JP2001014025A - プラント監視制御装置 - Google Patents

プラント監視制御装置

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JP2001014025A
JP2001014025A JP18409099A JP18409099A JP2001014025A JP 2001014025 A JP2001014025 A JP 2001014025A JP 18409099 A JP18409099 A JP 18409099A JP 18409099 A JP18409099 A JP 18409099A JP 2001014025 A JP2001014025 A JP 2001014025A
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alarm
trend
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JP18409099A
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Kazuhiro Horie
一宏 堀江
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面を一目見ただけでプラントの運転内容を
容易に把握することができ、プラントの運転の効率化を
達成できるとともに、報告書などの作成に要する時間と
手間とを大幅に削減する。 【解決手段】 トレンド内容を示すトレンドグラフ19
と、操作内容を示す操作内容タグ20とが書き込まれた
トレンドグラフ画面21、またはレンド内容を示すトレ
ンドグラフ22と、アラーム内容を示す複数のアラーム
内容タグ23とが書き込まれたトレンドグラフ画面2
4、あるいはトレンド内容を示すトレンドグラフ25
と、操作内容を示す複数の操作内容タグ26と、アラー
ム内容を示す複数のアラーム内容タグ27とが書き込ま
れたトレンドグラフ画面28などによりプラントの運転
内容を表示し得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの監視、
制御を行うプラント監視制御装置に係わり、特にトレン
ドデータの把握を容易にして、プラントの監視、制御を
容易にするプラント監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】下水処理場や、各種生産プラントなどの
監視、制御を行うプラント監視制御装置では、オペレー
タによって、監視制御開始指示が入力されたとき、プラ
ント監視制御装置によって、監視、制御対象となってい
るプラントから出力される各状態検知信号の取り込みを
開始するとともに、取り込まれた各状態検知信号の値、
キーボードから入力された各種設定データの値などに基
づき、制御信号を生成して、プラントを構成している各
機器を制御する。
【0003】また、この動作と並行し、プラント監視制
御装置によって、キーボード装置から出力された各種指
令、各種データ、プラントから出力された各状態検知信
号などに基づき、トレンドデータ、操作履歴データを更
新しながら、トレンドグラフ画面、操作履歴データ画
面、アラーム履歴データ画面などのうち、指定された画
面をCRT装置に表示させるとともに、各状態検知信号
を解析して、予め設定されている警報条件が満たされて
いるかどうかを判定し、警報条件が満たされていると
き、アラームデータを生成して、アラーム履歴データを
更新しながら、CRT装置から警報音を出して、プラン
トで、何らかの異常が発生したことを知らせる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のプラント監視制御装置においては、トレンドデー
タ、操作履歴データ、アラーム履歴データを個別に管理
しているので、プラントの運転内容を確認したり、異常
内容を確認したりするとき、CRT装置にトレンドグラ
フ画面を表示させて、プラントの運転状況を確認させる
作業と、CRT装置に操作履歴データ画面を表示させ
て、操作内容を確認させる作業と、CRT装置にアラー
ム履歴データ画面を表示させて、アラーム内容を確認さ
せる作業とを繰り返して、プラントの稼動内容などを把
握しなければならない。
【0005】このため、過去の運転内容と、トレンドデ
ータなどの内容とがどのように関連している、またトレ
ンドデータなどの内容と、過去のアラーム内容とがどの
ように関連しているのか分かり難く、プラントの効率的
