JP2010170342A - 故障監視装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】故障が発生、回復した順序を即時に把握できる故障監視装置を得ること。
【解決手段】故障情報ファイル4aは、監視対象装置から通知された複数の故障情報毎に、故障の発生時刻または故障情報の通知時刻を入力時刻とし、故障内容の情報と、故障が発生したのか故障が回復したのかを表す故障種別の情報とを前記入力時刻に関連づけて記憶した複数個のレコードデータを有している。また、故障情報ファイル4aの各レコードデータでは、先に記憶された第1のレコードデータの故障内容と後から記憶された第2のレコードデータの故障内容とが同一で、且つ、前記第2のレコードデータの故障種別が回復の場合には、前記第2のレコードデータの入力時刻の情報が前記第1のレコードデータに追記されて記憶されている。故障情報表示部5は、このような故障情報ファイル4aの全てまたは一部の内容を表示画面に表示する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、監視対象装置の故障状況を監視する故障監視装置及び方法に関するものである。
従来の故障監視装置として、例えば特許文献1では、記憶装置に、監視場所毎に、発生日付、発生時刻、復帰日付、復帰時刻、IDエラーの各情報を関連付けて記憶し、その記憶内容を表示して故障発生状況を監視する構成が提案されている。
特開2004−351008号公報(図10、段落[0042][0043])
しかしながら、上記従来の故障監視装置では、故障原因を解析するために、故障が発生した順序と、故障が回復した順序とを時系列的に把握したい場合、表示された復帰日付、復帰時刻を全て検索して、発生日付、発生時刻とともに順に並べなければならず、故障が発生、回復した順序を即時に把握することができないという問題があった。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであり、故障が発生、回復した順序を即時に把握できる故障監視装置及び方法を得ることを目的とする。
上述した目的を達成するために、この発明は、監視対象装置から通知された複数の故障情報が所定の形式で記憶された故障情報ファイルと、前記故障情報が通知されるたびに、故障内容と故障種別とを判断する故障情報判断部と、表示指令に基づいて前記故障情報ファイルの全てまたは一部の内容を表示画面に表示する故障情報表示部と、を備えた故障監視装置において、前記故障情報ファイルは、故障の発生時刻または故障情報の通知時刻を入力時刻とし、故障内容の情報と、故障が発生したのか故障が回復したのかを表す故障種別の情報とを前記入力時刻に関連づけて記憶した複数個のレコードデータを有してなり、前記故障情報ファイルの各レコードデータでは、先に記憶された第1のレコードデータの故障内容と後から記憶された第2のレコードデータの故障内容とが同一で、且つ、前記第2のレコードデータの故障種別が回復の場合には、前記第2のレコードデータの入力時刻の情報が前記第1のレコードデータに追記されて記憶されることを特徴とする。
この発明によれば、故障情報表示部は、通知される故障情報毎の故障内容および故障種別の情報が入力時刻と関連付けて記憶されている故障情報ファイルの全てまたは一部の内容を表示画面に表示するので、表示画面には、故障の発生/回復が時系列に表示される。したがって、故障が発生、回復した順序を即時に把握できるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1による故障監視装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す故障情報入力部の動作を説明するフローチャートである。 図1に示す故障情報判断部の動作を説明するフローチャートである。 図1に示す故障情報判断部が作成する故障情報ファイルの内容の一例を示す図である。 図1に示す故障情報表示部の動作を説明するフローチャートである。 図1に示す故障情報表示部による一覧表示内容の一例(その1)を示す図である。 図1に示す故障情報表示部による一覧表示内容の一例(その2)を示す図である。 図1に示す故障情報表示部による一覧表示内容の一例(その3)を示す図である。 この発明の実施の形態2による故障監視装置の構成を示すブロック図である。 図9に示す故障情報表示部の動作を説明するフローチャートである。 図9に示す故障情報表示部による一覧表示内容の一例を示す図である。
