JPH04247515A - アイコン表示管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムにおい
てファイルを視覚的に参照するためのアイコンを表示す
るアイコン表示管理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年ユーザの操作性向上のためビットマ
ップディスプレイ上でアイコンと呼ばれる、ファイルを
視覚的に参照するための図形表示を可能とするアイコン
表示管理装置が利用されている。

【０００３】図３は従来のアイコン表示管理装置の構成
図である。図中、３０１はアイコン表示情報記憶部で、
ビットマップディスプレイなどの表示装置上でアイコン
を表示するためのアイコン表示情報を記憶する。３０２
はアイコン表示情報読み出し部で、前記アイコン表示情
報記憶部３０１からアイコン表示情報を読み出す。３０
４はアイコン表示部で、アイコン読み出し部３０２によ
り読み出したアイコン表示情報に基づきアイコンを表示
するものである。３０５はアイコン更新処理部で、ユー
ザによるアイコンの更新操作に従いアイコン表示情報を
更新しアイコンを表示する。３０３はアイコン表示情報
書き込み部で、前記アイコン更新処理部３０５により更
新されたアイコン表示情報を前記アイコン表示情報記憶
部３０１に書き込むものである。

【０００４】実際にはこれ以外にも通常のアイコン表示
管理装置を構成する種々の構成要素を必要とするが、本
発明の主眼ではないので省略する。

【０００５】上記のように構成された従来のアイコン表
示管理装置の動作を以下に説明する。ここで、アイコン
表示情報記憶部３０１にはアイコン表示情報が格納され
ているものとし、ユーザからアイコン表示要求が発生し
た場合の動作を示す。

【０００６】（１）アイコン表示部３０４が起動される
。 （２）アイコン表示部３０４は、ユーザがキーボードや
ポインティングデバイス（図示せず）を用いて指示した
アイコンについてのアイコン表示情報の読み出しをアイ
コン表示情報読み出し部３０２に指示する。

【０００７】（３）アイコン表示情報読み出し部３０２
は前記アイコン表示部３０４の指示に基づきアイコン表
示情報を前記アイコン表示情報記憶部３０１より読み出
し、一時記憶Ｘ（図示せず）に格納しアイコン表示部３
０４を起動する。

【０００８】（４）アイコン表示部３０４は、一時記憶
Ｘの内容に基づき表示装置に表示する。

【０００９】つぎに、ユーザからアイコン表示の更新要
求が発生した場合の動作を示す。 （５）アイコン更新処理部３０５が起動される。

【００１０】（６）アイコン更新処理部３０５は、ユー
ザによるアイコンの更新操作に従いアイコン表示情報を
更新し、アイコン表示部３０４によってアイコンを表示
装置（図示せず）に表示する。

【００１１】（７）つぎにアイコン更新処理部３０５は
、更新したアイコン表示情報の書き込みをアイコン表示
情報書き込み部３０３に指示する。

【００１２】（８）アイコン表示情報書き込み部３０３
はアイコン更新処理部３０５の指示に基づきアイコン表
示情報を前記アイコン表示情報記憶部３０１に書き込む
。

【００１３】また、ファイルを新規に作成してアイコン
が新規に作られる場合にもアイコン更新処理部３０５は
上記と同様に動作する。

【００１４】以上のように動作する従来のアイコン表示
管理装置における表示を含む具体的な動作を次に説明す
る。

【００１５】図４は従来のアイコン表示管理装置により
アイコンの表示がユーザの更新操作に従って更新される
過程の一例を示す模式図である。

【００１６】（９）ユーザがアイコン「ファイルＡ」と
アイコン「ファイルＢ」の２つのアイコンが属するウイ
ンドウを開く要求、すなわち２つのアイコンの表示を要
求するとアイコン表示部３０４が起動される。

【００１７】（１０）アイコン表示部３０４は、ユーザ
が指示した２つのアイコン「ファイルＡ」と「ファイル
Ｂ」についてアイコン表示情報の読み出しをアイコン表
示情報読み出し部３０２に指示する。

