JPH08305528A - 画面表示装置の制御方法 - Google Patents

画面表示装置の制御方法

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Publication number
JPH08305528A
JPH08305528A JP7127582A JP12758295A JPH08305528A JP H08305528 A JPH08305528 A JP H08305528A JP 7127582 A JP7127582 A JP 7127582A JP 12758295 A JP12758295 A JP 12758295A JP H08305528 A JPH08305528 A JP H08305528A
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JP
Japan
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display
display window
window
guidance
operation guidance
Prior art date
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Pending
Application number
JP7127582A
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English (en)
Inventor
Hirohisa Saito
浩久 斉藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ処理装置や通信端末装置などの機器操
作時のユーザの使い勝手を向上できる画面表示装置の制
御方法を提供することを目的としている。 【効果】 ユーザが操作を誤ったときにだけ、操作ガイ
ダンス用表示窓を表示してその操作ガイダンス用表示窓
にその操作に対応した操作ガイダンスを表示するように
しているので、ユーザが真に必要とする局面でのみ操作
ガイダンスを提供することができ、それにより、ユーザ
は、円滑な操作が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示画面に複数の表示
窓を形成し、おのおのの表示窓には独立した内容を表示
して独立した操作を行わせるとともに、操作対象である
注目表示窓の表示内容に対する操作ガイダンスを表示す
る操作ガイダンス用表示窓を表示し、ユーザの操作を補
助する画面表示装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、操作表示部などにある程度広い解
像度の画面表示手段を備えているデータ処理装置や通信
端末装置などでは、複数の表示窓を設け、おのおのの表
示窓で独立した表示を行うとともにそれぞれの表示窓の
表示に対する操作を独立して行えるようにした、いわゆ
るマルチウィンドタイプの表示機能を備えたものが、多
数実用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなマルチウィ
ンドタイプの表示機能では、その時点で操作対象となっ
ている表示窓(以下、注目表示窓という。)に対し、そ
の時点で可能な操作(以下、対象操作という。)につい
ての操作ガイダンスを表示する操作ガイダンス表示窓を
固定的に設け、ユーザの操作の補助を行えるようにした
ものがある。
【0004】しかしながら、このような従来装置では、
常に操作ガイダンス表示窓を表示していたため、ユーザ
が熟達している操作にまで操作ガイダンスが表示され、
ユーザの操作を妨げるという事態を生じるおそれがあ
る。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、データ処理装置や通信端末装置などの機器操
作時のユーザの使い勝手を向上できる画面表示装置の制
御方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示画面に複
数の表示窓を形成し、おのおのの表示窓には独立した内
容を表示して独立した操作を行わせるとともに、操作対
象である注目表示窓の表示内容に対する操作ガイダンス
を表示する操作ガイダンス用表示窓を表示し、ユーザの
操作を補助する画面表示装置の制御方法において、注目
表示窓に対する操作が誤操作であった場合、上記操作ガ
