JP2007048141A - プラント監視システムおよびその監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】時刻付けされた原子力発電所の計測制御情報に基づき、プラント運営情報を適切に時間管理することができるプラント監視システムおよびその監視方法を提供する。
【解決手段】プラント監視システム10は、計測制御情報の入出力機能を備えた入出力装置26とこの計測制御情報を発信する伝送コントローラ27とを有する制御装置25と、この制御装置25からの計測制御情報を受信する収集装置11と、この収集装置11からの計測制御情報を加工してプラント監視支援処理を行なう監視装置13と、この監視装置13の監視処理結果をプラント運転支援情報として提供する表示装置14とを備える。入出力装置26は、時間管理装置28に接続され、この時間管理装置28からの定期的な時刻補正によって前記計測制御情報を時間管理するように設定する一方、時間管理装置28は、共通の時間軸による時間管理を行なうように、各制御装置25に時刻情報を送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プラント監視技術に係り、特にプラント監視系とプラント制御系とで一元化した情報管理を行なうプラント監視システムおよびその監視方法に関する。
従来の原子力発電所等におけるプラント監視システムは、アナログ製品を主流としたプラント計測制御設備を多く有する。このプラント計測制御設備は、制御装置を主に備えるので、以下、呼称を制御装置に集約する。
プラント監視システムは、制御装置の出力用端子台からプラント監視システムに従属するプロセス入力装置の入力端子台までをハードワイヤードケーブルで接続し、制御装置からプロセス装置等の計測制御情報を電気信号で入力し、入力した電気信号をプラント監視システムの入力点データベースによって工学値変換したり、番号管理している。
さらに、この入力点データベースに格納される工学値変換ならびに番号管理に、プラント監視システムで管理される時間情報を付加して原子力発電所等の所員へ提供している。
一方、最新の原子力発電所には、アナログ製品を主流とした制御装置からディジタル製品の制御装置を採用しており、このディジタル制御装置の採用によってプラント監視システムとデータ通信可能なネットワークが備えられる。
このプラント監視システムは、ディジタル制御装置からプロセス量等の計測制御情報を工学値で入力し、プラント監視システムの入力点データベースによって番号管理し、さらに、プラント監視システムで管理される時間情報を付加して原子力発電所等の所員に提供している。ディジタル制御装置を採用したプラント監視システムでは、プラント入力装置が不要となり、削減される。
ディジタル制御装置を採用したプラント監視システムは、原子力発電所等の所員の負担軽減を目的とした監視設備であり、ディジタル制御装置から入力される工学値の計測制御情報を活用し、リアルタイムでプラントの監視制御、状態制御、プラント診断やバッファ情報の運転履歴を主な機能として備える(特許文献1〜3参照)。
従来の原子力発電所等におけるプラント監視システムは、図3に示すような概略構成を有する。
従来のプラント監視システム1は、図3のブロック図に概略構成を示すように、複数の制御装置(i=1〜x)2からの計測制御情報をハードワイヤードケーブル3によって入力している。プラント監視システム1は、制御装置2からの計測制御情報を中継する中継端子台筐体4と、この計測制御情報をA/D変換するプロセス入力装置5と、ディジタル変換された計測制御情報に基づいて、プラント運転支援機能を有する監視装置6とを備える。この監視装置6には時刻管理装置7が接続され、人工衛星等から取得する時間情報が付与されるようになっている。
従来のプラント監視システム1は、原子力発電所等のプラント運転支援を目的としたプラント補助設備に位置付けられる。プラント監視システム1へ制御装置2からの計測制御情報の入力手段にハードワイヤードケーブル3を必要とする。
プラント監視システム1がプラント補助設備としての特性上、費用対効果が充分に得られないと判断されるケースが多く、容易な入力点の拡張を果たしていない。アナログ製品を主流とした原子力発電所等では、ディジタル製品の制御装置を採用した最新の原子力発電所等並みのプラント運転支援を達成する環境が整っていない。
特開2002−215227号公報 特開平5−266381号公報 特開平6−20180号公報
