JPH1173220A - オペレーション装置 - Google Patents

オペレーション装置

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JPH1173220A
JPH1173220A JP24755797A JP24755797A JPH1173220A JP H1173220 A JPH1173220 A JP H1173220A JP 24755797 A JP24755797 A JP 24755797A JP 24755797 A JP24755797 A JP 24755797A JP H1173220 A JPH1173220 A JP H1173220A
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JP
Japan
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screen
condition
automatic display
display
automatic
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JP24755797A
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English (en)
Inventor
Yoshiyo Oguchi
佳代 小口
Toshiro Isshiki
利朗 一色
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作端画面に関連する他の自動表示条件の成
立を表示させ、運転員が認識可能とする。 【解決手段】 自動表示画面条件情報テーブル17は、
自動表示条件の成立している複数の自動表示条件に対応
する自動表示画面シリアル番号と関連する情報を含む条
件番号と条件名称との項目を保存可能とする。自動表示
画面情報登録手段8Aは、自動表示条件テーブル10と
状変テーブル9とを参照して自動表示画面条件情報テー
ブル17へ条件番号と条件名称とを登録すると共に、対
応する画面番号を自動表示画面番号テーブル11へ登録
する。自動表示画面表示手段12Aは、操作端画面に関
連する自動表示条件が成立している条件番号に該当する
条件名称を含めてCRT表示装置4へ表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの異常等
が発生したとき、オペレータがプラントへ操作出力する
ための操作端画面をCRT等の表示装置に表示し、オペ
レータが迅速に対応できるオペレーション装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】工業プラントでは、プラント補機が設置
されている現場でプラント状態を監視しながらの操作か
ら、中央操作室等により集中的に監視・操作する集中監
視操作手段が、運転員の負荷軽減や運転員の人数の削
減、プラント操作の迅速化等を目的として採用されてい
る。
【0003】このような集中監視操作のためにプラント
機器が配置されている現場には、プラント状態量の測定
のためのセンサやバルブ開閉といった補機状態の検出の
ためのスイッチ類、補機の遠隔操作のための駆動装置が
設置されている。一方、中央操作室にはセンサにより計
測されたプラント状態量を表示するメータ等の表示器や
補機状態を示すランプ類、補機起動停止操作のためのス
イッチ等の操作器を監視操作盤上に配置し、温度・圧力
等のプラント状態量や補機の状態を監視しながら操作す
る手段が取られていた。
【0004】このような手段では、対象プラントの巨大
化や複雑化につれて表示器及び操作器の数が増大したた
めに、監視操作盤の巨大化や運転員の負担増をもたら
し、経済性・操作性の面で問題が出てきたので、このよ
うな問題点の解決策の一つとして、プラント運転に計算
機を応用した監視制御システムが使用されるようになっ
てきた。この監視制御システムのマンマシンインターフ
ェースとしては、CRT表示装置が用いられており、漢
字表示やグラフィック表示が可能なCRT表示装置や種
々の入力装置が開発されるにいたって、その操作性は監
視操作盤によるそれと同等以上のレベルになってきた。
【0005】このようにして、近年では監視操作盤に代
わり、CRT表示装置及びCRT表示装置の卓上に配置
されたキーボード入力装置の組み合わせによるものが用
いられるようになってきた。以下これをCRTオペレー
ション装置と呼ぶ。
【0006】CRTオペレーション装置は、通常、運転
員の対話要求により、操作する操作器の画面をCRT表
示器に表示させる。しかし、近年では巨大化、複雑化し
たプラントを運転するために複数の操作器を操作するよ
うになってきたため、操作する操作器を迅速に選択し、
しかも誤操作を防止する対策として、オペレータが監視
すべき表示器及び操作すべき操作器の画面をCRT表示
装置に自動的に表示する機能が使用されるようになって
いる。
【0007】以下、CRTオペレーション画面自動表示
機能を備えるCRTオペレーション装置について説明す
る。
【0008】図36は、CRTオペレーション画面自動
表示機能を備える従来のCRTオペレーション装置の全
体構成図である。
【0009】図において、プロセス入出力手段7は、制
御装置2からプラント1のデータの入出力を行い、その
データを状変テーブル9へ更新保存を行う。自動表示条
件テーブル10は、操作端画面を自動表示する条件を保
存する。自動表示画面情報登録手段8は、プラント1の
データによって自動表示実行可否を判断し、自動表示画
面番号テーブル11へ自動表示対象画面の登録を行う。
自動表示画面番号テーブル11は、自動表示する画面の
画面番号を保存する。自動表示画面リセット手段14
は、プラント1のデータによって自動表示対象画面の消
去可否を判断し、自動表示画面番号テーブル11から消
去する。画面データテーブル13は、CRTオペレーシ
ョン画面の表示内容を保存する。対話処理手段15は、
CRT表示装置4への出力及びタッチスクリーン5、操
作用キーボード6からのオペレータの対話操作信号の入
力を行う。自動表示画面表示手段12は、自動表示画面
番号テーブル11を参照して、表示する画面番号に対応
する画面データを画面データテーブル13から読み込
み、自動表示対象画面を対話処理手段15を介してCR
T表示装置4に表示させる。CRTオペレーション操作
指示出力手段16は、プラント1への操作指示を対話処
理手段15から受け取り、プロセス入出力手段7を介し
て制御装置2に通知する。
【0010】図37は、自動表示条件テーブル10のデ
ータ構成である。図に示すように、自動表示条件テーブ
ル10は、条件シリアル番号10aと条件番号10bと
条件名称10cと条件10dと画面番号10eからな
り、プラントの状態に応じて自動表示する条件を組み、
格納している。
【0011】図に示す画面番号10eのエリアには自動
表示される画面の画面番号が格納される。また、一画面
には図43に示す通り操作器を操作するための操作フレ
ームが複数個入るため、同一の画面を表示する条件も複
数個存在することとなる。従って、各条件に番号と名称
をつけて、条件番号10bのエリア、条件名称10cの
エリアにそれぞれが格納される。条件シリアル番号a
は、本テーブルに格納されている全条件の通し番号であ
る。また条件10dのエリアには、対象画面を表示する
条件が格納される。
【0012】図38は、自動表示画面番号テーブル11
のデータ構成である。本テーブルは、図37に格納され
ている条件の中で成立している条件が表示する画面の画
面番号10bを格納している。自動表示条件シリアル番
号11aは、現在条件が成立していて表示する対象とな
っている画面の通し番号である。
【0013】図39は、自動表示画面番号テーブル11
に画面番号を登録する自動表示画面情報登録手段8の処
理を示すものである。
【0014】図に示すように、まず、図37に示す自動
表示条件テーブル10を参照して条件シリアル番号10
aを「1」として状変テーブル9の入力点のデータを参
照して、条件10dが成立しているか判定する(S1〜
S3)。条件10dが成立しているとき、条件シリアル
番号10aに対応する画面番号10eを抽出し、図38
に示す自動表示画面番号テーブル11を参照する(S
3,S4)。このとき、自動表示画面番号テーブル11
に同一の画面番号がないとき、自動表示画面番号テーブ
ル11に新たに該当番号を登録する(S5,S6)。以
上の処理は、自動表示条件テーブル10の条件シリアル
番号iがyとなるまで順次実行される。
【0015】このように、自動表示条件テーブル10を
上から順番に参照し、状変テーブル9と比較して成立し
ている条件を探し、成立している条件があれば表示対象
の画面番号を求めて自動表示画面番号テーブル11に登
録するが、その際同一画面番号は重複しないように登録
する。
【0016】次に、図40は、条件成立後に条件が不成
立となった画面番号を自動表示画面番号テーブル11か
ら消去する自動表示画面リセット手段14の処理を示す
ものである。
【0017】まず、自動表示する条件を組んである全て
のCRTオペレーション画面分の画面カウンタに初期設
定として0をセットする(S10,S11)。本カウン
タは、自動表示条件が成立していない場合に0がセット
される。その後、自動表示条件テーブル10を上から順
番に参照し、状変テーブル9と比較して成立している条
件を探す(S12)。成立の条件があればその条件の表
示対象の画面番号を求め、該当画面番号の画面カウンタ
を1カウント分アップさせる(S13,S14)。さら
に、自動表示条件テーブル10を最後まで参照し終わっ
た時点で画面カウンタが0の画面の画面番号が自動表示
画面番号テーブル11にあれば、その画面番号を消去す
る(S15,S16,S17,S18)。
【0018】図41は、自動表示画面を表示する自動表
示画面表示手段12の処理を示すものである。図に示す
通り、自動表示画面番号テーブル11を参照し、登録さ
れている画面番号の画面を表示する。その際、表示中テ
ーブル更新手段12−1が、対話処理手段15からの要
求に応じて自動表示画面番号テーブル11から対象とな
る画面番号を読み取り、表示中テーブル12−2に更新
し、その画面番号の画面が画面表示手段12−3によっ
て表示される。
【0019】図42は、対話処理手段15の作用を示す
図であって、対話処理手段15では、CRTオペレーシ
ョン装置3のタッチスクリーン5または操作用キーボー
ド6から表示要求15−1があると、自動表示画面表示
手段12へ表示要求をして表示データを取込みCRT表
示装置4へ表示する。また、画面の頁前進要求15−2
があると自動表示画面表示手段12へ頁前進要求をして
該当する表示データを取込みCRT表示装置4へ表示す
る。また、頁後進要求15−3があると、自動表示画面
表示手段12へ頁後進要求をして該当する表示データを
取込み、CRT表示装置4へ表示する。さらに、CRT
オペレーション操作指示15−11があると、操作内容
をCRTオペレーション操作指示出力手段16へ通知す
る。