な運転、解析を行うことができず、プラントの運転効率
を高めることが難しいという問題があった。
【0006】また、プラントで何らかの異常が発生した
とき、プラントの運転内容を解析するのに手間取り、報
告書の作成に多大な時間と、手間とがかかってしまうと
いう問題があった。
【0007】本発明は上記の事情に鑑み、プラントの運
転を効率化させることができるとともに、報告書などの
作成に要する時間と、手間とを大幅に削減させることが
できるプラント監視制御装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、トレンドグラフ、操作履
歴データ、またはアラーム履歴データのいずれかを使用
して監視制御対象となっているプラントの運転内容を表
示するプラント監視制御装置において、トレンドグラフ
を表示するとき、このトレンドグラフに対応する操作履
歴データまたはアラーム履歴データを前記トレンドグラ
フと関連付けて表示する表示制御手段を備えたことを特
徴としている。
【0009】請求項2では、請求項1に記載のプラント
監視制御装置において、トレンドグラフに対応する各操
作履歴データ、各アラーム履歴データのうち、所定条件
を満たす各操作履歴データ、各アラーム履歴データを自
動的に登録する登録手段を備え、前記表示制御手段は、
トレンドグラフを表示するとき、このトレンドグラフに
対応して登録されている各操作履歴データまたは各アラ
ーム履歴データをトレンドグラフと関連付けて表示する
ことを特徴としている。
【0010】請求項3では、請求項1に記載のプラント
監視制御装置において、トレンドグラフに対応する各操
作履歴データ、各アラーム履歴データのうち、手動で選
択された各操作履歴データ、各アラーム履歴データを登
録する登録手段を備え、前記表示制御手段は、トレンド
グラフを表示するとき、このトレンドグラフに対応して
登録されている各操作履歴データまたは各アラーム履歴
データをトレンドグラフと関連付けて表示することを特
徴としている。
【0011】請求項4では、トレンドグラフ、操作履歴
データ、アラーム履歴データのいずれかを使用して監視
制御対象となっているプラントの運転内容を表示するプ
ラント監視制御装置において、トレンドグラフを表示す
るとき、指定された複数の日付または指定された複数の
時間帯のトレンドグラフを対比形式で表示する表示制御
手段を備えたことを特徴としている。
【0012】上記の構成により、請求項1では、トレン
ドグラフを表示するとき、操作履歴データ、アラーム履
歴データのうち、トレンドグラフに対応して登録されて
いるデータをトレンドグラフと関連付けて表示する。こ
れにより、オペレータは画面を一目見ただけでプラント
の運転内容を容易に把握することができ、プラントの運
転の効率化を達成できるとともに、報告書などの作成に
要する時間と手間とを大幅に削減することができる。
【0013】請求項2では、トレンドグラフに対応する
各操作履歴データ、各アラーム履歴データを登録すると
き、このトレンドグラフに対応する各操作履歴データ、
各アラーム履歴データのうち、所定条件を満たす各操作
履歴データ、各アラーム履歴データを自動的に登録し、
登録されているトレンドグラフを表示するとき、このト
レンドグラフと関連付けて、トレンドグラフに対応して
登録されている各操作履歴データ、各アラーム履歴デー
タのうち、少なくともいずれかを表示する。これによ
り、オペレータに負担をかけることなく、プラントの管
理を行うのに必要な事項を自動的に収集して、プラント
の運転内容を表示するとき、トレンドグラフと、収集し
た事項とを関連させて表示し、これによって画面を一目
見ただけで、トレンドグラフの内容と、各事項の内容と
の関連を容易に把握させて、プラントの運転を効率化さ
せるとともに、報告書などの作成に要する時間と、手間
とを大幅に削減させる。
【0014】請求項3では、トレンドグラフに対応する
各操作履歴データ、各アラーム履歴データを登録すると
き、このトレンドグラフに対応する各操作履歴データ、
各アラーム履歴データのうち、手動で選択された各操作
履歴データ、各アラーム履歴データを登録し、登録され
ているトレンドグラフを表示するとき、このトレンドグ
ラフと関連付けて、トレンドグラフに対応して登録され
ている各操作履歴データ、各アラーム履歴データのう
ち、少なくともいずれかを表示する。これにより、プラ
ントの運転内容を表示するとき、トレンドグラフと、こ
のトレンドグラフに対応する各事項のうち、必要な事項
