JPH02253313A - Crtオペレーション装置 - Google Patents

Crtオペレーション装置

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JPH02253313A
JPH02253313A JP1074497A JP7449789A JPH02253313A JP H02253313 A JPH02253313 A JP H02253313A JP 1074497 A JP1074497 A JP 1074497A JP 7449789 A JP7449789 A JP 7449789A JP H02253313 A JPH02253313 A JP H02253313A
Authority
JP
Japan
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crt
abnormality
operating
circuit
operated
Prior art date
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Pending
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JP1074497A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kusayama
草山 義男
Nobuyuki Matsumoto
信幸 松本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコンピュータを用いた例えば、プラントの監視
管理システムに用いられるCRTオペレーション装置に
係り、特に異常発生機器又は該機器に関連した41!器
の操作を迅速にしかも確実に行なうに好適なCRTオペ
レーション装置に関する。
[従来の技術] CRTオペレーション装置は、複数の機器に対する操作
スイッチの代わりにCRT付きの共通の操作盤を用い、
CRT上に選択的に表示した機器を共通の操作スイッチ
で操作できる様にして操作盤を合理化したプラントの監
視管理システムである。
従来のCRTオペレーション装置では、日立評論VOL
、 68.46. PP5〜8 r火力発電プラント最
新形情報監視管理システム」中に記載のように、プラン
トの数多くの操作端機器のうち目的の操作端機器の操作
スイッチをCR7画面上に表示させて操作するために第
10図に例示するように下記の操作手順を行なう。
操作ステップ1として、プラント全体を関連するいくつ
かの系統に分割したときの各系統に対する系統選択押ボ
タン91により、目的の操作端機器が属する系統(例え
ば「通風系統」)を選択する。これにより選択された系
統内の全操作端機器をいくつかの機器グループ単位に分
けて表示する系統的操作端全体表示画面92がCRT上
に表示される。第10図に示した系統的操作端全体表示
画面92においては、1..2..3.、(4,)、5
.。
6、.7.・・・が、それぞれ機器グループを意味する
操作ステップ2として、系統的操作端全体表示画面92
より目的の操作端機器が属する機器グループ(例えば[
2))を選択する。これにより当該機器グループ内に属
する全操作端機器を表示する機器グループ内操作端表示
画面93が表示される。
操作ステップ3として機器グループ内操作端表示画面9
3の中から目的の操作端機器を選択し。
自動から手動へ落す。
上記の各選択操作は、ブツシュボタン又はキーボードを
押す方式あるいはCRT画面にタッチする方式のいずれ
でもよい。
操作ステップ4として、全操作端機器に対し1つ備えj
であるハード押ボタン94を操作する(例えば「停止」
ボタンを押す)ことにより目的の操作端機器の操作が達
成される。
この他にも系統的操作端全体表示画面92及び機器グル
ープ内操作端表示画面93の代りに、全体系統及び詳細
系統図等の操作端機器を系統図でCRTに表示する方法
等も採られている。また、操作ステップ4のハード押ボ
タン94の代りにCRT上に操作スイッチの絵を表示し
