JPH11175141A - 警報装置およびハードコピー出力制御システム - Google Patents

警報装置およびハードコピー出力制御システム

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JPH11175141A
JPH11175141A JP34042197A JP34042197A JPH11175141A JP H11175141 A JPH11175141 A JP H11175141A JP 34042197 A JP34042197 A JP 34042197A JP 34042197 A JP34042197 A JP 34042197A JP H11175141 A JPH11175141 A JP H11175141A
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明宗 木村
Hidenobu Nishiyama
英伸 西山
Takahiro Fukutomi
孝浩 福冨
Masaaki Furuse
正昭 古瀬
Mitsuharu Nakagawa
光春 中川
Yoshie Kajioka
よしえ 梶岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計算機の異常による警報処理システムの停止
を防ぐ。 【解決手段】 プラント11からプロセスデータを入力
し警報処理する警報処理計算機(警報作成手段12)を
n台設け、優先度判定切替手段13によりn台の警報作
成手段12のなかで正常でかつ優先度の高いものを選択
して警報処理させ、この計算機が停止したとき、次に優
先度の高い計算機の警報作成手段12を選択して警報処
理を継続させるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電プラント等の
警報発生を知らせる警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に発電プラント等のプラントにおい
て、プラント警報・装置異常が発生した場合、プラント
各部で計測しているプロセスデータが予め決められてい
る警報設定値を逸脱したか否かによりこれを検出し、警
報窓点灯および表示装置への表示により、警報発生、発
生機器、警報内容等を運転員に通知している。
【0003】このような警報処理は計算機で行われる
が、発電プラントのようなプラントの監視制御システム
においては、プラント制御する制御装置やこれらを監視
制御する計算機でプロセスデータが警報設定値を逸脱し
たか否かの判断を実施している。
【0004】そして近年は、計算機にて警報を集中監視
するために、計算機にて監視する警報点数は増加する方
向である。このため、警報窓に集約される警報点数も増
加している。
【0005】一方では、警報窓を集約化して窓数を減ら
す試みがなされており、さらにはこの警報窓がない警報
窓レスシステムになってきている。このため、表示装置
にて警報を監視する重要度が高まっている。
【0006】この表示装置に表示された警報画面は、必
要に応じてハードコピーとして保存される。図62は、
従来のハードコピー出力制御システムを示すもので、表
示装置1は画面データ出力処理手段2からの画面データ
を表示し、運転員は表示された画面のハードコピー要求
を入力装置3の操作により入力する。入力されたハード
コピー要求はハードコピー要求処理手段4を介して画面
データ出力処理手段2に通知され、画面データ出力処理
手段2は表示装置1へ表示している画面データをハード
コピー画面データ出力手段5へ出力する。ハードコピー
画面データ出力手段5は、画面データ出力処理手段2か
らの画面データをハードコピー出力処理し、プリンタ等
のハードコピー出力装置6へ出力する。これによって、
運転員によってハードコピー要求された表示画面はハー
ドコピー出力装置6からハードコピーとして出力され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
警報装置においては、警報処理をしている計算機が停止
した場合、警報情報の出力ができなくなり、計算機によ
る警報監視の範囲および警報点数の増加傾向にあること
から、計算機停止を考慮すると警報バックアップを欠か
せないという問題が出てきている。
【0008】また、警報窓レスシステムにおいては、警
報窓レスにより設備ごとにどのような警報メッセージが
発生しているか判断できなくなるという問題点が出てき
ている。
【0009】また、計算機にて監視する警報点が多くな
ったことによって、警報が発生した時、重要な警報と軽
微な警報の区別が表示装置の警報画面上から判断できな
くなるという問題が出てきている。
【0010】また、制御装置の2箇所以上で警報判定を
実施している警報装置においては、この警報発生のタイ
ミングずれが発生する。警報発生の要因分析をする場
合、このずれにより何が警報発生元なのか究明できない
ことがあるという問題が出てきている。
【0011】さらに、プラントの警報情報はオペレータ
