JP2000347724A - プラント監視装置 - Google Patents

プラント監視装置

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JP2000347724A
JP2000347724A JP15838799A JP15838799A JP2000347724A JP 2000347724 A JP2000347724 A JP 2000347724A JP 15838799 A JP15838799 A JP 15838799A JP 15838799 A JP15838799 A JP 15838799A JP 2000347724 A JP2000347724 A JP 2000347724A
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alarm
plant
measurement point
display
importance
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Seisuke Matsumoto
清介 松本
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 警報発生時の対応操作について運転員の負担
を軽減すると共に、警報発生時からの時間経過や重要度
をひと目で判別可能に警報情報を表示するプラント監視
装置を提供する。 【解決手段】 プラント状態量を測定する計測点名や当
該計測点における警報制御値など予め設定されたプロセ
スデータベース3と、各計測点におけるプラント状態量
を現在値として前記プロセスデータベースに入力する入
力手段2と、前記プロセスデータベース3に設定されて
いる警報制御値と前記プロセスデータベース3に出力さ
れた現在値とを比較し、警報制御値を逸脱している計測
点に関する警報情報をアラームリスト5に出力するアラ
ームチェック手段4とを備え、前記アラームリスト5に
記憶されている警報情報を、前記警報情報の表示形式
を、前記警報発生時刻からの経過時間に応じて変化さ
せ、表示手段6によって画面表示装置7に設けた一定の
警報表示領域11に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント監視装置
に関し、具体的には各計測点に関する警報メッセージを
表示するプラント監視用の画面表示装置を備えたプラン
ト監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発電プラントや浄水プラントなど各種の
プラントにおいては、非常に多数の計測点を設け、各計
測点におけるプラント状態量、例えば冷却水給水温度や
冷却水排水水温、タービン回転数、ボイラ温度や冷却水
給水量等を計測している。これらのプラント状態量は、
集中制御室や集中監視室等に備えられた監視制御盤上で
常時監視されている。
【0003】監視制御盤にはCRT表示装置が備えられ
ており、CRT表示装置はプラントの規模に応じて複数
台導入される。大規模なプラントにおいては、各CRT
表示装置における表示内容は、計測項目や系統別など各
種機能ごとに分化され、画面上において効率的な対話操
作による画面表示やプラント操作が出来るようになって
いる。
【0004】ところで、近年、計測制御のデジタル化が
進展して、監視制御盤上の警報表示は集約化され、詳細
情報は計算機システムに接続された特定された数台のC
RT表示装置からのみ得られるようになりつつある。
【0005】このようなプラント監視装置においては、
監視制御盤上で何らかの手段により警報が表示される、
例えば赤いランプが表示されると、運転員は先ず、監視
制御盤上で警報(異常)の発生を認識して、その後は警
報情報を専用に表示するCRT表示装置(又は警報情報
を表示し得るいずれかのCRT表示装置)上で対話操作
を行い、警報画面を呼び出して表示させる。そして、警
報画面から画面上で対話操作を行い、警報についての詳
細情報を得ることになる。この詳細情報を見てさらに対
話操作が必要であれば、さらに対話操作を行って操作画
面を表示し、当該操作画面上で制御操作を行ったりある
いは監視制御盤上で制御操作を行うことになる。
【0006】警報画面として一般的には、多数の計測点
のうち、警報制限値を逸脱している計測点(以下、この
計測点のことを「警報点」と称す。)と、警報制限値を
逸脱してから正常値に復帰した計測点(以下、この計測
点のことを「復帰点」と称す。)が、ライン単位(一つ
の警報表示につき、1行から数行に渡って占有される画
面上の表示行のことで、通常は1行以内で表示され
る。)で、複数ラインが混在して表示される。この表示
は、例えば警報点は赤色のブリンク表示、復帰点につい
ては緑色の非ブリンク表示(ブリンクしていない状態)
と言うように区別されて表示される。
【0007】運転員は、通常呼び出した警報画面を表示
させた状態で、警報確認操作により未だ警報の発生が確
認されていない警報点のブリンク表示を停止させる。ま
た、一旦表示された警報点は、運転員が確認した後、復
帰点となるまで消去せずに画面上に表示された状態を維
持し、その後復帰点となったのを確認した後画面上から
削除する。
【0008】また、警報点や復帰点の表示位置について
は、確認操作によって消去され、空行となったラインを
可能な限り、自動的に詰めない様にし、運転員は表示位
置によって警報を発生した計測点(警報点若しくは復帰
点)を識別できる様に工夫しているものもある。
【0009】さらに最新のプラント監視装置にあって
は、警報制限値を逸脱していることを判別した時刻(発
生時刻)順に、警報画面の上部から下部に向かって表示
することが一般的になっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、大規模な
プラントでは、警報表示を行う専用のCRT表示装置を
設けたり、あるいは、関連情報を参照することにより対
応操作を行い警報画面を表示させることができる専用の
CRT表示装置を設けることにより、警報に対する確認
操作が簡単にできる様に工夫がなされている。
【0011】しかしながら、小規模プラントにおいて
は、設備投資や監視制御盤上の制約などからCRT表示
装置の設置数を制限される例が多く、少ないCRT表示
装置で数多くの機能を果たさなければならなかった。こ
のため、CRT表示装置上では、通常の運転状態を示す
画面が表示されており、監視制御盤上で警報を確認した
場合には、その都度CRT表示装置上で複数回の対話操
作をして、警報画面を呼び出し、さらに対話操作をして
詳細情報を表示させなければならなかった。この結果、
本来対応操作が不要な警報についても、警報表示が監視
制御盤上に表示される都度、何回もの対話操作をして警
報画面をCRT表示装置上に表示させなければならず、
運転員の負担を増大させていた。
【0012】加えて、運転員の対応操作は、監視制御盤
に出力される集約警報と連動して、警報画面に表示され
る警報の詳細な内容と監視制御盤上に表示されるプラン
ト状態に応じて対応操作を行うが、発生時刻の表示は数
