JPS63241606A - プラント監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、プラントから入力したプロセスデータに基づ
いてプラント各部の状態を監視し、その監視結果を表示
するプラント監視装置に関する。

（従来の技術） 発電プラント等のプラントの運転を監視するプラント監
視装置は、プラントの各部に多数配置されている各種の
センサからの検出信号を入力し、それらの検出信号が所
定の範囲から逸脱する等の異常が発生しているかどうか
を監視する。そして、異常が発生したときには、その旨
をＣＲＴ表示装置やプリンタから出力して運転員に警報
していた。

この警報内容は、例えば、おのおののセンサの検出信号
の状態が異常であることの表示や、その異常検出された
箇所の位置の表示であった。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、このような従来装置では、異常が発生し
ている箇所が一連の制御シーケンスのどの部分に相当す
るか、あるいは、現在の制御が制御シーケンスのどの部
分まで進行しているかを知ることができないため、運転
員がプラントのシーケンス図をチェックしてそれらの事
象を確認する必要があり、運用上の手間が大きいという
不都合を生じていた。

また、近年では、プラントの安全性や経済性等を考慮し
て制御シーケンスが構成されていることから、制御シー
ケンスが非常に複雑化しており、上述のようなシーケン
ス図によるチェックが非常に困難になってきている。

本発明は、かかる従来技術の不都合を解消するため、異
常発生時における運転員の負担を軽減できるプラント監
視装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明は、プラントのシーケンス図を、おのおのの要素
の状態を識別できるようなグラフィックシンボルで表現
した状態で、表示するものである。

（作用） これにより、おのおののプラントシーケンス要素の状態
を容易にでき、また、プラントシーケンス制御の進行状
況も容易に判断できるので、運転員の負担を大幅に軽減
することができる。

（実施例） 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。

第１図は、本発明の一実施例にかかるプラント監視装置
を示している。

同図において、ロジック演算制御部１は、プラント２か
ら得られる各種のプロセスデータＰＤを入力し、ロジッ
クデータ記憶部３に記憶されているプラントシーケンス
ロジック情報を参照して、おのおののプロセスデータの
異常判別、および、シーケンス制御を実行するものであ
る。

ロジック演算制御部１は、その異常判別結果に基づいて
各シーケンス要素の状態をあられす状態信号ＳＴを形成
し、その状態信号ＳＴを表示制御部４に出力する。また
、シーケンス制御を実行するための制御データＣＤを形
成し、この制御データＣＤをプラント２に出力する。

シーケンス画面記憶部５は、プラント２におけるシーケ
ンス要素の接続状態をあられすシーケンス画面データを
記憶するものである。また、シーケンス全体が非常に大
きいため、シーケンス画面は複数に分割される。おのお
ののシーケンス画面には画面番号が付されて、識別でき
るようになっている。

グラフィックシンボル記憶部６は、シーケンス要素をあ
られすグラフィックシンボルデータを記憶するものであ
る。このグラフィックシンボルデータは、シーケンス画
面記憶部５に記憶されているシーケンス画面毎に記憶さ
れている。また、おのおののシーケンス要素の正常、異
常、待機および停止等の各状態を識別できるように、各
シーケンス要素について、おのおのの状態について１つ
のグラフィックシンボルが設定されている。

ＣＲ７表示装置７は、表示制御部４が形成する表示デー
タに対応した画像を表示するものである。操作入力装置
８は、ＣＲ７表示装置７に表示させるシーケンス画面を
選択するためのものである。

表示制御部４の一例を第２図に示す。

表示制御部４において、シーケンス画面取出部４１は、
操作入力装置８から出力される画面番号データＧＮに対
応したシーケンス画面データをシーケンス画面記憶部５
から取り出し、その取り出したシーケンス画面データを
表示データ発生部４２に出力する。また、画面番号デー
タＧＮをグラフィックシンボル取出部４３に通知する。

グラフィックシンボル取出部４３は、シーケンス画面取
出部４１から通知された画面番号データＧＮに対応した
グラフィックシンボルデータをグラフィックシンボル記
憶部６から取り出して、状態信号入力部４４に出力する
。

状態信号入力部４４は、ロジック演算制御部１から出力
された状態信号ＳＴを入力し、その状態信号ＳＴと、グ
ラフィックシンボル取出部４３より入力したグラフィッ
クシンボルデータを表示シンボル決定部４５に出力する
。

表示シンボル決定部４５は、入力したグラフィックシン
ボルデータのおのおののシーケンス要素の状態を、状態
信号ＳＴの内容により識別し、おのおののシーケンス要
素を表示するためのグラフィックシンボルを選択する。

そして、その選択したグラフィックシンボルのグラフィ
ックシンボルデータを、表示データ発生部４２に出力す
る。

表示データ発生部４２は、シーケンス画面データにおけ
るおのおののシーケンス要素の表示位置に、表示シンボ
ル決定部４５によって決定されたグラフィックシンボル
データを重ね合わせて、表示データを形成し、その表示
データをＣＲＴ表示装置７に出力する。

