JP6499471B2 - 防災受信機 - Google Patents
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Description
また、監視モード指定情報を受信した場合に、位置特定情報を出力せず、受信手段が管理モード指定情報を受信した場合に、位置特定情報を出力することができるので、各モードに応じた適切な情報を出力し、防災システムに関する作業の作業効率を向上させることができる。従って、例えば、監視モードを指定した場合、位置特定情報を出力しないので、冗長な情報が出力されるのを防止し、防災システムを効率良く監視することができる。また、例えば、管理モードを指定した場合、位置特定情報を出力するので、当該情報に基づいて防災システムの位置を容易に特定することができ、防災システムのメンテナンス作業、又は、当該防災システムの設置に関する施工作業等を、効率良く行うことができる。
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、防災システムに関する情報に基づいて、防災システムの位置を特定する位置特定情報を出力する防災受信機に関するものである。
まず、本実施の形態に係る防災システムの構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る防災システムを示すブロック図である。
防排煙装置1は、屋内への煙の侵入を防止したり、屋内の煙を排出したりするための防災手段であり、具体的には、所定のダンパー等を備えて構成されている。
また、感知器2は、監視領域における異常の発生を検出する防災検出手段であり、具体的には、火災やガス漏れ等を検出した場合に発報信号を出力する装置であって、例えば、煙感知器、ガス感知器、又は熱感知器等である。
また、受信機300は、各種信号を受信して、受信した信号に応じた処理を行う防災受信手段(防災受信機)であり、具体的には、受信機本体3、及び情報出力装置4を備える。
まず、受信機本体3は、受信機300の本体であり、具体的には、感知器2から出力された発報信号を受信して、受信した発報信号に基づいて所定の報知を行うと共に、当該発報信号を中継して後述の情報出力装置4に対して当該発報信号を送信する装置であり、例えば、表示ディスプレイ等の表示手段等を備えて構成されている。
次に、情報出力装置4は、防災システム100に関する情報を出力する情報出力手段であり、具体的には、防災に関する情報を表示して出力する防災表示装置であって、例えば、パーソナルコンピュータ等を含む汎用的に用いられる装置、又は、防災システム100のための専用装置等によって構成されているものであり、また、所定の通信線を介して受信機本体3に接続されており、そして、通信部41、操作部42、表示部43、記憶部44、及び制御部45を備える。
次に、このように構成された情報出力装置4によって行われる出力処理及び当該処理の具体例について説明する。この出力処理は、情報出力装置4の電源スイッチをオンした後に、起動する。ここでは、図1の制御部45に対して動作モード指定情報及び表示倍率指定情報が入力されたところから説明する。
図3は、実施の形態に係る出力処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。まず、この図3のSA1において制御部45は、前述の動作モード指定情報と表示倍率指定情報を受信する。そして、SA1について具体的には、操作部42による操作に基づいて入力された動作モード指定情報及び表示倍率指定情報を受信する。
次に、図3〜図6等を参照して、情報出力装置4によって行われる出力処理の具体例について説明する。図6は、実施の形態に係る管理画像情報を2倍の表示倍率で表示した場合の表示例である。
図3のSA1で通常監視モード指定情報と、「1倍」の表示倍率指定情報を受信した場合、SA2において制御部45は、情報出力装置4の動作モードを通常監視モードに設定すると判定した(SA2のYES)後、情報出力装置4の動作モードを通常監視モードに設定し、SA3において通常監視画像情報を生成し、この後、生成した通常監視画像情報を、SA4において図4の通常監視画面5のように表示する。