に対して必要以上の警報出力しないことが理想である
が、プラント制御する制御装置の定期的な点検時は、装
置電源断とか装置調整で、予め解っている警報を出して
しまう。
【0012】プラント運転する運転員は、警報出力され
るごとに制御装置の点検で出力された警報か本来のプラ
ント警報かを、その都度判断することが必要であり負担
を掛けてしまうという問題があった。
【0013】さらにまた、従来のハードコピー出力制御
システムでは、ハードコピー要求した画面はハードコピ
ー装置から順次出力されるが、この場合、ハードコピー
要求した画面データは紙として出力され、画面データの
記憶媒体は紙だけとなる。記憶媒体が紙の場合、色あせ
等での劣化により、画面データの保管が非常に難しいと
いう問題があった。
【0014】本発明は、上記問題点に対処してなされた
もので、警報処理をする計算機の冗長化を図って、優先
度が高い計算機が停止した場合は、警報処理を行う計算
機全てが停止するまで順次警報処理をバックアップし
て、警報監視を継続する警報装置を提供することを目的
とする。
【0015】また本発明は、プラントを系統ごとに区分
した警報窓を表示装置上に表示し、表示した警報窓を選
択することにより、その窓に属する警報状態中の入力点
を容易に認識できるようにした警報装置を提供すること
を目的とする。
【0016】また本発明は、警報が発生したとき、その
警報の重要性(カテゴリ)を認識できるように、発生し
た警報のカテゴリの組み合わせに応じて、形式を変えて
警報を通知する警報装置を提供することを目的とする。
【0017】また本発明は、2箇所以上の制御装置の警
報判定処理の警報判定ずれがないように、警報判定処理
時に警報発生時刻を付加して管理する警報装置を提供す
ることを目的とする。
【0018】また本発明は、定期的な点検時等に、未然
に不要な警報を出力しないようにした警報装置を提供す
ることを目的とする。
【0019】さらに本発明は、ハードコピーしたい画面
データを紙以外の記憶媒体に保存可能にしたハードコピ
ー出力制御システムもしくはこのハードコピー出力制御
システムを備えた警報装置を提供することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明の警報装置は、接続信号を入力しているとき、プラン
トからのプロセスデータを入力して警報状態を判定し、
その判定結果に基づいて警報情報を作成する複数の警報
作成手段と、複数の警報作成手段の各々について正常か
否かの信号を入力し、正常な警報作成手段のうち最も優
先度の高い警報作成手段に接続信号を出力する優先度判
定切替手段と、警報作成手段から出力される警報情報に
基づいて出力装置への出力処理を行う出力処理手段とを
具備することを特徴とする。
【0021】請求項1の発明においては、優先度の高い
警報作成手段が停止しても、次に優先度の高い警報作成
手段に優先度判定切替手段から接続信号が出力され、警
報処理を行う計算機がすべて停止するまで警報処理を継
続させることができる。
【0022】請求項2の発明の警報装置は、入力点ごと
に表示装置へ表示する警報窓情報を格納する警報窓デー
タベースと、表示装置に表示されている警報窓の現在の
状態を保存する警報窓状態メモリと、プラントからのプ
ロセスデータに基づいて入力点ごとに警報状態を判定す
る警報判定手段と、警報判定手段の判定結果から警報窓
データベースおよび警報窓状態メモリに基づいて、表示
装置へ表示するための警報情報を作成する警報情報作成
手段と、この警報情報作成手段から得られる各入力点の
警報状態を警報窓ごとに保存する警報窓ポイントデータ
テーブルと、表示装置に表示された警報窓から運転員に
よって選択された警報窓選択情報に基づいて、警報窓状
態メモリの該当する警報窓を選択中に更新するととも
に、警報窓ポイントデータテーブルから当該警報窓に対
応する入力点の警報状態を取り出し、警報ポイント情報
を作成する警報窓選択手段と、警報情報作成手段からの
警報情報および警報窓選択手段からの警報ポイント情報
を表示装置へ出力処理する出力処理手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0023】請求項2の発明においては、運転員によっ
て選択された警報窓に属する警報メッセージのみ表示装
置に表示されることにより、警報を発生している入力点
(警報点)を運転員に容易に認識させることができる。
【0024】請求項3の発明の警報装置は、プラントか
らのプロセスデータに基づいて入力点ごとに警報状態を
判定する警報判定手段と、入力点ごとに警報としての重
要度を示す警報カテゴリ情報を格納する警報カテゴリデ
ータベースと、警報判定手段からの判定結果に基づい
て、警報カテゴリデータベースから、警報と判定された
入力点の警報カテゴリ情報を抽出する警報カテゴリ情報
設定手段と、警報カテゴリの組合わせと警報通知パター
ンとの対応情報を格納する警報通知パターンデータベー
スと、警報カテゴリ情報設定手段からの警報と判定され
た入力点の警報カテゴリ情報から警報カテゴリの組合わ
