JP4999170B2 - 防災表示装置及び表示制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、火災信号等の防災情報を受けて表示画面上に防災端末機器のシンボルを示した地図を表示する防災表示装置及び表示制御方法に関する。
従来、この種の防災表示装置は、液晶ディスプレイ等の表示画面上に火災感知器やガス漏れ警報器などの各種防災端末をシンボル表示した地図を表示し、防災受信機等より入力された火災信号等の防災情報信号に応じて感知器シンボルを監視時の青色から赤色に変化させて点灯又は点滅表示している。
また防災表示装置には地図等を拡大/縮小する機能が設けられており、例えば火災発報した感知器シンボルの表示中に、画面の拡大操作ボタンをマウスクリックなどにより操作すると、発報中の感知器シンボルを含む地図の一部分が拡大表示され、火災発生地区の詳細を確認することができる。
更に、地図を表示している画面の片隅にメインの画面領域よりも小さなサブ画面領域を配置し、このサブ画面領域には、メインの画面領域に例えば発報中の感知器シンボルを含む地図の一部分を拡大表示している場合には、地図全体がサブ画面領域に収まるように縮小して表示し、地図の中で拡大表示する発報中の感知器シンボルを含む部分が地図全体の中のどの位置であるかが分かるようにしている。
特開平11−7592号公報
しかしながら、このような従来のメイン画面領域に表示している地図を縮小してサブ画面領域に表示する防災表示装置にあっては、メイン画面領域に表示する地図全体を防災機器のシンボルと共に縮小表示してサブ画面領域に納めていたため、防災端末の機器シンボルは縮小されてかなり小さくなり、また火災感知器や防排煙ダンパといった多種類の機器シンボルが同一画面に配置されているため、縮小表示しているサブ画面領域で火災発報中の感知器シンボルをカラー点灯又は点滅表示しても、小さすぎて見分けづらく、サブ画面領域の地図から発報している感知器シンボルの確認が困難になるという問題がある。
本発明は、メイン画面領域に表示している機器シンボルを示した地図を小さなサブ画面領域に縮小表示しても、火災発報などの現在状態変化中の機器シンボルを視認しやすくする防災表示装置装置及び表示制御方法を提供することを目的とする。
(装置)
本発明は防災表示装置を提供する。即ち、本発明は、
液晶ディスプレイ等の表示画面と、
表示画面に大きく割り当てられたメイン画面領域に、感知器等の各種センサ及び防災制御機器を含む防災端末の機器シンボルを示した地図を表示する第1表示制御部と、
表示画面の隅等の所定位置にメイン画面領域よりも小さく割り当てられたサブ画面領域に、地図を縮小して表示する第2表示制御部と、
を備えた防災表示装置に於いて、
サブ画面領域に縮小表示する地図から、定常時には全ての機器シンボルを削除し、防災端末の状態が変化した場合は、現在状態変化中の防災端末の機器シンボルを残し状態の変化していない防災端末の機器シンボルを削除するシンボル処理部を設けたことを特徴とする。

ここで、シンボル処理部は、サブ画面領域に表示されている機器シンボルに対応した防災端末の状態変化が停止した場合、あるいは確認操作を行った場合、サブ画面領域に縮小表示する地図から、その機器シンボルを定常時の色に変化させた後に削除する。

シンボル処理部は、サブ画面領域に表示する地図から、火災発報中の感知器の感知器シンボルを残して他の機器シンボルを削除し、火災発報が停止した場合は、停止した感知器シンボルを削除する。

シンボル処理部は、複数の感知器が火災発報中の場合、サブ画面領域に表示する地図から、発報の早い順に予め定めた数の感知器シンボルを残して他の機器シンボルを削除する。

(表示制御方法)
本発明は防災表示装置の表示制御方法を提供する。即ち、本発明は、
液晶ディスプレイ等の表示画面と、
表示画面に大きく割り当てられたメイン画面領域に、感知器等の各種センサ及び防災制御機器を含む防災端末の機器シンボルを示した監視対象の地図を表示する第1表示制御部と、
