JP2000047857A - イベント駆動型ファンクションブロックのプログラミング方法とプログラム記録媒体 - Google Patents

イベント駆動型ファンクションブロックのプログラミング方法とプログラム記録媒体

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JP2000047857A
JP2000047857A JP10210639A JP21063998A JP2000047857A JP 2000047857 A JP2000047857 A JP 2000047857A JP 10210639 A JP10210639 A JP 10210639A JP 21063998 A JP21063998 A JP 21063998A JP 2000047857 A JP2000047857 A JP 2000047857A
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Yosuke Nishi
洋祐 西
Hiroshi Tsunematsu
弘嗣 常松
Takashi Mishima
崇 三島
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/30Creation or generation of source code
    • G06F8/34Graphical or visual programming

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、データ処理ブロックとイベント処理
ブロックとで構成される複数のイベント駆動型ファンク
ションブロックを接続することで、アプリケーション機
能を生成するときにあって、信号線の合流を可能にする
ことで、アプリケーション機能を効率的にプログラミン
グできるようにすることを目的とする。 【解決手段】ファンクションブロック間にデータ信号線
が設定されるときに、その接続関係に対応付けて、デー
タの受け渡しのための1つの変数領域を設定するととも
に、その変数領域に対応付けられるファンクションブロ
ックがその変数領域をデータの入出力先とするように
と、それらのファンクションブロックに対して、その変
数領域をポイントするポインタを割り付ける。この構成
に従い、データ入力側となるファンクションブロック
は、読み取り先を迷うことなくその変数領域からデータ
を読み込むことになるので、信号線の合流が実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理ブロッ
クとイベント処理ブロックとで構成される複数のイベン
ト駆動型ファンクションブロックを接続することで、ア
プリケーション機能を生成するイベント駆動型ファンク
ションブロックのプログラミング方法と、その実現に用
いられるプログラムが格納されるプログラム記録媒体と
に関し、特に、信号線の合流を可能にすることで、アプ
リケーション機能を効率的にプログラミングできるよう
にするイベント駆動型ファンクションブロックのプログ
ラミング方法と、その実現に用いられるプログラムが格
納されるプログラム記録媒体とに関する。
【0002】イベント駆動型ファンクションブロックと
呼ばれる図的機能表現方法を用いたプログラミング手法
が用いられるようになりつつある。このイベント駆動型
ファンクションブロックは、データフローを司る機能ブ
ロック部分と、このデータフローのタイミングをコント
ロールするタイミングブロック部分とで構成されてお
り、これまでの機能ブロックだけの結線によるプログラ
ミング方法ではコントロールしづらかったデータフロー
のタイミングについても、同様の表現を用いて表し、そ
れを結線することによりデータの流れのタイミングを調
整しようとするものである。
【0003】このイベント駆動型ファンクションブロッ
クを接続することで、アプリケーション機能を生成する
場合には、使い易いユーザインタフェースを実現するこ
とで、アプリケーション機能を効率的にプログラミング
できるようにする技術を構築していく必要がある。
【0004】
【従来の技術】イベント駆動型ファンクションブロック
によるアプリケーション機能表現については、未だIE
C1499の仕様作成段階にある。
【0005】このイベント駆動型ファンクションブロッ
クは、図19に示すような基本構造を有しており、イベ
ント伝達に応じて、その時点での状況に対応するアルゴ
リズムが起動されて、そのアルゴリズムがデータ入力の
入力変数値を用いて規定の処理を実行し、その結果値を
データ出力の出力変数に設定した後に、その旨を表示す
るイベントを出力するという処理を行う。このとき、入
出力変数とは別に内部変数が用意され、アルゴリズムが
それを用いて規定の処理を実行することもある。
【0006】イベント駆動型ファンクションブロックに
よりアプリケーション機能を作成する場合には、図20
に示すように、イベント駆動型ファンクションブロック
のイベント及びデータの間を結線していくことで行う。
【0007】ここで、この図20により示されるアプリ
ケーション機能は、EINからのイベント入力により、
その時点でのINから入力されるデータが定数値100
よりも大きいときには補正演算1を実行して、その結果
を後処理のデータとして入力し、定数値0よりも小さい
ときには補正演算2を実行して、その結果を後処理のデ
ータとして入力し、定数値100と定数値0の間にある
ときには補正演算3を実行して、その結果を後処理のデ
ータとして入力する処理を行うことを示している。
【0008】従来のイベント駆動型ファンクションブロ
ックでは、図21に示すように、各入出力端子のそれぞ
れに対応付けて変数領域を用意する構成を採っており、
この変数領域を使い、例えば、図21に示すようにFB
