【0012】このような問題点が存在する理由は、操作
可能なマウスカーソルが1つのみであるため、複数のマ
ウス入力装置が電子計算機に接続されても、ある1つの
時点で操作されるマウスカーソルはただ1つになってし
まうためである。
【0013】第3の問題点は、単一の電子計算機システ
ムをマウス入力装置により同時に利用できる利用者は、
1人のみであるということである。
【0014】このような問題点が存在する理由は、操作
可能なマウスカーソルが1つのみであるため、複数の利
用者が単一の電子計算機システムをマウス入力装置によ
り操作するためには、同時でなく順番に交代で当該マウ
ス入力装置を操作する必要があるためである。
【0015】本発明の目的は、上述の点に鑑み、単一の
電子計算機に複数個のマウス入力装置が接続された電子
計算機システムにおいて、単数または複数の利用者が同
時に複数個のマウス入力装置を操作することができるよ
うにし、電子計算機システムに接続されたマウス入力装
置の個数を動的に確認した上で複数のマウスカーソルの
制御を行うことができる(マウス入力装置およびマウス
カーソルの制御数を随時変更可能とする)複数マウス制
御方式を提供することにある。
【0016】なお、本願発明に対する従来技術に関する
特許公報としては、上記の特開平2−201623号公
報の他に、実開昭63−147738号公報,実開平2
−80849号公報,特開平4−270381号公報,
および特許第2834205号公報がある。
【0017】上記の実開昭63−147738号公報お
よび特許第2834205号公報に記載された技術
(「ポインティング制御装置」ならびに「画面表示方法
および装置」)は、複数の人(利用者)が複数の画面位
置指示手段(マウス入力装置)を使用して、同時に同一
画面上で作業することのみを目的としている。これに対
して、本発明の複数マウス制御方式は、「接続されてい
るマウス入力装置の個数を確認し、その個数にあわせて
マウスカーソルの制御を行うこと」や「マウス入力装置
の追加接続または取外しに動的に対応し、自動的に制御
するマウス入力装置の個数およびマウスカーソルの個数
を変更すること」を目的としている。
【0018】すなわち、これらの従来技術の構成では、
上記のような目的の差異に起因して、画面位置指示手段
(マウス入力装置)およびマウスカーソルの個数はあら
かじめ固定されており、マウス入力装置の個数を利用者
の人数等に応じて動的に変更できる構成にはなっていな
い。これに対して、本発明の複数マウス制御方式では、
後述するように、マウス接続状態確認手段により常にマ
ウス入力装置群の接続状態を動的に確認し、それに応じ
た制御を行う構成となっている。これによって、新たに
利用者が追加される場合には、新たなマウス入力装置を
接続するだけで対応でき、利用者が減らされる場合に
は、当該利用者に対応するマウス入力装置を取り外すだ
けで対応できるようになる。
【0019】上記の実開平2−80849号公報に記載
された技術(「共同作業用情報処理装置」)について
も、構成に関して、上述と同様の相違点を本発明に対し
て有している。すなわち、当該従来技術は、マウス入力
装置群の接続状態を動的に確認する手段を備えていな
い。
【0020】さらに、当該従来技術は、1人の利用者に
対し、他の利用者がポインティングデバイス(マウス入
力装置)を用いて、画面上を指示しながら助言すること
を目的としている。つまり、複数人の共同作業の実現の
効率化が目的であり、その作業を行う者は1人であっ
て、他の利用者は助言を行うにすぎない(当該他の利用
者は、助言を行うときに、助言を行う者用のマウスを使
用できるようにし、いちいち作業を行っている者のマウ
ス入力装置を取って指示しなくても、作業を行うことが
できるようにすることを目的としている)。このような
目的の点でも、当該従来技術は、「共同作業に限らず複
数の利用者が複数の作業を行うこと」を前提としている
本発明とは明確に相違している。
【0021】上記の特開平4−270381号公報に記
載された技術(「OHP投影機用表示装置」)について
も、構成に関して、上述と同様の相違点を本発明に対し
て有している。すなわち、当該従来技術は、マウス入力
装置群の接続状態を動的に確認する手段を備えていな
い。
【0022】また、当該従来技術の目的は、あくまでも
複数の指示カーソル(マウスカーソル)を表示すること
にあり、パーソナルコンピュータ(電子計算機)上の作
業を複数のマウス入力装置で行うことではない。この目
的の点でも、当該従来技術は、本発明とは明確に相違し
ている。
【0023】さらに、当該従来技術の構成は、複数の指
示カーソルを表示するために別途デジタイザを接続して
入力を行うようになっており、電子計算機に複数のマウ