、画面上の操作スイッチの絵をタッチすることにより操
作できるようにした操作方法等もある。
以上の様にCRTオペレーション装置を用いて操作端機
器を操作するためには、−数的に運転員により前述のス
テップの操作を行うようになっている。
このように、大量の操作端について1台のCRTにてオ
ペレーションを実施することとなし、しかも、従来操作
端毎に一つづつ設けたハードスイッチにより操作してい
たものを、多数の操作端機器を階層(ハイラルキー)表
現してコンピュータ処理による操作となしたことにより
、信頼性向上を図れる。
尚、特開昭62−171001 rプロセス制御装置」
に記載のように、従来ハードスイッチで行なっていた操
作をCRTにより行なうことによる誤操作防止について
操作指令に対してインターロックを設けることが考慮さ
れた例がある。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術では、プラントに何らかの異常が発生した
場合、警報装置により警報窓にランプ表示がされると共
に、ブザーにより運転員に告知がされるが、異常に対し
て操作が必要な操作端機器の判定は運転員により警報を
見てなされる。また、操作が必要と判定した操作端機器
を操作するためにikRはCRTオペレーション装置に
より前述した複数の操作ステップを順次行なって操作す
ることになるため以下の問題点が発生する。
警報装置により表示された警報を運転員が視覚により判
断して異常に対して操作が必要な操作端機器を判定する
ので間違い等が発生する可能性がある。また、操作が必
要と判定した操作端機器をCRTオペレーション装置で
操作する場合、いくつかの操作ステップを行なってから
機器操作を行なうことになるため、操作を行なおうと判
断した時点から実際の操作を行なうまでに時間がかかる
このため緊急な操作が必要とされる操作端機器の異常が
発生した場合、緊急対応操作ができないという問題があ
る。
本発明の目的は、CRTオペレーション装置を採用する
プラントにおいても、従来の個別ハードスイッチを使用
していたプラント以上にプラント異常発生時の異常対応
操作を迅速且つ確実にすることを可能とし、また操作性
に優れたCRTオペレーション装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、下記の手段を採る。
プラントに何らかの異常が発生した場合に、異常検出器
によりこれを検出し、異常発生信号をCRTオペレーシ
ョン装置に入力し、この異常発生信号により通常のオペ
レーション回路(第10図の如き操作をする回路)から
異常時のオペレーション回路に切替える。異常時のオペ
レーション回路には異常発生信号に対して最優先で操作
しなければならない操作端機器を判定する回路を設け、
異常が発生したと同時に、操作しなければならない操作
端機器の操作スイッチをCRT画面に自動的に表示する
ように成す。
また、操作性、監視性の観点からは、操作端機器を操作
しなければならない異常が発生した場合、操作しなけれ
ばならない操作端機器をCRTに表示し当該操作端機器
を手動操作可能とするに必要な機器操作手順を判断し、
順次CRT画面にそれらの機器の操作スイッチを自動的
に表示することとする。また、好ましくは操作スイッチ
と関連プロセス量及び関連機器の運転状態等を同−CR
T画面上に表示せしめる。
また、いくつかの異常発生信号が同時に発生した場合、
それら異常に対する処置の緊急度及び重要度を判断して
最優先に操作しなければならない操作端機器を判定し、
CRT画面上にその操作スイッチを表示するようにする
操作スイッチの操作は、ハードスイッチのブツシュボタ
ンを押す゛方式、CRT上の操作スイッチのブツシュボ
タンの絵をタッチする方式、あるいはCRT上の絵をマ
ウスを用いて選択する方式であってもよい。
また、判定された操作端機器の操作途中に、操作中の操
作端機器の異常よりも緊急及び重要度の高い他の操作端
機器を操作すべき異常が発生した場合、操作中の操作回
路に割込信号を入力し、操作中の機器よりも優先して該
他の操作端機器を操作可能とすることにより、CRTオ
ペレーション装置がどのような状態にあっても最優先に
