JPH0836405A - データ監視装置 - Google Patents

データ監視装置

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JPH0836405A
JPH0836405A JP6174066A JP17406694A JPH0836405A JP H0836405 A JPH0836405 A JP H0836405A JP 6174066 A JP6174066 A JP 6174066A JP 17406694 A JP17406694 A JP 17406694A JP H0836405 A JPH0836405 A JP H0836405A
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JP6174066A
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Masanao Goto
将直 後藤
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラマブルコントローラの異常発生時
に、自動的に該当するモジュールのシーケンス回路を表
示する。 【構成】 データ格納領域(3)のうち検出の対象とな
るデータ領域を予め指定し登録する手段(4、5)と、
この登録されたデータ領域に対応するモジュールのアド
レスを予め指定し登録する手段(6、7)と、登録され
たデータ領域に対応するデータ格納領域(3)のデータ
を定期的に監視する異常検出手段(8)とを備え、監視
データに異常が発生したときに、予め指定し登録したモ
ジュールのアドレスに対応するモジュールを回路表示手
段(15)に送出しシーケンス回路をディスプレイに表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラマブルコント
ローラで監視するデータに異常が発生したときに該当す
るプログラムモジュールの回路表示を行うデータ監視装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データ監視装置としては、図5に
示すように、プログラマブルコントローラ(以下、「P
C」と略称する。)に格納されているモジュールを回路
表示に変換して監視データと共にディスプレイ表示する
構成が知られている。同図に示すように、PC50内に
設けられたメモリ51には、モジュール一覧格納領域2
1、制御内容であるプログラムを記憶するモジュール格
納領域22、及び演算結果やタイマ、カウンタの内容、
数値データ等を記憶しておくデータ格納領域23が設け
られている。また、回路表示装置52には、ケーブル3
2を介してメモリ51に接続するモジュール一覧読み出
し部24、回路読み出し部25、及びデータ読み出し部
26が備えられ、さらに、モジュール一覧読み出し部2
4、回路読み出し部25及びデータ読み出し部26は、
バス31を介して、モジュール一覧表示部27、回路表
示部28及びデータ表示部29に接続する。そして、回
路表示装置52はケーブル33を介してディスプレイ5
3に接続する。
【0003】メモリ51内部に格納されている各種モジ
ュールのディスプレイ表示は次のように行われる。オペ
レータがキーボードへの所定のコマンド入力により、モ
ジュール一覧格納領域21に格納されたモジュール一覧
をモジュール一覧読み出し部24により読み出し、モジ
ュール一覧表示部27によりディスプレイ53に表示す
る。オペレータはディスプレイ53に表示されているモ
ジュール一覧表から所望のモジュールを選択する。選択
されたモジュールはモジュール格納領域22から回路読
み出し部25により読み出され、回路表示部28によっ
て回路構成表示としてディスプレイ53に表示される。
このとき、回路表示されたモジュールに対応するデータ
格納領域23内の所定のデータをデータ読み出し部26
によりデータ格納領域23から読み出し、このデータを
データ表示部29により回路に付加してディスプレイ5
3に表示する。
【0004】上記従来例において、例えばリミットスイ
ッチ等の検出手段が故障しPCの作動に異常が発生した
り、また、演算処理結果の値が正常な範囲を越えたりす
るような異常状態になったときには、オペレータは先ず
モジュール一覧表をディスプレイ表示し、その中から目
的とするモジュールを選択して回路表示させ故障箇所の
解析をしなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例において、プログラマブルコントローラの監視をし
