JP2003050622A - 監視制御装置 - Google Patents

監視制御装置

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JP2003050622A
JP2003050622A JP2001239561A JP2001239561A JP2003050622A JP 2003050622 A JP2003050622 A JP 2003050622A JP 2001239561 A JP2001239561 A JP 2001239561A JP 2001239561 A JP2001239561 A JP 2001239561A JP 2003050622 A JP2003050622 A JP 2003050622A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、プラントに異常が発生した際、過去の
操作履歴等を参考に処置を行うことができなっかた。 【解決手段】 プレイバック開始指令に基きイベント履
歴DB6から同データを取得するイベント履歴サーバ4
と、同指令に基きトレンドDB7から同データを取得す
るトレンドサーバ5と、同指令を仲介する統合データサ
ーバ11と、グラフィック画面上のプレイバックボタン
がクリックされると同画面上にプレイバック開始ウィン
ドウを表示し、前記ウィンドウで開始時刻が入力されて
再生開始ボタンがクリックされると前記開始時刻を含む
同指令を出力し、イベント履歴DB、トレンドDBから
前記開始時刻以降のイベント履歴データ、トレンドデー
タを取得して同画面に表示するグラフィック画面表示機
能1とを備えた。 【効果】 過去の操作、設定とそのときのプラントの状
態推移を、操作員の指定する任意の時刻よりプレイバッ
ク表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画面上で上下水
処理プラント等、各種プラントの監視制御を行う監視制
御装置に関するものである。特に、プラント監視におけ
る運転支援機能を有する監視制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の監視制御装置について図面を参照
しながら説明する。図16は、従来の監視制御装置の構
成を示す図である。
【0003】図16において、1はグラフィック画面
(表示機能)、2はイベント履歴画面(表示機能)、3
はトレンドグラフ画面(表示機能)、4はイベント履歴
サーバ、5はトレンドサーバ、6はイベント履歴データ
ベース(DB)、7はトレンドデータベース(DB)、
8はリアルタイムデータサーバ、9は上下水処理プラン
ト等のプラントを示す。また、100は監視制御装置で
あり、グラフィック画面(表示機能)1〜リアルタイム
データサーバ8は、それぞれ監視制御装置100内のソ
フトウエアで構成されている。
【0004】つぎに、従来の監視制御装置の動作につい
て図面を参照しながら説明する。
【0005】通常時のプラント監視は、プラント9の監
視対象である機器、および計測値をシンボル化して表示
したグラフィック画面1で行っている。このグラフィッ
ク画面1には、プラント9の現状の計測値、または状態
などが表示されている。プラント9の機器の操作、およ
び数値設定も、グラフィック画面1より行う。
【0006】また、プラント9で異常などの状態変化が
発生すると、イベント履歴画面2で、どのような状態変
化が発生したかを監視することができる。
【0007】さらに、トレンドグラフ画面3では、プラ
ント9の定周期の計測値、または状態のデータを過去に
遡って表示することができる。
【0008】グラフィック画面1には、上述したよう
に、プラント9の現在の状態が表示される。このグラフ
ィック画面1の表示時の動作は、以下のようになる。
【0009】グラフィック画面1を表示するときは、ま
ず、グラフィック画面表示機能1は、表示を行うデータ
をリアルタイムデータサーバ8に要求し、このリアルタ
イムデータサーバ8がプラント9からデータを収集する
(ステップST901)。
【0010】そして、リアルタイムデータサーバ8は、
グラフィック画面表示機能1へ収集したデータを返す
(ステップST902)。
【0011】プラント9においてアラームや状態変化が
起こった場合は、リアルタイムデータサーバ8は、プラ
ント9からアラームや状態変化のデータを受け取る。
【0012】次に、イベント履歴サーバ4は、リアルタ
イムデータサーバ8からアラーム、状態変化データを収
集する(ステップST903)。このイベント履歴サー
バ4は、収集したアラーム、状態変化データを、イベン
ト履歴DB6へ格納する。
【0013】また、イベント履歴サーバ4は、イベント
履歴画面表示機能2からの要求により、イベント履歴D
B6からイベント履歴データを収集して、イベント履歴
画面表示機能2へ返す(ステップST904)。以上の
方法により、イベント履歴画面2にイベントの履歴を表
示することができる。
【0014】また、リアルタイムデータサーバ8は、定
周期でプラント9から計測値を収集し(ステップST9
0l)、さらに、トレンドサーバ5は、それらのデータ
を収集する(ステップST905)。このトレンドサー
バ5は、収集したトレンドデータを、トレンドDB7へ
格納する。
【0015】また、トレンドサーバ5は、トレンドグラ
フ画面表示機能3からの要求により、トレンドDB7か
らトレンドデータを収集して、トレンドグラフ画面表示
機能3へ返す(ステップST906)。以上の方法によ
り、トレンドグラフ画面3にトレンドデータを表示する
ことができる。
【0016】また、プラント9の機器の操作及び数値設
定を行う場合は、グラフィック画面表示機能1は、リア
ルタイムデータサーバ8に対して、操作/設定要求を出
し(ステップST907)、このリアルタイムデータサ
ーバ8は、プラント9に対して操作/設定を行う(ステ
ップST908)。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
監視制御装置では、イベント履歴データ、トレンドデー
タは、それぞれイベント履歴画面2、トレンドグラフ画
面3といった別々の画面上で参照されており、それぞれ
を関連付けて参照することが困難であった。このため、
プラント9に異常が発生した際、過去の操作履歴やその
ときのプラント9の状態の推移を参考に処置を行う、と
いった方法もとれず、その処置は操作員の経験に頼って
いた。さらに、プラント9での異常に対して、適切な操
作を行えるようになるためには、長期間の操作経験と、
異常発生時の処置に関する膨大なマニュアルを理解する
必要があり、容易ではなかった。
【0018】また、このような問題点に対して、例えば
特開平02−015307号公報に記載された「プラン
ト運転支援装置」では、プラントで発生した異常に対し
てガイダンスメッセージと共に、操作すべき機器やシン
ボルを表示する機能があるが、下記のような問題点があ
った。操作すべきシンボルは明示されるが、そのシンボ
ルについて、どのような操作や設定値を行うかをガイダ
ンスメッセージに基づいて操作員が考えて決める必要が
ある。操作や設定値がガイダンスメッセージに示されて
いる場合も、そのメッセージに基づいて、操作や設定値
を画面に入力する手順が必要となり、処置までに時間を
要する。
【0019】また、特開平11−327627号公報に
記載された「プラント監視制御装置」では、蓄積した過
去データを用いて、過去の同一操作/設定の履歴のリス
トと、それぞれのプラントの状態推移を参照することは
できるが、下記のような問題点があった。操作/設定の
様子を一覧で参照できるのみであり、実際に制御ウィン
ドウを用いて、どのような操作/設定値で、どのような
間隔を空けて実施したかを把握することが困難である。
また、操作/設定とそのときのプラントの状態推移は、
異常に対する処置として常に最適とは限らない(一部誤
った操作を行っている場合もある)。つまり、過去事例
として参考にできない場合もある。
【0020】また、特開平09−081233号公報に
記載された「監視制御支援装置」では、異常発生時の画
像、音声のプレイバックが可能であるが、下記のような
問題点があった。異常ではなく、運転のON/OFFな
どの通常の状態変化発生時のプレイバックができない。
【0021】さらに、特開平10−171531号公報
に記載された「プラント監視表示機能」では、画面上に
配置されたポイントのプレイバック機能を持つが、下記
のような問題点があった。各機器に対する操作と、各計
測値に対する設定手順を含めたプレイバックは不可能で
ある。
【0022】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、以下の機能を有する監視制御装置
を得ることを目的とする。
【0023】過去の制御ウィンドウによる操作/設定の
状況、そのときのプラント状態の推移と、アラーム、ガ