イダンス用表示窓を表示し、この操作ガイダンス用表示
窓にその注目表示窓の対象操作に対応した操作ガイダン
スを表示するようにしたものである。
【0007】また、表示画面に複数の表示窓を形成し、
おのおのの表示窓には独立した内容を表示して独立した
操作を行わせるとともに、操作対象である注目表示窓の
表示内容に対する操作ガイダンスを表示する操作ガイダ
ンス用表示窓を表示し、ユーザの操作を補助する画面表
示装置の制御方法において、注目表示窓に対する操作を
行える状態になってから所定時間を経過した時点で、上
記操作ガイダンス用表示窓を表示し、この操作ガイダン
ス用表示窓にその注目表示窓の対象操作に対応した操作
ガイダンスを表示するようにしたものである。
【0008】また、表示画面に複数の表示窓を形成し、
おのおのの表示窓には独立した内容を表示して独立した
操作を行わせるとともに、操作対象である注目表示窓の
表示内容に対する操作ガイダンスを表示する操作ガイダ
ンス用表示窓を表示し、ユーザの操作を補助する画面表
示装置の制御方法において、注目表示窓に対する操作が
誤操作であった場合、あるいは、注目表示窓に対する操
作を行える状態になってから所定時間を経過した時点
で、上記操作ガイダンス用表示窓を表示し、その操作ガ
イダンス用表示窓にその注目表示窓の対象操作に対応し
た操作ガイダンスを表示するようにしたものである。
【0009】また、表示画面に複数の表示窓を形成し、
おのおのの表示窓には独立した内容を表示して独立した
操作を行わせるとともに、操作対象である注目表示窓の
表示内容に対する操作ガイダンスを表示する操作ガイダ
ンス用表示窓を表示し、ユーザの操作を補助する画面表
示装置の制御方法において、注目表示窓に対する操作が
誤操作であった場合、あるいは、注目表示窓に対する操
作を行える状態になってから所定時間を経過した時点
で、上記操作ガイダンス用表示窓を表示してその操作ガ
イダンス用表示窓にその注目表示窓の対象操作に対応し
た操作ガイダンスを表示するとともに、上記対象操作が
正常終了すると、上記操作ガイダンス表示窓を表示終了
するようにしたものである。
【0010】また、表示画面に複数の表示窓を形成し、
おのおのの表示窓には独立した内容を表示して独立した
操作を行わせるとともに、操作対象である注目表示窓の
表示内容に対する操作ガイダンスを表示する操作ガイダ
ンス用表示窓を表示し、ユーザの操作を補助する画面表
示装置の制御方法において、おのおのの表示窓に対する
操作履歴情報を形成して保存する操作履歴情報保存手段
を備え、注目表示窓に対する操作について上記操作履歴
情報保存手段に保存されている操作履歴情報が正常操作
以外の場合には、その注目表示窓に対する操作が誤操作
であった場合、あるいは、注目表示窓に対する操作を行
える状態になってから所定時間を経過した時点で、上記
操作ガイダンス用表示窓を表示してその操作ガイダンス
用表示窓にその注目表示窓の対象操作に対応した操作ガ
イダンスを表示するとともに、上記対象操作が正常終了
すると上記操作ガイダンス表示窓を表示終了する一方、
注目表示窓に対する操作について上記操作履歴情報保存
手段に保存されている操作履歴情報が正常操作の場合に
は、上記操作ガイダンス用表示窓の表示を行わないよう
にしたものである。
【0011】
【作用】したがって、ユーザが操作を誤ったときにだ
け、操作ガイダンス用表示窓を表示してその操作ガイダ
ンス用表示窓にその操作に対応した操作ガイダンスを表
示するようにしているので、ユーザが真に必要とする局
面でのみ操作ガイダンスを提供することができ、それに
より、ユーザは、円滑な操作が行える。
【0012】また、ユーザが適切な操作を思いつかない
場合なので、操作がされるまでに時間がかかっていると
きにだけ、操作ガイダンス用表示窓を表示してその操作
ガイダンス用表示窓にその操作に対応した操作ガイダン
スを表示するようにしているので、ユーザが真に必要と
する局面でのみ操作ガイダンスを提供することができ、
それにより、ユーザは、円滑な操作が行える。
【0013】また、おのおのの表示窓に対するユーザの
操作履歴を形成保存し、ユーザが以前に正常操作できな
かった操作についてのみ、操作ガイダンス用表示窓を表
示してその操作ガイダンス用表示窓にその操作に対応し
た操作ガイダンスを表示するようにしているので、ユー
ザが真に必要とする局面でのみ操作ガイダンスを提供す
ることができ、それにより、ユーザは、円滑な操作が行
える。
【0014】また、操作ガイダンスを表示した操作ガイ