【００１８】（１１）アイコン表示情報読み出し部３０
２は前記アイコン表示部３０４の指示に基づきアイコン
表示情報を前記アイコン表示情報記憶部３０１より読み
出し、一時記憶Ｘに格納しアイコン表示部３０４を起動
する。

【００１９】（１２）アイコン表示部３０４は、一時記
憶Ｘの内容に基づきビットマップディスプレイに表示す
る。その結果、図４（ａ）の状態となりウインドウ上に
２つのアイコンが表示されている。

【００２０】（１３）続いてユーザがアイコン「ファイ
ルＡ」の表示位置をアイコン「ファイルＢ」の下方への
更新操作を行なう。

【００２１】（１４）（１３）の操作によりアイコン表
示の更新要求が発生すると、アイコン更新処理部３０５
が起動される。

【００２２】（１５）アイコン更新処理部３０５は、ユ
ーザによるアイコンの更新操作に従いアイコン「ファイ
ルＡ」のアイコン表示情報を更新しアイコン「ファイル
Ａ」を表示する。その結果、図４（ｂ）の状態になる。

【００２３】（１６）つぎにアイコン更新処理部３０５
は更新したアイコン「ファイルＡ」についてのアイコン
表示情報の書き込みをアイコン表示情報書き込み部３０
３に指示する。

【００２４】（１７）アイコン表示情報書き込み部３０
３は前記アイコン更新処理部３０５の指示に基づきアイ
コン表示情報を前記アイコン表示情報記憶部３０１に書
き込む。

【００２５】（１８）さらにユーザが別のアイコンの新
規作成操作や移動操作を繰り返した場合、図４（ｃ）の
状態になる。

【００２６】アイコンはファイルを視覚的に参照できる
ため一般にユーザは操作したいファイルのアイコンを隣
りどうしに並べたり、また新規に作成したファイルのア
イコンを作成する。ユーザによるアイコンの移動操作や
新規作成操作を繰り返すと図４（ｃ）のようにアイコン
表示の無秩序な状態が発生する。

【００２７】

【発明が解決しようとする課題】従来のアイコン表示管
理装置においては前述の具体例で説明したように、ユー
ザによるアイコンの移動操作や新規作成操作を繰り返し
た場合にはアイコン表示が無秩序な状態が発生し、再度
ウインドウを開いた場合に目的のファイルを参照するア
イコンを探しにくく、また、アイコンを認識しやすくす
るためにはユーザがアイコンを移動して整理せねばなら
ず操作が繁雑であるという問題点があった。

【００２８】本発明は、従来のアイコン表示管理装置が
有する上記の問題点を解決すべく、計算機システムのア
イドル時にアイコン表示を整理して目的のアイコンを容
易に認識することが可能なアイコン表示管理装置を提供
することを目的とする。

【００２９】

【課題を解決するための手段】第１の発明は上記の目的
を達成するためにアイコン表示情報を記憶するアイコン
表示情報記憶部と、前記アイコン表示情報記憶部からア
イコン表示情報を読み出すアイコン表示情報読み出し部
と、アイコン表示情報を前記アイコン表示情報記憶部に
書き込むアイコン表示情報書き込み部と、前記アイコン
表示情報読み出し部により読み出したアイコン表示情報
に基づいてアイコンを表示装置に表示するアイコン表示
部と、ユーザによるアイコンの更新操作に従いアイコン
表示情報を更新し前記アイコン表示部によって表示装置
にアイコンを表示するアイコン更新処理部と、計算機シ
ステムのアイドル状態を判定するアイドル判定部と、前
記アイドル判定部によりアイドル状態であると判定され
た場合に前記アイコン表示情報読み出し部にアイコン表
示情報の読み出しを指示し、所定の整理方法によりアイ
コンを整理し、前記アイコン表示情報書き込み部にアイ
コン表示情報の書き込みを指示するアイコン整理部とを
備えたアイコン表示管理装置を構成する。

