JPH09305366A - 画面表示最適化方法 - Google Patents

画面表示最適化方法

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JPH09305366A
JPH09305366A JP8117313A JP11731396A JPH09305366A JP H09305366 A JPH09305366 A JP H09305366A JP 8117313 A JP8117313 A JP 8117313A JP 11731396 A JP11731396 A JP 11731396A JP H09305366 A JPH09305366 A JP H09305366A
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JP
Japan
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screen
name
component
user interface
gui
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Application number
JP8117313A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kudo
裕 工藤
Akihiro Yoshikawa
彰弘 吉川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異なる多数のグラフィカルユーザーインタフェ
ース(GUI)画面を有するユーザーアプリケーション
プログラム(UAP)において、所望のGUI画面を高
速に表示すること。また、従来、メモリに保持しきれな
い程多数のGUI画面をもつUAPをメモリ容量の少な
い小型の計算機で実行可能とすること。 【解決手段】グラフィカルユーザーインタフェース(G
UI)画面表示の度に発生するGUI画面とGUI部品
の初期化処理を予め行っておき、GUIが面表示の際に
はそれらの属性値の変更のみで画面を再構成することに
よって可能とする。また、GUI画面の構成情報を外部
記憶装置に保持することによって可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機上のアプリ
ケーションが有する異なる多数のグラフィカルユーザー
インタフェース画面の中から所望のグラフィカルユーザ
ーインタフェース画面をディスプレイ画面に高速に表示
する方法に関し、特にグラフィカルユーザーインタフェ
ース部品を用いた容易な開発環境で構築されたアプリケ
ーションをメモリ容量の少ない小型の計算機で実行し、
そのアプリケーションが有する異なる多数のグラフィカ
ルユーザーインタフェース画面の中から所望のグラフィ
カルユーザーインタフェース画面を高速に表示する場合
に好適な画面表示最適化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】グラフィカルユーザーインタフェース画
面を有するアプリケーションの構築には、開発の容易性
から一般にグラフィカルユーザーインタフェース部品と
呼ばれるライブラリを用いる。
【0003】例えば、Microsoft社のVisu
al Basic2.0のマニュアルp.19〜p.2
0によれば、マウスを用いてグラフィカルユーザーイン
タフェース部品を画面に配置することによってグラフィ
カルユーザーインタフェース画面を作成できた。また、
同マニュアルp.21によれば、グラフィカルユーザー
インタフェース部品の属性値を設定することができた。
また、同マニュアルp.23によれば、イベント処理ル
ーチンを部品名とイベントの種類に対応付けて定義する
ことができた。
【0004】また、異なる多数のグラフィカルユーザー
インタフェース画面を有するアプリケーションを作成し
実行するために、あるグラフィカルユーザーインタフェ
ース画面を非表示にする際にその画面のためのメモリ領
域を解放し、他のグラフィカルユーザーインタフェース
画面の表示の際にその画面のためのメモリ領域を動的に
割り当てるという仕組みが提供された。
【0005】また、UNIX MAGAZINE 199
4.7p.67に掲載された「インターネットの利用と
仕組み15」によれば、サーバーからネットワークを介
して送られた画面情報をクライアントで受け取り、クラ
イアントがその画面情報を解釈して画面を表示するWW
Wの概念が開示された。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記Visu