イダンス、操作履歴などのメッセージ一覧と、計装機能
等をグラフィック画面上でプレイバック表示する『プレ
イバック機能』を監視制御装置は有する。
【0024】また、必要であれば、過去の操作/設定
と、そのときのプラント状態の推移をイベント履歴画面
やトレンドグラフ画面上より編集でき、過去事例として
参考にできない操作などを変更することなどにより、経
験の浅い操作員の訓練教材として最適化できる『過去デ
ータ編集機能』を監視制御装置は有する。
【0025】また、プラントにおいて異常等、状態変化
が発生した場合、運転支援DBに蓄積されたガイダンス
情報(操作/設定アクション等)に基づき、ガイダンス
を表示すると共に、操作に必要なシンボルについて制御
ウィンドウが自動で表示され、その中に必要な操作/設
定値が既に入力済みとなっている『運転ガイダンズ機
能』を監視制御装置は有する。なお、操作が複数ステッ
プとなる場合は、順次、操作/設定アクション等がセッ
トされた制御ウィンドウが自動表示される上記運転ガイ
ダンズ機能を監視制御装置は有する。
【0026】また、運転支援DBの内容を運転支援DB
編集画面上で編集できる『運転支援DB編集機能』を監
視制御装置は有する。
【0027】さらに、プラントにおいて異常等、状態変
化が発生した場合、イベント履歴DB、トレンドDB、
運転支援DBから、その状態変化について、過去に同一
状態変化に対する処置方法がないか検索し、あれば、そ
のときの操作/設定の様子と、プラントの状態推移と、
アラーム、ガイダンス、操作履歴などのメッセージ一覧
と、計装機能等をグラフィック画面上で自動プレイバッ
ク表示する『自動プレイバック機能』を監視制御装置は
有する。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明に係る監視制御
装置は、イベント履歴データを格納するイベント履歴デ
ータベースと、トレンドデータを格納するトレンドデー
タベースと、前記イベント履歴データベースを管理し、
プレイバック開始指令に従って前記イベント履歴データ
ベースから前記イベント履歴データを取得するイベント
履歴サーバと、前記トレンドデータベースを管理し、前
記プレイバック開始指令に従って前記トレンドデータベ
ースから前記トレンドデータを取得するトレンドサーバ
と、前記プレイバック開始指令を仲介して前記イベント
履歴サーバ及び前記トレンドサーバへ送る統合データサ
ーバと、グラフィック画面上のプレイバックボタンがク
リックされると前記グラフィック画面上にプレイバック
開始ウィンドウを表示し、前記プレイバック開始ウィン
ドウにおいて開始時刻が入力されて再生開始ボタンがク
リックされると前記開始時刻を含む前記プレイバック開
始指令を出力し、前記統合データサーバ、前記イベント
履歴サーバ、及び前記トレンドサーバを通じて前記イベ
ント履歴データベース、及び前記トレンドデータベース
から前記開始時刻以降のイベント履歴データ、及びトレ
ンドデータを取得して前記グラフィック画面に表示する
グラフィック画面表示機能とを備えたものである。
【0029】また、この発明に係る監視制御装置は、イ
ベント履歴画面上の編集モードボタンがクリックされる
と前記イベント履歴画面上に表示中のイベント履歴デー
タをイベント履歴データ一覧として表示し、前記イベン
ト履歴データ一覧においてデータが編集されて保存ボタ
ンがクリックされると編集されたイベント履歴データを
含む変更要求を出力するイベント履歴画面表示機能をさ
らに備え、前記統合データサーバは、前記変更要求を仲
介して前記イベント履歴サーバへ送り、前記イベント履
歴サーバは、前記変更要求に従って前記イベント履歴デ
ータベースを書き換えるものである。
【0030】また、この発明に係る監視制御装置は、ト
レンドグラフ画面上の編集モードボタンがクリックされ
ると前記トレンドグラフ画面上に表示中のトレンドデー
タをトレンドデータ一覧として表示し、前記トレンドデ
ータ一覧においてデータが編集されて保存ボタンがクリ
ックされると編集されたトレンドデータを含む変更要求
を出力するトレンドグラフ画面表示機能をさらに備え、
前記統合データサーバは、前記変更要求を仲介して前記
トレンドサーバへ送り、前記トレンドサーバは、前記変
更要求に従って前記トレンドデータベースを書き換える
ものである。
【0031】この発明に係る監視制御装置は、プラント
で発生した状態変化を収集して出力するリアルタイムデ
ータサーバと、状態変化に対応する運転ガイダンス情報
を格納する運転支援データベースと、前記運転支援デー
タベースを管理し、切り替え値「運転ガイダンス」を含
む運転支援モード切替指令に従って前記リアルタイムデ
ータサーバからの状態変化に対応する運転ガイダンス情
報を前記運転支援データベースから取得して出力する運
転支援サーバと、前記切り替え値「運転ガイダンス」を
含む運転支援モード切替指令を仲介して前記運転支援サ
ーバへ送る統合データサーバと、グラフィック画面上の
運転支援モード切替ボタンがクリックされて運転支援モ
ードが運転ガイダンスに切り替えられると、前記切り替
え値「運転ガイダンス」を含む運転支援モード切替指令
を前記統合データサーバを通じて前記運転支援サーバへ
出力し、前記運転支援サーバから前記統合データサーバ
を通じて前記状態変化に対応する運転ガイダンス情報を
取得して前記グラフィック画面に表示するグラフィック
画面表示機能とを備えたものである。
【0032】また、この発明に係る監視制御装置は、運
転支援DB編集画面上の編集モードボタンがクリックさ
れるとDB内容取得要求を出力して前記運転支援データ
ベースから取得した状態変化に対応する運転ガイダンス
情報の一覧を表示し、前記運転ガイダンス情報一覧にお
いてデータが編集されて保存ボタンがクリックされると
運転ガイダンス情報の編集結果を出力する運転支援DB
編集画面表示機能をさらに備え、前記統合データサーバ
は、前記DB内容取得要求、及び前記編集結果を仲介し
て前記運転支援サーバへ送るとともに、前記状態変化に
対応する運転ガイダンス情報を仲介して前記運転支援D
B編集画面表示機能へ送り、前記運転支援サーバは、前
記DB内容取得要求に従って前記運転支援データベース
から前記状態変化に対応する運転ガイダンス情報を取得
するとともに、前記編集結果に従って前記運転支援デー
タベースを書き換えるものである。
【0033】この発明に係る監視制御装置は、プラント
で発生した状態変化を収集して出力するリアルタイムデ
ータサーバと、イベント履歴データを格納するイベント
履歴データベースと、トレンドデータを格納するトレン
ドデータベースと、前記イベント履歴データベースを管
理し、検索要求に従って前記イベント履歴データベース
から過去に同じ状態変化が発生した時刻を検索してその
検索結果を出力し、プレイバック開始指令に従って前記
イベント履歴データベースから前記イベント履歴データ
を取得するイベント履歴サーバと、前記トレンドデータ
ベースを管理し、前記プレイバック開始指令に従って前
記トレンドデータベースから前記トレンドデータを取得
するトレンドサーバと、切り替え値「自動プレイバッ
ク」を含む運転支援モード切替指令に従って前記リアル
タイムデータサーバからの状態変化に対して、過去に同
じ状態変化が発生した時刻の検索要求を出力する運転支
援サーバと、前記切り替え値「自動プレイバック」を含
む運転支援モード切替指令を仲介して前記運転支援サー
バへ送り、前記検索要求を仲介して前記イベント履歴サ
ーバへ送り、前記検索要求に対する検索結果に基づいて
開始時刻を含む前記プレイバック開始指令を前記イベン
ト履歴サーバ及び前記トレンドサーバへ送る統合データ
サーバと、グラフィック画面上の運転支援モード切替ボ
タンがクリックされて運転支援モードが自動プレイバッ
クに切り替えられると、前記切り替え値「自動プレイバ
ック」を含む運転支援モード切替指令を前記統合データ
サーバを通じて前記運転支援サーバへ出力し、前記統合
データサーバ、前記イベント履歴サーバ、及び前記トレ
ンドサーバを通じて前記イベント履歴データベース、及
び前記トレンドデータベースから前記開始時刻以降のイ
ベント履歴データ、及びトレンドデータを取得して前記
グラフィック画面に表示するグラフィック画面表示機能
とを備えたものである。
【0034】また、この発明に係る監視制御装置は、前
記統合データサーバが、前記イベント履歴サーバからの
検索結果に基き、同一状態変化が複数回発生している場
合には、前記トレンドサーバから各発生時刻毎の全プラ
ントデータを取得するとともに、前記リアルタイムデー
タサーバから現在の全プラントデータを取得し、両者を
比較して最も類似しているプラントデータの時刻をプレ
イバック開始時刻とし、この開始時刻を含むプレイバッ
ク開始指令を前記イベント履歴サーバ及び前記トレンド
サーバへ出力するものである。
【0035】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1に係る監視制御装置について図面を参照しながら