【００３０】第２の発明は上記の目的を達成するために
アイコンの整理方法をユーザに指定せしめ、その整理方
法を記憶する整理方法管理部を第１の発明の装置に加え
た構成となっている。

【００３１】第３の発明は、上記の目的を達成するため
にアイコン整理部が整理したアイコンを表示すべきウイ
ンドウが開かれている場合に限り、そのアイコンをその
ウインドウに表示する整理アイコン表示部を第２の発明
の装置に加えた構成となっている。

【００３２】

【作用】第１の発明のアイコン表示管理装置は上記の構
成により、アイコン表示情報記憶部がアイコン表示情報
を記憶し、アイコン表示情報読み出し部が前記アイコン
表示情報記憶部からアイコン表示情報を読み出し、アイ
コン表示情報書き込み部がアイコン表示情報を前記アイ
コン表示情報記憶部に書き込み、ユーザによるアイコン
表示要求が発生するとアイコン表示部が前記アイコン表
示情報読み出し部により読み出したアイコン表示情報に
基づいて表示装置にアイコンを表示し、ユーザによるア
イコン表示の更新要求が発生するアイコン更新処理部が
ユーザによるアイコンの更新操作に従いアイコン表示情
報を更新し前記アイコン表示部によって表示装置にアイ
コンを表示し、アイドル判定部が計算機システムのアイ
ドル状態を判定した場合にはアイコン整理部が前記アイ
コン表示情報読み出し部にアイコン表示情報の読み出し
を指示し、所定の整理方法によりアイコンを整理し、前
記アイコン表示情報書き込み部にアイコン表示情報の書
き込みを指示して、ユーザが再度ウインドウを開いた場
合にアイコンを整理して表示することを可能とする。

【００３３】第２の発明のアイコン表示管理装置は上記
の構成により、整理方法管理部がアイコンの整理方法を
ユーザに指定せしめその整理方法を記憶することにより
、第１の発明の作用に加えてユーザの指定した整理方法
によりアイコンを整理して表示することを可能とする。

【００３４】第３の発明のアイコン表示管理装置は上記
の構成により、整理アイコン表示部がアイコン整理部に
より整理されたアイコンを表示すべきウインドウが開か
れている場合に限りそのアイコンをそのウインドウに表
示することにより、第２の発明の作用に加えて計算機シ
ステムのアイドル時にユーザの指定した整理方法により
アイコンを整理して表示することを可能とする。

【００３５】

【実施例】以下、本発明のアイコン表示管理装置の一実
施例を図面を用いて説明する。

【００３６】図１は本発明の一実施例のアイコン表示管
理装置の構成図である。同図において、１はアイコン表
示情報記憶部で、アイコン表示情報を記憶するものであ
る。２はアイコン表示情報読み出し部で、アイコン表示
情報記憶部１からアイコン表示情報を読み出すものであ
る。３はアイコン表示情報書き込み部で、アイコン表示
情報をアイコン表示情報記憶部１に書き込むものである
。４はアイコン表示部で、アイコン表示情報読み出し部
２により読み出したアイコン表示情報に基づいてアイコ
ンを表示させるものである。５はアイコン更新処理部で
、ユーザによるアイコンの更新操作に従いアイコン表示
情報を更新しアイコンを表示させるものである。６はア
イドル判定部で、計算機システムのアイドル状態を判定
するものである。８は整理方法管理部で、アイコン表示
情報の整理方法をユーザに指定せしめ、その整理方法を
記憶するものである。７はアイコン整理部で、アイドル
判定部６によりアイドル状態であると判定された場合に
アイコン表示情報読み出し部２にアイコン表示情報の読
み出しを指示し、整理方法管理部８に記憶されている整
理方法によりアイコンを整理し、アイコン表示情報書き
込み部３にアイコン表示情報の書き込みを指示する。 ９は整理アイコン表示部で、アイコン整理部７が整理し
たアイコンを表示すべきウインドウが開かれている場合
に限り、そのアイコンをそのウインドウに表示させるも
のである。実際にはこれ以外にも通常のアイコン表示管
理装置を構成する種々の構成要素を必要とするが、本発
明の主眼ではないので省略する。