1とFB2という2つのイベント駆動型ファンクション
ブロックが接続されるときにあって、実行段階でイベン
トが伝達されると、FB1の出力端子に対応付けて用意
される出力変数領域のデータをFB2の入力端子に対応
付けて用意される入力変数領域にコピーしていくこと
で、アプリケーション機能を実現するという構成を採っ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、データが分岐していくと
きには、イベント駆動型ファンクションブロックの間を
そのまま接続できるものの、データが合流していくとき
には、イベント駆動型ファンクションブロックの間をそ
のまま接続できず、選択機能を有するイベント駆動型フ
ァンクションブロックを使わなければならないという問
題点があった。
【0010】すなわち、図22に示すように、FB1と
いうイベント駆動型ファンクションブロックの出力デー
タが、FB2とFB3という2つのイベント駆動型ファ
ンクションブロックに入力されていくという例で説明す
るならば、FB1の出力変数領域のデータをFB2の入
力変数領域にコピーするとともに、FB1の出力変数領
域のデータをFB3の入力変数領域にコピーするという
ように、データが分岐していくときには、データのコピ
ーの対応関係が一義的に決められることから、イベント
駆動型ファンクションブロックの間をそのまま接続でき
る。
【0011】これに対して、図23に示すように、FB
1とFB2という2つのイベント駆動型ファンクション
ブロックの出力データが、FB3というイベント駆動型
ファンクションブロックに入力されていくという例で説
明するならば、FB1の出力変数領域のデータをFB3
の入力変数領域にコピーしたらよいのか、FB2の出力
変数領域のデータをFB3の入力変数領域にコピーした
らよいのかが決定できないというように、データが合流
していくときには、データのコピーの対応関係が一義的
に決められず、従ってイベント駆動型ファンクションブ
ロックの間をそのまま接続できないことになる。
【0012】これから、従来技術では、データが合流し
ていくときには、選択機能を有するイベント駆動型ファ
ンクションブロックを使って、どのイベント駆動型ファ
ンクションブロックのデータを後段に伝達していくのか
を決定するという方法を採っていた。図20の例で説明
するならば、補正演算1〜3の内のいずれの結果を後段
の後処理に伝達するのかを選択するというSELで示す
選択機能を有するイベント駆動型ファンクションブロッ
クを使うという構成を採っていた。
【0013】しかしながら、このような従来技術に従っ
ていると、データ合流の形式をとるイベント駆動型ファ
ンクションブロックの接続形態が許されないことから、
アプリケーション機能をプログラミングするユーザは、
そのプログラミングに手間がかかるという問題点があっ
た。
【0014】例えば、図23に示した例で説明するなら
ば、FB1の出力するデータとFB2の出力するデータ
の内の新しい方のデータをFB3に入力すればよいとい
うようなときにも、選択機能を有するイベント駆動型フ
ァンクションブロックを使わなければならず、プログラ
ミングに手間がかかるという問題点があった。
【0015】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、複数のイベント駆動型ファンクションブロッ
クを接続することで、アプリケーション機能を生成する
ときにあって、信号線の合流を可能にすることで、アプ
リケーション機能を効率的にプログラミングできるよう
にする新たなイベント駆動型ファンクションブロックの
プログラミング方法の提供と、その実現に用いられるプ
ログラムが格納される新たなプログラム記録媒体の提供
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。
【0017】図中、1は本発明を具備するファンクショ
ンブロック処理装置であって、データ処理ブロックとイ
ベント処理ブロックとで構成される複数のイベント駆動
型ファンクションブロックを接続することで、アプリケ
ーション機能を生成するとともに、そのアプリケーショ
ン機能を実行するものである。
【0018】本発明のファンクションブロック処理装置
1は、ディスプレイ10と、GUI部20と、FB結線
情報部30と、FB実行部40とを備える。
【0019】このディスプレイ10は、イベント駆動型
ファンクションブロックの模擬図形11を表示すること
で、GUI部20の作成するアプリケーション機能を表
示する。GUI部20は、対話処理に従って、イベント
駆動型ファンクションブロックの接続関係により定義さ
れるアプリケーション機能を作成する。FB結線情報部
30は、GUI部20により作成されるアプリケーショ
ン機能の情報(どのような種類のイベント駆動型ファン
クションブロックがどのように接続されているのかの情
報)を格納する。FB実行部40は、FB結線情報部3
0に格納されるアプリケーション機能の情報に従ってイ
ベント駆動型ファンクションブロックを起動することで
アプリケーション機能を実行する。
【0020】GUI部20は、本発明を実現するため
に、イベント駆動型ファンクションブロックの間を接続
する信号線が設定されるときに、その接続関係に対応付
けて、データの受け渡しのための1つの変数領域12を
設定する設定部21と、設定部21の設定した変数領域
12に対応付けられるイベント駆動型ファンクションブ
ロックがその変数領域12をデータの入出力先とするよ
うにと、それらのイベント駆動型ファンクションブロッ
クに対して、その変数領域12をポイントするポインタ
を割り付ける割付部22とを備える。
【0021】ここで、本発明のファンクションブロック
処理装置1の持つ機能は具体的にはプログラムで実現さ
