JP2763123B2 - プラント監視装置 - Google Patents

プラント監視装置

Info

Publication number
JP2763123B2
JP2763123B2 JP1012031A JP1203189A JP2763123B2 JP 2763123 B2 JP2763123 B2 JP 2763123B2 JP 1012031 A JP1012031 A JP 1012031A JP 1203189 A JP1203189 A JP 1203189A JP 2763123 B2 JP2763123 B2 JP 2763123B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
screen
monitoring
abnormality
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1012031A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02193201A (ja
Inventor
勇二 新原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1012031A priority Critical patent/JP2763123B2/ja
Publication of JPH02193201A publication Critical patent/JPH02193201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2763123B2 publication Critical patent/JP2763123B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、プラントの運転監視を行うプラント監視装
置に関する。
(従来の技術) 例えば、火力発電プラントでは、主機および補機の制
御が自動化および省力化される傾向にあり、また、省エ
ネルギー対策として変圧運転、夜間停止運転、および、
週末停止運転などが行われるようになってきて、頻繁に
起動停止が行われるようになってきている。
火力発電プラントでは、プラント状態が変化する起動
状態および停止状態において、多くの機器の状態を監視
する必要があり、したがって、頻繁に起動停止が行われ
ると、それに伴って、運転員のプラント監視の作業量が
増大する。
このプラント監視作業には、プラント各部の動作を監
視するための多数の監視画面を記憶しているプラント監
視装置が用いられており、運転員の操作によって選択さ
れた監視画面がCRT表示装置に表示され、さらに、プラ
ントから入力したプロセスデータが監視画面内に表示さ
れて、プラント監視作業が行われる。
また、プラント監視装置は、プラント各部の異常発生
状況を監視して、いずれかの異常発生を検出すると、異
常が発生したことおよびその原因となる要素の名称など
を、プリンタなどから記録出力することでかかる異常発
生を通知するようにしていた。
(発明が解決しようとする課題) ところが、従来では、プラントに異常が発生したと
き、その旨を表す情報がプリンタなどから記録出力され
るものの、その発生した異常を解除するための操作を行
うときには、運転員が適切な操作画面を選択する必要が
ある。
このために、運転員の運転操作に対する習熟度が低い
と、異常解除のための適切な操作が行われないという不
都合を生じていた。
本発明は、このような従来装置の課題を解決し、異常
発生時の運転操作を適切に行えるようにしたプラント監
視装置を提供することを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、プロセスデータに基づいて異常検出を行う
異常検出手段と、この異常検出手段が検出した異常の原
因となるプラント要素を判定する原因判定手段と、前記
異常検出手段が異常検出すると前記原因判定手段が判定
したプラント要素を操作するための操作画面を監視画面
に割込み表示する表示制御手段を備えたものである。
(作用) したがって、異常発生時には、その異常を解除する操
作の操作画面が、監視画面に割込み表示されるので、発
生した異常を解除するための操作が運転員の習熟度にか
かわらず迅速に行うことができる。
(実施例) 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるプラント監視装
置のCRT表示制御系統を示している。なお、プラント監
視装置の他の部分は、本発明に直接関係しないので、省
略する。
同図において、主制御盤1は、プラント2の運転操作
や監視操作などを行うためのものであり、表示装置とし
てCRT表示装置を備え、また、操作装置として、CRT表示
装置の画面に付設されたタッチスクリーン装置を備えて
いる。
主監視盤3は、プラント2から得た各種のプロセスデ
ータを表示するとともに、主制御盤1と同様な監視画面
を表示するものである。
表示制御装置4は、主制御盤1および主監視盤3を用
いて運転員との対話操作を実現するとともに、主制御盤
1および主監視盤3への監視画面の表示制御を行うもの
であり、主制御部1および主監視盤3から入力された操
作信号は、伝送手段5を介してプラント2に出力され
る。
また、プラント2から入力されたプロセスデータは、
伝送手段5を介して表示制御装置4に入力される。
また、表示制御装置4には、各種の監視画面の表示情
報、各種の操作画面の表示情報、および、プラント2の
各部の異常を検出するための異常判定基準情報などの情
報を記憶したデータベースが備えられている。
以上の構成で、表示制御装置4は、第2図に示した処
理を行って、主制御盤1および主監視盤3に監視画面お
よび操作画面を表示する。
すなわち、伝送手段5を介してプラント2より入力し
たプロセスデータを調べて、プラント2にいずれかの事
故あるいは故障が発生しているかどうかの判定処理を行
い(処理101)、運転員から表示画面の要求があるかど
うかを調べる(判定102)。
判断102の結果がYESになるときには、そのときに表示
要求された監視画面を、表示要求の操作が行われたCRT
表示装置に表示し(処理103)、処理101でいずれかの事
故あるいは故障が発生していることを検出したかどうか
を調べる(判断104)。また、判断102の結果がNOになる
ときには、処理103を行わずに、判断104に進む。
判断104の結果がYESになるときには、そのときに判定
した事故あるいは故障発生の原因の調査処理を実行し
(処理105)、事故あるいは故障発生してからの経過時
間の計時を開始する(処理106)。
そして、処理105で得た事故あるいは故障発生の原因
