JP6499471B2 - 防災受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、防災受信機に関する。
従来、監視領域の状態を表示する防災表示装置が知られている(例えば、特許文献1)。この防災表示装置は、監視領域を示す地図画像に対して、当該監視領域に設けられている防災機器を示す機器画像を表示した上で、これらの画像を当該監視領域に応じた表示状態にすることにより、監視領域の状態を表示している。そして、防災機器のメンテナンスを行う場合、この防災表示装置に表示されている機器画像を目視にて確認することにより、メンテナンス対象機器を特定した上で、特定した当該メンテナンス対象機器に対応する防災機器のメンテナンス作業を行っていた。
特開平10-261176号公報
しかしながら、互いに同様な外観の防災機器が監視領域に複数設けられている場合、機器画像を目視にて確認することにより特定したメンテナンス対象機器に対応する防災機器を、当該監視領域において実際に特定するのが煩雑となり、メンテナンス作業の作業効率が低下する虞があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、防災システムに関する作業の作業効率を向上させることができる、防災受信機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の防災受信機は、防災システムに関する情報を格納する格納手段と、前記格納手段が格納している情報に基づいて、前記防災システムの位置を特定する位置特定情報を出力する出力手段と、前記防災システムを監視する監視モードを指定する監視モード指定情報又は前記防災システムを管理する管理モードを指定する管理モード指定情報のうちの、何れか一方の指定情報を受信する受信手段と、を備え、前記出力手段は、前記受信手段が前記監視モード指定情報を受信した場合に、前記位置特定情報を出力せず、前記受信手段が前記管理モード指定情報を受信した場合に、前記位置特定情報を出力する。
また、請求項2に記載の防災受信機は、請求項1に記載の防災受信機において、前記出力手段は、前記位置特定情報を表示して出力し、前記出力手段は、指定されている表示倍率に応じて、前記位置特定情報の表示内容を異ならせる。
また、請求項3に記載の防災受信機は、請求項1又は2に記載の防災受信機において、前記位置特定情報は、消防用の配線の位置を特定する情報を含む。
請求項1に記載の防災受信機によれば、防災システムの位置を特定する位置特定情報を出力することができるので、当該情報に基づいて防災システムの位置を容易に特定することができ、防災システムに関する作業の作業効率を向上させることができる。
また、監視モード指定情報を受信した場合に、位置特定情報を出力せず、受信手段が管理モード指定情報を受信した場合に、位置特定情報を出力することができるので、各モードに応じた適切な情報を出力し、防災システムに関する作業の作業効率を向上させることができる。従って、例えば、監視モードを指定した場合、位置特定情報を出力しないので、冗長な情報が出力されるのを防止し、防災システムを効率良く監視することができる。また、例えば、管理モードを指定した場合、位置特定情報を出力するので、当該情報に基づいて防災システムの位置を容易に特定することができ、防災システムのメンテナンス作業、又は、当該防災システムの設置に関する施工作業等を、効率良く行うことができる。
本発明の実施の形態に係る防災システムを示すブロック図である。 実施の形態に係る特殊レイヤ特定情報を示す図である。 実施の形態に係る出力処理のフローチャートである。 通常監視画像情報の表示例である。 管理画像情報の表示例である。 管理画像情報を2倍の表示倍率で表示した場合の表示例である。
以下に、本発明に係る防災受信機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
〔実施の形態の基本的概念〕
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、防災システムに関する情報に基づいて、防災システムの位置を特定する位置特定情報を出力する防災受信機に関するものである。
ここで、「防災システム」とは、防災のためのシステムであり、例えば、監視領域において防災のために用いられる防災機器からなるシステムを含む概念である。また、「監視領域」は、防災システムによる監視対象となっている領域であり、例えば、建築物の部屋、廊下、及び階段等を含む概念である。
また、以下の実施の形態においては、感知器及び防排煙装置を防災機器として含んでいる防災システムに本発明を適用する場合について説明するが、これらの装置のうちの一部の装置のみが防災機器として含まれている防災システムについても、又は、これらの装置以外の装置が防災機器として含まれている防災システムについても、又は、防災システム以外の所定のシステムについても、本発明を同様に適用することができる。
(構成)
まず、本実施の形態に係る防災システムの構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る防災システムを示すブロック図である。