【００３７】上記のように構成された本実施例のアイコ
ン表示管理装置の動作を以下に説明する。ここで、アイ
コン表示情報記憶部にはアイコン表示情報が格納されて
いるものとし、ユーザからアイコン表示要求が発生した
場合の動作を示す。

【００３８】（１）アイコン表示部４が起動される。 （２）アイコン表示部４は、ユーザが指示したアイコン
についてのアイコン表示情報の読み出しをアイコン表示
情報読み出し部２に指示する。

【００３９】（３）アイコン表示情報読み出し部２は前
記アイコン表示部４の指示に基づきアイコン表示情報を
前記アイコン表示情報記憶部１より読み出し一時記憶Ｘ
に格納し、アイコン表示部４を起動する。

【００４０】（４）アイコン表示部４は、一時記憶Ｘの
内容に基づきアイコンを表示装置に表示する。

【００４１】つぎに、ユーザからアイコン表示の更新要
求が発生した場合の動作を示す。 （５）アイコン更新処理部５が起動される。

【００４２】（６）アイコン更新処理部５は、ユーザに
よるアイコンの更新操作に従いアイコン表示情報を更新
し、アイコン表示部４によってアイコンを表示装置に表
示する。

【００４３】（７）つぎにアイコン更新処理部５は、更
新したアイコン表示情報の書き込みをアイコン表示情報
書き込み部３に指示する。

【００４４】（８）アイコン表示情報書き込み部３は、
アイコン更新処理部５の指示に基づきアイコン表示情報
をアイコン表示情報記憶部１に書き込む。

【００４５】また、ファイルを新規に作成してアイコン
が新規に作られる場合にもアイコン更新処理部５は上記
と同様に動作する。計算機システムのアイドル状態とは
、ユーザによるキーボード、またはポインティングデバ
イスの入力が一定時間ない状態とする。

【００４６】つぎに、計算機システムのアイドル状態の
場合の動作を示す。ここで、整理方法管理部８は整理方
法をユーザに指定させ、この整理方法を記憶しているも
のとする。

【００４７】（９）アイドル判定部６は計算機システム
の起動時に起動される。 （１０）アイドル判定部６はアイドル状態であるか否か
を判定し、アイドル状態であると判定した場合にアイコ
ン整理部７を起動する。

【００４８】（１１）アイコン整理部７は、アイコン表
示情報の読み出しをアイコン表示情報読み出し部２に指
示する。

【００４９】（１２）アイコン表示情報読み出し部２は
アイコン表示情報をアイコン表示情報記憶部１から読み
出し、一時記憶Ｘに格納する。

【００５０】（１３）つぎにアイコン整理部７は、一時
記憶Ｘの内容を整理方法管理部８で記憶されている整理
方法により整理し、整理アイコン表示部９を起動する。

【００５１】（１４）整理アイコン表示部９は、一時記
憶Ｘの内容に基づきアイコンを表示すべきウインドウが
開かれている場合に、そのアイコンをそのウインドウに
表示する。

【００５２】（１５）つぎにアイコン整理部７は、一時
記憶Ｘの内容の書き込みをアイコン表示情報書き込み部
３に指示する。

【００５３】（１６）アイコン表示情報書き込み部３は
一時記憶Ｘの内容をアイコン表示情報記憶部１に書き込
む。

【００５４】以上のように動作する本実施例のアイコン
表示管理装置における表示を含む具体的な動作を次に説
明する。図２は本実施例のアイコン表示管理装置により
アイコンの表示がユーザの更新操作に従って更新される
過程の一例を示す模式図である。ここで、整理方法管理
部はユーザからアイコン文字列のアルファベット順によ
るアイコンの整理方法を指定されているものとする。