せを判定し、警報通知パターンデータベースから対応す
る警報通知パターン情報を取り出して、この警報通知パ
ターンに従った警報情報を作成する警報情報作成手段
と、この警報情報作成手段からの警報情報に基づいて対
応する出力装置へ出力処理する出力処理手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0025】請求項3の発明においては、発生した警報
の重要度に応じて、表示装置に表示する警報メッセージ
の表示数や表示色を変えたり、警報音の音色を変えて警
報発生を通知することができ、運転員に迅速に警報の重
要度を認識させることができる。
【0026】請求項4の発明の警報装置は、プラントか
らプロセスデータを入力するプラント入力手段、入力さ
れたプロセスデータと対応する警報設定値との比較によ
り入力点ごとに警報状態を判定する警報判定手段、およ
び判定された入力点のプロセスデータと警報状態と警報
時刻を含む警報判定情報を伝送路を介して出力する警報
判定情報出力手段を有する制御装置と、伝送路を介して
伝送された各制御装置からの警報判定情報に基づいて、
警報状態の変化した入力点について警報時刻を付した警
報メッセージデータを作成する警報情報作成手段と、こ
の警報情報作成手段からの警報時刻を付した警報メッセ
ージデータを警報時刻順に出力装置へ出力する出力処理
手段とを具備することを特徴とする。
【0027】請求項4の発明においては、プラントの警
報判定を2箇所以上の制御装置で実施している場合に、
制御装置が警報判定情報に警報時刻を付して出力し、警
報判定情報を収集する計算機が警報時刻を付した警報メ
ッセージを時刻順に出力表示することにより、2箇所以
上の制御装置での警報判定処理時間の相違による警報発
生のタイミングずれを解消することができる。
【0028】請求項5の発明は、請求項1〜4の警報装
置において、所定の警報ごとに除外するか否かを設定
し、除外設定した警報の情報出力を抑制する警報除外手
段を具備することを特徴とする。
【0029】請求項6の発明の警報装置は、入力点と警
報窓との対応情報を格納する警報窓データベースと、入
力点もしくは所定の入力点群ごとに警報判定を除外する
か否かを設定する警報除外手段と、プラントからのプロ
セスデータに基づいて入力点ごとに警報状態を判定し、
警報と判定された入力点から前記警報除外手段によって
除外設定された入力点を除外して警報判定結果を出力す
る警報判定手段と、警報窓の現在の表示状態を保存する
警報窓状態メモリと、警報判定手段の判定結果から警報
窓データベースおよび警報窓状態メモリに基づいて、警
報窓の表示情報および警報メッセージの表示情報を作成
する警報情報作成手段と、この警報情報作成手段によっ
て作成された表示情報を出力処理する出力処理手段とを
具備することを特徴とする。
【0030】請求項5および6の発明においては、警報
除外スイッチなどの警報除外手段を制御装置や警報窓単
位に設けることにより、定期検査等による不要な警報の
出力を未然に防ぐことができる。
【0031】請求項7の発明は、請求項1〜6の警報装
置において、運転員からのハードコピー要求により表示
装置に表示中の画面データを保存メモリに保存する手段
と、運転員からのハードコピー確認要求により保存メモ
リの保存内容を示すハードコピー要求確認画面を表示装
置へ表示する手段と、ハードコピー要求確認画面から運
転員によって選択されたハードコピー画面のハードコピ
ー出力要求を受け付け、保存メモリから対応するハード
コピー画面データを取り出してハードコピー出力装置へ
出力する手段と、ハードコピー要求確認画面から運転員
によって選択されたハードコピー画面のハードコピー保
存要求を受け付け、保存メモリから対応するハードコピ
ー画面データを取り出して記憶装置へ保存する手段とを
具備することを特徴とする。
【0032】請求項8の発明のハードコピー出力制御シ
ステムは、運転員からのハードコピー要求により表示装
置に表示中の画面データを保存メモリに保存する手段
と、運転員からのハードコピー確認要求により保存メモ
リの保存内容を示すハードコピー要求確認画面を表示装
置へ表示する手段と、ハードコピー要求確認画面から運
転員によって選択されたハードコピー画面のハードコピ
ー出力要求を受け付け、保存メモリから対応するハード
コピー画面データを取り出してハードコピー出力装置へ
出力する手段と、ハードコピー要求確認画面から運転員
によって選択されたハードコピー画面のハードコピー保
存要求を受け付け、保存メモリから対応するハードコピ
ー画面データを取り出して記憶装置へ保存する手段とを
具備することを特徴とする。
【0033】請求項7および8の発明においては、ハー
ドコピー要求した画面を確認し、ハードコピーとして出
力したり、記憶装置へ保存することができる。これによ
り、紙以外の記憶媒体に保存することができるため、ハ
ードコピー画面データの劣化を防止することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。