操作しなければならない機器の操作スイッチをCRT画
面上に表示するようにする。
操作端機器を操作しなければならない異常が発生した場
合には、前述の如く対応操作が迅速にしかも確実に行な
えるが1通常時の操作の操作性を優れたものとするため
に、運転員の運転経歴等からくる運転能力に関してラン
ク付を行ない、その運転員に適したランクでの操作ステ
ップにより操作可能とすることが好ましい。
[作   用コ CRTオペレーション装置により操作される操作端機器
を操作しなければならない何らかの異常が発生した場合
、異常検出器により検知されたこの異常発生信号は警報
を発すると共にCRTオペレーション装置に自動的に入
力される。CRTオペレーション装置では異常発生信号
が入力されると共に通常操作回路より異常時操作回路に
切替り、発生した異常に対して操作しなければならない
操作端機器の判定を行ない、該当する操作端機器の操作
スイッチ画面をCRTに表示する。
運転員は、警報を確認し、機器の操作が必要であると判
断すればCRTオペレーション装置によりCRT画面に
表示されている操作端機器の操作スイッチを操作する。
この時点では、CRTオペレーション装置のCRT画面
には、発生した異常に関連して最優先で操作しなければ
ならない操作端機器の操作スイッチ画面が自動的に表示
されているため、運転員は操作が必要と判断したら直ち
にCRTオペレーション装置により操作でき、緊急時の
対応操作を迅速にしかも確実に行なうことができる。
また、CRT画面上には、最優先に操作しなければなら
ない操作端機器の操作スイッチの他に、当該操作に関連
したプロセス状態及び関連機器の運転状態が表示される
ことによって、運転員は監視から操作まで一つCRT画
面上で行なうことができ、監視性が向上し、異常機器の
操作判断も容易に行なうことができる。
複数の操作端機器を操作しなければならない異常が同時
にあるいは、操作途中に発生した場合においても、緊急
度及び重要度が高い方の異常に対する処理を優先させる
ため、CRTオペレーション装置がどのような状態でも
最優先で操作しなければならない操作端機器の操作スイ
ッチをCRT画面上に表示して操作可能ならしめる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。
第1図は本発明のCRTオペレーション装置の異1時の
オペレーション・システムの構成図を示す。
プラントの異常及びその各操作端機器の故障を検出する
ための検出器1によりプロセス量及びデジタル値の異常
が検出され、異常検知回路2に入力される。異常検知回
路2では、警報回路3に異常発生信号を出力すると共に
、操作端機器を操作しなければならない異常に対しては
異常判定回路4に異常発生信号を出力する。警報回路3
では、運転員に異常が発生したことを告知するため、表
示ランプ5をフリッカ(点滅)させたり、ブザー6を鳴
らす動作を行なう。
異常判定回路4は、複数の異常が同時に発生した場合等
に、緊急度及び重要度の高い異常発生信号を優先して機
器判定回路7に出力する。また異常発生信号が単発で発
生した場合には、入力された異常発生信号をそのまま出
力する。
機器判定回路7では、異常判定回路4から入力された異
常発生信号に対してどの操作端機器(A〜D)を操作し
なければならないかを判定し、操作機器信号(即ち、操
作をすべき操作端機器を特定する信号)を出力する。
機器判定回路7からの操作機器信号は、各機器毎に設け
である操作手順決定回路8(第1図においては、図の簡
単化のため、機器A、Dのみについて示す。)に入力さ
れ、該回路8は操作端機器を操作する上で、プラント安
定上または機器保護上から決まっている操作手順に従っ
た操作端機器信号を順次出力する。
操作手順決定回路8により出力された操作端機器信号を
入力されるCRT画面処理回路9は、操作端機器の操作
スイッチ画面を選択すると共に、操作スイッチ画面上に
表示する操作に関連したプロセス量及び関連機器運転状
態の情報または操作端機器に異常が発生し操作しなけれ
ばならない機器の操作スイッチ画面を自動表示したこと
