JP3281576B2 - 防災表示装置 - Google Patents

防災表示装置

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JP3281576B2
JP3281576B2 JP20050097A JP20050097A JP3281576B2 JP 3281576 B2 JP3281576 B2 JP 3281576B2 JP 20050097 A JP20050097 A JP 20050097A JP 20050097 A JP20050097 A JP 20050097A JP 3281576 B2 JP3281576 B2 JP 3281576B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CRT等の表示装
置上に火災信号等の防災情報を文字やシンボル等により
表示する防災表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の防災表示装置にあっ
ては、例えばCRT等の表示装置上に建物内の平面図を
示す平面画面、平面図を分割して示す分割画面、感知器
や防排煙機器等の端末機器の発報や起動の履歴を示す履
歴画面等を選択的に表示し、特に平面画面や分割画面で
は防災受信機等より入力された火災信号等の防災情報信
号に応じて感知器等の端末機器や警戒区域等に対応させ
たシンボルをカラー点灯又は点滅表示する機能を有して
いる。
【0003】平面画面、分割画面、履歴画面の選択は、
図8に示すように[平面画面]、[分割画面]、[履歴
一覧]の各メニューボタンをマウス等でクリックするこ
とで任意に行うことができる。この場合、平面画面を選
択すると建物内の平面図が表示され、履歴一覧を選択す
ると端末機器の発報及び起動順に履歴情報が表示され
る。また、分割画面を選択すると例えば図9に示すよう
に表示エリアが4分割された画面が表示される。
【0004】分割画面を選択した場合、例えばその右上
の画面には分割画面を選択する直前に平面画面で表示さ
れていた平面図(基本階の平面図という)が縮小表示さ
れ、左上の画面には基本階の直上階の平面図が縮小表示
され、左下の画面には基本階の直下階の平面図が縮小表
示される。この分割画面では、平面画面で表示される平
面図がそのまま縮小した形で表示される。図9に示す平
面図では感知器を表すシンボルとその番号(01、0
2、…)、部屋番号(201号室、202号室、…)、
階段の行き先説明(↓(1階へ)、↑(3階へ)、…)
及び場所説明(廊下、1棟2階、1棟3階、1棟1階)
がそれぞれ表示されており、これらが分割画面でもその
まま縮小された形で表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の防災表示装置にあっては、分割画面では元の画面が
そのまま縮小表示されるので、潰れて読めなくなったり
読み難くなる文字やシンボル等が出てきてしまい見栄え
が損なわれてしまうという問題点があった。
【0006】そこで本発明は、縮小表示したときにでも
見栄えが損なわれることのない表示を行うことができる
防災表示装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的達成のため、本
発明による防災表示装置は、CRT等の表示装置と、こ
の表示装置上に建物内の平面図を表示するとともに縮小
指令が入力されることで前記平面図を縮小して表示する
表示制御手段と、を備えた防災表示装置であって、前記
表示制御手段は、火災などの異常事態が発生していない
通常時前記平面図の縮小に際しては、予め設定された
サイズ以下の文字やシンボル等を表示せず、火災などの
異常事態が発生した異常時の前記平面図の縮小に際して
は,予め異常発生場所を特定するのに必要な防災情報属
性が設定された文字やシンボルについては、予め設定さ
れたサイズ以下となっても表示する縮小表示機能を備え
たことを特徴とする。この構成によれば、火災等の異常
が発生していない通常時には、平面図の縮小に際して、
予め設定されたサイズ以下の文字やシンボル等は表示さ
れない。このようにすることで、平面図の縮小時に潰れ