al Basicに見られる従来技術で作成されたユー
ザーアプリケーションプログラムは、グラフィカルユー
ザーインタフェース画面の数に比例してメモリの消費量
が増加するため、表示可能な画面の数に限界があり、多
数のGUI画面を有するユーザーアプリケーションプロ
グラムを実行することができなかった。
【0007】また、上記グラフィカルユーザーインタフ
ェース画面を非表示にする際にその画面が使用していた
メモリ領域を解放し他のグラフィカルユーザーインタフ
ェース画面の表示の際にその画面に必要なメモリ領域を
動的に割り当てながら動作するという従来技術では、メ
モリ領域の解放及び画面を管理するための初期化処理に
時間がかかるため、あるグラフィカルユーザーインタフ
ェース画面を非表示にして他のグラフィカルユーザーイ
ンタフェース画面を表示する動作の速度が遅くなるとい
う問題があった。
【0008】また、前記、WWWの概念に見られる従来
技術では、クライアントは画面の表示をするだけで、ア
プリケーションプログラムを実行することはなく、入力
チェック処理等のアプリケーションに固有の処理を実行
することができないという問題があった。
【0009】本発明は上記のような問題を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、従来技術
における上記のような問題を解消し、グラフィカルユー
ザーインタフェース部品を用いた容易な開発環境で構築
されたアプリケーションであっても使用メモリ量を抑
え、かつ、高速にグラフィカルユーザーインタフェース
画面を表示する画面表示最適化方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、画面構成情
報を外部記憶装置に保持しておき、画面表示命令を実行
した際に、これらの情報を実際にはメモリ中に1個しか
存在しない画面に対して設定することによって所望の画
面を構成し表示する。こうすることで、従来技術ではメ
モリに保持しきれないほどの多数のGUI画面を有する
アプリケーションを実行可能とする。その際に、ユーザ
ーアプリケーションプログラム内で表示画面内のグラフ
ィカルユーザーインタフェース部品の属性値に対する設
定または参照する処理を実行した場合と、表示画面から
ユーザーアプリケーションプログラム内部のイベント処
理ルーチンを呼び出す場合には、画面名変換テーブルと
部品名変換テーブルにより画面名と部品名を変換し、そ
れぞれの処理を実行可能とする。
【0011】また、グラフィカルユーザーインタフェー
ス画面自体の初期化処理とその画面を構成するグラフィ
カルユーザーインタフェース部品の初期化処理を予め行
なっておき、ある画面を消去して他の画面を表示する際
には、実際には消去せずに画面内容を変更することで画
面を再構成し表示する。こうすることで、従来、画面の
初期化に要していた時間を省くことができ、高速に所望
の画面を表示することを可能とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0013】図5は本実施例のハードウェア構成図であ
る。図5において、505はCPUであり、グラフィカ
ルユーザーインタフェース画面を表示するディスプレイ
画面502と、磁気ディスクなどの外部記憶装置501
と、メモリ503と、キーボードやマウス等の入力装置
504がつながっている。
【0014】図3は本発明の実施例に係る高速画面表示
最適化方法の処理機能とデータの関係を示すブロック図
である。また、図4は従来の画面表示方法の処理機能と
データの関係を示すブロック図である。図3と図4にお
いて、長方形は処理機能を表し、円筒形はデータを表
し、矢印はデータの流れを表す。
【0015】図3において、307はグラフィカルユー
ザーインタフェース(以後GUIと略す)画面構成デー
タであり、開発時に作成されたGUI画面を構成するG
UI部品の属性値を画面毎に保持している。306はイ
ベントプロシージャである。308はユーザーアプリケ
ーションプログラム(以下、UAPと略す)であり、3
07と306でひとつのUAPを構成する。GUI画面
構成データ307とイベントプロシージャ306は、G
UI部品を用いた容易な開発環境によって開発可能で、
図4に示した従来の画面表示方法401で動作するUA
P308と同一のものである。
【0016】302はGUI画面構成テーブルであり、
GUI画面毎に存在するGUI画面構成データ307を
テーブルの形式に変換して1つにまとめたものである。
GUI画面構成テーブル302には、GUI画面名とそ
のGUI画面を構成するGUI部品の属性値がテーブル