説明する。この実施の形態1に係る監視制御装置は、プ
ラントの状態及び計測値の過去データと、過去のある時
点で行っていた操作をグラフィック画面上でプレイバッ
ク表示する『プレイバック機能』を備えたものである。
「プレイバック」とは、過去の一定期間の状態を、時間
の流れる速さを変えずに再生することをいう。
【0036】図1は、この発明の実施の形態1に係る監
視制御装置の構成を示す図である。なお、各図中、同一
符号は同一又は相当部分を示す。
【0037】図1において、1はプラントの状態表示と
機器操作およびアナログ値設定を行うグラフィック画面
(表示機能)、2はイベント履歴画面(表示機能)、3
はトレンドグラフ画面(表示機能)、10は運転支援D
B編集画面(表示機能)である。これらのグラフィック
画面1、イベント履歴画面2、トレンドグラフ画面3、
及び運転支援DB編集画面10の各画面は、統合データ
サーバ11を介して、イベント履歴サーバ4、トレンド
サーバ5、及び運転支援サーバ12にアクセスする。
【0038】また、同図において、イベント履歴サーバ
4は、イベント履歴データベース(DB)6からイベン
ト履歴データを取得する。また、トレンドサーバ5は、
トレンドデータベース(DB)7からトレンドデータを
取得する。さらに、運転支援サーバ12は、運転支援デ
ータベース(DB)13から運転支援データを取得す
る。また、100Aは監視制御装置であり、プラント9
を除き、グラフィック画面(表示機能)1〜リアルタイ
ムデータサーバ8、及び運転支援DB編集画面(表示機
能)10〜運転支援DB13は、それぞれ監視制御装置
100内のソフトウエアである。
【0039】図2は、この発明の実施の形態1に係る監
視制御装置のイベント履歴DBのデータベース構造を示
す図である。
【0040】イベント履歴画面2上では、例えば『XX
ポンプ故障』のように、具体的な信号名称が表示される
が、イベント履歴DB6の中では、「発生時刻」と、
「TAG」と、ON/OFF等の「値」で格納されてい
る。このイベント履歴DB6には、プラント9での状態
変化発生時、及びグラフィック画面1からの操作設定時
に、それらの変化の履歴が蓄積される。
【0041】図3は、この発明の実施の形態1に係る監
視制御装置のトレンドDBのデータベース構造を示す図
である。
【0042】トレンドグラフ画面3上では、例えば『ろ
過池水位』のように、具体的な信号名称が表示される
が、トレンドDB7の中では、「TAG」と、「時刻」
と、その時刻の「値」が格納されている。このトレンド
DB7には、一定周期毎にプラント9の計測値が蓄積さ
れる。
【0043】図4は、この発明の実施の形態1に係る監
視制御装置の運転支援DBのデータベース構造を示す図
である。
【0044】この運転支援DB13は、ある「タグ」の
「状態変化」に対応する「操作/設定アクション」(運
転ガイダンス情報)を格納する。
【0045】図5、図6、図7、及び図8は、この発明
の実施の形態1に係る監視制御装置のグラフィック画
面、イベント履歴画面、トレンドグラフ画面、及び運転
支援DB編集画面の具体例を、それぞれ示す図である。
【0046】図5に示すグラフィック画面1上の制御ウ
ィンドウ14は、操作または設定を行いたいプラントの
機器および数値をクリックすることにより、同画面上に
表示される。このグラフィック画面1上の機器や計測値
には、各々にシンボルIDが付与されており、ユニーク
に識別される。
【0047】また、図6、図7、及び図8に示す15、
16、及び17は、それぞれ、イベント履歴画面2、ト
レンドグラフ画面3、及び運転支援DB編集画面10の
『編集モード』切替ボタンである。
【0048】図6に示すイベント履歴画面2の『編集モ
ード』切替ボタン15をクリックすると、イベント履歴
データ一覧18が表示される。このイベント履歴データ
一覧18内のイベントの時刻、またはイベント発生の値
の編集が可能となり、『保存』ボタン23をクリックす
ると、入力された内容でイベント履歴DB6が書き換え
られる。
【0049】また、図7に示すトレンドグラフ画面3の
『編集モード』切替ボタン16をクリックすると、トレ
ンドグラフ上に表示しているデータを表形式で表示す
る、トレンドデータ一覧19が表示される。このトレン
ドデータ一覧19の表内に数値を入力し、画面上の『保
存』ボタン24をクリックすると、入力された内容でト
レンドDB7の値が書き換えられる。
【0050】さらに、図8に示す運転支援DB編集画面
10の『編集モード』切替ボタン17をクリックする
と、運転支援DB13の内容が表示される。操作/設定
アクション欄に文字を入力し、画面上の『保存』ボタン
25をクリックすると、入力された内容で運転支援DB
13の内容が書き換えられる。なお、編集モード切替ボ
タン17をクリックしなくても、この運転支援DB編集
画面10を選択すると、編集モードへ移行してもよい。
また、この運転支援DB編集画面10の右側のスクロー
ルバーを操作することにより、運転支援DB13の全て
の内容を参照することができる。
【0051】つぎに、この実施の形態1に係る監視制御
装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0052】図9は、この発明の実施の形態1に係る監
視制御装置のグラフィック画面表示動作を示す図であ
る。
【0053】まず、グラフィック画面表示機能1は、統
合データサーバ11へプラント9のデータ収集の要求を
発行する(ステップST101)。
【0054】次に、統合データサーバ11は、グラフィ
ック画面表示機能1のデータ収集の要求(ステップST
101)を受け、リアルタイムデータサーバ8へデータ
収集の要求を発行する(ステップST102)。
【0055】次に、リアルタイムデータサーバ8は、統
合データサーバ11のデータ収集の要求(ステップST
102)を受けて、プラント9から実際のデータを収集
する(ステップST103)。
【0056】次に、リアルタイムデータサーバ8は、プ
ラント9から収集した実際のデータを統合データサーバ
11へ返す(ステップST104)。
【0057】次に、統合データサーバ11は、リアルタ
イムデータサーバ8から返された実際のデータをグラフ
ィック画面表示機能1へ返す(ステップST105)。
【0058】最後に、グラフィック画面表示機能1は、
統合データサーバ11から送られてきたプラント9の実
際のデータを表示する。
【0059】グラフィック画面1上で、操作、または設
定を行いたいプラント9の機器シンボル、または数値シ
ンボルをクリックすると、図5に示すように、制御ウィ
ンドウ14が表示される。この制御ウィンドウ14で操
作、または設定アクションを入力し、『送信』ボタン
(図示せず)をクリックすることにより送信を行うと、
グラフィック画面表示機能1は、統合データサーバ11
と、リアルタイムデータサーバ8を介して、プラント9
の機器に対して操作、または設定を行う。このとき、操
作、または設定を行ったという情報は、統合データサー
バ11を介して、イベント履歴サーバ4により、イベン
ト履歴DB6に蓄積される。
【0060】イベント履歴画面2を表示する場合は、イ
ベント履歴画面表示機能2は、統合データサーバ11を
介して、イベント履歴サーバ4により、イベント履歴D
B6からイベント履歴データを取得して表示を行う。
【0061】また、トレンドグラフ画面3を表示する場
合は、トレンドグラフ画面表示機能3は、統合データサ
ーバ11を介して、トレンドサーバ5により、トレンド
DB7からトレンドデータを取得して表示を行う。
【0062】図10は、この発明の実施の形態1に係る
監視制御装置のプレイバック機能の動作を示す図であ
る。
【0063】図5に示すように、グラフィック画面1上
に表示される『プレイバック』ボタン20をクリックす
ることにより、プレイバック開始ウィンドウ21が表示
される。プレイバック機能の操作は、グラフィック画面
1上に表示される『プレイバック』ボタン20のクリッ
クから開始する。
【0064】プレイバック機能における動作を、図10
を用いて説明する。操作員がグラフィック画面1上の
『プレイバック』ボタン20をクリックすると、グラフ
ィック画面表示機能1は、グラフィック画面1上にプレ
イバック開始ウィンドウ21を表示する。
【0065】次に、操作員がグラフィック画面1上のプ
レイバック開始ウィンドウ21において、開始時刻を入
力し、プレイバック開始ウィンドウ21内の再生開始ボ
タン(テープレコーダの再生ボタンと同じシンボルのボ
タン)をクリックすると、グラフィック画面表示機能1
は、統合データサーバ11へプレイバック開始指令(入
力された開始時刻を含む。)を送る(ステップST15
1)。
【0066】次に、統合データサーバ11は、プレイバ
ック開始指令をイベント履歴サーバ4とトレンドサーバ
5へ送る(ステップST152、ST153)。
【0067】次に、イベント履歴サーバ4と、トレンド
サーバ5は、それぞれ、プレイバック開始指令で指定さ