値でなされていたために、発生からの経過時間が直感的
に分かりづらいものであった。このため、警報の種類、
すなわちプラントの運転に対する影響度、例えば制御に
急を要するのかどうか、あるいはしばらく様子を見てか
ら対応可能なものかどうかなどを判断して、素早く対応
することが困難となっていた。特に、警報点と復帰点と
が混在して表示されており、ブリンク表示の有無や表示
色の違いは、単に運転員の確認、未確認の差を表示する
ためのものでしかなかったため、警報の重要度等を瞬時
に判断するのが非常に困難なものであった。
【0013】本発明はこのような事情を鑑みてなされた
ものであり、警報発生時の対応操作について運転員の負
担を軽減すると共に、警報発生時からの時間経過や重要
度ををひと目で判別可能にし、対応操作に時間的制約を
有するものを優先的に表示させることができるプラント
監視装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラント運転
の監視状況を示す画面表示装置上に警報表示を行う警報
表示領域を設け、当該警報表示領域に発生した警報情報
を表示させると共に、発生した時刻からの経過時間に応
じた警報表示を行うことにより、上記目的を解決しよう
としたものである。
【0015】請求項1記載のプラント監視装置は、プラ
ント状態量を測定する計測点名や当該計測点における警
報制御値などの計測点情報が予め設定されたプロセスデ
ータベースと、各計測点におけるプラント状態量を現在
値として前記プロセスデータベースに入力する入力手段
と、前記プロセスデータベースに設定されている警報制
御値と前記入力手段からプロセスデータベースに出力さ
れた現在値とを比較し、警報制御値を逸脱している計測
点に関する警報情報をアラームリストに出力するアラー
ムチェック手段と、前記アラームリストに記憶されてい
る警報情報を、画面表示装置に設けた一定の警報表示領
域に表示する表示手段とを備え、前記表示手段は、前記
警報情報の表示形式を、前記警報発生時刻からの経過時
間に応じて変化させて表示することを特徴としている。
【0016】請求項2記載のプラント監視装置は、プラ
ント状態量を測定する計測点名や当該計測点における警
報制御値、当該計測点の警報制限値逸脱状態がプラント
の運転に与える重要度などの計測点情報が予め設定され
たプロセスデータベースと、各計測点におけるプラント
状態量を現在値として前記プロセスデータベースに入力
する入力手段と、前記プロセスデータベースに設定され
ている警報制御値と前記入力手段からプロセスデータベ
ースに出力された現在値とを比較し、警報制御値を逸脱
している計測点に関する警報情報をアラームリストに出
力するアラームチェック手段と、前記アラームリストに
記憶されている警報情報を、画面表示装置に設けた一定
の警報表示領域に表示する表示手段とを備え、前記表示
手段は、前記警報情報の表示形式を、前記重要度に応じ
て変化させて表示することを特徴としている。
【0017】請求項3記載のプラント監視装置は、本願
請求項2記載のプラント監視装置において、前記重要度
を、警報発生時刻からの経過時間によって減衰させ、当
該減衰させた重要度に応じて前記警報情報の表示形式を
変化させて表示することを特徴としている。
【0018】また、請求項4記載のプラント監視装置
は、本願請求項2記載のプラント監視装置において、前
記重要度を、警報発生時刻からの経過時間によって減衰
させ、当該減衰させた重要度に応じて前記警報情報の表
示形式を変化させて表示することを特徴としている。
【0019】さらに、請求項5記載のプラント監視装置
は、本願請求項2記載のプラント監視装置において、プ
ラントの運転状態ごとに前記重要度を前記プロセスデー
タベースに設定し、実際のプラント運転状態に従って、
当該プラントの運転状態に応じた前記重要度を選択する
と共に、当該重要度に応じて前記警報情報の表示形式を
変化させて表示することを特徴としている。
【0020】また、請求項6記載のプラント監視装置
は、上記各請求項記載のプラント監視装置において、各
計測点における計測対象分類を前記プロセスデータベー
スに設定すると共に、対話操作可能な入力装置を備え、
当該入力装置を介した対話操作により選択された前記計
測対象分類に関する警報情報を表示することを特徴とし
ている。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は請求項1に対応するプラン
ト監視装置の一実施の態様を示すブロック図、図2は図
1のプラント監視装置におけるCRT表示画面の一例を
示す図、図3は図1のプラント監視装置におけるプロセ
スデータベースの構造を示す概念図、図4は図1のプラ
ント監視装置におけるアラームリストを示す概念図、図
5は図1のプラント監視装置におけるアラームチェック
手段の動作手順を示すフローチャート、図6は図1のプ
ラント監視装置におけるヘッダ表示手段の動作であっ
て、アラームリストに関する動作手順を示すフローチャ
ート、図7は図1のプラント監視装置におけるヘッダ表
示手段の動作であって、画面表示に関する動作手順を示
すフローチャート、図8は請求項2、3、4に対応する
プラント監視装置の一実施の態様を示すブロック図、図
9は図8のプラント監視装置におけるプロセスデータベ
ースの構造を示す概念図、図10は図8のプラント監視
装置におけるアラームリストを示す概念図、図11は本
願請求項3に対応するプラント監視装置における経過時
間による重要度の減衰関数の一例を示す図、図12は同
プラント監視装置における経過時間による重要度の減衰
関数の他例を示す図、図13は同プラント監視装置にお
ける経過時間による重要度の減衰関数のさらに他例を示
す図、図14は本願請求項5に対応するプラント監視装
置の一実施の態様を示すブロック図、図15は図14の
プラント監視装置におけるプロセスデータベースの構造
を示す概念図、図16は図14のプラント監視装置にお
けるアラームチェック手段における動作手順を示すフロ
ーチャート、図17は請求項6に対応するプラント監視
装置の一実施の態様を示すブロック図、図18は図17
のプラント監視装置におけるCRT表示画面であって、
警報画面系統選択画面の一例を示す図、図19は図17
のプラント監視装置におけるプロセスデータベースの構
造を示す概念図、図20は図17のプラント監視装置に
おけるアラームリストを示す概念図である。以下、各図
に従って、本発明について詳細に説明する。
【0022】図1に示すプラント監視装置は、プラント
状態量を測定する計測点名(PID)や当該計測点にお
ける警報制御値(UL,LL)などの計測点情報が予め
設定されたプロセスデータベース3と、各計測点におい
て測定されたプラント状態量(IVW0 )を入力手段2
に出力するプロセス入出力装置1と、プロセス入出力装
置1から出力されたプラント状態量を現在値(IVW)
としてプロセスデータベース3に入力する入力手段2
と、プロセスデータベース3に予め設定されている警報
制御値と前記入力手段2からプロセスデータベース3に
出力された現在値とを比較し、警報制御値を逸脱してい