以下に図面を参照して、この発明にかかる故障監視装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による故障監視装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この実施の形態1による故障監視装置20aは、監視対象装置15の故障状況を監視する構成として、故障情報入力部1と、故障定義テーブル2aが設定される記憶装置2と、故障情報判断部3と、故障情報ファイル4aを格納する記憶装置4と、故障情報表示部5とを備えている。
監視対象装置15は、当該故障監視装置20aに対して故障情報を通知する。この実施の形態では、故障監視装置20aは、監視対象装置15から通知される故障情報に含まれる故障内容と故障の発生/回復を示す故障種別とを利用して監視対象装置15の故障状況を監視するようになっている。基準となる時刻に関しては、この実施の形態では、故障監視装置20aは、当該故障情報が通知された実際の時刻を入力時刻として管理するようにしている。
ここで、監視対象装置15からの故障情報の形態は、監視対象装置15によって定まるが、例えば、ビット位置を定めて故障内容と故障種別とを通知する形態や、エラーコードと故障種別との組み合わせで通知する形態などがある。
故障情報がビット位置を定める形態であるときは、故障内容の挿入区間において、例えば1ビットのビット位置毎に挿入する故障内容が定められ、また故障種別を挿入するビット位置が定められる。つまり、故障内容の挿入有無および故障種別の発生/回復は、1ビットの値で示される。また、監視対象装置15から通知される故障情報がエラーコードと故障種別との組み合わせを用いる形態であれば、故障内容と、この故障内容に対する故障種別との組み合わせ毎に異なるビットパターンとなる。
この実施の形態では、監視対象装置15から通知される故障情報16が前者のビット位置を定めて故障内容と故障種別とを通知する形態である場合を取り上げて説明するが、この発明は、該故障情報が後者の形態であるなど他の形態であっても同様に適用できるものである。
監視対象装置15からの故障情報がビット位置を定める形態である場合、故障内容の挿入区間において、例えば、ビット値が“1”であるビット位置には対応する故障内容が挿入されていることを示し、ビット値が“0”であるビット位置には対応する故障内容が挿入されていないことを示すことになる。また、故障種別に関しては、故障種別が挿入されるビット位置の値が“1”であるとき故障発生を示すとすれば、そのビット位置の値が“0”に変化していれば、故障種別は故障回復に変化したことを示すことになる。なお、この実施の形態では、説明の便宜から、1つの故障情報における故障内容の挿入区間においてビット値の変化が起こるビット位置は1つであるとしている。
さて、故障情報入力部1は、後述する図2に示す手順で、監視対象装置15が通知する故障情報を取り込み、該故障情報と該故障情報入力時の時刻とを故障情報判断部3に出力する。
図2は、図1に示す故障情報入力部1の動作を説明するフローチャートである。図2において、故障情報入力部1は、監視対象装置15から故障情報が入力されるのを監視し(ST1)、故障情報の入力があると(ST1:Yes)、その時の時刻を本装置に内蔵の図示しない計時装置から取得し、それを入力時刻として図示しない内部メモリに記憶する(ST2)。そして、入力した故障情報と取得した入力時刻とを故障情報判断部3に出力して(ST3)ST1に戻り、次の故障情報の入力を監視する。このようにして監視する故障情報が、監視対象装置15から入力されるたびに、本装置内で計測された入力時刻が逐一付されて故障情報判断部3に出力される。
次に、記憶装置2に設定される故障定義テーブル2aは、この実施の形態では、監視対象装置15からの故障情報が上記のようにビット位置を定める形態である場合に、その故障情報の故障内容および故障種別を一意に特定できる構造を有し、故障情報判断部3が参照して故障情報入力部1から入力される故障情報の故障内容および故障種別を簡単に判断できるようにしてある。
次に、記憶装置4が記憶する故障情報ファイル4aは、例えば、図3に示す構成を有している。図3は、故障情報判断部3が作成する故障情報ファイル4aの内容の一例を示す図である。図3に示すように、故障情報ファイル4aは、発生/回復の入力時刻6と、故障内容7と、故障種別8と、回復の入力時刻9とが、1レコードのデータを構成し、複数のレコード(図3では、#1〜#7のレコードを例示)を「発生/回復の入力時刻」の順に記憶させた構成である。なお、発生/回復の入力時刻6は、故障発生または故障回復の故障種別8が入力された時刻である。回復の入力時刻9は、故障回復の故障種別8が入力された時刻である。そして、回復の入力時刻9の欄において、不記載のレコードは、発生した故障が未だ回復していないことを示している。