れた開始時刻以降のイベント履歴データ、トレンドデー
タをイベント履歴DB6、トレンドDB7から取得し
て、統合データサーバllへ返す(ステップST15
4、ST155)。
【0068】次に、統合データサーバllは、プレイバ
ック開始時刻以降のイベント履歴データ、トレンドデー
タをグラフィック画面表示機能1へ返す(ステップST
156、ST157)。
【0069】そして、グラフィック画面表示機能1は、
プラント9の状態表示を、プレイバック開始時刻を指定
された時刻から実際の時間の経過に合わせて進める。
【0070】上記のステップST154において、イベ
ント履歴サーバ4は、イベント履歴DB6中に、再生時
間に対応する数値設定操作履歴、機器設定操作履歴が見
つかるたびに応答する。また、上記のステップST15
5において、トレンドサーバ5は、トレンドDB7中の
トレンドデータを定周期毎に応答する。
【0071】図5に示すように、グラフィック画面1上
で、機器等のシンボルの表示更新や、制御ウィンドウ1
4での操作、設定が、プレイバック開始ウィンドウ21
内に表示されている時間に合わせてプレイバック表示さ
れる。同様にして、コントロールパネルを表示する計装
画面においても、設定値、操作値、現在値などのプレイ
バック表示が可能である。
【0072】以上より、過去の操作、設定とそのときの
プラントの状態推移を、操作員の指定する任意の時刻よ
りプレイバック表示可能となる。これにより、例えば、
過去に発生したプラントの異常と、異常が発生した場合
の処置(機器操作および数値設定)と、プラントの状態
の推移を容易に参照可能となり、同様の異常が発生した
場合に経験の浅い操作員の教材とすることができる。
【0073】従来の監視制御装置では、適切な操作を行
うために、長期間の経験が必要であったが、この実施の
形態1に係る監視制御装置では、過去に発生したプラン
ト9の異常と、異常が発生した場合の機器操作および数
値設定が任意に参照可能となるため、経験の浅い操作員
でも、容易に同様の操作を行うことが可能となる。ま
た、従来の監視制御装置では、適切な操作を行うことが
できるようになるために長期間の操作が必要であった
が、この実施の形態1に係る監視制御装置では、経験の
長い操作員と同様の操作を容易に行うことができる。さ
らに、各機器に対する操作および各計測値に対する設定
手順である、操作ウィンドウを表示することができる。
【0074】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
係る監視制御装置について図面を参照しながら説明す
る。この発明の実施の形態2に係る監視制御装置は、上
記プレイバック機能で用いる過去データを画面より編集
可能とする『過去データ編集機能』を備えたものであ
る。
【0075】この発明の実施の形態2に係る監視制御装
置の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0076】つぎに、この実施の形態2に係る監視制御
装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0077】図6に示すイベント履歴画面2は、『編集
モード』切替ボタン16がクリックされることにより、
編集モードに変わり、表示中のイベント履歴データをイ
ベント履歴データ一覧18として表形式で表示する。こ
の表内で値を編集(変更)し、『保存』ボタン23がク
リックされると、イベント履歴DB6が書き換えられ
る。
【0078】また、図7に示すトレンドグラフ画面3
は、『編集モード』切替ボタン17がクリックされるこ
とにより、編集モードに変わり、表示中のトレンドデー
タをトレンドデータ一覧19として表形式で表示する。
この表内で値を編集(変更)し、『保存』ボタン24が
クリックされると、トレンドDB7が書き換えられる。
【0079】以上のように、イベント履歴DB6、トレ
ンドDB7に格納されたデータを編集することができ
る。
【0080】図11は、この発明の実施の形態2に係る
監視制御装置の過去データ編集機能の動作を示す図であ
る。
【0081】イベント履歴DB6、トレンドDB7の編
集時の動作を、図11に基づき説明する。
【0082】イベント履歴データが上記の手順により編
集される場合、まず、イベント履歴画面表示機能2は、
保存ボタン23がクリックされると、統合データサーバ
11に対して、編集(変更)されたイベント履歴データ
とともに変更要求を出力する(ステップST201)。
【0083】次に、統合データサーバ11は、イベント
履歴画面表示機能2からの変更要求を受けて、イベント
履歴サーバ4へイベント履歴DB6内のデータの書き換
えを要求して編集(変更)されたイベント履歴データを
出力する(ステップST202)。
【0084】そして、イベント履歴サーバ4は、このデ
ータの書き換え要求を受けて、送られてきた編集(変
更)されたイベント履歴データでイベント履歴DB6の
内容を書き換える。
【0085】また同様に、トレンドデータが上記の手順
により編集される場合、まず、トレンドグラフ画面表示
機能3は、保存ボタン24がクリックされると、統合デ
ータサーバ11に対して、編集(変更)されたトレンド
データとともに変更要求を出力する(ステップST20
3)。
【0086】次に、統合データサーバ11は、トレンド
サーバ5へトレンドDB7内のデータの書き換えを要求
して編集(変更)されたトレンドデータを出力する(ス
テップST204)。
【0087】そして、トレンドサーバ5は、このデータ
の書き換え要求を受けて、送られてきた編集(変更)さ
れたトレンドデータでトレンドDB7の内容を書き換え
る。
【0088】この手順により、イベント履歴DB6、及
びトレンドDB7内の過去データ編集が可能となる。
【0089】以上の手順により編集されたイベント履歴
データ、トレンドデータは、それぞれ、編集(変更)し
たデータを蓄積するイベント履歴ダミーDB6A、トレ
ンドダミーDB7Aを用意することにより、イベント履
歴DB6、トレンドDB7のマスタデータベースとは別
のデータベースとして保存することも可能である。
【0090】この時、上記のステップST202、ステ
ップST204以降の動作については、イベント履歴サ
ーバ4、トレンドサーバ5は、それぞれ、イベント履歴
ダミーDB6A、トレンドダミーDB7Aの内容を書き
換えることになる。
【0091】以上により、イベント履歴DB6、トレン
ドDB7に蓄積されているデータが、監視制御装置の画
面上より編集可能となる。これにより、例えば、異常発
生時の過去の操作および設定が、経験の浅い操作員には
複雑すぎる場合、過去データを編集して簡略化し、研修
用教材として最適化することが可能である。
【0092】この実施の形態2に係る監視制御装置は、
上記実施の形態1に係る監視制御装置で参照可能として
いる過去のデータを編集できる機能を持つため、過去の
操作履歴を簡略化するなど、操作員の研修用教材として
最適化することができる。従来の監視制御装置のプレイ
バック機能では、誤った操作を行っている場合でも、実
際に行った手順でしか再生されなかったが、この実施の
形態2に係る監視制御装置では、最適な操作方法をプレ
イバック表示させることができる。
【0093】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
係る監視制御装置について図面を参照しながら説明す
る。この発明の実施の形態3に係る監視制御装置は、機
器の故障、上下限値異常、機器の運転など、ディジタル
信号として現場より送信される、プラント9の状態変化
が発生すると、運転支援DB13に蓄積された情報に基
づき、その状態変化に応じて、必要な操作、設定値が予
めセットされた制御ウィンドウ14が自動表示される
『運転ガイダンス機能』を備えたものである。操作員
は、画面上で内容を確認し実行する操作が複数ステップ
となる場合は、順次、操作、設定値がセットされた制御
ウィンドウ14が自動表示される。
【0094】この発明の実施の形態3に係る監視制御装
置の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0095】つぎに、この実施の形態3に係る監視制御
装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0096】この実施の形態3では、プラント9に状態
変化が発生した際、予め運転支援DB13に格納された
データに基づき、適切な処置を制御ウィンドウ14の形
式で表示する。
【0097】図12は、この発明の実施の形態3に係る
監視制御装置の運転ガイダンス機能の動作を示す図であ
る。
【0098】まず、図5において、プラント9の操作員
は、グラフィック画面1上の『運転支援モード』切替ボ
タン22をクリックすることにより、運転支援モードを
『運転ガイダンス』モードに切り替える。この『運転支
援モード』切替ボタン22は、表示されているモードが