まず、防災システム100は、災害を防止するためのシステムであり、建築物に設けられているシステムである。この防災システム100は、防排煙装置1、感知器2、及び受信機300を備えており、これらの装置は所定の通信線を介して通信できるように接続されている。ここで、防排煙装置1は、複数の防排煙装置の総称であり、感知器2は、複数の感知器の総称であるものとして、以下説明する。
(構成‐防排煙装置)
防排煙装置1は、屋内への煙の侵入を防止したり、屋内の煙を排出したりするための防災手段であり、具体的には、所定のダンパー等を備えて構成されている。
(構成‐感知器)
また、感知器2は、監視領域における異常の発生を検出する防災検出手段であり、具体的には、火災やガス漏れ等を検出した場合に発報信号を出力する装置であって、例えば、煙感知器、ガス感知器、又は熱感知器等である。
(構成‐受信機)
また、受信機300は、各種信号を受信して、受信した信号に応じた処理を行う防災受信手段(防災受信機)であり、具体的には、受信機本体3、及び情報出力装置4を備える。
(構成‐受信機‐受信機本体)
まず、受信機本体3は、受信機300の本体であり、具体的には、感知器2から出力された発報信号を受信して、受信した発報信号に基づいて所定の報知を行うと共に、当該発報信号を中継して後述の情報出力装置4に対して当該発報信号を送信する装置であり、例えば、表示ディスプレイ等の表示手段等を備えて構成されている。
(構成‐受信機‐情報出力装置)
次に、情報出力装置4は、防災システム100に関する情報を出力する情報出力手段であり、具体的には、防災に関する情報を表示して出力する防災表示装置であって、例えば、パーソナルコンピュータ等を含む汎用的に用いられる装置、又は、防災システム100のための専用装置等によって構成されているものであり、また、所定の通信線を介して受信機本体3に接続されており、そして、通信部41、操作部42、表示部43、記憶部44、及び制御部45を備える。
まず、通信部41は、防災システム100に含まれている装置との間で通信を行うための通信手段であり、具体的には、通信インターフェース等を備えて構成されている。
また、操作部42は、情報出力装置4に対する情報入力等に関する各種の操作を行うための操作手段であり、具体的には、キーボード又はマウス等を備えて構成されている。
また、表示部43は、防災システム100に関する情報を出力するための出力手段であって、特に、当該情報を表示するための表示手段であり、具体的には、ディスプレイ等を備えて構成されている。
また、記憶部44は、情報出力装置4の動作に必要なプログラム及び各種デ−タが記憶されている記憶手段であり、具体的には、配置レイヤ特定情報、シンボルレイヤ特定情報、及び特殊レイヤ特定情報等が防災システム100に関する情報として記憶されている。
ここで、「配置レイヤ特定情報」とは、配置レイヤを特定する情報であり、また、「配置レイヤ」とは、監視領域についての配置に関するレイヤを特定する情報であり、具体的には、監視領域における各領域を形成する建築物の壁、床、天井等の位置、大きさ、形状等を示す情報を含んでいるレイヤである。なお、「レイヤ」とは、情報の集合を示している。
また、「シンボルレイヤ特定情報」とは、シンボルレイヤを特定する情報であり、また、「シンボルレイヤ」とは、防災システム100に含まれている装置に関するレイヤを特定する情報であり、具体的には、監視領域の各領域に配置される装置自体、及び、当該装置が配置される領域を特定する情報を含んでいるレイヤである。
また、図2は、実施の形態に係る特殊レイヤ特定情報を示す図である。この「特殊レイヤ特定情報」とは、後述する条件に該当する場合に用いられる特殊レイヤを特定する情報であり、具体的には、項目「条件」及び項目「特殊レイヤ」と、各項目に対応する情報が相互に関連付けられて記憶されている情報である。
そして、特殊レイヤ特定情報の項目「条件」に対応して記憶される情報は、特殊レイヤが用いられる条件を特定する情報(図2の場合、「動作モードがメンテナンスモード又は施工モード、且つ、表示倍率が2倍未満」等)であり、具体的には、情報出力装置4の動作モード及び表示倍率を特定する情報である。なお、動作モード及び表示倍率については、後述する。
また、特殊レイヤ特定情報の項目「特殊レイヤ」に対応して記憶される情報は、項目「条件」が示す条件に対応する特殊レイヤを特定する情報(図2の場合、「特殊レイヤLm」等)である。「特殊レイヤ」とは、予め定められた条件に該当する場合にのみ用いられるレイヤであり、具体的には、防災システム100に含まれている装置の位置を特定する位置特定情報として、通り芯情報を含んでいる情報である。なお、通り芯情報については、後述する。
ここで、「動作モード」とは、情報出力装置4を動作させるモードであって、具体的には、後述の動作モード指定情報に基づいて、相互に異なるモードとしての、通常監視モード、メンテナンスモード、又は施工モードのうちの何れか一つモードに設定される。
