JPH08263574A - 会計処理装置及び会計処理方法 - Google Patents

会計処理装置及び会計処理方法

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JPH08263574A
JPH08263574A JP6786995A JP6786995A JPH08263574A JP H08263574 A JPH08263574 A JP H08263574A JP 6786995 A JP6786995 A JP 6786995A JP 6786995 A JP6786995 A JP 6786995A JP H08263574 A JPH08263574 A JP H08263574A
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JP
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transaction
business
data
accounting
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JP6786995A
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English (en)
Inventor
Koji Yamamoto
幸治 山本
Yasuhiko Okamoto
康彦 岡本
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ZEN AOIRO KK
Original Assignee
ZEN AOIRO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 勘定科目の設定を容易に行う会計処理装置及
び会計処理方法を提供する。 【構成】 指定手段2から業種が指定されると、設定手
段3が、マスタファイル1に基づいて、指定された業種
に必要な勘定科目を設定する。日常取引の入力時には、
メニューデータ6、メニューハンドラ7及び文字列デー
タ8の作用によって、取引ごとに、メニューから選択手
段8によって選択される選択肢に応じてメニュー間の連
結関係に基づいてメニューが順次表示される。決定手段
10は、メニューの少なくとも発端から終端までの間に
設定された借方科目及び貸方科目を用いて取引の仕訳を
決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、勘定科目を用いて事業
の会計を処理する会計処理装置及び会計処理方法の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】事業の会計の態様としては簡易帳簿や複
式簿記などが知られているが、経営状態の総合的把握な
どの点で複式簿記が優れている。勘定科目を用いた複式
簿記による会計処理を効果的に支援する装置としては、
会計処理装置が知られている。
【0003】会計処理装置(会計処理方法)は、通常、
コンピュータ上に実現され、利用者が、処理しようとす
る事業に応じた勘定科目をあらかじめ設定しておく。そ
して、日常の取引については、設定した勘定科目に基づ
いて借方科目及び貸方科目からなる仕訳を決定し金額や
小書きなどの必要事項を入力する。これら各種のデータ
はコンピュータのハードディスクやフロッピーディスク
上に保存され、必要に応じて各種帳票類の出力に用いら
れる。なお、本明細書では、便宜上、借方科目及び貸方
科目を合わせて仕訳と称する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
会計処理装置及び会計処理方法では、利用者が、処理し
ようとする事業に応じた勘定科目を自ら判断して手作業
で設定する必要があった。この作業には複式簿記の正確
な知識が必要であり、また、作業自体も繁雑であるた
め、勘定科目の設定は困難であった。
【0005】また、従来の会計処理装置及び会計処理方
法では、日常取引の入力に際しても、取引ごとに該当す
る借方科目及び貸方科目を利用者が自ら判断し、多数の
勘定科目の中から指定しなければならなかった。この作
業にも複式簿記の正確な知識が必要であり、また、作業
自体も繁雑であるため、日常取引の入力も困難であっ
た。
【0006】さらに、従来の会計処理装置や会計処理方
法の実現にはコンピュータが用いられるが、装置を実現
するためのプログラム及びデータの容量が大きいため、
ラップトップ型ワードプロセッサーのような小容量のコ
ンピュータを用いて実現することが一般に困難であっ
た。このため、小容量のコンピュータに適した会計処理
装置の実現が望まれていた。
【0007】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、勘定
科目の設定を容易に行う会計処理装置及び会計処理方法
を提供することである。また、本発明の他の目的は、日
常取引を容易に入力する会計処理装置及び会計処理方法
を提供することである。また、本発明のさらに他の目的
は、システムの変更が容易な会計処理装置及び会計処理
方法を提供することである。また、本発明のさらに他の
目的は、小容量のコンピュータに適した会計処理装置及
び会計処理方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、勘定科目を用いて事業の会計を
処理する会計処理装置において、前記事業の業種ごとに
通常必要な勘定科目を格納するマスタファイルと、前記
業種を指定するための指定手段と、前記マスタファイル
に基づいて、指定された前記業種に必要な勘定科目を設
定する設定手段と、を有することを特徴とする。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
会計処理装置において、前記設定された勘定科目につい
て、少なくとも勘定科目の追加・変更・削除を含む編集
を行うための編集手段を有することを特徴とする。
【0010】また、請求項3の発明は、勘定科目を用い
て事業の会計を処理する会計処理装置において、複数の
選択肢を含むメニューが前記各選択肢に応じた関係で複
数連結され、各メニューからなる経路ごとに借方科目及