の形式で外部記憶装置501に保持されている。301
は高速GUI画面表示機能であり、GUI画面構成テー
ブル302から表示する画面を構成するGUI部品の属
性値を取得してGUI画面を作成し表示する。303は
部品名変換テーブルであり、304は画面名変換テーブ
ルである。部品名変換テーブル303と画面名変換テー
ブル304は、GUI画面表示の際に高速GUI画面表
示301が作成し、メモリ503中に保持する。
【0017】305はGUI部品の属性値を参照・設定
する機能であり、イベントプロシージャを含むUAP3
08内の処理ルーチン内でGUI部品の属性値を参照・
設定する命令が実行されたときに実行する。
【0018】ここで、本実施例の説明に用いるUAP3
08の例について図6を参照して説明する。図6はこの
UAPが有するGUI画面の画面遷移を示した図であ
る。このUAPは1個の業務メニュー画面601と、複
数個の業務画面(業務1画面602と業務2画面60
3)を有し、ある画面を消して別の画面を表示すること
を繰り返しながら業務処理を進める対話型のUAPであ
る。
【0019】図7は業務メニュー画面601の画面例で
あり、文字の表示を行なうテキスト型GUI部品701
とユーザーのマウスクリック操作を受け付けるボタン型
GUI部品(702と703)から構成される。図7に
おいて、ユーザーによってマウス等の入力装置504に
よりボタン型GUI部品702がクリックされると、業
務メニュー画面601を消して業務1画面602を表示
し、ボタン型GUI部品703がクリックされると業務
メニュー画面601を消して業務2画面603を表示す
る。図8は業務1画面602の画面例であり、文字の表
示を行なうテキスト型GUI部品801〜803と、文
字の入力を受け付けるテキスト型GUI部品804と8
05と、ユーザーのマウスクリック操作を受け付けるボ
タン型GUI部品806から構成される。ユーザーによ
ってキーボード等の入力装置によりテキスト型GUI部
品804と805にデータが入力され、次にマウスなど
の入力装置504によってボタン型GUI部品806が
クリックされると、氏名、生年月日の登録処理を行な
い、業務1画面602を消して業務メニュー画面601
を表示する。
【0020】ここで、GUI画面構成テーブル302に
ついて図9を参照して説明する。図9は、業務メニュー
画面601と業務1画面602に対するGUI画面構成
テーブル302の具体例である。図9において、901
〜909の各行はそれぞれ1個のGUI部品の属性デー
タである。901〜903は画面名「業務メニュー画
面」、904〜909は画面名「業務1画面」に対する
GUI部品の属性データである。1個のGUI部品の属
性データは、画面名910と、部品名911と、部品の
種類を表す部品種別912と、部品の表示位置を表すx
座標913とy座標914と、部品の大きさを表す幅9
15と高さ916と、部品上に表示する文字列を表すラ
ベル917から構成される。
【0021】以下に図1と図2を参照して本発明の実施
例の処理手順を、図6で示した画面遷移をするUAPを
例にして詳細に説明する。図1は図3における高速GU
I画面表示301の処理手順を示すフローチャートであ
り、図2は図3におけるGUI部品属性値参照・設定処
理305の処理手順を示すフローチャートである。
【0022】UAPからの要求により高速画面表示30
1がステップ101を実行すると、先ず初めに、表示す
る画面の画面名を他の画面名と重複しない画面名、例え
ば「高速GUI画面」と決定し、高速GUI画面を初期
化してディスプレイ画面502に表示する(ステップ1
01)。次に、初期化した高速GUI画面の画面名を画
面名変換テーブル304に登録する(ステップ10
2)。この段階での画面名変換テーブル304の例を図
10に示す。ここでは、高速GUI画面名の欄1001
に「高速GUI画面」1003を登録し、UAP内で参
照する画面名の欄1002を空欄にする。
【0023】次に、ステップ101で初期化された高速
GUI画面に表示するGUI部品の最大の個数を変数N
に代入し(ステップ103)、N個分のGUI部品を初
期化し(ステップ104)、初期化した部品名を部品名
変換テーブル303に登録する(ステップ105)。初
期化するGUI部品の個数は計算機のメモリ容量やオペ
レーティングシステムにより異なるのであらかじめ快適
に動作する最大数のGUI部品数を調べておく必要があ
る。この例では、テキスト型GUI部品5個とボタン型
GUI部品5個を初期化するものとする。ステップ10
4で初期化したテキスト型GUI部品の部品名を「Te
xt1」、「Text2」、…、「Text5」、ボタ