【0035】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
もので、本実施の形態の警報装置は、発電プラント等の
プラント11からプロセスデータを入力し警報処理する
n台の警報処理計算機すなわち警報作成手段12と、n
台の警報作成手段12のいずれを使用するかを決定する
優先度判定切替手段13と、警報処理する警報作成手段
12から警報メッセージデータを取り込む警報メッセー
ジ入力手段14と、警報メッセージ入力手段14からの
警報メッセージを警報出力装置15へ表示する表示処理
手段16とで構成されている。
【0036】図2は、図1の構成をさらに詳細に示すも
ので、各警報作成手段12は、優先度判定切替手段13
からの接続信号によりプラント11からプロセスデータ
を入力するプラント入力手段21と、入力するプロセス
データの入力点ごとに警報か否かを判定するための警報
設定値を格納する警報設定値テーブル22と、警報設定
値テーブル22から警報設定値を取り出す警報設定値入
力手段23と、プラント入力手段21からのプロセスデ
ータと警報設定値入力手段23からの対応する警報設定
値から警報か否かを判定する警報判定手段24と、警報
判定手段24からの判定結果に基づいて警報情報を作成
する警報情報作成手段25と、警報情報作成手段25か
らの警報情報に基づいて警報出力装置15へ警報通知の
出力処理を行う警報出力処理手段26とで構成されてい
る。
【0037】また、優先度判定切替手段13は優先度処
理手段27と切替手段28からなり、優先度処理手段2
7により警報処理を実行させる警報作成手段12を決定
し、決定された警報作成手段12に切替手段28により
接続信号を出力する。
【0038】なお、警報出力装置15としては、プリン
タ29、チャイム30、表示装置1等が設置される。
【0039】次に、本実施の形態の作用を図1および図
2を参照しながら説明する。優先度判定切替手段13
は、警報作成手段12にそれぞれ対応するn台の警報処
理計算機のそれぞれ正常/異常を示す信号を入力し、優
先度処理手段27にて正常な計算機のうち最も優先度の
高い計算機すなわち警報作成手段12を決定する。優先
度判定切替手段13の切替手段8は、優先度処理手段2
7で決定された警報処理計算機(警報作成手段12)に
接続信号を送り、警報処理を実行させる。
【0040】警報作成手段12は、優先度判定切替手段
13から接続信号を入力すると、プラント入力手段21
によりプラント11からのプロセスデータを入力する。
入力されたプロセスデータは、警報判定手段24におい
て、警報設定値入力手段により警報設定値テーブル22
から取り出された対応する入力点の警報設定値と比較さ
れ、警報設定値を逸脱した場合にその入力点は警報と判
定される。警報作成手段12は、次に警報情報作成手段
25により、警報判定手段24の判定結果と判定に用い
た警報設定値およびプロセスデータに基づいて警報情報
を作成し、その結果を警報出力処理手段26により、警
報出力装置15のプリンタ29およびチャイム30に出
力する。
【0041】また、警報メッセージ入力手段14は、運
転員からの警報表示要求があった場合に、優先度判定切
替手段13を通じて警報情報作成手段25により作成さ
れた警報情報のうち警報メッセージデータを取り込み、
表示処理手段16を介して警報出力装置15の表示装置
1に表示する。
【0042】警報処理を行っていた計算機が停止した場
合、優先度判定切替手段13はこの計算機に対して送っ
ていた接続信号を切断して処理を止めるとともに、正常
な警報処理計算機の中で最も優先度の高い警報処理計算
機に対して接続信号を送り、警報処理の実行を要求す
る。
【0043】また、優先度判定切替手段13は、警報処
理実行中の計算機よりも優先度の高い警報処理計算機が
正常になると、警報処理実行中の計算機に送っていた接
続信号を切断し、接続信号の出力先を優先度の高い計算
機に切り替える。
【0044】以上の説明からも明らかなように、本実施
の形態によれば、警報処理用の計算機を冗長化して、正
常な計算機のうちで優先度の高い計算機を使用するよう
にすることにより、警報処理を行う計算機がすべて停止
するまで順次警報処理をバックアップすることができ
る。
【0045】図3は、本発明の第2の実施の形態を示す
もので、本実施の形態の警報装置は、プラント11から
プロセスデータを入力するプラント入力手段31と、警
報設定値を格納する警報設定値テーブル32と、警報設
定値テーブル32から警報設定値を取り出す警報設定値
入力手段33と、プラント入力手段31からのプロセス
データと警報設定値入力手段33からの警報設定値の比
較により各入力点の警報状態を判定する警報判定手段3
4と、入力点ごとに対応する警報窓情報および警報窓ご
とに警報状態による表示パターンを格納する警報窓デー
タベース35と、警報窓の現在の表示状態を保存する警
報窓状態メモリ36と、警報情報作成手段37と、警報
窓ごとに属する各入力点の現在の警報状態を保存する警
報窓ポイントデータテーブル38と、表示データの表示
装置1への表示処理を行う表示処理手段39と、対話装