ダンス表示窓は、ユーザが適切な操作を行うとその表示
を終了するようにしているので、ユーザは、操作終了後
は操作ガイダンス表示窓を気にすることなく次の操作等
の作業に移行することができ、ユーザの操作をより円滑
にすることができる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例にかかる操作表
示装置を示している。この操作表示装置は、図示しない
本体装置(例えば、データ処理装置やデータ端末装置な
ど)に接続されて、その本体装置の操作表示手段として
用いられるものである。
【0017】同図において、この操作表示装置は、筐体
1に、液晶表示装置とタッチパネル装置からなる操作表
示ユニット2を設けたものであり、また、操作表示ユニ
ット2に対するタッチ操作等の操作入力のための電子ペ
ン3が設けられている。
【0018】また、操作表示ユニット2には、1つ以上
の表示窓(操作ウィンド)が表示されて、おのおのの表
示窓ではユーザが所望するアプリケーションが実行され
るとともに、必要に応じて、操作ガイダンス表示窓(操
作ガイダンスウィンド)が表示されて、そのときにユー
ザが操作対象としている注目表示窓において、ユーザが
操作しようとしている対象操作に対応する操作ガイダン
スが表示される。
【0019】図2は、図1に示した操作表示装置の構成
の一例を示している。
【0020】同図において、CPU(中央処理装置)1
1は、この操作表示装置の動作を制御するとともに、こ
の操作表示装置が接続される本体装置との間で種々のデ
ータをやりとりするものであり、ROM(リード・オン
リ・メモリ)12は、CPU11が起動時等に実行する
プログラムなどのデータを記憶するものであり、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)13は、CPU11の
ワークエリア等を構成するためものである。
【0021】磁気ディスク装置14は、CPU11が実
行する表示処理および入力処理のための種々のデータ等
を記憶するものであり、本体インタフェース15は、本
体装置に接続して、種々のデータのやりとりを行うため
のものである。
【0022】LCD(液晶表示装置)制御部16は、V
RAM(ビデオRAM)17に記憶されている表示デー
タに基づいて、操作表示ユニット2の液晶表示装置2a
の表示内容を所定のタイミングで更新するためのもので
あり、表示制御部18は、CPU11から入力した表示
データ(例えば、描画データなど)に対応した表示デー
タを形成し、その表示データを所定のタイミングでVR
AM17に記憶するものである。
【0023】TP(タッチパネル)制御部19は、操作
表示ユニット2のタッチパネル装置2bのタッチ座標の
入力、および、タッチペン3の操作データの入力制御を
行うためのものである。
【0024】これらのCPU11、ROM12、RAM
13、磁気ディスク装置14、本体インタフェース1
5、LCD制御部16、VRAM17、表示制御部1
8、および、TP制御部19は、内部バス20に接続さ
れており、これらの各要素間のデータのやりとりは、主
としてこの内部バス20を介して行われている。
【0025】また、表示制御部18によるVRAM17
へのデータの書き込み、および、LCD制御部16によ
るVRAM17からのデータの読み出しは、それぞれ直
接行われている。
【0026】磁気ディスク装置15には、図3に示すよ
うに、操作シーケンステーブル、操作ガイダンステーブ
ル、ウィンド出力テーブルファイル、および、操作履歴
テーブルファイルが記憶されている。なお、磁気ディス
ク装置15には、これ以外の種々のデータファイル等も
記憶される。
【0027】操作シーケンステーブルは、表示窓に表示
されているアプリケーション毎に、その一連の操作シー
ケンスの内容が記録されたものである。操作ガイダンス
テーブルは、ある操作項目についての操作ガイダンス
を、おのおのの操作項目について記憶したものであり、
正しい操作内容のデータも含む。ウィンド出力テーブル
ファイルは、各表示窓の表示条件(例えば、非注目表示
窓から注目表示窓に移行したときの操作ガイダンス表示
までの時間等)を記憶するデータファイルである。操作
履歴テーブルファイルは、各表示窓における操作履歴が
書き込まれるデータファイルである。
【0028】図4は、図1に示した操作表示装置の機能
ブロックを示している。
【0029】同図において、データ入出力管理部IOM
は、ROM12、RAM13、磁気ディスク装置14、