れるものであり、このプログラムは、フロッピィディス
クなどに格納されたり、サーバなどのディスクなどに格
納され、それらからファンクションブロック処理装置1
にインストールされてメモリ上で動作することで、本発
明を実現することになる。
【0022】このように構成される本発明のファンクシ
ョンブロック処理装置1では、GUI部20に展開され
る設定部21は、イベント駆動型ファンクションブロッ
クのデータ処理ブロックとデータ処理ブロックとの間に
信号線が設定されると、その接続関係に対応付けて、デ
ータの受け渡しのための1つの変数領域12(FIFO
形式をとることもある)を設定する。新たに変数領域1
2を生成したり、既に生成されている変数領域12を割
り当てたりすることなどにより、データの受け渡しのた
めの1つの変数領域12を設定するのである。
【0023】この設定部21の設定処理を受けて、GU
I部20に展開される割付部22は、設定部21の設定
した変数領域12に対応付けられるデータ処理ブロック
がその変数領域12をデータの入出力先とするように
と、それらのデータ処理ブロックを持つイベント駆動型
ファンクションブロックに対して、その変数領域12を
ポイントするポインタを割り付ける。
【0024】例えば、図2(a)に示すように、ディス
プレイ10上で、FB1というイベント駆動型ファンク
ションブロックの持つデータ処理ブロックの出力端子
と、FB2というイベント駆動型ファンクションブロッ
クの持つデータ処理ブロックの入力端子とが接続される
と、図2(b)に示すように、データの受け渡しのため
の1つの変数領域12を設定して、FB1の出力端子情
報にその変数領域12をポイントするポインタを割り付
け、FB2の入力端子情報にその変数領域12をポイン
トするポインタを割り付けるのである。
【0025】そして、GUI部20に展開される設定部
21は、データ処理ブロック間を接続する信号線とデー
タ処理ブロックとの間に信号線が設定されるときと、デ
ータ処理ブロック間を接続する信号線とデータ処理ブロ
ック間を接続する信号線との間に信号線が設定されると
きに、その接続関係に対応付けて、データの受け渡しの
ための1つの変数領域12(FIFO形式をとることも
ある)を設定する。
【0026】この設定部21の設定処理を受けて、GU
I部20に展開される割付部22は、設定部21の設定
した変数領域12に対応付けられるデータ処理ブロック
がその変数領域12をデータの入出力先とするように
と、それらのデータ処理ブロックを持つイベント駆動型
ファンクションブロックに対して、その変数領域12を
ポイントするポインタを割り付ける。
【0027】例えば、図3(a)に示すように、ディス
プレイ10上で、FB1というイベント駆動型ファンク
ションブロックの持つデータ処理ブロックの出力端子と
FB2というイベント駆動型ファンクションブロックの
持つデータ処理ブロックの入力端子との間を接続する信
号線と、FB3というイベント駆動型ファンクションブ
ロックの持つデータ処理ブロックの出力端子とが接続さ
れると、図2(b)に示すように、データの受け渡しの
ための1つの変数領域12を設定して、FB1の出力端
子情報にその変数領域12をポイントするポインタを割
り付け、FB2の入力端子情報にその変数領域12をポ
イントするポインタを割り付け、FB3の出力端子情報
にその変数領域12をポイントするポインタを割り付け
るのである。
【0028】この構成に従い、データ出力側として機能
するイベント駆動型ファンクションブロックの出力する
データは、直ちに変数領域12に書き込まれ、データ入
力側として機能するイベント駆動型ファンクションブロ
ックは、イベント伝達時に、その変数領域12からその
ままデータを読み込むことができるようになる。従っ
て、データが合流する場合にも、読み取り先を迷うこと
がなくなり、これによりデータ合流の結線が実現できる
ことになる。
【0029】このように、本発明によれば、データ合流
の形式をとるイベント駆動型ファンクションブロックの
接続形態が許されることになることで、イベント駆動型
ファンクションブロックの接続により定義されるアプリ
ケーション機能を効率的にプログラミングできるように
なる。
【0030】そして、選択機能を持つイベント駆動型フ
ァンクションブロックを使わずに、イベント駆動型ファ
ンクションブロックの間を直接接続できるようになるの
で、メモリ容量を削減できるようになる。更に、実行時
に、イベント駆動型ファンクションブロックの間でのデ
ータのコピー操作を行わなくて済むようになることか
ら、アプリケーション機能を高速に実行できるようにな
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。
【0032】本発明のファンクションブロック処理装置
1の持つGUI部20は、図4に示すように、ディスプ
レイ画面上に、イベント駆動型ファンクションブロック
の模擬図形11を表示しつつ、それらの模擬図形11の
間の接続関係を決定することで、アプリケーション機能
を作成する処理を行う。
【0033】このイベント駆動型ファンクションブロッ
クの模擬図形11の表示処理は、ユーザが模擬図形11
の一覧表示の中から1つの模擬図形を選択すると、その
選択された模擬図形11をユーザの指示するマウス位置
に配置することで行う。このとき、この模擬図形11の
指定するイベント駆動型ファンクションブロックに対し
ての属性情報の設定要求があると、図4に示すように、
属性情報の設定画面を開設して、それを使って、イベン
ト駆動型ファンクションブロックの入出力端子に割り付
ける名前やデータのデフォルト値やデータの型などの属
性情報を設定する。
【0034】GUI部20により模擬図形11がディス
プレイ画面上に表示されたイベント駆動型ファンクショ
ンブロックについては、そのイベント駆動型ファンクシ
