JPH09245035A - ドキュメント管理装置 - Google Patents

ドキュメント管理装置

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Publication number
JPH09245035A
JPH09245035A JP8054932A JP5493296A JPH09245035A JP H09245035 A JPH09245035 A JP H09245035A JP 8054932 A JP8054932 A JP 8054932A JP 5493296 A JP5493296 A JP 5493296A JP H09245035 A JPH09245035 A JP H09245035A
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JP8054932A
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English (en)
Inventor
Hidefumi Kondo
英文 近藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異種のドキュメント作成アプリケーションで
作成した複数種のドキュメントそれぞれをページ単位で
新たなファイルに共通のフォーマットのデータに変換し
て登録し、アプリケーションを超えたドキュメントを作
成する。 【解決手段】 複数種のドキュメント作成プログラムそ
れぞれによって作成された複数種のドキュメントそれぞ
れの任意のページをドキュメントページ指定手段51によ
って指定することにより、データ変換手段52が指定され
た複数のドキュメントページそれぞれの内容を1つの共
通のフォーマットのデータに変換し、ドキュメントペー
ジ登録手段53が複数のドキュメントページそれぞれの共
通のフォーマットのデータを1つのドキュメントページ
登録ファイルに登録する。また登録ページビューア56
が、ドキュメントページ登録手段53によって1つのドキ
ュメントページ登録ファイルに登録されている複数のド
キュメントページそれぞれのイメージを縮小して一覧形
式にして表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種のドキュメ
ント作成ソフトウェアプログラムによって作成された複
数種のドキュメントそれぞれを1つの共通のドキュメン
トページ登録ファイルにページ単位で共通のフォーマッ
トのデータに変換して登録し、管理するドキュメント管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータのソフトウェア分野
ではワードプロセッサプログラム、データベースプログ
ラム、表計算プログラム、作図プログラムなど、多数種
のプログラムがアプリケーションソフトウェアとして存
在し、これらを同時に動作させ、かつ表示装置にマルチ
ウィンドウ形式で各プログラム毎に別個のウィンドウに
表示させ、ウィンドウを選択することによって同時に展
開している複数種のプログラムのいずれにも介入するこ
とができるようにしたオペレーティングシステム(O
S)が各社から提供されるようになっている。例えば、
マイクロソフト社のWindows3.1やWindo
ws95、IBM社のOS/2、アップルコンピュータ
社のMacOS、さらにはUNIXシステムのXウィン
ドウなどが知られている。
【0003】そして例えば、ワードプロセッサプログラ
ムで作成しているドキュメントに対して、そのある箇所
に図形やデータ、グラフを挿入する必要があれば、アプ
リケーション間連携機能(例えば、Windows3.
1,Windows95ではOLE機能、アップルコン
ピュータ社のMacOSではIAC機能など。以下、説
明の簡略化のためにWindows3.1をベースにし
て説明するが、同様の機能は他のOSの同等の機能にも
そのまま適用することができる)を利用して、あらかじ
めリンキング登録されている他のプログラムを起動させ
て作業を行い、必要な図形、表、グラフなどを作成した
後、これをワードプロセッサドキュメントの特定の箇所
に張付ける操作を行うことができるようになっている。
そしてリンキングした図形、表、グラフなどの再編集が
必要になれば、ワードプロセッサドキュメントの編集時
にそれらの図形、表、グラフなどの張付け箇所を指定し
