JP2002215226A - プラント運転監視装置、その制御方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
プラント運転監視装置、その制御方法、プログラムおよび記録媒体Info
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- JP2002215226A JP2002215226A JP2001008103A JP2001008103A JP2002215226A JP 2002215226 A JP2002215226 A JP 2002215226A JP 2001008103 A JP2001008103 A JP 2001008103A JP 2001008103 A JP2001008103 A JP 2001008103A JP 2002215226 A JP2002215226 A JP 2002215226A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 管理者が、現在のプラント運転状況の傾向と
過去の傾向とを比較・検討を容易に行うことのできるプ
ラント運転監視装置を提供する。 【解決手段】 管理者が指定した過去のデータを平均し
た特性グラフXを基準特性グラフとしてグラフ表示部2
3上に表示する。この結果、過去のデータ収集時に環境
の変動等による外乱要因があった時系列データ群を排除
する。これにより、管理者は、今後の流量の変動傾向を
容易に予測することが可能となる。さらに、現在の特性
グラフAと平均値を示した特性グラフXとの差をグラフ
表示部24に表示することにより、管理者は変動を容易
に認識する。
過去の傾向とを比較・検討を容易に行うことのできるプ
ラント運転監視装置を提供する。 【解決手段】 管理者が指定した過去のデータを平均し
た特性グラフXを基準特性グラフとしてグラフ表示部2
3上に表示する。この結果、過去のデータ収集時に環境
の変動等による外乱要因があった時系列データ群を排除
する。これにより、管理者は、今後の流量の変動傾向を
容易に予測することが可能となる。さらに、現在の特性
グラフAと平均値を示した特性グラフXとの差をグラフ
表示部24に表示することにより、管理者は変動を容易
に認識する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下水道設備、ビ
ル設備、ごみ焼却設備、工場設備等の各種プラントの運
転状況を監視するプラント運転監視装置に関する。
ル設備、ごみ焼却設備、工場設備等の各種プラントの運
転状況を監視するプラント運転監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上下水道設備やごみ焼却設備等の
各種プラントの運転状況を監視するプラント運転監視装
置は、プラント運転中に得られるデータに基づいた現在
特性グラフを表示したグラフと、過去データに基づいた
過去特性グラフを基準特性グラフとして表示したグラフ
とを画面(またはウィンドウ)に表示していた。ここ
で、プラント運転監視装置を、上水道の送水設備に用い
た場合について述べる。この場合、図7に示すように、
表示装置には、本日の運転状況を示す現在特性グラフ
と、ある日の運転状況(実績データ)を示す基準特性グ
ラフとが表示される。管理者は、これらの特性グラフを
比較することにより、プラントが期待通りの運転状況に
なっているか、さらにこれから先も期待通りの運転状況
が保たれるか、といった判断を行っていた。
各種プラントの運転状況を監視するプラント運転監視装
置は、プラント運転中に得られるデータに基づいた現在
特性グラフを表示したグラフと、過去データに基づいた
過去特性グラフを基準特性グラフとして表示したグラフ
とを画面(またはウィンドウ)に表示していた。ここ
で、プラント運転監視装置を、上水道の送水設備に用い
た場合について述べる。この場合、図7に示すように、
表示装置には、本日の運転状況を示す現在特性グラフ
と、ある日の運転状況(実績データ)を示す基準特性グ
ラフとが表示される。管理者は、これらの特性グラフを
比較することにより、プラントが期待通りの運転状況に
なっているか、さらにこれから先も期待通りの運転状況
が保たれるか、といった判断を行っていた。
【0003】しかし、実際の運転状況の推移傾向が過去
の運転状況の推移傾向と同様であっても時間tdだけ遅
延して推移しているような場合、管理者は単純に基準特
性グラフと現在特性グラフとを比較したとしても、運転
状況の的確な判断を行うことができない。そこで、特開
2000−10620号公報には、図8に示すように、
基準特性グラフに対して現在特性グラフを時間軸方向に
シフトさせて表示させたものが開示されている。このプ
ラント運転監視装置にあっては、遅延時間td等の不要
な要因を取り除き、現在運転状況による特性グラフと過
去運転状況による特性グラフとの比較を容易に行うよう
にしている。
の運転状況の推移傾向と同様であっても時間tdだけ遅
延して推移しているような場合、管理者は単純に基準特
性グラフと現在特性グラフとを比較したとしても、運転
状況の的確な判断を行うことができない。そこで、特開
2000−10620号公報には、図8に示すように、
基準特性グラフに対して現在特性グラフを時間軸方向に
シフトさせて表示させたものが開示されている。このプ
ラント運転監視装置にあっては、遅延時間td等の不要
な要因を取り除き、現在運転状況による特性グラフと過
去運転状況による特性グラフとの比較を容易に行うよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した従
来技術によるプラント運転監視装置にあっては、例え
ば、現在特性グラフおよび基準特性グラフをプラントを
1日運転させた場合のデータとした場合、基準特性グラ
フは、管理者が選択した昨年、一昨年、3年前等の1日
のデータが選択されることが多い。このため、選択した
日によっては、例えば、季節や天候等の影響を受け、特
性グラフが大きく変動することがあり、ある特定の日の
運転状況に対応する基準特性グラフを用いて、現在の運