【0020】図43は、自動表示されるCRTオペレー
ション画面の一例である。図のように操作器の操作を行
うためのイメージ表示(以下これを操作フレームと呼
ぶ)を並べた画面が、プラントの状態に応じて自動的に
表示される。
【0021】図44は、CRTオペレーション操作を行
うための操作用キーボード6の一例を示すものである。
【0022】本キーボードと図43の画面上のタッチ操
作を組み合わせて、CRTオペレーション操作指示出力
手段16へ操作指示を出力をする。
【0023】図43、図44を例にとると、図43に示
す画面に表示されている操作フレーム内のPB表示のエ
リアをタッチし、図44に示すPBを押下することによ
り、図42に示す通り対話処理手段15を介してCRT
オペレーション操作指示15−11がCRTオペレーシ
ョン操作指示出力手段16へ操作指示を出力する。
【0024】このように従来のCRTオペレーション装
置3は、図39に示す処理のように同一画面が複数条件
によって表示要求がされた場合でも自動表示画面番号テ
ーブル11には1枚の画面だけを登録すると共に、図4
0に示すように自動表示条件が不成立となった場合には
自動表示画面を自動的に消去する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では、操作端画面の表示中に、他の関連する自動表
示条件が成立しても、この状況を知らせる手段が無く、
対応する措置ができないという問題があった。
【0026】また、第2の課題として、従来の装置で
は、運転員のプラント状態の確認が十分にできないとい
う問題がある。
【0027】従来技術によるCRTオペレーション画面
自動表示機能では、図40に示すように自動表示条件が
不成立となった場合には自動表示画面を自動的に消去し
ていた。そのため、CRTオペレーション操作をしなけ
ればならないような状況になっていたことを運転員が気
付くことなく画面が消去されてしまい、条件が自動的に
解消された場合には条件発生していたこと自体を見落と
すというおそれがあった。
【0028】また、第3の課題として、操作の緊急性に
よる優先度づけの問題がある。
【0029】従来技術によるCRTオペレーション自動
表示機能では、あるCRTオペレーション画面を表示し
ている間に、さらに操作優先度が高い他の自動表示条件
が起こっても頁番号表示が無かったために運転員が気付
かず、迅速な操作ができないというおそれがあった。
【0030】また、第4の課題として、プラント状態の
一括監視に関する問題がある。
【0031】従来技術によるCRTオペレーション自動
表示機能では、あるCRTオペレーション画面を表示し
ている間には他の要因が起こっていても頁を送らなけれ
ば見ることができず、プラント状態の一括監視ができな
かった。それにより、操作優先度が高い他の自動表示条
件が起こっていても迅速な判断と操作ができないという
おそれがあった。
【0032】また、第5の課題として、緊急時の迅速な
操作に関する問題がある。
【0033】従来のCRTオペレーション自動表示機能
では、プラント状態を一括監視することは可能である
が、操作優先度の高い要因を見つけても、その画面を容
易に呼び出すことができず、迅速な操作ができないとい
うおそれがあった。
【0034】また、第6の課題として、プラント状態の
正確な状況把握に関する問題がある。
【0035】従来のCRTオペレーション自動表示機能
では、プラント状態を一括監視することは可能であるが
自動表示条件が不成立となっても運転員の要求によりC
RTオペレーション画面を消去するため、一覧表示にも
条件が不成立となっていても画面が残っている場合はそ
の条件が表示されることとなる。その場合、運転員が過
去に起こった要因を把握することができるが、現在のス
テータスを知ることができなかったため、正確な状況把
握をすることができないというおそれがあった。
【0036】そこで、本発明は、操作端画面を自動表示
する際に、運転員がプラント状態を漏れなく監視するこ
とを可能とし、さらに緊急時に優先的に迅速に操作する
ことを可能とするオペレーション装置を提供することを
目的とする。
【0037】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
ントから取り込まれ状変テーブルへ保存されたプラント
データについて所定の自動表示条件が成立したとき該当
操作端画面を表示装置へ自動表示し、所定の自動表示条
件の内で関連する自動表示条件の少なくとも一つが成立
したとき共通の該当操作端画面を表示装置に表示すると
共に、入力装置から操作端画面に応じてプラント操作デ
ータをプラントへ出力してプラントを操作するオペレー
ション装置において、関連する自動表示条件をまとめた
関連情報を含む条件番号と該条件番号に対応する自動表
示条件を特定可能とする条件内容情報とを複数登録可能
とする登録テーブルと、所定の自動表示条件が成立した
該当する条件番号と条件内容情報とを登録テーブルへ登
録する登録手段と、登録テーブルに登録された条件番号
に対応する該当操作端画面を表示装置へ自動表示する一
方、条件番号に関連情報を含むとき、共通の該当操作端
画面を表示装置へ自動表示し、かつ、自動表示条件が成
立している関連する条件内容情報を該当操作端画面内に
表示可能とする表示手段とを設けるようにしたものであ
る。この手段によれば、所定の自動表示条件が成立する
と、関連する自動表示条件を含めた情報を有する条件番
号と自動表示条件を特定する条件内容とが順次複数可能
にテーブルへ登録される。そして、条件番号に該当する
操作端画面が表示装置に自動表示され、条件番号の中に
関連情報を含むものがあると共通の該当操作端画面が表
示され、さらに、他の関連する自動表示条件が成立して
いると、該当する自動表示条件の内容を特定する条件内
容情報が該当操作端内に表示される。これにより、関連
する自動表示条件の内でいずれかの自動表示条件が成立
して操作端画面を監視中で、対応操作をしているとき、
他の関連する自動表示条件が成立したとき、他の関連す
る自動表示条件が成立したことが画面上で即座に判り、
他の関連する自動表示条件に対する措置を含めて操作を
することができる。従って、従来のように操作端画面を
表示するための条件番号が一つしか登録できず、共通の
操作端画面の表示中に関連する他の自動表示条件が成立
しても運転員が認識できないという問題が解消され、的
確、かつ、迅速な操作をすることができる。
【0038】請求項2の発明は、請求項1記載のオペレ
ーション装置において、自所定の自動表示条件を連番と
するシリアル番号と、対応する所定の自動表示条件を記
述すると共に、関連する自動表示条件を特定可能とする
関連情報を含む条件番号と画面番号とを予め定める自動
表示条件テーブルと、自動表示条件が成立しているシリ
アル番号と条件番号と自動表示条件の内容を表す条件名
称とによる該当項目を複数登録可能とする自動表示画面
条件情報テーブルと、この自動表示画面条件情報テーブ
ルへ登録された該当項目に対応して表示装置へ表示する
ためのシリアル番号と画面番号とによる該当項目を複数
登録可能する自動表示画面番号テーブルと、自動表示条
件テーブルと状変テーブルとを参照して自動表示条件が
成立している該当項目について自動表示画面条件情報テ
ーブルへ登録すると共に、自動表示画面番号テーブルへ
該当項目を登録する自動表示画面情報登録手段と、自動
表示画面番号テーブルに登録された画面番号に該当する
操作端画面を表示装置へ自動表示する一方、随時自動表
示画面条件情報テーブルと自動表示画面番号テーブルと
を参照し、両テーブルのシリアル番号をキー検索情報と
して新たに登録された条件番号の関連情報に対応する条
件名称を抽出して、操作端画面内に条件名称を表示する
自動表示画面表示手段と、自動表示画面条件情報テーブ
ル及び自動表示条件テーブル、状変テーブルとを参照し
て自動表示条件が不成立へ復帰しているとき自動表示画
面条件情報テーブル及び自動表示画面番号テーブルの該
当項目を消去する自動表示画面リセット手段とを設ける
ようにしたものである。この手段によれば、所定の自動
表示条件が成立すると、関連する自動表示条件を含めた
情報を有する条件番号と自動表示条件を特定する条件内
容とが自動表示画面条件情報テーブルへ順次複数可能に
テーブルへ登録される。そして、自動表示画面番号テー
ブルの画面番号に該当する操作端画面が表示装置に自動
表示され、条件番号の中に関連情報を含むものがあると
共通の該当操作端画面が表示される、さらに、自動表示
画面条件情報テーブルと自動表示画面番号テーブルとが
シリアル番号をキーにして検索され、他の関連する自動
表示条件が成立すると、該当する自動表示条件の内容を
特定する条件名称が該当操作端内に表示される。これに
より、関連する自動表示条件の内でいずれかの自動表示
条件が成立して操作端画面を監視中で、対応操作をして
いるとき、他の関連する自動表示条件が成立したとき、
他の関連する自動表示条件が成立したことが画面上で即
座に判り、他の関連する自動表示条件に対する措置を含
めて操作をすることができる。従って、従来のように操
作端画面を表示するための条件番号が一つしか登録でき
ず、共通の操作端画面の表示中に関連する他の自動表示
条件が成立しても運転員が認識できないという問題が解
消され、的確、かつ、迅速な操作をすることができる。
【0039】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2記載のオペレーション装置において、自動表示画面リ
セット手段は、所定の自動表示条件が不成立へ復帰し、
かつ、現在表示中の画面についてリセット要求のあった
ときのみ要求された画面番号に基づき自動表示画面番号
テーブルの該当項目を消去すると共に、画面番号に対応
するシリアル番号から自動表示画面条件情報テーブルの
該当項目を消去するようにしたものである。この手段に
よれば、所定の自動表示条件が不成立へ復帰し、その後
にリセット要求があったときのみ該当操作端画面が消去
される。これにより、運転員が認識した後に操作端画面
が消去されるので、従って、運転員が気付くことなく見
落としたり、対応操作が遅れてなされないという事態を
解消することができる。
【0040】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
記載のいずれかのオペレーション装置において、自動表
示画面番号テーブルを参照して自動表示条件が成立して
いる総数と現在表示中の頁番号を取得する頁番号表示手
段と、自動表示条件が成立している総数が増加してバッ
ク頁が増加したとき頁の増加を知らせる頁番号フリッカ
要求をするバック頁通知手段と、このバック頁の全てが
対話処理により表示装置へ表示されたとき頁番号フリッ
カ中止要求をするバック頁通知リセット手段と、頁番号
表示手段から自動表示条件の成立している総数と頁番号
を受け取りこれらの情報を表示装置の操作端画面内に表
示させる手段と、バック頁通知手段からバック頁が増加
して頁番号フリッカ要求を受け取り表示装置の操作端画
面内に頁番号のフリッカ表示をさせる手段と、バック頁
通知リセット手段から頁番号フリッカ中止要求を受け取