のメツセージを一枚の操作スイッチ画面にまとめてCR
T選択回路10に出力する。
CRT選択回路10は、CRTオペレーション用として
のCRTが複数台ある場合にどのCRTに対し異常時の
操作スイッチ画面を表示させるかを選択する回路であり
、異常判定回路4に異常発生信号が入力されたことによ
りCR7選択を行なう。CRT画面処理回路9からの操
作スイッチ画面は、CRT選択回路10により選択され
たCRTに表示され、操作スイッチの手動操作が可能と
なる。
また1表示された操作スイッチにより操作している途中
に別の異常が発生し1発生した異常が現在操作中の異常
よりも緊急度及び重要度の高い異常であれば、この異常
への対応を優先させるために機器判定回路7及び操作手
順決定回路8に対して、割込信号出力回路11により割
込信号が出力され、緊急度及び重要度の高い異常に対応
するために必要な操作端機器が常に優先され操作可能と
なる。
以上述べた異常判定回路4、機器判定回路7゜操作手順
決定回路8.CRT画面処理回路9、CRT選択回路1
0で全体として異常時操作回路が構成される。
プラントの各機器が正常であるときには不図示の通常操
作回路(第10図に例示した如き動作をする操作回路)
により監視・管理を行なうが、操作端機器を操作しなけ
ればならない様な異常が発生したときは、通常時操作回
路から前記の異常時操作回路による監視・操作に切替え
る1本実施例では、この切替はCRT画面処理回路9に
て行う。
次に、異常発生時における実施例のCRTオペレーショ
ン装置の各部動作について説明する。
第2図にCRT選択回路(第1図の符号1oの部分)の
動作フローを示す。CRTオペレーション装置に使用さ
れるCRTは1通常運転中においては操作することがな
く、シーケンスマスタ渋滞等の自動化渋滞が発生した場
合、又は、操作端機器に異常が発生した場合等において
操作端機器の補完操作をするのに用いられるのが主であ
るから、一般では、オペレータコンソールにより選択表
示されるグラフィック画面等を表示するCRTと兼用さ
れている。また、CRTオペレーション装置のCRTの
台数は複数台が一般的である。CRTが複数台ある場合
に、操作端機器に異常が発生し、操作しなければならな
い操作端機器の操作スイッチをどのCRTに自動表示す
るかを選択する必要がある。
本実施例では、CRTオペレーション用とじて2台のC
RTが割当てられている場合、2台のCRTのいずれか
に対して異常時の対応を行なうCRTとしての優先度を
与えるものとし、また。
1人の運転員に対して2台のCRTによりオペレーショ
ンを行なうことは誤操作をまねきかねないという観点か
ら2白兵CRTオペレーション用に使用するといった選
択は行なわないとする。
異常時の対応に関して優先度を切替える切替スイッチ2
1により、CRT−1またはCRT−2に優先度を与え
ておく、操作端機器に異常が発生すると、優先CRT判
定器22により優先度を与えられているCRTを判定す
る。CRT−1に優先度が与えられている場合は、判定
器23.24により使用するCRTを選択する。また、
CRT−2に優先度が与えられている場合は1判定器2
5.26により使用するCRTを選択する。
第2図のようにCRT−1に優先度が与えられている場
合には1判定器23.24では、優先度を持たないCR
T−2がCRTオペレーションを実施中でなければ優先
してCRT−1を選択し、また、CRT−2がCRTオ
ペレーション実施中でCRT−1ではオペレーションを
行なっていない場合は、CRT2台をオペレーション用
として使用しないという観点に立ちCRT−2を選択す
る。また1判定器27では、選択されたC RT−1が
起動中であるかを判定し起動中でなければ自動起動回路
28により、CRT−1の立上げを行なう。。
同じく判定器25.26によりCRTを選択し、判定器
29によりCRT−2が起動中であるかを判定し起動中
でなければ自動起動回路30によりCRT−2の立上げ
を行なう。
これによりCRT−1選択信号31又はCRT−2選択
信号32が出力され、操作端機器に異常が発生した場合
に操作しなければならない操作端機器の操作スイッチを