ョンブロックのクラスからクラス・インスタンスの関係
に従って、その実体が生成されることになるが、このと
き、図5に示すように、そのイベント駆動型ファンクシ
ョンブロックの持つデータの入出力端子のそれぞれに対
応付けて、ポインタによりポイントされる変数領域12
(変数値としてデフォルト値が設定されることがある)
が生成されることになる。なお、この変数領域12は、
説明の便宜上、この時点で生成することで説明したが、
後述することから分かるように、この時点で生成される
必要はない。
【0035】図6ないし図9に、GUI部20の実行す
る処理フローの一実施例を図示する。次に、この処理フ
ローに従って、本発明について詳細に説明する。GUI
部20は、ユーザの指示に従って、ディスプレイ画面上
にイベント駆動型ファンクションブロックの模擬図形1
1を表示するときに、ユーザから模擬図形11の間の結
線要求が発行されると、図6ないし図9の処理フローに
示すように、先ず最初に、ステップ1で、マウスにより
指定される結線開始操作位置にあるオブジェクトを検出
する。
【0036】続いて、ステップ2で、ステップ1で検出
したオブジェクトがデータ出力端子であるのか否かを判
断して、データ出力端子であることを判断するときに
は、ステップ3に進んで、後述する図7の処理フローに
従ってデータ出力端子からの結線処理を行う。
【0037】一方、ステップ2で、ステップ1で検出し
たオブジェクトがデータ出力端子でないことを判断する
ときには、ステップ4に進んで、ステップ1で検出した
オブジェクトがデータ結線であるのか否かを判断して、
データ結線であることを判断するときには、ステップ5
に進んで、後述する図8の処理フローに従ってデータ結
線からの結線処理を行う。
【0038】一方、ステップ4で、ステップ1で検出し
たオブジェクトがデータ結線でないことを判断するとき
には、ステップ6に進んで、ステップ1で検出したオブ
ジェクトがデータ入力端子であるのか否かを判断して、
データ入力端子であることを判断するときには、ステッ
プ7に進んで、後述する図9の処理フローに従ってデー
タ入力端子からの結線処理を行い、データ入力端子でな
いことを判断するときには、エラーと判断して処理を終
了する。
【0039】図6の処理フローのステップ3の処理に従
って、データ出力端子からの結線処理に入ると、図7の
処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、
マウスにより指定される結線終了仮操作位置にあるオブ
ジェクトを検出する。
【0040】続いて、ステップ2で、ステップ1で検出
したオブジェクトがデータ入力端子であるのか否かを判
断して、データ入力端子でないことを判断するときに
は、エラーと判断して処理を終了し、データ入力端子で
あることを判断するときには、ステップ3に進んで、そ
のデータ入力端子が結線終了操作位置のオブジェクトと
して確定したのか否かを判断して、確定しないときには
ステップ1に戻る。
【0041】一方、ステップ3で、ステップ1で検出し
たデータ入力端子が結線終了操作位置のオブジェクトと
して確定したことを判断するときには、ステップ4に進
んで、図6の処理フローのステップ1で検出したデータ
出力端子と、そのデータ入力端子との間を結線すべく、
そのデータ出力端子とそのデータ入力端子のいずれか一
方に割り付けられる変数領域12を有効なものとして残
して、その残した変数領域12をポイントするようにと
上述のポインタを設定することで、FB結線情報部30
の管理する結線情報を更新するとともに、ディスプレイ
画面に表示する模擬図形11の間に信号線を表示する。
【0042】このようにして、GUI部20は、図10
(a)に示すように、結線開始操作位置のデータ出力端
子と結線終了操作位置のデータ入力端子とに対応付け
て、1つの変数領域12を定義して、その結線開始操作
位置のデータ出力端子とその結線終了操作位置のデータ
入力端子とが、その変数領域12をポイントするように
設定することで、図10(b)に示すように、結線開始
操作位置のデータ出力端子と結線終了操作位置のデータ
入力端子との間の接続を実現するのである。
【0043】なお、この処理にあたって、変数領域12
については、その都度、動的に生成する方法を採ること
も可能である。
【0044】また、図6の処理フローのステップ5の処
理に従って、データ結線からの結線処理に入ると、図8
の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1
で、結線開始操作位置にあるオブジェクトとして検出さ
れたデータ結線に接続されるデータ入力端子及びデータ
出力端子を見つける。
【0045】続いて、ステップ2で、マウスにより指定
される結線終了仮操作位置にあるオブジェクトを検出す
る。続いて、ステップ3で、ステップ2で検出したオブ
ジェクトがデータ入力端子であるのか否かを判断して、
データ入力端子でないことを判断するときには、エラー
と判断して処理を終了し、データ入力端子であることを
判断するときには、ステップ4に進んで、そのデータ入
力端子が結線終了操作位置のオブジェクトとして確定し
たのか否かを判断して、確定しないときにはステップ2
に戻る。
【0046】一方、ステップ4で、ステップ2で検出し
たデータ入力端子が結線終了操作位置のオブジェクトと
して確定したことを判断するときには、ステップ5に進
んで、図6の処理フローのステップ1で検出したデータ
結線と、そのデータ入力端子との間を結線すべく、その
データ結線とそのデータ入力端子のいずれか一方に割り
付けられる変数領域12を有効なものとして残して、そ
の残した変数領域12をポイントするようにと上述のポ
インタを設定することで、FB結線情報部30の管理す
る結線情報を更新するとともに、ディスプレイ画面に表