ているオペレータがモジュールの内容や構成等について
充分に詳しくない場合には、モジュール一覧表の中から
目的とするモジュールを捜し出すまでに時間が掛かって
しまい、早急に特定のモジュールのぺージを表示し故障
箇所の分析を行えず、故障対策に速やかに移行できない
という問題点を有している。
【0006】したがって、本発明に係るデータ監視装置
においては、上記問題点を解消し、監視データに異常が
発生したときに、短時間に且つ自動的に該当するモジュ
ールのシーケンス回路を表示することのできるデータ監
視装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係るデータ監視装置は、シーケンス制御
内容を設定したモジュールを格納するモジール格納領域
及び各モジュールに対応する監視データを格納するデー
タ格納領域を少なくとも有する記憶手段を備えたプログ
ラマブルコントローラと、前記モジュール格納領域に格
納された所望のモジュールの内容をシーケンス回路とし
て表示する回路表示装置とを備えたデータ監視装置にお
いて、前記回路表示装置は、シーケンス制御の異常を検
出する対象となるデータ領域及び当該データ領域に対応
するモジュール領域を予め登録する登録手段と、該登録
手段で登録されたデータ領域に対応する前記データ格納
領域のデータを監視して異常を検出する異常検出手段
と、該異常検出手段で異常を検出したときに該当するデ
ータ領域に対応するモジュールのシーケンス回路表示デ
ータを表示する回路表示手段とを備える。
【0008】また、請求項2に係るデータ監視装置は、
プログラマブルコントローラが、シーケンス制御の異常
を検出する対象となるデータ領域を指定する異常検出対
象データを格納する指定データ格納領域及び異常検出デ
ータを格納する異常検出一覧格納領域がさらに設けられ
た記憶手段と、前記指定データ格納領域に格納された異
常検出対象データに対応するデータ格納領域のデータを
監視して異常を検出し、異常を検出したときに異常検出
データを前記異常検出一覧格納領域に格納する異常検出
手段とを備え、回路表示装置が、シーケンス制御の異常
を検出する対象となるデータ領域を指定して前記指定デ
ータ格納領域に登録する異常検出データ領域指定手段
と、該異常検出データ領域指定手段で登録したデータ領
域に対応するモジュール領域を登録するモジュール領域
登録手段と、前記異常検出一覧格納領域の異常検出デー
タを参照して該当するデータ領域に対応するモジュール
のシーケンス回路表示データを表示する回路表示手段と
を備えることを特徴とする。
【0009】さらに、請求項3に係るデータ監視装置
は、請求項1又は2のデータ監視装置において、回路表
示装置が、異常検出手段で検出した異常検出データを格
納する異常検出一覧格納手段を有することを特徴とす
る。
【0010】
【作用】請求項1に係る発明によれば、シーケンス制御
の異常を検出するためデータ格納領域のうちの特に監視
を必要とする重要なデータ領域を表す例えばアドレスを
予め登録し、また、このデータ領域に対応するモジュー
ルの格納先の例えばアドレスを予め登録している。そし
て、登録されたデータ領域のデータを異常検出手段によ
り監視しており、監視の結果、例えばデータ値が前に格
納されているデータ値と異なる場合や、データ値が正常
な範囲を越えている場合などに、予め登録したモジュー
ルのアドレスに対応するモジュールを回路表示手段に送
出し、このモジュールによるシーケンス回路をディスプ
レイに表示する。これにより、異常検出時に自動的に該
当モジュールのページ等を表示することができる。
【0011】請求項2に係る発明においては、指定デー
タ格納領域を記憶手段内に設けると共に、異常検出手段
をPC内に設けることにより、PC内で異常検出を行
い、回路表示装置では表示等の処理を行い機能の分担が
為される。請求項3に係る発明においては、異常検出一
覧格納部を回路表示装置に備えることにより、PCの動
作中であっても任意の時点で異常発生の履歴を表示する
ことができる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて以下に説明
する。本発明に係るデータ監視装置の全体の概略構成を
図1に示す。プログラマブルコンローラ(PC)は、作
成されたプログラムモジュールに従い、リミットスイッ
チや押しボタン等より検出された信号に基づいて被制御
機器をシーケンス制御する装置である。同図に示す如
く、PC100は、リミットスイッチ等の検出手段によ
り検出された信号を入力部101を介して入力する中央