とを関連させて表示し、これによって画面を一目見ただ
けで、トレンドグラフの内容と、各事項の内容との関連
を容易に把握させて、プラントの運転を効率化させると
ともに、報告書などの作成に要する時間と、手間とを大
幅に削減させる。
【0015】請求項4では、トレンドグラフを表示する
とき、指定された複数の日付、または指定された複数の
時間帯のトレンドグラフを対比形式で表示する。これに
より、プラントの運転内容を表示するとき、関連するト
レンドグラフを対応させて表示し、これによって画面を
一目見ただけで、各トレンドグラフの内容を容易に把握
させて、プラントの運転を効率化させるとともに、報告
書などの作成に要する時間と、手間とを大幅に削減させ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】《第1の実施形態》本発明による
プラント監視制御装置のうち、請求項1、2、4に対応
する第1の実施形態を図1を参照して説明する。
【0017】図1に示すプラント監視制御システム1
は、オペレータによって操作されたとき、操作内容に応
じた各種指令、各種データを生成する入力装置2と、こ
の入力装置2から出力される各種指令、各種データ、予
め登録されている監視制御プログラムに基づき、プラン
トの監視、制御を実行するプラント監視制御装置3と、
このプラント監視制御装置3から出力される表示データ
に基づき、操作画面、監視画面などを表示する表示装置
4とを備えている。
【0018】プラント監視制御装置3は、入力装置2か
ら出力される各種指令、各種データに基づき、予め登録
されている監視制御プログラムを起動させて制御信号を
生成し、監視、制御対象となるプラントの各機器を制御
する制御処理部5と、監視、制御対象となるプラントか
ら出力された各状態検知信号を解析して予め設定されて
いるアラーム条件が満たされているかどうかを判定し、
アラーム条件が満たされているとき、アラームデータを
生成するとともに、このアラームデータの内容に応じた
アラーム信号を生成するアラーム処理部6とを備えてい
る。
【0019】また、このプラント監視制御装置3は、監
視、制御対象となるプラントから出力された各状態検知
信号に基づいてトレンドデータを更新するトレンド管理
機能8、入力装置2から出力される各種指令や各種デー
タに基づいて操作履歴データを更新する操作履歴管理機
能9、アラーム処理部6によりアラームデータが生成さ
れる毎にアラーム履歴データを更新するアラーム管理機
能10、およびこれらトレンド管理機能8、操作履歴管
理機能9、アラーム管理機能10を統合して管理する総
合トレンド管理機能11を持つデータ記憶機能部12
と、このデータ記憶機能部12によって統合された操作
履歴データ、アラーム履歴データ、トレンドデータなど
に基づき、表示データを生成する表示処理部7とを備え
ている。
【0020】次に、図1に示すブロック図を参照しなが
ら、この実施の形態の作用・効果について詳細に説明す
る。
【0021】まず、オペレータによって入力装置2から
監視制御開始指示が入力されると、プラント監視制御装
置3では監視、制御プログラムが起動され、監視、制御
対象となっているプラントから出力される各状態検知信
号の取り込みが開始されるとともに、取り込まれた各状
態検知信号の値、入力装置2から入力された各種設定デ
ータの値などに基づき、制御信号が生成され、この制御
信号によりプラントを構成する各機器が制御される。
【0022】また、この動作と並行し、入力装置2から
出力された各種指令、各種データ、プラントから出力さ
れた各状態検知信号などに基づき、プラント監視制御装
置3によって、トレンドデータ、操作履歴データ、アラ
ーム履歴データなどが自動的に更新されるとともに、表
示装置4にプラント操作画面などの操作画面、プラント
監視画面などの監視画面が表示され、プラントの制御状
況、稼動状況などがオペレータに提示される。
【0023】この後、プラントで何らかの異常が発生
し、トレンドグラフ、操作履歴、アラーム履歴などを確
認する必要が生じて、入力装置2からトレンド表示指
示、操作履歴表示指示、アラーム履歴表示指示のいずれ
かが入力されると、プラント監視制御装置3では、トレ
ンドデータ、操作履歴データ、アラーム履歴データが整
理されて表示装置4に、図2に示すトレンドグラフ画面
13、図3に示す操作履歴データ画面14、図4に示す
アラーム履歴データ画面15のうちオペレータに指示さ
れたいずれかの画面が表示される。
【0024】また、入力装置2から日付が異なるトレン
ドデータを1枚のトレンドグラフとして表示させるトレ