示する模擬図形11の間に信号線を表示する。
【0047】このようにして、GUI部20は、図11
(a)に示すように、結線開始操作位置のデータ結線と
結線終了操作位置のデータ入力端子とに対応付けて、1
つの変数領域12を定義して、その結線開始操作位置の
データ結線に接続されるデータ入力端子及びデータ出力
端子と、その結線終了操作位置のデータ入力端子とが、
その変数領域12をポイントするように設定すること
で、図11(b)に示すように、結線開始操作位置のデ
ータ結線と結線終了操作位置のデータ入力端子との間の
接続を実現するのである。
【0048】また、図6の処理フローのステップ7の処
理に従って、データ入力端子からの結線処理に入ると、
図9の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ
1で、マウスにより指定される結線終了仮操作位置にあ
るオブジェクトを検出する。続いて、ステップ2で、ス
テップ1で検出したオブジェクトがデータ出力端子であ
るのか否かを判断して、データ出力端子であることを判
断するときには、ステップ3に進んで、そのデータ出力
端子が結線終了操作位置のオブジェクトとして確定した
のか否かを判断して、確定しないときにはステップ1に
戻る。
【0049】一方、ステップ3で、ステップ1で検出し
たデータ出力端子が結線終了操作位置のオブジェクトと
して確定したことを判断するときには、図6の処理フロ
ーのステップ1の処理で検出したデータ入力端子と、そ
のデータ出力端子との間を結線すべく、そのデータ入力
端子とそのデータ出力端子のいずれか一方に割り付けら
れる変数領域12を有効なものとして残して、その残し
た変数領域12をポイントするようにと上述のポインタ
を設定することで、FB結線情報部30の管理する結線
情報を更新するとともに、ディスプレイ画面に表示する
模擬図形11の間に信号線を表示する。
【0050】このようにして、図10(a)と同様(但
し、結線開始操作位置がデータ入力端子となり、結線終
了操作位置がデータ出力端子となる)に、結線開始操作
位置のデータ入力端子と結線終了操作位置のデータ出力
端子とに対応付けて、1つの変数領域12を定義して、
その結線開始操作位置のデータ入力端子とその結線終了
操作位置のデータ出力端子とが、その変数領域12をポ
イントするようにすることで、図10(b)と同様に、
結線開始操作位置のデータ入力端子と結線終了操作位置
のデータ出力端子との間の接続を実現するのである。
【0051】一方、ステップ2で、ステップ1で検出し
たオブジェクトがデータ出力端子でないことを判断する
ときには、ステップ5に進んで、ステップ1で検出した
オブジェクトがデータ結線であるのか否かを判断して、
データ結線でないことを判断するときには、エラーと判
断して処理を終了し、データ結線であることを判断する
ときには、ステップ6に進んで、そのデータ結線が結線
終了操作位置のオブジェクトとして確定したのか否かを
判断して、確定しないときにはステップ1に戻る。
【0052】一方、ステップ6で、ステップ1で検出し
たデータ結線が結線終了操作位置のオブジェクトとして
確定したことを判断するときには、ステップ7に進ん
で、そのデータ結線に接続されるデータ入力端子及びデ
ータ出力端子を見つけ、続くステップ8で、図6の処理
フローのステップ1の処理で検出したデータ入力端子
と、そのデータ結線との間を結線すべく、そのデータ入
力端子とそのデータ結線のいずれか一方に割り付けられ
る変数領域12を有効なものとして残して、その残した
変数領域12をポイントするようにと上述のポインタを
設定することで、FB結線情報部30の管理する結線情
報を更新するとともに、ディスプレイ画面に表示する模
擬図形11の間に信号線を表示する。
【0053】このようにして、GUI部20は、図12
(a)に示すように、結線開始操作位置のデータ入力端
子と結線終了操作位置のデータ結線とに対応付けて、1
つの変数領域12を定義して、その結線開始操作位置の
データ入力端子と、その結線終了操作位置のデータ結線
に接続されるデータ入力端子及びデータ出力端子とが、
その変数領域12をポイントするように設定すること
で、図12(b)に示すように、結線開始操作位置のデ
ータ入力端子と結線終了操作位置のデータ結線との間の
接続を実現するのである。
【0054】図13に、図7の処理フローの代わりにG
UI部20が実行する処理フローの一実施例、図14
に、図8の処理フローの代わりにGUI部20が実行す
る処理フローの一実施例を図示する。
【0055】図8の処理フローや図9の処理フローで
は、図11や図12に示すように、データの分岐につい
ては許しているものの、データの合流については許して
いなかったが、この処理フローでは、データの合流につ
いても許している点が異なっている。
【0056】この図13の処理フローに従う場合、GU
I部20は、図6の処理フローのステップ3の処理に従
って、データ出力端子からの結線処理に入ると、先ず最
初に、ステップ1で、マウスにより指定される結線終了
仮操作位置にあるオブジェクトを検出する。
【0057】続いて、ステップ2で、ステップ1で検出
したオブジェクトがデータ入力端子であるのか否かを判
断して、データ入力端子であることを判断するときに
は、ステップ3に進んで、そのデータ入力端子が結線終
了操作位置のオブジェクトとして確定したのか否かを判
断して、確定しないときにはステップ1に戻る。
【0058】一方、ステップ3で、ステップ1で検出し
たデータ入力端子が結線終了操作位置のオブジェクトと
して確定したことを判断するときには、ステップ4に進
んで、図6の処理フローのステップ1の処理で検出した
データ出力端子と、そのデータ入力端子との間を結線す
べく、そのデータ出力端子とそのデータ入力端子のいず