て編集指令を与えることにより、これらの図形、表、グ
ラフなどを作成した元のプログラムを再起動させて修
正、追加などの編集作業を行い、その結果を再び、ワー
ドプロセッサドキュメントの該当箇所に再張付けするこ
ともできるようになっている。
【0004】またこのようなアプリケーション間連携機
能とは別に、1つのアプリケーションソフトウェアの実
行中には複数種のドキュメントファイルそれぞれをウィ
ンドウを異ならせてウィンドウ毎に展開し、ウィンドウ
毎の編集を可能とすると共に、1つのウィンドウ上のド
キュメントにおいて選択したある範囲の内容を他のウィ
ンドウ上のドキュメントに切張りしたりコピーしたりす
る機能もほとんどのソフトウェアアプリケーションが備
えている。
【0005】したがって、複数種のドキュメントファイ
ルそれぞれから1ページずつ選択してきて新たなドキュ
メントファイルを作成することができ、また異なるアプ
リケーションプログラムそれぞれで作成したドキュメン
トファイルそれぞれから任意のページを選択して別のア
プリケーションプログラムのウィンドウ画面にページ単
位で切張り又はコピーし、新たなドキュメントファイル
を作成することも可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のドキュメント管理装置では、ある1つのアプリケ
ーションプログラムを起動しておき、そのプログラムで
作成したドキュメントを主にして、他のアプリケーショ
ンで作成したドキュメントをリンクさせる構成であるた
め、各ページの構成がどのようになっているのかを各ペ
ージのイメージを縮小して一覧表示させて確認しようと
すればプリントプレビューアを利用するほかなく、その
場合には一覧表示されている状態でドキュメントページ
の追加登録をすることができず、また複数ページが同時
に表示されている状態で各ページを作成した元のアプリ
ケーションプログラムを再起動して再編集することもで
きず、プレビュー状態をキャンセルしてドキュメント作
成画面に戻してから他のアプリケーションプログラムを
再起動させてそのドキュメントページの追加登録をした
り、編集作業を行う操作が必要であり、ファイル管理の
自由度が低い問題点があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、ワードプロセッサプログラム、図形作
成プログラム、表計算プログラム、データベースプログ
ラムなどの複数種のドキュメント作成プログラムによっ
て作成された複数種のドキュメントからページ単位でフ
ァイルを取出して1つのドキュメントページ登録ファイ
ルに順次登録し、その元のプログラムによる再編集作業
もドキュメントページ登録ファイルから直接起動をかけ
て行うことができ、複数種のドキュメント作成プログラ
ムで作成した複数種のドキュメントそれぞれのページ単
位の自由度の高い一元管理が行えるドキュメント管理装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のドキュ
メント管理装置は、複数種のドキュメント作成プログラ
ムそれぞれによって作成された複数種のドキュメントそ
れぞれの任意のページを指定するドキュメントページ指
定手段と、ドキュメントページ指定手段によって指定さ
れた複数のドキュメントページそれぞれの内容を1つの
共通のフォーマットのデータに変換するデータ変換手段
と、データ変換手段によって共通のフォーマットのデー
タに変換された複数のドキュメントページそれぞれのデ
ータを1つのドキュメントページ登録ファイルに登録す
るドキュメントページ登録手段とを備えたものである。
【0009】この請求項1の発明のドキュメント管理装
置では、複数種のドキュメント作成プログラムそれぞれ
によって作成された複数種のドキュメントそれぞれの任
意のページをドキュメントページ指定手段によって指定
することにより、データ変換手段が指定された複数のド
キュメントページそれぞれの内容を1つの共通のフォー
マットのデータに変換し、ドキュメントページ登録手段
が複数のドキュメントページそれぞれのデータを1つの
ドキュメントページ登録ファイルに登録する。
【0010】これによって、請求項1の発明のドキュメ
ント管理装置では、複数種の任意のドキュメント作成プ
ログラムによって作成された複数種のドキュメントそれ
ぞれの任意のページを指定して1つのドキュメントペー