て読めなくなったり読み難くかったりする文字やシンボ
ルが無くなり、見栄えが損なわれるようなことがない。
【0008】また、火災等の異常時の平面図の縮小に際
しては、異常発生場所の文字やシンボル等のみを表示す
るようにしても良い。また、縮小表示された、防災情報
属性が予め設定された文字やシンボル等の付近にマウス
ポインタが移動したときに、その近傍に縮小した文字や
シンボル等を拡大表示するようにしても良い。また、拡
大表示した文字やシンボル等に加えて、現在の監視状態
を表示するようにしても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面例と共に説明する。図1は本発明に係る防災表示装置
の実施の形態の構成を示すブロック図である。 A.防災表示装置の構成 この実施の形態の防災表示装置20は、コントロールユ
ニット(表示制御手段)21と、CRT22と、キーボ
ード23と、マウス24と、プリンタ25と、ITVカ
メラ26と、スピーカ27とを備えており、防災受信機
50から出力される防災情報信号を取り込むことで、こ
れら防災情報信号に基づく表示をCRT22上に行なう
と共に、必要に応じて制御信号を防災受信機50へ出力
する。また、防災受信機50から出力される各種防災情
報信号をプリンタ25へ出力すると共に後述するハード
ディスク38(図2参照)に記憶する。
【0010】キーボード23は各種データの入力に使用
され、マウス24はCRT22上に表示されるシンボル
の選択等に使用される。なお、マウス24の他にライト
ペン、タブレット又はトラックボール等のポインティン
グ入力装置の使用も勿論可能である。CRT22には初
期画面として図8に示すような平面画面が現れ、建物内
の平面図が通常の大きさで表示される。履歴一覧や分割
画面を選択する場合は、図3に示すような画面右側に表
示される[履歴一覧]、[分割画面]のインデックをマ
ウス24にてクリックすれば良い。すなわち、履歴一覧
を選択する場合は[履歴一覧]のインデックスをマウス
24にてクリックし、分割画面を選択する場合は[分割
画面]のインデックスをマウス24にてクリックする。
なお、図3は分割画面を示すものであり、この分割画面
から例えば平面画面を見たい場合は[平面画面]のイン
デックスをマウス24にてクリックすれば良い。
【0011】ここで、分割画面の右上の画面には、分割
画面に切り替える直前まで平面画面で表示されていた建
物の平面図(基本階の平面図)が縮小表示される。ま
た、左上の画面には基本階の直上階の平面図が基本階の
平面図と同じ縮尺で表示され、左下の画面には基本階の
直下階の平面図が基本階の平面図と同じ縮尺で表示され
る。
【0012】また、分割画面などで表示中の画面を縮小
する場合、単に元の画像を縮小するのではなく、次の各
機能による縮小表示が行われる。
【0013】(a)通常時縮小表示 図3に示す分割画面は通常時縮小表示と呼ばれ、火災等
の異常が生じていない通常時に表示される。この通常時
縮小表示では、平面画面を縮小することで文字やシンボ
ル等が潰れて読めなくなったり読み難くなったりして見
栄えが損われることがないように、予め設定されたサイ
ズ以下の文字やシンボル等は表示されないようになって
いる。この場合、部屋番号(101、102、…、20
1、202、…、301、302、…)と階段の説明
(↓(1階へ)、↑(3階へ)、↓(2階へ)、↑(2
階へ))が所定サイズ以下であるので表示されない。
【0014】(b)全防災情報表示 火災等の異常が生じた異常時では、図示せぬスイッチ等
の設定に応じて図4又は図5のいずれか一方の分割画面
が表示される。図4の分割画面は全防災情報表示と呼ば
れ、この全防災情報表示では、火災等の異常が発生した
場所を含む平面図にのみ防災情報属性が設定された部屋
番号が追加表示される。この図の場合は2階の各部屋の
部屋番号のみが表示される。また、特に火災等の異常が
発生した場所については表示が赤色で点滅する。ここ
で、防災情報属性とは、異常発生場所を特定するために
最低限必要な情報のことであり、本実施の形態では感知
器シンボル、感知器アドレス番号及び部屋番号に設定さ
れている。階段の説明については防災情報属性が設定さ