【００５５】（１７）ユーザがアイコン「ファイルＡ」
とアイコン「ファイルＢ」の２つのアイコンが属するウ
インドウを開く要求、すなわち２つのアイコンの表示を
要求するとアイコン表示部４が起動される。

【００５６】（１８）アイコン表示部４は、ユーザが指
示した２つのアイコン「ファイルＡ」と「ファイルＢ」
についてのアイコン表示情報の読み出しをアイコン表示
情報読み出し部２に指示する。

【００５７】（１９）アイコン表示情報読み出し部２は
アイコン表示部４の指示に基づきアイコン表示情報をア
イコン表示情報記憶部１より読み出し、一時記憶Ｘに格
納しアイコン表示部４を起動する。

【００５８】（２０）アイコン表示部４は、一時記憶Ｘ
の内容に基づき表示装置であるビットマップディスプレ
イに表示する。その結果、図２（ａ）の状態となりウイ
ンドウ上に２つのアイコンが表示されている。

【００５９】（２１）続いてユーザがアイコン「ファイ
ルＡ」の表示位置をアイコン「ファイルＢ」の下方へ移
動する更新操作を行なう。

【００６０】（２２）（２１）の操作によりアイコン表
示の更新要求が発生すると、アイコン更新処理部５が起
動される。

【００６１】（２３）アイコン更新処理部５は、ユーザ
によるアイコンの更新操作に従いアイコン「ファイルＡ
」のアイコン表示情報を更新しアイコン表示部４によっ
て表示装置にアイコン「ファイルＡ」を表示する。その
結果、図２（ｂ）の状態になる。

【００６２】（２４）つぎにアイコン更新処理部５は、
更新したアイコン「ファイルＡ」についてのアイコン表
示情報の書き込みをアイコン表示情報書き込み部３に指
示する。

【００６３】（２５）さらにユーザが別のアイコンの新
規作成操作や移動操作を繰り返した場合、図２（ｃ）の
状態になる。

【００６４】（２６）ユーザによるキーボード、または
ポインティングデバイスの入力が一定時間ない状態（ア
イドル状態）が続く。

【００６５】（２７）アイドル判定部６は、計算機シス
テムがアイドル状態であると判定し、アイコン整理部７
を起動する。

【００６６】（２８）アイコン整理部７は、アイコン表
示情報の読み出しをアイコン表示情報読み出し部２に指
示する。

【００６７】（２９）アイコン表示情報読み出し部２は
アイコン表示情報をアイコン表示情報記憶部１から読み
出し、一時記憶Ｘに格納する。

【００６８】（３０）つぎにアイコン整理部７は、一時
記憶Ｘの内容をアイコン文字列のアルファベット順によ
り整理し、整理アイコン表示部９を起動する。

【００６９】（３１）整理アイコン表示部９は、一時記
憶Ｘの内容に基づきアイコンを表示すべきウインドウが
開かれている場合に、そのアイコンをそのウインドウに
表示し、図２（ｄ）の状態になる。図２（ｄ）の状態で
はアイコンの間隔は一定で、アイコンの左端がそろって
いる。

【００７０】（３２）つぎにアイコン整理部７は、一時
記憶Ｘの内容の書き込みをアイコン表示情報書き込み部
３に指示する。

【００７１】（３３）アイコン表示情報書き込み部３は
一時記憶Ｘの内容を前記アイコン表示情報記憶部１に書
き込む。

【００７２】以上で、この一連の動作は終了する。上記
ように本発明の実施例のアイコン表示管理装置において
は、計算機システムのアイドル状態を判定し、ユーザが
指定した整理方法により無秩序で認識しにくくなったア
イコンを整理することができる。したがって、ユーザが
アイコンを移動して整理するという繁雑な操作が必要な
くなる。