ン型GUI部品の部品名を「Button1」、「Bu
tton2」、…、「Button5」とし、このとき
の部品名登録後の部品名変換テーブル303の例を図1
1に示す。ここでは、高速GUI画面内部品名の欄11
01に「Text1」、「Text2」、…、「Tex
t5」、「Button1」、「Button2」、
…、「Button5」1103を登録し、UAP内で
参照する部品名の欄1102は空欄にする。
【0024】ステップ101〜105は、画面表示の指
示があったときに迅速に表示できるように予め初期化処
理をするステップである。
【0025】次に、UAPが最初に表示する画面の画面
名を取得し(ステップ106)、画面名を画面名変換テ
ーブル304に登録する(ステップ107)。図6の例
に従えば、最初に表示する業務メニュー画面601の画
面名である「業務メニュー画面」を画面名変換テーブル
304に登録する。登録後の画面名変換テーブル304
の例を図12に示す。図12において、ステップ102
で登録した「高速GUI画面」1003に対応付けて、
UAP内で参照する画面名「業務メニュー画面」120
1を登録する。
【0026】次に、ステップ106で得た画面名をキー
にしてGUI画面構成テーブル302からGUI部品属
性データを検索し、この画面名を構成するGUI部品の
属性値を取得する(ステップ108)。例えば、画面名
「業務メニュー画面」をキーにして図9に示したGUI
画面構成テーブルから検索し、GUI部品属性データ9
01を取得する。
【0027】次に、ステップ108で取得したGUI部
品属性データ中の部品名を部品名変換テーブル303に
登録する(ステップ109)。GUI部品属性データ9
01によれば、部品名「Title」を部品名変換テー
ブル303に登録する。部品名変換テーブルの例を図1
3に示す。図13の1102はステップ109が部品名
を登録する欄で、この段階では1301に部品名「Ti
tle」を登録する。次に、GUI部品属性データ90
1の各値をステップ104で初期化したGUI部品の属
性値に設定する(ステップ110)。GUI部品の属性
値にGUI部品属性データ901を設定することによっ
て、GUI部品属性データ901が示す、x座標が1
0、y座標が1の位置に、幅が15、高さが1の大きさ
で、「業務メニュー」と表示したGUI部品を配置す
る。
【0028】ステップ111は表示する画面名に対する
GUI部品データ取得が終了したかどうかを判定するス
テップで、画面名「業務メニュー画面」に対しては図9
における901〜903についてステップ108〜ステ
ップ110を繰り返す。
【0029】901〜903についてステップ108〜
110が完了したときの部品名変換テーブル303の例
を図13に示す。図13において、1103はステップ
105で登録された高速GUI画面内の部品名である。
ステップ109は、GUI部品属性データ901に対し
ては「Title」1301を、GUI部品属性データ
902に対しては「Gyomu1」1302を、GUI
部品属性データ903に対しては「Gyomu1」13
03をそれぞれ登録する。
【0030】次に、部品名変換テーブル303に登録し
たGUI部品を表示状態にし、登録してないGUI部品
を非表示状態にする(ステップ112)。図13に示し
た部品名変換テーブルにおいて、UAP内で参照する部
品名の欄1102が空欄のもの1304と1305が未
使用のGUI部品である。
【0031】ステップ106〜112は、ステップ10
1〜105で初期化したGUI画面とGUI部品に、ス
テップ106で取得した画面名に対するGUI画面構成
データを反映させて実際に画面を表示するステップであ
る。
【0032】ステップ101〜112によれば、従来、
実行時にメモリ中に保持していなければならなかったG
UI画面構成データを、外部記憶装置に保持し、実行時
に画面毎に読み込みながらGUI画面を表示することが
可能となる。GUI画面構成データを外部記憶装置に保
持し、実行時に画面毎に読み込みながらGUI画面を表
示することによって、メモリ容量の少ない小型の計算機
でも、異なる多数の画面を有するUAPの実行が可能と
なる。
【0033】ここで、イベントについて説明する。イベ
ントはGUI画面上のGUI部品に対してユーザーから
のマウスクリックやキー押下などによって発生する。ま
た、イベントプロシージャとは、イベントが発生したG
UI部品とイベントの種類に対応した処理ステップのこ
とである。
【0034】ステップ113はイベントが発生したかど
うかを検査するステップであり、イベントが発生しない
限り次のステップ114へは進まない。表示されている