ンド表示指示が入力されると、プラント監視制御装置3
では、指定された日付のトレンドデータ、例えば効率的
な運転を行ったときのトレンドデータと、今回のトレン
ドデータとが整理されて表示装置4に、図5に示すよう
な、各トレンドデータのトレンドグラフ16、17が書
き込まれたトレンドグラフ画面18が表示され、プラン
トの効率的な運転支援が行われる。
【0025】また、これら操作履歴データ画面14、ア
ラーム履歴データ画面15、各トレンドグラフ画面1
3、18だけでは、プラントの運転内容が分かり難いな
どの理由により、入力装置2から操作履歴付きのトレン
ドグラフ表示指示が入力されると、プラント監視制御装
置3では、トレンドデータと、操作履歴データとが整理
されて表示装置4に、図6に示すような、トレンド内容
を示すトレンドグラフ19と、各時刻における操作内容
を示す複数の操作内容タグ20とが書き込まれたトレン
ドグラフ画面21が表示される。
【0026】また、入力装置2が操作されて、アラーム
履歴付きのトレンドグラフ表示指示が入力されると、プ
ラント監視制御装置3によって、トレンドデータと、ア
ラーム履歴データとが整理されて、表示装置4に、図7
に示すように、トレンド内容を示すトレンドグラフ22
と、各時刻におけるアラーム内容を示す複数のアラーム
内容タグ23とが書き込まれたトレンドグラフ画面24
が表示される。
【0027】さらに、入力装置2から操作履歴、アラー
ム履歴付きのトレンドグラフ表示指示が入力されると、
プラント監視制御装置3では、トレンドデータと、操作
履歴データと、アラーム履歴データとが整理されて表示
装置4に、図8に示すような、トレンド内容を示すトレ
ンドグラフ25と、各時刻における操作内容を示す複数
の操作内容タグ26と、各時刻におけるアラーム内容を
示す複数のアラーム内容タグ27とが書き込まれたトレ
ンドグラフ画面28が表示される。
【0028】これにより、運転の内容と、アラームの内
容と、トレンドとの関係が分かり易くなり、過去の運手
履歴、過去のアラーム履歴などを活用した運転が行われ
る。
【0029】このように、この実施の形態では、監視、
制御対象となっているプラントの運転内容を確認すると
き、図6に示すように、トレンド内容を示すトレンドグ
ラフ19と、各時刻における操作内容を示す操作内容タ
グ20とが書き込まれたトレンドグラフ画面21、図7
に示すように、トレンド内容を示すトレンドグラフ22
と、各時刻におけるアラーム内容を示す複数のアラーム
内容タグ23とが書き込まれたトレンドグラフ画面2
4、図8に示すように、トレンド内容を示すトレンドグ
ラフ25と、各時刻における操作内容を示す複数の操作
内容タグ26と、各時刻におけるアラーム内容を示す複
数のアラーム内容タグ27とが書き込まれたトレンドグ
ラフ画面28のいずれかを表示し得るようにした。この
ため、オペレータは画面を一目見ただけでプラントの運
転内容を容易に把握することができ、プラントの運転の
効率化を達成できるとともに、報告書などの作成に要す
る時間と手間とを大幅に削減することができる。
【0030】また、この実施の形態では、入力装置2か
ら出力される各種指令、各種データに基づき、新たな操
作データが生成されて、プラントの運転内容が変更され
る毎に、操作データを使用して、操作履歴データを自動
的に更新するとともに、プラントから出力される各状態
検知データの値がアラーム条件を満たし、新たなアラー
ムデータが生成される毎に、このアラームデータを使用
してアラーム履歴データを自動的に更新するようにし
た。このため、プラントの管理を行うのに必要な操作履
歴データ、アラーム履歴データを自動的に収集すること
ができ、これによってオペレータに負担をかけることな
く、プラントの運転内容を把握させることができる。
【0031】さらに、この実施の形態では、日付が異な
るトレンドデータを1枚のトレンドグラフとして表示さ
せるトレンド表示指示が入力されたとき、プラント監視
制御装置3によって、指定された日付のトレンドデー
タ、例えば効率的な運転を行ったときのトレンドデータ
と、今回のトレンドデータとを整理して、表示装置4
に、図5に示すように、各トレンドデータのトレンドグ
ラフ16、17が書き込まれたトレンドグラフ画面18
を表示するようにした。このため、参考となるトレンド
グラフ、例えば効率的な運転を行ったときのトレンドグ
ラフ16と、現在のトレンドグラフ17とを比較させ
て、プラントの運転効率を向上させることができる。
【0032】《第2の実施形態》次に、本発明によるプ