る計測点に関する警報情報(計測点名略称(ABB)や
現在値など)をアラームリスト5に出力するアラームチ
ェック手段4と、前記アラームリスト5に記憶されてい
る警報情報を、画面表示装置(CRT表示装置)7に設
けた一定の警報表示領域11に表示するヘッダ表示手段
6、及び警報確認を入力するためのキーボードやタッチ
センサなどの入力装置8とを備えている。
【0023】プロセス入出力装置1は、各計測点に備え
られた各種のセンサから得られる、例えば冷却水出口温
度やタービン回転量、給水量など、各種多数のプラント
状態量(電気信号)をデジタル化して入力手段2に出力
する。プラント状態量は各計測点において一定時間間
隔、例えば数ミリ秒〜数百秒間隔で間歇的に測定され
る。
【0024】入力手段2は、プロセス入出力装置1から
入力された状態量データを、各計測点ごとに工学単位化
して、各計測点の現在値としてプロセスデータベース3
に出力する。この入力手段2は必ずしも必要なものでは
なく、プロセス入出力装置1と入力手段2とのデータの
交換を行う、例えばドライバの役割を果たすものであ
る。
【0025】プロセスデータベース3には、図3に示す
ように、プラント監視を行う上で必要となる各計測点ご
との計測点情報が予め記憶されており、前記入力手段2
から出力された現在値を前記各計測点ごとに記憶する。
計測点情報としては、少なくとも各計測点の名称を示す
入力点名称(ABB)及び適正な運転状況にある範囲内
を示す上限値(UL)及び下限値(LL)が予め記憶さ
れており、必要に応じて、図3に示すプロセスデータベ
ース3の構造においては、入力点名称の略称を示すポイ
ント名(PID)並びに各計測点の計測値単位を示す単
位情報(EU)が記憶されている。また、現在値(IV
W)を記憶する領域が確保されている。
【0026】上限値及び下限値はプラントの運転状況が
正常範囲内にあることを示す警報制御値であって、各計
測点の性格、すなわちプラントの運転状況に及ぼす影響
を考慮して適宜定められる。従って、上限値及び下限値
の双方が記憶されている計測点や上限値あるいは下限値
のいずれか一方のみが記憶されている計測点が混在する
こともある。当該警報制御値は、一般的にはプラントが
安定して運転されるまでは一時的に書換えられることが
あるが、定常運転に以降した後は書き換えられることが
なく、一定の値に維持されることが多い。また、経年変
化等により定常状態が変化した場合には警報制御値が設
定し直される場合もあり、必要に応じてプラントの状態
を検知することにより、あるいは適当な設定手段により
随時設定し直すことにしてもよい。
【0027】なお、現在値(データ)としては、アナロ
グ量と接点のような、「0」又は「1」の2値しか持ち
えないデジタル量とがあるが、デジタル量の「1」(オ
ン)はアナログ量の1.0に、デジタル量の「0」(オ
フ)はアナログ量の0.0に対応付けることにより、ア
ナログ量とデジタル量とを区別せずに扱うことができ
る。また、警報制御値においても、設定されていない一
方の上限値又は下限値として、正又は負の無限大の値を
設定することにより、制限値のない状態を表現すること
ができる。
【0028】一方、プラント状態量を示す現在値は、入
力された現在値によってその都度更新される。
【0029】アラームチェック手段4は、各計測点ごと
に、プロセスデータベース3に記憶されているポイント
名、及び警報制御値(上限値及び/又は下限値)、現在
値を順次呼び出し、各計測点ごとに現在値が警報制御値
を逸脱しているかを判定し、警報制御値を逸脱している
場合には、当該計測点を警報点として判別し、警報状態
(ALM)をアラームリスト5に出力する。当該警報状
態としては、例えば、現在値が上限値を越えている場合
には「H」を、下限値を下回っている場合には「L」が
出力される。また、警報制限値を逸脱していない場合に
は、「N」が出力される。
【0030】また、アラームチェック手段4は時計手段
を備えており、警報点を認識した警報発生時刻(発生日
時)(TS)を認識し、警報点となったポイント名と警
報状態と共に当該警報発生時刻をアラームリスト5に出
力する。
【0031】さらに、アラームチェック手段4は、一旦
警報制御値を逸脱した後に、その後警報制御値範囲内に
復帰した場合には復帰点として認識し、復帰点を認識し
た復帰時刻を認識し、当該復帰時刻を発生日時(TS)
として復帰点となったポイント名と共にアラームリスト
5を出力する。
【0032】アラームリスト5は、図4に示すように、
発生した警報ごとに、警報制御値を逸脱したポイント
名、該ポイント名に対応する警報状態及び発生日時並び
に警報確認情報(ACK)を記憶する。警報確認情報
(ACK)は、画面表示装置7に表示された警報を運転
員が確認したか否かを記録するための情報であって、入
力装置8を介した運転員との対話操作によって確認操作
が行われた否かにより判別され、例えば、確認操作が行
われた場合には「Y」が記憶される。従って、新たにア
ラームリスト5に警報情報が出力された場合には、当該
警報確認情報は空欄の状態か若しくは「N」が記憶され
ることになる。また、発生日時には、警報発生時刻若し
くは復帰時刻が記憶される。
【0033】当該アラームリスト5は、警報情報が出力
された先頭に追加、すなわち、最新情報順にソートされ
記憶されており、記憶された警報状態等は消去操作が行
われるまでそのままの状態に維持される。つまり、警報
情報は、運転員が警報が発生したことを確認した後(あ
るいは運転員が警報を発生したことを確認しない場合も
ある。)、現状値が警報制御値の範囲内に復帰するまで
維持されて、復帰点となった後に運転員が確認して始め
て、警報情報が消去される。従って、アラームリスト5
には、新たな警報が出力された当初においては、発生日
時として警報発生時刻が書き込まれており、復帰点を認
識した後にアラームリスト5中の発生日時が、警報発生
時刻から復帰時刻に書き換えられる。なお、必要に応じ
て発生した全ての警報情報を、ハードディスクやフロッ
ピィディスクなどの外部記録手段に記録させるようにし
てもよい。
【0034】ヘッダ表示手段6は、アラームリスト5の
最新情報から順次警報発生順、つまりアラームリスト5
に記録された警報情報の先頭より警報状態をポイント
名、警報発生時刻などと共にを順次読み出し、現在時刻
(日時)と警報発生時刻との差を経過時間とともに算出
し、経過時間の大小に応じた表示方法により、画面表示
装置7に対して出力する。
【0035】また、ヘッダ表示手段6はプロセスデータ
ベース3にアクセスをし、アラームリスト5から読み出
したポイント名から、ポイント名に応じた入力点名称、
警報制御値(上限値及び/又は下限値)並びに計測値単
位を示す単位情報を参照し、画面表示装置7に対して出
力する。
【0036】画面表示装置7としては特に制限を受ける
ものではなく、CRTディスプレイやプラズマディスプ
レイなどの各種表示装置が用いられるが、図2に示すよ
うな画面を触れることにより操作が可能なタッチセンサ
を備えたCRTディスプレイが好ましく用いられる。
【0037】当該画面表示装置7は、図2に示すよう