に関係するプラント2の機器を判定し(処理107)、そ
の機器の操作を行うための操作画面を選択して、その選
択した操作画面を、そのときの監視画面の一部に割込み
表示させ(処理108)、その割込み表示した操作画面に
よる運転員の操作入力処理を行う(処理109)。
この操作入力により、プラント2に発生した事故ある
いは故障が解除したかどうかを調べて(判断110)、判
断110の結果がNOになるときには、その発生した事故あ
るいは故障が復旧していないので、再度判断102に戻っ
てそれ以降の処理を繰返し行う。
また、判断110の結果がYESになるときには、運転員に
よる操作により発生した事故あるいは故障が復旧してい
るので、そのときに割込み表示した操作画面を消去し
(処理111)、この処理を終了する。
また、判断104の結果がNOになるときには、いかなる
表示要求状態も発生していないので、即この処理を終了
する。
したがって、例えば、第3図に示すように、CRT表示
装置の画面ARaに、プラント2を監視するための所内開
閉装置段積配置図DDを表示している状態で、その監視画
面中のいずれかの要素が異常状態になると、所内開閉装
置断積配置図DDにおいてその要素が属している領域SPが
色替え表示されるとともに、CRT表示装置の表示画面の
下の領域ARdには、その要素を操作するための操作画面S
Dが表示される。
ここで、操作画面SDには、標題R1として操作対象をあ
らわす機器の名称が表示され、その下の欄R2には、その
機器を操作するための操作器のシンボルが表示され、そ
の下の欄R3,R4には、事故・故障原因の名称およびプロ
セス異常の種類をあらわす名称が表示され、その下の欄
R5には、その異常が発生してから経過した時間が表示さ
れる。
このようにして、プラント2の機器に異常が発生する
と、その異常原因となる機器の表示状態が異常状態に切
り替わるとともに、その機器を操作するための操作画面
が自動的に表示されるので、運転員は、発生した異常を
解除するための操作をただちに行うことができる。
ところで、上述した実施例では、CRT表示装置の画面A
Raに、プラント2を監視するための所内開閉装置段積配
置図DDを表示している場合について説明したが、CRT表
示装置の画面ARaに他の監視画面、例えば、第4図に示
すように、建屋機器配置図DA、あるいは、概略所内系統
図DBなどを表示しているときにも、同様にして本発明を
適用することができる。
また、上述した実施例では、異常発生時にその異常原
因となる機器を操作するための操作画面を、監視画面に
割込み表示しているが、そのときに監視画面に表示して
いた内容に、操作画面で操作する機器が含まれていない
場合には、自動的にその監視画面に切り換えるようにす
ることもできる。
なお、上述した実施例では、伝送手段を介してプラン
トと種々のデータのやりとりを行っているが、それ以外
の手段を用いてデータのやりとりを行う場合にも、同様
にして、本発明を適用することができる。
また、発生した異常を解除するために操作すべき機器
の数が多いときには、操作画面を縮小表示したり、ある
いは、画面全体を縮小表示して、全ての操作画面を1つ
の画面に表示させるようにすることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、プラントより
入力したプロセスデータに基づいてプラント状態を監視
するための監視画面を表示出力するとともに、画面表示
装置とその画面上の位置を指示入力する画面位置入力装
置によってプラント運転の操作手段を構成するプラント
監視装置において、プロセスデータに基づいて異常検出
を行う異常検出手段と、この異常検出手段が検出した異
常の原因となるプラント要素を判定する原因判定手段
と、前記異常検出手段が異常検出すると前記原因判定手
段が判定したプラント要素を操作するための1つあるい
は複数の操作画面を、前記画面表示装置に現在表示され
ている監視画面に割込み表示する表示制御手段を備えた
ので、プラントに異常が発生すると、その異常を解除す
るために必要なプラント要素の操作を行うための操作画
面が、監視画面に割込表示され、それにより、運転員の
監視作業の負担が軽減されるとともに、誤操作を抑制す
ることができ、迅速かつ適切なプラント要素を行うこと
ができるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるプラント監視装置の
CRT表示制御系統を示す概略構成図、第2図は表示制御
装置の処理例を示すフローチャート、第3図は監視画面
と割込み表示された操作画面の一例を示す概略図、第4
図は監視画面と割込み表示された操作画面の他の例を示
す概略図である。 1…主制御盤、3…主監視盤、4…表示制御装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラントより入力したプロセスデータに基
    づいてプラント状態を監視するための監視画面を表示出
    力するとともに、画面表示装置とその画面上の位置を指
    示入力する画面位置入力装置によってプラント運転の操
    作手段を構成するプラント監視装置において、 プロセスデータに基づいて異常検出を行う異常検出手段
    と、 この異常検出手段が検出した異常の原因となるプラント
    要素を判定する原因判定手段と、 前記異常検出手段が異常検出すると前記原因判定手段が
    判定したプラント要素を操作するための1つあるいは複
    数の操作画面を、前記画面表示装置に現在表示されてい
    る監視画面に割込み表示する表示制御手段を備えたこと
    を特徴とするプラント監視装置。
JP1012031A 1989-01-23 1989-01-23 プラント監視装置 Expired - Lifetime JP2763123B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1012031A JP2763123B2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23 プラント監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1012031A JP2763123B2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23 プラント監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02193201A JPH02193201A (ja) 1990-07-30
JP2763123B2 true JP2763123B2 (ja) 1998-06-11