処理装置(CPU)102を備えると共に、中央処理装
置102には、キーボード103、ソレノイドやモータ
を駆動するための出力部104、及びプログラムモジュ
ールやデータを格納するメモリ105がそれぞれ接続さ
れている。そして、メモリ105には回路表示装置10
6がケーブル16を介して接続され、回路表示装置10
6には表示装置(ディスプレイ)107がケーブル17
を介して接続されている。
【0013】図2は、本発明のデータ監視装置に係るP
Cと回路表示装置の構成を示す第1の実施例である。同
図において、メモリ105aには、モジュール格納領域
2及びデータ格納領域3が設けられており、データ格納
領域3内には、異常検出のために特に重要となる基準デ
ータ(設定値)が含まれている。メモリ105aにはケ
ーブル16を介して回路表示装置106aが接続され、
ケーブル16を通してメモリ105a内のモジュール格
納領域2のデータが、回路表示装置106a内の回路読
み出し部11に読み出され、また、データ格納領域3の
データが、回路表示装置106a内の異常検出部8及び
データ読み出し部13に読み出される。回路表示装置1
06aはケーブル17を介してディスプレイ107に接
続され、シーケンス回路がディスプレイ表示される。
【0014】回路表示装置106aには、データ格納領
域3のうちの異常検出の対象となるデータ領域を表す異
常検出対象データとしての例えばアドレスを指定する異
常検出データ領域指定部5と、指定したデータ領域のア
ドレスを格納する指定データ格納部4と、指定したデー
タ領域のデータに異常が検出されたときに表示したいモ
ジュールとその中のページを指定する表示モジュール/
ページ指定部7と、指定したモジュール等のアドレス
を、指定したデータ領域のアドレスに対応させて格納す
る表示モジュール/ページ格納部6と、指定データ格納
部4に登録されたデータ領域のアドレスに対応するデー
タ格納領域3のデータを監視して異常を検出する異常検
出手段としての異常検出部8とが備えられ、それぞれバ
ス18を介して接続されている。
【0015】さらに、回路表示装置106aは、異常検
出部8に接続されてこの異常検出部8で異常が検出され
るごとに、データ格納領域3から読み出されたデータと
対応するアドレスとを格納する異常検出一覧格納部9a
を備えている。そして、異常検出部8には、異常検出部
8から出力された検出信号に応じて表示モジュール/ペ
ージ格納部6から対応するアドレスを導出し、このアド
レスを有するモジュールをシーケンス回路を表す例えば
ラダー図に変換する回路表示部12が接続されている。
回路表示部12には、モジュール格納領域2から該当す
るモジュールを読み出して回路表示部12にモジュール
を転送する回路読み出し部11が設けられ、また、回路
表示部12にはシーケンス回路を表示する表示装置(デ
ィスプレイ)107が接続されている。さらに、回路表
示部12にはデータ値を付加するデータ表示部14が接
続され、データ値を伴ったシーケンス回路がディスプレ
イ表示される。データ値は、データ格納領域3からデー
タを読み出すデータ読み出し部13を介してデータ表示
部14に入力される。回路読み出し部11、回路表示部
12、データ読み出し部13、及びデータ表示部14か
ら回路表示手段としての表示制御部15が構成される。
【0016】表示制御部15によりディスプレイ表示さ
れるシーケンス回路を図3に示す。図示の如く、回路は
例えばリミットスイッチ等の検出手段X0、X1、ソレ
ノイド等の駆動手段Y10、また、カウンタ等の計数手
段C1等から構成され、さらに、例えばカウンタの設定
値と異常検出された現在値とのデータ値が付加されて表
示される。
【0017】次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例のデータ監視装置においては、先ず、異常検出
データ領域指定部5に異常を検出したいデータ格納領域
3のうちの一又は複数のデータ領域のアドレスを、回路
表示装置106aに設けられたキーボード(図示せず)
を用いて指定する。また、異常が検出されたときに表示
したいモジュール又はそのページに係るアドレスをモジ
ュール格納領域2から一又は複数選択し、表示モジュー
ル/ページ指定部7に同じくキーボードを用いて指定す
る。一つのモジュールの分量が大きく一画面に収まらな
いときには、一画面で表示できるページ単位でアドレス
の指定をすることが好ましい。ここで、データ格納領域
3の中の指定するデータ領域とモジュール/ページのア
ドレスとは対応させて指定することが必要であり、異常