に、ヘッダ表示手段6から出力された警報メッセージ
(MSG)を表示する一定の警報表示領域11が設けら
れており、当該警報表示領域11は、例えば画面の上部
に3行程度の表示が行えるようになっている。
【0038】警報表示領域11には、各表示行ごとに警
報メッセージ11aが表示されるようになっており、警
報メッセージ11aとして、ヘッダー表示手段から出力
されたポイント名、入力点名称、警報制御値、計測値、
警報状態及び発生日時(警報発生時刻)が一行として表
示される。もちろん、これらの警報メッセージ11aは
1行の表示とする必要もなく、複数行に渡って表示させ
ることにしてもよいが、画面表示装置7上には少なくと
も複数の警報メッセージ(警報情報)を表示させる必要
がある。
【0039】また、画面表示装置7の残る領域には、現
在のプラント運転状態を示す各種の測定データ等を表示
する通常表示領域12、測定項目を選択するメニュース
イッチ15、警報メッセージ11aに従って詳細情報を
示す警報画面切替スイッチ14、警報メッセージ11a
を確認したことを入力する警報確認スイッチ13などが
設けられている。通常表示領域12は、メニュースイッ
チ15から入力することにより、各種操作状況や警報詳
細画面を表示できるようになっている。
【0040】つまり、画面表示装置7は、警報表示領域
11は常に表示された状態に固定されており、警報メッ
セージ11aは、通常表示領域12の表示内容が変化し
ても影響を受けないものである。
【0041】なお、本画面にあっては、小規模プラント
に適用可能なように、警報表示領域11以外の領域には
種々の画面設定がなされているが、大規模プラントに適
用する場合には、画面表示装置7を警報表示専用とする
こともでき、警報画面切替スイッチ14や警報確認スイ
ッチ13を除いて、表示領域全てを警報表示領域11と
しても差し支えないものである。
【0042】また、当該警報メッセージ11aは画面表
示装置7上に最初に表示された場合には、ブリンク表示
されるようになっており、警報確認スイッチ13によっ
て運転員が確認するまでブリンク表示が維持される。ま
た、運転員が確認した場合には非ブリンク表示に変わ
り、さらに警報制限値内に復帰したことを運転員が確認
するまで、非ブリンク表示が維持される。従って、警報
表示がなされた後は、運転状況が正常に戻り、運転員に
よって確認されるまで、警報メッセージ11aは画面上
から消去されず、表示可能なメッセージ数以上の警報表
示は行われることがなく、アラームリスト5上に保持さ
れる。なお、ある計測点において復帰点として認識され
た場合に、アラームチェック手段4がアラームリスト5
上の当該計測点のリストを削除し、画面上から表示を消
去する方法も考えられるが、当該実施の形態において
は、運転員が確認を行うまでは消去しないように設定さ
れている。なお、事故によって、非常停止する場合を除
いて、警報は複数の計測点で同時に発生することはほと
んどなく、表示された警報メッセージ11a以外にアラ
ームリスト5上に待機する場合はほとんど考えられず、
アラームリスト5上の警報情報が表示される。
【0043】経過時間の大小に応じた警報メッセージの
表示方法としては種々の方法が考えられ、用いられる画
面表示装置7に応じて適宜選択できる。例えば、単一色
のCRTディスプレイやプラズマディスプレイを用いた
場合には、経過時間が大きくなるにつれ、例えば5分経
過するごとに、文字の大きさを、14ポイントから12
ポイント、10ポイントとして順次小さくしたり、文字
の輝度を低くするなどの方法が考えられる。また、カラ
ーCRTディスプレイでは、経過時間が大きくなるにつ
れ、表示色を赤色、橙色、黄色などと順次変化させる方
法も考えられる。この表示方法の変化は、表示された警
報メッセージ全体に行ってもよいし、また、警報メッセ
ージの一部、例えば、計測点名と警報状態、現在値の
み、あるいは計測点名と警報発生時刻のみというように
部分的に表示方法を変化させることもできる。
【0044】なお、警報メッセージ11aは警報発生時
刻からの経過時間によって変化する訳であるが、アラー
ムチェック手段4が復帰点を確認した場合には、アラー
ムリスト5中の発生日時が警報発生時刻から復帰時刻に
書き換えられ、経過時間の計測がストップされる。従っ
て、正常に戻った場合には、警報メッセージ11aは、
通常の表示方法に切り替えられる。
【0045】次に、当該プラント監視装置における動作
手順について、図5、図6及び図7に従って説明する。
各計測点における計測値は、プロセス入出力装置1及び
入力手段2を経てプロセスデータベース3に、現在値
(IVW)として入力される。アラームチェック手段4
は、まず現在値と上限値とを比較し(S41)、現在値
が上限値を越えているならば(YES)、警報状態を上
限逸脱として判断する(S42)。現在値が上限値を越
えていなければ(NO)、現在値と下限値とを比較し
(S43)、現在値が下限値を下回っているならば(Y
ES)、警報状態を下限逸脱として判断し(S44)、
そうでなければ(NO)、警報状態を正常とする(S4
5)。
【0046】<警報状態が正常である場合>次に、警報
状態が正常か異常であるかを判断して(S46)、警報
状態が正常であれば(YES)、アラームリスト5に同
一の計測点(警報点)があるか否かを参照する(S4
7)。
【0047】(同一計測点があった場合)S47におい
て同一の計測点があった場合には(YES)、アラーム
リスト5にある前回の警報状態が正常であるか否かを判
断する(S48)。つまり、前回警報制御値を逸脱した
後、正常状態に復帰しているかを確認する。正常状態に
復帰しているならば(この状態は、復帰点として認識さ
れているにも拘らず、運転員はまだ異常が発生した後自
動復帰したことを識別していない状態である。)(YE
S)、アラームリスト5をそのままの状態にして、次の
計測点について同様の動作を行う(S52)。
【0048】また、S48において前回の警報状態が異
常であり、正常状態に復帰していなければ(NO)、正
常状態に復帰したものして、アラームリスト5に現在時
刻を復帰時刻として発生日時を書き換え、警報状態を正
常として出力する(S49)。この状態では、警報点と
して認識されているにも拘らず運転員はまだ異常を認識
しておらず、その間に自動復帰していたことになる。
【0049】(同一計測点がない場合)S47において
同一の計測点がない場合には(NO)、運転員が復帰点
を確認しているため、アラームリスト5をそのままの状
態にして、S41に戻って次の計測点について同様の動
作を行う(S52,S41)。
【0050】<警報状態が異常である場合>S46にお
いて警報状態が異常であると判断すれば(NO)、アラ
ームリスト5に同一の計測点(警報点)があったか否か
を参照する(S50)。
【0051】(同一計測点があった場合)同一の計測点
があった場合には(YES)、警報制御値を逸脱した状
態が続いているので、アラームリスト5をそのままの状
態にして、次の計測点について同様の動作を行う(S4
9,S51)(この状態は、運転員はまだ異常を確認し