【００７３】なお、本発明の実施例においてはアイコン
の整理方法としてアイコン文字列のアルファベット順に
よる方法としたが、このような方法に限定されるもので
はない。別の方法、たとえば、ファイルの生成時刻の順
で整理する方法、ファイルのアクセス頻度順で整理する
方法、アイコン文字列の五十音順で整理する方法であっ
てもよく、あらかじめ定めた方法、またはユーザの指定
する方法に従って整理される。

【００７４】さらに本実施例においては計算機システム
のアイドル状態としては、ユーザによるキーボードまた
はポインティングデバイスの入力が一定時間ない状態と
したが、別の、たとえば計算機システムで表示を行なう
プロセスが一定時間以上起動されていない状態をアイド
ル状態とみなしても良い。

【００７５】

【発明の効果】第１の発明のアイコン表示管理装置にお
いては、計算機システムのアイドル状態を判定し無秩序
で認識しにくくなったアイコンを整理することにより、
ユーザがウインドウを開いた場合にアイコンを整理して
表示することが可能となり、アイコンを認識しやすくす
るためにユーザがアイコンを移動して整理するという繁
雑な操作が必要なくなり、また第２の発明のアイコン表
示管理装置においては、第１の発明の効果に加え、ユー
ザが整理方法を指定することができ、よりユーザの目的
に適合した整理方法を取ることができ、さらに第３の発
明のアイコン表示管理装置においては、第２の発明の効
果に加え、計算機システムのアイドル時に整理されたア
イコンを表示するウインドウが開かれている場合に、そ
のアイコンをそのウインドウに表示することができるな
どその実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のアイコン表示管理装置の構
成図

【図２】同じくアイコン表示管理装置によりアイコンの
表示がユーザの更新操作に従って更新される過程の一例
を示す模式図

【図３】従来のアイコン表示管理装置の構成図

【図４】
同じくアイコン表示管理装置によりアイコンの表示がユ
ーザの更新操作に従って更新される過程の一例を示す模
式図

【符号の説明】

１　　　　アイコン表示情報記憶部 ２　　　　アイコン表示情報読み出し部３　　　　アイ
コン表示情報書き込み部４　　　　アイコン表示部 ５　　　　アイコン更新処理部 ６　　　　アイドル判定部 ７　　　　アイコン整理部 ８　　　　整理方法管理部 ９　　　　整理アイコン表示部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　アイコン表示情報を記憶するアイコン
   表示情報記憶部と、前記アイコン表示情報記憶部からア
   イコン表示情報を読み出すアイコン表示情報読み出し部
   と、アイコン表示情報を前記アイコン表示情報記憶部に
   書き込むアイコン表示情報書き込み部と、前記アイコン
   表示情報読み出し部により読み出したアイコン表示情報
   に基づいてアイコンを表示装置に表示するアイコン表示
   部と、ユーザによるアイコンの更新操作に従いアイコン
   表示情報を更新し前記アイコン表示部によって表示装置
   にアイコンを表示するアイコン更新処理部と、計算機シ
   ステムのアイドル状態を判定するアイドル判定部と、前
   記アイドル判定部によりアイドル状態であると判定され
   た場合に前記アイコン表示情報読み出し部にアイコン表
   示情報の読み出しを指示し、所定の整理方法によりアイ
   コンを整理し、前記アイコン表示情報書き込み部にアイ
   コン表示情報の書き込みを指示するアイコン整理部とを
   備えたアイコン表示管理装置。
2. 【請求項２】　　アイコンの整理方法をユーザに指定せ
   しめ、その整理方法を記憶する整理方法管理部を追加し
   た請求項１記載のアイコン表示管理装置。
3. 【請求項３】　　アイコン整理部が整理したアイコンを
   表示すべきウインドウが開かれている場合に限り、その
   アイコンをそのウインドウに表示する整理アイコン表示
   部を追加した請求項２記載のアイコン表示管理装置。