ジ登録ファイルに登録して管理することができる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1のドキュメン
ト管理装置において、さらに、ドキュメントページ登録
手段によって1つのドキュメントページ登録ファイルに
登録されている複数のドキュメントページそれぞれのイ
メージを縮小して一覧形式にして表示する登録ページビ
ューアを備えたものである。
【0012】この請求項2の発明のドキュメント管理装
置では、複数種のドキュメント作成プログラムそれぞれ
で作成された複数種のドキュメントそれぞれのページ単
位の編成によって作成されたドキュメントページ登録フ
ァイルの内容を登録ページビューアによって一覧表示す
ることができ、ドキュメントページ登録ファイルの内容
の確認が容易となる。
【0013】請求項3の発明は、請求項2のドキュメン
ト管理装置において、さらに、登録ページビューアによ
って表示されている複数のドキュメントページの縮小イ
メージそれぞれをドラッグアンドドロップ方式で登録順
序を入替え可能とする登録順序操作手段を備えたもので
あり、これによって、ドキュメントページ登録ファイル
に登録されているドキュメントページの順序入換操作が
登録順序操作手段を用いたドラッグアンドドロップ操作
で容易に行える。
【0014】請求項4の発明は、請求項1又は2のドキ
ュメント管理装置において、さらに、複数種のドキュメ
ント作成プログラムそれぞれを起動して、マルチウィン
ドウの複数のウィンドウそれぞれに作成中の複数種のド
キュメントそれぞけを表示するマルチウィンドウ表示手
段を備え、またドキュメントページ登録手段に、マルチ
ウィンドウ表示手段によって表示されている複数のウィ
ンドウそれぞれに表示されている複数種のドキュメント
それぞれの任意のページをドラッグアンドドロップ方式
で1つのドキュメントページ登録ファイルに登録する機
能を持たせたものである。
【0015】この請求項4の発明のドキュメント管理装
置では、1つのドキュメントページ登録ファイルを作成
する際に、マルチウィンドウ表示手段によって複数種の
ドキュメント作成プログラムそれぞれを起動して複数の
ウィンドウそれぞれに複数種のドキュメントそれぞれを
表示させておき、ドキュメントページ登録手段によって
各ウィンドウに表示されているドキュメントの任意のペ
ージをドラッグアンドドロップ方式で1つのドキュメン
トページ登録ファイルに登録することができ、ドラッグ
アンドドロップ操作によってドキュメントページ登録フ
ァイルの作成が容易に行える。
【0016】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かのドキュメント管理装置において、さらに、ドキュメ
ントページ登録手段によって登録された1つのドキュメ
ントページ登録ファイルを呼出し、当該ドキュメントペ
ージ登録ファイルに登録されている複数のドキュメント
ページの任意の1つを指定することによってそのドキュ
メントページのデータを読出してイメージ表示するドキ
ュメントページイメージ表示手段と、このドキュメント
ページイメージ表示手段が表示しているドキュメントペ
ージイメージに対する編集指令を与えることによって当
該ドキュメントページを作成した元のドキュメント作成
プログラムを起動し、当該ドキュメントページの再編集
を可能にするリンク手段とを備えたものである。
【0017】この請求項5の発明のドキュメント管理装
置では、ドキュメントページイメージ表示手段によって
登録された1つのドキュメントページ登録ファイルを呼
出し、そこに登録されている複数のドキュメントページ
の任意の1つを指定することにより、そのドキュメント
ページのデータを読出してイメージ表示し、表示されて
いるドキュメントページイメージに対してリンク手段に
よって編集指令を与えることにより、当該ドキュメント
ページを作成した元のドキュメント作成プログラムを起
動し、当該ドキュメントページの再編集が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態の
機能構成を示すブロック図であり、現実には1つのアプ
リケーションソフトウェアによって実現される機能を特
定の処理を行う部分毎に分けて示したものである。この
実施の形態のドキュメント管理装置は、ハードウェア的
には通常のコンピュータシステムと同様であって、マン
マシンインタフェースをなす表示装置1、キーボード