この故障情報ファイル4aは、故障情報判断部3が、故障情報表示部5に利用させるために、故障情報入力部1から入力される故障情報に基づき、故障定義テーブル2aを参照しつつ、図4に示す手順で作成したものである。図4を参照して説明する。
図4は、故障情報判断部3の動作を説明するフローチャートである。なお、監視対象装置15が通知する故障情報は、ビット位置を定めて故障内容と故障種別とを通知する形態であり、1ビットで故障の発生/回復を通知する場合について説明する。
図4において、故障情報判断部3は、故障情報入力部1から故障情報と入力時刻とが受信されるのを監視し(ST5)、故障情報、入力時刻を受信すると(ST5:Yes)、今回受信した故障情報と内部メモリ3aに用意してある前回上書きした故障情報ファイル(後述するST18参照)の各レコードの故障情報との対応するビット位置のビット値を比較して変化の有無を調べる(ST6)。その結果、変化が無ければ(ST6:No)、ST5に戻るが、変化があれば(ST6:Yes)、その変化したビット位置を内部メモリ3aに記憶し(ST7)、今回入力された故障情報に基づき故障定義テーブル2aを参照して、ST8、ST9の処理に移行する。
ST8では、故障情報判断部3は、故障内容が挿入されるビット区間において、ビット値が変化したビット位置に対する故障内容を故障定義テーブル2aから取得し、取得した故障内容(図3に示した故障内容7参照)を内部メモリ3aに記憶する。
ST9では、故障情報判断部3は、故障種別が挿入されるビット位置において変化したビット値に対する故障種別を故障定義テーブル2aの定義を参照して判断し、その判断結果を故障種別8(図3参照)として内部メモリ3aに記憶する。例えば、今回のビット値が“1”であった場合、ビット値=“1”が故障発生と定義されている場合は「故障発生」と判断し、ビット値=“0”が故障発生と定義されている場合は「故障回復」と判断する。そして、故障情報判断部3は、図3に示した発生/回復の入力時刻6として、故障情報入力部1から入力された「入力時刻」を内部メモリ3aに記憶する(ST10)。
次に、故障情報判断部3は、このように内部メモリ3aに記憶した「入力時刻」「故障内容」「故障種別」を1レコードのデータとして、記憶装置4に記憶させてある故障情報ファイル4aのレコードに追加する(ST11)。
そして、故障情報判断部3は、故障情報ファイル4aに書き込んだ故障種別8(図3参照)が故障回復でない場合は(ST12:No)、ここまで作成した故障情報ファイル4aを故障情報表示部5が利用するものとして確定し(この処理を「更新」と呼ぶ)(ST16)、更新した旨を故障情報表示部5に通知し(ST17)、その更新した今回の故障情報ファイル4aを内部メモリに用意してある前回の故障情報ファイルに上書きして(ST18)、ST6にて用いる前回上書きした故障情報ファイルを形成し、ST5に戻る。
一方、故障情報ファイル4aに書き込んだ故障種別が故障回復である場合は(ST12:Yes)、故障情報ファイル4aの対応するレコードでの回復の入力時刻9(図3参照)に、「−」を記憶させ(ST13)、故障情報ファイル4aの各レコードを検索して同一ビット位置の故障情報を記憶するレコードの存在有無を調べる(ST14)。
ST14での判断結果、同一ビット位置の故障情報を記憶するレコードが存在しない場合は(ST14:No)、ST16〜ST18の処理を経てST5に戻る。
他方、ST14での判断結果、同一ビット位置の故障情報を記憶するレコードが存在する場合は(ST14:Yes)、見つかった故障情報のレコードでの回復の入力時刻9(図3参照)に、ST10にて内部メモリ3aに記憶させた今回の「入力時刻」を記憶させ(ST15)、ST16〜ST18の処理を経てST5に戻る。
図3に示す例では、レコード#5,#6での故障種別8は「回復」であり(ST12:Yes)、それぞれの回復の入力時刻9には「−」が記憶されている(ST13)。このとき、故障情報判断部3では次のような処理が行われる。