画面に対してユーザー入力等によってイベントが発生し
た時は、イベントが発生した画面名と部品名をそれぞれ
取得し(ステップ114、ステップ115)、発生した
イベントの種類を取得する(ステップ116)。ステッ
プ113で取得した画面名は高速GUI画面名であり、
ステップ115で取得した部品名は高速GUI画面内の
部品名である。そこで、UAP内のイベントプロシージ
ャを呼び出すために、部品名変換テーブル303と画面
名変換テーブル304を用いてUAP内で参照する部品
名と画面名にそれぞれ変換する(ステップ117とステ
ップ118)。ステップ117で取得した部品名と、ス
テップ118で取得した画面名と、ステップ116で取
得したイベントの種類からUAP内のイベントプロシー
ジャを特定し(ステップ119)、実行する(ステップ
120)。
【0035】図6の例に従えば、業務メニュー画面60
1に表示されたボタン型GUI部品702がユーザーに
よってマウス等の入力装置でクリックされると、高速G
UI画面に表示されたボタン型GUI部品702で「ク
リック」というイベントが発生し、ステップ114によ
って画面名「高速GUI画面」、ステップ115によっ
て部品名「Button1」、ステップ116によって
イベントの種類「クリック」を取得する。これらの画面
名と部品名を画面名変換テーブル304と部品名変換テ
ーブル303によって変換し、UAPで参照する画面名
「業務メニュー画面」と部品名「Gyomu1」を取得
する(ステップ118、117)。この画面名「業務メ
ニュー画面」と、部品名「Gyomu1」と、「クリッ
ク」というイベントの種類によってUAP内のイベント
プロシージャを特定し、実行する。
【0036】ステップ114〜120によれば、画面名
変換テーブル304と部品名変換テーブル303を用い
ることによって、実際にメモリ中に存在するGUI画面
の画面名や部品名がUAP内の画面名と部品名と異って
いても、UAP内のイベントプロシージャを実行するこ
とができる。この点が本発明の新規な点のひとつであ
る。
【0037】ステップ120で実行するイベントプロシ
ージャ内で画面を切り換える命令を実行する時(ステッ
プ121)は、先ず、次に表示する画面名を取得する
(ステップ122)。次に、部品名変換テーブル303
のUAP内で参照する部品名の欄1102と、画面名変
換テーブル304のUAP内で参照する画面名1002
の欄を空欄にし(ステップ123)、ステップ107に
戻り、画面表示のためのステップ107〜110を繰り
返す。
【0038】ある画面を消去して他の画面を表示する際
に、実際には消去せずに画面内容を変更することで画面
を再構成し表示することによって、従来必要だったGU
I画面の初期化(ステップ101)とGUI部品の初期
化(ステップ104)にかかる時間を省いた点が本発明
の新規な点である。
【0039】図6の例に従って、業務メニュー画面60
1を消して、次に業務1画面602を表示する処理手順
を説明する。
【0040】先ず、イベントプロシージャ内で画面の切
り換え命令を実行すると、ステップ122で次に表示す
る画面名「業務1画面」を取得する。そしてステップ1
23により、部品名変換テーブル303と画面名変換テ
ーブル304を図10、図11の状態に初期化する(ス
テップ123)。以下、ステップ107〜112を繰り
返す。
【0041】画面名「業務1画面」に対してステップ1
07〜110を実行した後の画面名変換テーブル304
を図14に、部品名変換テーブル303を図15に示
す。ステップ107は図14におけるUAP内で参照す
る画面名の欄1401に「業務1画面」を登録し、ステ
ップ109は図15におけるUAP内で参照する部品名
の欄1102に1501を登録する。
【0042】イベントプロシージャを含むUAP内の処
理ルーチン内で、画面に配置されている部品の属性値を
参照もしくは設定する命令文が存在した場合の処理手順
を図2を参照して説明する。先ず、参照もしくは設定の
対象となるGUI部品の名前を命令文から取得し(ステ
ップ201)、部品名変換テーブル303を用いて高速
GUI画面内の部品名に変換する(ステップ202)。
同様に画面名も画面名変換テーブル304を用いて高速
GUI画面名に変換する。次に、行う処理が部品属性値
の参照処理か設定処理かを判断し(ステップ204)、
参照処理ならばステップ203で得た画面名が指し示す
高速GUI画面内のステップ202で得た部品名が指し
示すGUI部品の属性値を参照する(ステップ20
5)。設定処理の場合も同様にステップ203で得た画
面名が指し示す高速GUI画面内のステップ202で得
た部品名が指し示すGUI部品の属性値を参照する(ス