まず、「通常監視モード」とは、防災システム100に含まれる装置を監視するための監視モードとしての第1モードであり、具体的には、防災システム100を用いて通常通り監視領域を監視する場合に設定される防災システム100に関するモードである。また、「メンテナンスモード」とは、防災システム100に含まれる装置を管理するための管理モードとしての第2モードであり、具体的には、当該装置のメンテナンス等を行うためのモードであって、当該装置の発報試験を行ったり、当該装置の詳細情報を確認したりする場合に設定される防災システム100に関するモードである。また、「施工モード」とは、防災システム100に含まれる装置を管理するための管理モードとしての第2モードであり、具体的には、当該装置の建築物への設置作業を含む施工を行うためのモードであって、当該装置に関する情報出力装置4の設定等を行う場合に設定される防災システム100に関するモードである。また、「動作モード指定情報」とは、動作モードとして情報出力装置4に対して設定されるモードを指定するための情報であり、具体的には、通常監視モードを指定する通常監視モード指定情報(第1指定情報)、メンテナンスモードを指定するメンテナンスモード指定情報(第2指定情報)、又は施工モードを指定する施工モード指定情報(第2指定情報)に対応する情報であって、ユーザが操作部42を介して操作することにより制御部45が受信する情報である。
また、「表示倍率」とは、図1の表示部43を介して表示される画像を表示する倍率(例えば、1倍、2倍、4倍等であり、具体的には、所定のデフォルトサイズの表示サイズに対する相対的な倍率であって、表示倍率指定情報に基づいて指定される倍率である。また、「表示倍率指定情報」とは、表示倍率を指定するための情報であり、具体的には、ユーザが操作部42を介して操作することにより制御部45が受信する情報である。
また、「通り芯情報」とは、通り芯の位置を特定する情報であり、具体的には、通り芯位置情報、通り芯識別情報、及び通り芯表示状態情報が含まれている情報である。そして、「通り芯位置情報」とは、防災システム100に含まれている装置が設置されている建築物の柱との関係における各通り芯自体の位置を示す情報である。また、「通り芯識別情報」とは、通り芯位置情報によって位置が示されている各通り芯を一意に識別するための情報であり、具体的には、テキスト情報(例えば、互いに直交するX軸方向及びY軸方向における座標に対応する「X1」、「X2」、「Y1」)等に対応する情報である。「通り芯表示状態情報」とは、通り芯情報に対応する情報を表示部43に表示する場合の、当該通り芯情報に対応する情報の表示状態を示す情報であり、具体的には、図2の特殊レイヤLm、Lm2、Lm4毎に定められている。なお、ここでは、「通り芯表示状態情報」については、特殊レイヤLmでは、通り芯が破線で表示され、且つ、通り芯識別情報に対応する情報が画面の端のみに表示されることが定められており、特殊レイヤLm2、Lm4では、通り芯が破線で表示され、且つ、通り芯識別情報に対応する情報が画面の端及び柱の近傍の双方に表示されることが定められていることとして、以下説明する。
図1に戻って、また、制御部45は、情報出力装置4に関する各種の制御を行う制御手段であり、また、前述したように各指定情報を受信する受信手段でもあり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケ−ションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデ−タを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュ−タである。特に、実施の形態に係る情報出力プログラムは、任意の記録媒体又はネットワ−クを介して制御部45にインストールされることで、制御部45の各部を実質的に構成する。
この制御部45は、機能概念的に、モード判定部451、認証部452、及び画像処理部453を有する。そして、まず、モード判定部451は、情報出力装置4に設定する動作モードに関する判定を行うモード判定手段であり、具体的には、制御部45が受信した動作モード指定情報に基づいて判定を行う。また、認証部452は、情報出力装置4の動作モードを設定する場合に認証を行う認証手段である。また、画像処理部453は、表示部43に表示する画像情報に関する処理を行う画像処理手段ある。なお、これら制御部45の各部により行われる処理については、後述する。
(処理)
次に、このように構成された情報出力装置4によって行われる出力処理及び当該処理の具体例について説明する。この出力処理は、情報出力装置4の電源スイッチをオンした後に、起動する。ここでは、図1の制御部45に対して動作モード指定情報及び表示倍率指定情報が入力されたところから説明する。
(処理‐出力処理)
図3は、実施の形態に係る出力処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。まず、この図3のSA1において制御部45は、前述の動作モード指定情報と表示倍率指定情報を受信する。そして、SA1について具体的には、操作部42による操作に基づいて入力された動作モード指定情報及び表示倍率指定情報を受信する。