表示画面の隅等の所定位置にメイン画面領域よりも小さく割り当てられたサブ画面領域に、地図を縮小して表示する第2表示制御部と、
を備えた防災表示装置の表示制御方法に於いて、
サブ画面領域に縮小表示する地図から、定常時には全ての機器シンボルを削除し、防災端末の状態が変化した場合は、現在状態変化中の防災端末の機器シンボルを残し状態の変化していない防災端末の機器シンボルを削除することを特徴とする。

本発明によれば、メイン画面に表示している機器シンボルを示した地図をサブ画面領域に縮小して表示する際には、現在状態変化中の機器シンボルを残し、それ以外の機器シンボルは削除するようにしたため、サブ画面領域には、例えば現在火災発報中の感知器シンボルが表示され、それ以外の各種防災端末の機器シンボルは表示されず、小さい画面領域の縮小表示であっても、現在火災発報中の感知器シンボルを明瞭に視認することができ、サブ画面の表示を見て例えば地図中の火災発報場所を適確に捉えることができる。
図1は防災監視システムと共に本発明による防災表示装置の実施形態を示したブロック図である。図1において、防災受信盤10からは監視対象とする建物の各階などの警戒区域に向けて伝送路11が引き出され、伝送路11に各種の防災端末機器を接続している。
この例では伝送路11に各種センサとして、中継器14を介してアナログ煙感知器16を接続し、また中継器機能を備えたアナログ煙感知器20、中継器機能を備えたアナログ熱感知器22、更に伝送路11に対し光電式分離型煙感知器24を接続している。光電式分離型煙感知器24は発光部24aと受光部24bで構成され、両者の間の空間に発光部24aからの光を照射し、煙により減衰した光を受光部24bで検出し、火災を判断する。
また伝送路には各種防災制御機器として、中継器14を介して防排煙ダンパ17、地区音響警報装置18及び防火戸21を閉鎖作動させるラッチレリーズ19を接続している。
防災受信盤10に対しては本実施形態の防災表示装置12が設けられる。防災表示装置12はコントローラ26を有し、コントローラ26に対し液晶ディスプレイ28、キーボート30、マウス32、プリンタ34、建物内を監視するITVカメラ36、更に火災警報などの音声警報出力を行うスピーカ38を設けている。
防災表示装置12のコントローラ26には、データベース45が設けられると共に、コンピュータによるプログラム実行により実現される機能として第1表示制御部40、第2表示制御部42及びシンボル制御処理部44の機能が設けられている。
防災表示装置12のコントローラ26は図2に示すハードウェア構成を備えている。図2のコントローラ26はCPU46を備え、CPU46のバス48に対しRAM50、ROM52、シリアルインタフェース54、ハードディスクドライブ56を接続し、シリアルインタフェース54に対しては防災受信盤10が接続されている。
またコントローラ26の外部に設けている液晶ディスプレイ28、キーボード30、マウス32、プリンタ34、ITVカメラ36及びスピーカ38についてはそれぞれ専用のインタフェース58、60、62、64、66、68を介してCPU46のバス48に接続している。このように防災表示装置のコントローラ26はコンピュータのハードウェア環境として実現されている。
再び図1を参照するに、データベース45には、防災受信盤10の監視対象となる警戒区域の地図データ及び各種センサと防災制御機器の設置場所を示すシンボルデータが登録され、管理されている。
第1表示制御部40は例えば図3(A)に示す表示画面70に大きく割り当てられたメイン画面領域72に防災受信盤10に対し接続している各種防災機器の機器シンボルを示した建物の平面レイアウトを示す地図76を表示すると共に、地図76の一部分を拡大する場合にはメイン画面領域72に拡大部分を表示する。
図3(A)の表示画面70にあっては、ある階の地図を拡大状態で表示しており、地図76には防災端末の機器シンボルとして感知器シンボル78−1〜78−6及び防排煙ダンパシンボル80−1〜80−6が表示されている。