および、本体インタフェース15に対するデータの入出
力およびデータの読み出し/書き込み動作を行うための
ものである。
【0030】操作シーケンス管理部SEQは、おのおの
の表示窓に割り当てられているアプリケーションプログ
ラムにおける操作シーケンスに従って、表示窓の生成/
消滅、および、表示窓内の操作対象等の表示態様の制御
を行うものである。
【0031】マルチウィンド管理部MWMは、画面に表
示する各表示窓および操作ガイダンス表示窓の生成/消
滅等の表示制御を行うものである。
【0032】マルチウィンド表示部MWAは、マルチウ
ィンド管理部MWMによって生成されたおのおのの表示
窓に対する表示制御を行うものであり、おのおのの表示
窓に対応したウィンド処理部WM1〜WMnが動的に生
成される。
【0033】操作ガイダンスウィンド管理部GWMは、
マルチウィンド管理部MWMによる操作ガイダンス表示
窓の生成/消滅の表示制御に伴い、実際に、画面に操作
ガイダンスウィンドを表示するためのものである。
【0034】入出力管理部SPMは、液晶表示装置2a
の表示制御を行うとともに、タッチパネル装置2bおよ
びタッチペン3の入力制御を行うものである。表示デー
タは、操作シーケンス管理部SEQ、マルチウィンド管
理部MWM、マルチウィンド表示部MWAおよび操作ガ
イダンスウィンド管理部GWMから適宜に、入出力管理
部SPMに加えられる。また、タッチパネル装置2bお
よびタッチペン3の入力データは、それぞれ注目表示窓
を表示管理している処理手段に対して出力される。
【0035】以上の構成で、ユーザが操作表示ユニット
2の表示を見ながら適宜にタッチペン3で表示画面を操
作すると、そのときに実行されているアプリケーション
プログラムにあらかじめ定められている操作シーケンス
に従って、必要な表示窓が適宜に表示されるとともに、
不要になった表示窓の表示が終了し、それにより、ユー
ザは、そのアプリケーションプログラムを望む態様で適
宜に使用することができる。
【0036】このようなユーザの一連の操作の中で、新
しい表示窓の生成および操作処理は、例えば、システム
プログラムが実行する図5に示すような処理に従ってな
される。
【0037】まず、そのときに表示する表示窓に関する
一連の操作内容をあらわす操作シーケンステーブルファ
イルを磁気ディスク装置14から読み込んで(処理10
1)、新しい表示窓の表示内容を処理するウィンド処理
部WMkを新たに起動する(処理102)。それによ
り、新たな表示窓が表示され(これを、「表示窓を開
く」という)、また、この場合、このウィンド処理部W
Mkが表示処理する表示窓が、注目表示窓となる。
【0038】ここで、例えば、ユーザが別の表示窓をタ
ッチ操作するなどして、ユーザの注目する(「フォーカ
スする」ともいう)表示窓が別の表示窓に移ると、その
フォーカスが移った先の表示窓が注目表示窓となる。こ
のようにして、ユーザは、注目表示窓に対して任意の操
作を行うことができる。
【0039】このようにして、新たな注目表示窓が開か
れると、システムプログラムは、ユーザがその注目表示
窓に対するいずれかの操作を、その注目表示窓に対応し
てウィンド出力テーブルファイルに記憶されている規定
の時間内にするかどうかを監視する(判断103,10
4のNOループ)。
【0040】ここで、ユーザが注目表示窓に対していず
れかの操作を実行した場合で、判断103の結果がYE
Sになるときには、システムプログラムは、操作シーケ
ンステーブルファイルの内容を参照し、その操作内容が
正常なものであるかどうかを調べる(判断105)。
【0041】ユーザがした操作内容(これを、「対象操
作」という)が正常でない場合で、判断105の結果が
NOになるときには、システムプログラムは、操作ガイ
ダンス表示窓の表示を要求し(処理106)、その対象
操作に関して適切な操作内容をガイドするための操作ガ
イダンス表示窓の表示処理を起動する(処理107)。
【0042】次いで、システムプログラムは、ユーザが
そのときに開いた表示窓の表示終了を指令するまで、そ
の表示窓を表示処理するウィンド処理部WMkの処理を
継続し(処理108、判断109のNOループ)、ユー
ザが表示窓の表示終了を指令して、判断109の結果が
YESになると、ウィンド処理部WMkを終了して(処
理110)、そのときの表示窓の表示を終了する(これ
を、「表示窓を閉じる」という)。
【0043】また、判断105の結果がYESになると
きには、処理106,107を実行せずに処理108に
移行する。