原子力発電所等のプラント監視システム1において、プラントプロセス量である計測制御情報の真値は、制御装置2が有する計測制御情報であるが、制御装置2では時間管理の概念が無いことから、プラント監視システム1独自の時間軸で情報管理を行なっている。
このため、プラント監視システム1は、制御装置2から入力した計測制御情報と、実際の制御装置2の計測制御情報との間に、計測制御情報の伝送経路、制御装置2の伝送周期およびプラント監視システム1の入力点データベースにおける各入力点の更新周期に応じて時間軸のズレが生じる。計測制御情報の時間軸のズレは、従来の原子力発電所等のプラント監視システムと、最新の原子力発電所等におけるプラント監視システムに共通する課題である。
従来の原子力発電所等のプラント監視システム1に各制御装置2から入力される計測制御情報に時間管理の概念が存在しないために、昨今の原子力発電所等に要求されるプラント運営情報の管理が必ずしも充分ではない。特に、公的文書の定量証明を困難とする一方、制御装置からの計測制御情報の手記録ではプラント運営情報の管理が充分であるとは言えない。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、制御装置からの時刻付けされた計測制御情報に基づいて、プラント運転支援情報やプラント監視支援情報を提供し、プラント運営情報を適切に時間管理できるようにしたプラント監視システムおよびその監視方法を提供することを目的とする。
本発明に係る原子力発電プラントのプラント監視システムは、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、計測制御情報の入出力機能を備えた入出力装置とこの計測制御情報を発信する伝送コントローラとを有する制御装置と、この制御装置からの計測制御情報を受信する収集装置と、この収集装置からの計測制御情報を加工してプラント監視支援処理を行なう監視装置と、この監視装置の監視処理結果もしくは前記制御装置からの計測制御情報を受信して加工し、プラント運転支援情報として提供する表示装置とを備え、前記制御装置に備えられる入出力装置は、時間管理装置に接続され、この時間管理装置からの定期的な時刻補正によって前記計測制御情報を時間管理するように設定し、前記時間管理装置は、共通の時間軸による時間管理を行なうように、各制御装置に時刻情報を送信するように設定したものである。
本発明に係るプラント監視方法は、上述した課題を解決するために、請求項10に記載したように、制御装置に入力された計測制御情報に時刻付けを行ない、この時刻付けされた計測制御情報を収集装置に受信させ、受信された時刻付け計測制御情報を加工して監視装置でプラント監視支援処理を行ない、この監視装置からのプラント監視支援処理結果もしくは前記制御装置からの時刻付き計測制御情報を表示装置で加工してプラント運転支援情報を提供あるいは表示する方法である。
本発明のプラント監視システムおよびその監視方法においては、プラント運営情報を適切に時間管理することができる。
本発明に係るプラント監視システムとその監視方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るプラント監視システムの一実施形態を示す概略構成図であり、図2は、図1に示されたプラント監視システムの機能を概略的に示した機能ブロック図である。
プラント監視システム10は、図1の構成ブロック図に示すように、プラント監視系を構成しており、収集装置11、蓄積装置12、監視装置13、表示装置14、ゲートウェイ装置15および外部表示装置16を監視システムとして複数台、例えば6台備える。各監視システムを構成する収集装置11、蓄積装置12、監視装置13、表示装置14、ゲートウェイ装置15および外部表示装置16は分散配置され、ネットワーク17でデータ通信可能に相互に電気的に接続される。
分散配置された各監視システム11〜16は、特定の監視システムの故障によって、各監視システム、例えば収集装置11、蓄積装置12、監視装置13、表示装置14、ゲートウェイ装置15および外部表示装置16が作動停止しないように、独立性を備えている。
プラント監視システム10のうち、少なくとも1台の表示装置14は、原子力発電所の運転員によるプラント運転支援と、デマンド要求に応じるマンマシンとしての役割が与えられ、中央(操作)制御室に設置される。その他の監視システムとしての各装置11,12,13,15および16は、中央制御室から分散配置された別の制御室や原子力発電所に隣設する発電所員の執務エリアにそれぞれ配置される。