まず、レコード#5に記憶させる故障情報の処理(ST5〜ST14)において、レコード#5での故障内容7は「CCCC故障」であり、レコード#3と同一の故障内容であるので(ST14:Yes)、レコード#5での発生/回復の入力時刻6に記憶されている「2007/10/18 14:14:14」がレコード#3での回復の入力時刻9に転記され(ST15)、故障情報ファイル4aの更新通知等が行われる(ST16〜ST18)。
また、次のレコード#6に記憶させる故障情報の処理(ST5〜ST14)において、レコード#6での故障内容7は「AAAA故障」であり、レコード#1と同じである。同様に、レコード#6での発生/回復の入力時刻6に記憶されている「2007/10/22 15:15:15」がレコード#1での回復の入力時刻9に転記され(ST15)、故障情報ファイル4aの更新通知等が行われる(ST16〜ST18)。
そして、次のレコード#7に記憶させる故障情報の処理(ST5〜ST12)においては、故障種別8に記憶されているのは「発生」であるので(ST12:No)、直ちに故障情報ファイル4aの更新通知等が行われる(ST16〜ST18)。
このように、ST17にて故障情報表示部5に対して更新通知される故障情報ファイル4aは、判断した故障種別が故障発生である場合と(ST12:No)、判断した故障種別は故障回復であるが(ST12:Yes)、過去に対応する故障発生が存在しない場合と(ST14:No)、判断した故障種別は故障回復であり(ST12:Yes)、かつ過去に対応する故障発生が存在する場合と(ST14:Yes)、の3種類の内容のものである。
故障情報表示部5は、故障情報判断部3から更新通知が入力されるたびに、それぞれを表示指令として受け取り、図5に示す手順で、記憶装置4にアクセスして更新通知された故障情報ファイル4aの内容を画面に一覧表示する。以下、図5を参照して説明する。
図5は、故障情報表示部5の動作を説明するフローチャートである。図5において、故障情報表示部5は、故障情報判断部3から故障情報ファイル4aの更新通知が入力されるのを監視し(ST20)、更新通知の入力があると(ST20:Yes)、記憶装置4にアクセスして更新通知された故障情報ファイル4aから1レコードの故障情報を取得して(ST21)、その内容を表示画面に表示する(ST22)。ST21,ST22の処理は、更新通知された故障情報ファイル4aの全レコードについて実行され(ST23:No)、全レコードの表示を終了すると(ST23:Yes)、ST20に戻る。
図5の処理により、故障情報表示部5の表示画面には、各更新通知された故障情報ファイル4aの内容である「発生/回復の入力時刻」「故障内容」「故障種別」「回復の入力時刻」のレコードデータが「発生/回復の入力時刻」の時刻順に時系列に表示される。なお、表示内容の一例を示すとするならば、例えば図6〜図8のとおりである。
図6は、故障情報表示部5による一覧表示内容の一例(その1)を示す図である。図6では、図4において、レコード#5での入力時刻6に記憶される「2007/10/18 14:14:14」をレコード#3での回復時刻9に転記したところまでのレコード#1〜#5で構成される故障情報ファイル4aの内容が一覧表示されている。
図7は、図1に示す故障情報表示部5による一覧表示内容の一例(その2)を示す図である。図7では、図4において、レコード#6での入力時刻6に記憶される「2007/10/20 15:15:15」をレコード#1での回復時刻9に転記したところまでのレコード#1〜#6で構成される故障情報ファイル4aの内容が一覧表示されている。
図8は、図1に示す故障情報表示部5による一覧表示内容の一例(その3)を示す図である。図8では、図4において、レコード#7の故障種別8に「発生」を記憶させたところまでのレコード#1〜#7で構成される故障情報ファイル4aの内容が一覧表示されている。
以上のように実施の形態1によれば、監視対象装置から通知された故障情報を、故障の発生/回復に関わらず、発生/回復の入力時刻、故障内容、故障種別を時刻順に一覧表示できる。したがって、故障の発生/回復の状況が時系列に解るようになり、故障発生の因果関係が把握しやすくなるので、故障原因の解析に要する時間を短縮できる。
また、既に回復した故障については、発生した故障と同じレコードに回復の入力時刻が表示されるので、発生した故障の回復時刻を調べたい場合、時系列に一覧表示された表示の中から故障回復である故障を検索する必要が無く、即座に回復時刻を把握できる。
加えて、回復の入力時刻が表示されていない場合は、未だ当該故障は回復していないということも即座に把握できるという効果がある。
実施の形態2.