【0044】また、注目表示窓に対する操作が所定時間
以内にされなかった場合で、判断104の結果がYES
になるときには、処理106に移行し、その注目表示窓
に対してユーザが操作できる内容をガイドするための操
作ガイダンス表示窓を表示する。
【0045】このようにして、ユーザが注目表示窓に対
する操作を誤った場合、あるいは、注目表示窓を移して
から、ユーザの操作が一定時間されなかった場合には、
そのときに誤操作した対象操作の適切な操作内容、ある
いは、そのときの注目表示窓で可能な操作内容を表示す
る操作ガイダンス表示窓が表示されるので、ユーザは、
その誤操作の対象操作あるいは注目表示窓について適切
な操作を行うことができ、それにより、アプリケーショ
ンプログラム等の操作性が大幅に向上する。
【0046】図6は、操作ガイダンス表示窓の表示処理
の一例を示している。
【0047】まず、指定された操作内容に対応した操作
ガイダンスメッセージ等をデータを磁気ディスク装置1
4の操作ガイダンステーブルから読み出し、その内容を
表示する操作ガイダンス表示窓を表示する(処理20
1)。
【0048】この状態で、ユーザが注目表示窓に対して
適切な操作を行うまで待つ(判断202,203のNO
ループ)。ユーザが適切な操作を行った場合で、判断2
03の結果がYESになるときには、操作ガイダンス表
示窓の終了要求を発行するとともに(処理204)、操
作ガイダンス表示窓の終了を指示し(処理205)、操
作ガイダンス表示窓の表示を終了する(処理206)。
【0049】このようにして、操作ガイダンス表示窓に
指定された操作内容に対応した操作ガイダンスを表示し
た後、注目表示窓についてユーザが適切な操作を行った
場合には、操作ガイダンス表示窓を閉じるようにしてい
るので、不要となった操作ガイダンス表示窓がいつまで
も開いていて、ユーザが目障りに感じるような事態を回
避することができ、ユーザの使い勝手を大幅に向上する
ことができる。
【0050】図7は、本発明の他の実施例にかかる新し
い表示窓の生成および操作処理の一例を示している。
【0051】まず、そのときに表示する表示窓に関する
一連の操作内容をあらわす操作シーケンステーブルファ
イルを磁気ディスク装置14から読み込んで(処理30
1)、新しい表示窓の表示内容を処理するウィンド処理
部WMkを新たに起動する(処理302)。それによ
り、新たな表示窓が表示され(これを、「表示窓を開
く」という)、また、この場合、このウィンド処理部W
Mkが表示処理する表示窓が、注目表示窓となる。
【0052】ここで、例えば、ユーザが別の表示窓をタ
ッチ操作するなどして、ユーザの注目する(「フォーカ
スする」ともいう)表示窓が別の表示窓に移ると、その
フォーカスが移った先の表示窓が注目表示窓となる。こ
のようにして、ユーザは、注目表示窓に対して任意の操
作を行うことができる。
【0053】このようにして、新たな注目表示窓が開か
れると、システムプログラムは、磁気ディスク装置14
に記憶している操作履歴テーブルファイルから、そのと
きに表示している内容に対応した操作履歴情報を取り出
し(処理303)、その表示窓の操作内容について、既
に操作ガイダンス表示窓を表示しているかどうかを調べ
る(判断304)。
【0054】判断304の結果がYESになるときに
は、ユーザがその注目表示窓に対するいずれかの操作を
行うことを監視し(判断305のNOループ)、ユーザ
がいずれかの操作を行った場合で、判断305の結果が
YESになるときには、システムプログラムは、操作シ
ーケンステーブルファイルの内容を参照し、その操作内
容が正常なものであるかどうかを調べる(判断30
6)。
【0055】ユーザがした操作内容(これを、「対象操
作」という)が正常でない場合で、判断306の結果が
NOになるときには、システムプログラムは、操作ガイ
ダンス表示窓の表示を要求し(処理307)、その対象
操作に関して適切な操作内容をガイドするための操作ガ
イダンス表示窓の表示処理を起動する(処理308)。
【0056】次いで、システムプログラムは、ユーザが
そのときに開いた表示窓の表示終了を指令するまで、そ
の表示窓を表示処理するウィンド処理部WMkの処理を
継続し(処理309、判断310のNOループ)、ユー
ザが表示窓の表示終了を指令して、判断310の結果が
YESになると、そのときのウィンド処理部WMkにつ
いて記憶された操作内容に基づいて所定の履歴情報を形
成して、その履歴情報を磁気ディスク装置14の操作履
歴テーブルファイルに保存し(処理311)、ウィンド