り表示装置の頁番号のフリッカを中止させる手段とを設
けるようにしたものである。この手段によれば、自動表
示条件が成立している総数と表示中の頁番号の情報とが
操作端画面に表示され、総数が増加するとフリッカ表示
される。そして、全頁が表示されるとフリッカ表示が消
去される。これにより、操作端画面中に他の自動表示条
件が成立したことが即座に認識でき、優先的に緊急を要
するものに対応操作ができ、見落とすおそれを解消する
ことができる。
【0041】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
記載のいずれかのオペレーション装置において、対話処
理手段を介しての一覧表示要求によって自動表示画面条
件情報テーブルを参照して自動表示条件が成立している
自動表示対象画面を一覧形式に編集し、対話処理手段を
介して表示装置へ自動表示対象画面一覧表示をさせる自
動表示対象画面一覧表示手段を設けるようにしたもので
ある。この手段によれば、自動表示条件が成立している
自動表示対象画面の全てが一覧形式で表示される。これ
により、対話処理により画面を送らなくても一括して全
体の状況の把握ができ、迅速、かつ、的確な対応措置が
できる。
【0042】請求項6の発明は、請求項5記載のオペレ
ーション装置において、表示装置へ自動表示対象画面一
覧表示の表示中に対話処理手段を介して画面展開要求が
あったとき自動表示画面番号テーブルを参照して対応す
る展開先の画面番号を自動表示画面表示手段へ通知し
て、表示装置へ表示要求をする画面展開処理手段を設け
るようにしたものである。この手段によれば、自動表示
対象画面一覧表示の一つが必要によって選択され表示装
置へ表示される。これにより、画面を順次送る手間が不
要で、即座に必要な画面へ展開でき、迅速、かつ、的確
な操作ができる。
【0043】請求項7の発明は、請求項5記載のオペレ
ーション装置において、対話処理手段を介して表示装置
へ自動表示対象画面一覧表示をさせる一方、その後に自
動表示条件が不成立へ復帰した条件名称に色替え表示す
る処理をする自動表示対象画面一覧表示手段と、自動表
示画面条件情報テーブル、自動表示条件テーブル、状変
テーブルのそれぞれを参照して自動表示画面条件情報テ
ーブルの自動表示条件が不成立へ復帰した条件番号を自
動表示対象画面一覧表示手段へ通知する自動表示対象画
面一覧要因状態通知手段とを設けるようにしたものであ
る。この手段によれば、自動表示対象画面一覧表示の内
で、その後自動表示条件が不成立へ復帰した条件名称に
ついて色替え表示がされる。これにより、自動表示条件
が不成立となったものが画面上でそのまま即座に判り、
正確な状況の把握をすることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0045】図1は、本発明の第1実施及び第2実施の
形態を示すCRTオペレーション装置の構成図である。
図1において、従来例を示す図36と同一符号は、同一
部分または相当部分を示している。
【0046】第1実施の形態は、関連する自動表示条件
をまとめた関連情報を含む条件番号と該条件番号に対応
する自動表示条件を特定可能とする条件内容情報とを複
数登録可能とする登録テーブルと、所定の自動表示条件
が成立した該当する条件番号と条件内容情報とを登録テ
ーブルへ登録する登録手段と、登録テーブルに登録され
た条件番号に対応する該当操作端画面を表示装置へ自動
表示する一方、条件番号に関連情報を含むとき、共通の
該当操作端画面を表示装置へ自動表示し、かつ、自動表
示条件が成立している関連する条件内容情報を該当操作
端画面内に表示可能とする表示手段とを設けている。
【0047】この構成によれば、所定の自動表示条件が
成立すると、関連する自動表示条件を含めた情報を有す
る条件番号と自動表示条件を特定する条件内容とが順次
複数可能にテーブルへ登録される。そして、条件番号に
該当する操作端画面が表示装置に自動表示され、条件番
号の中に関連情報を含むものがあると共通の該当操作端
画面が表示され、さらに、他の関連する自動表示条件が
成立していると、該当する自動表示条件の内容を特定す
る条件内容情報が該当操作端内に表示される。このよう
に第1実施の形態によれば、関連する自動表示条件の内
でいずれかの自動表示条件が成立して操作端画面を監視
中で、対応操作をしているとき、他の関連する自動表示
条件が成立したとき、他の関連する自動表示条件が成立
したことが画面上で即座に判り、他の関連する自動表示
条件に対する措置を含めて操作をすることができる。従
って、従来のように操作端画面を表示するための条件番
号が一つしか登録できず、共通の操作端画面の表示中に
関連する他の自動表示条件が成立しても運転員が認識で
きないという問題が解消され、的確、かつ、迅速な操作
をすることができる。
【0048】第2実施の形態は、図1に示すようにプロ
セス入出力手段7と自動表示画面情報登録手段8Aと状
変テーブル9と自動表示条件テーブル10と自動表示画
面番号テーブル11と自動表示画面表示手段12Aと画
面データテーブル13と自動表示画面リセット手段14
Aと対話処理手段15とCRTオペレーション操作指示
出力手段16と自動表示画面条件情報テーブル17とを
設けている。
【0049】図1において、自動表示条件テーブル10
は、自動表示条件と条件番号と画面番号とを予め定め
る。自動表示画面番号テーブル11は、自動表示する自
動表示画面シリアル番号と画面番号とによる項目を登録
する。自動表示画面条件情報テーブル17は、自動表示
条件の成立している複数の自動表示条件に対応する自動
表示画面シリアル番号と条件番号と条件名称との項目を
保存可能とする。
【0050】自動表示画面情報登録手段8Aは、自動表
示条件テーブル10と状変テーブル9とを参照して自動
表示画面条件情報テーブル17へ条件番号と条件名称と
を登録すると共に、対応する画面番号を自動表示画面番
号テーブル11へ登録する。
【0051】自動表示画面リセット手段14Aは、自動
表示画面条件情報テーブル17及び自動表示条件テーブ
ル10と状変テーブル9とを参照して自動表示条件が不
成立となっているとき自動表示画面条件情報テーブル及
び自動表示画面番号テーブルの該当項目を消去する。
【0052】自動表示画面表示手段12Aは、自動表示
条件テーブル10と自動表示画面番号テーブル11とを
参照して画面データテーブルから画面データを取込み状
変テーブル9からプラントデータを取込み自動表示の操
作端画面を自動表示の条件名称を含めてCRT表示装置
4へ表示させる。
【0053】すなわち、第2実施の形態に関わるCRT
オペレーション装置3は、従来例を示す図36の構成例
に、図2に示す自動表示条件の条件番号と条件名称とを
格納した自動表示画面条件情報テーブル17を付加す
る。そして、従来技術の自動表示画面情報登録手段8
に、図3に示すように、同一画面でも他の条件が成立し
ていれば画面を登録する処理を付加した自動表示画面情
報登録手段8Aと、従来技術の自動表示画面リセット手
段14に、図4に示すように同一画面でも、まだ条件が
成立している条件があれば画面を消去せず、条件不成立
となった条件で表示している画面のみを消去する処理を
付加した自動表示画面リセット手段14Aとを設ける。
【0054】また、従来技術の自動表示画面表示手段1
2に対して、図5に示すように、対話処理手段15から
の要求に応じて自動表示画面番号テーブル11から対象
となる画面番号と自動表示画面シリアル番号も読みとり
表示中テーブル12−2aに更新する処理を付加した表
示中テーブル更新手段12−1aと、自動表示画面シリ
アル番号を格納するエリアを付加したデータ構成の表示
中テーブル12−2aと、表示中テーブルの自動表示画
面シリアル番号をキーに自動表示画面条件情報テーブル
17から条件名称を読みとり、その条件名称を画面内に
表示する処理を付加した画面表示手段12−3aを有す
る自動表示画面表示手段12Aを備えている。
【0055】上記する自動表示画面条件情報テーブル1
7は、自動表示の情報を条件単位で保存するため、図2
に示すように、現在成立している条件のシリアル番号で
ある自動表示画面シリアル番号17aと条件番号17b
と条件名称17cを格納するデータ構成となっている。
【0056】自動表示画面情報登録手段8Aは、図3に
示す処理を実行し、図37に示す自動表示条件テーブル
10の条件シリアル番号i=1について状変テーブル9
を参照して条件が成立するか否かを判定する(S21〜
S23)。この判定で条件が成立すると、条件番号を自
動表示条件テーブル10から取り出して自動表示画面条
件情報テーブル17を参照し、自動表示画面条件情報テ
ーブル17に同一条件番号が有するか否かを判定する
(S24,S25)。この判定で同一条件番号がないと
き自動表示画面条件情報テーブル17へ条件番号を登録
する(S26)。そして、登録した条件番号の自動表示
画面シリアル番号と同じ番号で自動表示条件テーブル1
0から求めた画面番号を自動表示画面番号テーブル11
へ登録する(S27)。以上の処理は、自動表示画面シ
リアル番号i=1からi=y以上となるまで実行され
る。
【0057】このように、自動表示画面情報登録手段8
Aは、自動表示条件テーブル10の条件を一つずつ順番
に参照して各自動表示条件に使用しているポイントを求
め、状変テーブル9と比較して成立している条件を求め
る。また成立している条件の条件番号を自動表示条件テ
ーブル10から求め、自動表示画面条件情報テーブル1
7を参照する。自動表示画面条件情報テーブル17に同
一条件番号がなければ自動表示画面条件情報テーブル1
7に成立している自動表示条件の条件番号と条件名称を
登録する。さらに、自動表示条件テーブル10から登録
した条件番号に対応した自動表示画面シリアル番号を求
め、番号をキーにその条件が自動表示する画面番号を求
めて自動表示画面番号テーブル11に登録する。
【0058】上記自動表示画面条件情報テーブル17の
追加と自動表示画面情報登録手段8Aの処理の追加によ
りCRTオペレーションの自動表示画面を条件単位で表
示することが可能となった。それにより、同一画面であ
っても条件毎に複数枚登録することが可能となった。
【0059】自動表示画面リセット手段14Aは、図4
に示すように、自動表示条件テーブル10の条件を一つ
ずつ順番に参照して各自動表示条件に使用しているポイ
ントを求め、状変テーブル9と比較して不成立となって
いる条作を求める(S31〜S33)。また不成立とな
っている条件の条件番号を自動表示条件テーブル10か
ら求め、自動表示画面条件情報テーブル17を参照する
(S34)。このとき、自動表示画面条件情報テーブル
17に同一条件番号があれば自動表示画面条件情報テー
ブル17から不成立の自動表示条件の条件番号と条件名
称を消去する(S35,S36)。
【0060】さらに、自動表示条件テーブル10から消
去した条件番号に対応した自動表示画面シリアル番号を
求め、番号をキーに該当する画面番号を求めて自動表示
画面番号テーブル11から消去する(S37)。以上の
処理が自動表示画面シリアル番号i=1からi=y以上
となるまで実行される(S38,S39)。