置40にて選択された警報窓を判別しこの警報窓に属す
る警報点のメッセージデータを作成する警報窓選択手段
41とで構成される。
【0046】図4は、警報窓データベース35のデータ
構成例を示すもので、プロセスデータの入力点ごとに対
応する警報窓が設定され、その警報窓ごとに正常時/異
常時の表示パターンが設定されている。
【0047】図5は、警報窓状態メモリ36のデータ構
成例を示すもので、警報窓ごとに現在の表示状態が警報
状態か否かを示す現在状態データと、運転員によって選
択されているか否かの選択状態データが格納されてい
る。
【0048】図6は、警報窓ポイントデータテーブル3
8のデータ構成例を示すもので、警報窓ごとにこの警報
窓に属する入力点の各警報状態が格納されている。
【0049】次に、本実施の形態の作用を説明する。プ
ラント入力手段31は、プラントの温度や圧力等の監視
用のデータを周期的に読み込み、警報判定手段34に通
知する。
【0050】警報判定手段34は、プラント入力手段3
1から通知された入力点に応じて、警報設定値入力手段
33を介して、入力点ごとに警報設定値が保存されてい
る警報設定値テーブル32を読み込み、入力したプラン
ト状態が警報か否かを判定する。判定した結果が正常→
警報または警報→正常の場合には、警報情報作成手段3
7に入力点情報としての入力点番号とともに警報状態遷
移情報を通知する。
【0051】警報情報作成手段27は、図7に処理の流
れを示すように、警報判定手段34から通知された警報
判定結果情報を取り出し(ステップ100)、警報判定
結果情報の中の入力点番号に応じた窓情報データを図4
に示すような警報窓データベース35より取り出す(ス
テップ101)。ついで、警報窓データベース35にて
取り出した窓情報データをキーとして、警報窓状態メモ
リ36より警報窓の現状ステータスおよび警報窓の選択
状態を取り出し(ステップ102)、入力点の状態遷移
および警報窓の現状ステータスより入力点の警報状態遷
移を判定する(ステップ103)。
【0052】入力点の警報状態遷移が警報→正常で、そ
の入力点が属する警報窓に警報と判定された入力点が1
点もないときには、警報窓データベース35に基づいて
全点正常復帰の警報情報データすなわち正常復帰パター
ンの警報窓の表示データを作成する。また、このとき該
当する警報窓が選択状態となっている場合には警報メッ
セージデータを作成する(ステップ104)。
【0053】入力点の警報状態遷移が警報→正常である
が、その入力点が属する警報窓にはまだ警報発生状態の
入力点が含まれているときには、警報窓表示データは作
成せず、このとき警報窓が選択状態となっている場合に
は警報メッセージデータを作成する(ステップ10
5)。
【0054】また、入力点の警報状態遷移が正常→警報
の場合には、警報発生パターンの表示データを警報窓デ
ータベース35に基づいて作成する。さらに、このとき
警報窓が選択されている場合には警報メッセージデータ
を作成する(ステップ106)。
【0055】警報情報作成手段37は、上記警報表示デ
ータを作成した後、警報窓状態メモリ36における警報
窓の状態を更新するとともに、変化した入力点の警報状
態を警報窓ポイントデータテーブル38に保存し、作成
した表示データを表示処理手段39に受け渡す。
【0056】表示処理手段39は、受け取った表示デー
タをもとに表示装置1に警報窓表示および警報メッセー
ジ表示を行う。
【0057】運転員が表示装置1に表示された警報窓情
報からさらに詳しい警報情報を知りたい場合には、対話
装置40にて所望の警報窓エリアを選択することによ
り、警報窓選択手段41が選択された窓に含まれる警報
点(警報発生状態となっている入力点)を警報窓ポイン
トデータテーブル38より取り出してメッセージデータ
を作成する。
【0058】表示処理手段39は、警報窓選択手段41
で作成されたメッセージデータを表示装置1に表示する
とともに、警報窓状態メモリの選択した警報窓に該当す
るエリアを選択中として更新する。
【0059】以上の説明からも明らかなように、本実施
の形態によれば、警報窓の設置スペースを削減すること
ができるとともに、表示装置に表示された警報窓情報か
ら、必要に応じてその警報窓に属する入力点のうち警報
を発生している入力点(警報点)を容易に認識させるこ
とができる。
【0060】図8は、本発明の第3の実施の形態を示す
もので、本実施の形態の警報装置は、プラント11から
プロセスデータを入力するプラント入力手段45と、警
報設定値を格納する警報設定値テーブル46と、警報設
定値テーブル46から警報設定値を取り出す警報設定値
入力手段47と、プラント入力手段45からのプロセス
データと警報設定値入力手段47からの警報設定値の比
較により各入力点の警報状態を判定する警報判定手段4
8と、入力点ごとに警報としての重要度を示す警報カテ
ゴリ情報を格納する警報カテゴリデータベース49と、
警報と判定された入力点の警報カテゴリ情報を設定する
警報カテゴリ情報設定手段50と、警報カテゴリの組合
わせと警報通知パターンとの対応情報を格納する警報通