また、プラント監視システム10のネットワーク17は、監視バス18、情報バス19および業務交換(外部伝送)バス20を、例えば3式に階層化して備える。さらに、プラント監視システム10は、原子力発電所の現場情報21収集用にローカルバス22を備える一方、このローカルバス22が監視バス18に接続される。
プラント監視システム10の監視バス18には、さらに、プラント制御系24の各制御装置25がそれぞれ接続される。制御装置25は原子力発電所に多数台i(i=1〜x)設置されて原子力発電所の計測制御設備として機能し、各制御装置25は、プラント量等の計測制御情報を検出し、収集している。
制御装置25は、入出力装置(i=1〜x)26および伝送コントローラ(i=1〜x)27を、それぞれ備える。入出力装置26は原子力発電所に備えられた時刻管理装置28に接続され、この時刻管理装置28から定周期で時刻情報を受信している。
制御装置25に備えられる入出力装置26は、時間管理装置28からの定期的な時刻補正によって、制御装置25の計測制御情報を時間管理するように設定されており、制御装置25の計測制御情報は、入出力装置26により発電所共通の時刻付けが行なわれる。
時間管理装置28は、各制御装置25の入出力装置(i=1〜x)26に接続されて、人工衛星からの時間電波(絶対時刻)を受信して発電所共通時刻を各制御装置25に送信している。時間管理装置28は、原子力発電所共通の時間軸による時間管理を行ない、各制御装置25に絶対時刻に基づく時間情報を送信している。
制御装置25の入出力装置26は、時刻管理装置28に基づく発電所共通時刻で管理した計測制御情報a1を、伝送コントローラ27を介して監視バス18に出力している。
プラント監視システム10の収集装置11は監視バス18に接続され、図2に示すように、制御装置25からの計測制御情報a1を受信している。この計測制御装置a1には、情報生成時刻が付加されている。制御装置25からの生成時刻付加の計測制御情報a1の送信によって、収集装置11は、多数の制御装置25からリアルタイムの計測制御情報a1を収集し、収集装置11から生成時刻が付加された計測制御情報a2が蓄積装置12に出力され、この蓄積装置12に蓄積(格納)される。この蓄積装置12も監視バス18に接続される。
収集装置11は、監視バス18を介してプラント制御系24の各制御装置25に接続されており、原子力発電所のプラント計測制御情報の多様化に対応できる。原子力発電所では、収集多様化と情報信頼性、透明性が今後不可欠となるが、このプラント監視システム10では、コストワースに優れた収集装置11を備え、発電所共有時間軸による情報管理を実施でき、プラント制御系24とプラント監視系10を発電所共有の時間軸を用いて、一元的に管理することができるので利便性が向上する。
一方、監視装置13は監視バス18に接続され、監視装置13の入出力点データベースへのアクセスb1と履歴データベースへのアクセスb2とによって、プラント監視支援に係る処理が実行される。
監視装置13は、プラント運営(運用)に必要な情報を提供するプラント監視支援機能を有する。このプラント監視支援機能には、プラント異常を示すトリガ情報と、このトリガ情報に関連した同時刻のパラメータを蓄積装置12から読み出す機能があり、出力装置としてのゲートウェイ装置15は、リアルタイムでプラント支援機能の集約結果を出力するようになっている。
他方、監視装置13で処理された運転支援処理情報b3は、表示装置14に、また、監視装置の処理結果(生成時刻が付加された)情報(運転支援処理情報)b2は、蓄積装置12にそれぞれ出力される。
また、表示装置14は監視バス18に接続され、制御装置25から生成時刻付加の計測制御情報a1が入力される。表示装置14は、制御装置25からリアルタイムの計測制御情報a1を収集してプラント監視支援に係る処理を実行する。さらに、表示装置14は、情報バス19に接続されて、蓄積装置12の履歴データベースへのアクセスb4が行なわれ、表示装置14によるプラント監視支援に係る処理が実行される。
監視装置13および表示装置14は、時間管理装置28からの定期的な時刻補正によって、監視装置13からのプラント運転支援処理情報C(C,C)や表示装置14からのプラント運転支援情報b4に時間管理を行なうようになっている。
プラント監視システム10の各監視システムを構成する収集装置11、蓄積装置12、監視装置13および表示装置14は情報バス19にもそれぞれ接続され、運転支援処理情報のやりとりが行なわれる。