び貸方科目が設定されており、取引ごとに、メニューか
ら選択される選択肢に応じて前記連結関係に基づいてメ
ニューを順次表示するメニュー処理手段と、前記メニュ
ーの少なくとも発端から終端までの間に前記設定された
借方科目及び貸方科目を用いて前記取引の仕訳を決定す
る決定手段と、取引について決定された前記仕訳に基づ
いて当該取引について少なくとも日付と金額と小書きと
を入力するための入力手段と、取引ごとに少なくとも前
記決定された仕訳及び日付、金額並びに小書きを格納す
るための仕訳ファイルと、を有することを特徴とする。
【0011】また、請求項4の発明は、コンピュータ上
でプログラムとデータとを用いて実現される請求項3記
載の会計処理装置において、前記メニュー処理手段は、
前記各メニューの内容及びメニュー間の連結関係を表す
データであるメニューデータと、前記メニューデータを
用いてメニューの表示及び選択の動作を行うプログラム
であるメニューハンドラと、を含むことを特徴とする。
【0012】また、請求項5の発明は、請求項4記載の
会計処理装置において、前記メニューに用いられる文字
列を文字列ごとに所定のコードに対応させた文字列デー
タとして表し、前記メニューデータは前記文字列を前記
コードとして含み、前記メニューハンドラは、前記選択
肢ごとのコードに対応した文字列を前記文字列データか
ら取り出して前記メニューの表示を行うように構成され
たことを特徴とする。
【0013】また、請求項6の会計処理装置は、勘定科
目を用いて事業の会計を処理する会計処理装置におい
て、前記事業の業種ごとに通常必要な勘定科目を格納す
るマスタファイルと、前記業種を指定するための指定手
段と、前記マスタファイルに基づいて、指定された前記
業種に必要な勘定科目を設定する設定手段と、を有し、
複数の選択肢を含むメニューが前記各選択肢に応じた関
係で複数連結され、各メニューからなる経路ごとに、前
記設定された勘定科目の全部又は一部の借方科目及び貸
方科目が設定されており、取引ごとに、メニューから選
択される選択肢に応じて前記連結関係に基づいてメニュ
ーを順次表示するメニュー処理手段と、前記メニューの
少なくとも発端から終端までの間に前記設定された借方
科目及び貸方科目を用いて前記取引の仕訳を決定する決
定手段と、取引について決定された前記仕訳に基づいて
当該取引について少なくとも日付と金額と小書きとを入
力するための入力手段と、取引ごとに少なくとも前記決
定された仕訳及び日付、金額並びに小書きを格納するた
めの仕訳ファイルと、を有し、前記事業の業種ごとに通
常必要な勘定科目に対応する前記各メニューを格納する
第2のマスタファイルと、前記第2のマスタファイルに
基づいて、指定された前記業種に必要な勘定科目に対応
する前記各メニューを設定する第2の設定手段と、を有
することを特徴とする。
【0014】また、請求項7の発明は、コンピュータ上
でプログラムとデータとを用いて実現される請求項6記
載の会計処理装置において、前記メニュー処理手段は、
前記各メニューの内容及びメニュー間の連結関係を表す
データであるメニューデータと、前記メニューデータを
用いてメニューの表示及び選択の動作を行うプログラム
であるメニューハンドラと、を含み、前記第2のマスタ
ファイルは、前記事業の業種ごとに通常必要な勘定科目
に対応する前記各メニューを、前記メニューデータとし
て格納することを特徴とする。
【0015】また、請求項8の発明は、勘定科目を用い
て事業の会計を処理する会計処理方法において、前記事
業の業種ごとに通常必要な勘定科目を格納するマスタフ
ァイルを用い、前記業種を指定するための指定のステッ
プと、前記マスタファイルに基づいて、指定された前記
業種に必要な勘定科目を設定する設定のステップと、を
含むことを特徴とする。
【0016】また、請求項9の発明は、請求項8記載の
会計処理方法において、前記設定された勘定科目につい
て、少なくとも勘定科目の追加・変更・削除を含む編集
を行うための編集のステップを含むことを特徴とする。
【0017】また、請求項10の発明は、勘定科目を用
いて事業の会計を処理する会計処理方法において、複数
の選択肢を含むメニューが前記各選択肢に応じた関係で
複数連結され、各メニューからなる経路ごとに借方科目
及び貸方科目が設定されており、取引ごとに、メニュー
から選択される選択肢に応じて前記連結関係に基づいて
メニューを順次表示するメニュー処理のステップと、前
記メニューの少なくとも発端から終端までの間に前記設
定された借方科目及び貸方科目を用いて前記取引の仕訳
を決定する決定のステップと、取引について決定された
前記仕訳に基づいて当該取引について少なくとも日付と
金額と小書きとを入力するための入力のステップと、取
引ごとに少なくとも前記決定された仕訳及び日付、金額
並びに小書きを仕訳ファイルに格納するための格納のス
テップと、を含むことを特徴とする。
【0018】また、請求項11の発明は、コンピュータ
上でプログラムとデータとを用いて実現される請求項1
0記載の会計処理方法において、前記メニュー処理のス
テップは、前記各メニューの内容及びメニュー間の連結
関係を表す前記データであるメニューデータと、前記メ
ニューデータを用いてメニューの表示及び選択の動作を
行うプログラムであるメニューハンドラと、を用いるこ
とを特徴とする。
【0019】また、請求項12の発明は、請求項11記
載の会計処理方法において、前記メニューに用いられる
文字列を文字列ごとに所定のコードに対応させた文字列
データとして表し、前記メニューデータは前記文字列を
前記コードとして含み、前記メニューハンドラは、前記
選択肢ごとのコードに対応した文字列を前記文字列デー
タから取り出して前記メニューの表示を行うように構成
されたことを特徴とする。
【0020】また、請求項13の発明は、勘定科目を用
いて事業の会計を処理する会計処理方法において、前記
事業の業種ごとに通常必要な勘定科目を格納するマスタ
ファイルを用い、前記業種を指定するための指定のステ
ップと、前記マスタファイルに基づいて、指定された前
記業種に必要な勘定科目を設定する設定のステップと、
を有し、複数の選択肢を含むメニューが前記各選択肢に
応じた関係で複数連結され、各メニューからなる経路ご
とに、前記設定された勘定科目の全部又は一部の借方科