表示するCRTが選択される。
第3図に異常判定回路(第1図の符号4の部分)の判定
フロー図を示す。操作端機器を操作しなければならない
異常が複数発生した場合には、緊急度、重要度の高い異
常に対して最優先に対処しなければならない。緊急度1
重要度判定テーブル33には、あらかじめ、操作端機器
を操作しなければならない全異常に対して緊急度及び重
要度の高い異常から順番に割付けられており、発生した
異常は割付けられたテーブル番号に入力される。
複数の異常が発生した場合、例えば、順番1のA機器異
常と順番6のF機器異常が発生した旨の異常発生信号(
これらは第1図の異常検知回路2から出力される)が生
じたとすると、これらは緊急度、重要度判定テーブル3
3の順番1及び順番6のテーブルに入力される。順番判
定器34は、緊急度、重要度判定テーブル33から入力
される信号のうち順番が早いものを優先して出力する回
路で、この場合、順番の早いへ機器異常発生信号が出力
回路35に出力される。
これにより、複数の異常が同時に発生した場合でも、緊
急度、重要度の高い異常を選択し優先して異常操作端機
器判定回路7に異常発生信号を出力することができる。
第4図に機器判定回路(第1図の符号7の部分)の判定
フローを示す。異常判定回路4からの異常発生信号に対
してへ機器異常判定器36.B機器異常判定器37、C
機器異常判定器38.n機器異常判定器39で順次判定
を行ない、異常発生信号に対してどの操作端機器を操作
しなければならないかを判定する。異常発生信号がC機
器を操作しなければならない異常発生信号である場合、
最初にへ機器異常判定器36に入力され、へ機器を操作
すべき異常ではないと判定され、Blll兵器判定器3
7に入力される。ここでもB機器を操作すべき異常でな
いと判定され、C機器異常判定器38に入力され、C機
器を操作しなければならない異常を判定され、C機器操
作信号42が出力される。また、へ機器を操作しなけれ
ばならない異常の場合へ機器操作信号40が、8機器を
操作しなければならない異常の場合、B機器操作信号4
1が出力される。また、全ての機器の判定器でも判定で
きなかった場合には選択不良メツセージ44を出力する
これにより、操作すべき機器が判定され、操作手順決定
回路7に出力される。
第5図に操作手順決定回路(第1図の符号8の部分)の
ブロック図を示す、操作端機器の中には、通常操作にお
いても対象とする操作端機器を直接に操作せず、プラン
トの安定または機器の保護のため他の機器を操作した後
に見象とする操作端機器を操作する等の操作手順を必要
とするものがある。この様な機器に対し異常発生により
操作が必要となった場合でも同様の操作手順を踏む必要
があるため、操作手順に沿って操作端機器の操作スイッ
チをCRT画面に表示させる必要がある。
例えば、復水ポンプに異常が発生し、復水ポンプ操作信
号45が入力された場合、復水ポンプの保護上、復水ポ
ンプ出力弁を全閉してから復水ポンプを停止させる操作
手順が必要であるため、1番目の操作機器として復水ポ
ンプ出力弁46を操作端機器出力回路47に出力する。
操作端機器出力回路47からの操作端機器信号に基づき
、CRT画面処理回路9及び、CRT選択回路10によ
り選択されたCRT上に操作スイッチが表示され、運転
員による手動操作が可能となる。
復水ポンプ出力弁が運転員により操作された場合には、
復水ポンプ出口弁が動作したことを復水ポンプ出口弁に
設けられている動作接点48により検出し、復水ポンプ
出目弁についての操作完了信号49を出力する。この操
作完了信号49により、操作手順に従い次に操作しなけ
ればならない機器として復水ポンプ50が選択され、操
作端機器出力回路47に出力されると共に、復水ポンプ
出口弁出力信号をカットする。第5図中の(WO)は、
この復水ポンプ出口弁出力信号の断、接を切替えること
を表ねしている。このようにして、操作端機器出力回路
47への入力信号は復水ポンプ出口弁から復水ポンプへ
と自動的に切替えられる。
そして、復水ポンプ出口弁は運転員による手動操作可能
状態から手動操作不能状態に自動的に切替えられ、一方
、復水ポンプは初めて手動操作可能状態となる。