検出部8で異常が検出された場合には、このデータ領域
に対応するモジュール/ページのシーケンス回路がディ
スプレイ表示される。
【0018】シーケンス制御作動中においては、リミッ
トスイッチやパルスエンコーダ等の検出手段をもとにプ
ログラムモジュールに従って演算処理により求められた
例えばカウンタ値等のデータは、データ格納領域3に順
次格納される。異常検出部8は、指定データ格納部4に
格納されたアドレスに基づいてデータ格納領域3から定
期的にデータを読み出し、例えば、算出された現在値の
データと設定値のデータとを比較し、現在値が設定値に
対して正常な範囲に入っているか否か判定し、入ってい
ない場合には異常発生であるとして、異常検出部8はこ
の現在値及びアドレスを異常検出一覧格納部9aに登録
し異常発生の履歴として保存する。
【0019】そして、異常発生時には、該当するデータ
領域のデータとアドレスが異常検出部8内に入力されて
いるため、回路表示部12は、異常検出部8のアドレス
に基づいて、表示モジュール/ページ格納部6に格納し
たアドレスをマップ等を用いて導出し、さらに、表示モ
ジュール/ページ格納部6に格納したこのアドレスに基
づいて表示しようとするモジュールを読み出し、モジュ
ールのシーケンス回路をディスプレイ107に表示す
る。データ表示部14はデータ格納領域3から該当する
データを読み出し、現在値及ぶ設定値のデータを回路に
付加してディスプレイ107に表示する。
【0020】また、履歴の表示は、異常検出一覧格納部
9aの表示動作を行う操作スイッチ(図示せず)を操作
することにより、異常検出一覧格納部9aに格納された
データ値とアドレスがディスプレイ107に表示され
る。異常検出一覧格納部9aが回路表示装置106a内
に設けられているため、履歴の表示はPCの動作中であ
っても行うことができる。
【0021】上述の本実施例においては、定期的にデー
タの異常検出を行い異常発生時に自動的に該当するモジ
ュールのラダー図が表示される。このため、監視をして
いるオペレータがモジュールの内容や構成等について十
分に詳しくない場合においても、瞬時に表示されたシー
ケンス回路に基づいて故障箇所を分析することができ、
故障の対策に短時間で取り掛かることが可能となる。ま
た、異常発生後すぐに復旧してしまうような故障であっ
ても、異常発生一覧格納部に異常発生の履歴を保存する
ことができ、PCの動作状態にかかわらず履歴表示を行
うことができると共に、後日に安全対策の参考とするこ
とができる。
【0022】次に、本発明に係る第2の実施例を図4に
基づいて説明する。図2と同一の構成要素には同一の参
照符号を付す。この実施例では、指定データ格納部及び
異常検出部をPC内に設けることにより、データの監視
をPC内で行うことで、回路表示装置は表示等の他の処
理を行うことができる。図4に示すように、メモリ10
5bには、指定データ格納部4、異常検出一覧格納部9
a、モジュール格納領域2及びデータ格納領域3が設け
られ、また、PC100内に異常検出部8が備えられて
いる。そして、回路表示装置106bには、異常検出デ
ータ領域指定部5と、指定したデータ等を指定データ格
納部4に転送する異常検出メモリ通知部19と、表示モ
ジュール/ページ指定部7と、表示モジュール/ページ
格納部6と、メモリ105b内の異常検出一覧格納部9
aのデータとアドレスを定期的に回路表示装置106a
内の異常検出一覧格納部9bに転送する異常検出一覧読
み出し部20と、異常検出一覧読み出し部20から転送
された異常時のデータ等を順次格納し履歴の保存を行う
異常検出一覧格納部9bとが備えられ、それぞれバス1
8を介して接続される。
【0023】そして、ケーブル16を介してメモリ10
5bと回路表示装置106bを接続し、それぞれケーブ
ル16を介して、指定したデータ領域のアドレスが異常
検出メモリ通知部19から指定データ格納部4に書き込
まれ、異常検出一覧格納部9aに格納されたデータとア
ドレスが異常検出一覧読み出し部20に読み出され、モ
ジュール格納領域2のモジュールが回路読み出し部11
に読み出され、そして、データ格納領域3のデータがデ
ータ読み出し部13に読み出される。
【0024】次に、この第2実施例の動作を説明する。
異常を検出しようとするデータ格納領域の指定、及び異
常が検出された時に表示したいモジュール等のアドレス
の指定は第1実施例と同様である。指定したデータ領域
のアドレスは、異常検出データ領域指定部5より異常検
出メモリ通知部19を介してメモリ105aの指定デー
タ格納部4に格納され、指定したモジュール/ページの