転状況を判断することは困難であった。
来技術によるプラント運転監視装置にあっては、例え
ば、現在特性グラフおよび基準特性グラフをプラントを
1日運転させた場合のデータとした場合、基準特性グラ
フは、管理者が選択した昨年、一昨年、3年前等の1日
のデータが選択されることが多い。このため、選択した
日によっては、例えば、季節や天候等の影響を受け、特
性グラフが大きく変動することがあり、ある特定の日の
運転状況に対応する基準特性グラフを用いて、現在の運
転状況を判断することは困難であった。
【0005】本発明は、以上の事情に鑑みてなされたも
のであり、管理者が、現在のプラント運転状況の傾向と
過去のプラント運転状況の傾向とを容易に比較・検討す
ることのできるプラント運転監視装置を提供することを
目的とする。
のであり、管理者が、現在のプラント運転状況の傾向と
過去のプラント運転状況の傾向とを容易に比較・検討す
ることのできるプラント運転監視装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、請求項1記載の発明によるプラント運転監視装置
は、プラントから供給されたプラントの運転状況に対応
する時系列データを記憶する時系列データ格納部と、表
示部の画面上への表示に用いる前記時系列データを抽出
するための抽出条件に基づいて前記時系列データ格納部
から各々複数の過去の時系列データで構成される複数の
過去の時系列データ群を抽出し、前記過去の時系列デー
タ群同士で対応する時系列データを平均し、複数の平均
時系列データで構成される平均時系列データ群を生成す
る平均データ生成部と、前記平均時系列データ群を構成
する平均時系列データに基づいて前記表示部の画面上に
平均特性グラフとして表示すると共に、比較対照の複数
の時系列データで構成される時系列データ群を前記抽出
条件に対応して抽出し、前記比較対照の複数の時系列デ
ータに基づいて前記表示部の画面上に比較特性グラフと
して表示するグラフ表示制御部と、を具備したことを特
徴としている。
ため、請求項1記載の発明によるプラント運転監視装置
は、プラントから供給されたプラントの運転状況に対応
する時系列データを記憶する時系列データ格納部と、表
示部の画面上への表示に用いる前記時系列データを抽出
するための抽出条件に基づいて前記時系列データ格納部
から各々複数の過去の時系列データで構成される複数の
過去の時系列データ群を抽出し、前記過去の時系列デー
タ群同士で対応する時系列データを平均し、複数の平均
時系列データで構成される平均時系列データ群を生成す
る平均データ生成部と、前記平均時系列データ群を構成
する平均時系列データに基づいて前記表示部の画面上に
平均特性グラフとして表示すると共に、比較対照の複数
の時系列データで構成される時系列データ群を前記抽出
条件に対応して抽出し、前記比較対照の複数の時系列デ
ータに基づいて前記表示部の画面上に比較特性グラフと
して表示するグラフ表示制御部と、を具備したことを特
徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のプ
ラント運転監視装置において、前記比較対照の時系列デ
ータ群は、現在のプラント運転状況に対応する時系列デ
ータを含むことを特徴としている。
ラント運転監視装置において、前記比較対照の時系列デ
ータ群は、現在のプラント運転状況に対応する時系列デ
ータを含むことを特徴としている。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載のプ
ラント運転監視装置において、前記平均時系列データ群
を構成する平均時系列データと対応する比較対照の時系
列データとの差分を算出し、複数の差分時系列データで
構成される差分時系列データ群を生成する差分データ算
出部を有し、前記グラフ表示制御部は、前記差分データ
に基づいて前記表示部の画面上に差分特性グラフとして
表示することを特徴としている。
ラント運転監視装置において、前記平均時系列データ群
を構成する平均時系列データと対応する比較対照の時系
列データとの差分を算出し、複数の差分時系列データで
構成される差分時系列データ群を生成する差分データ算
出部を有し、前記グラフ表示制御部は、前記差分データ
に基づいて前記表示部の画面上に差分特性グラフとして
表示することを特徴としている。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載のプ
ラント運転監視装置において、前記グラフ表示制御部
は、前記平均特性グラフおよび前記比較特性グラフを前
記表示部の画面上の予め定めた所定の領域に配置して表
示すると共に、前記差分特性グラフを前記所定の領域と
は異なる領域に配置して表示することを特徴としてい
る。
ラント運転監視装置において、前記グラフ表示制御部
は、前記平均特性グラフおよび前記比較特性グラフを前
記表示部の画面上の予め定めた所定の領域に配置して表
示すると共に、前記差分特性グラフを前記所定の領域と
は異なる領域に配置して表示することを特徴としてい
る。
【0010】請求項5記載の発明は、プラントの運転状
況を監視するプラント運転監視装置の制御方法であっ
て、プラントから供給されたプラントの運転状況に対応
する時系列データを時系列データ格納部に記憶する段階
と、表示部の画面上への表示に用いる前記時系列データ
を抽出するための抽出条件に基づいて前記時系列データ
格納部から各々複数の過去の時系列データで構成される
複数の過去の時系列データ群を抽出し、前記過去の時系
列データ群同士で対応する時系列データを平均し、複数
の平均時系列データで構成される平均時系列データ群を
生成する段階と、前記平均時系列データ群を構成する平
均時系列データに基づいて表示部の画面上に平均特性グ
ラフとして表示すると共に、比較対照の複数の時系列デ
ータで構成される時系列データ群を前記抽出条件に対応
させて抽出し、前記比較対照の複数の時系列データに基
づいて前記表示部の画面上に比較特性グラフとして表示
する段階と、を備えたことにある。
況を監視するプラント運転監視装置の制御方法であっ
て、プラントから供給されたプラントの運転状況に対応