最新モードであり、ボタン22のクリック毎に切り替わ
り、『運転ガイダンス』以外に、後で説明する『自動プ
レイバック』と、『通常』の3つのモードがある。
【0099】運転支援モード切替ボタン22が『運転ガ
イダンス』モードに切り替えられると、図12に示すよ
うに、グラフィック画面表示機能1は、運転支援モード
切替指令を、切り替え値「運転ガイダンスモード」と共
に、統合データサーバ11へ送る(ステップST30
1)。
【0100】次に、統合データサーバ11は、運転支援
モード切替指令を運転支援サーバ12へ送る(ステップ
ST302)。この運転支援サーバ12は、運転支援モ
ードデータを、送られてきた「運転ガイダンスモード」
に書き換える。
【0101】プラント9において、状態変化が発生する
と、アラームを含む状態変化データがプラント9からリ
アルタイムデータサーバ8へ上がる(ステップST30
3)。
【0102】その後、リアルタイムデータサーバ8は、
状態変化データを運転支援サーバ12へ上げる(ステッ
プST304)。この運転支援サーバ12は、運転支援
モードデータをチェックし、その値が「運転ガイダンス
モード」の場合のみ、以下の処理を行う。
【0103】運転支援サーバ12は、図4に示す運転支
援DB13内を検索し、リアルタイムデータサーバ8か
ら受け取った状態変化に対して、操作、設定すべき機器
および数値のシンボル(シンボルID)と操作値(操作
アクション)、設定値(設定アクション)を決める。
【0104】この運転支援DB13は、上述したよう
に、ある「状態変化」に対応する「操作/設定アクショ
ン」(運転ガイダンス情報)が格納されている。また、
運転支援DB13は、後述するように編集可能で、一つ
の状態変化に対して一つのステップ、または複数ステッ
プの操作/設定アクションを定義することが可能であ
る。さらに、1行に複数の状態変化を格納し、複数同時
状態変化に対する操作/設定アクションを定義すること
も可能である。
【0105】運転支援サーバ12は、シンボルIDと操
作、設定値(アクション)を、統合データサーバ11を
介して、グラフィック画面表示機能1へ送る(ステップ
ST305〜ST306)。
【0106】次に、グラフィック画面表示機能1は、運
転支援サーバ12から受け取ったシンボルIDに対応す
るシンボルから制御ウィンドウ14を表示し、受け取っ
た操作、設定値(アクション)を制御ウィンドウ14内
に表示する。
【0107】プラント9で発生した状態変化について、
運転支援DB13内に複数ステップの操作/設定アクシ
ョンが対応付けられている場合は、一つの操作/設定ア
クションが終わる度に、次のシンボルIDと操作/設定
アクションが、運転支援サーバ12から統合データサー
バ11を介してグラフィック画面表示機能1へ送られる
(ステップST305〜ST306)。
【0108】以上により、プラント9において状態変化
が発生した際、処置が必要な機器に対応する機器および
数値のシンボルについて、適切な操作、設定値が自動表
示される。このため、例えばプラント9に異常発生時、
経験の浅い操作員でも、適切な処置が間違いなく迅速に
できるようになる。
【0109】この実施の形態3に係る監視制御装置で
は、プラント9に状態変化が発生した時、操作および設
定の必要な機器および計測値のシンボルについて適切な
操作および設定ウィンドウ(制御ウィンドウ14)が表
示される機能(運転ガイダンス機能)を持っため、経験
の浅い操作員でも、迅速に適切な処置を行うよう支援す
ることができる。従来の監視制御装置では、必要な操作
を行うために操作内容および設定値などを入力する必要
があり、処置までに時間を要したが、この実施の形態3
に係る監視制御装置では、迅速な処置が可能となる。
【0110】実施の形態4.この発明の実施の形態4に
係る監視制御装置について図面を参照しながら説明す
る。この発明の実施の形態4に係る監視制御装置は、運
転支援DB(状態変化と操作/設定の対応表)の内容を
画面から編集できる『運転支援DB編集機能』を備えた
ものである。
【0111】この発明の実施の形態4に係る監視制御装
置の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0112】つぎに、この実施の形態4に係る監視制御
装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0113】図13は、この発明の実施の形態4に係る
監視制御装置の運転支援DB編集機能の動作を示す図で
ある。
【0114】上記実施の形態3では、運転支援DB13
による運転ガイダンス機能について説明したが、図13
に示すように、運転支援DB13の内容自体について、
監視制御装置の画面より編集が可能である。
【0115】図13において、運転支援DB編集画面表
示機能10は、『編集モード』切替ボタン17がクリッ
クされると、統合データサーバ11へDB内容取得要求
を発行する(ステップST401)。
【0116】次に、統合データサーバ11は、運転支援
データサーバ12へ、DB内容取得要求を発行する(ス
テップST402)。
【0117】次に、運転支援サーバ12は、統合データ
サーバ11から受け取ったDB内容取得要求に応じて、
運転支援DB13から全データを取得し、その全データ
内容を統合データサーバ11へ返す(ステップST40
3)。
【0118】次に、統合データサーバ11は、運転支援
サーバ12から取得した運転支援DB13の全データを
運転支援DB編集画面表示機能10へ返す(ステップS
T404)。
【0119】運転支援DB編集画面表示機能10は、図
8に示す運転支援DB編集画面において、操作員が運転
支援DB内容のうち操作/設定アクション欄を編集(変
更)して『保存』ボタン25をクリックすると、その編
集結果を統合データサーバ11へ送る(ステップST4
05)。
【0120】次に、統合データサーバ11は、運転支援
DB13の編集結果を運転支援サーバ12へ送る(ステ
ップST406)。
【0121】最後に、運転支援データサーバ12は、統
合データサーバ11から受け取った編集結果で運転支援
DB13を書き換える。
【0122】以上により、別途、専用の編集装置を設置
する必要がなく、操作員は、運転支援DB13自体を監
視制御装置の画面より容易に変更できる。これにより、
例えば登録している運転ガイダンス情報(操作/設定ア
クション)に誤りがあった場合や、よりよい処置方法が
提案された場合、速やかに運転支援DB13を修正、追
加できる。その結果、プラント9での運転ノウハウが確
実に、かつ、速やかに運転支援DB13に反映できるよ
うになる。
【0123】この実施の形態4に係る監視制御装置で
は、上記実施の形態3で表示されるとしている操作およ
び設定ウィンドウ(制御ウィンドウ14)の表示内容を
監視制御装置の画面上から容易に変更できるため、誤っ
た操作を防ぎ、確実な処置を行うよう支援することがで
きる。従来の監視制御装置では、最適でない操作を行っ
ている場合でも、実際に行った操作および設定内容での
ガイダンス表示が行われていたが、この実施の形態4に
係る監視制御装置では、最適な操作および設定内容での
ガイダンス表示が可能となる。
【0124】実施の形態5.この発明の実施の形態5に
係る監視制御装置について図面を参照しながら説明す
る。この発明の実施の形態5に係る監視制御装置は、プ
ラントで状態変化(機器の故障、計測値の上下限値異
常、機器の運転等)が発生すると、過去の同じ状態変化
発生時のプラントの状態の推移と、操作手順が自動的に
検索され、上記プレイバック機能で表示される『自動プ
レイバック機能』を備えたものである。
【0125】この発明の実施の形態5に係る監視制御装
置の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0126】つぎに、この実施の形態5に係る監視制御
装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0127】図14は、この発明の実施の形態5及び6
に係る監視制御装置の状態変化発生時の自動プレイバッ
ク機能の動作を示す図である。
【0128】上記実施の形態3では、プラント9におけ
る状態変化発生時の処置方法が自動的に制御ウィンドウ
14として表示される運転ガイダンス機能について説明
したが、本実施の形態5では、これとは別に、状態変化
が発生すると、過去の同一状態変化発生時のプラント9
の状態推移と、処置のための制御ウィンドウ14での操
作手順が自動プレイバックされる。
【0129】まず、図5に示すグラフィック画面1にお
いて、操作員は、運転支援モード切替ボタン22をクリ
ックすることにより、運転支援モードを『自動プレイバ
ック』に切り替える。
【0130】このとき、図14に示すように、グラフィ
ック画面表示機能1は、運転支援モード切替指令を、切
り替え値「自動プレイバックモード」と共に、統合デー