アドレスは、表示モジュール/ページ格納部6に格納さ
れる。
【0025】異常検出部8は、指定データ格納部4に格
納されたアドレスに対応するデータ格納領域3のデータ
を定期的に比較照合して異常発生か否かを判定し、異常
が検出されたときには、異常と判定されたデータ等を異
常検出一覧格納部9aに登録する。メモリ105b内の
異常検出一覧格納部9aに格納されたデータとアドレス
は定期的に異常検出一覧読み出し部20に読み出され、
このデータ等は回路表示装置106b内の異常検出一覧
格納部9bに格納されると共に、回路表示部12にこの
アドレスが入力される。
【0026】回路表示部12は、入力されたアドレスに
基づいて、異常発生の表示のために、表示モジュール/
ページ格納部6に格納したアドレスをマップ等を用いて
導出し、さらに、この導出したアドレスに基づいて表示
しようとするモジュールを読み出し、この後は第1実施
例と同様に異常が検出されたモジュール/ページに、デ
ータ表示部より読み出されたデータを付加してディスプ
レイ107に回路を表示する。
【0027】上述したように、この第2の実施例におい
ては、指定データ格納部4と異常検出部8をPC100
内に設けることにより、PCで異常検出を行い、回路表
示装置では表示等の処理を行い機能の分担が為される。
このため、PCが複数個並列に接続されたシステムにお
いても、PCがデータ監視機能を有しているので、デー
タの異常を直ちに検出することができる。
【0028】なお、第1及び第2の実施例において、異
常検出一覧格納部9a、9bにデータとアドレスを格納
したが、異常検出一覧格納部9a、9bを異常の履歴保
存としてのみ用いる場合であって、アドレスに対応する
データごとに格納領域を分けて設定した場合には、デー
タのみの格納であってもよい。また、異常発生時に該当
するモジュール/ページを表示する表示装置としてディ
スプレイを用いたが、プリンタ等により紙面上に出力表
示してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2に
記載したデータ監視装置においては、データの異常発生
時にオペレータの介在なしに自動的に該当するモジュー
ル/ページの回路が表示され、この表示されたシーケン
ス回路に基づいて故障箇所を分析することができ、故障
対策を短時間で行うことが可能になるという効果を有す
る。
【0030】そして、特に、請求項2によれば、異常検
出部をプログラマブルコントローラに設けることによ
り、プログラマブルコントローラで異常検出を行い、回
路表示装置では表示等の処理を行い機能の分担が為され
る。このため、プログラマブルコントローラでデータの
監視が為されるので、複数のプログラマブルコントロー
ラから成るシステムにおいても、データの異常を直ちに
検出するこことができる。
【0031】また、請求項3においては、異常検出一覧
格納手段を備えることにより、異常発生後すぐに復旧し
てしまうような故障であっても、異常発生の履歴を保存
することができ、PCの動作状態にかかわらず履歴表示
を行うことができると共に、後日に安全対策の参考とす
ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ監視装置の全体構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明における一実施例を示す構成図である。
【図3】シーケンス回路のディスプレイ表示を表す説明
図である。
【図4】本発明における他の実施例を示す構成図であ
る。
【図5】従来例の回路表示装置を示す構成図である。
【符号の説明】
2 モジュール格納領域 3 データ格納領域 4 指定データ格納部 5 異常検出データ領域指定部 6 表示モジュール/ページ格納部 7 表示モジュール/ページ指定部 8 異常検出部 9a、9b 異常検出一覧格納部 11 回路読み出し部 12 回路表示部 13 データ読み出し部 14 データ表示部 15 表示制御部 16、17 ケーブル 19 異常検出メモリ通知部 20 異常検出一覧読み出し部 105a、105b メモリ 106a、106b 回路表示装置 107 表示装置(ディスプレイ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーケンス制御内容を設定したモジュー
    ルを格納するモジール格納領域及び各モジュールに対応
    する監視データを格納するデータ格納領域を少なくとも
    有する記憶手段を備えたプログラマブルコントローラ
    と、前記モジュール格納領域に格納された所望のモジュ