2、トラックボール、マウス3、タッチパッド、タッチ
ペンなどのポインティングデバイス、磁気ディスク装
置、光磁気ディスク装置などの大容量外部記憶装置4、
そしてパーソナルコンピュータあるいはEWSなどのコ
ンピュータ本体5から構成されている。
【0019】コンピュータ本体5は、本発明に関連して
実行する機能として次の処理機能を有している。ドキュ
メントページ指定部51は、複数種のドキュメント作成
アプリケーション、例えば、ワードプロセッサアプリケ
ーション1、図形作成アプリケーション2、表計算アプ
リケーション3、データベースアプリケーションなど、
種々のドキュメントを作成するアプリケーションそれぞ
れで作成された作成ドキュメント1,2,3…それぞれ
にアクセスし、指定されたページ全体の情報を取込む。
ドキュメントページイメージデータ変換部52は、ドキ
ュメントページ指定部51が取込んだ種々のドキュメン
トの指定ページの情報をイメージデータに変換する。ド
キュメントページ登録部53は、ドキュメントページイ
メージデータ変換部52からのイメージデータを記憶装
置4の所定のファイルに登録する。ドキュメントページ
登録ファイル管理部54は、ドキュメントページの登録
管理の中枢部であり、各機能部の統合制御をなす。
【0020】拡大縮小処理部55は、記憶装置4に登録
されているドキュメントページのイメージデータの間引
処理、復元処理によって縮小イメージデータ、拡大イメ
ージデータを生成する。登録ページビューア56は、記
憶装置4に登録されているドキュメントページ登録ファ
イルの1つを指定してそこに登録されている各種のドキ
ュメントページそれぞれの縮小イメージデータを拡大縮
小処理部55から受けて、当該ドキュメントページ登録
ファイルの内容を表示装置1に一覧形式のイメージにし
て表示させる。
【0021】ドラッグアンドドロップ操作制御部57
は、表示装置1の表示画面でのポインティングデバイス
の1つとしてのマウス3によるドラッグアンドドロップ
操作情報を受付ける。イメージデータ作成アプリケーシ
ョンリンク部58は、登録ページビューア56によって
表示装置1に表示されているドキュメント登録ページ一
覧において1枚のドキュメントページを指定して編集指
令が与えられた時、あるいは拡大縮小処理部55によっ
て表示装置1に表示されている1枚のドキュメントペー
ジに対して編集指令が与えられた時に該当するドキュメ
ントページを作成した元のドキュメント作成アプリケー
ションを起動して当該ドキュメントページの再編集を可
能とする。
【0022】次に、上記構成のドキュメント管理装置の
動作について説明する。まず、ドキュメント管理アプリ
ケーションを立ち上げることになるが、新規にドキュメ
ントページ登録ファイルを作成する場合の表示装置1の
初期画面は図2に示すようなものであり、マルチウィン
ドウの1つのウィンドウW1に表示される。以下、説明
の便宜のために、新規に作成するドキュメントページ登
録ファイルのファイル名をファイル1.MNGとする。
また用語の統一のためにマイクロソフト社のWindo
ws3.1(登録商標)を利用した場合を例にして説明
する。
【0023】ウィンドウに用意されているボタンは、
「新規登録」、「編集」、「印刷」、「拡大縮小」の4
つとし、これらのボタンはまた、マウス3又はその代替
手段(ポインティングスティック、トラックボール、タ
ッチパッドなど)の場合にはその右ボタンをクリックす
ることによってメニュー表示して選択できるものとす
る。
【0024】1つのドキュメントページ登録ファイルで
ある「ファイル1.MNG」に新規に複数種のドキュメ
ント作成アプリケーション1,2,3,…それぞれで作
成している作成ドキュメント1,2,3,…それぞれの
特定のページそれぞれを登録するには、図3に示すよう
にこれらの複数種のドキュメント作成アプリケーション
1,2,3,…それぞれを起動し、登録したい作成ドキ
ュメント1,2,3,…それぞれの特定のページそれぞ
れをウィンドウW2,W3,W4,…に表示させる。
【0025】そして各作成ドキュメントの特定のペー
ジ、例えば、ワードプロセッサアプリケーションで作成
されているファイル「WORPRO」の2ページ目、図
形作成アプリケーションで作成されているファイル「D
RAW」の7ページ目、さらに表計算アプリケーション
で作成されているファイル「表1」の3ページ目それぞ
れを指定してドキュメント管理ファイル「ファイル1.