ス入力装置を直接接続する本発明の構成とは大きく異な
っている。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の複数マウス制御
方式は、複数のマウス入力装置を同時に利用することが
できる電子計算機システムにおいて、電子計算機に接続
されているマウス入力装置の個数を確認し、前記電子計
算機に新たにマウス入力装置が接続されたときや前記電
子計算機からマウス入力装置が取り外されたときに当該
接続/取外しを動的に確認するマウス接続状態確認手段
と、複数のマウス入力装置と個々に対応し、それぞれ独
立して各マウス入力装置に対応する各マウスカーソルの
制御を行う複数のマウスカーソル制御手段とを有する。
【0025】なお、より一般的には、本発明の複数マウ
ス制御方式は、複数のマウス入力装置を同時に利用する
ことができる電子計算機システムにおいて、電子計算機
に接続されているマウス入力装置の個数を動的に確認す
るマウス接続状態確認手段と、複数のマウス入力装置と
個々に対応し、それぞれ独立して各マウス入力装置に対
応する各マウスカーソルの制御を行う複数のマウスカー
ソル制御手段とを有すると表現することができる。すな
わち、本発明の複数マウス制御方式は、マウス接続状態
確認手段により動的にマウス入力装置の個数確認を行
い、電子計算機システムに接続されるマウス入力装置の
個数を変化させた場合に、制御を行うマウス入力装置お
よび表示装置上のマウスカーソルの制御数も変化するよ
うに動作する。
【0026】また、本発明の複数マウス制御方式は、複
数のマウス入力装置を同時に利用することができる電子
計算機システムにおける電子計算機を、前記電子計算機
に接続されているマウス入力装置の個数を動的に確認す
るマウス接続状態確認手段,および複数のマウス入力装
置と個々に対応し、それぞれ独立して各マウス入力装置
に対応する各マウスカーソルの制御を行う複数のマウス
カーソル制御手段として機能させるためのプログラムを
記録した記録媒体として実現することも可能である。
【0027】さらに、本発明の複数マウス制御方式は、
前記マウスカーソル制御手段に、異なる色や形状により
自己に対応するマウスカーソルと他のマウスカーソルと
の区別を可能にしてマウスカーソルを表示装置に表示す
る機能を付加することも可能である。
【0028】加えて、本発明の複数マウス制御方式は、
複数の利用者が各々別々のマウス入力装置を使用して単
一の電子計算機を同時に利用する態様で、かつ、マウス
入力装置の接続個数を変更することにより当該「複数の
利用者」の人数を動的に変更できる態様で制御される電
子計算機システムに適用されることを特徴とすることも
できる。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0030】(1) 第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態に係る複数マウス制
御方式の構成を示すブロック図である。
【0031】図1を参照すると、本実施の形態に係る複
数マウス制御方式は、複数のマウス入力装置11,1
2,…,1n(nは正整数)と、電子計算機(処理装
置)20と、表示装置(ディスプレイやモニタ)50と
を含んで構成されている。
【0032】電子計算機20は、マウス接続状態確認手
段30と、複数のマウスカーソル制御手段41,42,
…,4nとを含んで構成されている。
【0033】これらの手段は、それぞれ、概略、次のよ
うに動作する。
【0034】マウス接続状態確認手段30は、電子計算
機20に接続されたマウス入力装置11,12,…,1
nの個数と、当該マウス入力装置11,12,…,1n
が接続された位置(コネクタ)とを確認する。また、新
たにマウス入力装置が接続された場合や、接続されてい
たマウス入力装置が取り外された場合にも、当該接続/
取外しに動的に対応し、常に現在のマウス入力装置群の
接続状態を認識している。
【0035】マウスカーソル制御手段41,42,…,
4nは、それぞれ独立しており、個々のマウスカーソル
制御手段は、従来からこの種のマルチウィンドウシステ
ムで採用されている通常の処理を行う。
【0036】ここで、上記の「通常の処理」とは、以下
のaおよびbに示す動作等に関する処理をいう。 a.マウス入力装置が物理的に移動されたときに、その
移動量に応じて表示装置50上でマウスカーソル(当該
マウス入力装置に対応するマウスカーソル)の移動を行
わせる動作 b.マウスカーソルが表示装置50(表示装置50の画
面)に表示された特定のボタン上に移動され、マウス入
力装置のボタンがクリックされたときに、表示装置50
に表示された当該特定のボタンに定義された処理を電子
計算機20に行わせる動作