【0061】上記自動表示画面リセット手段14Aの処
理の追加により、CRTオペレーションの自動表示画面
を条件単位で消去することが可能となった。これによ
り、ある画面を表示している条件の一つが解消された場
合でも、他の条件が残っていればその条件で麦示した画
面は残るため、操作すべき操作を全て運転員が認識する
ことができる。
【0062】自動表示画面表示手段12Aは、図5に示
すように、表示中テーブル更新手段12−1が対話処理
手段15より対話要求を受け取り、その要求に応じて自
動表示画面番号テーブル11を参照して表示すべき画面
番号を求め、表示中テーブル12−2aに書き込む。さ
らに画面表示手段12−3aの画面番号を読込み、画面
データテーブル13の中の表示する画面番号に対応する
画面データを使用して対話処理手段15を介して表示要
求をかける。
【0063】また、現在表示されている自動表示画面が
どの条件で表示されている画面かを運転員が認識できる
ようにするため、画面表示手段12−3aは自動表示画
面の条件名称も自動表示画面内に表示する。
【0064】表示中テーブル更新手段12−1aは、対
話処理手段15からの要求に応じて自動表示画面番号テ
ーブル11から対象となる画面の画面番号だけでなく、
その自動表示画面シリアル番号も読みとり、表示中テー
ブル12−2aに書き込む。さらに、画面表示手段12
−3aは表示中テーブル12−2aにある自動表示画面
シリアル番号をキーとして自動表示画面条件情報テーブ
ル17から現在表示している画面を表示している条件の
条件名称を求め、対話処理手段15を介して表示する。
また、画面表示手段12−3aは、従来技術と同様に状
変テーブル9を周期的に参照して画面の表示内容を更新
する。
【0065】上記自動表示画面表示手段12Aの処理の
追加により、現在表示されている自動表示画面がどの条
件で表示されているか画面かを運転員が認識できるよう
になった。これにより、同一画面が複数条件で表示され
ても、各画面がどの条件で表示されたかが分かり、操作
する操作フレームを間違えないだけでなく、操作すべき
操作を全て漏らすことなく認識することができる。
【0066】対話処理手段15は、従来技術の図42に
示すと同様に、タッチスクリーン5を介してCRT表示
装置4から、または操作用キーボード6から要求された
対話要求が自動表示画面表示手段12Aに通知され、C
RTオペレーション操作指示がCRTオペレーション操
作指示出力手段16へ通知される。また、自動表示画面
表示手段12Aから表示する画面の表示データを受け取
り、表示要求を行う。
【0067】自動表示条件テーブル10は、図37に示
す従来技術と同様なデータ構成で、CRTオペレーショ
ン画面を自動表示する条件番号と条件内容、その条件で
表示要求がかけられる画面の画面番号を格納している。
【0068】次に、本発明の第2実施の形態による具体
例として、ある操作器と密接に関係するプロセス値が異
常となった場合に、そのプロセス他を操作する操作フレ
ームが含まれるCRTオペレーション画面が自動表示さ
れるという場合を例にとり説明する。
【0069】図6は、自動表示画面条件情報テーブル1
7の実施の形態を示したものである。例えば、図7に示
す画面番号100の画面内の操作フレームaと操作フレ
ームbに関わるプロセス値がそれぞれ異常となった場
合、また画面番号101の画面内の操作器フレームiに
関わるプロセス値が異常となった場合を想定する。また
他には何も条件が不成立で、順番としては操作フレーム
aに関わるプロセス値の異常、操作フレームiに関わる
プロセス値の異常、操作フレームbに関わるプロセス値
の異常の順に起こったとする。その場合には自動表示画
面条件情報テーブル17は、図6に示すデータ構成とな
り、これに対応して自動表示画面番号テーブル11は、
図8に示すデータ構成となる。
【0070】すなわち、図6に示す自動表示画面条件情
報テーブル17は、自動表示画面シリアル番号17aの
1,2,3に対応して条件番号17bの100−1,1
01−1,100−2、これらに対して条件名称17c
のa異常,i異常,b異常となっている。これに対応す
る図8に示す自動表示画面番号テーブル11の自動表示
画面シリアル番号11aの1,2,3に対応して画面番
号11bの100,101,100となっている。
【0071】また、図42に示す同様の対話処理手段1
5の自動表示画面の表示要求15−1を最初に受け取っ
たときには、自動表示画面表示手段12Aの中の表示中
テーブル12−2aは、図9に示すように自動表示画面
シリアル番号1と画面番号100との構成となり、その
後に頁前進要求15−2を受けとったときには、図1
0、図11のように順次更新されていく。頁後進要求1
5−3を受け取ったときには図11の構成から、図1
0、図9へと順次更新されていく。
【0072】以上の構成で、CRTオペレーション画面
自動表示機能において、CRTオペレーション画面を条
件単位で自動表示することを考える。
【0073】ある操作器と密接に関係するプロセス値が
異常となった場合に、そのプロセス値を操作する操作フ
レームが含まれるCRTオペレーション画面が自動表示
されるという場合を例にとり説明する。
【0074】例えば、図7に示す画面番号100の画面
内の操作フレームaと操作フレームbに関わるプロセス
値がそれぞれ異常となった場合、また画面番号101の
画面内の操作フレームiに関わるプロセス値が異常とな
った場合を想定する。また他には何も条件が不成立であ
って、順番としては操作フレームaの異常、操作フレー
ムiの異常、操作フレームbの異常の順に起こったとす
る。この場合の画面表示順序は、図12に示すような表
示順序になる。すなわち、図3に示すような自動表示画
面登録手段8Aの処理によって自動表示画面条件情報テ
ーブル17に条件番号と条件名称が図6のように登録さ
れる。また自動表示画面番号テーブル11には画面番号
が図8のように登録される。その状態で表示要求をかけ
ると、初回表示要求時は、自動表示画面表示手段12A
の中の表示中テーブル12−2aは図9に示す構成とな
り、画面番号100が表示される。その後頁前進要求を
行ったときには図10、図11のように更新されてい
き、画面101、100と展開されていく。
【0075】また、図5に示ように自動表示画面表示手
段12Aは、図9に示す表示中テーブル12−2aから
自動表示画面シリアル番号1を読みとり、その番号をキ
ーにして図6に例を示す自動表示画面条件情報テーブル
17から条件名称「a異常」を読みとる。さらに、画面
表示手段12−3aが対話処理手段15を介してCRT
オペレーション画面内に条件名称「a異常」を図12に
示すように表示する。
【0076】このように第2実施の形態では、従来のC
RTオペレーション画面自動表示機能を備えたCRTオ
ペレーション装置に、さらに、同一画面に対して複数条
件によって表示要求された場合に条件数だけ同一画面が
登録される処理、さらに、画面内にその画面を表示して
いる条件の条件名称を表示する処理を設けることによ
り、どんな条件がどういう順番で発生したかを運転員が
認識できるようになった。
【0077】例えば、図7に示す、操作フレームaの異
常により表示された画面番号100を表示中に操作器b
の異常が発生した場合には、さらにもう一枚画面番号1
00がバック頁に入り、しかも、条件名称が表示される
ため、頁前進することで自動表示条件が時系列に分か
る。従って、操作すべき操作を見落とさずに行うことが
可能となった。
【0078】次に、本発明の第3実施の形態に関わるC
RTオペレーション装置を説明する。
【0079】第3実施の形態は、第1実施及び第2実施
の形態に自動表示画面リセット要求手段18を追設した
もので、自動表示画面リセット要求手段18は、自動表
示条件が不成立となっており、かつ、現在表示中の画面
についてリセット要求のあったときのみ画面番号に基づ
き自動表示画面番号テーブル11の該当項目を消去する
と共に、画面番号に対応する自動表示画面シリアル番号
から自動表示画面条件情報テーブル17の該当項目を消
去することを特徴とするものである。
【0080】すなわち、第3実施の形態に関わるCRT
オペレーション装置3は、図1に示した第2実施の形態
の構成例に、図13に示すように、対話処理手段15A
からのリセット要求により自動表示画面リセット手段1
4Bにリセット要求とリセットする画面番号を通知する
自動表示画面リセット要求手段18を付加し、さらに、
従来技術の対話処理手段15に、自動表示画面リセット
要求手段18へリセット要求を通知する処理を付加した
対話処理手段15Aと、第2実施の形態の自動表示画面
リセット手段14Aに、自動表示画面リセット要求手段
18からのリセット要求を受け取ってから、リセット要
求のあった画面番号と現在表示されている画面番号が一
致していることを比較して画面を消去する処理を付加し
た自動表示画面リセット手段14Bを備えたものであ
る。
【0081】この構成によれば、自動表示画面リセット
要求手段18を追加したことにより、自動表示画面を運
転員の操作終了後にリセット要求にて画面を自動表示条
件毎に消去する処理ができる。
【0082】自動表示画面リセット要求手段18は、図
14及び図15に示すように、対話処理手段15Aから
リセット要求15−4を受け取ると、そのタイミングで
自動表示画面表示手段12Aの中の表示中テーブル12
−2aを参照して現在表示されている画面番号を求める
(S41,S42)。そして、現在CRT表示装置4に
表示中の対象画面番号を自動表示画面リセット手段14
Bに通知する(S43)。
【0083】対話処理手段15Aは、図14に示すよう
に、タッチスクリーン5を介してCRT表示装置4から
リセット要求があった場合、リセット要求15−4を自
動表示画面リセット要求手段18に通知する。
【0084】自動表示画面リセット手段14Bは、図1
6に示す処理を行い、自動表示画面リセット要求手段1
8からリセット要求があった場合に自動表示画面番号テ
ーブル11を参照する(S51〜S53)。続いて、リ
セット要求があった画面番号と比較する(S54)。こ
の比較で、同一画面番号があったら、自動表示画面番号
テーブル11から対象画面番号に対応する自動表示画面
シリアル番号を検索キーとして、その画面を表示してい
る条件番号を自動表示画面条件情報テーブル17から求
める(S55)。さらに、該当する条件番号の自動表示
条件が成立しているかどうかを自動表示条件テーブル1
0と状変テーブル9とを比較して判定し、自動表示条件
が不成立なら自動表示画面条件情報テーブル17から条
件番号と条件名称を消去する(S56,S57)。以上
の処理が自動表示画面シリアル番号がi=1からi=y
以上となるまで繰り返される(S58,S59)。
【0085】このように、自動表示画面リセット要求手
段18の追加及び対話処理手段15A、自動表示画面リ
セット手段14Bの処理の追加したので、運転員が操作
が終わった後、または条件が解消された後に消去したい
画面を表示してからリセット要求を行った場合に対象画
面を消去するため、CRTオペレーション操作をしなけ
ればならないような状況になっていたことを運転員が必