タサーバ11へ送る(ステップST501)。
【0131】次に、統合データサーバ11は、切り替え
値「自動プレイバックモード」と共に、運転支援モード
切替指令を運転支援サーバ12へ送る(ステップST5
02)。
【0132】次に、運転支援サーバ12は、運転支援モ
ードデータを、送られてきた「自動プレイバックモー
ド」に書き換える。
【0133】プラント9から状態変化が上がると(ステ
ップST503)と、リアルタイムデータサーバ8は、
状態変化を運転支援サーバ12へ上げる(ステップST
504)。この運転支援サーバ12は、運転支援モード
データをチェックし、その値が「自動プレイバックモー
ド」の場合のみ、以下の処理を行う。
【0134】運転支援サーバ12は、統合データサーバ
11に対して、リアルタイムデータサーバ8から受け取
った状態変化に対して、過去に同じ状態変化が発生した
時刻の検索要求を出す(ステップST505)。
【0135】次に、統合データサーバ11は、上記検索
要求をイベント履歴サーバ4へ送る(ステップST50
6)。
【0136】次に、イベント履歴サーバ4は、イベント
履歴DB6を検索し、同一状態変化が発生した時刻の検
索結果を統合データサーバ11へ返す(ステップST5
07)。
【0137】次に、統合データサーバ11は、その検索
結果(時刻)をプレイバック開始時刻として、プレイバ
ック開始指令をイベント履歴サーバ4、トレンドサーバ
5へ出す(ステップST508、ST510)。
【0138】以後は、上記実施の形態1と同様に、プラ
ント9の状態推移と制御ウィンドウ14での操作、設定
の自動プレイバックが実施される(ステップST50
9、ST511、ST512、ST513)。
【0139】以上のように、状態変化が発生した場合、
過去の同一事例を検索し、そのときの処置(制御ウィン
ドウ14での操作、設定)とプラント9の状態推移をグ
ラフィック画面1上で自動プレイバックすることができ
る。このように、例えばプラント9で異常が発生した場
合も、過去の処置事例が分かりやすく、自動的に表示さ
れる。これを見れば、経験の浅い操作員でも適切な処置
が行える。
【0140】実施の形態6.この発明の実施の形態6に
係る監視制御装置について図面を参照しながら説明す
る。この発明の実施の形態6に係る監視制御装置は、上
記実施の形態5と同様に、『自動プレイバック機能』を
備えたものである。
【0141】この発明の実施の形態6に係る監視制御装
置の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0142】つぎに、この実施の形態6に係る監視制御
装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0143】上記実施の形態5では、図14のステップ
ST507での検索結果が1件の場合、つまり、状態変
化について過去の状況を調べたときに、1件のみ発生し
ている場合を想定している。しかし、同一状態変化が過
去に複数回発生していることも考えられる。この場合
は、ステップST501からステップST506までの
手順については、上記実施の形態5と同様の動作とし、
ステップST507以降を下記のような手順で実施す
る。
【0144】図14において、ステップST507で複
数の検索結果(最新の状態変化に対する過去の同一状態
変化の発生時刻)が返ってくると、統合データサーバ1
1は、トレンドサーバ5に対して、各発生時刻毎の全プ
ラントデータのデータ取得を要求する(ステップST6
01)。
【0145】次に、トレンドサーバ5は、上記各発生時
刻毎の全データ取得要求に対してトレンドDB7を検索
し、各発生時刻毎の全プラントデータを統合データサー
バllへ返す(ステップST602)。
【0146】また、統合データサーバ11は、リアルタ
イムデータサーバ8に対して、現在の全プラントデータ
のデータ取得を要求する(ステップST603)。
【0147】次に、リアルタイムデータサーバ8は、上
記現在の全データ取得要求に対して、現在の全プラント
データを統合データサーバllへ応答する(ステップS
T604)。
【0148】統合データサーバ11は、ステップST6
02で取得した各発生時刻毎のプラントデータと、ステ
ップST604で取得した状態変化の発生した現在のプ
ラントデータとを比較し、最も類似しているプラントデ
ータの時刻を決定して、プレイバック開始時刻とする。
以後は、図14のステップST508以降と同様の手順
で行う。
【0149】図15は、この発明の実施の形態5及び6
に係る監視制御装置の統合データサーバの動作を示すフ
ローチャートである。この図15は、同一状態変化が1
件のみ発生している場合と、同一状態変化が複数回発生
している場合の処理(ステップST651〜ST65
7)を示す。
【0150】まず、ステップST651において、統合
データサーバ11は、過去に同一状変(状態変化)が発
生した時刻の検索要求をイベント履歴サーバ4へ送る。
【0151】次に、ステップST652において、統合
データサーバ11は、イベント履歴サーバ4からの検索
結果に基き、同一状態変化が複数回発生しているかを判
断する。検索結果が1件の場合は、ステップST653
へ進み、検索結果が複数件の場合には、ステップST6
55へ進む。
【0152】次に、ステップST653〜654におい
て、統合データサーバ11は、検索結果の時刻をプレイ
バック開始時刻として、プレイバック開始指令をイベン
ト履歴サーバ4とトレンドサーバ5へ出す。これ以降の
動作は、上記実施の形態5と同様である。
【0153】ステップST655において、統合データ
サーバ11は、トレンドサーバ5に対して、各発生時刻
毎の全プラントデータのデータ取得を要求する。また、
リアルタイムデータサーバ8に対して、現在の全プラン
トデータのデータ取得を要求する。そして、トレンドサ
ーバ5から、各発生時刻毎の全プラントデータを取得す
るとともに、リアルタイムデータサーバ8から、現在の
全プラントデータを取得する。
【0154】次に、ステップST656、657、65
4において、統合データサーバ11は、取得した各発生
時刻毎のプラントデータと、取得した状態変化の発生し
た現在のプラントデータとを比較し、最も類似している
プラントデータの時刻を決定して、プレイバック開始時
刻とする。この開始時刻を含むプレイバック開始指令を
イベント履歴サーバ4とトレンドサーバ5へ出す。これ
以降の動作は、上記実施の形態5と同様である。
【0155】以上のように、プラント9で発生した最新
の状態変化について、過去に発生した事例が複数ある場
合は、プラント9の最新の状態に最も類似した状況での
処置(制御ウィンドウ14での操作、設定)と、そのと
きのプラント9の推移が自動的にプレイバック表示され
る。従って、操作員は、最も適切な処置方法を容易に知
ることができる。
【0156】
【発明の効果】この発明に係る監視制御装置は、以上説
明したとおり、イベント履歴データを格納するイベント
履歴データベースと、トレンドデータを格納するトレン
ドデータベースと、前記イベント履歴データベースを管
理し、プレイバック開始指令に従って前記イベント履歴
データベースから前記イベント履歴データを取得するイ
ベント履歴サーバと、前記トレンドデータベースを管理
し、前記プレイバック開始指令に従って前記トレンドデ
ータベースから前記トレンドデータを取得するトレンド
サーバと、前記プレイバック開始指令を仲介して前記イ
ベント履歴サーバ及び前記トレンドサーバへ送る統合デ
ータサーバと、グラフィック画面上のプレイバックボタ
ンがクリックされると前記グラフィック画面上にプレイ
バック開始ウィンドウを表示し、前記プレイバック開始
ウィンドウにおいて開始時刻が入力されて再生開始ボタ
ンがクリックされると前記開始時刻を含む前記プレイバ
ック開始指令を出力し、前記統合データサーバ、前記イ
ベント履歴サーバ、及び前記トレンドサーバを通じて前
記イベント履歴データベース、及び前記トレンドデータ
ベースから前記開始時刻以降のイベント履歴データ、及
びトレンドデータを取得して前記グラフィック画面に表
示するグラフィック画面表示機能とを備えたので、過去
の操作、設定とそのときのプラントの状態推移を、操作
員の指定する任意の時刻よりプレイバック表示すること
ができるという効果を奏する。
【0157】また、この発明に係る監視制御装置は、以
上説明したとおり、イベント履歴画面上の編集モードボ
タンがクリックされると前記イベント履歴画面上に表示
中のイベント履歴データをイベント履歴データ一覧とし
て表示し、前記イベント履歴データ一覧においてデータ
が編集されて保存ボタンがクリックされると編集された
イベント履歴データを含む変更要求を出力するイベント
履歴画面表示機能をさらに備え、前記統合データサーバ
は、前記変更要求を仲介して前記イベント履歴サーバへ
送り、前記イベント履歴サーバは、前記変更要求に従っ
て前記イベント履歴データベースを書き換えるので、イ
ベント履歴データベースに蓄積されているデータを画面