これにより、復水ポンプの通常時の操作手順と同様の手
順により、異常が発生した場合においても、CRT画面
に操作スイッチを順次自動表示し、(即ち、1番目に復
水ポンプ出口弁の操作スイッチを表示し、該スイッチの
操作完了を確認した後、復水ポンプ出口弁の操作スイッ
チの表示を消して。
2番目に復水ポンプの操作スイッチを表示し、)運転員
による手動操作可能とする。
他方、操作端機器出力回路47により1番目に操作しな
ければならない復水ポンプ出口弁が出力されているにも
かかわらず、ある規定した時間が経過しても運転員によ
る手動操作完了とならないことを時限タイマー51によ
り検出した場合には。
操作不良メツセージ52が出力され、運転員に告知する
。復水ポンプ出口弁を手動操作した後に。
ある規定した時間が経過しても運転員による復水ポンプ
の手動操作完了となっていないことを時限タイマー51
によって検知した場合も同様である。
第6図に割込信号出力回路(第1図の符号11の部分)
の判定フロー図を示す、これまでの一連の回路により、
操作端機器を操作しなければならない異常が発生した場
合に、最優先に操作しなければならない操作端機器の操
作スイッチをCRT画面上に表示し操作可能となるが1
表示された操作スイッチを操作し、発生した異常が回復
途中等に、別の新たな操作端機器を操作しなければなら
い異常が発生した場合、この新たに発生した異常が、T
!を在操作中の異常よりも緊急度及び重要度の高い異常
であるときには、これに応じて、最優先に操作しなけれ
ばならない操作スイッチをCRT画面上に切替えて表示
し操作可能とする必要がある。
異常発生信号53が発生した場合、判定器54により現
在操作中の機器があるかを判定し、なければ異常発生出
力回路55に出力し;現在操作中の機器があれば判定器
56により、現在操作中の操作端機器異常よりも緊急度
及び重要度の高い異常であるかを判定し、高い異常でな
ければ、ふたたび判定器54の入力端子に戻り、現在操
作中の操作端機器が操作完了するまで判定を続ける。−
方、緊急度及び重要度の高い異常であれば、割込信号出
力回路57により機器判定回路7及び操作手順決定回路
8に対し割込信号を出力し、発生した異常を優先し、こ
れに対して操作するべき操作端機器の操作スイッチをC
RT画面上に切替えて表示し操作可能とする。
第7図にCRT画面処理回路(第1図の符号9の部分)
の動作フロー図を示す、操作手順決定回路8よりの操作
端機器信号58はそれぞれプロセス量出力回路59.操
作スイッチ選択回路60、メツセージ出力回路61に入
力される。
操作スイッチ選択回路60は、たくさんの機器操作スイ
ッチ画面62の中から、操作端機器信号58に対応する
機器操作スイッチ画面を選択する。
プロセス量出力回路59は、操作端機器信号58に対し
てあらかじめ決めである表示項目をプロセス量入力回路
63より読み込み、操作スイッチ画面62にあらかじめ
割当てであるエリアに出力する。
またメツセージ出力回路61は、操作端機器に異常が発
生し操作スイッチ画面を目動表示したことを運転員に告
知するために、操作端機器信号58に対応したあらかじ
め決められているメツセージを、操作スイッチ画面62
の割当てられたエリアに出力する。
これにより、異常が発生した場合の操作しなければなら
ない機器の操作スイッチ画面が構成され、CRTに表示
される。
また、操作端機器信号58は、切替回路64及びメツセ
ージ出力回路65にも入力される。
切替回路64は、操作端機器に異常が発生した場合1通
常時の操作回路より異常時操作回路への切替えを行なう
メツセージ出力回路65は、通常時操作回路により表示
されているCRT画面上に、操作端機器を操作しなけれ
ばならない異常が発生したため。
現在表示されている画面から異常時操作回路により判定
された操作端機器操作スイッチ画面表示に切替えること
の予知メツセージを出力する。
次に通常時操作回路でのオペレーション操・作に対し1
本発明に基づく異常時操作回路に切替えた場合のオペレ
ーションフローがどのようになるがを第8図により説明
する6通常時のオペレーション操作では、復水ポンプの