目及び貸方科目が設定されており、取引ごとに、メニュ
ーから選択される選択肢に応じて前記連結関係に基づい
てメニューを順次表示するメニュー処理のステップと、
前記メニューの少なくとも発端から終端までの間に前記
設定された借方科目及び貸方科目を用いて前記取引の仕
訳を決定する決定のステップと、取引について決定され
た前記仕訳に基づいて当該取引について少なくとも日付
と金額と小書きとを入力するための入力のステップと、
取引ごとに少なくとも前記決定された仕訳及び日付、金
額並びに小書きを仕訳ファイルに格納するための格納の
ステップと、を有し、前記事業の業種ごとに通常必要な
勘定科目に対応する前記各メニューを格納する第2のマ
スタファイルを用い、前記第2のマスタファイルに基づ
いて、指定された前記業種に必要な勘定科目に対応する
前記各メニューを設定する第2の設定のステップと、を
有することを特徴とする。
【0021】また、請求項14の発明は、コンピュータ
上でプログラムとデータとを用いて実現される請求項1
3記載の会計処理方法において、前記メニュー処理のス
テップは、前記各メニューの内容及びメニュー間の連結
関係を表すデータであるメニューデータと、前記メニュ
ーデータを用いてメニューの表示及び選択の動作を行う
プログラムであるメニューハンドラと、を用い、前記第
2のマスタファイルは、前記事業の業種ごとに通常必要
な勘定科目に対応する前記各メニューを、前記メニュー
データとして格納することを特徴とする。
【0022】
【作用】上記のような構成を有する本発明は、次のよう
な作用を有する。すなわち、請求項1,8の発明では、
マスタファイルが業種ごとに通常必要な勘定科目を格納
しており、業種を指定するだけで必要な勘定科目が自動
的に設定される。このため、勘定科目の設定を容易に行
うことができる。
【0023】また、請求項2,9の発明では、勘定科目
の追加・変更・削除などの編集ができるので、業種の指
定による勘定科目の自動設定の利点を享受しながら、同
時に、ユーザの具体的な取引の実情に合わせた勘定科目
を柔軟に取り扱うことができる。
【0024】また、請求項3,10の発明では、複数の
選択肢を含むメニューが複数連結されており、ツリーの
発端から終端に至る経路ごとに借方科目及び貸方科目が
設定されている。そして、取引ごとに、該当する選択肢
をメニューから選択する操作を繰り返すだけでメニュー
の経路を終端まで辿ることができる。メニューの経路を
終端まで辿ると、発端から終端までの間に借方科目及び
貸方科目を含む仕訳が決定されるので、日常取引を容易
に入力することができる。
【0025】また、請求項4,9の発明では、コンピュ
ータのシステム上で実行されるプログラムであるメニュ
ーハンドラがメニューに関する処理を行い、メニューの
ツリー階層はメニューハンドラに依存しないメニューデ
ータの形で表されている。このため、メニューのツリー
階層や仕訳の変更はメニューデータの変更のみで容易に
行うことができる。
【0026】また、請求項5,12の発明では、メニュ
ーに用いられる文字列が文字列ごとに所定のコードに対
応して格納されており、メニューの各選択肢では前記コ
ードに基づいて前記文字列を取り出し、表示に用いる。
このため、メニュー階層の中の異なった位置すなわち複
数のメニューや選択肢で同一の文字列を用いる場合、位
置ごとに文字列を重複して格納しておく必要がない。し
たがって、メニューに用いる文字列のデータ容量が少な
くて済み、小容量のコンピュータに適する。さらに、請
求項5,12の発明では、文字列がメニューデータとは
異別のものとして格納されているので、選択肢の文字列
のみを変更する場合にメニューデータを変更する必要が
なく、文字列の変更が容易になる。
【0027】また、請求項6,13の発明では、業種ご
との勘定科目に対応するメニューも設定されるので、日
常取引の入力が一層容易になる。
【0028】また、請求項7,14の発明では、既存の
業種の勘定科目の変更や業種の追加についても、メニュ
ーデータの変更や追加のみで容易に行うことができる。
【0029】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面にしたが
って具体的に説明する。なお、後述する実施例はコンピ
ュータ及びその周辺機器上に実現され、実施例の各機能
は所定のソフトウェアがこのコンピュータを制御するこ
とで実現される。
【0030】本明細書では、発明及び実施例について、
発明及び実施例の各機能を有する仮想的回路ブロック
(手段)を想定して説明している。すなわち、本明細書
における各「〜手段」ないし「〜部」は実施例の各機能
に対応する概念で、必ずしも特定のハードウェアやソフ
トウェアのルーチンに1対1には対応しない。したがっ
て、同一のハードウェア要素であっても、ある命令を実
行するときにある手段となり別の命令を実行するときは
別の手段となりうる。また、一つの手段がわずか1命令
によって実現される場合もあれば多数の命令によって実
現される場合もある。
【0031】なお、コンピュータの使用は一例であり、
各機能の全部又は一部は、可能ならばカスタムチップ
(専用の集積回路)のような電子回路上に実現してもよ
い。
【0032】実施例に用いられるコンピュータの規模は
自由であり、パーソナルコンピュータ・ワークステーシ
ョン・メインフレームなどいかなる規模のものを用いて
もよい。また、実施例に用いられるコンピュータのハー
ドウェアは、少なくとも、CPU(中央演算処理装置)
と、RAM(随時書込読出型記憶素子)からなる主記憶
装置とを含み、典型的には、キーボードやマウスなどの
入力装置と、ディスク装置などの外部記憶装置と、CR
T表示装置やプリンタ印字装置などの出力装置と、必要
な入出力制御回路を含む。但し、ハードウェア構成は、
本発明が実施できる範囲で自由に変更することができ
る。
【0033】例えば、実施例は、コンピュータネットワ
ークに接続されたコンピュータ上に実現したり、相互に
接続された複数のコンピュータ上における分散処理によ
って実現してもよい。また、CPUの数・種類・形式や
利用態様は自由であり、例えば、ビット数、クロック周
波数、命令セットの内容、アドレッシング形式、マルチ
CPUか否か、数値計算用やグラフィック処理用のコプ
ロセッサを用いるか、タイムシェアリング(時分割)に