ず確認することができ、正しくプラントの監視ができ
る。
【0086】次に、ある操作器と密接に関わるプロセス
値が異常となった場合に、そのプロセス値を操作する操
作フレームが含まれるCRTオペレーション画面が自動
表示されるという場合を例にとり説明する。
【0087】図6は従来技術に付加した自動表示画面条
件情報テーブル17の一実施の形態を示したものであ
る。例えば、図7に示す画面番号100の画面内の操作
フレームaと操作フレームbに関わるプロセス値がそれ
ぞれ異常となった場合、また画面番号101の画面内の
操作器フレームiに関わるプロセス値が異常となった場
合を想定する。また他には何も条件が不成立で、順番と
しては操作フレームaに関わるプロセス値の異常、操作
フレームiに関わるプロセス値の異常、操作フレームb
に関わるプロセス値の異常の順に起こったとする。その
場合には自動表示画面条件情報テーブル17は、図6に
示すデータ構成となる。また、その場合の自動表示画面
番号テーブル11は図8に示すデータ構成となる。
【0088】以上の構成で、CRTオペレーション画面
自動表示機能において、自動表示条件が不成立となった
自動表示画面を運転員のリセット要求にて画面を条件毎
に消去することを考える。例えば、図7に示す画面番号
100の画面内の操作フレームaと操作フレームbに関
わるプロセス値がそれぞれ異常となった場合(条件番号
100−1、100−2)、また画面番号101の画面
内の操作フレームiに関わるプロセス値が異常となった
場合(条件番号101−1)を想定する。また他には何
も条件が不成立で、順番として操作フレームaの異常、
操作フレームiの異常、操作フレームbの異常の順に起
こったとする。そのときの画面表示順序を図12に示
す。図12に示すような表示順序になる処理の流れとし
ては、図3に示すような自動表示画面登録手段8Aの処
理によって自動表示画面条件情報テーブル17に条件番
号と条件名称が図6に示すように登録される。
【0089】この場合に、条件番号100−1で表示し
ている画面番号100を表示中にまだ未確認であった画
面番号101を表示している条件番号101−1の条件
が不成立になったとする。このような場合でも自動表示
画面は自動的に消去されないため、対話処理手段15A
を介して頁を送ると画面番号101が表示きれる。
【0090】次に、条件番号100−1で表示している
画面番号100を表示中に条件番号100−1が不成立
になり、さらにまだ未確認である条件番号100−2で
表示している画面番号100がバック頁に存在し、条件
番号100−2の条件はまだ成立している場合を想定す
る。その場合に条件番号100−1で表示している画面
番号100を表示中に運転員が画面リセット要求を行う
と、条件番号100−1で表示している画面番号100
は消去されるが、条件番号100−2で表示している画
面番号100が残る。
【0091】このように、第3実施の形態では第2実施
の形態のCRTオペレーション画面自動表示機能を備え
たCRTオペレーション装置に、さらに自動表示画面の
自動表示条件が不成立となっても自動的には画面を消去
せず、運転員によるリセット要求により画面をリセット
する処理を設けるので、CRTオペレーション操作をし
なければならないような状況が未だ存在することを画面
上で運転員が確認することができる。
【0092】次に、本発明の第4実施の形態に関わるC
RTオペレーション装置を説明する。
【0093】第4実施の形態は、図17に示すように第
3実施の形態に頁番号表示手段19とバック頁通知手段
20とバック頁通知リセット手段21とを追設したもの
である。
【0094】頁番号表示手段19は、自動表示画面番号
テーブル11を参照して自動表示画面の総数と現在表示
中の頁番号を入手する。バック頁通知手段20は、自動
表示画面の総数が増加してバック頁が増加したとき頁の
増加を知らせる頁番号フリッカ要求をする。バック頁通
知リセット手段21は、バック頁の自動表示画面の全て
がCRT表示装置4へ表示されたとき頁番号フリッカ中
止要求をする。自動表示画面表示手段12Bは、頁番号
表示手段19から自動表示画面の総数と頁番号を受け取
りCRT表示装置4へ表示させる手段と、バック頁通知
手段20からバック頁が増加して頁番号フリッカ要求を
受け取りCRT表示装置4へ頁番号のフリッカ表示をさ
せる手段と、バック頁通知リセット手段20から頁番号
フリッカ中止要求を受け取りCRT表示装置4の頁番号
のフリッカを中止させる手段とを付加している。
【0095】この構成により、頁番号表示手段19が追
加されたので、何枚の自動表示条件が成立しているかを
確認することが可能となった。またバック頁通知手段2
0が追加されたので、バック頁が増えたことを運転員に
通知することが可能となった。
【0096】頁番号表示手段19は、図18に示す処理
を実行し、対話処理手段15Aからの表示要求または頁
前進要求、頁後進要求を受け取ると自動表示画面番号テ
ーブル11から現在条件が成立している自動表示示画面
の総数を求める(S61,S62)。
【0097】さらに、自動表示画面表示手段12Bの中
の表示中テーブルから現在表示中の画面の自動表示画面
シリアル番号を求める(S63)。そして、自動表示画
面の総数を分母、現在表示中の画面の自動表示画面シリ
アル番号を分子とした頁番号を自動表示画面表示手段1
2Aの画面表示手段に通知する(S64)。さらに、通
知した自動表示画面の総数をバック頁通知手段20に通
知する(S65)。頁番号表示手段19は一旦表示要求
を受け取った時点から、自動表示画面が表示されている
間は周期的に自動表示画面番号テーブル11を参照し、
自動表示画面の総数を更新する。これにより、自動表示
している画面の総数が分かり、バック頁に何枚画面があ
るかを、頁を送らなくても認識することが可能となっ
た。
【0098】バック頁通知手段20は、図19に示すよ
うに、頁番号表示手段19から受け取った自動表示画面
の総数を受け取ると、自動表示画面番号テーブル11の
自動表示画面シリアル番号と比較する(S71〜S7
3)。この比較で自動表示する画面がバックページに増
えた場合に自動表示画面表示手段12Bの中の画面表示
手段に、頁が増えたことを意味する頁番号フリッカ要求
を通知する(S74)。また自動表示画面番号テーブル
11から表示要求時以降に増えた自動表示画面の画面番
号をバック頁通知リセット手段21に通知する(S7
5)。
【0099】上記により、どの画面が増えたことで頁番
号のフリッカしているかを通知することができる。頁番
号のフリッカがリセットされた後も、周期的に自動表示
画面の総数と自動表示画面番号テーブル11の自動表示
画面シリアル番号とを比較する。
【0100】次に、バック頁通知リセット手段21は、
図20及び図21に示すように、バック頁更新手段21
−1がバック頁通知手段20から受け取った表示要求時
以降に増えた自地表示画面の画面番号をバック頁通知テ
ーブル21−2へ保存する(S81〜S82)。続い
て、自動表示画面表示手段12Bの中の表示中テーブル
12−2aに保存されている画面番号とバック頁通知テ
ーブル21−2に保存されている画面番号を比較して一
致すればバック頁通知テーブルから画面番号を消去する
(S83〜S85)。
【0101】さらに、バック頁通知リセット要求手段2
1−3が、バック頁通知テーブル21−2を参照し、保
存されている画面番号が全て無くなれば画面表示手段1
2Bにバック頁通知のリセット要求を行う(S86,S
87)。この結果、フリッカ頁が増えたことによる頁番
号のフリッカが、フリッカさせた要因となる画面を全て
表示した後にフリッカが止まる。
【0102】このように自動表示画面表示手段12B
は、図22に示すように、頁番号表示手段19から頁番
号を受け取り、対話処理手段15Aに表示要求を行う。
また、バック頁が増えると、バック頁通知手段20から
頁番号フリッカ要求を受け取り、表示している頁番号を
フリッカさせる。さらに、増えたバック頁の表示が全て
終わったタイミングでバック頁通知リセット手段21か
ら頁番号フリッカのリセット要求を受け取り、頁番号の
フリッカを止める。これにより、あるCRTオペレーシ
ョン画面を表示している間に表示画面が追加された場合
に、現在表示している画面の頁番号を色替えして運転員
に通知するため、あるCRTオペレーション画面を表示
している間に、他の自動表示条件が起こったことを運転
員が認識でき、運転員が操作優先度を判断して迅速な操
作ができる。
【0103】ここで、ある操作器と密接に関係するプロ
セス値が異常となった場合に、そのプロセス値を操作す
る操作フレームが含まれるCRTオペレーション画面が
自動表示されるという場合を例にとり説明する。
【0104】例えば、図7に示す画面番号100の画面
内の操作フレームaに関わるプロセス値が異常となり、
対象となる画面番号100が表示された状態で、画面番
号101の画面内の操作フレームiに関わるプロセス値
の異常、画面番号100の画面内の操作フレームbに関
わるプロセスの異常が続けて起こった場合を想定する。
【0105】その場合には図23に示す上段のように、
まず、頁番号が画面の右上端に表示され、中段のように
バック頁があることがフリッカ表示される。これに対し
て図20に示すバック頁通知リセット手段21の中のバ
ック頁通知テーブル21−2は、図24に示すような構
成となり、条件番号101−1で表示した画面101、
条件番号100−2で表示した画面100を表示する
と、バック頁通知テーブル21−2の中の画面番号が無
くなる。
【0106】次に、CRTオペレーション画面自動表示
機能において、自動表示画面の頁番号を表示し、さらに
バック頁が増えたことを頁番号をフリッカ表示すること
を考える。
【0107】例えば、図7に示す画面番号100の画面
内の操作フレームaに関わるプロセス値が異常となり
(条件番号100−1)、対象となる画面番号100が
表示された状態で、画面番号101の画面内の操作フレ
ームiに関わるプロセス値の異常(条件番号101−
1)、画面番号100の画面内の操作フレームbに関わ
るプロセスの異常(条件番号100−2)が続けて起こ
った場合を想定する。
【0108】この場合に、図23に示すように、頁番号
表示手段19が求めた頁番号を画面表示手段が表示し、
さらに自動表示条件が増えたタイミングで頁番号の分母
を増やして表示する。さらに、バック頁が増えた場合の
ことを通知するため頁番号がフリッカする。頁番号のフ
リッカは、図24に示すように、図20に示すバック頁
リセット手段21の中のバック頁通知テーブル21−2
の中の画面番号が無くなった時点で止まる。
【0109】まず、条件番号101−1で表示した画面
番号101、条件番号100−2で表示した画面番号1
00を表示していないときは、2枚分の画面番号がバッ
ク頁通知テーブルに入っていることとなる。その後、頁
送り要求にてバック頁を表示したタイミングでバック頁
通知テーブル21−2の内容がバック頁リセット手段2
1の中のバック頁通知更新手段21−1によって更新さ
れ、保存した画面番号が全て無くなったタイミング、つ
まり、バック頁を全て表示したタイミングで頁番号のフ