れていないので、2階の平面図であっても表示されな
い。また、感知器シンボル、アドレス番号は設定サイズ
以上であるので、通常時縮小表示に関係なく表示され
る。
【0015】(c)発報防災情報表示 図4の分割画面に対し、図5の分割画面は発報防災情報
表示と呼ばれる。この発報防災情報表示は、基本は、図
4に示した全防災情報表示と同様であるが、火災等の異
常が発生した場所を含む平面図において、異常発生場所
のみで文字やシンボル等が表示される点が異なる。この
図では、2階の平面図で、火災が発生している202号
室にある文字やシンボル(感知器の“シンボル”、アド
レス番号“02”、部屋番号“202号室”)のみは表
示されるが、その他のものは表示されない。また、火災
等の異常が発生した場所については表示が赤色で点滅す
る。1階及び3階の平面図については、異常が発生して
いないので通常時縮小表示の状態となる。このような表
示を行うことで、異常発生場所が更に認識し易くなる。
【0016】一方、この実施の形態の防災表示装置20
では、分割画面を選択することで全防災情報表示及び発
報防災表示では感知器シンボル、アドレス番号及び部屋
番号が、通常時縮小表示では感知器シンボル及びアドレ
ス番号が、それぞれ縮小表示されるが、縮小表示される
分読み難くなるので、、例えば図6及び図7に示すよう
に、防災情報属性を持った文字、シンボル等にマウスポ
インタ1を近づけることで吹き出し2が現れ、その中に
感知器シンボル、アドレス番号及び部屋番号が拡大例え
ば通常表示サイズ(平面画面での表示サイズ)で表示さ
れる。また、吹き出し2の中には監視状態も表示され
る。この場合、図6に示す通常時縮小表示では、監視状
態として“通常監視中”が表示されている。また、図7
に示す全防災情報表示では、監視状態として“火災発生
中”が表示されている。
【0017】平面画面以外の画面を選択しているときに
火災等の異常が発生した場合、一旦平面画面に戻るよう
になっており、平面画面に戻った後に再び分割画面や履
歴一覧に切り替えることができる。火災等の異常が生じ
たときに一旦平面画面に戻すことで、異常が発生した場
所を直ちに確認することができる。図1に戻り、ITV
カメラ26は建物の各階における火災の監視等に使用さ
れ、撮影された映像がメニューの選択によってCRT2
2上に表示される。分割画面を選択した時には右下の画
面に表示される。スピーカ27は火災等の異常を知らせ
る音声の出力に使用される。防災受信機50は火災を検
知する感知器60〜65(感知器60、61の夫々は中
継器70を介して)から出力される信号を取り込むこと
で、火災等の異常信号やアナログデータ等の防災情報信
号を出力する。
【0018】B.コントロールユニット21の構成 上記コントロールユニット21は、図2のブロック図に
示すように、CRTインタフェース30、キーボードイ
ンタフェース31、マウスインタフェース32、セント
ロニクスインタフェース33、ビデオキャプチャボード
34、サウンドボード35、制御部36、シリアルイン
タフェース37及びハードディスク38を備えている。
各種インタフェース30〜33及び37、ビデオキャプ
チャボード34、サウンドボード35及びハードディス
クドライブ38の夫々はバス40を介して制御部36に
接続されている。
【0019】CRTインタフェース30は、制御部36
にて作成された画像情報をCRT22に表示可能な信号
(RGB信号、垂直及び水平同期信号)に変換して出力
する。キーボードインタフェース31は、キーボード2
3から出力される信号を制御部36が利用できる信号に
変換する。マウスインタフェース32は、マウス24か
ら出力される信号を制御部36が利用できる信号に変換
する。セントロニクスインタフェース33は、制御部3
6から出力されるデータをプリンタ25が利用できる信
号に変換する。ビデオキャプチャボード34は、ITV
カメラ26からのビデオ信号をグラフィックス・データ
として取り込む。サウンドボード35は、火災等の異常
を知らせる音声データを元に音声合成して音声信号を生
成する。
【0020】制御部36は、図示せぬCPU、ROM、
RAM等を有して構成されており、ROMにはCPUを