よる同時並行処理を行うか、などは自由である。
【0034】また、入力装置としても、タッチパネル・
ライトペン・トラックボール・デジタイザなどのポイン
ティングデバイスや、イメージスキャナやビデオカメラ
などの画像入力装置、音声識別装置、各種センサなどを
自由に用いることができる。また、外部記憶装置として
も、フロッピーディスク装置・RAMカード装置・磁気
テープ装置・光学ディスク装置・光磁気ディスク装置・
バブルメモリ装置・フラッシュメモリなどを自由に用い
ることができる。また、出力装置としても、液晶表示装
置・プラズマディスプレイ装置・ビデオプロジェクター
・オーディオ回路などを自由に用いることができる。
【0035】また、ソフトウェアは、典型的には、OS
(オペレーティングシステム)上で実行されるアプリケ
ーションソフトウェアが考えられる。また、ソフトウェ
アの記述形式は、典型的には、高級言語やアセンブラか
らコンパイル(翻訳)された機械語が考えられる。但
し、ソフトウェアの態様も本発明が実施できる限り自由
に変更できる。例えば、OSは必須ではなく、ソフトウ
ェアの記述形式も、BASICのようなインタプリタ
(逐次解釈実行型)言語や中間コードなどを自由に用い
ることができる。
【0036】また、ソフトウェアの格納態様も自由であ
り、ROM(読出し専用メモリ)に格納しておいてもよ
く、また、ディスク装置のような外部記憶装置に格納し
ておき、コンピュータの起動時や処理の開始時に主メモ
リ上にロード(読み込み)してもよい。また、ソフトウ
ェアを複数の部分に分割して外部記憶装置に格納してお
き、処理内容に応じて必要なモジュールのみを随時主メ
モリ上にロードしてもよい。さらに、ソフトウェアの部
分ごとに異なった態様で格納してもよい。
【0037】また、本実施例における各手順の各ステッ
プは、その性質に反しない限り、実行順序を変更し、複
数同時に実行し、また、実行ごとに異なった順序で実行
してもよい。このような順序の変更は、例えば、ユーザ
が実行可能な処理を選択するなどメニュー形式のインタ
ーフェース手法によって実現することができる。
【0038】また、本明細書において「入力」というと
きは、本来の情報の入力のみならず、情報の入力と密接
に関連する他の処理を含む。このような処理は、例え
ば、入力内容のエコーバックや修正・編集である。ま
た、「入力」は、必ずしもコンピュータ外部からの入力
には限定されず、所定の記憶装置から情報を読み出すこ
とによって行うこともできる。
【0039】また、本明細書において「出力」というと
きは、本来の情報の出力のみならず、情報の出力と密接
に関連する他の処理を含む。このような処理は、例え
ば、出力すべき範囲の入力や、画面スクロールの指示で
ある。また、「出力」は、必ずしもコンピュータ外部へ
の出力には限定されず、所定の記憶装置に情報を書き込
むことによって行うこともできる。なお、対話的入出力
手順によって入力と出力を一体的操作によって実現して
もよく、このような一体的操作によって、選択・指定・
特定などの処理を行ってもよい。
【0040】また、本明細書におけるデータ(情報)や
データの格納手段は前記コンピュータ上においていかな
る態様で存在してもよい。例えば、データは、ハードウ
ェア的には、主記憶装置・外部記憶装置・CPUのレジ
スタやキャッシュメモリなどいかなる部分に存在しても
よい。また、データの格納に仮想記憶・仮想アドレッシ
ングやバンク切り替えなどを用いるか否かも自由であ
る。また、データの保持態様も自由で、例えば、ファイ
ル形式は必須ではなく、メモリやディスクなどの記憶装
置を物理的アドレスで直接アクセスすることで格納して
もよい。また、データの表現形式も自由で、例えば、文
字列を表すコードの単位は、文字単位でも単語単位でも
よい。また、データは必要な間だけ保持されれば十分で
その後消滅してもよい。また、辞書データのように当面
変更されない情報はROMに格納してもよい。
【0041】また、本明細書において、特定の情報への
言及は確認的で、言及されない情報の存在を否定するも
のではない。すなわち、本発明の動作では、動作に必要
な一般的な情報やその格納領域、例えば、各種ポイン
タ、スタック、カウンタ、フラグ、パラメータ、ワーク
エリア、バッファなどが適宜用いられる。
【0042】実施例の各部分が処理に要する情報は、特
に記載がない場合、当該情報を保持している他の部分か
ら獲得され、例えば、当該情報を格納している変数やメ
モリへのアクセスによって獲得される。また、情報の消
去・抹消は、当該情報の内容自体を必ずしも記憶領域か
ら現実に削除せず、消去フラグの設定など情報の修飾に
よって行うことができる。
【0043】また、実施例は、なんらかのソフトウェア
の一部分として実現してもよく、また、単一のコンピュ
ータ上で他のソフトウェアとともに動作してもよい。
【0044】(1)第1実施例の構成 第1実施例は、勘定科目を用いて事業の会計を処理する
会計処理装置及びこの会計処理装置上で実行される会計
処理方法であり、請求項1〜5,8〜12に対応する。
第1実施例の目的は、勘定科目の設定を容易に行う会計
処理装置及び会計処理方法を提供することである。ま
た、本発明の他の目的は、日常取引を容易に入力する会
計処理装置及び会計処理方法を提供することである。ま
た、本発明のさらに他の目的は、システムの変更が容易
な会計処理装置及び会計処理方法を提供することであ
る。また、本発明のさらに他の目的は、小容量のコンピ
ュータに適した会計処理装置及び会計処理方法を提供す
ることである。
【0045】図1は、第1実施例の会計処理装置(以下
「本装置」という)の構成を示す機能ブロック図であ
る。すなわち、本装置は、図1に示すように、事業の業
種ごとに通常必要な勘定科目を格納するマスタファイル
1と、前記業種を指定するための指定手段2と、マスタ
ファイル1に基づいて、指定された業種に必要な勘定科
目を設定する設定手段3と、を有する。また、本装置
は、前記設定された勘定科目について、少なくとも勘定
科目の追加・変更・削除を含む編集を行うための編集手
段4を有する。なお、設定手段3によって設定された勘
定科目は勘定科目ファイル5に格納される。
【0046】本装置における日常取引の入力はメニュー
を用いて行うことができる。すなわち、本装置では、複