図9は、この発明の実施の形態2による故障監視装置の構成を示すブロック図である。なお、図9では、図1(実施の形態1)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、この実施の形態2に関わる部分を中心に説明する。
図9に示すように、この実施の形態2による故障監視装置20bは、図1(実施の形態1)に示した構成において、符号を変えた故障情報表示部11と、故障情報表示条件入力部12とが設けられている。
故障情報表示条件入力部12は、故障情報表示部11が一覧表示する内容の表示条件、例えば、故障種別が故障回復である故障情報を表示するか否かの条件を指定入力する。
故障情報表示部11は、故障情報表示条件入力部12からの故障情報表示条件を加味して故障情報ファイル4aの内容を一覧表示する。以下、図10を参照して説明する。
図10は、図9に示す故障情報表示部11の動作を説明するフローチャートである。図10において、故障情報表示部11は、故障情報判断部3から故障情報ファイル4aの更新通知の入力を監視し(ST25)、更新通知の入力があると(ST25:Yes)、故障情報表示条件入力部12から故障情報表示条件を取り込み(ST26)、故障情報ファイル4aから1レコードの故障情報を取得して(ST27)、故障情報表示条件の内容を調べる(ST28)。
ST28の判断結果、故障情報表示条件が「故障種別が回復である場合は非表示にしない」の場合は(ST28:No)、ST27にて取得した1レコードの故障情報の内容を表示画面に表示する(ST30)。ST30の処理は、更新通知された故障情報ファイル4aの全レコードについて実行され(ST31:No)、全レコードの表示を終了すると(ST31:Yes)、ST25に戻る。このケースでは、先に示した図6〜図8に示すように、更新通知された故障情報ファイル4aの全内容が画面に一覧表示される。
一方、ST28の判断結果、故障情報表示条件が「故障種別が回復である場合は非表示にする」の場合は(ST28:Yes)、ST27にて取得した1レコードの故障情報の故障種別を調べる(ST29)。
ST29での判断結果、故障種別が回復でない場合は(ST29:No)、ST30〜ST31の処理を経てST26に戻る。このケースでは、先に示した図6〜図8に示すように、更新通知された故障情報ファイル4aの全内容が画面に一覧表示される。
一方、ST29での判断結果、故障種別が回復である場合は(ST29:Yes)、表示を行わず、直接ST31に進む。これによって、例えば、図11に示すような表示が行われる。
図11は、故障情報表示部11による表示内容の一例を示す図である。図11では、更新通知された故障情報ファイル4aが、図3に示したレコード#1〜#7で構成される場合に、故障種別が「回復」であるレコード#5,#6を除外した内容が一覧表示されている。
以上のように実施の形態2によれば、実施の形態1の効果に加えて、故障原因解析の必要に応じて、表示内容を変更することができるという効果がある。
なお、以上に示した実施の形態では、「入力時刻」を本装置内で実際に計時した時刻を用いたが、通知される故障情報が有する時刻情報を「入力時刻」として用いてもよい。
以上のように、この発明にかかる故障監視装置及び方法は、故障が発生、回復した順序を即時に把握できる故障監視装置方法として有用である。
1 故障情報入力部
2 記憶装置
2a 故障定義テーブル
3 故障情報判断部
3a 内部メモリ
4 記憶装置
4a 故障情報ファイル
5 故障情報表示部
6 発生/回復の入力時刻
7 故障内容
8 故障種別
9 回復の入力時刻
11 故障情報表示部
12 故障情報表示条件入力部
15 監視対象装置
20a,20b 故障監視装置
#1〜#7 レコード

Claims (7)