処理部WMkを終了して(処理312)、そのときの表
示窓の表示を終了する(これを、「表示窓を閉じる」と
いう)。
【0057】また、注目表示窓に対する操作が適切であ
った場合で、判断306の結果がYESになるときに
は、処理307,308を実行せずに処理309に移行
して、それ以降の処理を実行する。
【0058】また、表示している操作内容について操作
ガイダンス表示窓を表示していない場合で、判断304
の結果がNOになるときには、処理307に移行し、そ
の注目表示窓に対してユーザが操作できる内容をガイド
するための操作ガイダンス表示窓を表示する。
【0059】このようにして、ユーザがはじめて操作す
る内容については、そのときの注目表示窓で可能な操作
内容を表示する操作ガイダンス表示窓が表示されるの
で、ユーザは、はじめから注目表示窓について適切な操
作を行うことができ、それにより、アプリケーションプ
ログラム等の操作性が大幅に向上する。
【0060】なお、この場合にも、操作ガイダンス表示
窓の表示処理は、図6に示した処理と同じ処理を適用す
ることができるので、その説明を省略する。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザが操作を誤ったときにだけ、操作ガイダンス用表
示窓を表示してその操作ガイダンス用表示窓にその操作
に対応した操作ガイダンスを表示するようにしているの
で、ユーザが真に必要とする局面でのみ操作ガイダンス
を提供することができ、それにより、ユーザは、円滑な
操作が行えるという効果を得る。
【0062】また、ユーザが適切な操作を思いつかない
場合なので、操作がされるまでに時間がかかっていると
きにだけ、操作ガイダンス用表示窓を表示してその操作
ガイダンス用表示窓にその操作に対応した操作ガイダン
スを表示するようにしているので、ユーザが真に必要と
する局面でのみ操作ガイダンスを提供することができ、
それにより、ユーザは、円滑な操作が行えるという効果
を得る。
【0063】また、おのおのの表示窓に対するユーザの
操作履歴を形成保存し、ユーザが以前に正常操作できな
かった操作についてのみ、操作ガイダンス用表示窓を表
示してその操作ガイダンス用表示窓にその操作に対応し
た操作ガイダンスを表示するようにしているので、ユー
ザが真に必要とする局面でのみ操作ガイダンスを提供す
ることができ、それにより、ユーザは、円滑な操作が行
えるという効果を得る。
【0064】また、操作ガイダンスを表示した操作ガイ
ダンス表示窓は、ユーザが適切な操作を行うとその表示
を終了するようにしているので、ユーザは、操作終了後
は操作ガイダンス表示窓を気にすることなく次の操作等
の作業に移行することができ、ユーザの操作をより円滑
にすることができるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる操作表示装置を示し
た概略斜視図。
【図2】操作表示装置の構成の一例を示したブロック
図。
【図3】磁気ディスク装置に記憶される各種データの一
例を示す概略図。
【図4】操作表示装置の機能を説明するためのブロック
図。
【図5】新しい表示窓の生成および操作処理の一例を示
したフローチャート。
【図6】操作ガイダンス表示窓の表示処理の一例を示し
たフローチャート。
【図7】新しい表示窓の生成および操作処理の他の例を
示したフローチャート。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面に複数の表示窓を形成し、おの
    おのの表示窓には独立した内容を表示して独立した操作
    を行わせるとともに、操作対象である注目表示窓の表示
    内容に対する操作ガイダンスを表示する操作ガイダンス
    用表示窓を表示し、ユーザの操作を補助する画面表示装
    置の制御方法において、 注目表示窓に対する操作が誤操作であった場合、上記操
    作ガイダンス用表示窓を表示し、この操作ガイダンス用
    表示窓にその注目表示窓の対象操作に対応した操作ガイ
    ダンスを表示することを特徴とする画面表示装置の制御
    方法。
  2. 【請求項2】 表示画面に複数の表示窓を形成し、おの
    おのの表示窓には独立した内容を表示して独立した操作
    を行わせるとともに、操作対象である注目表示窓の表示
    内容に対する操作ガイダンスを表示する操作ガイダンス
    用表示窓を表示し、ユーザの操作を補助する画面表示装