図1の防災表示装置12のコントローラ26に設けた第2表示制御部42は、図3(A)の表示画面70における例えば右隅下側の位置に小さく割り当てられたサブ画面領域74に、現在メイン画面領域72に表示している地図76の全体図を縮小して縮小全体図86として表示している。
更に図1の防災表示装置12のコントローラ26に設けたシンボル制御処理部44にあっては、図3(A)のサブ画面領域74に表示する地図76の全体図である縮小全体図86に、火災発報やガス漏れ警報や感知器機能異常などの現在状態変化中の機器シンボルのみを残し、状態の変化していない防災端末機器のシンボルは削除した状態で表示させる。
図3(A)の場合にはメイン画面領域72の地図76の中の感知器シンボル78−1が防災受信機10から火災信号を受信して火災発報中であることが判別されており、この火災発報中の感知器シンボル78−1については通常時はシンボル色として例えば青色に表示していたものを、火災発報中はシンボル色を赤色に変更して点灯又は点滅させ、火災発報中であることを表示する。
一方、サブ画面領域74に表示している縮小全体図86にあっては、図1のシンボル制御処理部44による処理でメイン画面領域72の地図76の中の現在火災発報中である感知器シンボル78−1のみが発報感知器シンボル88として縮小全体図86の中に表示されており、それ以外の地図76における機器シンボル、即ち非発報中の感知器シンボル78−2〜78−6及び作動していない防排煙ダンパシンボル80−1〜80−6は削除され、縮小全体図86には表示されない。
図3(B)はサブ画面領域74に地図76のシンボルを削除せずにそのまま縮小表示した本発明の従来技術に相当する縮小全体図89の表示状態を示している。このようにサブ画面領域74にメイン画面領域72の地図76に示している機器シンボルを全てそのまま残して縮小した縮小全体図89を表示した場合には、メイン画面領域72の地図76はかなり縮小され、そこに示しているシンボルもかなり小さくなり、しかも多数の機器シンボルが縮小されて集まっていることから、その中に現在発報中の感知器シンボル78−1に対応した発報中感知器シンボル88が存在しても、発報感知器シンボル88の全体における位置は極めてわかりにくい状態となっている。
このような図3(B)の従来の技術に相当するサブ画面領域74の表示に対し、図3(A)に示している本実施形態によるサブ画面領域の縮小全体図86にあっては、発報感知器シンボル88以外の他のシンボルは表示されないため、縮小全体図86をみて他のシンボルの表示に邪魔されることなく、発報感知器シンボル88の位置が簡単且つ容易にわかり、地図76に全体に示す火災発報位置を適切に把握することができる。
図4は、本実施形態における地図データファイルから地図画像及び縮小地図画像を生成して表示する画像表示処理を示した説明図である。
図4において、地図データファイル90は図1の防災表示装置12に設けたコントローラ26のデータベース45に格納されており、例えば建物の階別に2次元CADデータとして作成され登録されている。
地図データファイル90は、ヘッダ92、地図データ94及びシンボルデータ群96で構成されている。ヘッダ92には警戒区域の建物と階などを特定する識別子が格納される。地図データ94は監視対象となる建物のレイアウトを示した2次元CADデータである。
シンボルデータ群96には、図1の防災監視システムに設置している感知器を含む各種センサ及び防排煙ダンパなどの各種防災制御機器のシンンボルデータ96−1〜96−nが格納されている。
シンボルデータ96−1〜96−nの各々には、例えば、シンボル識別子を含むシンボル名、地図の座標位置、シンボル図形データ、通常時の表示色、火災時また作動時の表示色といった情報が格納されている。
図3(A)のように、表示画面76のメイン画面領域72に地図76及び縮小全体図86を表示する場合には、例えば火災発生に対応して図2のハードディスクドライブ56のデータベース45から火災発生場所の地図データファイル90をRAM50に読出し、RAM90上で図4のような画像表示のための画像データを生成する。