する時系列データを時系列データ格納部に記憶する段階
と、表示部の画面上への表示に用いる前記時系列データ
を抽出するための抽出条件に基づいて前記時系列データ
格納部から各々複数の過去の時系列データで構成される
複数の過去の時系列データ群を抽出し、前記過去の時系
列データ群同士で対応する時系列データを平均し、複数
の平均時系列データで構成される平均時系列データ群を
生成する段階と、前記平均時系列データ群を構成する平
均時系列データに基づいて表示部の画面上に平均特性グ
ラフとして表示すると共に、比較対照の複数の時系列デ
ータで構成される時系列データ群を前記抽出条件に対応
させて抽出し、前記比較対照の複数の時系列データに基
づいて前記表示部の画面上に比較特性グラフとして表示
する段階と、を備えたことにある。
【0011】請求項6記載の発明は、プラントの運転状
況を監視するプラント運転監視装置を制御するためのプ
ログラムであって、コンピュータを、プラントから供給
されたプラントの運転状況に対応する時系列データを時
系列データ格納部に記憶する段階と、表示部の画面上へ
の表示に用いる前記時系列データを抽出するための抽出
条件に基づいて前記時系列データ格納部から各々複数の
過去の時系列データで構成される複数の過去の時系列デ
ータ群を抽出し、前記過去の時系列データ群同士で対応
する時系列データを平均し、複数の平均時系列データで
構成される平均時系列データ群を生成する段階と、前記
平均時系列データ群を構成する平均時系列データに基づ
いて表示部の画面上に平均特性グラフとして表示すると
共に、比較対照の複数の時系列データで構成される時系
列データ群を前記抽出条件に対応させて抽出し、前記比
較対照の複数の時系列データに基づいて前記表示部の画
面上に比較特性グラフとして表示する段階と、して機能
させることを特徴とする。
況を監視するプラント運転監視装置を制御するためのプ
ログラムであって、コンピュータを、プラントから供給
されたプラントの運転状況に対応する時系列データを時
系列データ格納部に記憶する段階と、表示部の画面上へ
の表示に用いる前記時系列データを抽出するための抽出
条件に基づいて前記時系列データ格納部から各々複数の
過去の時系列データで構成される複数の過去の時系列デ
ータ群を抽出し、前記過去の時系列データ群同士で対応
する時系列データを平均し、複数の平均時系列データで
構成される平均時系列データ群を生成する段階と、前記
平均時系列データ群を構成する平均時系列データに基づ
いて表示部の画面上に平均特性グラフとして表示すると
共に、比較対照の複数の時系列データで構成される時系
列データ群を前記抽出条件に対応させて抽出し、前記比
較対照の複数の時系列データに基づいて前記表示部の画
面上に比較特性グラフとして表示する段階と、して機能
させることを特徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は、プラントの運転状
況を監視するプラント運転監視装置を制御するためのプ
ログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータ
を、プラントから供給されたプラントの運転状況に対応
する時系列データを時系列データ格納部に記憶する段階
と、表示部の画面上への表示に用いる前記時系列データ
を抽出するための抽出条件に基づいて前記時系列データ
格納部から各々複数の過去の時系列データで構成される
複数の過去の時系列データ群を抽出し、前記過去の時系
列データ群同士で対応する時系列データを平均し、複数
の平均時系列データで構成される平均時系列データ群を
生成する段階と、前記平均時系列データ群を構成する平
均時系列データに基づいて表示部の画面上に平均特性グ
ラフとして表示すると共に、比較対照の複数の時系列デ
ータで構成される時系列データ群を前記抽出条件に対応
させて抽出し、前記比較対照の複数の時系列データに基
づいて前記表示部の画面上に比較特性グラフとして表示
する段階と、して機能させることを特徴とする。
況を監視するプラント運転監視装置を制御するためのプ
ログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータ
を、プラントから供給されたプラントの運転状況に対応
する時系列データを時系列データ格納部に記憶する段階
と、表示部の画面上への表示に用いる前記時系列データ
を抽出するための抽出条件に基づいて前記時系列データ
格納部から各々複数の過去の時系列データで構成される
複数の過去の時系列データ群を抽出し、前記過去の時系
列データ群同士で対応する時系列データを平均し、複数
の平均時系列データで構成される平均時系列データ群を
生成する段階と、前記平均時系列データ群を構成する平
均時系列データに基づいて表示部の画面上に平均特性グ
ラフとして表示すると共に、比較対照の複数の時系列デ
ータで構成される時系列データ群を前記抽出条件に対応
させて抽出し、前記比較対照の複数の時系列データに基
づいて前記表示部の画面上に比較特性グラフとして表示
する段階と、して機能させることを特徴とする。
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施形態を
図面を参照しつつ説明するに、本実施形態によるプラン
ト運転監視装置10は、上水道設備に用いられるものと
する。
図面を参照しつつ説明するに、本実施形態によるプラン
ト運転監視装置10は、上水道設備に用いられるものと
する。
【0013】A.上水道設備の構成 この上水道設備1は、図1に示すように、貯水槽2、貯
水槽2に貯留された水を送水する配管3、この配管3の
途中に設けられ、図示しないモータによって駆動される
ポンプ4、流速計5、圧力計6等によって構成されてい
る。この上水道設備1では、ポンプ4によって所望の流
量の水が送水される。また、流速計5および圧力計6か
ら出力される検出信号は後述するプラント監視装置10
に送信される。
水槽2に貯留された水を送水する配管3、この配管3の
途中に設けられ、図示しないモータによって駆動される
ポンプ4、流速計5、圧力計6等によって構成されてい
る。この上水道設備1では、ポンプ4によって所望の流