    置の制御方法において、 注目表示窓に対する操作を行える状態になってから所定
    時間を経過した時点で、上記操作ガイダンス用表示窓を
    表示し、この操作ガイダンス用表示窓にその注目表示窓
    の対象操作に対応した操作ガイダンスを表示することを
    特徴とする画面表示装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 表示画面に複数の表示窓を形成し、おの
    おのの表示窓には独立した内容を表示して独立した操作
    を行わせるとともに、操作対象である注目表示窓の表示
    内容に対する操作ガイダンスを表示する操作ガイダンス
    用表示窓を表示し、ユーザの操作を補助する画面表示装
    置の制御方法において、 注目表示窓に対する操作が誤操作であった場合、あるい
    は、注目表示窓に対する操作を行える状態になってから
    所定時間を経過した時点で、上記操作ガイダンス用表示
    窓を表示し、その操作ガイダンス用表示窓にその注目表
    示窓の対象操作に対応した操作ガイダンスを表示するこ
    とを特徴とする画面表示装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 表示画面に複数の表示窓を形成し、おの
    おのの表示窓には独立した内容を表示して独立した操作
    を行わせるとともに、操作対象である注目表示窓の表示
    内容に対する操作ガイダンスを表示する操作ガイダンス
    用表示窓を表示し、ユーザの操作を補助する画面表示装
    置の制御方法において、 注目表示窓に対する操作が誤操作であった場合、あるい
    は、注目表示窓に対する操作を行える状態になってから
    所定時間を経過した時点で、上記操作ガイダンス用表示
    窓を表示してその操作ガイダンス用表示窓にその注目表
    示窓の対象操作に対応した操作ガイダンスを表示すると
    ともに、上記対象操作が正常終了すると、上記操作ガイ
    ダンス表示窓を表示終了することを特徴とする画面表示
    装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 表示画面に複数の表示窓を形成し、おの
    おのの表示窓には独立した内容を表示して独立した操作
    を行わせるとともに、操作対象である注目表示窓の表示
    内容に対する操作ガイダンスを表示する操作ガイダンス
    用表示窓を表示し、ユーザの操作を補助する画面表示装
    置の制御方法において、 おのおのの表示窓に対する操作履歴情報を形成して保存
    する操作履歴情報保存手段を備え、 注目表示窓に対する操作について上記操作履歴情報保存
    手段に保存されている操作履歴情報が正常操作以外の場
    合には、その注目表示窓に対する操作が誤操作であった
    場合、あるいは、注目表示窓に対する操作を行える状態
    になってから所定時間を経過した時点で、上記操作ガイ
    ダンス用表示窓を表示してその操作ガイダンス用表示窓
    にその注目表示窓の対象操作に対応した操作ガイダンス
    を表示するとともに、上記対象操作が正常終了すると上
    記操作ガイダンス表示窓を表示終了する一方、 注目表示窓に対する操作について上記操作履歴情報保存
    手段に保存されている操作履歴情報が正常操作の場合に
    は、上記操作ガイダンス用表示窓の表示を行わないこと
    を特徴とする画面表示装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009054188A (ja) * 1998-04-08 2009-03-12 Access Co Ltd マークアップ言語ページのナビゲート方法、ブラウザおよび無線通信装置

Cited By (2)

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JP2009054188A (ja) * 1998-04-08 2009-03-12 Access Co Ltd マークアップ言語ページのナビゲート方法、ブラウザおよび無線通信装置
JP4690448B2 (ja) * 1998-04-08 2011-06-01 株式会社Access マークアップ言語ページのナビゲート方法、ブラウザおよび無線通信装置

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