ていない状態である。)。
【0052】(同一計測点がない場合)また同一の計測
点がなかった場合には(NO)、現在時刻を警報発生時
刻として記録して、アラームリスト5の先頭に出力し、
情報確認情報を未確認「N]として記録する(S5
1)。この時点で始めて異常が認識された状態である。
【0053】こうして全ての計測点についてアラームチ
ェックが終わり(S52)、最新情報から順次警報情報
がアラームリスト5に記憶される。
【0054】次にヘッダ表示手段6は、アラームチェッ
ク手段4からアラームリスト5に出力された警報情報を
元に、CRT表示装置7へ警報メッセージを出力する
が、このとき、運転員が警報発生を確認済であり警報情
報を消去する必要があるか検討する必要ある。そのた
め、まず、アラームリスト5の先頭にある警報状態が正
常であるか否かを判断する(S61)。
【0055】<警報状態が正常である場合>S61にお
いて警報状態が正常であった場合には(YES)、警報
確認情報を確認し(S62)、未確認であれば(N
O)、S61に戻って次のアラームリスト5を確認する
(S66,S61)。この時点では、既に警報メッセー
ジは表示済みである。また、警報確認情報が確認済であ
れば(YES)、当該計測点についての警報情報をアラ
ームリスト5より削除して(S63)、S61に戻って
次のアラームリスト5を確認する(S66,S61)。
なお、実際の動作にあっては、正常に復帰したことが確
認された場合には、当該警報情報はアラームリスト5よ
り直ちに削除される。
【0056】(警報状態が異常である場合)一方、S6
1で警報状態が異常であると判断すれば(NO)、次に
警報確認情報を判断して(S65)、未確認であれば
(NO)、S61に戻って次のアラームリスト5を確認
する(S63,S61)。また、警報確認情報が確認済
であれば(YES)、警報確認情報を確認済「Y」とし
て、アラームリスト5をその状態で維持する。
【0057】さらに、ヘッダ表示手段6は、こうして警
報発生時刻の最新順に並べられたアラームリスト5の先
頭から、警報メッセージを表示する。
【0058】まず、図6のS64で警報情報をアラーム
リスト5より削除する際に、警報表示領域11に表示さ
れている警報メッセージの中から、警報状態が正常であ
り、警報確認情報が確認済である警報メッセージを消去
する(S71)。次に、アラームリスト5の先頭にある
警報状態を識別し、正常か異常かを判断する(S7
2)。
【0059】<警報状態が異常である場合>S72にお
いて警報状態が異常であるならば(NO)、アラームリ
スト5から警報発生時刻を読み取り、警報認識からの経
過時間を算出して、経過時間に応じて表示方法、例えば
輝度を決定する(S73)。次に警報確認情報を確認し
て(S74)、未確認であれば(NO)、ブリンク表示
として警報メッセージを画面表示装置7に表示する(S
75,S77)。また、確認済であれば(YES)、非
ブリンク表示として警報メッセージを画面表示装置7に
表示する(S76,S77)。
【0060】その後、警報表示領域11が埋まっている
かを確認した後(S78)、埋まっている場合には(Y
ES)、その状態を保持し、S72に戻ってアラームリ
スト5にある次の警報状態を参照する(S79,S7
2)。また、警報表示領域11が埋まっていない場合に
は(NO)、S72に戻ってアラームリスト5にある次
の警報状態を参照し(S79,S72)、アラームリス
ト5にある全ての警報状態について同様の動作を行う
(S79)。
【0061】<警報状態が正常である場合>S72にお
いて、アラームリスト5の警報状態が正常である場合
(YES)、アラームリスト5に記憶されていることは
未だ運転員による確認が未だ終っていないということを
意味しているので、正常表示として標準的な輝度や文字
の大きさに戻して警報メッセージを表示する(S80、
S77)。
【0062】その後、警報表示領域11が埋まっている
かを確認した後(S78)、埋まっている場合には(Y
ES)、その状態を保持し、S72に戻ってアラームリ
スト5にある次の警報状態を参照する(S79,S7
2)。また、警報表示領域11が埋まっていない場合に
は(NO)、S72に戻ってアラームリスト5にある次
の警報状態を参照し(S79,S72)、アラームリス
ト5にある全ての警報状態について同様の動作を行う
(S79)。
【0063】こうして、ヘッダ表示手段6は、最新の警
報情報から表示するとともに、運転員の確認が終了した
警報情報をアラームリスト5から削除する。
【0064】このように、本発明のプラント監視装置に
あっては、画面表示装置7の一定領域(警報表示領域1
1)に、逸脱したことを検知してからの経過時間によっ
て表示形式を変化させて、警報メッセージを表示させて
いるため、運転員は対話操作を行うことなく警報発生状
態を直ちに画面表示装置7上で認識することができる。
特に、発生後の経過時間によって表示方法が変わるの
で、ひと目見て警報発生時間からの概略的経過を瞬時に
判断することができる。
【0065】次に図8に示すプロセス監視装置について
説明する。
【0066】当該プロセス監視装置は、図1に示すプロ
セス監視装置とほぼ同様な構成になっており、プロセス
データベース3には、図9に示すように、各計測点にお
ける警報制限値逸脱状態がプラントの運転に与える重要
度(EF)がさらに記憶されており、画面表示装置7に
は当該重要度(EF)に応じて表示形式が変化するよう
になっている点で異なっている。以下、当該プロセス監
視装置について説明するが、以下においては図1に示す
プロセス監視装置と異なる点について説明し、同様の動
作を示す部分については説明を簡単にするために省略す
る。
【0067】警報制限値逸脱状況がプラントの運転に与
える重要度(EF)とは、各計測点における性格によっ
て重み付けされるものであって、例えば、プラント周囲
の温度を測定している場合に、当該温度がプラントの運
転に全く影響を及ぼさない場合には、プラント周囲温度
の重要度として「0.1」などの小さい数値が、また、
冷却水温度のようにプラントの運転に及ぼす影響が大き
い場合には、冷却水温度の重要度として「10」などの
大きい数値が設定される。
【0068】当該プラント監視装置において、プロセス
データベース3には、上記したように警報制限値逸脱状
況がプラントに与える重要度(EF)が記憶されてお
り、アラームチェック手段4は、現在値(IVW)が警
報制御値を逸脱している場合には、当該計測点を警報点
として判別し、警報状態(ALM)等と共に重要度(E
F)をアラームリスト5に出力する。
【0069】アラームリスト5は、図10に示すよう
に、発生した警報ごとに、警報制御値を逸脱したポイン
ト名(PID)、該ポイント名に対応する警報状態(A
LM)及び発生日時(TS)並びに警報確認情報(AC
K)及び前記重要度(EF)を記憶する。このとき、ア
ラームリスト5には、警報情報が出力された先頭に追
加、すなわち、最新情報順に記憶される。
【0070】上記図1に示すプラント監視装置では、ア
ラームリスト5の最新情報から順次警報発生順、つまり