れか一方に割り付けられる変数領域12を有効なものと
して残して、その残した変数領域12をポイントするよ
うにと上述のポインタを設定することで、FB結線情報
部30の管理する結線情報を更新するとともに、ディス
プレイ画面に表示する模擬図形11の間に信号線を表示
する。このステップ4の処理は、図10で説明した処理
内容と同一である。
【0059】一方、ステップ2で、ステップ1で検出し
たオブジェクトがデータ入力端子でないことを判断する
ときには、ステップ5に進んで、ステップ1で検出した
オブジェクトがデータ結線であるのか否かを判断して、
データ結線でないことを判断するときには、エラーと判
断して処理を終了し、データ結線であることを判断する
ときには、ステップ6に進んで、そのデータ結線が結線
終了操作位置のオブジェクトとして確定したのか否かを
判断して、確定しないときにはステップ1に戻る。
【0060】一方、ステップ6で、ステップ1で検出し
たデータ結線が結線終了操作位置のオブジェクトとして
確定したことを判断するときには、ステップ7に進ん
で、そのデータ結線に接続されるデータ入力端子及びデ
ータ出力端子を見つけ、続くステップ8で、図6の処理
フローのステップ1の処理で検出したデータ出力端子
と、そのデータ結線との間を結線すべく、そのデータ出
力端子とそのデータ結線のいずれか一方に割り付けられ
る変数領域12を有効なものとして残して、その残した
変数領域12をポイントするようにと上述のポインタを
設定することで、FB結線情報部30の管理する結線情
報を更新するとともに、ディスプレイ画面に表示する模
擬図形11の間に信号線を表示する。
【0061】このようにして、GUI部20は、図15
(a)に示すように、結線開始操作位置のデータ出力端
子と結線終了操作位置のデータ結線とに対応付けて、1
つの変数領域12を定義して、その結線開始操作位置の
データ出力端子と、その結線終了操作位置のデータ結線
に接続されるデータ入力端子及びデータ出力端子とが、
その変数領域12をポイントするようにすることで、図
15(b)に示すように、データ合流の形式に従う結線
開始操作位置のデータ出力端子と結線終了操作位置のデ
ータ結線との間の接続を実現するのである。
【0062】また、図14の処理フローに従う場合、G
UI部20は、図6の処理フローのステップ5の処理に
従って、データ結線からの結線処理に入ると、先ず最初
に、ステップ1で、図6の処理フローのステップ1で検
出したデータ結線に接続されるデータ入力端子及びデー
タ出力端子を見つける。
【0063】続いて、ステップ2で、マウスにより指定
される結線終了仮操作位置にあるオブジェクトを検出す
る。続いて、ステップ3で、ステップ2で検出したオブ
ジェクトがデータ入力端子であるのか否かを判断して、
データ入力端子であることを判断するときには、ステッ
プ4に進んで、そのデータ入力端子が結線終了操作位置
のオブジェクトとして確定したのか否かを判断して、確
定しないときにはステップ2に戻る。
【0064】一方、ステップ4で、ステップ2で検出し
たデータ入力端子が結線終了操作位置のオブジェクトと
して確定したことを判断するときには、ステップ5に進
んで、図6の処理フローのステップ1で検出したデータ
結線と、そのデータ入力端子との間を結線すべく、その
データ結線とそのデータ入力端子のいずれか一方に割り
付けられる変数領域12を有効なものとして残して、そ
の残した変数領域12をポイントするようにと上述のポ
インタを設定することで、FB結線情報部30の管理す
る結線情報を更新するとともに、ディスプレイ画面に表
示する模擬図形11の間に信号線を表示する。このステ
ップ5の処理は、図11で説明した処理内容と同一であ
る。
【0065】一方、ステップ3で、ステップ2で検出し
たオブジェクトがデータ入力端子でないことを判断する
ときには、ステップ6に進んで、ステップ1で検出した
オブジェクトがデータ結線であるのか否かを判断して、
データ結線でないことを判断するときには、エラーと判
断して処理を終了し、データ結線であることを判断する
ときには、ステップ7に進んで、そのデータ結線が結線
終了操作位置のオブジェクトとして確定したのか否かを
判断して、確定しないときにはステップ2に戻る。
【0066】一方、ステップ7で、ステップ1で検出し
たデータ結線が結線終了操作位置のオブジェクトとして
確定したことを判断するときには、ステップ8に進ん
で、そのデータ結線に接続されるデータ入力端子及びデ
ータ出力端子を見つけ、続くステップ9で、図6の処理
フローのステップ1の処理で検出したデータ結線と、そ
のデータ結線との間を結線すべく、その2つのデータ結
線のいずれか一方に割り付けられる変数領域12を有効
なものとして残して、その残した変数領域12をポイン
トするようにと上述のポインタを設定することで、FB
結線情報部30の管理する結線情報を更新するととも
に、ディスプレイ画面に表示する模擬図形11の間に信
号線を表示する。
【0067】このようにして、GUI部22は、図16
(a)に示すように、結線開始操作位置のデータ結線と
結線終了操作位置のデータ結線とに対応付けて、1つの
変数領域12を定義して、その結線開始操作位置のデー
タ結線に接続されるデータ入力端子及びデータ出力端子
と、その結線終了操作位置のデータ結線に接続されるデ
ータ入力端子及びデータ出力端子とが、その変数領域1
2をポイントするようにすることで、図16(b)に示
すように、データ合流の形式に従う結線開始操作位置の
データ結線と結線終了操作位置のデータ結線との間の接
続を実現するのである。
【0068】以上に説明した処理フローでは説明を省略
したが、イベント端子とデータ入力端子との間の結線要
求や、イベント端子とデータ出力端子との間の結線要求
が発行されるときや、異なるデータの型を持つデータ入