さらに、プラント監視システム10のゲートウェイ装置15は、ファイアウォール機能を有し、情報バス19と外部伝送バス(業務支援バス)20とを分離している。ゲートウェイ装置15に接続を許可された外部表示装置16は、外部伝送バス20に接続される。外部表示装置16は、ゲートウェイ装置15を介して蓄積装置12にアクセスCし、この蓄積装置12に対する履歴検索手段Cによって遠隔地から時刻付けされた計測制御情報a2の収集ができるようになっている。外部表示装置16は、原子力発電所に隣接した執務エリアから蓄積装置12にアクセス可能になっている。
一方、蓄積装置12は、監視システムである吸気装置11とのプロセス間通信により、原子力発電所で認知された時刻(発電所共通時刻)で管理された計測制御情報a1(a2)および運転支援処理情報C(C,C)を、例えばDVD−ROM等の書き換え不可の記憶媒体に記憶させ、情報蓄積を行なう。
蓄積装置12は、制御装置25で工学値変換され、収集装置11で受信した計測制御情報a2と、制御装置25が工学変換した実時刻と、収集装置11が受信した計測制御情報a2を監視装置13で処理した結果(プラント運転支援情報)と、この監視装置13がプラント運転支援情報を提供した実時刻と、表示装置14で計測制御情報a1を受信し、処理したプラント運転支援情報b4と、この表示装置14がプラント運転支援情報を提供した実時刻とを蓄積するようになっている。
さらに、蓄積装置12は、監視装置13および表示装置14による処理結果b2,b4と、この処理結果に使用した収集装置11による入力情報a1,b1,d1とを書き換え不可能な形式のDVD−ROM等の記憶媒体に保管させている。
図1および図2に示されたプラント監視システム10は、計測制御情報a1に発電所共通時刻の生成時刻を付加することで、制御装置25から入力された計測制御情報a1と、実際の制御装置25の計測制御情報とは、計測制御情報a1の伝送経路、制御装置25の伝送周期およびプラント監視システムの入力点データベースにおける各入力点の更新周期に応じて、時間軸のズレを回避することができる。時間軸のズレを回避することで、原子力発電所における取扱い情報を簡単かつ容易に説明することができ、さらに、プラント監視システムの出力情報と時間軸で一元管理でき、一連の紐付けをすることができる。
したがって、図1および図2に示されたプラント監視システム10においては、
(1)プラント監視システム10の入力装置を、プラント制御系24を構成する入出力装置26に供給し、プラント監視システム(プラント監視系)10とプラント制御系24で一元化した情報管理を行なうことができる。
プラント制御系24とプラント監視系10のネットワーク17による統合化が実現でき、加工元であるプラント制御系24に発電所共通時刻、すなわち、実時刻を付与できる。
(2)プラント監視システム10の入出力情報を、改ざん不可能な形式、例えばDVD−ROM等の書き換え不可記憶媒体に保存させることができる。
原子力発電所の連続運転(24時間365日)によるプラント情報の連続性の担保が図れる。
(3)原子力発電所共通の時間軸で管理した入力情報(計測制御情報)を蓄積し、またこの入力情報を運転支援情報へ加工する際も同一時刻(発電所共通時刻)の情報を利用し、さらに発電所共通の時刻付加情報を蓄積するため、計測制御情報の収集から運転管理情報の提供までのプラントを論理的に証明することができる。
原子力発電所の計測制御情報の収集、運転支援情報への加工、運転管理情報の提供をプラント監視システム10の分散ネットワークにより独立して構成することができる。
(4)中央制御室外でも中央制御室の表示装置14に表示される情報(計測制御情報、運転支援情報、運転管理情報)と同等の情報をリアルタイムで確認することができ、シナジー効果が得られる。
表示装置14の配置の多様性を実現できる。
このプラント監視システム10においては、プラント制御系24とプラント監視系10とを統合して一元化させることができ、制御装置レベルでの時間管理と、プラント監視システム10による運転監視結果の蓄積の仕組みに、発電所共通の時間管理を加えて、プラント監視システム10の入力から出力まで、時間管理した紐付けが可能となり、プラント監視システム10から提供できる運転監視情報等の情報に関する工業性を簡単かつ容易に、時系列と伴って説明することができる。
また、このプラント監視システム10では、制御装置14に入力された原子力発電所の計測制御情報に時刻付けを行ない、この時刻付けされた計測制御情報a1を収集装置11に受信させ、受信された時刻付け計測制御情報a2を加工して監視装置13でプラント監視支援処理を行ない、この監視装置13からのプラント監視支援処理結果b2もしくは前記制御装置25からの時刻付き計測制御情報a1を表示装置14で加工してプラント運転支援情報b4を提供あるいは表示する原子力発電所のプラント監視方法を提供できる。