数の選択肢を含むメニューが前記各選択肢に応じた関係
で複数連結されており、これら各メニューの内容及びメ
ニュー間の連結関係はメニューデータ6として表現され
ている。メニューデータ6には、各メニューからなる経
路ごとに借方科目及び貸方科目が設定されている。ま
た、本装置は、メニューデータを用いてメニューの表示
及び選択の動作を行うプログラムであるメニューハンド
ラ7を有する。
【0047】さらに、前記メニューに用いられる文字列
は文字列ごとに所定のコードに対応させた文字列データ
8として表されており、メニューデータ6は前記文字列
を前記コードとして含んでいる。そして、メニューハン
ドラ7は、前記選択肢ごとのコードに対応した文字列を
文字列データ8から取り出して前記メニューの表示を行
うように構成されている。メニューデータ6、メニュー
ハンドラ7及び文字列データ8は、前記メニュー処理手
段を構成しており、これらの作用によって、取引ごと
に、メニューから選択手段9によって選択される選択肢
に応じて前記連結関係に基づいてメニューが順次表示さ
れる。なお、本装置におけるメニューの表示や各種帳票
類の印刷は、図示しない表示装置やプリンタから行われ
る。
【0048】また、本装置は、前記メニューの少なくと
も発端から終端までの間に、前記設定された借方科目及
び貸方科目を用いて前記取引の仕訳を決定する決定手段
10と、取引について決定された前記仕訳に基づいて当
該取引について少なくとも日付と金額と小書きとを入力
するための入力手段11と、取引ごとに少なくとも前記
決定された仕訳及び日付、金額並びに小書きを格納する
ための仕訳ファイル12と、を有する。
【0049】(2)第1実施例の作用及び効果 上記のような構成を有する第1実施例は、次のような作
用を有する。
【0050】[マスタファイルの内容]本装置では、事
業の業種ごとに通常必要な勘定科目がマスタファイル1
に格納されている。図2は、第1実施例におけるマスタ
ファイル1の一部について、データ構造の一例を示す概
念図である。この図に示すように、マスタファイル1で
は、「業種区分」の業種ごとに当該業種で通常必要とな
る勘定科目が○で示されている(フラグがONになって
いることを示す)。ある勘定科目がある業種で必要か否
かは、最小では1ビットの情報で表すことができる。
【0051】[業種の指定のステップ]そして、会計処
理装置の運用開始時には、利用者が、指定手段2を用い
て会計処理を行おうとする業種を指定する。ここで、図
3は、第1実施例における業種の指定の際の画面表示例
である。
【0052】[勘定科目の設定のステップ]業種が指定
されると、設定手段3が、マスタファイル1に基づい
て、指定された業種に必要な勘定科目を設定する。この
ため、利用者が手作業で勘定科目の設定を行う必要はな
く、勘定科目の設定を容易に行うことができる。このよ
うな業種に応じた設定は、例えば、マスタファイル5の
各勘定科目ごとの情報を順次読み出し、指定された業種
に対応する前記フラグがONになっている勘定科目を勘
定科目ファイル5に転記することによって実現できる。
ここで、図4は、第1実施例において設定された勘定科
目の一例として、小売・卸売業を指定した場合に設定さ
れた勘定科目の例を示す図である。
【0053】[勘定科目の編集のステップ]なお、利用
者は、このように設定された勘定科目について、編集手
段4によって、追加・変更・削除を含む編集を行うこと
ができる。このため、第1実施例では、業種の指定によ
る勘定科目の自動設定の利点を享受しながら、同時に、
利用者の具体的な取引の実情に合わせた勘定科目を柔軟
に取り扱うことができる。また、第1実施例では、所望
の勘定科目について、利用者が所望の補助科目を設定す
ることができる。
【0054】[取引入力のためのメニュー処理]第1実
施例における取引入力は、メニューを用いて行うことが
できる。すなわち、第1実施例では、複数の選択肢を含
むメニューが前記各選択肢に応じた関係で複数連結され
ている。ここで、図5は、第1実施例におけるメニュー
の一部(メニューM01〜メニューM04)の選択肢と
連結関係を示す図である。
【0055】これら各メニューの内容及びメニュー間の
連結関係はメニューデータ6として表現されている。図
6は、図5に対応するメニューデータ6の一部について
具体例を示す図であり、ここでは1行が一つの選択肢に
対応する。そして、メニューハンドラ7は、メニューデ
ータ6を用いてメニューの表示及び選択の動作を行う。
例えば、図6のメニューデータ6では、各行のメニュー
番号が、当該データがどのメニューで用いられるかを表
す。すなわち、メニューM01で用いられるデータは2
つ存在するので、メニューM01は2つの選択肢を含
む。
【0056】そして、メニューに用いられる文字列は文
字列ごとに所定のコードに対応させた文字列データ8と
して表されている。すなわち、図7は第1実施例におけ
る文字列データの一部を例示する図である。この図で
は、例えば「預り」という文字列がコード21に対応
し、また、「支払」という文字列がコード22に対応し
て表されている。一方、メニューデータ6は文字列をコ
ードとして含んでいる。すなわち、図5、図6のメニュ
ーM01は「預り」と「支払」という2つの選択肢の各
文字列をそれぞれ、21,22という番号で表してい
る。
【0057】そして、メニューハンドラ7は、選択肢ご
とのコードに対応した文字列(例えば「預り」及び「支
払」)を文字列データ8から取り出して前記メニューの
表示を行う。なお、図6に示すように、メニューデータ
6の各選択肢ごとに次メニュー番号が定められており、
その選択肢が選択された場合に表示すべきメニューが特
定される。この場合、FFはメニュー終端を表す。
【0058】これらメニューデータ6、メニューハンド
ラ7及び文字列データ8は、前記メニュー処理手段を構
成しており、これらの作用によって、取引ごとに、メニ
ューから選択手段8によって選択される選択肢に応じて
前記連結関係に基づいてメニューが順次表示される。例
えば、メニューM01から選択肢02が選択されるとメ
ニュー表示はメニューM04に変わる。
【0059】このようなメニュー表示と選択を行うの
は、利用者が日常取引をしかるべき仕訳で入力できるよ
うにするためである。すなわち、図5及び図6に示すよ