操作スイッチ66をCRTi!]面上に表示させるため
に、大系統選択画面67より復水ポンプが含まれる大系
統画面を手動で選択する。いくつかの大系統画面の中か
ら選択された復水系統画面68がCRT上に表示される
。更に、復水系統画面の中でも復水ポンプが含まれてい
る小系統画面(復水器系統画面69)を選択する。いく
つかの小系統画面の中から手動で選択された復水器系統
画面69がCRT上に表示され1本画面の中から操作目
的とする復水ポンプを手動で選択することにより、CR
Tオペレーション装置により操作される機器操作スイッ
チ画面の中から復水ポンプ操作スイッチ画面66が選択
されてCRTに表示され、操作可能となる。この一画面
の操作は操作フロー〇の手順により行なわれる。
操作端m器を操作しなければならない異常が発生したと
き、これの補完操作を通常時の操作回路にて行なおうと
した場合、例えばCRTに復水器系統画面69を表示中
に別系統の給水系統に含まれているM−RFPに異常が
発生しこれを手動遠隔操作しようとした場合、現在表示
中の復水器系統画面69より操作フロー■の手順に従い
、操作目的のM−RFP操作スイッチ画面70をCRT
に表示し操作可能とするという手順を踏むことが必要と
なる。
これに対して本実施例のCRTオペレーション装置にお
いては操作端機器を操作しなければならない異t71が
発生した場合に、これまでに述べた各回路により、操作
フロー■に示すように、操作しなければならない操作機
器の判定を自動的に行ない当該操作機器の操作スイッチ
を選択する様に構成された異常時操作回路72より、直
接操作スイッチ画面(本例では70)がCRT上に表示
される。
このように1本実施例によれば、プラントに異常が発生
した場合、操作端機器を操作が必要な異常に対して、操
作しなければならない機器の操作スイッチをCRTに自
動表示できるので、異常発生時に迅速な対応操作が可能
であり、また、緊急度及び重要度の高い異常に対してす
る対応を常に優先となし得るので、信頼度の高い操作が
できるという利点がある。
第9図は1通常時操作の操作性を良くするために、CR
Tオペレーション装置を操作する運転員の運転経歴また
は運転能力等に応じて、目的の操作端411器の操作ス
イッチを表示させるまでの操作ステップ数を現定する回
路の一実施例を示す、運転員の名前、運転経歴等運転員
に関する各種情報が入力されているICカード101を
、CRTオペレーション装置を操作する前に入力回路1
02に入力する。入力された運転員に関する各種情報に
基づき、操作レベル判定回路103により運転員の運転
能力を総合的に判断し、各A、B、Cとランク付を行な
う、パランクの信号はパランク操作回路104、Bラン
クの信号はBランク操作回路105.Cランクの信号は
Cランク操作回路106にそれぞれ入力される。各ラン
クの操作回路では、ランクに応じた操作回路を組む0例
えば。
パランクの場合は、運転経歴も豊富で熟練された運転員
が操作する場合であり、他のランクの場合において操作
信頼性確保のために設けである操作ステップをスキップ
させた操作回路となっており、他のランクよりも早い操
作が可能となる。各ランクの操作回路からの信号は、C
RT I O7に入力され、このCRTにより各ランク
に応じたCRTオペレーション操作ができる本実施例に
よれば、運転員に応じた操作ステップによりCRTオペ
レーション装置を操作することができ、熟練した運転員
に対しては、操作が簡素化され、操作性を向上すること
ができる。
なお1以上述べた本実施例においては、CRT上に操作
すべき操作端機器の操作スイッチ画面を表示し、該操作
スイッチを操作することで当該操作端機器が操作される
ような方式としたが、CRT上に操作すべき操作端機器
を表示し、このとき操作盤に設けられた共通の操作スイ
ッチを操作することで当該表示された操作端機器が操作
されるような方式を採用してもよい。
[発明の効果コ 本発明によれば、CRTオペレーション装置により操作
プラントや機器に異常が発生し、それに対応すべく機器
の操作が必要となった場合に、操作の優先すべき機器を
自動的に選択し、これを通常時の手順をスキ、ツブして