まず、表示画面70のメイン画面領域に表示する地図76については、地図データファイル76から地図データ94を読み出してレイアウトレイヤ98に地図を配置する。またシンボルデータ群96から全てのシンボルデータ96−1〜96−nを読出し、シンボルレイヤ100に配置する。
このとき感知器シンボルについては、監視時のシンボル色である色で設定するが、火災発報した感知器シンボルについては、表示色を監視時の青色から赤色に変化させ且つ赤色の点滅とする。続いてレイアウトレイヤ98とシンボルレイヤ100を重ね合わせた合成レイヤ102を生成し、これを表示画面70に地図76として表示し、必要に応じて拡大又は縮小して表示する。

一方、表示画面70のサブ画面領域74に表示する縮小全体図86については、シンボル制御処理部44によりシンボルデータ群96からシンボルデータ96−1〜96−nを読出してシンボルレイヤ106に配置する際に、火災発報しているシンボルデータ、例えばシンボルデータ96−1のみを読出して配置し、表示色を監視時の青色から赤色に変化させ且つ赤色の点滅とする。
続いてレイアウトレイヤ98とシンボルレイヤ106を重ね合わせた合成レイヤ108を生成し、更に縮小処理110により縮小して表示画面70のサブ画面領域74に縮小全体図86として表示する。
サブ画面領域74には異常端末全てを表示しても良いし、優先順位を設定して限られた端末数のみ表示しても良い。たとえば、異常を検出した順に複数個分の感知器のみを表示させるようにしても良い。また、表示した異常検出端末と連動関係が設定された防火戸などの制御機器のシンボルは同時に表示するようにして連動関係が明確に判るように設定しても良い。
また火災発報していた感知器が復旧した場合には、シンボル制御処理104により火災発報していたシンボルデータ96−1のシンボルレイヤ106への読出し配置を停止し、これによってシンボルレイヤ106から感知器シンボルが消去され、シンボルのない縮小全体図86の表示に切り替わる。
なお、図3(A)のような地図は火災など異常が無い定常時にも表示することはできるが、定常時においては、サブ領域画面74にも従来図(B)のように全てのシンボルを表示しても良いし、全てのシンボルを表示しないように設定しても良い。
図5は本実施形態による防災表示処理を示したフローチャートである。図1の防災監視システムに設けている防災表示装置12は、通常の監視状態にあっては、ステップS1で液晶ディスプレイ28に例えばスクリーンセーバーなどの待機画面表示した待機表示動作としている。
もちろん待機動作表示の状態でオペレータがキーボートなどのエンター動作やマウス操作を行うと、待機表示動作の画面から初期画面であるメニュー画面に切り替わり、メニュー画面に切り替わった中から適宜のメニューを選択してハードディスクドライブ56に格納されている各種の情報についての表示を行うことができる。
一方、ステップS1の待機動作表示の状態で防災受信盤10より火災信号が送られ、ステップS2で火災発報を判別するとステップS3に進み、火災発生階の地図を図3(A)に示す表示画面70のメイン画面領域72に表示し、併せて現在発報中の感知器シンボルを例えば感知器シンボル78−1のように通常時の非発報色(青色)から発報色(赤色)に変更して点滅させ、地図の中の火災発生場所を示す。
続いてステップS4でサブ画面領域74に現在火災発報中の感知器シンボルのみを残して地図全体を縮小全体図86として縮小表示する。続いてステップS5で表示画面70に設けている拡大キー82のマウスクリックなどによる拡大動作ありを判別するとステップS6に進み、例えば発報中の感知器シンボル78−1を中心にメイン画面領域72に地図76を拡大表示する。尚、拡大動作は例えば拡大キー82を1回操作すると2倍、2回操作すると4倍というように段階的に拡大操作することが可能である。