リッカが止まる。
【0110】このように第4実施の形態では第1乃至第
3実施の形態のCRTオペレーション画面自動表示機能
を備えたCRTオペレーション装置に、さらに自動表示
条件が成立している画面枚数及び現在表示している画面
の頁数がわかるように頁番号を表示する処理とバック頁
が増えたことを頁番号のフリッカ表示で通知する処理を
設けたので、あるCRTオペレーション画面を表示して
いる間に、さらに操作優先度が高い他の自動表示条件が
成立した場合に運転員が認識して確認し、対応操作をす
ることができる。
【0111】次に、本発明の第5実施の形態に関わるC
RTオペレーション装置を説明する。
【0112】第5実施の形態は、図25に示すように自
動表示対象画面一覧表示手段22を追設し、自動表示対
象画面一覧表示手段22は対話処理手段15Bを介して
一覧表示要求によって自動表示画面条件情報テーブル1
7を参照して自動表示対象画面を一覧形式に編集し、対
話処理手段15Bを介してCRT表示装置4へ自動表示
対象画面一覧表示をさせるものである。
【0113】自動表示対象画面一覧表示手段22は、図
26に示すように、対話処理手段15Bから一覧表示要
求を受け取ると、自動表示画面条件情報テーブル17を
参照し、現在自動表示している画面の自動表示画面シリ
アル番号、条件名称を求める(S91,S92)。さら
に、求めた情報を一覧形式に編集し、対話処理手段15
Bを介して表示する(S93,S94)。
【0114】続いて、対話処理手段15Bは、図27に
示すように、タッチスクリーン5を介してCRT表示装
置4から一覧表示要求があった場合、一覧表示要求15
−5を自動表示対象画面一覧表示手段22に通知する。
【0115】この構成により、自動表示している画面の
自動表示条件を一覧形式で表示することが可能となり、
全ての要因について頁を送らなくても見ることができ、
プラント状態の一括監視ができる。これにより、操作優
先度が高い他の自動表示条件が起こった場合に迅速な判
断と操作ができる。
【0116】ここで、ある操作器と密接に関係するプロ
セス値が異常となった場合に、そのプロセス値を操作す
る操作フレームが含まれるCRTオペレーション画面が
自動表示されるという場合を例にとり説明する。
【0117】図28は自動表示対象画面一覧表示手段2
2が表示する自動表示対象画面一覧の一実施の形態を示
したものである。例えば、図7に示す画面番号100の
画面内の操作フレームaと操作フレームbに関わるプロ
セス値がそれぞれ異常となった場合、また、画面番号1
01の画面内の操作器フレームiに関わるプロセス値が
異常となった場合を想定する。順番としては操作フレー
ムaに関わるプロセス値の異常、操作フレームiに関わ
るプロセス値の異常、操作フレームbに関わるプロセス
値の異常の順に起こったとする。その場合には自動表示
画面条件情報テーブル17は図6に示すデータ構成とな
り、自動表示対象画面一覧表示手段22は、自動表示画
面条件情報テーブル17を参照して図28に示す一覧を
表示する。
【0118】以上の構成で、CRTオペレーション画面
自動表示機能において、自動表示している画面の条件を
一覧形式で表示することを考える。
【0119】例えば、図7に示す画面番号100の画面
内の操作フレームaと操作フレームbに関わるプロセス
値がそれぞれ異常となった場合、また画面番号101の
画面内の操作フレームiに関わるプロセス値が異常とな
った場合を想定する。順番としては操作フレームaの異
常、操作フレームiの異常、操作フレームbの異常の順
に起こったとする。そのときの画面表示順序を図12に
示す。図12に示すような表示順序になる処理の流れと
しては、第3図に示すような自動表示画面登録手段8A
の処理によって自動表示画面条件情報テーブル17に条
件番号と条件名称が図6のように登録される。また自動
表示画面番号テーブル11には画面番号が図8に示すよ
うに登録される。
【0120】その状態で自動表示対象画面一覧の表示要
求がされると、自動表示対象画面一覧表示手段22は、
対話処理手段15Bから一覧表示要求を受け取ったタイ
ミングで、図6に示す自動表示画面条件情報テーブル1
7から現在表示している自動表示画面の自動表示画面シ
リアル番号、条件名称を求める。さらに、求めた情報を
一覧形式に編集し、図28に示すような自動表示対象画
面一覧を対話処理手段15Bを介して表示する。
【0121】このように第5実施の形態では、第1乃至
第3実施の形態のCRTオペレーション画面自動表示機
能を備えたCRTオペレーション装置に、さらに現在表
示している自動表示画面の自動表示条件を一覧形式で表
示する処理を設けるので、頁を送らなくても現在表示し
ている自動表示画面の条件を認識することができ、プラ
ント状態を一括監視することができる。従って、操作優
先度が高い他の自動表示条件が認識でき、迅速な判断と
操作ができる。
【0122】次に、本発明の第6実施の形態に関わるC
RTオペレーション装置を説明する。
【0123】第6実施の形態は、図29に示すように画
面展開処理手段23を追設したもので、画面展開処理手
段23は自動表示対象画面一覧表示の表示中に画面展開
要求があったとき展開する自動表示画面シリアル番号か
ら自動表示画面番号テーブル11を参照して対応する展
開先の画面番号を通知して自動表示画面表示手段12C
へ表示要求をしてCRT表示装置4へ表示させるもので
ある。
【0124】画面展開処理手段23は、図30及び図3
1に示すように、自動表示対象画面一覧を表示中に対話
処理手段15Cから画面表示要求15−6と展開する自
動表示画面シリアル番号を受け取ると自動表示画面番号
テーブル11を参照し、対応する画面番号を求める(S
101〜S103)。さらに、求めた画面番号を自動表
示画面表示手段12C内の表示中テーブル更新手段12
−1bに通知する(S104)。
【0125】対話処理手段15Cは、図31に示すよう
に、タッチスクリーン5を介してCRT表示装置4から
画面展開要求があった場合、画面展開要求15−6と画
面展開要求のあった自動表示画面シリアル番号を画面展
開処理手段23に通知する。
【0126】自動表示画面表示手段12Cは、図32に
示すように、画面展開処理手段23から画面展開先画面
番号を受け取り、対話処理手段15Aに表示要求を行
う。表示中テーブル更新手段12Cは、画面展開処理手
段23から受け取った画面展開先画面番号を表示中テー
ブル12−2aに更新し、対話処理手段15Cを介して
展開要求のあった自動表示画面を表示する。
【0127】これにより、自動表示対象画面一覧から操
作したい自動表示条件を選択することができダイレクト
に画面展開することができる。この結果、プラント状態
を一括監視しているときに操作優先度の高い要因を見つ
けた場合、その画面を容易に呼び出すことが可能とな
り、迅速な操作ができる。
【0128】ここで、ある操作器と密接に関係するプロ
セス値が異常となった場合に、そのプロセス値を操作す
る操作フレームが含まれるCRTオペレーション画面が
自動表示されるという場合を例にとり説明する。
【0129】例えば、図7に示す画面番号100の画面
内の操作フレームaと操作フレームbに関わるプロセス
値がそれぞれ異常となった場合、また、画面番号101
の画面内の操作器フレームiに関わるプロセス値が異常
となった場合を想定する。順番としては操作フレームa
に関わるプロセス値の異常、操作フレームiに関わるプ
ロセス値の異常、操作フレームbに関わるプロセス値の
異常の順に起こったとする。その場合には自動表示画面
条件情報テーブル17は図6に示すデータ構成となり、
自動表示画面は図12に示す順番で表示される。また、
自動表示対象画面一覧表示手段22は、自動表示画面条
件情報テーブル17を参照して図28に示すと同様に一
覧を表示する。
【0130】例えば、図28に示す自動表示対象画面一
覧表示中に操作器iに関するプロセス値の異常を操作し
たい場合、自動表示対象画面一覧内の自動表示画面シリ
アル番号2または条件名称「i異常」のエリアをタッチ
選択する。その場合、自動表示画面シリアル番号2に対
応する画面番号100が表示される。
【0131】ここで、ある操作器と密接に関係するプロ
セス値が異常となった場合に、そのプロセス値を操作す
る操作フレームが含まれるCRTオペレーション画面が
自動表示されるという場合を例にとり説明する。
【0132】例えば、図7に示す画面番号100の画面
内の操作フレームaと操作フレームbに関わるプロセス
値がそれぞれ異常となった場合、また、画面番号101
の画面内の操作フレームiに関わるプロセス値が異常と
なった場合を想定する。順番としては操作フレームaの
異常、操作フレームiの異常、操作フレームbの異常の
順に起こったとする。そのときの画面表示順序を図12
に示す。図12に示すような表示順序になる処理の流れ
としては、図3に示すような自動表示画面登録手段8A
の処理によって自動表示画面条件情報テーブル17に条
件番号と条件名称が図6のように登録される。また自動
表示画面番号テーブル11には画面番号が図8のように
登録される。
【0133】その状態で自動表示対象画面一覧の表示要
求をかけると、自動表示対象画面一覧表示手段22は、
図31に示すように、対話処理手段15Cから一覧表示
要求15−5を受け取ったタイミングで、図6に示す自
動表示画面条件情報テーブル17から現在表示している
自動表示画面の自動表示画面シリアル番号、条件名称を
求める。さらに求めた情報を一覧形式に編集し、図28
に示すような自動表示対象画面一覧を対話処理手段15
Cを介して表示する。
【0134】さらに、図28に示す自動表示対象画面一
覧の操作器iに関するプロセス値の異常を操作したい場
合を例にとり説明する。
【0135】まず、CRT表示装置4に表示された図2
8に示す自動表示画面一覧の自動表示画面シリアル番号
2または条件名称「i異常」のエリアをタッチ選択す
る。これによって、タッチスクリーン5を介して対話処
理手段15Cへ自動表示画面シリアル番号2が通知さ
れ、さらに画面展開要求15−6と自動表示画面シリア
ル番号2が画面展開処理手段23へ通知される。画面展
開処理手段23は、図8に示す自動表示画面番号テーブ
ル11を参照して自動表示画面シリアル番号2に対応す
る画面番号101を求める。そして、図32に示す自動
表示画面表示手段12Cの表示中テーブル更新手段12
−1bに通知する。表示中テーブル更新手段12−1b
は表示中テーブル12−2aに画面番号101を書き込
むため、対話処理手段15Cを介して図7に示す画面番
号101が表示される。
【0136】このように第6実施の形態では、第1乃至
第5実施の形態のCRTオペレーション画面自動表示機
能を備えたCRTオペレーション装置に、さらに自動表
示対象画面一覧から操作したい自動表示条件を選択する
ことができるので、プラント状態を一括監視していると
きに操作優先度の高い要因を見つけた場合、その画面を
容易に呼び出すことができ、迅速な操作をすることがで
きる。
【0137】次に、第7実施の形態に関わるCRTオペ
レーション装置を説明する。
【0138】第7実施の形態は、図33に示すように第