量の水が送水される。また、流速計5および圧力計6か
ら出力される検出信号は後述するプラント監視装置10
に送信される。
【0014】B.プラント監視装置10の構成 プラント監視装置10は、図2のブロック図に示すよう
に、監視対象プラントとなる上水道設備1から各整備機
器のデータを取込んで各種の情報処理を実行する例えば
コンピュータ等で構成された監視装置本体11と、各機
器の運転状況等を表示する表示装置21と、監視結果を
印字出力する印刷装置31と、管理者が各種操作指令お
よび抽出条件等を入力するための入力装置32とを具備
している。入力装置32は、キーボード、マウス、タッ
チスクリーンなどの一またはこれらの組合わせによって
構成される。
に、監視対象プラントとなる上水道設備1から各整備機
器のデータを取込んで各種の情報処理を実行する例えば
コンピュータ等で構成された監視装置本体11と、各機
器の運転状況等を表示する表示装置21と、監視結果を
印字出力する印刷装置31と、管理者が各種操作指令お
よび抽出条件等を入力するための入力装置32とを具備
している。入力装置32は、キーボード、マウス、タッ
チスクリーンなどの一またはこれらの組合わせによって
構成される。
【0015】監視装置本体11は、データ入力部12、
プラント状況監視制御部13、データ記憶部14、表示
制御部15および印刷制御部16等を備えている。デー
タ入力部12は、上水道設備1の流速計5および圧力計
6から送信される検出信号を監視装置本体11で扱うこ
とができるように、正規化され一定のサンプリング周期
でデジタル値に変換し、次のプラント状況監視制御部1
3に供給される。
プラント状況監視制御部13、データ記憶部14、表示
制御部15および印刷制御部16等を備えている。デー
タ入力部12は、上水道設備1の流速計5および圧力計
6から送信される検出信号を監視装置本体11で扱うこ
とができるように、正規化され一定のサンプリング周期
でデジタル値に変換し、次のプラント状況監視制御部1
3に供給される。
【0016】プラント状況監視制御部13は、各種機能
を実行するためのプログラムが格納され、監視装置本体
11を構成する各部位の制御を司るものである。この機
能としては、順次入力される検出信号から配管3内を
流れる流量を算出する機能、算出した流量をデータ記
憶部14に時間に対応させた時系列データとして記憶す
る機能、入力装置32からの指令信号を受けて、表示
制御部15を介して表示装置21に所望の画面を表示す
る機能、入力装置32からの指令信号を受けて、印刷
制御部16を介して印刷装置31で印刷を行う機能等が
ある。なお、本実施形態では、およびの機能につい
ては後述するが、およびの機能については、このよ
うな監視装置においては慣用な手段であるため、その説
明は省略する。
を実行するためのプログラムが格納され、監視装置本体
11を構成する各部位の制御を司るものである。この機
能としては、順次入力される検出信号から配管3内を
流れる流量を算出する機能、算出した流量をデータ記
憶部14に時間に対応させた時系列データとして記憶す
る機能、入力装置32からの指令信号を受けて、表示
制御部15を介して表示装置21に所望の画面を表示す
る機能、入力装置32からの指令信号を受けて、印刷
制御部16を介して印刷装置31で印刷を行う機能等が
ある。なお、本実施形態では、およびの機能につい
ては後述するが、およびの機能については、このよ
うな監視装置においては慣用な手段であるため、その説
明は省略する。
【0017】C.データ記憶処理 ここで、算出した流量をデータ記憶部14に記憶する
機能について、図3を参照しつつ説明する。図3は、デ
ータ記憶部14内に構築されたデータフォーマットを具
現化した図であり、図3(a)はデータファイル、図3
(b)は一ヶ月のデータを示したものである。図3によ
り明らかなように、データ記憶部14に記憶されるデー
タは、年毎、月毎、日毎に管理され、一ヶ月のデータ
は、日毎に例えば、10分毎(時刻t1〜tn)に対応
した流量X1-1〜X1-nが、サンプリングした時刻に対応
付けた時系列データ群として記憶されることになる。
機能について、図3を参照しつつ説明する。図3は、デ
ータ記憶部14内に構築されたデータフォーマットを具
現化した図であり、図3(a)はデータファイル、図3
(b)は一ヶ月のデータを示したものである。図3によ
り明らかなように、データ記憶部14に記憶されるデー
タは、年毎、月毎、日毎に管理され、一ヶ月のデータ
は、日毎に例えば、10分毎(時刻t1〜tn)に対応
した流量X1-1〜X1-nが、サンプリングした時刻に対応
付けた時系列データ群として記憶されることになる。
【0018】D.表示処理 次に、表示機能は、図4に示すようなウインドウを表
示装置21に表示する。この機能は、管理者が入力装置
32のマウスのポインタ等によって図4の左側に位置し
たメニュースイッチ22を選択することにより、グラフ
ィック、警報、運転、DDC、トレンド(特性グラフ)
の各種表示を行う。この各種表示のうち、グラフィッ
ク、警報、運転、DDCの説明については省略する。
示装置21に表示する。この機能は、管理者が入力装置
32のマウスのポインタ等によって図4の左側に位置し
たメニュースイッチ22を選択することにより、グラフ
ィック、警報、運転、DDC、トレンド(特性グラフ)
の各種表示を行う。この各種表示のうち、グラフィッ
ク、警報、運転、DDCの説明については省略する。
【0019】ここで、管理者がトレンドボタンを選択し
た場合には、送水設備分析のグラフを示したウインドウ
が表示される。この際、グラフは、送水処理設備を示し
たグラフ表示部23と、特性グラフの平均値との差を示
したグラフ表示部24とに分かれる。このグラフ表示部
23およびグラフ表示部24は、横軸に時間、縦軸に流
量が規定されたものである。
た場合には、送水設備分析のグラフを示したウインドウ
が表示される。この際、グラフは、送水処理設備を示し
たグラフ表示部23と、特性グラフの平均値との差を示
したグラフ表示部24とに分かれる。このグラフ表示部
23およびグラフ表示部24は、横軸に時間、縦軸に流