以上の構成で、所望のシーケンス画面を表示させるため
、監視員が操作入力装置８を操作してそのシーケンス画
面に設定されている画面番号を入力すると、それに対応
した画面番号データＧＮが操作入力装置８から表示制御
部４のシーケンス画面取出部４１に出力される。

これにより、シーケンス画面取出部４１は、シーケンス
画面番号ＧＮで指定された画面番号と同じ画面番号が設
定されているシーケンス画面データをシーケンス画面記
憶部５から取り出し、それを表示データ発生部４２に出
力するとともに、シーケンス画面番号ＧＮをグラフィッ
クシンボル取出部４３に通知する。

それにより、グラフィックシンボル取出部４３は、シー
ケンス画面番号ＧＮで指定された画面番号に対応したグ
ラフィックシンボルデータをグラフィックシンボル記憶
部６から取り出して、状態信号入力部４４に出力する。

一方、ロジック演算制御部１は、プラント２から適宜な
タイミングでプロセスデータＰＤを入力し、ロジックデ
ータ記憶部３に記憶されているシーケンス制御用のロジ
ックデータに従って所定のシーケンス制御を実行する。

その制御結果は、必要に応じて制御データＣＤとしてプ
ラント２に出力され、これによって、プラント２が所定
のシーケンスで動作する。

また、ロジック演算制御部１は、プロセスデータＰＤに
基づいて、プラント２における多数のシーケンス要素の
状態を判別し、その判別結果を状態信号ＳＴとして表示
制御部４の状態信号入力部４４に出力する。

これにより、状態信号入力部４４は、グラフィックシン
ボル取出部４３から入力したグラフィックシンボルデー
タと、ロジック演算制御部１から入力した状態信号ＳＴ
を、表示シンボル決定部４５に出力する。

それにより、選択されたシーケンス画面を構成するおの
おののシーケンス要素を、状態信号ＳＴの内容に対応し
た状態で表示するためのグラフィックシンボルデータが
、表示シンボル決定部４５から表示データ発生部４２に
出力される。

その結果、表示データ発生部４２により、シーケンス画
面を構成するおのおののシーケンス要素が、それぞれの
状態をあられすグラフィックシンボルとして表示される
画面を構成する表示データが形成され、その表示データ
がＣＲＴ表示装置７に出力される。

これによって、監視員が指定したシーケンス画面が、お
のおののシーケンス要素がその状態をあられすグラフィ
ックシンボルで表示された状態で、ＣＲＴ表示装置７に
より表示される。

このようにして、監視員がシーケンス制御を、各シーケ
ンス要素の接続状態を目視しながら監視できるので、現
在のシーケンス制御の進行状況を容易に確認することが
できる。また、おのおののシーケンス要素は、その状態
に対応したグラフィックシンボルで表示されるので、異
常や障害を生じたシーケンス要素を即確認でき、かかる
事態に迅速に対応することが可能である。したがって、
本発明によれば、監視作業の負担を大幅に軽減すること
ができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、プラントのシー
ケンス図を、おのおのの要素の状態を識別できるような
グラフィックシンボルで表現した状態で、表示したので
、おのおののプラントシーケンス要素の状態を容易にで
き、また、プラントシーケンス制御の進行状況も容易に
判断できるので、運転員の負担を大幅に軽減することが
できるという効果を得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかるプラント監視装置を
示すブロック図、第２図は表示制御部の一例を示すブロ
ック図である。 １・・・ロジック演算制御部、３・・・ロジックデータ
記憶部、４・・・表示制御部、５・・・シーケンス画面
記憶部、６・・・グラフィックシンボル記憶部、７・・
・ＣＲＴ表示装置、８・・・操作入力装置、４１・・・
シーケンス画面取出部、４２・・・表示データ発生部、
４３・・・グラフィックシンボル取出部、４４・・・状
態信号入力部、４５・・・表示シンボル決定部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プラントから入力したプロセスデータに基づいてプラン
   ト各部の状態を監視し、その監視結果を表示するプラン
   ト監視装置において、プラントシーケンス要素の接続状
   態を表示するシーケンス画面を記憶したシーケンス画面
   記憶装置と、プラントシーケンス要素を状態別に表示す
   るためのグラフィックシンボルデータを記憶したグラフ
   ィックシンボル記憶装置と、プラントシーケンス要素の
   状態判別結果に基づいて前記グラフィックシンボルデー
   タのうち表示するものを決定する表示シンボル決定手段
   と、前記シーケンス画面に前記表示シンボル決定手段で
   決定された前記グラフィックシンボルを合成して表示デ
   ータを形成する表示データ発生手段を備えたことを特徴
   とするプラント監視装置。