1乃至第4実施の形態に自動表示対象画面一覧表示手段
22Aと自動表示対象画面一覧要因状態通知手段24と
を追設したものである。
【0139】自動表示対象画面一覧表示手段は、一覧表
示要求によって自動表示画面条件情報テーブル17を参
照して自動表示対象画面を一覧形式に編集し、CRT表
示装置4へ自動表示対象画面一覧表示をさせる一方、そ
の後に自動表示条件が不成立となった条件番号がある条
件名称を抽出して自動表示画面対象画面一覧表示の内で
抽出した条件名称に色替え表示する処理をする。
【0140】自動表示対象画面一覧要因状態通知手段2
4は、自動表示画面条件情報テーブル17、自動表示画
面番号テーブル11、状変テーブル9のそれぞれを参照
して自動表示画面条件情報テーブル17の自動表示条件
が不成立となった条件番号を自動表示対象画面一覧表示
手段22Aへ通知する。
【0141】自動表示対象画面一覧要因状態通知手段2
4は、図34に示すように、自動表示対象画面一覧を表
示中に自動表示画面条件情報テーブル17に保存されて
いる自動表示条件番号に対応する自動表示条件を周期的
に一つずつ参照し、各条件に使用しているポイントを自
動表示条件テーブル10から求める(S111〜S11
4)。さらに、状変テーブル9と比較して対象条件が成
立しているかどうかを判断し、不成立となっている条件
がある場合には、該当する条件の条件番号を自動表示対
象画面一覧表示手段22Aに通知する(S116,S1
17)。以上の処理を自動表示画面シリアル番号の数分
繰返す(S118,S119)。
【0142】自動表示対象画面一覧表示手段22Aは、
図35に示すように、対話処理手段15Bから一覧表示
要求を受け取ったタイミングで自動表示条件情報テーブ
ル17を参照し、現在自動表示している画面の自動表示
画面シリアル番号、条件名称を求める(S121,S1
22)。さらに、求めた情報を一覧形式で編集する(S
123)。次に、自動表示対象画面一覧要因状態通知手
段24から不成立となった条件の条件番号の通知があっ
た場合は自動表示画面条件情報テーブル17から該当す
る条件の条件名称を求める(S124,S125)。不
成立となった条件名称の色替え処理を行い、対話処理手
段15Bを介して一覧表示を行う(S126,S12
7)。
【0143】これにより、自動表示されている画面の中
で条件が成立している画面と不成立となった画面が、自
動表示対象画面一覧上の条件の色で判断することができ
る。従って、運転員は過去に起こった要因を把握するだ
けでなく、そのステータスを知ることができ、正確な状
況把握をすることができる。
【0144】ここで、ある操作器と密接に関係するプロ
セス値が異常となった場合に、そのプロセス値を操作す
る操作フレームが含まれるCRTオペレーション画面が
自動表示されるという場合を例にとり説明する。
【0145】例えば、図7に示す画面番号100の画面
内の操作フレームaと操作フレームbに関わるプロセス
値がそれぞれ異常となった場合、また画面番号101の
画面内の操作器フレームiに関わるプロセス値が異常と
なった場合を想定する。順番としては操作フレームaに
関わるプロセス値の異常、操作フレームiに関わるプロ
セス値の異常、操作フレームbに関わるプロセス値の異
常の順に起こったとする。その場合には自動表示画面条
件情報テーブル17は、図6に示すデータ構成となり自
動表示画面は図12に示す順番で表示される。また、自
動表示対象画面一覧表示手段22は、自動表示画面条件
情報テーブル17を参照して図28に示す一覧を表示す
る。
【0146】その後、操作フレームaに関わるプロセス
値の異常が復帰し、しかも画面のリセット要求をかけて
おらず、自動表示画面自体は残っている場合を想定して
説明する。その場合、周期的に自動表示条件の状態を監
視している自動表示対象画面一覧要因状態通知手段24
が成立となった条件を自動表示対象画面一覧表示手段2
2Aに通知し、自動表示対象画面要因一覧表示手段22
Aは、図28に示す自動表示対象画面一覧の中の、「a
異常」の文字を色替えする。
【0147】次に、ある操作器と密接に関係するプロセ
ス値が異常となった場合に、そのプロセス値を操作する
操作フレームが含まれるCRTオペレーション画面が自
動表示されるという場合を例にとり説明する。
【0148】例えば、図7に示す画面番号100の画面
内の操作フレームaと操作フレームbに関わるプロセス
値がそれぞれ異常となった場合、また画面番号101の
画面内の操作フレームiに関わるプロセス値が異常とな
った場合を想定する。順番としては操作フレームaの異
常、操作フレームiの異常、操作フレームbの異常の順
に起こったとする。そのときの画面表示順序を図12に
示す。図12に示すような表示順序になる処理の流れと
しては、図3に示すような自動表示画面登録手段8Aの
処理によって自動表示画面条件情報テーブル17に条件
番号と条件名称が図6のように登録される。また自動表
示画面番号テーブル11には画面番号が図8のように登
録される。
【0149】その状態で自動表示対象画面一覧の表示要
求をかけると、自動表示対象画面一覧表示手段22は、
図31に示すように対話処理手段15Bから一覧表示要
求を受け取ったタイミングで、図6に示す自動表示画面
条件情報テーブル17から現在表示している自動表示画
面の自動表示画面シリアル番号、条件名称を求める。さ
らに求めた情報を一覧形式に編集し、図28に示すと同
様の自動表示対象画面一覧を対話処理手段15Bを介し
て表示する。
【0150】その後、操作フレームaに関わるプロセス
値の異常が復帰し、しかも画面のリセット要求をかけて
おらず、自動表示画面自体は残っている場合を想定す
る。自動表示対象画面一覧表示中に周期的に自動表示画
面条件情報テーブル17に格納されている自動表示条件
の状態を監視している自動表示対象画面一覧要因状態通
知手段24は、図6に示す構成の自動表示画面条件情報
テーブル17の条件状態を順番に確認し、不成立である
と判断した条件番号100−1を図35に示す自動表示
対象画面一覧表示手段22Aに通知する。自動表示対象
画面一覧表示手段22Aは条件番号100−1の通知が
あったタイミングで条件名称「a異常」を図6の自動表
示条件情報テーブルから求め、色替え処理を行い表示す
る。例えば、成立している条件名称を赤色表示、不成立
となった条件名称をシアン表示することとした場合、図
28に示す自動表示対象画画一覧の中の条件名称の文字
色は、「a異常」がシアン表示、「i異常」「b異常」
が赤色表示となる。
【0151】このように第7実施の形態では、第1乃至
第6実施の形態のCRTオペレーション画面自動表示機
能を備えたCRTオペレーション装置に、さらに自動表
示対象画面一覧上での不成立となったの条件の色替え処
理をするので、自動表示されている画面の中で条件が成
立している画面と不成立となった画面が、自動表示対象
画面一覧上で判断することができる。これにより、運転
員は過去に起こった要因を把握するだけでなく、そのス
テータスを知ることができるようになり、正確な状況把
握をすることができる。
【0152】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、関連する自動表示条件の内でいずれかの自動表示
条件が成立して操作端画面を監視中に他の関連する自動
表示条件が成立したことが画面上で即座に判るので、他
の関連する自動表示条件に対する措置を含めて操作をす
ることができ、従来のように操作端画面を表示するため
の条件番号が一つしか登録できず、共通の操作端画面の
表示中に関連する他の自動表示条件が成立しても運転員
が認識できないという問題が解消され、的確、かつ、迅
速な操作をすることができる。
【0153】また、請求項2の発明によれば、関連する
自動表示条件の内でいずれかの自動表示条件が成立して
操作端画面を監視中に他の関連する自動表示条件が成立
したことを条件名称で表示するので、操作端画面の表示
中に関連する他の自動表示条件が成立しても運転員が認
識できないという問題が解消され、的確、かつ、迅速な
操作をすることができる。
【0154】また、請求項3の発明によれば、所定の自
動表示条件が不成立へ復帰し、その後にリセット要求が
あったときのみ該当操作端画面を消去するので、転員が
気付くことなく見落としたり、対応操作が遅れてなされ
ないという事態を解消することができる。
【0155】また、請求項4の発明によれば、自動表示
条件が成立している総数と表示中の頁番号の情報とを操
作端画面に表示し、前記総数が増加するとフリッカ表示
し、全頁が表示されると前記フリッカ表示を消去するの
で、操作端画面中に他の自動表示条件が成立したことを
即座に認識でき、優先的に緊急を要するものに対応操作
をすることができる。
【0156】また、請求項5の発明によれば、自動表示
条件が成立している自動表示対象画面の全てを一覧形式
で表示するので、対話処理により画面を送らなくても一
括して全体の状況の把握ができ、迅速、かつ、的確な対
応措置ができる。
【0157】また、請求項6の発明によれば、自動表示
対象画面一覧表示の一つを必要によって選択して表示装
置へ表示するので、画面を順次送る手間が不要で、即座
に必要な画面へ展開でき、迅速、かつ、的確な操作がで
きる。
【0158】また、請求項7の発明によれば、自動表示
対象画面一覧表示の内で、その後自動表示条件が不成立
へ復帰した条件名称について色替え表示をするので、自
動表示条件が不成立となったものも画面上でそのまま即
座に判り、正確な状況の把握をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施及び第2実施の形態における
CRTオペレーション装置を示す構成図である。
【図2】本発明の第2実施の形態における自動表示画面
条件情報テーブルのデータ構成図である。
【図3】本発明の第2実施の形態における自動表示画面
情報登録手段のフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施の形態における自動表示画面
リセット手段のフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施の形態における自動表示画面
表示手段の構成図である。
【図6】本発明の第2実施の形態における自動表示画面
条件情報テーブルの構成図である。
【図7】本発明の第2実施の形態におけるCRTオペレ
ーション画面の説明図である。
【図8】本発明の第2実施の形態における自動表示画面
番号テーブルの構成図である。
【図9】本発明の第2実施の形態における表示中テーブ
ルの説明図である。
【図10】本発明の第2実施の形態における表示中テー
ブルの説明図である。
【図11】本発明の第2実施の形態における表示中テー
ブルの説明図である。
【図12】本発明の第2実施の形態における自動表示画
面表示の説明図である。
【図13】本発明の第3実施の形態におけるCRTオペ
レーション装置を示す構成図である。
【図14】本発明の第3実施の形態における対話処理手
段を示す構成図である。
【図15】本発明の第3実施の形態における自動表示画
面リセット要求手段のフローチャートである。