上より編集することができるという効果を奏する。
【0158】また、この発明に係る監視制御装置は、以
上説明したとおり、トレンドグラフ画面上の編集モード
ボタンがクリックされると前記トレンドグラフ画面上に
表示中のトレンドデータをトレンドデータ一覧として表
示し、前記トレンドデータ一覧においてデータが編集さ
れて保存ボタンがクリックされると編集されたトレンド
データを含む変更要求を出力するトレンドグラフ画面表
示機能をさらに備え、前記統合データサーバは、前記変
更要求を仲介して前記トレンドサーバへ送り、前記トレ
ンドサーバは、前記変更要求に従って前記トレンドデー
タベースを書き換えるので、トレンドデータベースに蓄
積されているデータを画面上より編集することができる
という効果を奏する。
【0159】この発明に係る監視制御装置は、以上説明
したとおり、プラントで発生した状態変化を収集して出
力するリアルタイムデータサーバと、状態変化に対応す
る運転ガイダンス情報を格納する運転支援データベース
と、前記運転支援データベースを管理し、切り替え値
「運転ガイダンス」を含む運転支援モード切替指令に従
って前記リアルタイムデータサーバからの状態変化に対
応する運転ガイダンス情報を前記運転支援データベース
から取得して出力する運転支援サーバと、前記切り替え
値「運転ガイダンス」を含む運転支援モード切替指令を
仲介して前記運転支援サーバへ送る統合データサーバ
と、グラフィック画面上の運転支援モード切替ボタンが
クリックされて運転支援モードが運転ガイダンスに切り
替えられると、前記切り替え値「運転ガイダンス」を含
む運転支援モード切替指令を前記統合データサーバを通
じて前記運転支援サーバへ出力し、前記運転支援サーバ
から前記統合データサーバを通じて前記状態変化に対応
する運転ガイダンス情報を取得して前記グラフィック画
面に表示するグラフィック画面表示機能とを備えたの
で、プラントで状態変化が発生した際、処置が必要な機
器について、適切な操作、設定値を自動的に表示するこ
とができるという効果を奏する。
【0160】また、この発明に係る監視制御装置は、以
上説明したとおり、運転支援DB編集画面上の編集モー
ドボタンがクリックされるとDB内容取得要求を出力し
て前記運転支援データベースから取得した状態変化に対
応する運転ガイダンス情報の一覧を表示し、前記運転ガ
イダンス情報一覧においてデータが編集されて保存ボタ
ンがクリックされると運転ガイダンス情報の編集結果を
出力する運転支援DB編集画面表示機能をさらに備え、
前記統合データサーバは、前記DB内容取得要求、及び
前記編集結果を仲介して前記運転支援サーバへ送るとと
もに、前記状態変化に対応する運転ガイダンス情報を仲
介して前記運転支援DB編集画面表示機能へ送り、前記
運転支援サーバは、前記DB内容取得要求に従って前記
運転支援データベースから前記状態変化に対応する運転
ガイダンス情報を取得するとともに、前記編集結果に従
って前記運転支援データベースを書き換えるので、別
途、専用の編集装置を設置する必要がなく、運転支援デ
ータベース自体を画面より容易に変更できるという効果
を奏する。
【0161】この発明に係る監視制御装置は、以上説明
したとおり、プラントで発生した状態変化を収集して出
力するリアルタイムデータサーバと、イベント履歴デー
タを格納するイベント履歴データベースと、トレンドデ
ータを格納するトレンドデータベースと、前記イベント
履歴データベースを管理し、検索要求に従って前記イベ
ント履歴データベースから過去に同じ状態変化が発生し
た時刻を検索してその検索結果を出力し、プレイバック
開始指令に従って前記イベント履歴データベースから前
記イベント履歴データを取得するイベント履歴サーバ
と、前記トレンドデータベースを管理し、前記プレイバ
ック開始指令に従って前記トレンドデータベースから前
記トレンドデータを取得するトレンドサーバと、切り替
え値「自動プレイバック」を含む運転支援モード切替指
令に従って前記リアルタイムデータサーバからの状態変
化に対して、過去に同じ状態変化が発生した時刻の検索
要求を出力する運転支援サーバと、前記切り替え値「自
動プレイバック」を含む運転支援モード切替指令を仲介
して前記運転支援サーバへ送り、前記検索要求を仲介し
て前記イベント履歴サーバへ送り、前記検索要求に対す
る検索結果に基づいて開始時刻を含む前記プレイバック
開始指令を前記イベント履歴サーバ及び前記トレンドサ
ーバへ送る統合データサーバと、グラフィック画面上の
運転支援モード切替ボタンがクリックされて運転支援モ
ードが自動プレイバックに切り替えられると、前記切り
替え値「自動プレイバック」を含む運転支援モード切替
指令を前記統合データサーバを通じて前記運転支援サー
バへ出力し、前記統合データサーバ、前記イベント履歴
サーバ、及び前記トレンドサーバを通じて前記イベント
履歴データベース、及び前記トレンドデータベースから
前記開始時刻以降のイベント履歴データ、及びトレンド
データを取得して前記グラフィック画面に表示するグラ
フィック画面表示機能とを備えたので、状態変化が発生
した場合、過去の同一事例の処置とプラントの状態推移
をグラフィック画面上で自動プレイバックすることがで
きるという効果を奏する。
【0162】また、この発明に係る監視制御装置は、以
上説明したとおり、前記統合データサーバが、前記イベ
ント履歴サーバからの検索結果に基き、同一状態変化が
複数回発生している場合には、前記トレンドサーバから
各発生時刻毎の全プラントデータを取得するとともに、
前記リアルタイムデータサーバから現在の全プラントデ
ータを取得し、両者を比較して最も類似しているプラン
トデータの時刻をプレイバック開始時刻とし、この開始
時刻を含むプレイバック開始指令を前記イベント履歴サ
ーバ及び前記トレンドサーバへ出力するので、状態変化
が発生した場合、過去の同一事例の処置とプラントの状
態推移をグラフィック画面上で自動プレイバックするこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る監視制御装置
の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る監視制御装置
のイベント履歴DBのデータベース構造を示す図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る監視制御装置
のトレンドDBのデータベース構造を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る監視制御装置
の運転支援DBのデータベース構造を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る監視制御装置
のグラフィック画面の具体例を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1に係る監視制御装置
のイベント履歴画面の具体例を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1に係る監視制御装置
のトレンドグラフ画面の具体例を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態1に係る監視制御装置
の運転支援DB編集画面の具体例を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態1に係る監視制御装置
のグラフィック画面表示動作を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態1に係る監視制御装
置のプレイバック機能の動作を示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態2に係る監視制御装
置の過去データ編集機能の動作を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態3に係る監視制御装
置の運転ガイダンス機能の動作を示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態4に係る監視制御装
置の運転支援DB編集機能の動作を示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態5及び6に係る監視
制御装置の状態変化発生時の自動プレイバック機能の動
作を示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態5及び6に係る監視
制御装置の統合データサーバの動作を示すフローチャー
トである。
【図16】 従来の監視制御装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 グラフィック画面(表示機能)、2 イベント履歴
画面(表示機能)、3トレンドグラフ画面(表示機
能)、4 イベント履歴サーバ、5 トレンドサーバ、