力端子とデータ出力端子との間の結線要求が発行される
ときや、既に結線されている端子間に再度結線要求が発
行されるときには、その結線要求を受け付けない機能を
持っている。そして、エラーとして終了するときには、
ユーザに対して結線できない理由のメッセージを表示す
るといったような、それぞれのエラーに対応した適切な
処理を行う機能を持っている。
【0069】また、結線開始操作位置としてデータ結線
が選択されるときには、図17に示すように、そのデー
タ結線に接続される既存の結線を強調表示することで、
結線開始操作位置として選択されたデータ結線に接続さ
れるイベント駆動型ファンクションブロックの端子がど
れであるのかを明示する機能を有している。
【0070】なお、この強調表示については、イベント
結線に対しても適用するとユーザにとって便利なものと
なるが、イベントについては、結線位置よりも上流側か
ら別の方向に別れていくものについては下流側にとって
は意味がないので、その部分については強調表示しない
というようにすることも可能である。
【0071】以上に説明したように、本発明のファンク
ションブロック処理装置1では、イベント駆動型ファン
クションブロックのデータ処理ブロックとデータ処理ブ
ロックとの間に信号線が設定されると、その接続関係に
対応付けて、データの受け渡しのための1つの変数領域
12を設定するとともに、その変数領域12に対応付け
られるデータ処理ブロックがその変数領域12をデータ
の入出力先とするようにと、それらのデータ処理ブロッ
クを持つイベント駆動型ファンクションブロックに対し
て、その変数領域12をポイントするポインタを割り付
ける構成を採る。
【0072】このように構成することで、データ出力側
として機能するイベント駆動型ファンクションブロック
の出力するデータは、直ちに変数領域12に書き込ま
れ、データ入力側として機能するイベント駆動型ファン
クションブロックは、イベント伝達時に、その変数領域
12からそのままデータを読み込むことができるように
なる。従って、データが合流する場合にも、読み取り先
を迷うことがなくなり、これによりデータ合流の結線が
実現できるのである。
【0073】そして、イベント駆動型ファンクションブ
ロックによるプログラミングを行う際に、データの合流
操作をデータ結線をつなぐだけで実現できることから、
選択機能を持つイベント駆動型ファンクションブロック
を用いなくても済むようになることで、メモリ量を大幅
に削減できるようになる。このメモリ量の削減は、イベ
ント駆動型ファンクションブロックのデータ入出力端子
毎に変数領域12を用意する必要がなくなることからも
実現されることになる。
【0074】更に、従来では、アプリケーション機能の
実行時に変数領域の間でデータをコピーする作業を必要
としていたが、本発明では、データ出力側として機能す
るイベント駆動型ファンクションブロックの出力するデ
ータは、データ入力側として機能するイベント駆動型フ
ァンクションブロックの読み取り先となる変数領域12
に直ちに書き込まることで、コピー動作が不要となり、
実行速度も高めることができるようになる。
【0075】データ合流の形式を採る場合、変数領域1
2に書き込まれるデータは、合流対象となるイベント駆
動型ファンクションブロックの出力する最新のデータで
ある。
【0076】これから、GUI部20は、FB実行部4
0によるアプリケーション機能の実行時に、変数領域1
2にデータを書き込んだイベント駆動型ファンクション
ブロックがどれであるのかを明示する機能を有してい
る。
【0077】例えば、図18に示すように、変数領域1
2に書き込まれるデータの値を、それを読み込むイベン
ト駆動型ファンクションブロックに対応付けて表示する
とともに、それを書き込んだイベント駆動型ファンクシ
ョンブロックに対応付けて表示することで、変数領域1
2にデータを書き込んだイベント駆動型ファンクション
ブロックがどれであるのかを明示するように処理するの
である。
【0078】変数領域12に書き込まれるデータは、デ
ータ出力側として機能するいずれかのイベント駆動型フ
ァンクションブロックの書き込んだ最新のデータであ
り、その前に書き込まれたデータは上書きにより消去さ
れることになる。
【0079】この構成を採ることで不都合なことが起こ
るときには、変数領域12として、ファースト・イン・
ファースト・アウトのものを用意する必要がある。この
形式の変数領域12を用意すると、最初に出力されたデ
ータから順に記憶されていって、読込側のイベント駆動
型ファンクションブロックから読込要求が発行された時
点で、最初のデータから順に読み出していくことが実現
できるようになり、上書きの消去による不都合を解決で
きるようになる。
【0080】この実施例では、イベント駆動型ファンク
ションブロックのデータ処理ブロック間の接続関係に対
応付けて、データの受け渡しのための1つの変数領域1
2を設定するとともに、その変数領域12に対応付けら
れるデータ処理ブロックがその変数領域12をデータの
入出力先とするようにと、それらのデータ処理ブロック
に対して、その変数領域12をポイントするポインタを
割り付ける構成を採ったが、この本発明の構成と、従来
技術で用いられているイベント駆動型ファンクションブ
ロックの端子毎に変数領域を用意する構成とを混在化さ
せて、ユーザの要求に応じて、アプリケーション機能の
部分部分でどちらを用いるのかを選択的に決定していく
という方法を採ることも可能である。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ合流の形式をとるイベント駆動型ファンクション
ブロックの接続形態が許されることになることで、イベ
ント駆動型ファンクションブロックの接続により定義さ
れるアプリケーション機能を効率的にプログラミングで