リストの先頭より警報情報を呼び出し、警報発生時刻と
の差を経過時間とともに算出し、経過時間の大小に応じ
た表示方法により、警報メッセージ11aを画面表示装
置7に対して出力したが、本プラント監視装置では、経
過時間を算出することなく、前記重要度に応じた表示方
法により、警報メッセージ11aを画面表示装置7に対
して出力する。
【0071】重要度に応じた警報メッセージ11aの表
示方法としては種々の方法が考えられ、用いられる画面
表示装置7に応じて適宜選択できる。例えば、単一色の
CRTディスプレイやプラズマディスプレイを用いた場
合には、重要度が高くなるにつれ、例えば重要度が10
であれば、文字の大きさを、通常であれば10ポイント
を16ポイントに大きくしたり、文字の輝度を2倍にす
るなどの方法が考えられる。一方重要度が0.1であれ
ば、文字の大きさを8ポイントにしたり、輝度を半減さ
せる、あるいはブリンク表示させる場合のフリッカ周期
を変化させるなどの方法が考えられる。また、カラーC
RTディスプレイでは、重要度が高くなるにつれ、表示
色を黄色、橙色、赤色などと順次変化させる方法も考え
られる。この表示方法の変化は、表示された警報メッセ
ージ11a全体に行ってもよいし、また、警報メッセー
ジの一部、例えば、計測点名(PID)と警報状態の
み、あるいは計測点名(PID)と警報発生時刻のみと
いうように部分的に表示方法を変化させることもでき
る。つまり、図7のフローチャートにおいて、S73に
おいて重要度により輝度や文字の大きさが決定されるこ
とになる。
【0072】このように、重要度により表示方法を変化
させることにより、操作性が容易になるだけでなく、発
生した異常の重要性をひと目で判断することが容易にな
る。
【0073】また、当該プラント監視装置においては、
重要度を一度プロセスデータベース3に記憶させたら、
その重要度はその値に保持される。しかしながら、重要
度は警報状態が発生してから、各即定点ごとの性格によ
って、時々刻々と変化するものであり、警報状態が発生
してから時間が経過するにつれて、次第に重要度が低
下、すなわちプラントの運転に与える影響が小さくなる
場合がある。このような計測点にあっては、警報発生か
らの経過時間を考慮して、警報メッセージの表示方法を
変化させることもできる。
【0074】図11〜図13には、当該重要度と警報状
態が発生してからの時間経過との関係を表した重要度減
衰曲線の一例を示すが、このように、各図に示すような
重要度減衰曲線を用いて、重要度を算出することができ
る。このためには、図示はしないが、ヘッダ表示手段6
に、当該減衰曲線から重要度を算出する重要度演算手段
を設けることにより、図7のフローチャートにおけるS
73において、重要度演算手段により得られた重要度を
基準にして、表示方法を変化させるようにすればよい。
当該表示方法においても、先の表示方法と同様に、文字
の大きさや輝度、文字色、フリッカ間隔を変化させるこ
とが考えられる。
【0075】さらに、これまで説明したプラント監視装
置においては、画面表示装置7には、最新の情報から表
示されるようになっていたが、重要度を考慮した場合に
は、最新の情報から表示させるよりは、重要度の高い順
から画面表示装置7に表示させる方が好ましい場合があ
る。
【0076】次に、重要度の高い順から表示させるプラ
ント監視装置について説明する。当該プラント監視装置
について図示はしないが、当該プラント監視装置の構造
は図8〜図10に示すものと同じ構造であって、動作の
みが異なるものである。つまり、画面表示装置7に警報
メッセージ11aを複数表示させる場合に、重要度の高
い順に表示させるようにしたものであり、ヘッダ表示手
段6は、図6に示すフローチャートにおいて、アラーム
リスト5が全てチェックされた状態において、アラーム
リスト5上にある全ての警報情報を読み込む。次いで、
前記重要度を図11〜13に示す重要度減衰曲線に基づ
いて演算重要度を求め、演算重要度順に降順ソートを行
い、演算重要度の高さ順に画面表示装置7に表示する。
この場合において、警報確認情報を確認しながら、確認
済であれば非ブリンク表示とし、未確認であればブリン
ク表示させる点では同様である。もちろん、演算重要度
を求めることなく、単にプロセスデータベース3に記憶
されている重要度をそのまま利用し、当該重要度の高い
順に表示させるようにしてもよいのは言うまでもない。
【0077】次いで、図14に示すプロセス監視装置に
ついて示す。当該プロセス監視装置にあっては、前記重
要度(EF)をプラントの運転状態ごとに定め、実際の
プラントの運転状態に従い、当該プラントの運転状態に
応じた前記重要度に応じて前記警報情報の表示形式を変
化させるようにしている。
【0078】つまり、当該プラント監視装置におけるプ
ロセスデータベース3には、運転状態ごとに定められた
重要度、図15に示すプロセスデータベース3には、運
転中における運転中重要度(EFR)及び休止中におけ
る休転中重要度(EFS)の重要度が更に記憶されてい
る。当該プロセスデータベース3においては、運転中と
休止中という2つの運転状態に応じて重要度が設定され
ているが、この重要度はこれらの運転状態に限らず、例
えば、発電プラントにおいては、運転休止中に対応した
休転中重要度に加えて、さらに昼間時など電力供給量が
多くなる時間帯に応じた昼間運転中重要度、及び夜間時
など電力供給量が少ない時間帯に応じた夜間運転中重要
度、あるいは起動中重要度、停止中重要度など、各種プ
ラントの運転状態に応じてそれぞれ重要度を定めること
もできる。
【0079】アラームチェック手段4は、現在値(IV
W)が警報制御値を逸脱している場合には、当該計測点
を警報点として判別する。また、アラームチェック手段
4には、入力装置8から現在のプラント運転状態に関す
る運転情報(DI)、ここでは運転中若しくは休止中で
ある旨が入力され、警報点として判別されると、当該運
転情報(DI)に基づいて、2つの重要度、つまり運転
中重要度(EFR)又は休転中(EFS)のいずれか一
方の重要度(EF)を選択する。この選択された重要度
(EF)は、警報状態と共にアラームリスト5に出力さ
れる。
【0080】アラームリスト5は、図10に示すアラー
ムリスト5と同じ構成をしており、発生した警報ごと
に、警報制御値を逸脱したポイント名(PID)、該ポ
イント名に対応する警報状態(ALM)及び発生日時
(TS)並びに警報確認情報(ACK)及び前記選択さ
れた重要度(EF)を記憶する。このとき、アラームリ
スト5には、警報情報が出力された先頭に追加、すなわ
ち、最新情報順に記憶される。
【0081】この後は、第2の実施の形態であるプラン
ト監視装置と同様に、経過時間を算出することなく、前
記重要度に応じた表示方法により、警報メッセージ11
aを画面表示装置7に対して出力する。
【0082】次に、当該プラント監視装置におけるアラ
ームチェック手段4の動作手順について、図16に基づ
いて説明する。
【0083】アラームチェック手段4は、まず現在値と
上限値とを比較し(S81)、現在値が上限値を越えて
いるならば(YES)、警報状態を上限逸脱として判断