次に、図3のSA2においてモード判定部451は、情報出力装置4の動作モードを通常監視モードに設定するか否かを判定する。具体的には、SA1で受信した動作モード指定情報が通常監視モード指定情報であるか否かを判定する。そして、通常監視モードに設定すると判定した場合(つまり、SA1で受信した動作モード指定情報が通常監視モード指定情報である場合)(SA2のYES)、情報出力装置4の動作モードを通常監視モードに設定し、SA3に移行する。また、通常監視モードを設定しないと判定した場合(つまり、SA1で受信した動作モード指定情報が通常監視モード指定情報ではなく、メンテナンスモード指定情報、又は施工モード指定情報である場合)(SA2のNO)、SA5に移行する。
図3のSA3において画像処理部453は、図1の記憶部44に記憶されている情報に基づいて、後述する通常監視画像情報を生成する。具体的には、配置レイヤ特定情報及びシンボルレイヤ特定情報を取得して、取得したこれらの情報を合成することにより、通常監視画面5に対応する通常監視画像情報を生成する。
ここで、図4は、実施の形態に係る通常監視画像情報の表示例である。この「通常監視画像情報」とは、図1の表示部43に表示される画像情報であり、具体的には、情報出力装置4の動作モードが通常監視モードに設定された場合に表示する画面(つまり、図4の「通常監視画面5」)を特定する情報であって、図2の項目「特殊レイヤ」に対応して記憶される情報(つまり、特殊レイヤ)における通り芯情報に対応する情報を含んでいない第1情報である。
また、図4の通常監視画面5は、防災システム100を用いて監視領域を監視するための図面情報の画面であり、具体的には、レイアウト画像50、防排煙装置シンボル51、及び感知器シンボル52が含んでいる画面である。そして、レイアウト画像50は、防災システム100に含まれている装置が設けられる建築物の平面図に対応する画像であり、具体的には、壁501、柱502(図4の場合、矩形の画像)、扉503等が含まれている画像である。また、防排煙装置シンボル51は、建築物に設けられている防災機器としての図1の防排煙装置1に対応する画像(図4の場合、円形の画像)である。感知器シンボル52は、建築物に設けられている防災機器としての図1の感知器2に対応する画像(図4の場合、三角形の画像)である。
図3に戻って、次に、SA4において画像処理部453は、SA3で生成した通常監視画像情報を、SA1で受信した表示倍率指定情報が指定する表示倍率となるように、表示部43に表示した後、SA1に移行する。ここでは、例えば、表示倍率指定情報が「1倍」を指定している場合、図4の通常監視画面5のように表示する。
また、図3のSA5において認証部452は、ユーザの管理レベルに関する認証を行う。具体的には、パスワード等を用いて認証を行う。そして、ユーザの管理レベルが正当であるものと判断した場合(SA5のYES)、情報出力装置4の動作モードを、SA1で受信した動作モード指定情報が指定するモードに設定し、SA6に移行する。具体的には、SA1で受信した動作モード指定情報がメンテナンスモード指定情報である場合、メンテナンスモードに設定し、また、SA1で受信した動作モード指定情報が施工モード指定情報である場合、施工モードに設定し、SA6に移行する。また、ユーザの管理レベルが正当でないものと判断した場合(SA5のNO)、SA5の処理を再度行う。なお、「SA5のNO」の処理が所定回数行われた場合、所定の警告メッセージを出力した後に、出力処理を終了することとしてもよい。
図3のSA6において画像処理部453は、図1の記憶部44に記憶されている情報に基づいて、管理画像情報を生成する。
ここで、図5は、実施の形態に係る管理画像情報の表示例である。この「管理画像情報」とは、表示部43に表示する画像情報であり、具体的には、情報出力装置4の動作モードが通常監視モードとは異なるモード(つまり、メンテナンスモード又は施工モード)に設定された場合に表示する画面(つまり、図5の「管理画面6」)を特定する情報であって、図2の項目「特殊レイヤ」に対応して記憶される情報(つまり、特殊レイヤ)における通り芯情報に対応する情報(例えば、図5の通り芯画像61及び通り芯識別画像62に対応する情報)を含んでいる第2情報である。
また、管理画面6は、防災システム100を管理するための図面情報の画面であり、具体的には、前述したレイアウト画像50、防排煙装置シンボル51、及び感知器シンボル52に加えて、通り芯特定画像61及び通り芯識別画像62を含んでいる画面である。通り芯特定画像61は、建築物の各通り芯自体を示す画像である。また、通り芯識別画像62は、通り芯特定画像61が示している各通り芯を一意に識別するための画像(図5の場合、「X1」、「X2」、「Y1」等)である。
図3に戻って、SA6での処理について具体的には、SA3での通常監視画像情報を生成する場合と同様にして、レイアウト画像50、防排煙装置シンボル51、及び感知器シンボル52に対応する情報を生成する。次に、記憶部44に記憶されている図2の特殊レイヤ特定情報を参照し、SA1で受信した動作モード指定情報及び表示倍率指定情報が該当する条件に対応する特殊レイヤ(例えば、図2の「特殊レイヤLm」等)を取得する。次に、取得した特殊レイヤに含まれている「通り芯情報」に基づいて、通り芯特定画像61及び通り芯の識別画像62に対応する情報を生成することにより、図5の管理画面6に対応する管理画像情報を生成する。