知パターンデータベース51と、警報カテゴリ情報設定
手段50からの警報カテゴリ情報により警報通知パター
ンデータベース51に基づいて警報カテゴリ組み合わせ
パターンを設定する警報カテゴリ組み合わせパターン設
定手段52と、警報カテゴリ情報設定手段50からの警
報判定情報および警報カテゴリ組み合わせパターン設定
手段52からの警報カテゴリ組み合わせパターンにより
警報通知情報を作成する警報通知情報作成手段53と、
警報通知情報作成手段53からの警報通知情報に基づい
て警報メッセージを表示装置1に表示する警報メッセー
ジ出力手段54と、警報通知情報作成手段53からの警
報通知情報に基づいて警報音をスピーカー55から出力
させる警報音出力手段56とで構成されている。
【0061】図9は、本実施の形態のネットワーク上の
構成例を示すもので、図8に示すプラント入力手段45
から警報判定手段48までは制御装置61a、61b、
…に組み込まれ、各制御装置61a、61b、…はネッ
トワーク62aを介して警報処理サーバ63および警報
処理クライアント64に接続される。警報処理サーバ6
3は、図8に示す警報カテゴリ情報設定手段50を有
し、警報処理クライアント64は警報カテゴリ組み合わ
せパターン設定手段52と警報通知情報作成手段53を
有する。警報処理クライアント64は、さらにネットワ
ーク62bを介して、警報メッセージ出力手段54と表
示装置1からなる表示処理装置65、および警報音出力
手段56とスピーカー55からなる音声通報装置66に
接続されている。
【0062】図9において、61a〜61c、63、6
4はそれぞれネットワークに乗った計算機であり、プラ
ント11のプロセスデータは、制御装置61a〜61c
にて警報判定が行われ、その結果とプロセスデータが警
報処理サーバ63および警報処理クライアント64に伝
送される。警報処理サーバ63は、警報カテゴリ情報を
判定し、その結果が警報処理クライアント64に伝送さ
れる。警報処理クライアント64は、各制御装置61
a、61b、…および警報処理サーバ63からのデータ
を加工し、作成された警報通知情報が表示処理装置65
または音声通知装置66から出力される。
【0063】次に、本実施の形態の作用を、制御装置6
1a、61b、…、警報処理サーバ63および警報処理
クライアント64の処理の流れをそれぞれ示す図10〜
図12を参照しながら説明する。
【0064】各制御装置61a〜61cは、図10に示
すように、プラント入力手段45によりプラント11か
らプロセスデータを入力し(ステップ200)、警報判
定手段48に渡す。一方、警報判定手段は48は警報設
定値入力手段47を介し警報設定値データベース46よ
り警報設定値を検索し(ステップ201)、警報状態の
判定を行い(ステップ202〜204)、その判定結果
をプラントデータとともにネットワーク62aを介して
伝送する(ステップ205)。
【0065】警報処理サーバ63は、図11に示すよう
に、警報カテゴリ情報設定手段50により各制御装置6
1a〜61cからプラントデータとその警報判定結果を
入力し(ステップ210)、警報発生の場合、発生点に
対して警報カテゴリデータベース49を検索し(ステッ
プ211)、得られたデータを警報カテゴリ情報として
設定して(ステップ212)、プラントデータおよびそ
の警報判定結果とともに警報処理クライアント64にネ
ットワーク62aを介して伝送する(ステップ21
3)。
【0066】警報処理クライアント64は、図12に示
すように、警報通知情報作成手段63により警報カテゴ
リ情報とともにプラントデータおよびその警報判定結果
を入力し(ステップ220)、警報を発生した入力点ご
とにその警報カテゴリタイプを判定する(ステップ22
1)。ついで、警報カテゴリ組み合わせパターン設定手
段52を介して、判定された警報カテゴリタイプとその
発生数から(ステップ222)、警報通知パターンデー
タベース51を検索し(ステップ223)、得られた通
知パターンおよび警報情報を警報音出力手段56、警報
メッセージ出力手段54に伝送する。
【0067】警報音出力手段56は、警報処理クライア
ント64から伝送された通知パターンに従って指定され
た音色や音量の警報音をスピーカー55から出力させ
る。
【0068】警報メッセージ出力手段54は、警報処理
クライアント64から伝送された通知パターンに従って
指定された表示色等の表示形式で警報メッセージを表示
装置1に出力する。
【0069】以上の説明からも明らかなように、本実施
の形態によれば、発生した警報の重要度に応じて、表示
装置に表示する警報メッセージの表示数や表示色を変え
たり、警報音の音色を変えて警報発生を通知することが
でき、運転員に迅速に警報の重要度を認識させることが
できる。
【0070】図13は、本発明の第4の実施の形態を示
すもので、本実施の形態の警報装置は、各制御装置71
a、71b、…内に設置された、プラント11からの圧
力、温度等のプラント状態量を示すプロセスデータを周
期的に取り込むプラント入力手段72、警報設定値を格