ラント監視制御装置のうち、請求項1、3に対応する第
2の実施形態について説明する。なお、基本的なシステ
ム構成は図1と同様であるため、図示は省略し図1を参
照して説明する。
【0033】第2の実施形態のプラント監視制御装置3
におけるトレンド管理機能11は、入力装置2から出力
される各種指令、各種データに基づいて得られた各操作
データ、プラントから出力される各状態検知データの値
がアラーム条件を満たしたときに生成される各アラーム
データのうち、手動で設定された各操作データ、各アラ
ームデータを使用して操作履歴データ、アラーム履歴デ
ータを更新するようにしたことを特徴している。他の構
成は第1の実施形態と同様である。
【0034】その作用を説明すると、図9に示すよう
に、表示装置4にトレンドグラフ表示エリア31、トレ
ンドボタン32や操作履歴登録ボタン33、アラーム履
歴登録ボタン34、全登録ボタン35、保存ボタン3
6、読み出しボタン37および削除ボタン38などを持
つ表示画面39が表示されている状態で、オペレータが
トレンドボタン32を操作したとする。すると、図10
に示すように、プラント監視制御装置3の総合トレンド
管理機能11によって、表示画面39上に、既に記憶さ
れている各トレンドデータの内容を示すトレンドデータ
タグ40を表示する。また、オペレータが入力装置2を
操作して、トレンドデータタグ40で表わされている各
日付、各時刻のいずれかを選択したとき、既に登録され
ている各トレンドデータのうち、指定された日付、指定
された時刻のトレンドデータを整理して、トレンドグラ
フ表示エリア31に新たなトレンドグラフ41を表示す
る。
【0035】この状態で、オペレータが操作履歴ボタン
33、アラーム履歴登録ボタン34、全登録ボタン35
のいずれか、例えばアラーム履歴登録ボタン34を操作
すると、図11に示すように、総合トレンド管理機能1
1によって、既に記憶されている各アラームデータのう
ち、トレンドグラフ表示エリア31に表示されているト
レンドグラフ41の各時刻に対応するアラームデータを
読み出し、表示画面39上にアラームデータ表示タグ4
2を重ねて表示する。その後、オペレータが入力装置2
を操作して、アラームデータ表示タグ42で表示されて
いる各アラームデータのいずれかを選択し、削除ボタン
38を操作する毎に、アラームデータ表示タグ42から
指定された各アラームデータを削除するとともに、アラ
ームデータ表示タグ42上に残っている各アラームデー
タをトレンドグラフ41に関連付ける。
【0036】また、オペレータが操作履歴ボタン33を
操作すると、総合トレンド管理機能11によって、既に
記憶されている各操作データのうち、トレンドグラフ表
示エリア31に表示されているトレンドグラフ41の各
時刻に対応する操作データを読み出し、表示画面39上
に、操作データ表示タグを重ねて表示した後、オペレー
タが入力装置2を操作して、操作データ表示タグで表示
されている各操作データのいずれかを選択し、削除ボタ
ン38を操作する毎に、操作データ表示タグから指定さ
れた各操作データを削除するとともに、操作データ表示
タグ上に残っている各操作データをトレンドグラフ41
に関連付ける。
【0037】また、オペレータが全登録ボタン35を操
作すると、総合トレンド管理機能11によって、既に記
憶されている各操作データ、各アラームデータのうち、
トレンドグラフ表示エリア31に表示されているトレン
ドグラフ41の各時刻に対応する操作データ、アラーム
データを読み出し、表示画面39上に、操作データ表示
タグ、アラームデータ表示タグ42を並べて表示した
後、オペレータが入力装置2を操作して、操作データ表
示タグ、アラームデータ表示タグ42で表示されている
各操作データのいずれか、各アラームデータのいずれか
を選択し、削除ボタン38を操作する毎に、操作データ
表示タグ、アラームデータ表示タグ42から指定された
各操作データ、各アラームデータを削除するとともに、
操作データ表示タグ上に残っている各操作データ、アラ
ームデータ表示タグ42上に残っている各アラームデー
タをトレンドグラフ41に関連付ける。
【0038】そして、これらの関連付け処理が終了し、
オペレータが保存ボタン36を操作すると、総合トレン
ド管理機能11によって、トレンドグラフ表示エリア3
1に表示されているトレンドグラフ41ととともに、こ
のトレンドグラフ41に関連付けされた各操作データ、
各アラームデータなどをメモリに登録する。
【0039】この後、オペレータが読み出しボタン37
を操作して、既に記憶されている各トレンドデータの内