する(S82)。現在値が上限値を越えていなければ
(NO)、現在値(IVW)と下限値とを比較し(S8
3)、現在値が下限値を下回っているならば(YE
S)、警報状態を下限逸脱として判断し(S84)、そ
うでなければ(NO)、警報状態を正常とする(S8
5)。
【0084】<警報状態が正常である場合>次に、警報
状態は正常か異常かを判断して(S86)、警報状態が
正常であれば(YES)、アラームリスト5に同一の計
測点(警報点)があるか否かを参照する(S87)。
【0085】(同一計測点があった場合)S87におい
て同一の計測点があった場合には(YES)、アラーム
リスト5にある前回の警報状態が正常であるか否かを判
断する(S88)。正常状態に復帰しているならば(Y
ES)、アラームリスト5をそのままの状態にして、次
の計測点について同様の動作を行う(S82)。
【0086】また、S88において前回の警報状態が異
常であり、正常状態に復帰していなければ(NO)、正
常状態に復帰したものして、アラームリスト5に現在時
刻を復帰時刻として発生日時を書き換え、警報状態を正
常として出力する(S89)。
【0087】(同一計測点がない場合)S87において
同一の計測点がない場合には(NO)、運転員が復帰点
を確認しているため、アラームリスト5をそのままの状
態にして、次の計測点について同様の動作を行う(S8
2)。
【0088】ここまでは、第2のプラント監視操作にお
ける動作手順と全く同様である。
【0089】<警報状態が異常である場合>S86にお
いて警報状態が異常であると判断すれば(NO)、アラ
ームリスト5に同一の計測点(警報点)があったか否か
を参照する(S90)。
【0090】(同一計測点があった場合)同一の計測点
があった場合には(YES)、警報状態が続いているの
で、アラームリスト5をそのままの状態にして、次の計
測点について同様の動作を行う(S92)(この状態
は、運転員はまだ異常を確認していない状態であ
る。)。このとき、警報発生時刻(発生日時)からの経
過時間によっては、プラントの運転状態が変化している
場合もあるため、プラントの運転状態が変化していない
かを判断し(S91)、変化しているならば(YE
S)、プラント運転状態に応じて重要度を更新し(S9
2)、変化していなければ(NO)、重要度を更新しな
い。
【0091】(同一計測点がない場合)またS90にお
いて同一の計測点がなかった場合には(NO)、次にプ
ラントの運転状態を確認し、ここではプラントが運転中
であるか否かを判断して(S94)、運転中であれば
(YES)、重要度(EF)を運転中重要度(EFR)
とし(S96)、休転中であれば(NO)、重要度(E
F)を休転中重要度(EFS)に設定する(S95)。
その後、現在時刻を警報発生時刻として記録して、警報
状態や重要度等をアラームリスト5の先頭に出力し、情
報確認情報を未確認「N]として記録する(S97)。
この時点で始めて異常が認識された状態である。
【0092】こうして全ての計測点についてアラームチ
ェックを終え(S93)、最新情報から順次に警報情報
がアラームリスト5に記憶される。
【0093】こうして、警報状態がアラームリスト5に
最新情報として追加された後は、図6及び図7のフロー
チャートに示した手順により、警報メッセージが表示さ
れる。
【0094】最後に図17に示すプロセス監視装置につ
いて説明する。
【0095】このプロセス監視装置は、図8に示すプロ
セス監視装置とほぼ同様な構成をしているが、当該プロ
セス監視装置にあっては、図9に示すプロセスデータベ
ース3に、各計測点の計測対象分類(SF)が追加され
ている点及び対話操作が可能な入力装置10及び前記入
力装置10を介して計測対象分類を選択するための対話
手段9が備えられている点で異なっており、対話操作に
より選択された計測対象分類ごとに、警報メッセージが
出力されるようになっている。ここにおいて、各計測点
の計測対象分類とは、例えば図18に示すように、ボイ
ラ系統であるとかタービン系統である、電気系統である
などのようにプラントの系統別を示すものであったり、
また各測定点が存在する場所や存在区画などを示すもの
であったりする。
【0096】対話操作が可能な入力装置10としては、
画面に表示された内容に従って入力が可能なものであれ
ばよく、例えばキーボードやタッチセンサなどが用いら
れ、ここでは、確認情報を入力するためのCRT表示装
置7がそのまま対話操作が可能な入力装置10として利
用されている。また、対話手段9としては、当該実施の
形態では、図18に示すように画面表示装置7上に表示
させようとする計測対象分類の選択を促す画面表示を意
味している。
【0097】このプラント監視装置における画面表示装
置7は、図18に示すように、図2の画面表示装置7と
同様の構造をしており、ヘッダ表示手段6から出力され
た警報メッセージ11aを表示する一定の警報表示領域
11が設けられており、当該警報表示領域11は、例え
ば画面の上部に3行程度の表示が行えるようになってい
る。また、当該警報表示領域11には、前記計測対象分
類を表示する分類表示欄11bが、計測対象分類ごとに
設けられている。
【0098】また、画面表示装置7の残る領域には、測
定項目などを選択するメニュースイッチ11、警報メッ
セージ11aに従って詳細情報を示す警報画面切替スイ
ッチ14、警報メッセージ11aを確認したことを入力
する警報確認スイッチ13などの他、通常表示領域12
が設けられている。
【0099】図18に示す画面表示装置7においては、
通常表示領域12に分類選択欄が16が表示されてい
る。この分類選択欄16は、警報表示領域11に表示さ
せる計測対象分類を選択する対話手段9であり、各計測
対象分類ごとに複数の分類選択欄16が設けられてい
る。これら分類選択欄16のいずれかに触れることによ
り、警報メッセージ11aを表示させる計測対象分類が
選択される。また、いずれかの計測対象分類が選択され
ると、選択された分類選択欄16及び選択された分類表
示欄11bが点灯する。
【0100】前記対話手段9は、入力装置8(例えば、
メニュースイッチ11)からの要求に応じて表示され、
あるいは画面表示装置7の特定の領域に予め表示してお
くこともできる。従って、運転員は必要に応じて対話操
作を行い、入力装置8から対話手段9にタッチセンサに
よる座標位置信号(POS)が出力される。また、入力
装置8としてキーボードを利用することもでき、この場
合にはキーボード信号(KEY)が出力される。対話手
段9は、当該座標位置信号(POS)あるいはキーボー
ド信号(KEY)を識別して、選択された計測対象分類
をヘッダ表示手段6に出力する。また、選択された計測
対象分類は、選択信号(RES)として画面表示装置7
に出力される。
【0101】アラームリスト5には、図20に示すよう
に、計測対象分類(SF)が警報状態などと共に記憶さ
れており、ヘッダ表示手段6は、選択された計測対象分
類についてのみ警報状態等をアラームリスト5から抽出
し、警報メッセージとして画面表示装置7上に表示させ
る。
【0102】詳細な動作手順については、選択された計