次に、図3のSA7において画像処理部453は、SA6で生成した管理画像情報を、SA1で受信した表示倍率指定情報が指定する表示倍率に対応した表示となり、且つ、SA6で取得した特殊レイヤに含まれている通り芯情報の「通り芯表示状態情報」に対応した表示となるように、表示部43に表示した後、SA1に移行する。ここでは、例えば、表示倍率指定情報が「1倍」を指定しており、且つ、SA6で取得した特殊レイヤが図2の特殊レイヤLmである場合、図5の管理画面6のように表示する。
(処理‐出力処理‐具体例)
次に、図3〜図6等を参照して、情報出力装置4によって行われる出力処理の具体例について説明する。図6は、実施の形態に係る管理画像情報を2倍の表示倍率で表示した場合の表示例である。
ここでは、図3のSA1で通常監視モード指定情報と、「1倍」の表示倍率指定情報を受信した場合の具体例(以下、「第1例」)と、SA1でメンテナンスモード指定情報と、「1倍」の表示倍率指定情報を受信した後、再度のSA1でメンテナンスモード指定情報と、「2倍」の表示倍率指定情報を受信した場合の具体例(以下、「第2例」)とについて説明する。
(処理‐出力処理‐具体例‐第1例)
図3のSA1で通常監視モード指定情報と、「1倍」の表示倍率指定情報を受信した場合、SA2において制御部45は、情報出力装置4の動作モードを通常監視モードに設定すると判定した(SA2のYES)後、情報出力装置4の動作モードを通常監視モードに設定し、SA3において通常監視画像情報を生成し、この後、生成した通常監視画像情報を、SA4において図4の通常監視画面5のように表示する。
そして、この通常監視画面5が表示されている場合(つまり、通常監視モードの場合)において、図1の感知器2が異常発生を検出した場合、異常発生を検出した感知器2は、自己を一意に識別するための感知器識別情報を含む発報信号を出力する。一方、情報出力装置4は、感知器2が出力した発報信号を、受信機本体3を介して受信し、受信した発報信号に含まれている感知器識別情報に基づいて当該発報信号を出力した感知器2を特定し、特定した感知器2に対応する感知器シンボル52が表示されている領域(例えば、図4の領域50a)を強調表示したり、当該領域に不図示の火災シンボルを表示したりして、当該領域に対応する領域で異常が発生したことを報知する。従って、図4の通常監視画面5を視認することにより、監視領域の状態を監視することが可能になる。また、この通常監視画面5には、図5の通り芯画像61及び通り芯識別画像62が表示されていないために、表示がシンプルになっており、各画像の視認性が向上し、監視領域の状態の把握が容易になるために、監視領域の状態を監視する監視作業の作業効率を向上させることが可能になる。
(処理‐出力処理‐具体例‐第2例)
一方、図3のSA1でメンテナンスモード指定情報と、「1倍」の表示倍率指定情報を受信し場合、SA2において制御部45は、情報出力装置4の動作モードを通常監視モードを設定しないと判定した(SA2のNO)後、SA5で認証を行う。そして、SA5においてユーザの管理レベルが正当であるものと判断した場合(SA5のYES)、情報出力装置4の動作モードをメンテナンスモードに設定し、SA6において制御部45は、図2の特殊レイヤ特定情報を参照し、「メンテナンスモード」且つ「1倍」に該当する条件(図2の「動作モードがメンテナンスモード又は施工モード、且つ、表示倍率が2倍未満」)に対応する特殊レイヤ(図2の「特殊レイヤLm」)を取得し、取得した情報等に基づいて管理画像情報を生成し、この後、生成した管理画像情報を、SA7において図5の管理画面6のように表示する。この場合、図3のSA6で取得した特殊レイヤLmの通り芯情報の「通り芯表示状態情報」において、通り芯が破線で表示され、且つ、通り芯識別情報に対応する情報が画面の端のみに表示されることが定められているので、通り芯画像61が破線で表示され、且つ、通り芯識別画像62が管理画面6の端のみに表示されることになる。
そして、この管理画面6が表示されている場合(つまり、例えばメンテナンスモードの場合)において、図1の防災システム100に含まれている防災機器(ここでは、防排煙装置1、感知器2)のメンテナンスを行う場合、管理画面6に基づいて、メンテナンスを行うメンテナンス対象機器を指定することができる。具体的には、図5の管理画面6が表示されている場合において、感知器シンボル52aに対応する感知器をメンテナンス対象機器として指定する場合、例えば、図5の通り芯画像61及び通り芯識別画像62を用いて、「X1」、「X2」、「Y4」、及び「Y5」に対応する通り芯で囲まれた領域に設けられている感知器を指定することにより、メンテナンス対象機器を指定する作業者及びメンテナンス対象機器のメンテナンスを実際に行う作業者の双方において、メンテナンス対象機器を一意に特定することが可能になる。