テップ206)。
【0043】以上に説明した処理手順によれば、GUI
画面とGUI画面上に表示するGUI部品の初期化を1
度だけ行い、以後、ある画面を消去して他の画面を表示
する際には、予め初期化されたGUI画面、GUI部品
の属性を設定しなおすことにより、画面構成を変更し、
所望のGUI画面を得ることができる。このため、従
来、ある画面を消去して他の画面を表示する度に発生し
ていたGUI画面およびGUI画面上に表示するGUI
部品の初期化処理にかかる時間を省くことができ、高速
に画面を表示することができる。
【0044】また、UAPが有する多数の画面構成情報
を外部記憶装置501に保持することで、計算機のメモ
リ503内には1個分のGUI画面のためのメモリ領域
しか必要とせず、メモリ容量の少ない小型の計算機でも
事なる多数の画面を有するUAPを実行することができ
る。
【0045】さらに、部品名変換テーブル303、画面
名変換テーブル304を用いることにより、従来通りの
GUI部品を用いた容易な開発環境で開発されたUAP
であってもソースプログラムの変更無くそのまま実行す
ることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、GUI部品を用いた容
易な開発環境で開発されたUAPであっても、ソースプ
ログラムの変更無く、異なる多数の画面を持つアプリケ
ーションプログラムをメモリ容量の少ない小型の計算機
で実行することが可能となり、しかも、高速な画面表示
が可能となる。
【0047】例えば、従来、ある画面を消去して他の画
面を表示する度に発生していたGUI画面およびGUI
画面上に表示するGUI部品の初期化を行っていたが、
これらの初期化処理を予め行っておき、以後、画面表示
の際には、外部記憶装置から得たGUI部品属性値のみ
を設定しなおすことにより、高速な画面表示が可能とな
る。
【0048】また、UAPが有する多数の画面構成情報
を外部記憶装置に保持することで、計算機のメモリ内に
は1個分のGUI画面のためのメモリ領域しか必要とせ
ず、メモリ容量の少ない小型の計算機でも多数の画面を
有するUAPを実行することが可能となる。
【0049】さらに、部品名変換テーブル、画面名変換
テーブルを用いることにより、従来通りのGUI部品を
用いた容易な開発環境で開発されたUAPであってもソ
ースプログラムの変更無くそのまま実行することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高速画面表示最適化方法の処理手
順を示すフローチャートである。
【図2】ステップ102において、GUI部品属性値を
設定もしくは参照する処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図3】本発明に係る高速画面表示最適化方法の処理機
能とデータの関係を示すブロック図である。
【図4】従来の画面表示方法の処理機能とデータの関係
を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る高速画面表示最適化方法のハード
ウェア構成図である。
【図6】本発明の対象となるアプリケーションプログラ
ムが有するグラフィカルユーザーインタフェース画面の
画面遷移を示す図である。
【図7】図6の業務メニュー画面601の画面例であ
る。
【図8】図6の業務1画面602の画面例である。
【図9】GUI画面構成テーブル302の一例である。
【図10】ステップ102で生成する画面名変換テーブ
ル304の一例である。
【図11】ステップ105で生成する画面名変換テーブ
ル303の一例である。
【図12】ステップ107で生成する画面名変換テーブ
ル304の一例である。
【図13】ステップ110で生成する画面名変換テーブ
ル303の一例である。
【図14】ステップ107で生成する画面名変換テーブ
ル304の一例である。
【図15】ステップ110で生成する画面名変換テーブ
ル303の一例である。
【符号の説明】
301…高速GUI画面表示、 302…GUI
画面構成テーブル、303…部品名変換テーブル、
304…画面名変換テーブル、305…GUI部品
属性値参照・設定、306…イベントプロシージャ、3
08…ユーザーアプリケーションプログラム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計算機及び対話端末を有し、 該対話端末にグラフィカルユーザインタフェースを表示
    する画面制御プログラムと、 ある画面の画面名と、該画面上に配置するグラフィカル
    ユーザインタフェース部品の部品名と、座標と、大きさ