制御するためのプログラムが記憶され、RAMはCPU
の動作において使用される。シリアルインタフェース3
7は、防災受信機50より供給される防災情報信号を取
り込み、また制御部36により作成された制御信号を出
力する。ハードディスクドライブ38はこの防災表示装
置20の動作を制御する制御プログラムの記憶の他、防
災受信機50から出力される防災情報信号と防災情報信
号の入力時刻等の各種データの記憶に使用される。
【0021】C.制御部36の表示制御動作 制御部36はシリアルインタフェース37に入力される
防災情報信号を取り込むと、それを解析し、その結果に
基づいてハードディスクドライブ38から必要な情報を
取得してCRT22上に所定のグラフィック等を表示す
る。ある警戒区域において感知器が発報したとすると、
防災受信機50は、この感知器から出力される信号を受
信し、火災と判断すると、火災信号と感知器のアドレス
番号からなる防災情報信号を防災表示装置20に出力す
る。制御部36はシリアルインタフェース37を介して
この防災情報信号を取り込むと、これを解析し、火災の
発生した箇所である警戒区域を特定する。そして、現
在、平面画面以外の画面が選択されていれば平面画面に
切り替え、特定した警戒区域の階の平面図を表示すると
共にその警戒区域に対応するシンボルを例えば赤色で点
滅させ、さらに発報した感知器に対応するシンボルを点
滅させる。
【0022】制御部36は、通常時、平面画面を選択し
ているときに[分割画面]のインデックスがマウス24
にてクリックされたことを検出すると、ハードディスク
ドライブ38から必要な情報を取得し、平面画面から通
常時縮小表示の分割画面に切り替える。この通常時縮小
表示では図3に示すように、予め設定されたサイズ以下
の文字やシンボルである部屋番号(101、102、
…、201、202、…、301、302、…)と階段
の説明(↓(1階へ)、↑(3階へ)、↓(2階へ)、
↑(2階へ))を表示しない。
【0023】そして、この通常時縮小表示において、制
御部36は予め防災情報属性の設定されている文字やシ
ンボル等の近くにマウスポインタ1が移動したことを検
出すると、図6に示すように吹き出し2中に防災情報属
性の設定されている文字やシンボル等を拡大例えば通常
サイズ(平面画面での表示サイズ)で表示し、また“通
常監視中”などの監視状態も一緒に同じサイズで表示す
る。これにより、縮小されて読み難かった文字やシンボ
ル等が容易に読み取れるようになり、また監視状態を把
握することができる。
【0024】一方、火災が発生して防災受信機50から
火災信号を含む防災情報信号が入力されると、制御部3
6は、一旦平面画面に戻し、特定した警戒区域の階の平
面図を表示すると共にその警戒区域に対応するシンボル
を赤色で点滅させ、さらに発報した感知器に対応するシ
ンボルを点滅させる。そして、平面画面に戻した後、例
えば[分割画面]のインデックスがマウス24でクリッ
クされたことを検出すると、現在、全防災情報表示に設
定されているか否かを判定し、全防災情報表示に設定さ
れていると判断すると全防災情報表示を行い、全防災情
報表示に設定されていないと判断すると発報防災情報表
示を行う。
【0025】全防災情報表示と判断した場合は図4に示
すように通常時縮小表示に加えて、火災等の異常の発生
した場所を含む平面図について、予め設定されたサイズ
以下であっても防災情報属性が設定された文字やシンボ
ル等を表示する。すなわち、部屋番号は所定サイズ以下
であるが、防災情報属性が設定されているために表示さ
れる。階段の説明は防災情報属性が設定されていないの
で表示しない。なお、その他の階の平面図については、
通常時縮小表示のために部屋番号は表示されない。
【0026】そして、この全防災情報表示において、制
御部36は防災情報属性の設定されている文字やシンボ
ル等の近くにマウスポインタ1が移動したことを検出す
ると、図7に示すように吹き出し2中に防災情報属性の
設定されている文字やシンボル等を拡大例えば通常サイ
ズ(平面画面での表示サイズ)で表示し、また“火災発
生中”などの監視状態も一緒に同じサイズで表示する。
これにより、縮小されて読み難かった文字やシンボル等
が容易に読み取れるようになり、また監視状態を把握す