    ールの内容をシーケンス回路として表示する回路表示装
    置とを備えたデータ監視装置において、 前記回路表示装置は、シーケンス制御の異常を検出する
    対象となるデータ領域及び当該データ領域に対応するモ
    ジュール領域を予め登録する登録手段と、該登録手段で
    登録されたデータ領域に対応する前記データ格納領域の
    データを監視して異常を検出する異常検出手段と、該異
    常検出手段で異常を検出したときに該当するデータ領域
    に対応するモジュールのシーケンス回路表示データを表
    示する回路表示手段とを備えることを特徴とするデータ
    監視装置。
  2. 【請求項2】 シーケンス制御内容を設定したモジュー
    ルを格納するモジール格納領域及び各モジュールに対応
    する監視データを格納するデータ格納領域を少なくとも
    有する記憶手段を備えたプログラマブルコントローラ
    と、前記モジュール格納領域に格納された所望のモジュ
    ールの内容をシーケンス回路として表示する回路表示装
    置とを備えたデータ監視装置において、 前記プログラマブルコントローラは、シーケンス制御の
    異常を検出する対象となるデータ領域を指定する異常検
    出対象データを格納する指定データ格納領域及び異常検
    出データを格納する異常検出一覧格納領域がさらに設け
    られた前記記憶手段と、前記指定データ格納領域に格納
    された前記異常検出対象データに対応する前記データ格
    納領域のデータを監視して異常を検出し、異常を検出し
    たときに異常検出データを前記異常検出一覧格納領域に
    格納する異常検出手段とを備え、前記回路表示装置は、
    シーケンス制御の異常を検出する対象となるデータ領域
    を指定して前記指定データ格納領域に登録する異常検出
    データ領域指定手段と、該異常検出データ領域指定手段
    で登録したデータ領域に対応するモジュール領域を登録
    するモジュール領域登録手段と、前記異常検出一覧格納
    領域の異常検出データを参照して該当するデータ領域に
    対応するモジュールのシーケンス回路表示データを表示
    する回路表示手段とを備えることを特徴とするデータ監
    視装置。
  3. 【請求項3】 前記回路表示装置は、前記異常検出手段
    で検出した異常検出データを格納する異常検出一覧格納
    手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載のデ
    ータ監視装置。
JP6174066A 1994-07-26 1994-07-26 データ監視装置 Pending JPH0836405A (ja)

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JP6174066A JPH0836405A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 データ監視装置

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JP6174066A JPH0836405A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 データ監視装置

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JP6174066A Pending JPH0836405A (ja) 1994-07-26 1994-07-26 データ監視装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001282314A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Toyoda Mach Works Ltd プログラマブル・コントローラにおける異常発生時にラダー回路を表示する装置

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JP2001282314A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Toyoda Mach Works Ltd プログラマブル・コントローラにおける異常発生時にラダー回路を表示する装置

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