測対象分類に属する計測点が選択される点を除いては、
図8に示すプロセス監視装置と同じ動作手順であるた
め、ここでは省略する。
【0103】
【発明の効果】上記説明したように、本発明において
は、警報の発生を認識してからの経過時間によって、警
報メッセージの表示方法を変化させ、あるいは警報の重
要度に応じて警報メッセージの表示方法を変化させ、画
面表示領域の一定の表示領域に表示させるようにしてい
るので、運転員は画面操作をすることなく直ちに警報を
認識できると共に、警報の重要性を直感的に判断でき
る。このため、運転員の操作負担が軽減され、プラント
制御の対応を素早くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に対応するプラント監視装置の一実施
の態様を示すブロック図
【図2】図1のプラント監視装置におけるCRT表示画
面の一例を示す図
【図3】図1のプラント監視装置におけるプロセスデー
タベースの構造を示す概念図
【図4】図1のプラント監視装置におけるアラームリス
トを示す概念図
【図5】図1のプラント監視装置におけるアラームチェ
ック手段の動作手順を示すフローチャート
【図6】図1のプラント監視装置におけるヘッダ表示手
段の動作であって、アラームリストに関する動作手順を
示すフローチャート
【図7】図1のプラント監視装置におけるヘッダ表示手
段の動作であって、画面表示に関する動作手順を示すフ
ローチャート
【図8】請求項2、3、4に対応するプラント監視装置
の一実施の態様を示すブロック図
【図9】図8のプラント監視装置におけるプロセスデー
タベースの構造を示す概念図
【図10】図8のプラント監視装置におけるアラームリ
ストを示す概念図
【図11】請求項3に対応するプラント監視装置におけ
る経過時間による重要度の減衰関数の一例を示す図
【図12】同プラント監視装置における経過時間による
重要度の減衰関数の他例を示す図
【図13】同プラント監視装置における経過時間による
重要度の減衰関数のさらに他例を示す図
【図14】請求項5に対応するプラント監視装置の一実
施の態様を示すブロック図
【図15】図14のプラント監視装置におけるプロセス
データベースの構造を示す概念図
【図16】図14のプラント監視装置におけるアラーム
チェック手段における動作手順を示すフローチャート
【図17】請求項6に対応するプラント監視装置の一実
施の態様を示すブロック図
【図18】図17のプラント監視装置におけるCRT表
示画面であって、警報画面系統選択画面の一例を示す図
【図19】図17のプラント監視装置におけるプロセス
データベースの構造を示す概念図
【図20】図17のプラント監視装置におけるアラーム
リストを示す概念図
【符号の説明】
1……プロセス入出力装置 2……入力手段 3……プロセスデータベース 4……アラームチ
ェック手段 5……アラームリスト 6……ヘッダ表示
手段 7……CRT表示手段(画面表示手段) 8……入力装置 9……対話手段 10……計測対象分類を選択するための入力装置 11……一定の警報表示領域 11a…警報メッ
セージ 11b…分類表示欄 12……通常表示
領域 13……警報確認スイッチ 14……警報詳画
面切替スイッチ 15……メニュースイッチ 16……分類選択
欄 IVM…現在値 ABB…入力点名
称 PID…ポイント名 UL……上限値
(警報制御値) LL……下限値(警報制御値) EU……計測点の計測値単位を示す単位情報 TS……発生日時(警報発生時刻若しくは復帰時刻) ALM…警報状態 ACK…警報確認 MSG…警報メッセージ EF……重要度 EFR…運転中重要度 EFS…休転中重
要度 SF……計測対象分類 DI……プラント
の運転情報

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント状態量を測定する計測点名や当
    該計測点における警報制御値などの計測点情報が予め設
    定されたプロセスデータベースと、 各計測点におけるプラント状態量を現在値として前記プ
    ロセスデータベースに入力する入力手段と、 前記プロセスデータベースに設定されている警報制御値
    と前記入力手段からプロセスデータベースに出力された
    現在値とを比較し、警報制御値を逸脱している計測点に
    関する警報情報をアラームリストに出力するアラームチ
    ェック手段と、 前記アラームリストに記憶されている警報情報を、画面
    表示装置に設けた一定の警報表示領域に表示する表示手
    段とを備え、 前記表示手段は、前記警報情報の表示形式を、前記警報
    発生時刻からの経過時間に応じて変化させて表示するこ
    とを特徴とするプラント監視装置。
  2. 【請求項2】 プラント状態量を測定する計測点名や当
    該計測点における警報制御値、当該計測点の警報制限値
    逸脱状態がプラントの運転に与える重要度などの計測点
    情報が予め設定されたプロセスデータベースと、 各計測点におけるプラント状態量を現在値として前記プ
    ロセスデータベースに入力する入力手段と、 前記プロセスデータベースに設定されている警報制御値
    と前記入力手段からプロセスデータベースに出力された
    現在値とを比較し、警報制御値を逸脱している計測点に
    関する警報情報をアラームリストに出力するアラームチ
    ェック手段と、 前記アラームリストに記憶されている警報情報を、画面
    表示装置に設けた一定の警報表示領域に表示する表示手
    段とを備え、 前記表示手段は、前記警報情報の表示形式を、前記重要
    度に応じて変化させて表示することを特徴とするプラン
    ト監視装置。
  3. 【請求項3】 前記重要度を、警報発生時刻からの経過
    時間によって減衰させ、当該減衰させた重要度に応じて
    前記警報情報の表示形式を変化させて表示することを特
    徴とする請求項2記載のプラント監視装置。
  4. 【請求項4】 前記警報情報を、前記重要度の高いもの
    から表示するようにしたことを特徴とする請求項2記載
    のプラント監視装置。
  5. 【請求項5】 プラントの運転状態ごとに前記重要度を
    前記プロセスデータベースに設定し、実際のプラント運
    転状態に従って、当該プラントの運転状態に応じた前記
    重要度を選択すると共に、当該重要度に応じて前記警報
    情報の表示形式を変化させて表示することを特徴とする
    請求項2記載のプラント監視装置。
  6. 【請求項6】 各計測点における計測対象分類を前記プ
    ロセスデータベースに設定すると共に、対話操作可能な
    入力装置を備え、当該入力装置を介した対話操作により
    選択された前記計測対象分類に関する警報情報のみを表
    示することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記
    載のプラント監視装置。
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