続いてステップS7で拡大操作に伴うメイン画面領域72における地図76の拡大表示に対し、サブ画面領域74については拡大操作に依存することなくステップS4で表示した火災発報の発報感知器シンボル88のみを残した地図の縮小全体図86を継続して縮小表示している。
続いてステップS8で表示画面70に設けている縮小キー84のマウスクリックなどによる操作ありを判別するとステップS9に進み、メイン画面領域72に現在の地図76を縮小表示する。
この縮小操作は拡大キー82の操作後であれば、拡大地図は縮小キー84の操作で元のサイズに地図が戻ることになる。また拡大前の地図の表示状態で縮小キー84の操作を判別した場合には、例えば火災発生階の地図76に加え、その隣接する上下の階の地図をメイン画面領域72に例えば3つ並べて表示する縮小表示を行う。
続いてステップS10にあってはメイン画面領域72の縮小表示に対し、サブ画面領域74についてはステップS4で表示していると同じ画面をそのまま表示している。即ちサブ画面領域74には火災発報中の感知器シンボル78−1を残して地図全体を縮小した縮小全体図86を表示している。
続いてステップS11で火災発報停止か否かチェックしており、防災受信盤10からの火災異報信号がなくなると火災発報停止が判別されステップS12に進み、メイン画面領域72の地図76に表示している感知器シンボル78−1の発報色(赤色)を非発報色(青色)に戻す。
更にステップS13でサブ画面領域74の縮小全体図86の中に表示している発報感知器シンボル88を消去(削除)する。この火災発報停止判別に伴う処理が終了すると,ステップS2に戻り、次の火災発報をステップS1の待機表示動作を行いながら待つことになる。
また防災受信盤10から防災表示装置12に対しては第1報目の火災予報信号に続いて、第2報目、第3報目と連続的に複数の発報の異報信号を送ってくる場合がある。このように複数の火災発報が判別された場合には、ステップS2で火災発報を判別するごとにメイン画面領域72に表示している地図76の中に第1報目、第2報目、第3報目というように、発報中の感知器シンボルを発報色に変更して発報表示するが、サブ画面領域74については予め定めた数までの発報感知器シンボルのみを表示するようにする。
このサブ画面領域74の縮小全体図86に表示する発報感知器シンボルの数は例えば3つまでとする。もちろんサブ画面領域74に表示する感知器シンボルの数は2つであってもよいし、1つであってもよく複数表示しても見づらくならない範囲で発報シンボルの数の表示数を決めればよい。
尚、上記の実施形態にあっては、状態が変化したシンボルとして感知器シンボルを例に取るものであったが、防排煙ダンパなどの制御機器のシンボルについても、感知器シンボルと同様、例えば防排煙ダンパを作動して状態が変化した場合、サブ画面領域に表示する縮小地図の中に、状態が変化したシンボルとして、作動中の防排煙ダンパのシンボルのみを表示させることになる。
また、上記の実施形態にあっては、防災表示装置は防災受信盤と別に用意した装置であったが、防災受信盤の表示装置で本発明を実施するようにしても良い。
また、上記の本実施形態はメイン画面領域に表示する地図の拡大表示や縮小表示できる装置であったが、これに限定されずメイン画面領域に表示する地図をスクロールすることができ、併せてサブ画面領域に全体縮小図が表示される表示形態の防災表示装置であっても本発明を適用できる。メイン画面領域とサブ画面領域が完全に同一領域を表示するものであって、表示倍率が相違して表示する防災表示装置であっても本発明を適用できる。
また、上記の実施形態にあっては、感知器が火災発報停止となった場合にサブ画面領域からシンボルを削除するようにしたが、これに限らず、警備員が発報した感知器を現場に行って状況確認し、防災表示装置で発報感知器の確認済み操作をしたときに、表示を削除するようにして良い。
また本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