一方、図3のSA1でメンテナンスモード指定情報と、「1倍」の表示倍率指定情報を受信し場合、SA2において制御部45は、情報出力装置4の動作モードを通常監視モードを設定しないと判定した(SA2のNO)後、SA5で認証を行う。そして、SA5においてユーザの管理レベルが正当であるものと判断した場合(SA5のYES)、情報出力装置4の動作モードをメンテナンスモードに設定し、SA6において制御部45は、図2の特殊レイヤ特定情報を参照し、「メンテナンスモード」且つ「1倍」に該当する条件(図2の「動作モードがメンテナンスモード又は施工モード、且つ、表示倍率が2倍未満」)に対応する特殊レイヤ(図2の「特殊レイヤLm」)を取得し、取得した情報等に基づいて管理画像情報を生成し、この後、生成した管理画像情報を、SA7において図5の管理画面6のように表示する。この場合、図3のSA6で取得した特殊レイヤLmの通り芯情報の「通り芯表示状態情報」において、通り芯が破線で表示され、且つ、通り芯識別情報に対応する情報が画面の端のみに表示されることが定められているので、通り芯画像61が破線で表示され、且つ、通り芯識別画像62が管理画面6の端のみに表示されることになる。
このように本実施の形態によれば、防災システム100に含まれている装置の位置を特定する位置特定情報(ここでは、通り芯情報)を出力することができるので、当該情報に基づいて防災システム100に含まれている装置の位置を容易に特定することができ、防災システム100に関する作業の作業効率を向上させることができる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。例えば、図1の情報出力装置4の各構成要素を、分散配置した上でネットワークを介して相互に接続してもよい。具体的には、情報出力装置4の各構成要素の全部又は一部の要素が受信機本体3に設けられることとしてもよいし、情報出力装置4の各構成要素の全部又は一部の要素が、受信機本体3以外の装置に設けられることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、図3のSA3で生成する通常監視画像情報、及びSA6で生成する管理画像情報を、図1の情報出力装置4の表示部43に表示することにより出力する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、通常監視画像情報、及び管理画像情報を、図1の受信機本体3に備えられている表示ディスプレイに表示することにより出力することとしてもよいし、各情報を所定の用紙に印字したり、通信部41を介して他の装置に送信したりして、出力することとしてもよい。
また、上記実施の形態では、図2の特殊レイヤに、防災システム100に含まれている装置の位置を特定する位置特定情報として、通り芯情報が含まれている場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、特殊レイヤに、前述の通り芯情報、消防用の配線の位置等を特定する情報、及び建築物の各領域の出入口の位置を特定する情報の全て、又は、これらの情報のうちの一部が含まれていることとしてもよい。この場合、メンテナンスモード又は施工モードの場合、この特殊レイヤに含まれている情報に対応する情報を、表示することとする。
また、上記実施の形態の図3のSA7では、SA6で生成した管理画像情報を例えば図5の管理画面6のように表示する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、図2の特殊レイヤ特定情報の特殊レイヤが、図5の通り芯画像61、及び通り芯識別画像62等の画像を位置特定情報として含んでいる画像情報であることとし、図3のSA1で受信した表示倍率指定情報が指定する表示倍率に応じて、画像を重ね合わせることにより管理画面を表示することとしてもよい。この場合について具体的には、後述の第1〜第3特殊レイヤが設けられており、図2において、特殊レイヤLmの代わりに第1特殊レイヤが記憶されており、特殊レイヤLm2の代わりに第1特殊レイヤ及び第2特殊レイヤが記憶されており、特殊レイヤLm4の代わりに第1〜第3特殊レイヤが記憶されていることし、図2の条件に対応する特殊レイヤを重ね合わせることにより管理画面を表示する。例えば、第1特殊レイヤには、図5のように、通り芯画像61、及び画面の端に表示される通り芯識別画像62(図5の「X1」等)が含まれており、第2特殊レイヤには、図6のように、柱502の近傍に表示される通り芯識別画像62(図6の(X1,Y3)等)が含まれており、第3特殊レイヤには、柱502に重ねて表示される通り芯識別画像62(不図示)が含まれていることとする。