    との対応を示す画面構成データと、 該画面構成データ中の該画面名を指定して該画面制御プ
    ログラムに画面表示を指示し、該画面構成データ中の該
    部品名を指定して該画面制御プログラムにグラフィカル
    ユーザインタフェース部品に対する操作を指示する、ア
    プリケーションプログラムとを有する情報処理装置にお
    いて、 該画面制御プログラムは、 該画面構成データを記憶するステップと、 画面表示の指示があったとき迅速に表示できるように予
    め初期化するステップと、 該画面上に配置するグラフィカルユーザインタフェース
    部品の部品名を、他の部品と重複がないように固有の名
    前を割り当てるステップと、 該画面上に複数のグラフィカルユーザインタフェース部
    品を配置し、グラフィカルユーザインタフェース部品表
    示の指示があったとき迅速に表示できるように予め初期
    化するステップとを有し、 該アプリケーションプログラムが画面表示を指示したと
    きは、 表示する画面の画面名を記憶するステップと、 該画面名に対応するグラフィカルユーザインタフェース
    部品の部品名と、座標と、大きさを取得するステップ
    と、 前記ステップで取得した第1の部品名と、該画面上に配
    置したグラフィカルユーザインタフェース部品に前記ス
    テップで固有の名前を割り当てた第2の部品名との対応
    を記憶するステップと、 前記ステップで取得したグラフィカルユーザインタフェ
    ース部品の座標と、大きさに従って、該第2の部品名が
    示すグラフィカルユーザインタフェース部品の座標と大
    きさを変更するステップとによって画面表示を行ない、 該アプリケーションプログラムがあるグラフィカルユー
    ザインタフェース部品に対する操作を指示したときは、 操作するグラフィカルユーザインタフェース部品の部品
    名を記憶するステップと、 該部品名を該第1の部品名としたときに対応する該第2
    の部品名を取得するステップと、 この該第2の部品名に対する操作を実行するステップと
    によってグラフィカルユーザインタフェース部品に対す
    る操作を行なうことを特徴とする画面表示最適化方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画面表示最適化方法におい
    て、 前記該アプリケーションプログラムはさらに、表示した
    画面上のグラフィカルユーザインタフェース部品に対し
    て利用者が入力指示を行なったときに実行する処理プロ
    グラムを、該画面の画面名と該グラフィカルユーザイン
    タフェース部品の部品名と入力指示の種類とに対応付け
    て保持し、 該画面制御プログラムはさらに、 表示した画面上のグラフィカルユーザインタフェース部
    品に対して利用者が入力指示を行なったときは、 入力指示を受けた該グラフィカルユーザインタフェース
    部品の部品名と入力指示の種類とを取得するステップ
    と、 該部品名を該第2の部品名としたときに対応する該第1
    の部品名を取得するステップと、 この該第1の部品名と、該アプリケーションプログラム
    が画面表示を指示したときに前記ステップにおいて記憶
    した画面名と、該入力指示の種類とに対応づけて該アプ
    リケーションプログラムが保持する該処理プログラムを
    実行するステップとによって利用者の入力指示に応じて
    処理を実行することを特徴とする画面表示最適化方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475432B1 (ko) * 2002-02-26 2005-03-10 삼성전자주식회사 그래픽 사용자 인터페이스의 디자인 변경 방법 및 이를 위한 기록매체
KR100772875B1 (ko) * 2006-05-22 2007-11-02 삼성전자주식회사 사용자 선호도에 따른 사용자 인터페이스를 설정하는 장치및 그 방법
US7565622B2 (en) 2003-07-10 2009-07-21 Lenovo (Singapore) Pte Ltd. Method and apparatus for modification of pointing device functions in conjunction with dynamic sorting, displaying, listing, and activation

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