【0037】また、マウスカーソル制御手段41はマウ
ス入力装置11の操作に対する制御を行い、マウスカー
ソル制御手段42はマウス入力装置12の操作に対する
制御を行い、…というように、各々のマウスカーソル制
御手段の制御は独立している。
【0038】なお、各マウスカーソル制御手段や各マウ
ス入力装置に対応して、各マウスカーソルが存在する。
【0039】ここで、表示装置50(表示装置50の画
面)に表示される各マウスカーソルは、色や形状の違い
により、それぞれを区別することが可能なものとなって
いる。なお、このように各マウスカーソルを区別するこ
とは、本発明において必須のものではない(このような
区別がなくても本発明は成立する)。
【0040】図2は、本実施の形態に係る複数マウス制
御方式の処理を示す流れ図である。この処理は、マウス
接続状態確認ステップ201と、マウスカーソル表示ス
テップ202と、k=1ステップ203と、k個目マウ
スカーソル制御ステップ204と、k加算ステップ20
5と、k判定ステップ206と、マウス接続状態確認ス
テップ207と、新接続マウス有無判定ステップ208
と、新接続マウス対応マウスカーソル表示ステップ20
9と、接続取外しマウス有無判定ステップ210と、接
続取外しマウス対応マウスカーソル削除ステップ211
と、番号ふり直しステップ212とからなる。なお、図
2においては、マウス入力装置のことを単に「マウス」
と表記している。
【0041】図3〜図6は、本実施の形態に係る複数マ
ウス制御方式の具体的な動作を説明するためのブロック
図である。
【0042】次に、上記のように構成された本実施の形
態に係る複数マウス制御方式の動作について詳細に説明
する。
【0043】まず、電子計算機20内のマウス接続状態
確認手段30は、電子計算機20に接続されたマウス入
力装置11〜1nの個数と、当該マウス入力装置11〜
1nが接続された位置(コネクタ)とを確認し、接続さ
れた位置に応じて個々のマウス入力装置を1番目のマウ
ス入力装置、2番目のマウス入力装置、…と順番に区別
し、また、接続個数のnを記録しておく(図2のステッ
プ201)。
【0044】次に、マウス接続状態確認手段30は、n
個のマウス入力装置11〜1nのそれぞれに対応したマ
ウスカーソル制御手段41〜4nを起動する。各マウス
カーソル制御手段41〜4nは、n個のマウスカーソル
の各々を表示装置50の画面上に設定(表示)する(ス
テップ202)。すなわち、各マウスカーソル制御手段
41〜4nは、それぞれ異なる色や形状で識別可能なマ
ウスカーソル(自己に対応するマウスカーソル)を設定
し、当該マウスカーソルを表示装置50の画面に表示す
る。
【0045】さらに、マウス接続状態確認手段30は、
1個目のマウスカーソルの制御を行うために制御変数の
kに1を設定し(ステップ203)、k番目のマウスカ
ーソル制御手段(ここでは、1番目のマウスカーソル制
御手段41)に制御を渡す。
【0046】これに基づき、マウスカーソル制御手段4
1は、1個目のマウスカーソル(マウス入力装置11や
マウスカーソル制御手段41に対応するマウスカーソ
ル)の制御を行う(ステップ204)。
【0047】ステップ204の「マウスカーソルの制
御」とは、従来からこの種のマルチウィンドウシステム
で採用されている通常のマウスカーソル制御に関する処
理のことをいう。すなわち、当該マウスカーソルに対応
するマウス入力装置を物理的に移動させたときに、その
移動量に応じて当該マウスカーソルの移動を行うこと
や、当該マウスカーソルが表示装置50上に表示された
特定のボタンに移動され当該マウス入力装置のボタンが
クリックされたときに、表示装置50上に表示されてい
る当該ボタンに定義された処理を電子計算機20に行わ
せること等の制御である。
【0048】マウス接続状態確認手段30は、1個目の
マウスカーソルの制御が終わったら、2個目のマウスカ
ーソルの制御に処理を移行させるためにkに1を加算し
(ステップ205)、kがマウスカーソルの個数である
nを超えているか否かを判定した上で(ステップ20
6)、k番目のマウスカーソル制御手段(ここでは、2
番目のマウスカーソル制御手段42)に制御を渡す。
【0049】これに基づき、マウスカーソル制御手段4
2は、2個目のマウスカーソルの制御を行う(ステップ
204)。
【0050】マウス接続状態確認手段30は、2個目の
マウスカーソルの制御が終わったら、3個目のマウスカ
ーソルの制御に処理を移行させるために、kに1を加算
し(ステップ205)、kがマウスカーソルの個数であ
るnを超えているか否かを判定した上で(ステップ20
6)、k番目のマウスカーソル制御手段(ここでは、3
番目のマウスカーソル制御手段43)に制御を渡す。