この後、例えば細かい部分の視認性を向上させるために、管理画面6の範囲Arを2倍で拡大表示するために、図3に戻って、再度のSA1でメンテナンスモード指定情報と、「2倍」の表示倍率指定情報を受信し場合、SA2のNO、SA5のYESの後、SA6において制御部45は、図2の特殊レイヤ特定情報を参照し、「メンテナンスモード」且つ「2倍」に該当する条件(図2の「動作モードがメンテナンスモード又は施工モード、且つ、表示倍率が2倍以上〜4倍未満」)に対応する特殊レイヤ(図2の「特殊レイヤLm2」)を取得し、取得したこれらの情報等に基づいて管理画像情報を生成し、この後、生成した管理画像情報を、SA7において図6の管理画面6のように表示する。この場合、図3のSA6で取得した特殊レイヤLm2の通り芯情報の「通り芯表示状態情報」において、通り芯が破線で表示され、且つ、通り芯識別情報に対応する情報が画面の端及び柱の近傍の双方に表示されることが定められているので、通り芯画像61が破線で表示され、且つ、通り芯識別画像62が管理画面6の端及び各柱502の近傍の双方に表示されることになる。
(実施の形態の効果)
このように本実施の形態によれば、防災システム100に含まれている装置の位置を特定する位置特定情報(ここでは、通り芯情報)を出力することができるので、当該情報に基づいて防災システム100に含まれている装置の位置を容易に特定することができ、防災システム100に関する作業の作業効率を向上させることができる。
また、防災システム100が設けられている建築物の通り芯の位置を特定する情報を出力することができるので、建築物の柱と防災システム100に含まれている装置(例えば、感知器2)の相対的位置関係に基づいて、防災システム100に含まれている装置の位置を容易に特定することができ、防災システム100に関する作業の作業効率を向上させることができる。
また、通常監視モード指定情報を受信した場合に、位置特定情報を出力せず、メンテナンスモード指定情報又は施工モード指定情報を受信した場合に、位置特定情報を出力することができるので、各モードに応じた適切な情報を出力し、防災システム100に関する作業の作業効率を向上させることができる。従って、例えば、監視モードを指定した場合、位置特定情報を出力しないので、冗長な情報が出力されるのを防止し、防災システム100に含まれている装置を効率良く監視することができる。また、例えば、管理モードを指定した場合、位置特定情報を出力するので、当該情報に基づいて防災システム100に含まれている装置の位置を容易に特定することができ、防災システム100に含まれている装置のメンテナンス作業、又は、当該装置の設置に関する施工作業等を、効率良く行うことができる。
また、例えば図5のように、レイアウト画像50、防排煙装置シンボル51、感知器シンボル52、通り芯画像61及び通り芯識別画像62を表示することができるので、当該表示の目視確認により、防災システム100に含まれている装置の位置を容易に特定することができ、防災システム100に関する作業の作業効率を向上させることができる。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
(分散や統合について)
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。例えば、図1の情報出力装置4の各構成要素を、分散配置した上でネットワークを介して相互に接続してもよい。具体的には、情報出力装置4の各構成要素の全部又は一部の要素が受信機本体3に設けられることとしてもよいし、情報出力装置4の各構成要素の全部又は一部の要素が、受信機本体3以外の装置に設けられることとしてもよい。
(画像情報について)
また、上記実施の形態では、図3のSA3で生成する通常監視画像情報、及びSA6で生成する管理画像情報を、図1の情報出力装置4の表示部43に表示することにより出力する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、通常監視画像情報、及び管理画像情報を、図1の受信機本体3に備えられている表示ディスプレイに表示することにより出力することとしてもよいし、各情報を所定の用紙に印字したり、通信部41を介して他の装置に送信したりして、出力することとしてもよい。
(特殊レイヤについて)
また、上記実施の形態では、図2の特殊レイヤに、防災システム100に含まれている装置の位置を特定する位置特定情報として、通り芯情報が含まれている場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、特殊レイヤに、前述の通り芯情報、消防用の配線の位置等を特定する情報、及び建築物の各領域の出入口の位置を特定する情報の全て、又は、これらの情報のうちの一部が含まれていることとしてもよい。この場合、メンテナンスモード又は施工モードの場合、この特殊レイヤに含まれている情報に対応する情報を、表示することとする。
また、上記実施の形態では、図2の特殊レイヤ特定情報において、表示倍率が同じであれば、メンテナンスモード及び施工モードにおいて、同様な特殊レイヤが対応付けられている場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、メンテナンスモード及び施工モード夫々に対応し、互いに異なる特殊レイヤが設けられていることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、図2の特殊レイヤ特定情報における特殊レイヤが用いられる条件を特定する情報(以下、条件特定情報)が、動作モード及び表示倍率に対応する情報である場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、条件特定情報が動作モード及び表示倍率のうちの動作モードのみに対応する情報であることとしてもよい。この場合、メンテナンスモード指定情報又は施工モード指定情報を受信して、例えば図5の管理画面6を表示した後に表示倍率を変更したとしても、当該表示倍率の変更の前後において同じ通り芯表示状態情報が用いられるので、通り芯識別情報に対応する情報(例えば、図5の通り芯識別画像62)の表示状態を変えずに、単に管理画面6中の情報の表示サイズのみを変更することができる。