量が規定されたものである。
【0020】D1.ウインドウ中のスイッチ 図4中の右上には、コンボボックスからなる表示幅指定
スイッチ25が配置され、この表示幅指定スイッチ25
によって、横軸の時間幅が1日、1週間、1ヶ月といっ
た具合に設定される。この例では、1日を選択した場合
を示している。
スイッチ25が配置され、この表示幅指定スイッチ25
によって、横軸の時間幅が1日、1週間、1ヶ月といっ
た具合に設定される。この例では、1日を選択した場合
を示している。
【0021】図4中の下側には、管理者によって任意に
設定される選択群スイッチ26が配置される。この選択
群スイッチ26は、図5に示すように、ラジオボタンに
よって表示するか否かを設定する表示スイッチ26a、
日付を設定する日付設定スイッチ26b、グラフ上の縦
に延びた点線の測定位置に対応した特性グラフの流量を
読み取る読取値表示部26c、比率、表示スパンを指定
する表示スパン指定スイッチ26d、さらに範囲縮小、
範囲拡大、一年分表示等を設定するスイッチ26eによ
って構成されている。
設定される選択群スイッチ26が配置される。この選択
群スイッチ26は、図5に示すように、ラジオボタンに
よって表示するか否かを設定する表示スイッチ26a、
日付を設定する日付設定スイッチ26b、グラフ上の縦
に延びた点線の測定位置に対応した特性グラフの流量を
読み取る読取値表示部26c、比率、表示スパンを指定
する表示スパン指定スイッチ26d、さらに範囲縮小、
範囲拡大、一年分表示等を設定するスイッチ26eによ
って構成されている。
【0022】D2.グラフ上に描写される特性グラフ 図4では、2000年6月1日、1998年6月1日、
1997年6月1日、さらに平均値を示す特性グラフが
表示スイッチ26aによって指定されているため、それ
ぞれ対応した特性グラフが送水処理設備が示されたグラ
フ表示部23上に表示される。このグラフ表示部23に
表示された各特性グラフのうち、2000年6月1日を
示したものが特性グラフA、1998年6月1日を示し
たものが特性グラフC、1997年6月1日を示したも
のが特性グラフD、平均値を示したものが特性グラフX
(二点鎖線)となっている。この指定された日付のう
ち、本実施形態では2000年6月1日が処理を実行し
ている日であり、特性グラフAがリアル特性グラフとな
る。ここで、1999年6月1日が指定されていない理
由は、例えばこの日に台風等が接近して気象状態が大き
く変動し、この影響を受けて流量が大きく変動している
ことを管理者が予め認識しており、積極的に省いてい
る。
1997年6月1日、さらに平均値を示す特性グラフが
表示スイッチ26aによって指定されているため、それ
ぞれ対応した特性グラフが送水処理設備が示されたグラ
フ表示部23上に表示される。このグラフ表示部23に
表示された各特性グラフのうち、2000年6月1日を
示したものが特性グラフA、1998年6月1日を示し
たものが特性グラフC、1997年6月1日を示したも
のが特性グラフD、平均値を示したものが特性グラフX
(二点鎖線)となっている。この指定された日付のう
ち、本実施形態では2000年6月1日が処理を実行し
ている日であり、特性グラフAがリアル特性グラフとな
る。ここで、1999年6月1日が指定されていない理
由は、例えばこの日に台風等が接近して気象状態が大き
く変動し、この影響を受けて流量が大きく変動している
ことを管理者が予め認識しており、積極的に省いてい
る。
【0023】特性グラフの平均値との差を示したグラフ
表示部24には、リアル特性グラフAに対応した時系列
データ群を構成する複数の時系列データと、特性グラフ
X(平均値)に対応した平均時系列データ群を構成する
複数の平均時系列データとの差分を示した差分特性グラ
フZが表示される。なお、特性グラフAおよび差分特性
グラフZの点線部分は、実際の計測値ではなく、プラン
ト状況監視制御部13の処理によって算出された予想し
た特性を示したものである。
表示部24には、リアル特性グラフAに対応した時系列
データ群を構成する複数の時系列データと、特性グラフ
X(平均値)に対応した平均時系列データ群を構成する
複数の平均時系列データとの差分を示した差分特性グラ
フZが表示される。なお、特性グラフAおよび差分特性
グラフZの点線部分は、実際の計測値ではなく、プラン
ト状況監視制御部13の処理によって算出された予想し
た特性を示したものである。
【0024】D3.特性グラフの表示処理 次に、図6を参照しつつ特性グラフの表示処理について
説明する。この処理は、管理者が入力装置32によって
メニュースイッチ22のトレンドボタン→選択群スイッ
チ26を設定した段階で実行されるものである。まず、
プラント状況監視制御部13は、データ入力部12から
データを読み込む(ステップS1)。次に、プラント状
況監視制御部13は、選択群スイッチ26の表示スイッ
チ26aおよび日付設定スイッチ26bによって指定さ
れた日付に対応した時系列データ群をデータ記憶部14
から読出す(ステップS2)。即ち、本実施形態では、
本日(2000年6月1日)の今までの時系列データで
構成される比較対照時系列データ群と、複数組の過去
(1998年6月1日、1997年6月1日)の時系列
データで構成される複数の過去の時系列データ群とを読
出す。
説明する。この処理は、管理者が入力装置32によって
メニュースイッチ22のトレンドボタン→選択群スイッ
チ26を設定した段階で実行されるものである。まず、
プラント状況監視制御部13は、データ入力部12から
データを読み込む(ステップS1)。次に、プラント状
況監視制御部13は、選択群スイッチ26の表示スイッ
チ26aおよび日付設定スイッチ26bによって指定さ
れた日付に対応した時系列データ群をデータ記憶部14
から読出す(ステップS2)。即ち、本実施形態では、
本日(2000年6月1日)の今までの時系列データで
構成される比較対照時系列データ群と、複数組の過去
(1998年6月1日、1997年6月1日)の時系列
データで構成される複数の過去の時系列データ群とを読
出す。
【0025】次に、プラント状況監視制御部13は、読