うに、各メニューからなる経路ごとに借方科目及び貸方
科目が3桁のコードで設定されている。そして、決定手
段10は、前記メニューの少なくとも発端から終端まで
の間に前記設定された借方科目及び貸方科目を用いて前
記取引の仕訳を決定する。
【0060】すなわち、決定手段10は、各コードが設
定されている選択肢が選択されたときに当該コードを取
引の借方科目又は貸方科目として設定する。例えば、メ
ニューM01から選択肢02が選択された時点で取引の
借方科目に、預り金の科目コード209(図4)が設定
される。
【0061】このようにメニューの経路を最後まで辿る
と、取引について仕訳が決定された状態となる。例え
ば、図8、図9、図10は、第1実施例において、それ
ぞれ取引の種類、売上・仕入の決済方法、補助科目に関
する各メニューから選択をしている画面の表示例を示す
図である。このように仕訳が決定された後、利用者は、
入力手段11を用いて、金額など必要事項を入力する。
図11は、第1実施例において、金額を入力するための
画面の表示例を示す図である。
【0062】[メニュー処理の手順]なお、上記のよう
な日常取引の入力は具体的には次のように実現すること
ができる。ここで、図12は、第1実施例において、日
常取引の入力の具体的手順の一例を示すフローチャート
である。すなわち、まず、日付を入力すると(ステップ
1)、メニューが初期化され(ステップ2)、直ちに最
初のメニューすなわち最上位のメニューが特定され(ス
テップ3)、表示される(ステップ4)。
【0063】メニューから利用者がいずれかの選択肢を
選択し(ステップ4)、選択された選択肢に借方又は貸
方の勘定科目が設定されていない場合は(ステップ5)
次のメニューに進むが(ステップ3)、ステップ5にお
いて科目の設定がある場合は必要な補助科目の(ステッ
プ6)表示・選択が行われたうえ(ステップ7)、その
科目が取引の仕訳科目として設定される(ステップ
8)。
【0064】メニュー終端では(ステップ9)借方、貸
方共に設定されているので、その仕訳において金額等の
入力が行われ(ステップ10)、次の取引がある場合は
メニューの初期化に戻るが(ステップ2)、次の取引が
ない場合は(ステップ11)取引の入力は終了する。
【0065】[仕訳の格納のステップ]このように入力
された取引については、取引ごとに、決定された仕訳や
金額などの情報とともに仕訳ファイル12に格納され、
内容表示や決算のための各種帳票類の出力に用いられ
る。
【0066】以上説明したように、第1実施例では、メ
ニューの経路を終端まで辿ると、発端から終端までの間
に借方科目及び貸方科目を含む仕訳が決定されるので、
日常取引を容易に入力することができる。
【0067】また、第1実施例の会計処理装置はコンピ
ュータ上に実現されており、このコンピュータのシステ
ム上で実行されるプログラムであるメニューハンドラ7
が前記メニューに関する処理を行い、メニューのツリー
階層は前記メニューハンドラ7に依存しないメニューデ
ータ6の形で表されている。このため、メニューのツリ
ー階層や仕訳の変更はメニューデータ6の変更のみで容
易に行うことができる。
【0068】また、第1実施例では、メニューに用いら
れる文字列が文字列ごとに所定のコードに対応して文字
列データ8として格納されており、メニューの各選択肢
では前記コードに基づいて前記文字列を表示に用いる。
このため、メニュー階層の中の異なった位置すなわち複
数のメニューや選択肢で同一の文字列を用いる場合、位
置ごとに文字列を重複して格納しておく必要がない。し
たがって、メニューに用いる文字列のデータ容量が少な
くて済み、小容量のコンピュータに適する。
【0069】さらに、第1実施例では、文字列がメニュ
ーデータ6とは異別のものとして格納されているので、
選択肢の文字列のみを変更する場合にメニューデータを
変更する必要がなく、文字列の変更が容易になる。
【0070】また、第1実施例によれば、メニュー形式
での日常取引の入力を繰り返すことを通じて、複式簿記
に関する知識と理解とを深める学習効果を期待すること
ができる。
【0071】(3)第2実施例 さらに、利用者が指定する業種に応じて、異なったメニ
ューを設定してもよい(第2実施例)。ここで、図13
は第2実施例の会計処理装置の構成を示す機能ブロック
図である。すなわち、第1実施例と同様の構成を有する
会計処理装置において、事業の業種ごとに通常必要な勘
定科目に対応する各メニューを第2のマスタファイル1
3に格納しておく。そして、第2の設定手段14が、前
記第2のマスタファイルに基づいて、指定された業種に
必要な勘定科目に対応するメニューを設定する(請求項
6,13)。このようにすれば、業種ごとの勘定科目に
対応するメニューも設定されるので、日常取引の入力が
一層容易になる。
【0072】特に、第2のマスタファイルにおいて、事
業の業種ごとに通常必要な勘定科目に対応するメニュー
を、メニューデータ6や文字列データ8の形式で格納し
ておけば(請求項7,14)、既存の業種の勘定科目の
変更や業種の追加についても、メニューデータの変更や
追加のみで容易に行うことができる。
【0073】(4)他の実施例 なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
実施態様の変更は自由であるから、次に例示するような
他の実施例をも包含するものである。例えば、利用者が
選択すべき業種、勘定科目の具体的内容や科目コードな
どは自由に定めることができる。また、取引の仕訳は単
一仕訳には限定されず、借方及び貸方のうち少なくとも
一方が複数となる複合仕訳を包含するようにしてもよ
い。また、勘定科目ファイルは必ずしもマスタファイル
と異別のファイルとして設ける必要はなく、例えばマス
タファイルの勘定科目ごとに所定のフラグを立てること
によって実現してもよい。
【0074】また、業種選択による勘定科目の設定とメ
ニューによる取引入力は同時に実施する必要はなく、い
ずれか一方を実施してもよい。また、メニューによる取
引入力は、会計に用いる勘定科目のうち一部のみについ
て実現してもよい。また、メニューデータや文字列デー
タの形式は自由である。また、メニューやメニューの文
字列は必ずしもそれぞれ独立したデータとして表す必要
はなく、メニューの内容や連結関係をプログラムコード