ることができる。
【0027】一方、発報防災情報表示と判断した場合に
は、図5に示すように火災等の異常が発生した場所を含
む平面図において、異常発生場所のみで文字やシンボル
等が表示される。それ以外の部分は、全防災情報表示の
表示機能と同じである。これにより、異常発生場所が更
に認識し易くなる。また、この発報防災情報表示におい
ても、制御部36は防災情報属性の設定されている文字
やシンボル等の近くにマウスポインタ1が移動したこと
を検出すると、吹き出し中に防災情報属性の設定されて
いる文字やシンボル等を拡大、例えば通常サイズ(平面
画面での表示サイズ)で表示し、また、“火災発生中”
などの監視状態も一緒に同じサイズで表示する。
【0028】このように、この実施の形態では、分割画
面などで表示中の平面図を縮小する場合、単に元の画像
を縮小するのではなく、通常時縮小表示機能、異常時縮
小表示機能の各機能による縮小表示を行う。通常時縮小
表示では、平面図の縮小に際して予め設定されたサイズ
以下の文字やシンボル等を表示しないようにする。全防
災情報表示では、基本は通常時縮小表示であるが、火災
等の異常の発生した場所を含む平面図については、防災
情報属性が設定された文字やシンボル等は、予め設定さ
れたサイズ以下でも表示する。発報防災情報表示では、
基本は全防災情報表示であるが、火災等の異常の発生し
た場所のみの文字やシンボル等を表示する。
【0029】したがって、平面図を縮小した場合、潰れ
て読めなくなったり読み難くかったりする文字やシンボ
ルが無くなり、見栄えが損なわれるようなことがない。
また、火災等の異常が生じた場合、防災情報属性が設定
された文字やシンボル等については予め設定されたサイ
ズ以下でも表示するので、常に異常が生じた場所を把握
することができる。
【0030】また、この実施の形態では、縮小表示後、
防災情報属性を持った文字やシンボル等にマウスポイン
タ1を近づけることで吹き出し2が現れ、その中に感知
器シンボル、アドレス番号及び部屋番号を拡大例えば通
常表示サイズ(平面画面での表示サイズ)で表示すると
共に監視状態も一緒に同じサイズで表示する。これによ
り、異常が発生した場所及び異常内容が確実に認識でき
るため、縮小された文字やシンボル等を判読している間
に対応が遅れてしまうようなことがなくなり、火災等の
異常に対して速やかな対応ができる。また、監視状態が
わかるので、誤った対応を未然に防止できる。
【0031】なお、上記実施の形態では、分割画面で表
示中の平面図を縮小する場合を例として説明したが、平
面図の縮小は、分割画面でなくても良いもので、例えば
表示中の平面図のみを適宜の縮小率で縮小表示させるも
のであっても良い。また、上記実施の形態では、ハード
ディスクドライブ38に記憶されたプログラムを用いて
表示制御を行うようにしたが、このプログラムをフロッ
ピーディスク、メモリカード、CD−ROM、MO(Ma
gnetic Optical Disk)、ROM又はEEPROM等の
媒体に記憶させることで、他の防災表示装置でも同様の
表示制御を行うことができる。また、上記実施の形態で
は、防災受信機50から火災信号等の防災情報信号を受
けるようにしたが、本発明の防災表示装置20の機能を
防災受信機50に設けても良い。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、火災等の異常事態が発
生していない通常時には、平面図の縮小に際して予め設
定されたサイズ以下の文字やシンボル等を表示しないよ
うにし、火災等の異常事態が発生した異常時には、予め
設定されたサイズ以下であっても異常発生場所を特定す
るのに必要な防災情報属性が設定された文字やシンボル
等については表示するか、あるいは異常が発生した場所
の文字やシンボル等のみ表示するようにし、かつ火災等
の異常が生じた場合には防災情報属性が設定された文字
やシンボル等については予め設定されたサイズ以下でも
表示するので、平面図を縮小した時に潰れて読めなくな
ったり読み難くかったりする文字やシンボルが無くな
り、見栄えが損なわれるようなことがなく、また常に異
常が生じた場所を把握することができる。