出した過去の時系列データ群同士で対応する時刻t1〜
tn毎に加算平均して平均時系列データ群を算出し(ス
テップS3)、この平均時系列データ群を構成する平均
時系列データと対応する比較対照となる本日の実際の時
系列データとの差分を算出し、複数の差分時系列データ
で構成される差分時系列データ群を算出する(ステップ
S4)。プラント状況監視制御部13は、過去の時系列
データ群、平均値時系列データ群、差分時系列データ群
をグラフ表示部23、24に対応した座標データに変換
する(ステップS5)。さらに、プラント状況監視制御
部13は、表示制御部15を介して指定された日付に対
応した座標データに基づいてグラフ表示部23上に特性
グラフA、C、Dおよび特性グラフXを表示し(ステッ
プS6)、差分時系列データ群に対応した座標データに
基づいてグラフ表示部24上に差分特性グラフZを表示
する(ステップS7)。
出した過去の時系列データ群同士で対応する時刻t1〜
tn毎に加算平均して平均時系列データ群を算出し(ス
テップS3)、この平均時系列データ群を構成する平均
時系列データと対応する比較対照となる本日の実際の時
系列データとの差分を算出し、複数の差分時系列データ
で構成される差分時系列データ群を算出する(ステップ
S4)。プラント状況監視制御部13は、過去の時系列
データ群、平均値時系列データ群、差分時系列データ群
をグラフ表示部23、24に対応した座標データに変換
する(ステップS5)。さらに、プラント状況監視制御
部13は、表示制御部15を介して指定された日付に対
応した座標データに基づいてグラフ表示部23上に特性
グラフA、C、Dおよび特性グラフXを表示し(ステッ
プS6)、差分時系列データ群に対応した座標データに
基づいてグラフ表示部24上に差分特性グラフZを表示
する(ステップS7)。
【0026】E.本実施形態の効果 本実施形態では、管理者が選択した過去のデータを平均
した特性グラフXを基準特性グラフとしてグラフ表示部
23上に表示することにより、過去のデータ収集時に環
境の変動等による外乱要因を排除する。これにより、管
理者は、今後の流量の変動傾向を容易に予測することが
可能となる。また、前述した如く、管理者が予め過去の
データが大きく変動していることを認識していた場合に
は、実施形態のように初めから省くことも可能である。
本実施形態では、実際にグラフ上に読み出したデータに
対応した特性グラフを表示させた上で、特性グラフの変
動が明らかに大きいものは、この変動の大きい特性グラ
フに対応したデータを変えるべく、改めて選択群スイッ
チ26によって設定し直すことも可能である。従って、
平均値に基づいた特性グラフXを基準特性グラフとして
見なすことが可能となる。しかも、現在の特性グラフA
と平均値を示した特性グラフXとの差をグラフ表示部2
4に表示することにより、管理者は流量の変動を容易に
認識する。この結果、管理者は、現在の上水道設備1の
運転状況の傾向と過去の運転状況の傾向とを容易に比較
・検討でき、例えばポンプ4の流量調整を的確に行うこ
とができる。
した特性グラフXを基準特性グラフとしてグラフ表示部
23上に表示することにより、過去のデータ収集時に環
境の変動等による外乱要因を排除する。これにより、管
理者は、今後の流量の変動傾向を容易に予測することが
可能となる。また、前述した如く、管理者が予め過去の
データが大きく変動していることを認識していた場合に
は、実施形態のように初めから省くことも可能である。
本実施形態では、実際にグラフ上に読み出したデータに
対応した特性グラフを表示させた上で、特性グラフの変
動が明らかに大きいものは、この変動の大きい特性グラ
フに対応したデータを変えるべく、改めて選択群スイッ
チ26によって設定し直すことも可能である。従って、
平均値に基づいた特性グラフXを基準特性グラフとして
見なすことが可能となる。しかも、現在の特性グラフA
と平均値を示した特性グラフXとの差をグラフ表示部2
4に表示することにより、管理者は流量の変動を容易に
認識する。この結果、管理者は、現在の上水道設備1の
運転状況の傾向と過去の運転状況の傾向とを容易に比較
・検討でき、例えばポンプ4の流量調整を的確に行うこ
とができる。
【0027】F.変形例 以上、本発明に係る実施形態について説明したが、上記
実施形態は本発明の一例であり、本発明の趣旨の範囲内
で任意に変形可能であり、以下のような変形例が考えら
れる。
実施形態は本発明の一例であり、本発明の趣旨の範囲内
で任意に変形可能であり、以下のような変形例が考えら
れる。
【0028】(1)変形例1 前記実施形態では、プラントとして上水道設備1にプラ
ント運転監視装置10を適用した場合を例示したが、本
発明はこの上水道設備1に限らず、ビル設備、ごみ焼却
設備、工場設備等の各種プラントに適用可能である。
ント運転監視装置10を適用した場合を例示したが、本
発明はこの上水道設備1に限らず、ビル設備、ごみ焼却
設備、工場設備等の各種プラントに適用可能である。
【0029】(2)変形例2 前記実施形態では、グラフ表示部23に複数の特性グラ
フを表示する際に、平均値を示した特性グラフXも同時
に表示するようにしたが、予め指定した日付の特性グラ
フを表示し、その後に選択して平均値を示した特性グラ
フXを表示するようにしてもよい。この場合、管理者
は、変動の大きかった日付の時系列データ群に対応した
グラフを表示した上で、この時系列データ群を省くこと
が可能となる。
フを表示する際に、平均値を示した特性グラフXも同時
に表示するようにしたが、予め指定した日付の特性グラ
フを表示し、その後に選択して平均値を示した特性グラ
フXを表示するようにしてもよい。この場合、管理者
は、変動の大きかった日付の時系列データ群に対応した
グラフを表示した上で、この時系列データ群を省くこと
が可能となる。
【0030】(3)変形例3 前記実施形態では、単純に今日の日付から1年前、2年
前、3年前の1日の時系列データ群として読出すように
したが、プラント状況監視制御部13で、本日の今まで
の時系列データ群を構成する時系列データと、予めデー
タ記憶部14に記憶した時系列データ群を構成する時系
列データとを時刻後に照会し、本日の今までの時系列デ