MNG」に登録するには、これらのアプリケーションの
ウィンドウW2,W3,W4に該当ページを表示させた
状態でマウス3によってドラッグアンドドロップ操作に
よってドキュメント管理ファイル「ファイル1.MN
G」のウィンドウW1に落し込む操作を行う。
【0026】これによってドキュメントページ指定部5
1はドラックアンドドロップ操作されたドキュメントペ
ージのドキュメントデータと共に属性データ、つまり、
作成アプリケーションとそのオリジナルドキュメントの
所在ステーション名(サーバー名)、ドキュメントファ
イル名、その何ページ目かなどの情報を取込む。そして
ドキュメントページイメージデータ変換部52はドキュ
メントページをイメージデータに変換してドキュメント
ページ登録部53に与える。このイメージデータへの変
換は、例えば、プリントプレビュー機能に相当する処理
によって実現する。
【0027】ドキュメントページ登録部53は、ドキュ
メントページイメージデータ変換部52によってイメー
ジデータに変換されたドキュメントページそれぞれをそ
れらの属性データと共に記憶装置4のドキュメント管理
ファイルのファイル名「ファイル1.MNG」に登録す
る。順次、「ファイル1.MNG」に登録されていくド
キュメントページは、ドキュメントページイメージデー
タ変換部52で作成されたイメージデータを拡大縮小処
理部55によって間引処理することによって縮小イメー
ジにし、これを登録ページビューア56に渡し、図4に
示すように表示装置1のウィンドウW1に登録ドキュメ
ントページそれぞれを縮小イメージS1,S2,…にし
て一覧表示していく。
【0028】こうして1つのドキュメント管理ファイ
ル、「ファイル1.MNG」に登録したいと思うすべて
のドキュメントページの登録が完了すると、この「ファ
イル1.MNG」の保存処理を行う。
【0029】以上の操作によって異種のアプリケーショ
ンで作成された種々のドキュメントをページ単位で1つ
のドキュメントページ登録ファイルに登録し、所望のフ
ァイルを新たに作成することができる。そしてこのドキ
ュメントページ登録ファイルの作成に当っては、1つの
コンピュータ内における異種のアプリケーションによる
ドキュメントのページ単位の編集だけでなく、たとえ
は、イーサネットで接続されている複数のコンピュータ
間で作成されたドキュメントを互いに流用して1つのド
キュメントページ登録ファイルに登録することも可能で
ある。
【0030】また図4に示す一覧表示状態で、登録ドキ
ュメントページの順序を入替える必要があれば、入替え
る必要のあるページをマウス3でドラッグして所定の位
置まで移動させ、ドロップすることにより容易にページ
の入替えができる。またいったん登録したドキュメント
ページの削除が必要となれば、そのドキュメントページ
をクリックして削除指令を与えることによって削除する
こともできる。
【0031】次に、すでに作成された複数のドキュメン
トページ登録ファイルの中から任意のファイルを呼出し
てその内容を確認したり、再編集したりする場合、次の
操作によって目的のファイルを呼出し、編集操作するこ
とになる。
【0032】複数のドキュメント管理ファイルが記憶装
置4に登録されている場合、そのファイル一覧を表示さ
せるには、「File」をクリックし、さらに「開く」
のコマンドを指定する。これによって、図5に示すよう
にドキュメント管理ファイルの拡張子「MNG」を有す
るファイル群をファイル一覧ウィンドウW5に展開させ
ることができる。
【0033】ここでファイル内容がどのようなものであ
ったかを確認したい場合には、ファイル名をクリックす
ることにより、そのファイル名のドキュメントページ登
録ファイルを記憶装置4から読出して表紙情報をサブウ
ィンドウW6に表示させることができる。そして目的の
ドキュメントページ登録ファイルであることが確認でき
れば、さらに同じファイル名をダブルクリックすること
によってそのファイル内容を記憶装置4から読出して図
4に示すような一覧形式でウィンドウW1に表示させる
ことができる。
【0034】図4は先ほどの新規登録操作によって作成
されたドキュメントページ登録ファイル「ファイル1.