容を示すトレンドデータタグを表示させるとともに、入
力装置2を操作して、トレンドデータタグで表わされて
いる各日付、時刻を選択したとき、総合トレンド管理機
能11によって、既に登録されている各トレンドデータ
のうち、指定された日付、指定された時刻のトレンドデ
ータと、このトレンドデータに関連付けて登録されてい
る各操作データ、各アラームデータなどを読み出して、
図12に示すように、指定された日付、指定された時刻
のトレンド内容を示すトレンドグラフ43と、このトレ
ンドグラフ43に対応する各時刻の操作内容を示す操作
内容タグ44、アラーム内容を示すアラーム内容タグ4
5とを表示する。
【0040】このように、この実施の形態では、トレン
ドボタン32、操作履歴登録ボタン33、アラーム履歴
登録ボタン34、全登録ボタン35、保存ボタン36、
読み出しボタン37、削除ボタン38を操作して、トレ
ンドグラフ43に対応させて表示させる操作データ、ア
ラームデータを選択し得るようにしているので、不要な
操作データ、不要なアラームデータが表示されるのを防
止して、各操作履歴の内容、各アラーム履歴の内容とを
見易くし、表示装置4に表示されている内容を一目見た
だけで、プラントの運転内容を理解させることができ
る。
【0041】《他の実施の形態》上述した各実施の形態
では、表示装置4に表示されるトレンドグラフ16、1
7、19、22、25、41、43の大きさを一定にし
ているが、拡大/縮小機能を設け、表示されているトレ
ンドグラフ16、17、19、22、25、41、43
の一部を拡大表示させたり、トレンドグラフ16、1
7、19、22、25、41、43全体を縮小させて、
表示される範囲を広げたりしても良い。
【0042】このようにすることにより、トレンドグラ
フ16、17、19、22、25、41、43を見易く
して、プラントの運転内容を把握し易くすることができ
る。
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1のプラント監視制御装置では、画面を一目見ただ
けで、プラントの運転内容を容易に把握させることがで
き、これによってプラントの運転を効率化させることが
できるとともに、報告書などの作成に要する時間と、手
間とを大幅に削減させることができる。
【0043】請求項2のプラント監視制御装置では、オ
ペレータに負担をかけることなく、プラントの管理を行
うのに必要な事項を自動的に収集して、プラントの運転
内容を表示するとき、トレンドグラフと、収集した事項
とを関連させて表示し、これによって画面を一目見ただ
けで、トレンドグラフの内容と、各事項の内容との関連
を容易に把握させて、プラントの運転を効率化させるこ
とができるとともに、報告書などの作成に要する時間
と、手間とを大幅に削減させることができる。
【0044】請求項3のプラント監視制御装置では、プ
ラントの運転内容を表示するとき、トレンドグラフと、
このトレンドグラフに対応する各事項のうち、必要な事
項とを関連させて表示し、これによって画面を一目見た
だけで、トレンドグラフの内容と、各事項の内容との関
連を容易に把握させて、プラントの運転を効率化させる
ことができるとともに、報告書などの作成に要する時間
と、手間とを大幅に削減させることができる。
【0045】請求項4のプラント監視制御装置では、プ
ラントの運転内容を表示するとき、関連するトレンドグ
ラフを対応させて表示し、これによって画面を一目見た
だけで、各トレンドグラフの内容を容易に把握させて、
プラントの運転を効率化させることができるとともに、
報告書などの作成に要する時間と、手間とを大幅に削減
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラント監視制御装置のうち、請
求項1、2、4に対応する一実施の形態を示すブロック
図である。
【図2】第1の実施の形態の表示装置に表示されるトレ
ンドグラフ画面の一例を示す説明図である。
【図3】第1の実施の形態の表示装置に表示される操作
履歴データ画面の一例を示す説明図である。
【図4】第1の実施の形態の表示装置に表示されるアラ
ーム履歴データ画面の一例を示す説明図である。
【図5】第1の実施の形態の表示装置に表示されるトレ
ンドグラフ画面のうち、複数のトレンドグラフを含むト
レンドグラフ画面の一例を示す説明図である。
【図6】第1の実施の形態の表示装置に表示されるトレ
ンドグラフ画面のうち、トレンドグラフと操作内容タグ
とを含むトレンドグラフ画面の一例を示す説明図であ