【0051】このようにして、順次、k個目のマウスカ
ーソルの制御(ステップ204)が終了すると、kに1
が加算され(ステップ205)、そのkがnを超過して
いるか否かが判定される(ステップ206)。
【0052】そして、マウス接続状態確認手段30は、
ステップ206で「kがnを超過している(n個目のマ
ウスカーソルの制御が終わった)」と判定した場合に
は、現在のマウス入力装置群の接続状態について動的に
確認する(ステップ207)。
【0053】マウス接続状態確認手段30は、ステップ
207の確認に基づき、まず、新たに接続されたマウス
入力装置があるか否かを判定する(ステップ208)。
【0054】ステップ208で「新たに接続されたマウ
ス入力装置がある」と判定した場合には、そのマウス入
力装置と対応するマウスカーソル制御手段を起動し、そ
のマウスカーソル制御手段に制御を渡す。そして、当該
マウスカーソル制御手段が、表示装置50上に新たなマ
ウスカーソル(当該マウス入力装置や当該マウスカーソ
ル制御手段に対応するマウスカーソル)を表示する(ス
テップ209)。
【0055】マウス接続状態確認手段30は、ステップ
208で「新たに接続されたマウス入力装置がない」と
判定した場合またはステップ209の処理を終了した場
合には、新たに取り外されたマウス入力装置があるか否
かを判定する(ステップ210)。
【0056】マウス接続状態確認手段30は、ステップ
210で「新たに取り外されたマウス入力装置がある」
と判定した場合には、そのマウス入力装置と対応するマ
ウスカーソル制御手段の使用をやめ、表示装置50上に
表示されていた当該マウス入力装置に対応するマウスカ
ーソルを削除する(ステップ211)。
【0057】最後に、マウス接続状態確認手段30は、
現在接続されているマウス入力装置11〜1nの接続個
数のnを上記の接続/取外しを反映させて更新し、それ
ぞれのマウス入力装置とマウスカーソル制御手段との対
応関係を崩さないように、再度1番目からn番目まで番
号をふり直し(ステップ212)、1個目のマウスカー
ソルの制御からの一連の処理(ステップ203以下の処
理)に戻る。
【0058】次に、具体的な実施例を用いて本実施の形
態に係る複数マウス制御方式の動作を説明する。
【0059】第1に、複数のマウスカーソルの制御に関
する動作(図2中のステップ201〜206参照)につ
いて、図3を参照して説明する。
【0060】図3に示すように、本実施の形態に係る複
数マウス制御方式が適用される電子計算機システムにお
いて、マウス入力装置11とマウス入力装置12とが接
続された電子計算機20が存在する場合には、表示装置
50(表示装置50の画面)にはマウスカーソルA(1
個目のマウスカーソル)とマウスカーソルB(2個目の
マウスカーソル)とが表示される。なお、マウスカーソ
ルAとマウスカーソルBとは、その形状(矢線の太さ
等)によって区別されている。
【0061】マウスカーソルA(1個目のマウスカーソ
ル)は、マウスカーソル制御手段41(1番目のマウス
カーソル制御手段)によって制御され、マウス入力装置
11(1番目のマウス入力装置)の操作に対応して動作
する。また、マウスカーソルB(2個目のマウスカーソ
ル)は、マウスカーソル制御手段42(2番目のマウス
カーソル制御手段)によって制御され、マウス入力装置
12(2番目のマウス入力装置)の操作に対応して動作
する。
【0062】このとき、2つのマウスカーソルAおよび
Bは2つの異なるマウス入力装置11および12により
操作されるため、1人の利用者がマウス入力装置11に
よりマウスカーソルAを操作し、同時に他の利用者がマ
ウス入力装置12によりマウスカーソルBを操作すると
いうことが、可能になる。
【0063】第2に、マウス入力装置群の接続状態の動
的な確認に関する動作(図2中のステップ207〜21
2参照)について、図3〜図6を参照して説明する。
【0064】上記で言及した図3に示すように、本実施
の形態に係る複数マウス制御方式が適用される電子計算
機システムにおいて、2つのマウス入力装置11および
12が接続された電子計算機20が存在する場合には、
表示装置50(表示装置50の画面)には2つのマウス
カーソルAおよびBが表示されている。
【0065】ここで、図4に示すように、新たに1つの
マウス入力装置(マウス入力装置13)が接続された場
合を考える。
【0066】新たにマウス入力装置13が接続される
と、マウス接続状態確認手段30によりその旨が確認さ
れ(図2のステップ208および209参照)、新たな
マウスカーソル制御手段43が起動され、表示装置50
上に新たなマウスカーソルC(3個目のマウスカーソ
ル)が表示される。
【0067】このマウスカーソルCは、新たなマウス入