MNG」の登録ページの一覧表示を示しているが、ファ
イル呼出し操作でこの「ファイル1.MNG」が再び呼
出されたとして、以下、再編集操作について説明する。
一覧表示されたドキュメントページ登録ファイル「ファ
イル1.MNG」の中で、図形ドキュメントのページS
2の再編集が必要であれば、図4に示すようにこのペー
ジS2を指定してマウス3をダブルクリックし、または
「拡大」ボタンをクリックし、あるいはマウス3の右ボ
タンをクリックして操作メニューを表示させて「拡大」
メニューをクリックするなどの操作によって図形ドキュ
メントのページS2の拡大指令を行う。
【0035】これによって拡大縮小処理部55は、図6
に示すようにページS2の縮小イメージから元のイメー
ジをサブウィンドウW7に拡大表示し、同時にこのペー
ジS2のドキュメントの属性データをサブウィンドウW
8内に表示する。属性データとしては、作成アプリケー
ション名、元ファイルの所在ステーション名とファイル
名、ページ数などがある。
【0036】この図形ドキュメントのページS2の再編
集が必要であれば、サブウィンドウW7においてさらに
編集ボタンをクリックする。これによって、イメージデ
ータ作成アプリケーションリンク部58はOLE機能に
基づいて、図7に示すように元のドキュメント作成アプ
リケーション、ここでは図形アプリケーションを起動
し、さらに元ドキュメントファイルの所在ステーション
の該当するファイルにアクセスしてその元ドキュメント
ファイルを呼込み、再編集を可能とする。
【0037】この再編集ウィンドウW3において図形ド
キュメントの再編集作業が完了すれば「戻り」ボタンに
よって再編集されたドキュメントページをドキュメント
ページ登録ファイル「ファイル1.MNG」の図形ペー
ジS2として再登録する。
【0038】このようにして、この実施の形態のドキュ
メント管理装置によれば、異種のドキュメント作成アプ
リケーションそれぞれで作成された異種のドキュメント
に対して、1つのドキュメントページ登録ファイルにイ
メージデータとしてページ単位で登録して新たなドキュ
メントファイルを作成することができ、特にコンピュー
タ間が通信回線で接続されているワークステーションシ
ステム(EWS)の場合には他の人が作成したドキュメ
ントを自分が作成するドキュメントにそのまま挿入する
ことができるようになり、既成のドキュメントの利用度
を高め、またドキュメントファイルの作成、編集の自由
度を拡大する。
【0039】なお、上記の実施の形態では説明の便宜
上、マイクロソフト社のWindows3.1を使用し
たシステム上で説明したが、これに限定されることはな
く、他の同等のOS環境でも同様に利用することができ
る。
【0040】また、再編集操作により、元のドキュメン
トファイルは呼出さずに、元のドキュメント作成プログ
ラムを起動して該当ページのみの編集を可能とする機能
に限定することもでき、これによって処理速度の向上が
図れる。
【0041】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
複数種の任意のドキュメント作成プログラムによって作
成された複数種のドキュメントそれぞれの任意のページ
を指定して1つのドキュメントページ登録ファイルに登
録し、管理することができ、ドキュメント作成プログラ
ムを超えた多彩なドキュメントの編成ができる。
【0042】請求項2の発明によれば、複数種のドキュ
メント作成プログラムそれぞれで作成された複数種のド
キュメントのページ単位の編成によって作成されたドキ
ュメントページ登録ファイルの内容を一覧表示すること
ができ、ドキュメントページ登録ファイルの内容の確認
が容易となる。
【0043】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
のドキュメント管理装置において、さらに、登録ページ
ビューアによって表示されている複数のドキュメントペ
ージの縮小イメージそれぞれをドラッグアンドドロップ
方式で登録順序を入替え可能とする登録順序操作手段を
備えているので、ドキュメントページ登録ファイルに登
録されているドキュメントページの順序入換操作が登録
順序操作手段を用いたドラッグアンドドロップ操作で容
易に行える。
【0044】請求項4の発明によれば、請求項1又は2
の発明のドキュメント管理装置において、さらに、複数
種のドキュメント作成プログラムそれぞれを起動して、
マルチウィンドウの複数のウィンドウそれぞれに作成中
の複数種のドキュメントそれぞれを表示するマルチウィ
ンドウ表示手段を備え、またドキュメントページ登録手
段に、マルチウィンドウ表示手段によって表示されてい
る複数のウィンドウそれぞれに表示されているドキュメ
ントの任意のページをドラッグアンドドロップ方式で1
つのドキュメントページ登録ファイルに登録する機能を
持たせたので、1つのドキュメントページ登録ファイル
を作成する際に、マルチウィンドウ表示手段によって複
数種のドキュメント作成プログラムそれぞれを起動して
ウィンドウそれぞれにそれらの複数種のドキュメントそ
れぞれを表示させておき、ドキュメントページ登録手段
によって各ウィンドウに表示されているドキュメントの
任意のページをドラッグアンドドロップ方式で1つのド
キュメントページ登録ファイルに登録することができ、