ータ群に接近した過去の時系列データ群を幾つか自動的
に選択するようにしてもよい。これにより、管理者は、
選択等の作業を省略でき、その負担が低減されることに
なる。
前、3年前の1日の時系列データ群として読出すように
したが、プラント状況監視制御部13で、本日の今まで
の時系列データ群を構成する時系列データと、予めデー
タ記憶部14に記憶した時系列データ群を構成する時系
列データとを時刻後に照会し、本日の今までの時系列デ
ータ群に接近した過去の時系列データ群を幾つか自動的
に選択するようにしてもよい。これにより、管理者は、
選択等の作業を省略でき、その負担が低減されることに
なる。
【0031】(4)変形例4 前記実施形態では、3本の特性グラフから平均特性グラ
フを算出するようにしたが、2本或いは4本以上の特性
グラフに対応した時系列データ群同士で対応する時系列
データを平均し、複数の平均時系列データから構成され
る平均時系列データ群を生成し、この平均時系列データ
群に基づいて平均特性グラフを表示するようにしてもよ
い。
フを算出するようにしたが、2本或いは4本以上の特性
グラフに対応した時系列データ群同士で対応する時系列
データを平均し、複数の平均時系列データから構成され
る平均時系列データ群を生成し、この平均時系列データ
群に基づいて平均特性グラフを表示するようにしてもよ
い。
【0032】
【発明の効果】以上、詳述した如く、本発明によれば、
管理者が、現在のプラントの運転状況の傾向と過去のプ
ラントの運転状況の傾向とを容易に比較・検討すること
が可能となる。
管理者が、現在のプラントの運転状況の傾向と過去のプ
ラントの運転状況の傾向とを容易に比較・検討すること
が可能となる。
【図1】 本発明の実施形態に係るプラント監視装置が
適用される上水道設備を示す構成図である。
適用される上水道設備を示す構成図である。
【図2】 本実施形態によるプラント監視装置を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】 データ記憶部のデータフォーマットを示す図
である。
である。
【図4】 表示装置に表示される画面を示す図である。
【図5】 表示装置に表示された画面に映し出された選
択スイッチ群を示す図である。
択スイッチ群を示す図である。
【図6】 特性線表示処理を示す流れ図である。
【図7】 従来技術による特性グラフを示す図である。
【図8】 他の従来技術による特性グラフを示す図であ
る。
る。
1・・・上水道設備 10・・・プラント監視装置 11・・・監視装置本体 12・・・データ入力部 13・・・プラント状況監視制御部 14・・・データ記憶部 15・・・表示制御部 21・・・表示装置 32・・・入力装置
Claims (7)
- 【請求項1】 プラントから供給されたプラントの運転
状況に対応する時系列データを記憶する時系列データ格
納部と、 表示部の画面上への表示に用いる前記時系列データを抽
出するための抽出条件に基づいて前記時系列データ格納
部から各々複数の過去の時系列データで構成される複数
の過去の時系列データ群を抽出し、前記過去の時系列デ
ータ群同士で対応する時系列データを平均し、複数の平
均時系列データで構成される平均時系列データ群を生成
する平均データ生成部と、 前記平均時系列データ群を構成する平均時系列データに
基づいて前記表示部の画面上に平均特性グラフとして表
示すると共に、比較対照の複数の時系列データで構成さ
れる時系列データ群を前記抽出条件に対応させて抽出
し、前記比較対照の複数の時系列データに基づいて前記
表示部の画面上に比較特性グラフとして表示するグラフ
表示制御部と、を具備したことを特徴とするプラント運
転監視装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のプラント運転監視装置に
おいて、 前記比較対照の時系列データ群は、現在のプラント運転
状況に対応する時系列データを含むことを特徴とするプ
ラント運転監視装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のプラント運転監視装置に
おいて、 前記平均時系列データ群を構成する平均時系列データと
対応する比較対照の時系列データとの差分を算出し、複
数の差分時系列データで構成される差分時系列データ群
を生成する差分データ算出部を有し、 前記グラフ表示制御部は、前記差分データに基づいて前
記表示部の画面上に差分特性グラフとして表示すること
を特徴とするプラント運転監視装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のプラント運転監視装置に
おいて、 前記グラフ表示制御部は、前記平均特性グラフおよび前
記比較特性グラフを前記表示部の画面上の予め定めた所
定の領域に配置して表示すると共に、前記差分特性グラ
フを前記所定の領域とは異なる領域に配置して表示する
ことを特徴とするプラント運転監視装置。 - 【請求項5】 プラントの運転状況を監視するプラント
運転監視装置の制御方法であって、 プラントから供給されたプラントの運転状況に対応する
時系列データを時系列データ格納部に記憶する段階と、 表示部の画面上への表示に用いる前記時系列データを抽
出するための抽出条件に基づいて前記時系列データ格納
部から各々複数の過去の時系列データで構成される複数
の過去の時系列データ群を抽出し、前記過去の時系列デ
ータ群同士で対応する時系列データを平均し、複数の平
均時系列データで構成される平均時系列データ群を生成
する段階と、 前記平均時系列データ群を構成する平均時系列データに
基づいて表示部の画面上に平均特性グラフとして表示す
ると共に、比較対照の複数の時系列データで構成される
時系列データ群を前記抽出条件に対応させて抽出し、前
記比較対照の複数の時系列データに基づいて前記表示部
の画面上に比較特性グラフとして表示する段階と、を備
えたプラント運転監視装置の制御方法。 - 【請求項6】 プラントの運転状況を監視するプラント
運転監視装置を制御するためのプログラムであって、 コンピュータを、プラントから供給されたプラントの運