【0033】また、本発明によれば、防災情報属性が予
め設定された文字やシンボル等の付近にマウスポインタ
を近づけることで、その文字やシンボル等を拡大表示す
るようにしたので、縮小された文字やシンボル等を判読
している間に対応が遅れてしまうようなことがなくな
り、火災等の異常に対して速やかな対応ができる。ま
た、本発明によれば、防災情報属性が予め設定された文
字やシンボル等の付近にマウスポインタを近づけること
で、その文字やシンボル等に加えて監視状態を表示する
ようにしたので、現在の監視状態を確認できることか
ら、火災等の異常に対して速やかな対応ができ、また、
誤った対応を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防災表示装置の実施の形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態の防災表示装置のコントロールユ
ニットの構成を示すブロック図である。
【図3】同実施の形態の防災表示装置の分割画面の表示
例を示す図である。
【図4】同実施の形態の防災表示装置の分割画面の表示
例を示す図である。
【図5】同実施の形態の防災表示装置の分割画面の表示
例を示す図である。
【図6】同実施の形態の防災表示装置の分割画面の表示
例を示す図である。
【図7】同実施の形態の防災表示装置の分割画面の表示
例を示す図である。
【図8】従来及び本発明に係る防災表示装置に共通する
平面画面の表示例を示す図である。
【図9】従来の防災表示装置の分割画面の表示例を示す
図である。
【符号の説明】
1 マウスポインタ 2 吹き出し 20 防災表示装置 21 コントロールユニット 22 CRT 24 マウス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−24494(JP,A) 特開 平6−124182(JP,A) 特開 平5−323918(JP,A) 特開 昭63−241605(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 23/00 - 31/00 G06T 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CRT等の表示装置と、 この表示装置上に建物内の平面図を表示するとともに縮
    小指令が入力されることで前記平面図を縮小して表示す
    る表示制御手段と、 を備えた防災表示装置であって、 前記表示制御手段は、火災などの異常事態が発生してい
    ない通常時前記平面図の縮小に際しては、予め設定さ
    れたサイズ以下の文字やシンボル等を表示せず、火災な
    どの異常事態が発生した異常時の前記平面図の縮小に際
    しては,予め異常発生場所を特定するのに必要な防災情
    報属性が設定された文字やシンボルについては、予め設
    定されたサイズ以下となっても表示する縮小表示機能を
    備えたことを特徴とする防災表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、異常時、異常発生
    場所のみで文字やシンボル等がを表示されることを特徴
    とする請求項1記載の防災表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、縮小表示された、
    前記防災情報属性が予め設定された文字やシンボル等の
    付近にマウスポインタが移動したことを検出すると、近
    傍に縮小した文字やシンボル等を拡大表示することを特
    徴とする請求項1又は2記載の防災表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記拡大表示され
    た文字やシンボル等に加えて、現在の監視状態を表示す
    ることを特徴とする請求項3記載の防災表示装置。
JP20050097A 1997-07-25 1997-07-25 防災表示装置 Expired - Lifetime JP3281576B2 (ja)

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