力装置13の操作に基づき、新たなマウスカーソル制御
手段43によって制御される。このため利用者(マウス
入力装置11および12を使用する利用者と同一の利用
者でも他の利用者でもかまわない)は、他のマウス入力
装置11および12とは独立して、新たに接続されたマ
ウス入力装置13の操作を行うことができる。
【0068】次に、図5に示すように、図4の接続状態
から新たに1つのマウス入力装置(マウス入力装置1
2)が取り外された場合を考える。
【0069】マウス入力装置12が取り外されると、マ
ウス接続状態確認手段30によりその旨が確認され(図
2のステップ210および211参照)、マウスカーソ
ル制御手段42の制御が終了させられる。また、表示装
置50上のマウスカーソルBの表示が中止される(マウ
スカーソルBが削除される)。
【0070】上記のような接続および取外しが行われた
場合には、マウス接続状態確認手段30により、マウス
入力装置の接続個数の変更が確認され、それを受けて図
6に示すように新たな通し番号となるようにマウス入力
装置,マウスカーソル制御手段,およびマウスカーソル
の番号のふり直しが行われる(図2のステップ212参
照)。
【0071】すなわち、図5中のマウス入力装置13
(3番目のマウス入力装置),マウスカーソル制御手段
43(3番目のマウスカーソル制御手段),およびマウ
スカーソルC(3個目のマウスカーソル)を、図6に示
すそれぞれ新たなマウス入力装置12(2番目のマウス
入力装置),マウスカーソル制御手段42(2番目のマ
ウスカーソル制御手段),およびマウスカーソルB(2
個目のマウスカーソル)とする。このとき、図6中のマ
ウスカーソルBは、マウスカーソルの色や形状および位
置情報を図5中のマウスカーソルCから引き継ぐ。
【0072】(2) 第2の実施の形態 図7は、本発明の第2の実施の形態に係る複数マウス制
御方式の構成を示すブロック図である。
【0073】図7を参照すると、本発明の第2の実施の
形態に係る複数マウス制御方式は、図1に示した第1の
実施の形態に係る複数マウス制御方式に対して、複数マ
ウス制御処理プログラムを記録した記録媒体70を備え
る点が異なっている。この記録媒体70は、磁気ディス
ク,半導体メモリ,その他の記録媒体であってよい。
【0074】複数マウス制御処理プログラムは、記録媒
体70から電子計算機(処理装置)20(マウス接続状
態確認手段30およびマウスカーソル制御手段41,4
2,…,4nを有し、マウス入力装置11,12,…1
nおよび表示装置50を接続する電子計算機)に読み込
まれ、当該電子計算機20の動作をマウス接続状態確認
手段30およびマウスカーソル制御手段41,42,
…,4nとして制御する。複数マウス制御処理プログラ
ムの制御による電子計算機20の動作は、第1の実施の
形態における電子計算機20(マウス接続状態確認手段
30およびマウスカーソル制御手段41,42,…,4
n)の動作と全く同様になるので、その詳しい説明を割
愛する。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
以下に示すような効果が生じる。
【0076】第1の効果は、単一の電子計算機に複数個
のマウス入力装置が接続された電子計算機システムにお
いて、複数のマウス入力装置をそれぞれ個別に操作する
ことができ、各マウスカーソルの制御を同時に独立して
動作させることができるということである。これによ
り、複数の利用者が同時に複数個のマウス入力装置を操
作することができるようになる。
【0077】このような効果が生じる理由は、図1に示
すように1つの電子計算機内にマウス入力装置の接続個
数に応じた複数のマウスカーソル制御手段を持つように
構成されているので、各々のマウスカーソル制御手段が
他のマウスカーソル制御手段とは独立した構成となり、
複数のマウス入力装置にそれぞれ対応した複数のマウス
カーソルを同時に独立して操作できるためである。
【0078】第2の効果は、電子計算機の動作中に、マ
ウス入力装置が新たに接続されたり、接続されていたマ
ウス入力装置が取り外された場合にも、動的に対応でき
る(上記の第1の効果を実現することができる)ことに
ある。
【0079】このような効果が生じる理由は、マウス接
続状態確認手段により、常に現在のマウス入力装置群の
接続状態が確認されているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る複数マウス制
御方式の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す複数マウス制御方式の処理を示す流
れ図である。
【図3】図1に示す複数マウス制御方式の具体的な動作