防災監視システムと共に本発明による防災表示装置の実施形態を示したブロック図 本実施形態における防災表示装置のハードウェア構成を示したブロック図 本実施形態による表示画面を従来表示と対比して示した説明図 本実施形態における地図データファイルから地図画像及び縮小地図画像を生成して表示する画像表示処理を示した説明図 本実施形態による防災表示処理を示したフローチャート
符号の説明
10:防災受信盤
11:伝送路
12:防災表示装置
14:中継器
16,20:アナログ煙感知器
17:防排煙ダンパ
18:地区音響警報装置
19:ラッチレリーズ
21:防火戸
22:アナログ熱感知器
24:光電式分離型煙感知器
26:コントローラ
28:液晶ディスプレイ
30:キーボード
32:マウス
34:プリンタ
36:ITVカメラ
38:スピーカ
40:第1表示制御部
42:第2表示制御部
44:シンボル制御処理部
70:表示画面
72:メイン画面領域
74:サブ画面領域
76:地図
78−1〜78−6:感知器シンボル
80−1〜80−6:防排煙ダンパシンボル
82:拡大キー
84:縮小キー
86:縮小全体図
88,89:発報感知器シンボル
90:地図データファイル
92:ヘッダ
94:地図データ
96:シンボルデータ群
96−1〜96−n:シンボルデータ
98:レイアウトレイヤ
100,106:シンボルレイヤ
102,108:合成レイヤ
104:シンボル制御処理
110:縮小処理

Claims (5)

  1. 液晶ディスプレイ等の表示画面と、
    前記表示画面に大きく割り当てられたメイン画面領域に、感知器等の各種センサ及び防災制御機器を含む防災端末の機器シンボルを示した監視対象の地図を表示する第1表示制御部と、
    前記表示画面の隅等の所定位置に前記メイン画面領域よりも小さく割り当てられたサブ画面領域に、前記地図を縮小して表示する第2表示制御部と、
    を備えた防災表示装置に於いて、
    前記サブ画面領域に縮小表示する前記地図から、定常時には全ての機器シンボルを削除し、前記防災端末の状態が変化した場合は、現在状態変化中の防災端末の機器シンボルを残し状態の変化していない防災端末の機器シンボルを削除するシンボル処理部を設けたことを特徴とする防災表示装置。
  2. 請求項1記載の防災表示装置に於いて、前記シンボル処理部は、前記サブ画面領域に表示されている機器シンボルに対応した防災端末の状態変化が停止した場合、あるいは確認操作を行った場合、前記サブ画面領域に縮小表示する前記地図から、その機器シンボルを定常時の色に変化させた後に削除することを特徴とする防災表示装置。
  3. 請求項1記載の防災表示装置に於いて、前記シンボル処理部は、前記サブ画面領域に縮小表示する前記地図から、火災発報中の感知器の感知器シンボルのみを残して他の機器シンボルを削除し、前記火災発報が停止した場合は前記感知器シンボルを削除することを特徴とする防災表示装置。
  4. 請求項3記載の防災表示装置に於いて、前記シンボル処理部は、複数の感知器が火災発報中の場合、前記サブ画面領域に表示する前記地図から発報の早い順に予め定めた数の感知器シンボルを残して他の機器シンボルを削除することを特徴とする防災表示装置。
  5. 液晶ディスプレイ等の表示画面と、
    前記表示画面に大きく割り当てられたメイン画面領域に、感知器等の各種センサ及び防災制御機器を含む防災端末の機器シンボルを示した監視対象の地図を表示する第1表示制御部と、
    前記表示画面の隅等の所定位置に前記メイン画面領域よりも小さく割り当てられたサブ画面領域に、前記地図を縮小して表示する第2表示制御部と、
    を備えた防災表示装置の表示制御方法に於いて、
    前記サブ画面領域に縮小表示する前記地図から、定常時には全ての機器シンボルを削除し、前記防災端末の状態が変化した場合は、現在状態変化中の防災端末の機器シンボルを残し状態の変化していない防災端末の機器シンボルを削除することを特徴とする防災表示装置の表示制御方法。
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