納する警報設定値テーブル73、警報設定値テーブル7
3から警報設定値を取り出す警報設定値入力手段74、
入力したプロセスデータと対応する警報設定値から警報
か否かを判定する警報判定手段75、および警報判定情
報として警報判定結果と時刻を出力する警報判定情報出
力手段76と、各制御装置71a、71b、…とネット
ワーク77を介して接続される計算機78内の、各制御
装置71a、71b、…からの警報判定情報を入力する
警報判定情報入力手段79、入力点に対応する入力点名
称を格納するデータベース80、警報判定情報とデータ
ベース80に基づいて警報メッセージ情報を作成する警
報メッセージ作成手段81、および作成された警報メッ
セージを表示装置1に表示する表示処理手段82とで構
成される。
【0071】次に、本実施の形態の作用を説明する。制
御装置71bにおいて、プラント入力手段72は、プラ
ント11からの圧力、温度等のプラント状態量をプロセ
スデータとして周期的に取り込んで警報判定手段73に
通知する。このとき、入力点A0001(主蒸気圧力)
のプロセス入力値は10MPa、入力点A0002(主
蒸気温度)のプロセス入力値は530℃であったとす
る。
【0072】警報設定値テーブル73は、保守員が設定
値変更装置83から入力点ごとに警報設定値を設定・変
更することで、入力点ごとに警報設定値とその上/下限
値種別を合わせて警報設定値情報として、図14に示す
ように保存する。
【0073】警報設定値入力手段74は、入力されたプ
ロセスデータの入力点ごとに警報設定値テーブル73よ
り警報設定値情報の取り出しを行う。
【0074】警報判定手段75は、プラント入力手段7
2で取り込んだプロセス入力値の主蒸気圧力=10MP
a、主蒸気温度=530℃と、警報設定値入力手段74
からのプロセス入力値に対応する警報設定値情報である
主蒸気圧力の上限値=15MPa、主蒸気温度の上限値
=500℃とを順次比較して行く。主蒸気圧力はプロセ
ス入力値10MPaが警報設定値の上限値15MPaよ
り小さいので正常、次の主蒸気温度はプロセス入力値5
30℃が警報設定値の上限値500℃を逸脱しているの
で警報とし該当する警報接点と、それぞれの警報時刻を
セットする。この場合、入力点A0001の警報接点=
0、入力点A0002の警報接点=1となり、このとき
の警報時刻は入力点A0001で10時15分30.5秒、入力
点A0002で10時15分31.0秒であったとする。
【0075】警報判定情報出力手段76は、警報判定手
段75の判定結果である入力点A0001、入力点A0
002のそれぞれ警報接点=0、1、警報時刻=10時15
分30.5秒、10時15分31.0秒と、判定に使用したプロセス
入力値=10MPa、530℃および警報制限値情報=
15MPa(上限値)、500℃(上限値)をネットワ
ーク77に送り出す。
【0076】また、別の制御装置71aにおいて、プラ
ント入力手段72から、警報判定手段75に通知するプ
ロセス入力値が、再熱蒸気圧力(入力点A0003)=
13MPa、再熱蒸気温度(入力点A0004)=48
0℃であったとする。
【0077】警報判定手段75は、プラント入力手段7
2で取り込んだプロセス入力値の再熱蒸気圧力=13M
Pa、再熱蒸気温度=480℃に対して、警報設定値入
力手段74により警報設定値テーブル73からプロセス
入力値に対応する警報設定値情報である再熱蒸気圧力の
上限値=10MPa、再熱蒸気温度の上限値=450℃
を取り出して順次比較して行く。主蒸気圧力はプロセス
入力値13MPaが警報設定値の上限値10MPaより
大きいので警報、次の再熱蒸気温度はプロセス入力値4
80℃が警報設定値の上限値450℃を逸脱しているの
で警報とし、該当する警報接点と、それぞれの警報時刻
をセットする。この場合、警報接点(入力点A000
3)=1、警報接点(入力点A0004)=1となり、
このときの警報時刻は10時15分30.8秒(入力点A000
3)、10時15分31.5秒(入力点A0004)であったと
する。
【0078】警報判定情報出力手段76は、警報判定手
段75の判定結果である入力点A0003、入力点A0
004のそれぞれ警報接点=1、1、警報時刻=10時15
分30.8秒、10時15分31.5秒と、判定に使用したプロセス
入力値=13MPa、480℃および警報制限値情報=
10MPa(上限値)、450℃(上限値)をネットワ
ーク77に送り出す。
【0079】なお、警報接点、プロセス入力値、警報設
定値情報のそれぞれの並びの対応は、一致させているも
のとする。
【0080】計算機78において、警報判定情報入力手
段79は、各制御装置71a、71b…からネットワー
ク77を通じて伝送されてくる警報接点、警報時刻、プ
ロセス入力値、警報設定値情報を取り込み、警報接点が
予め保存していた前回の警報接点と変化したかどうか比
較し、警報時刻により時刻の早い順を判定する。
【0081】ここで、前回の警報接点内容を警報接点
(入力点A0001)、(入力点A0002)、(入力
点A0003)、(入力点A0004)=1、0、0、
0であったとする。