CRT上に自動表示して直ちに該機器を操作できるよう
にしたので、早く操作ができ、緊急時の対応操作に対し
て操作性向上の効果がある。またCRT画面に、異常が
発生した機器又は、該機器に関連して最優先に操作しな
ければならない操作端機器の画面が自動表示されるので
異常監視上の効果もある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例のCRTオペレーション装置
の異常時のオペレーション・システム構成図、第2図は
CRT選択回路の動作フロー図。 第3図は異常判定回路の判定フロー図、第4図は機器判
定回路の判定フロー図、第5図は操作手順決定回路のブ
ロック図、第6図は割込信号出力回路の判定フロー図、
第7図はCRT画面処理回路の動作フロー図、第8図は
オペレーションフロー図、第9図は運転員の操作能力に
応じた操作回路を有するCRTオペレーション装置構成
図、第10図は従来技術でのCRTオペレーション装置
での操作フロー図である。 1・・・検出器      2・・・異常検知回路4・
・・異常判定回路   7・・・機器判定回路8・・・
操作手順決定回路 9・・・CRT画面処理回路 10・・・CRT選択回路 11・・・割込信号出力回路 第 図 第 図 第 図 61・・・メツセージ出力回路 65・・・メツセージ出力回路 第 図 104・・・Aランク操作回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 操作盤にCRTを備え、多数の機器またはその操作
    スイッチのうちから、通常時には幾つかの操作ステップ
    を踏んで選択したものをCRT画面上に表示し、この表
    示された機器が、操作盤上の共通の操作スイッチまたは
    該機器と共にCRT上に表示された操作スイッチを操作
    することによって、操作されるように構成した CRTオペレーション装置において、 機器を操作しなければならない異常の発生を示す異常発
    生信号を出力する異常判定手段と、該異常判定手段から
    出力された異常発生信号に基づき該異常に対して優先的
    に操作すべき機器を特定する操作機器信号を出力する機
    器判定手段と、該機器判定手段から出力された操作機器
    信号に対応する機器またはその操作スイッチを示す画面
    を選択して出力するCRT画面処理手段とを備え、該C
    RT画面処理手段から出力された画面を通常時に踏む操
    作ステップをスキップして優先的にCRT上に表示し、
    それに対応する機器を操作可能とするようにしたことを
    特徴とするCRTオペレーション装置。 2 前記異常判定手段は、複数の異常が発生したときに
    最も緊急度・重要度の高いものから順次優先的に異常発
    生信号を出力する請求項1記載のCRTオペレーション
    装置。 3 前記機器判定手段は、操作すべきものと特定した機
    器の操作が、予め定められた関連機器の一定手順に沿っ
    た操作を必要とするものであるときは、該関連機器を一
    定手順に沿って順次示す操作機器信号を出力する請求項
    1又は2記載のCRTオペレーション装置。 4 前記機器判定手段にて特定された機器の操作途中に
    、該機器の操作よりも緊急度・重要度の高い他の機器の
    操作が必要な異常が発生したとき、これを示す割込信号
    を前記異常判定手段および機器判定手段に出力する割込
    信号出力手段を備え、以て、上記操作途中の機器に優先
    して上記他の機器またはその操作スイッチをCRT上に
    表示して上記他の機器を優先操作可能とするようにした
    請求項1、2又は3記載のCRTオペレーション装置。 5 前記CRT画面処理手段は、機器または操作スイッ
    チを表示するCRT画面と同一画面上に当該機器の操作
    に関連するプロセス状態量または関連機器の運転状態の
    表示を出力する請求項1記載のCRTオペレーション装
    置。
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