Family

ID=11794238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1012031A Expired - Lifetime JP2763123B2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23 プラント監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2763123B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02253313A (ja) * 1989-03-27 1990-10-12 Hitachi Ltd Crtオペレーション装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63245503A (ja) * 1987-03-31 1988-10-12 Toshiba Corp プロセス機器操作パネル
JP2566957B2 (ja) * 1987-05-30 1996-12-25 株式会社東芝 運転支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02193201A (ja) 1990-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2543318B2 (ja) 機械装置の故障を表示するための方法
JPH03137518A (ja) 故障診断装置
JP2763123B2 (ja) プラント監視装置
JPH0296205A (ja) 機械異常の復旧方法表示装置
JPH0387671A (ja) 電気―機械系装置の診断装置
JPS59109914A (ja) プラント監視装置
JPH0814764B2 (ja) プラント監視装置
JPH0693172B2 (ja) プラント監視制御装置
JPH0648445B2 (ja) プラント監視制御装置
JP2002193562A (ja) 保全作業支援装置
JPH03168801A (ja) プラント操作装置
JPH07182421A (ja) 生産管理装置
JPH06241948A (ja) 列車状態監視装置
JPH04251333A (ja) 故障診断装置
JPH08211929A (ja) プラント監視制御装置
JPH04289418A (ja) 運転監視装置
JPH01244502A (ja) Pcのプログラム表示方式
JPS63239595A (ja) 警報等の表示管理方式
JPH0365707A (ja) Nc装置のアラーム解除方法
JPS63250797A (ja) プロセス監視装置
JPS63223824A (ja) 表示画面の位置表示装置
JPH0836405A (ja) データ監視装置
JPH0578118U (ja) プラント監視制御装置
JP2000163679A (ja) ディスプレイ付操作盤
JPS61208516A (ja) 監視装置