きるようになる。
【0082】そして、選択機能を持つイベント駆動型フ
ァンクションブロックを使わずに、イベント駆動型ファ
ンクションブロックの間を直接接続できるようになるの
で、メモリ容量を削減できるようになる。更に、実行時
に、イベント駆動型ファンクションブロックの間でのデ
ータのコピー操作を行わなくて済むようになることか
ら、アプリケーション機能を高速に実行できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の説明図である。
【図3】本発明の説明図である。
【図4】ディスプレイ画面の説明図である。
【図5】変数領域の説明図である。
【図6】GUI部の実行する処理フローの一実施例であ
る。
【図7】GUI部の実行する処理フローの一実施例であ
る。
【図8】GUI部の実行する処理フローの一実施例であ
る。
【図9】GUI部の実行する処理フローの一実施例であ
る。
【図10】GUI部の実行する処理の説明図である。
【図11】GUI部の実行する処理の説明図である。
【図12】GUI部の実行する処理の説明図である。
【図13】GUI部の実行する処理フローの他の実施例
である。
【図14】GUI部の実行する処理フローの他の実施例
である。
【図15】GUI部の実行する処理の説明図である。
【図16】GUI部の実行する処理の説明図である。
【図17】結線の強調表示の説明図である。
【図18】変数領域へのデータ書込元の明示処理の説明
図である。
【図19】イベント駆動型ファンクションブロックの説
明図である。
【図20】アプリケーションプログラム機能の説明図で
ある。
【図21】従来技術の説明図である。
【図22】従来技術の説明図である。
【図23】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 ファンクションブロック処理装置 10 ディスプレイ 11 模擬図形 12 変数領域 20 GUI部 21 設定部 22 割付部 30 FB結線情報部 40 FB実行部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三島 崇 東京都渋谷区渋谷2丁目12番19号 株式会 社山武内 Fターム(参考) 5B076 DD05 DE05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理ブロックとイベント処理ブロ
    ックとで構成される複数のイベント駆動型ファンクショ
    ンブロックを接続することで、アプリケーション機能を
    生成するイベント駆動型ファンクションブロックのプロ
    グラミング方法において、 イベント駆動型ファンクションブロックとイベント駆動
    型ファンクションブロックとの間にデータ信号線が設定
    されるときに、その接続関係に対応付けて、データの受
    け渡しのための1つの変数領域を設定する第1の処理過
    程と、 第1の処理過程で設定した変数領域に対応付けられるイ
    ベント駆動型ファンクションブロックが該変数領域をデ
    ータの入出力先とするようにと、該イベント駆動型ファ
    ンクションブロックに対して、該変数領域をポイントす
    るポインタを割り付ける第2の処理過程とを備えること
    を、 特徴とするイベント駆動型ファンクションブロックのプ
    ログラミング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のイベント駆動型ファンク
    ションブロックのプログラミング方法において、 第1の処理過程で、イベント駆動型ファンクションブロ
    ック間を接続するデータ信号線とイベント駆動型ファン
    クションブロックとの間にデータ信号線が設定されると
    きと、イベント駆動型ファンクションブロック間を接続
    するデータ信号線とイベント駆動型ファンクションブロ
    ック間を接続するデータ信号線との間にデータ信号線が
    設定されるときに、その接続関係に対応付けて、データ
    の受け渡しのための1つの変数領域を設定することを、 特徴とするイベント駆動型ファンクションブロックのプ
    ログラミング方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のイベント駆動型フ
    ァンクションブロックのプログラミング方法において、 第1の処理過程で、変数領域としてFIFO形式の変数
    領域を設定することを、 特徴とするイベント駆動型ファンクションブロックのプ
    ログラミング方法。
  4. 【請求項4】 データ処理ブロックとイベント処理ブロ
    ックとで構成される複数のイベント駆動型ファンクショ
    ンブロックを接続することで、アプリケーション機能を
    生成するイベント駆動型ファンクションブロックのプロ
    グラミング方法の実現に用いられるプログラムが格納さ
    れるプログラム記録媒体であって、 イベント駆動型ファンクションブロックとイベント駆動
    型ファンクションブロックとの間にデータ信号線が設定
    されるときに、その接続関係に対応付けて、データの受
    け渡しのための1つの変数領域を設定する設定処理と、 上記設定処理で設定した変数領域に対応付けられるイベ
    ント駆動型ファンクションブロックが該変数領域をデー
    タの入出力先とするようにと、該イベント駆動型ファン
    クションブロックに対して、該変数領域をポイントする
    ポインタを割り付ける割付処理とをコンピュータに実行
    させるプログラムが格納されることを、 特徴とするプログラム記録媒体。
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