【図16】本発明の第3実施の形態における自動表示画
面リセット手段のフローチャートである。
【図17】本発明の第4実施の形態におけるCRTオペ
レーション装置を示す構成図である。
【図18】本発明の第4実施の形態における頁番号表示
手段のフローチャートである。
【図19】本発明の第4実施の形態におけるバック頁通
知手段のフローチャートである。
【図20】本発明の第4実施の形態におけるバック頁通
知リセット手段を示す構成図である。
【図21】本発明の第4実施の形態におけるバック頁通
知リセット手段のフローチャートである。
【図22】本発明の第4実施の形態における自動表示画
面表示手段を示す構成図である。
【図23】本発明の第4実施の形態におけるバック頁通
知の説明図である。
【図24】本発明の第4実施の形態におけるバック頁通
知の説明図である。
【図25】本発明の第5実施の形態におけるCRTオペ
レーション装置を示す構成図である。
【図26】本発明の第5実施の形態における自動表示対
象画面一覧表示手段のフローチャートである。
【図27】本発明の第5実施の形態における対話処理手
段の説明図である。
【図28】本発明の第5実施の形態における自動表示対
象画面一覧表示画面の説明図である。
【図29】本発明の第6実施の形態におけるCRTオペ
レーション装置を示す構成図である。
【図30】本発明の第6実施の形態における画面展開処
理手段のフローチャートである。
【図31】本発明の第6実施の形態における対話処理手
段の説明図である。
【図32】本発明の第6実施の形態における自動表示画
面表示手段の説明図である。
【図33】本発明の第7実施の形態におけるCRTオペ
レーション装置を示す構成図である。
【図34】本発明の第7実施の形態における自動表示対
象画面一覧要因状態通知手段のフローチャートである。
【図35】本発明の第7実施の形態における自動表示対
象画面一覧表示手段のフローチャートである。
【図36】従来技術におけるCRTオペレーション装置
を示す構成図である。
【図37】従来技術における自動表示条件テーブルのデ
ータを示す構成図である。
【図38】従来技術における自動表示画面番号テーブル
のデータを示す構成図である。
【図39】従来技術における自動表示画面情報登録手段
のフローチャートである。
【図40】従来技術における自動表示画面リセット手段
のフローチャートである。
【図41】従来技術における自動表示画面表示手段の構
成図である。
【図42】従来技術における対話処理手段の構成図であ
る。
【図43】従来技術におけるCRTオペレーション画面
の画面表示例である。
【図44】従来技術におけるCRTオペレーション操作
用キーボードの表面例である。
【符号の説明】
1 プラント 2 制御装置 3 CRTオペレーション装置 4 CRT表示装置 5 タッチスクリーン 6 操作用キーボード 7 プロセス入出力手段 8,8A 自動表示画面情報登録手段 9 状変テーブル 10 自動表示条件テーブル 11,11A 自動表示画面番号テーブル 12,12A,12B,12C 自動表示画面表示手段 13 画面データテーブル 14,14A,14B 自動表示画面リセット手段 15,15A,15B,15C 対話処理手段 16 CRTオペレーション操作指示出力手段 17 自動表示画面条件情報テーブル 18 自動表示画面リセット要求手段 19 頁番号表示手段 20 バック頁通知手段 21 バック頁通知リセット手段 22,22A 自動表示対象画面一覧表示手段 23 画面展開処理手段 24 自動表示対象画面一覧要因状態通知手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントから取り込まれ状変テーブルへ
    保存されたプラントデータについて所定の自動表示条件
    が成立したとき該当操作端画面を表示装置へ自動表示
    し、前記所定の自動表示条件の内で関連する自動表示条
    件の少なくとも一つが成立したとき共通の該当操作端画
    面を前記表示装置に表示すると共に、入力装置から前記
    操作端画面に応じてプラント操作データをプラントへ出
    力してプラントを操作するオペレーション装置におい
    て、 前記関連する自動表示条件をまとめた関連情報を含む条
    件番号と該条件番号に対応する自動表示条件を特定可能
    とする条件内容情報とを複数登録可能とする登録テーブ
    ルと、 前記所定の自動表示条件が成立した該当する前記条件番
    号と条件内容情報とを前記登録テーブルへ登録する登録
    手段と、 前記登録テーブルに登録された前記条件番号に対応する
    前記該当操作端画面を表示装置へ自動表示する一方、前
    記条件番号に関連情報を含むとき、前記共通の該当操作
    端画面を表示装置へ自動表示し、かつ、自動表示条件が
    成立している関連する前記条件内容情報を前記該当操作
    端画面内に表示可能とする表示手段とを備えることを特
    徴とするオペレーション装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の自動表示条件を連番とするシ
    リアル番号と対応する所定の自動表示条件を記述すると
    共に、関連する自動表示条件を特定可能とする関連情報
    を含む条件番号と画面番号とを予め定める自動表示条件
    テーブルと、 前記自動表示条件が成立している前記シリアル番号と条
    件番号と自動表示条件の内容を表す条件名称とによる該
    当項目を複数登録可能とする自動表示画面条件情報テー
    ブルと、この自動表示画面条件情報テーブルへ登録され
    た該当項目に対応して表示装置へ表示するためのシリア
    ル番号と画面番号とによる該当項目を複数登録可能する
    自動表示画面番号テーブルと、 前記自動表示条件テーブルと前記状変テーブルとを参照
    して前記自動表示条件が成立している該当項目について
    前記自動表示画面条件情報テーブルへ登録すると共に、
    前記自動表示画面番号テーブルへ該当項目を登録する自
    動表示画面情報登録手段と、 前記自動表示画面番号テーブルに登録された画面番号に
    該当する操作端画面を表示装置へ自動表示する一方、随
    時前記自動表示画面条件情報テーブルと前記自動表示画
    面番号テーブルとを参照し、両テーブルのシリアル番号
    をキー検索情報として新たに登録された条件番号の関連
    情報に対応する条件名称を抽出して、前記操作端画面内
    に条件名称を表示する自動表示画面表示手段と、 前記自動表示画面条件情報テーブル、前記自動表示条件
    テーブル、前記状変テーブルとの各々を参照して前記自
    動表示条件が不成立へ復帰しているとき前記自動表示画
    面条件情報テーブル及び自動表示画面番号テーブルの該
    当項目を消去する自動表示画面リセット手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載のオペレーション装置。
  3. 【請求項3】 前記自動表示画面リセット手段は、前記
    所定の自動表示条件が不成立へ復帰し、かつ、現在表示
    中の画面についてリセット要求のあったときのみ要求さ
    れた画面番号に基づき前記自動表示画面番号テーブルの
    該当項目を消去すると共に、前記画面番号に対応するシ
    リアル番号から前記自動表示画面条件情報テーブルの該
    当項目を消去することを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のオペレーション装置。
  4. 【請求項4】 前記自動表示画面番号テーブルを参照し
    て自動表示条件が成立している総数と現在表示中の頁番
    号を取得する頁番号表示手段と、前記自動表示条件が成
    立している総数が増加してバック頁が増加したとき頁の
    増加を知らせる頁番号フリッカ要求をするバック頁通知
    手段と、前記バック頁の全てが対話処理により表示装置
    へ表示されたとき前記頁番号フリッカ中止要求をするバ
    ック頁通知リセット手段と、前記頁番号表示手段から前
    記自動表示条件の成立している総数と前記頁番号を受け
    取りこれらの情報を表示装置の操作端画面内に表示させ
    る手段と、前記バック頁通知手段からバック頁が増加し
    て頁番号フリッカ要求を受け取り表示装置の操作端画面
    内に頁番号のフリッカ表示をさせる手段と、前記バック
    頁通知リセット手段から頁番号フリッカ中止要求を受け
    取り表示装置の前記頁番号のフリッカを中止させる手段
    とを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載
    のいずれかのオペレーション装置。
  5. 【請求項5】 対話処理手段を介しての一覧表示要求に
    よって前記自動表示画面条件情報テーブルを参照して自
    動表示条件が成立している自動表示対象画面を一覧形式
    に編集し、前記対話処理手段を介して表示装置へ自動表
    示対象画面一覧表示をさせる自動表示対象画面一覧表示
    手段を設けることを特徴とする請求項1乃至請求項4記
    載のいずれかのオペレーション装置。
  6. 【請求項6】 前記表示装置へ前記自動表示対象画面一
    覧表示の表示中に対話処理手段を介して画面展開要求が
    あったとき前記自動表示画面番号テーブルを参照して対
    応する展開先の画面番号を前記自動表示画面表示手段へ
    通知して、表示装置へ表示要求をすることにより要求画
    面へ展開させる画面展開処理手段を備えることを特徴と
    する請求項5記載のオペレーション装置。
  7. 【請求項7】 前記対話処理手段を介して表示装置へ自
    動表示対象画面一覧表示をさせる一方、その後に自動表
    示条件が不成立へ復帰した条件名称に色替え表示処理を
    する自動表示対象画面一覧表示手段と、前記自動表示画
    面条件情報テーブル、前記自動表示条件テーブル、前記
    状変テーブルのそれぞれを参照して自動表示画面条件情
    報テーブルの自動表示条件が不成立へ復帰した条件番号
    を前記自動表示対象画面一覧表示手段へ通知する自動表
    示対象画面一覧要因状態通知手段とを設けることを特徴
    とする請求項5記載のオペレーション装置。
JP24755797A 1997-08-29 1997-08-29 オペレーション装置 Pending JPH1173220A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002341933A (ja) * 2001-05-17 2002-11-29 Toshiba Corp 発電プラント監視装置
CN111413944A (zh) * 2019-01-07 2020-07-14 松下知识产权经营株式会社 诊断方法、诊断装置、诊断系统以及记录介质

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