6 イベント履歴データベース(DB)、6A イベン
ト履歴ダミーデータベース(DB)、7 トレンドデー
タベース(DB)、7A トレンドダミーデータベース
(DB)、8 リアルタイムデータサーバ、9 プラン
ト、10運転支援DB編集画面(表示機能)、11 統
合データサーバ、12 運転支援サーバ、13 運転支
援データベース(DB)、14 制御ウィンドウ、15
編集モード切替ボタン、16 編集モード切替ボタン、
17 編集モード切替ボタン、18 イベント履歴デー
タ一覧、19 トレンドデータ一覧、20 プレイバッ
クボタン、21 プレイバック開始ウィンドウ、22
運転支援モード切替ボタン、23 保存ボタン、24
保存ボタン、25 保存ボタン。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イベント履歴データを格納するイベント
    履歴データベースと、 トレンドデータを格納するトレンドデータベースと、 前記イベント履歴データベースを管理し、プレイバック
    開始指令に従って前記イベント履歴データベースから前
    記イベント履歴データを取得するイベント履歴サーバ
    と、 前記トレンドデータベースを管理し、前記プレイバック
    開始指令に従って前記トレンドデータベースから前記ト
    レンドデータを取得するトレンドサーバと、 前記プレイバック開始指令を仲介して前記イベント履歴
    サーバ及び前記トレンドサーバへ送る統合データサーバ
    と、 グラフィック画面上のプレイバックボタンがクリックさ
    れると前記グラフィック画面上にプレイバック開始ウィ
    ンドウを表示し、前記プレイバック開始ウィンドウにお
    いて開始時刻が入力されて再生開始ボタンがクリックさ
    れると前記開始時刻を含む前記プレイバック開始指令を
    出力し、前記統合データサーバ、前記イベント履歴サー
    バ、及び前記トレンドサーバを通じて前記イベント履歴
    データベース、及び前記トレンドデータベースから前記
    開始時刻以降のイベント履歴データ、及びトレンドデー
    タを取得して前記グラフィック画面に表示するグラフィ
    ック画面表示機能とを備えたことを特徴とする監視制御
    装置。
  2. 【請求項2】 イベント履歴画面上の編集モードボタン
    がクリックされると前記イベント履歴画面上に表示中の
    イベント履歴データをイベント履歴データ一覧として表
    示し、前記イベント履歴データ一覧においてデータが編
    集されて保存ボタンがクリックされると編集されたイベ
    ント履歴データを含む変更要求を出力するイベント履歴
    画面表示機能をさらに備え、 前記統合データサーバは、前記変更要求を仲介して前記
    イベント履歴サーバへ送り、 前記イベント履歴サーバは、前記変更要求に従って前記
    イベント履歴データベースを書き換えることを特徴とす
    る請求項1記載の監視制御装置。
  3. 【請求項3】 トレンドグラフ画面上の編集モードボタ
    ンがクリックされると前記トレンドグラフ画面上に表示
    中のトレンドデータをトレンドデータ一覧として表示
    し、前記トレンドデータ一覧においてデータが編集され
    て保存ボタンがクリックされると編集されたトレンドデ
    ータを含む変更要求を出力するトレンドグラフ画面表示
    機能をさらに備え、 前記統合データサーバは、前記変更要求を仲介して前記
    トレンドサーバへ送り、 前記トレンドサーバは、前記変更要求に従って前記トレ
    ンドデータベースを書き換えることを特徴とする請求項
    1記載の監視制御装置。
  4. 【請求項4】 プラントで発生した状態変化を収集して
    出力するリアルタイムデータサーバと、 状態変化に対応する運転ガイダンス情報を格納する運転
    支援データベースと、 前記運転支援データベースを管理し、切り替え値「運転
    ガイダンス」を含む運転支援モード切替指令に従って前
    記リアルタイムデータサーバからの状態変化に対応する
    運転ガイダンス情報を前記運転支援データベースから取
    得して出力する運転支援サーバと、 前記切り替え値「運転ガイダンス」を含む運転支援モー
    ド切替指令を仲介して前記運転支援サーバへ送る統合デ
    ータサーバと、 グラフィック画面上の運転支援モード切替ボタンがクリ
    ックされて運転支援モードが運転ガイダンスに切り替え
    られると、前記切り替え値「運転ガイダンス」を含む運
    転支援モード切替指令を前記統合データサーバを通じて
    前記運転支援サーバへ出力し、前記運転支援サーバから
    前記統合データサーバを通じて前記状態変化に対応する
    運転ガイダンス情報を取得して前記グラフィック画面に
    表示するグラフィック画面表示機能とを備えたことを特
    徴とする監視制御装置。
  5. 【請求項5】 運転支援DB編集画面上の編集モードボ
    タンがクリックされるとDB内容取得要求を出力して前
    記運転支援データベースから取得した状態変化に対応す
    る運転ガイダンス情報の一覧を表示し、前記運転ガイダ
    ンス情報一覧においてデータが編集されて保存ボタンが
    クリックされると運転ガイダンス情報の編集結果を出力
    する運転支援DB編集画面表示機能をさらに備え、 前記統合データサーバは、前記DB内容取得要求、及び
    前記編集結果を仲介して前記運転支援サーバへ送るとと
    もに、前記状態変化に対応する運転ガイダンス情報を仲
    介して前記運転支援DB編集画面表示機能へ送り、 前記運転支援サーバは、前記DB内容取得要求に従って
    前記運転支援データベースから前記状態変化に対応する
    運転ガイダンス情報を取得するとともに、前記編集結果
    に従って前記運転支援データベースを書き換えることを
    特徴とする請求項4記載の監視制御装置。
  6. 【請求項6】 プラントで発生した状態変化を収集して
    出力するリアルタイムデータサーバと、 イベント履歴データを格納するイベント履歴データベー
    スと、 トレンドデータを格納するトレンドデータベースと、 前記イベント履歴データベースを管理し、検索要求に従
    って前記イベント履歴データベースから過去に同じ状態
    変化が発生した時刻を検索してその検索結果を出力し、
    プレイバック開始指令に従って前記イベント履歴データ
    ベースから前記イベント履歴データを取得するイベント
    履歴サーバと、 前記トレンドデータベースを管理し、前記プレイバック
    開始指令に従って前記トレンドデータベースから前記ト
    レンドデータを取得するトレンドサーバと、 切り替え値「自動プレイバック」を含む運転支援モード
    切替指令に従って前記リアルタイムデータサーバからの
    状態変化に対して、過去に同じ状態変化が発生した時刻
    の検索要求を出力する運転支援サーバと、 前記切り替え値「自動プレイバック」を含む運転支援モ
    ード切替指令を仲介して前記運転支援サーバへ送り、前
    記検索要求を仲介して前記イベント履歴サーバへ送り、
    前記検索要求に対する検索結果に基づいて開始時刻を含
    む前記プレイバック開始指令を前記イベント履歴サーバ
    及び前記トレンドサーバへ送る統合データサーバと、 グラフィック画面上の運転支援モード切替ボタンがクリ
    ックされて運転支援モードが自動プレイバックに切り替
    えられると、前記切り替え値「自動プレイバック」を含
    む運転支援モード切替指令を前記統合データサーバを通
    じて前記運転支援サーバへ出力し、前記統合データサー
    バ、前記イベント履歴サーバ、及び前記トレンドサーバ
    を通じて前記イベント履歴データベース、及び前記トレ
    ンドデータベースから前記開始時刻以降のイベント履歴
    データ、及びトレンドデータを取得して前記グラフィッ
    ク画面に表示するグラフィック画面表示機能とを備えた
    ことを特徴とする監視制御装置。
  7. 【請求項7】 前記統合データサーバは、前記イベント
    履歴サーバからの検索結果に基き、同一状態変化が複数
    回発生している場合には、前記トレンドサーバから各発
    生時刻毎の全プラントデータを取得するとともに、前記
    リアルタイムデータサーバから現在の全プラントデータ
    を取得し、両者を比較して最も類似しているプラントデ
    ータの時刻をプレイバック開始時刻とし、この開始時刻
    を含むプレイバック開始指令を前記イベント履歴サーバ
    及び前記トレンドサーバへ出力することを特徴とする請
    求項6記載の監視制御装置。
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