この場合において、「1倍」を指定する場合、第1特殊レイヤを図4の通常監視画面5に重ね合わせることにより、図5の管理画面6を表示し、「2倍」を指定する場合、第1及び第2特殊レイヤを通常監視画面5に重ね合わせることにより、図6の管理画面6を表示し、「4倍」を指定する場合、第1〜第3特殊レイヤを通常監視画面5に重ね合わせることにより、対応する管理画面(不図示)を表示することになる。なお、画面の端に表示される通り芯識別画像62については、拡大した場合においても、フレームアウトすること無く、常に画面の端に表示されるようにすることとしてもよい。また、表示されている第1〜第3特殊レイヤについては、図1の操作部42からの操作入力に基づいて、表示又は非表示を選択可能となっていることとしてもよいし、表示後において各特殊レイヤに含まれている画像の表示位置を調整することが可能となっていることとしてもよい。
また、上記実施の形態において、図5の管理画面6を、図4の通常監視画面5と並べて表示することとしてもよい。この場合、監視領域の状態を監視しつつ防災システム100に含まれている装置の位置を把握することが可能となる。また、管理画面6を表示している場合において、異なる表示倍率を指定する表示倍率指定情報を受信した場合、倍率変更前の管理画面と倍率変更後の管理画面とを、並べて表示したり、重ねて表示したりしてもよい。なお、重ねて表示する場合、倍率変更後の管理画面と変更前の管理画面との対応関係(例えば、管理画面を拡大する場合、拡大後の管理画面が拡大前の管理画面におけるどの位置に対応しているか等の対応関係)がわかるように、表示することとしてもよい。
また、上記実施の形態では、図1の記憶部44に記憶されている各情報が特定しているレイヤ(以下、記憶部44のレイヤ)に基づいて、図4の通常監視画面5及び図5の管理画面6を生成して表示する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、記憶部44のレイヤに対応する情報であってレイヤ形式ではない当該情報が記憶部44に記憶されており、この記憶されている情報に基づいて各画面を生成して表示することとしてもよい。
また、上記実施の形態では、図1の情報出力装置4に設定される動作モードとして、通常監視モード、メンテナンスモード、及び施工モードの3つのモードが設けられている場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、情報出力装置4に設定される動作モードとして、通常監視モードと、メンテナンスモード又は施工モードの何れか一つのモードとの2つのモードが設けられていることとしてもよいし、通常監視モードと同様なモードが2つ以上設けられており、且つ、メンテナンスモード又は施工モードと同様なモードが2つ以上設けられていることとしてもよい。
付記1の防災受信機は、防災システムに関する情報を格納する格納手段と、前記格納手段が格納している情報に基づいて、前記防災システムの位置を特定する位置特定情報を出力する出力手段と、を備える。
(付記の効果)
2 感知器
3 受信機本体
4 情報出力装置
5 通常監視画面
6 管理画面
41 通信部
42 操作部
43 表示部
44 記憶部
45 制御部
50 レイアウト画像
50a 領域
51 防排煙装置シンボル
52、52a 感知器シンボル
61 通り芯画像
62 通り芯識別画像
100 防災システム
300 受信機
451 モード判定部
452 認証部
453 画像処理部
501 壁
502 柱
503 扉
Ar 範囲
Claims (3)
- 防災システムに関する情報を格納する格納手段と、
前記格納手段が格納している情報に基づいて、前記防災システムの位置を特定する位置特定情報を出力する出力手段と、
前記防災システムを監視する監視モードを指定する監視モード指定情報又は前記防災システムを管理する管理モードを指定する管理モード指定情報のうちの、何れか一方の指定情報を受信する受信手段と、を備え、
前記出力手段は、前記受信手段が前記監視モード指定情報を受信した場合に、前記位置特定情報を出力せず、前記受信手段が前記管理モード指定情報を受信した場合に、前記位置特定情報を出力する、
防災受信機。 - 前記出力手段は、前記位置特定情報を表示して出力し、
前記出力手段は、指定されている表示倍率に応じて、前記位置特定情報の表示内容を異ならせる、
請求項1に記載の防災受信機。 - 前記位置特定情報は、消防用の配線の位置を特定する情報を含む、
請求項1又は2に記載の防災受信機。
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