本発明に係るプラント監視システムの一実施形態を概略的に示す構成図。 図1に示されたプラント監視システムの機能を概略的に示す機能ブロック図。 従来のプラント監視システムの概略構成を示すブロック図。
符号の説明
10 プラント監視システム
11 収集装置
12 蓄積装置
13 監視装置
14 表示装置
15 ゲートウェイ装置
16 外部表示装置
17 ネットワーク
18 監視バス
19 情報バス
20 業務支援バス(外部伝送バス)
21 現場情報
22 ローカルバス
24 プラント制御系
25 制御装置(計測制御設備)
26 入出力装置
27 伝送コントローラ
28 時刻管理装置

Claims (10)

  1. 計測制御情報の入出力機能を備えた入出力装置とこの計測制御情報を発信する伝送コントローラとを有する制御装置と、
    この制御装置からの計測制御情報を受信する収集装置と、
    この収集装置からの計測制御情報を加工してプラント監視支援処理を行なう監視装置と、
    この監視装置の監視処理結果もしくは前記制御装置からの計測制御情報を受信して加工し、プラント運転支援情報として提供する表示装置とを備え、
    前記制御装置に備えられる入出力装置は、時間管理装置に接続され、この時間管理装置からの定期的な時刻補正によって前記計測制御情報を時間管理するように設定し、
    前記時間管理装置は、共通の時間軸による時間管理を行なうように、各制御装置に時刻情報を送信するように設定したことを特徴とするプラント監視システム。
  2. 前記監視装置および表示装置は、時間管理装置からの定期的な時刻補正により時刻付けされた計測制御情報を用いて加工処理結果を時間管理するように設定した請求項1記載のプラント監視システム。
  3. 前記収集装置に受信された時刻付けの計測制御情報を入力する蓄積装置を有し、この蓄積装置は、上記収集装置が受信した制御装置からの工学値変換された計測制御情報と、
    前記制御装置で工学変換された実時刻と、
    前記収集装置が受信した計測制御情報を用いて監視装置で監視交換処理した結果と、
    上記監視装置が運転支援情報を提供した実時刻と、
    前記収集装置で受信した計測制御情報に基づき表示装置で加工処理した結果と、
    前記表示装置が運転支援情報を提供した実時刻とを蓄積するように構成した請求項1記載のプラント監視システム。
  4. 前記蓄積装置は、前記監視装置および表示装置による処理結果と、
    この処理結果に使用される入力情報とを、書き換え不可能な形式で保存するようにした請求項1記載のプラント監視システム。
  5. 前記プラント監視システムは、分散配置された収集装置、監視装置および表示装置等の複数の監視システムをネットワークにて相互にデータ通信可能に接続された請求項1ないし4のいずれか1項記載のプラント監視システム。
  6. 前記各監視システムは、特定の装置の故障によって作動停止しない独立性を備えた請求項5記載のプラント監視システム。
  7. 前記プラント監視システムは、蓄積装置にファイアウォール機能を有するゲートウェイ装置を介して接続される外部表示装置を備え、この外部表示装置は、原子力発電所に隣接した執務エリアから前記蓄積装置にアクセス可能に設けられた請求項1記載のプラント監視システム。
  8. 前記監視装置は、プラント運営に必要な情報を提供するプラント監視支援機能を備えた請求項1記載のプラント監視システム。
  9. 前記監視装置に備えられるプラント監視支援機能は、プラントの異常を示すトリガ情報と、このトリガ情報に関連したパラメータを前記蓄積装置から読み出す機能であり、前記ゲートウェイ装置はリアルタイムで前記監視装置のプラント監視支援機能の集約結果を外部伝送バスに出力する出力装置である請求項1または7記載のプラント監視システム。
  10. 制御装置に入力された計測制御情報に時刻付けを行ない、
    この時刻付けされた計測制御情報を収集装置に受信させ、
    受信された時刻付け計測制御情報を加工して監視装置でプラント監視支援処理を行ない、
    この監視装置からのプラント監視支援処理結果もしくは前記制御装置からの時刻付き計測制御情報を表示装置で加工してプラント運転支援情報を提供あるいは表示することを特徴とするプラント監視方法。
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