中に直接記述してもよい。また、編集手段は必ずしも設
ける必要はない。
【0075】また、メニューによる取引の入力と他の形
式による取引の入力を併用することもできるし、両者を
スイッチングして用いることもできる。また、メニュー
によって取引の仕訳を決定した後、同趣旨の取引を複数
連続して入力することは当然差支えない。また、同日の
取引に関する日付は一旦入力すれば足りることは当然で
ある。また、上記各実施例では、日付や小書きを入力し
格納することが原則であるが、利用者が例えば小書きを
入力しなかった場合は当該取引については小書きなしの
情報が仕訳ファイルに格納されることはやむをえない。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、勘定科
目の設定を容易に行う会計処理装置及び会計処理装置を
提供することができるので、会計処理の効率化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の会計処理装置(以下「本
装置」という)の構成を示す機能ブロック図
【図2】本発明の第1実施例におけるマスタファイルの
一部について、データ構造の一例を示す概念図
【図3】本発明の第1実施例における業種の指定の際の
画面表示例
【図4】本発明の第1実施例において設定された勘定科
目の一例として、小売業を指定した場合に設定された勘
定科目を示す図
【図5】本発明の第1実施例におけるメニューの一部
(メニューM01〜メニューM04)の選択肢と連結関
係を示す図
【図6】図5に対応するメニューデータの一部について
具体例を示す図
【図7】本発明の第1実施例における文字列データの一
部を例示する図
【図8】本発明の第1実施例において、取引の種類に関
するメニューから選択をしている画面の表示例を示す図
【図9】本発明の第1実施例において、売上・仕入の決
済方法に関するメニューから選択をしている画面の表示
例を示す図
【図10】本発明の第1実施例において、補助科目に関
するメニューから選択をしている画面の表示例を示す図
【図11】本発明の第1実施例において、金額を入力す
るための画面の表示例を示す図
【図12】本発明の第1実施例において、日常取引の入
力の具体的手順の一例を示すフローチャート
【図13】本発明の第2実施例の会計処理装置の構成を
示す機能ブロック図
【符号の説明】
1…マスタファイル 2…指定手段 3…設定手段 4…編集手段 5…勘定科目ファイル 6…メニューデータ 7…メニューハンドラ 8…文字列データ 9…選択手段 10…決定手段 11…入力手段 12…仕訳ファイル 13…第2のマスタファイル 14…第2の設定手段

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 勘定科目を用いて事業の会計を処理する
    会計処理装置において、 前記事業の業種ごとに通常必要な勘定科目を格納するマ
    スタファイルと、 前記業種を指定するための指定手段と、 前記マスタファイルに基づいて、指定された前記業種に
    必要な勘定科目を設定する設定手段と、 を有することを特徴とする会計処理装置。
  2. 【請求項2】 前記設定された勘定科目について、少な
    くとも勘定科目の追加・変更・削除を含む編集を行うた
    めの編集手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    会計処理装置。
  3. 【請求項3】 勘定科目を用いて事業の会計を処理する
    会計処理装置において、 複数の選択肢を含むメニューが前記各選択肢に応じた関
    係で複数連結され、 各メニューからなる経路ごとに借方科目及び貸方科目が
    設定されており、 取引ごとに、メニューから選択される選択肢に応じて前
    記連結関係に基づいてメニューを順次表示するメニュー
    処理手段と、 前記メニューの少なくとも発端から終端までの間に前記
    設定された借方科目及び貸方科目を用いて前記取引の仕
    訳を決定する決定手段と、 取引について決定された前記仕訳に基づいて当該取引に
    ついて少なくとも日付と金額と小書きとを入力するため
    の入力手段と、 取引ごとに少なくとも前記決定された仕訳及び日付、金
    額並びに小書きを格納するための仕訳ファイルと、 を有することを特徴とする会計処理装置。
  4. 【請求項4】 コンピュータ上でプログラムとデータと
    を用いて実現される請求項3記載の会計処理装置におい
    て、 前記メニュー処理手段は、前記各メニューの内容及びメ
    ニュー間の連結関係を表すデータであるメニューデータ
    と、 前記メニューデータを用いてメニューの表示及び選択の
    動作を行うプログラムであるメニューハンドラと、 を含むことを特徴とする会計処理装置。
  5. 【請求項5】 前記メニューに用いられる文字列を文字
    列ごとに所定のコードに対応させた文字列データとして
    表し、 前記メニューデータは前記文字列を前記コードとして含
    み、 前記メニューハンドラは、前記選択肢ごとのコードに対
    応した文字列を前記文字列データから取り出して前記メ
    ニューの表示を行うように構成されたことを特徴とする
    請求項4記載の会計処理装置。
  6. 【請求項6】 勘定科目を用いて事業の会計を処理する
    会計処理装置において、 前記事業の業種ごとに通常必要な勘定科目を格納するマ
    スタファイルと、 前記業種を指定するための指定手段と、 前記マスタファイルに基づいて、指定された前記業種に
    必要な勘定科目を設定する設定手段と、 を有し、 複数の選択肢を含むメニューが前記各選択肢に応じた関
    係で複数連結され、 各メニューからなる経路ごとに、前記設定された勘定科
    目の全部又は一部の借方科目及び貸方科目が設定されて
    おり、 取引ごとに、メニューから選択される選択肢に応じて前
    記連結関係に基づいてメニューを順次表示するメニュー
    処理手段と、 前記メニューの少なくとも発端から終端までの間に前記
    設定された借方科目及び貸方科目を用いて前記取引の仕
    訳を決定する決定手段と、 取引について決定された前記仕訳に基づいて当該取引に