る。
【図7】第1の実施の形態の表示装置に表示されるトレ
ンドグラフ画面のうち、トレンドグラフとアラーム内容
タグとを含むトレンドグラフ画面の一例を示す説明図で
ある。
【図8】第1の実施の形態の表示装置に表示されるトレ
ンドグラフ画面のうち、トレンドグラフと操作内容タグ
とアラーム内容タグとを含むトレンドグラフ画面の一例
を示す説明図である。
【図9】第2の実施の形態の表示装置に表示される表示
画面の一例を示す説明図である。
【図10】第2の実施の形態の表示装置に表示される表
示画面を使用してトレンドデータを選択するときの画面
例の一例を示す説明図である。
【図11】第2の実施の形態の表示装置に表示される表
示画面を使用して全登録を行うときの画面の一例を示す
説明図である。
【図12】第2の実施の形態の表示装置に表示される表
示画面を使用してトレンドグラフ、操作内容タグ、アラ
ーム内容タグを表示するときの画面例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…プラント監視制御システム、2…入力装置、3…プ
ラント監視制御装置、4…表示装置、5…制御処理部、
6…アラーム処理部、7…表示処理部、8…トレンド管
理機能、9…操作履歴管理機能、10…アラーム管理機
能、11…総合トレンド管理機能、12…データ記憶機
能部、13,18,21,24,28…トレンドグラフ
画面、14…操作履歴データ画面、15…アラーム履歴
データ画面、16,17,19,22,25,41,4
3…トレンドグラフ、20,26,44…操作内容タ
グ、23,27,45…アラーム内容タグ、31…トレ
ンドグラフ表示エリア、32…トレンドボタン、33…
操作履歴登録ボタン、34…アラーム履歴登録ボタン、
35…全登録ボタン、36…保存ボタン、37…読み出
しボタン、38…削除ボタン、39…表示画面、40…
トレンドデータタグ、42…アラームデータ表示タグ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレンドグラフ、操作履歴データ、また
    はアラーム履歴データのいずれかを使用して監視制御対
    象となっているプラントの運転内容を表示するプラント
    監視制御装置において、 トレンドグラフを表示するとき、このトレンドグラフに
    対応する操作履歴データまたはアラーム履歴データを前
    記トレンドグラフと関連付けて表示する表示制御手段を
    備えた、 ことを特徴とするプラント監視制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプラント監視制御装置
    において、 トレンドグラフに対応する各操作履歴データ、各アラー
    ム履歴データのうち、所定条件を満たす各操作履歴デー
    タ、各アラーム履歴データを自動的に登録する登録手段
    を備え、 前記表示制御手段は、トレンドグラフを表示するとき、
    このトレンドグラフに対応して登録されている各操作履
    歴データまたは各アラーム履歴データをトレンドグラフ
    と関連付けて表示する、 ことを特徴とするプラント監視制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のプラント監視制御装置
    において、 トレンドグラフに対応する各操作履歴データ、各アラー
    ム履歴データのうち、手動で選択された各操作履歴デー
    タ、各アラーム履歴データを登録する登録手段を備え、 前記表示制御手段は、トレンドグラフを表示するとき、
    このトレンドグラフに対応して登録されている各操作履
    歴データまたは各アラーム履歴データをトレンドグラフ
    と関連付けて表示する、 ことを特徴とするプラント監視制御装置。
  4. 【請求項4】 トレンドグラフ、操作履歴データ、アラ
    ーム履歴データのいずれかを使用して監視制御対象とな
    っているプラントの運転内容を表示するプラント監視制
    御装置において、 トレンドグラフを表示するとき、指定された複数の日付
    または指定された複数の時間帯のトレンドグラフを対比
    形式で表示する表示制御手段を備えた、 ことを特徴とするプラント監視制御装置。
JP18409099A 1999-06-29 1999-06-29 プラント監視制御装置 Withdrawn JP2001014025A (ja)

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