  1. 監視対象装置から通知された複数の故障情報が所定の形式で記憶された故障情報ファイルと、前記故障情報が通知されるたびに、故障内容と故障が発生したのか故障が回復したのかを表す故障種別とを判断する故障情報判断部と、表示指令に基づいて前記故障情報ファイルの全てまたは一部の内容を表示画面に表示する故障情報表示部と、を備えた故障監視装置において、
    前記故障情報ファイルは、故障の発生時刻または故障情報の通知時刻を入力時刻とし、前記故障内容の情報と、前記故障種別の情報とを前記入力時刻に関連づけて記憶した複数個のレコードデータを有してなり、
    前記故障情報ファイルの各レコードデータでは、先に記憶された第1のレコードデータの故障内容と後から記憶された第2のレコードデータの故障内容とが同一で、且つ、前記第2のレコードデータの故障種別が回復の場合には、前記第2のレコードデータの入力時刻の情報が前記第1のレコードデータに追記されて記憶される、
    ことを特徴とする故障監視装置。
  2. 前記故障情報判断部は、前記故障情報が通知されるたびに、前記故障情報の故障内容に関する故障種別の情報と、当該故障内容を有したレコードデータにおける故障種別の情報とを比較し、それらの差分情報に基づいて、前記故障種別の変化を判断することを特徴とする請求項1に記載の故障監視装置。
  3. 前記故障情報判断部は、前記故障情報が通知されるたびに、前記故障情報表示部に前記表示指令を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の故障監視装置。
  4. 前記故障情報が示す故障内容および故障種別を一意に特定する故障定義テーブルを備え、
    前記故障情報判断部は、前記故障定義テーブルを参照して前記故障内容と故障種別とを特定する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の故障監視装置。
  5. 前記故障情報表示部が一覧表示する内容の表示条件を指定する故障情報表示条件入力部を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の故障監視装置。
  6. 監視対象装置から通知された故障情報を逐一記憶し、当該記憶された故障情報の全てまたは一部の内容を表示画面に表示することで故障監視を行う故障監視方法において、
    監視対象装置から故障情報が通知されるたびに、故障内容と故障が発生したのか故障が回復したのかを表す故障種別とを判断する第1の工程と、
    故障の発生時刻または故障情報の通知時刻を入力時刻とし、前記故障内容の情報と、前記故障種別の情報とを前記入力時刻に関連づけて記憶した複数個のレコードデータを有する故障情報ファイルを作成または更新する第2の工程と、
    前記第2の工程にて作成されたレコードデータを前記故障情報ファイルに記憶させた際に当該故障情報の故障種別が回復の場合には、当該故障情報の故障内容と同一の故障内容を有する過去のレコードデータを探索する第3の工程と、
    前記第3の工程において、前記作成されたレコードデータの故障内容と同一の故障内容を有する過去のレコードデータが存在する場合に、前記作成されたレコードデータの入力時刻の情報を前記探索された過去のレコードデータに追記する第4の工程と、
    を含むことを特徴とする故障監視方法。
  7. 前記故障情報ファイルの全てまたは一部の内容を表示画面に表示する表示指令を生成する第5の工程と、
    前記第5の工程にて生成される表示指令に基づき、対応する前記故障情報ファイルの内容を表示画面に一覧表示する第6の工程と、
    を含むことを特徴とする請求項6に記載の故障監視方法。
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