    ついて少なくとも日付と金額と小書きとを入力するため
    の入力手段と、 取引ごとに少なくとも前記決定された仕訳及び日付、金
    額並びに小書きを格納するための仕訳ファイルと、 を有し、 前記事業の業種ごとに通常必要な勘定科目に対応する前
    記各メニューを格納する第2のマスタファイルと、 前記第2のマスタファイルに基づいて、指定された前記
    業種に必要な勘定科目に対応する前記各メニューを設定
    する第2の設定手段と、 を有することを特徴とする会計処理装置。
  7. 【請求項7】 コンピュータ上でプログラムとデータと
    を用いて実現される請求項6記載の会計処理装置におい
    て、 前記メニュー処理手段は、前記各メニューの内容及びメ
    ニュー間の連結関係を表すデータであるメニューデータ
    と、 前記メニューデータを用いてメニューの表示及び選択の
    動作を行うプログラムであるメニューハンドラと、 を含み、 前記第2のマスタファイルは、前記事業の業種ごとに通
    常必要な勘定科目に対応する前記各メニューを、前記メ
    ニューデータとして格納することを特徴とする請求項6
    記載の会計処理装置。
  8. 【請求項8】 勘定科目を用いて事業の会計を処理する
    会計処理方法において、 前記事業の業種ごとに通常必要な勘定科目を格納するマ
    スタファイルを用い、 前記業種を指定するための指定のステップと、 前記マスタファイルに基づいて、指定された前記業種に
    必要な勘定科目を設定する設定のステップと、 を含むことを特徴とする会計処理方法。
  9. 【請求項9】 前記設定された勘定科目について、少な
    くとも勘定科目の追加・変更・削除を含む編集を行うた
    めの編集のステップを含むことを特徴とする請求項8記
    載の会計処理方法。
  10. 【請求項10】 勘定科目を用いて事業の会計を処理す
    る会計処理方法において、 複数の選択肢を含むメニューが前記各選択肢に応じた関
    係で複数連結され、 各メニューからなる経路ごとに借方科目及び貸方科目が
    設定されており、 取引ごとに、メニューから選択される選択肢に応じて前
    記連結関係に基づいてメニューを順次表示するメニュー
    処理のステップと、 前記メニューの少なくとも発端から終端までの間に前記
    設定された借方科目及び貸方科目を用いて前記取引の仕
    訳を決定する決定のステップと、 取引について決定された前記仕訳に基づいて当該取引に
    ついて少なくとも日付と金額と小書きとを入力するため
    の入力のステップと、 取引ごとに少なくとも前記決定された仕訳及び日付、金
    額並びに小書きを仕訳ファイルに格納するための格納の
    ステップと、 を含むことを特徴とする会計処理方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータ上でプログラムとデータ
    とを用いて実現される請求項10記載の会計処理方法に
    おいて、 前記メニュー処理のステップは、前記各メニューの内容
    及びメニュー間の連結関係を表す前記データであるメニ
    ューデータと、 前記メニューデータを用いてメニューの表示及び選択の
    動作を行うプログラムであるメニューハンドラと、 を用いることを特徴とする会計処理方法。
  12. 【請求項12】 前記メニューに用いられる文字列を文
    字列ごとに所定のコードに対応させた文字列データとし
    て表し、 前記メニューデータは前記文字列を前記コードとして含
    み、 前記メニューハンドラは、前記選択肢ごとのコードに対
    応した文字列を前記文字列データから取り出して前記メ
    ニューの表示を行うように構成されたことを特徴とする
    請求項11記載の会計処理方法。
  13. 【請求項13】 勘定科目を用いて事業の会計を処理す
    る会計処理方法において、 前記事業の業種ごとに通常必要な勘定科目を格納するマ
    スタファイルを用い、 前記業種を指定するための指定のステップと、 前記マスタファイルに基づいて、指定された前記業種に
    必要な勘定科目を設定する設定のステップと、 を有し、 複数の選択肢を含むメニューが前記各選択肢に応じた関
    係で複数連結され、 各メニューからなる経路ごとに、前記設定された勘定科
    目の全部又は一部の借方科目及び貸方科目が設定されて
    おり、 取引ごとに、メニューから選択される選択肢に応じて前
    記連結関係に基づいてメニューを順次表示するメニュー
    処理のステップと、 前記メニューの少なくとも発端から終端までの間に前記
    設定された借方科目及び貸方科目を用いて前記取引の仕
    訳を決定する決定のステップと、 取引について決定された前記仕訳に基づいて当該取引に
    ついて少なくとも日付と金額と小書きとを入力するため
    の入力のステップと、 取引ごとに少なくとも前記決定された仕訳及び日付、金
    額並びに小書きを仕訳ファイルに格納するための格納の
    ステップと、 を有し、 前記事業の業種ごとに通常必要な勘定科目に対応する前
    記各メニューを格納する第2のマスタファイルを用い、 前記第2のマスタファイルに基づいて、指定された前記
    業種に必要な勘定科目に対応する前記各メニューを設定
    する第2の設定のステップと、 を有することを特徴とする会計処理方法。
  14. 【請求項14】 コンピュータ上でプログラムとデータ
    とを用いて実現される請求項13記載の会計処理方法に
    おいて、 前記メニュー処理のステップは、前記各メニューの内容
    及びメニュー間の連結関係を表すデータであるメニュー
    データと、 前記メニューデータを用いてメニューの表示及び選択の
    動作を行うプログラムであるメニューハンドラと、 を用い、 前記第2のマスタファイルは、前記事業の業種ごとに通
    常必要な勘定科目に対応する前記各メニューを、前記メ
    ニューデータとして格納することを特徴とする会計処理
    方法。
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