を説明するためのブロック図である。
【図4】図1に示す複数マウス制御方式の具体的な動作
を説明するためのブロック図である。
【図5】図1に示す複数マウス制御方式の具体的な動作
を説明するためのブロック図である。
【図6】図1に示す複数マウス制御方式の具体的な動作
を説明するためのブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る複数マウス制
御方式の構成を示すブロック図である。
【図8】従来技術の一例(複数マウスカーソル制御方
式)の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11,12,13,1n マウス入力装置 20 電子計算機(処理装置) 30 マウス接続状態確認手段 41,42,43,4n マウスカーソル制御手段 50 表示装置 70 記録媒体 A,B,C マウスカーソル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマウス入力装置を同時に利用する
    ことができる電子計算機システムにおいて、電子計算機
    に接続されているマウス入力装置の個数を動的に確認す
    るマウス接続状態確認手段と、複数のマウス入力装置と
    個々に対応し、それぞれ独立して各マウス入力装置に対
    応する各マウスカーソルの制御を行う複数のマウスカー
    ソル制御手段とを備えたことを特徴とする複数マウス制
    御方式。
  2. 【請求項2】 複数のマウス入力装置を同時に利用する
    ことができる電子計算機システムにおいて、電子計算機
    に接続されているマウス入力装置の個数を確認し、前記
    電子計算機に新たにマウス入力装置が接続されたときや
    前記電子計算機からマウス入力装置が取り外されたとき
    に当該接続/取外しを動的に確認するマウス接続状態確
    認手段と、複数のマウス入力装置と個々に対応し、それ
    ぞれ独立して各マウス入力装置に対応する各マウスカー
    ソルの制御を行う複数のマウスカーソル制御手段とを備
    えたことを特徴とする複数マウス制御方式。
  3. 【請求項3】 前記マウスカーソル制御手段が、異なる
    色や形状により自己に対応するマウスカーソルと他のマ
    ウスカーソルとの区別を可能にしてマウスカーソルを表
    示装置に表示することを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の複数マウス制御方式。
  4. 【請求項4】 複数の利用者が各々別々のマウス入力装
    置を使用して単一の電子計算機を同時に利用する態様
    で、かつ、マウス入力装置の接続個数を変更することに
    より当該「複数の利用者」の人数を動的に変更できる態
    様で制御される電子計算機システムに適用されることを
    特徴とする請求項1,請求項2,または請求項3記載の
    複数マウス制御方式。
  5. 【請求項5】 複数のマウス入力装置を同時に利用する
    ことができる電子計算機システムにおける電子計算機
    を、前記電子計算機に接続されているマウス入力装置の
    個数を動的に確認するマウス接続状態確認手段,および
    複数のマウス入力装置と個々に対応し、それぞれ独立し
    て各マウス入力装置に対応する各マウスカーソルの制御
    を行う複数のマウスカーソル制御手段として機能させる
    ためのプログラムを記録した記録媒体。
  6. 【請求項6】 複数のマウス入力装置を同時に利用する
    ことができる電子計算機システムにおける電子計算機
    を、前記電子計算機に接続されているマウス入力装置の
    個数を確認し、前記電子計算機に新たにマウス入力装置
    が接続されたときや前記電子計算機からマウス入力装置
    が取り外されたときに当該接続/取外しを動的に確認す
    るマウス接続状態確認手段,および複数のマウス入力装
    置と個々に対応し、それぞれ独立して各マウス入力装置
    に対応する各マウスカーソルの制御を行う複数のマウス
    カーソル制御手段として機能させるためのプログラムを
    記録した記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記マウスカーソル制御手段が、異なる
    色や形状により自己に対応するマウスカーソルと他のマ
    ウスカーソルとの区別を可能にしてマウスカーソルを表
    示装置に表示することを特徴とする請求項5または請求
    項6記載の記録媒体。
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