また、上記実施の形態の図2の特殊レイヤ特定情報における各特殊レイヤ(図2の「特殊レイヤLm」、「特殊レイヤLm2」、「特殊レイヤLm4」)は、互いに異なる情報であることとしてもよし、少なくとも一部が同じ情報であることとしてもよい。
また、上記実施の形態の図2の特殊レイヤ特定情報において、表示倍率が1倍未満の場合の特殊レイヤでは、「通り芯表示状態情報」において、図5の通り芯特定画像61及び通り芯識別画像62を倍率に応じて間引いて表示することが定められていることとしてもよい。ここで、「倍率に応じて間引いて表示する」とは、倍率が低くなるにつれて間引き量が多くなるように表示することに対応している。この場合、図5の管理画面6をデフォルトサイズに対して縮小表示した場合に、通り芯特定画像61及び通り芯識別画像62が互いに重なり合って視認難くなるのを防止して、視認性を向上させることが可能になる。
(管理画面の表示について)
また、上記実施の形態の図3のSA7では、SA6で生成した管理画像情報を例えば図5の管理画面6のように表示する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、図2の特殊レイヤ特定情報の特殊レイヤが、図5の通り芯画像61、及び通り芯識別画像62等の画像を位置特定情報として含んでいる画像情報であることとし、図3のSA1で受信した表示倍率指定情報が指定する表示倍率に応じて、画像を重ね合わせることにより管理画面を表示することとしてもよい。この場合について具体的には、後述の第1〜第3特殊レイヤが設けられており、図2において、特殊レイヤLmの代わりに第1特殊レイヤが記憶されており、特殊レイヤLm2の代わりに第1特殊レイヤ及び第2特殊レイヤが記憶されており、特殊レイヤLm4の代わりに第1〜第3特殊レイヤが記憶されていることし、図2の条件に対応する特殊レイヤを重ね合わせることにより管理画面を表示する。例えば、第1特殊レイヤには、図5のように、通り芯画像61、及び画面の端に表示される通り芯識別画像62(図5の「X1」等)が含まれており、第2特殊レイヤには、図6のように、柱502の近傍に表示される通り芯識別画像62(図6の(X1,Y3)等)が含まれており、第3特殊レイヤには、柱502に重ねて表示される通り芯識別画像62(不図示)が含まれていることとする。この場合において、「1倍」を指定する場合、第1特殊レイヤを図4の通常監視画面5に重ね合わせることにより、図5の管理画面6を表示し、「2倍」を指定する場合、第1及び第2特殊レイヤを通常監視画面5に重ね合わせることにより、図6の管理画面6を表示し、「4倍」を指定する場合、第1〜第3特殊レイヤを通常監視画面5に重ね合わせることにより、対応する管理画面(不図示)を表示することになる。なお、画面の端に表示される通り芯識別画像62については、拡大した場合においても、フレームアウトすること無く、常に画面の端に表示されるようにすることとしてもよい。また、表示されている第1〜第3特殊レイヤについては、図1の操作部42からの操作入力に基づいて、表示又は非表示を選択可能となっていることとしてもよいし、表示後において各特殊レイヤに含まれている画像の表示位置を調整することが可能となっていることとしてもよい。
(管理画面の表示態様について)
また、上記実施の形態において、図5の管理画面6を、図4の通常監視画面5と並べて表示することとしてもよい。この場合、監視領域の状態を監視しつつ防災システム100に含まれている装置の位置を把握することが可能となる。また、管理画面6を表示している場合において、異なる表示倍率を指定する表示倍率指定情報を受信した場合、倍率変更前の管理画面と倍率変更後の管理画面とを、並べて表示したり、重ねて表示したりしてもよい。なお、重ねて表示する場合、倍率変更後の管理画面と変更前の管理画面との対応関係(例えば、管理画面を拡大する場合、拡大後の管理画面が拡大前の管理画面におけるどの位置に対応しているか等の対応関係)がわかるように、表示することとしてもよい。
(レイヤについて)
また、上記実施の形態では、図1の記憶部44に記憶されている各情報が特定しているレイヤ(以下、記憶部44のレイヤ)に基づいて、図4の通常監視画面5及び図5の管理画面6を生成して表示する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、記憶部44のレイヤに対応する情報であってレイヤ形式ではない当該情報が記憶部44に記憶されており、この記憶されている情報に基づいて各画面を生成して表示することとしてもよい。
(動作モードについて)