ドラッグアンドドロップ操作によってドキュメントペー
ジ登録ファイルの編成が容易に行える。
【0045】請求項5の発明によれば、請求項1〜4の
いずれかの発明のドキュメント管理装置において、さら
にドキュメントページイメージ表示手段によって登録さ
れた1つのドキュメントページ登録ファイルを呼出し、
そこに登録されている複数のドキュメントページの任意
の1つを指定することにより、そのドキュメントページ
のデータを読出してイメージ表示し、表示されているド
キュメントページイメージに対してリンク手段によって
編集指令を与えることにより、当該ドキュメントページ
を作成した元のドキュメント作成プログラムを起動し、
当該ドキュメントページの再編集が可能としているの
で、異種のドキュメント作成プログラムで作成されたド
キュメントのページ単位の編集の自由度をさらに向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態の機能ブロック図。
【図2】上記の実施の形態におけるドキュメント管理ア
プリケーションの起動画面を示す説明図。
【図3】上記の実施の形態におけるドキュメントページ
登録ファイルの作成作業を示す説明図。
【図4】上記の実施の形態におけるドキュメントページ
登録ファイルの内容の一覧表示を示す説明図。
【図5】上記の実施の形態におけるドキュメントページ
登録ファイルのファイルリスト表示を示す説明図。
【図6】上記の実施の形態における図形ドキュメントペ
ージの再編集画面を示す説明図。
【図7】上記の実施の形態における元の図形アプリケー
ションの起動画面を示す説明図。
【符号の説明】
1 表示装置 2 キーボード 3 マウス 4 記憶装置 5 コンピュータ本体 51 ドキュメントページ指定部 52 ドキュメントページイメージデータ変換部 53 ドキュメントページ登録部 54 ドキュメントページ登録ファイル管理部 55 拡大縮小処理部 56 登録ページビューア 57 ドラッグアンドドロップ操作制御部 58 イメージデータ作成アプリケーションリンク部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種のドキュメント作成プログラムそ
    れぞれによって作成された複数種のドキュメントそれぞ
    れの任意のページを指定するドキュメントページ指定手
    段と、 前記ドキュメントページ指定手段によって指定された前
    記複数のドキュメントページそれぞれの内容を1つの共
    通のフォーマットのデータに変換するデータ変換手段
    と、 前記データ変換手段によって共通のフォーマットのデー
    タに変換された前記複数のドキュメントページそれぞれ
    のデータを1つのドキュメントページ登録ファイルに登
    録するドキュメントページ登録手段とを備えて成るドキ
    ュメント管理装置。
  2. 【請求項2】 前記ドキュメントページ登録手段によっ
    て1つのドキュメントページ登録ファイルに登録されて
    いる複数のドキュメントページそれぞれのイメージを縮
    小して一覧形式にして表示する登録ページビューアを備
    えて成る請求項1記載のドキュメント管理装置。
  3. 【請求項3】 前記登録ページビューアによって表示さ
    れている前記複数のドキュメントページの縮小イメージ
    それぞれをドラッグアンドドロップ方式で登録順序を入
    替え可能とする登録順序操作手段を備えて成る請求項2
    記載のドキュメント管理装置。
  4. 【請求項4】 前記複数種のドキュメント作成プログラ
    ムそれぞれを起動して、マルチウィンドウのウィンドウ
    それぞれに作成中の複数種のドキュメントそれぞれを表
    示するマルチウィンドウ表示手段を備え、 前記ドキュメントページ登録手段が、前記マルチウィン
    ドウ表示手段によって表示されている複数のウィンドウ
    それぞれに表示されている複数種のドキュメントそれぞ
    れの任意のページをドラッグアンドドロップ方式で前記
    1つのドキュメントページ登録ファイルに登録する機能
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載のドキュ
    メント管理装置。
  5. 【請求項5】 前記ドキュメントページ登録手段によっ
    て登録された前記1つのドキュメントページ登録ファイ
    ルを呼出し、当該ドキュメントページ登録ファイルに登
    録されている前記複数のドキュメントページの任意の1
    つを指定することによってそのドキュメントページのデ
    ータを読出してイメージ表示するドキュメントページイ
    メージ表示手段と、 前記ドキュメントページイメージ表示手段が表示してい
    るドキュメントページイメージに対する編集指令を与え
    ることによって当該ドキュメントページを作成した元の
    ドキュメント作成プログラムを起動し、当該ドキュメン
    トページの再編集を可能にするリンク手段とを備えて成
    る請求項1〜4のいずれか記載のドキュメント管理装
    置。
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