転状況に対応する時系列データを時系列データ格納部に
記憶する段階と、 表示部の画面上への表示に用いる前記時系列データを抽
出するための抽出条件に基づいて前記時系列データ格納
部から各々複数の過去の時系列データで構成される複数
の過去の時系列データ群を抽出し、前記過去の時系列デ
ータ群同士で対応する時系列データを平均し、複数の平
均時系列データで構成される平均時系列データ群を生成
する段階と、 前記平均時系列データ群を構成する平均時系列データに
基づいて表示部の画面上に平均特性グラフとして表示す
ると共に、比較対照の複数の時系列データで構成される
時系列データ群を前記抽出条件に対応させて抽出し、前
記比較対照の複数の時系列データに基づいて前記表示部
の画面上に比較特性グラフとして表示する段階と、して
機能させるためのプログラム。 - 【請求項7】 プラントの運転状況を監視するプラント
運転監視装置を制御するためのプログラムを記録した記
録媒体であって、 コンピュータを、プラントから供給されたプラントの運
転状況に対応する時系列データを時系列データ格納部に
記憶する段階と、 表示部の画面上への表示に用いる前記時系列データを抽
出するための抽出条件に基づいて前記時系列データ格納
部から各々複数の過去の時系列データで構成される複数
の過去の時系列データ群を抽出し、前記過去の時系列デ
ータ群同士で対応する時系列データを平均し、複数の平
均時系列データで構成される平均時系列データ群を生成
する段階と、 前記平均時系列データ群を構成する平均時系列データに
基づいて表示部の画面上に平均特性グラフとして表示す
ると共に、比較対照の複数の時系列データで構成される
時系列データ群を前記抽出条件に対応させて抽出し、前
記比較対照の複数の時系列データに基づいて前記表示部
の画面上に比較特性グラフとして表示する段階と、して
機能させるためのプログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001008103A JP2002215226A (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | プラント運転監視装置、その制御方法、プログラムおよび記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001008103A JP2002215226A (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | プラント運転監視装置、その制御方法、プログラムおよび記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002215226A true JP2002215226A (ja) | 2002-07-31 |
Family
ID=18875754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001008103A Pending JP2002215226A (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | プラント運転監視装置、その制御方法、プログラムおよび記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002215226A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007079683A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 入力信号判定支援装置 |
WO2012144998A1 (en) * | 2011-04-20 | 2012-10-26 | Mellmo Inc. | User interface for data comparison |
CN102841580A (zh) * | 2011-06-24 | 2012-12-26 | 欧姆龙株式会社 | 数据比较装置、数据比较方法、控制程序以及记录介质 |
US9239672B2 (en) | 2011-04-20 | 2016-01-19 | Mellmo Inc. | User interface for data comparison |
JP2016048461A (ja) * | 2014-08-27 | 2016-04-07 | 井関農機株式会社 | 作業計画の立案方法 |
JP2017008536A (ja) * | 2015-06-19 | 2017-01-12 | 株式会社北川鉄工所 | プラント用操作盤 |
JP2017168052A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | 日本電気株式会社 | 予測支援システム、予測支援方法及びプログラム |
WO2021256017A1 (ja) * | 2020-06-16 | 2021-12-23 | オムロン株式会社 | コントローラ、システム、方法及びプログラム |
-
2001
- 2001-01-16 JP JP2001008103A patent/JP2002215226A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2013008234A (ja) * | 2011-06-24 | 2013-01-10 | Omron Corp | データ比較装置、データ比較方法、制御プログラムおよび記録媒体 |
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WO2021256017A1 (ja) * | 2020-06-16 | 2021-12-23 | オムロン株式会社 | コントローラ、システム、方法及びプログラム |
JP2021196950A (ja) * | 2020-06-16 | 2021-12-27 | オムロン株式会社 | コントローラ、システム、方法及びプログラム |
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