また、上記実施の形態では、図1の情報出力装置4に設定される動作モードとして、通常監視モード、メンテナンスモード、及び施工モードの3つのモードが設けられている場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、情報出力装置4に設定される動作モードとして、通常監視モードと、メンテナンスモード又は施工モードの何れか一つのモードとの2つのモードが設けられていることとしてもよいし、通常監視モードと同様なモードが2つ以上設けられており、且つ、メンテナンスモード又は施工モードと同様なモードが2つ以上設けられていることとしてもよい。
(付記)
付記1の防災受信機は、防災システムに関する情報を格納する格納手段と、前記格納手段が格納している情報に基づいて、前記防災システムの位置を特定する位置特定情報を出力する出力手段と、を備える。
また、付記2の防災受信機は、付記1に記載の防災受信機において、前記出力手段は、前記防災システムが設けられている建築物の通り芯の位置を特定する情報を、前記位置特定情報として出力する。
また、付記3の防災受信機は、付記1又は2に記載の防災受信機において、前記防災システムを監視する監視モードを指定する監視モード指定情報又は前記防災システムを管理する管理モードを指定する管理モード指定情報のうちの、何れか一方の指定情報を受信する受信手段、を備え、前記出力手段は、前記受信手段が前記監視モード指定情報を受信した場合に、前記位置特定情報を出力せず、前記受信手段が前記管理モード指定情報を受信した場合に、前記位置特定情報を出力する。
また、付記4の防災受信機は、付記1から3のいずれか一項に記載の防災受信機において、前記出力手段は、防災受信機の表示装置を含んでおり、前記表示装置は、前記防災システムが設けられている建築物の地図画像、及び前記防災システムの画像を、前記位置特定情報と共に表示する。
(付記の効果)
付記1に記載の防災受信機によれば、防災システムの位置を特定する位置特定情報を出力することができるので、当該情報に基づいて防災システムの位置を容易に特定することができ、防災システムに関する作業の作業効率を向上させることができる。
付記2に記載の防災受信機によれば、防災システムが設けられている建築物の通り芯の位置を特定する情報を出力することができるので、建築物の柱と防災システムとの相対的位置関係に基づいて、防災システムの位置を容易に特定することができ、防災システムに関する作業の作業効率を向上させることができる。
付記3に記載の防災受信機によれば、監視モード指定情報を受信した場合に、位置特定情報を出力せず、受信手段が管理モード指定情報を受信した場合に、位置特定情報を出力することができるので、各モードに応じた適切な情報を出力し、防災システムに関する作業の作業効率を向上させることができる。従って、例えば、監視モードを指定した場合、位置特定情報を出力しないので、冗長な情報が出力されるのを防止し、防災システムを効率良く監視することができる。また、例えば、管理モードを指定した場合、位置特定情報を出力するので、当該情報に基づいて防災システムの位置を容易に特定することができ、防災システムのメンテナンス作業、又は、当該防災システムの設置に関する施工作業等を、効率良く行うことができる。
付記4に記載の防災受信機によれば、建築物の地図画像、及び防災システムの画像を、位置特定情報と共に表示することができるので、当該表示の目視確認により、防災システムの位置を容易に特定することができ、防災システムに関する作業の作業効率を向上させることができる。
1 防排煙装置
2 感知器
3 受信機本体
4 情報出力装置
5 通常監視画面
6 管理画面
41 通信部
42 操作部
43 表示部
44 記憶部
45 制御部
50 レイアウト画像
50a 領域
51 防排煙装置シンボル
52、52a 感知器シンボル
61 通り芯画像
62 通り芯識別画像
100 防災システム
300 受信機
451 モード判定部
452 認証部
453 画像処理部
501 壁
502 柱
503 扉
Ar 範囲


Claims (3)

  1. 防災システムに関する情報を格納する格納手段と、
    前記格納手段が格納している情報に基づいて、前記防災システムの位置を特定する位置特定情報を出力する出力手段と、
    前記防災システムを監視する監視モードを指定する監視モード指定情報又は前記防災システムを管理する管理モードを指定する管理モード指定情報のうちの、何れか一方の指定情報を受信する受信手段と、を備え、
    前記出力手段は、前記受信手段が前記監視モード指定情報を受信した場合に、前記位置特定情報を出力せず、前記受信手段が前記管理モード指定情報を受信した場合に、前記位置特定情報を出力する、
    防災受信機。
  2. 前記出力手段は、前記位置特定情報を表示して出力し、
    前記出力手段は、指定されている表示倍率に応じて、前記位置特定情報の表示内容を異ならせる、
    請求項1に記載の防災受信機。
  3. 前記位置特定情報は、消防用の配線の位置を特定する情報を含む、
    請求項1又は2に記載の防災受信機。
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