【0082】判定結果は、最初に警報時刻10時15分30.5
秒の主蒸気圧力(入力点A0001)は前回値1→今回
値0となるので警報復帰となり、2番目に、警報時刻10
時15分30.8秒の再熱蒸気圧力(入力点A0003)は前
回値0→今回値1となるので警報発生となり、3番目に
警報時刻10時15分31.0秒の主蒸気温度(入力点A000
2)は前回値0→今回値1となるので警報発生となり、
4番目に警報時刻10時15分31.5秒の再熱蒸気温度(入力
点A0004)は前回値0→今回値1となるので警報発
生となる。これで、メッセージ作成要求を警報メッセー
ジ作成手段81に通知する。
【0083】データベース80は、図15に示すよう
に、入力点番号とプロセス入力値の名称の対応テーブル
を格納する。
【0084】警報メッセージ作成手段81は、警報判定
情報入力手段79より警報メッセージ作成要求を受け
て、入力点A0001、A0002、A0003、A0
004のプロセス入力値=10MPa、530℃、13
MPa、480℃と、警報設定値情報=15MPa、5
00℃、10MPa、450℃とを警報判定情報入力手
段79より取り出して、それぞれ対応するプロセス入力
値名称=主蒸気圧力、主蒸気温度、再熱蒸気圧力、再熱
蒸気温度を、図15に示すデータベース80より取り出
して、警報メッセージ表示データを作成し、表示処理手
段82に渡す。
【0085】図16に、警報メッセージ作成手段81が
作成した警報メッセージ表示データを示す。
【0086】表示処理手段82は、警報メッセージ作成
手段81より通知された警報メッセージ表示データを取
り出し、警報発生メッセージの場合は赤表示、警報復帰
メッセージの場合は運転員が確認できるある程度緑表示
した後消去するという指定で、表示装置1の表示データ
に変換して表示装置1へ表示出力を行う。
【0087】これにより、表示装置1は、図17に示す
ような警報メッセージを表示する。
【0088】以上により、本実施の形態においては、制
御装置が常時警報対象項目のプロセス入力を読み込み、
予め決められた警報設定値とプロセス入力とを比較し、
プロセス入力値が警報設定値を逸脱したときは、警報逸
脱したことを示す警報時刻と警報接点、そのときのプロ
セス入力の現在値、制御装置が比較に使用した警報設定
値情報を計算機に送り、計算機はこれらの情報を基に、
警報時刻の順番に、警報点名称、プロセス入力値の現在
値、警報設定値を警報メッセージとして表示装置に出力
を行うことで、2箇所以上の制御装置での警報発生のタ
イミングずれをなくすることができる。
【0089】図18は、本発明の第5の実施の形態を示
すもので、本実施の形態の警報装置は、プラント11か
らプロセスデータを入力するプラント入力手段85、警
報設定値を格納する警報設定値テーブル86と、警報設
定値テーブル86から警報設定値を取り出す警報設定値
入力手段87と、プラント入力手段85からのプロセス
データと警報設定値入力手段87からの警報設定値の比
較により各入力点の警報状態を判定する警報判定手段8
8と、警報を出力することを予め抑制する警報除外スイ
ッチ89と、警報窓の現在の表示状態を保存する警報窓
状態メモリ90と、警報窓ごとに属する入力点情報を格
納する警報窓データベース91と、警報判定手段88か
らの警報判定情報に基づいて警報情報を作成する警報情
報作成手段92と、作成された警報情報を表示装置1に
表示する表示処理手段93とで構成されている。
【0090】図19は、警報設定値テーブル86のデー
タ構成例を示すもので、プロセスデータの入力点ごとに
警報設定値とその上/下限値種別が格納されている。
【0091】図20は、警報窓データベース91のデー
タ構成例を示すもので、プラント系統ごとに区分された
警報窓単位に警報窓番号、窓名称、入力点構成情報が格
納されている。
【0092】次に、本実施の形態の作用を説明する。プ
ラント入力手段85は、プラント11から温度、圧力、
流量、バルブ開閉等のプロセス値を読み込み、警報判定
手段88に通知する。
【0093】警報判定手段88は、プラント入力手段8
5から通知されたプロセス値の入力点に対して、警報設
定値テーブル86に設定されている警報設定値を警報設
定値入力手段87を介して読み込み、プロセス値が警報
設定値を逸脱もしくは警報設定値に該当しているか否か
によりその入力点の警報状態を判定し、警報であった
ら、次に警報窓ごとにもしくは制御装置ごとに設置して
ある警報除外スイッチ89の状態を参照する。この警報
除外スイッチ89が除外状態(ON)となっていたら、
警報判定手段88で判定した結果を警報でないとみな
す。また、この警報除外スイッチ89が非除外状態(O
FF)となっていたら、警報判定手段88で判定した結
果を警報とみなす。この判定結果を警報作成手段92に
通知する。
【0094】警報情報作成手段92は、警報判定手段8
8から通知された入力点の警報判定情報を前回値の情報
と比較して、警報状態に変化があったかどうかを判定す
る。
【0095】ここで、前回値が正常で今回値が警報であ
れば警報メッセージ表示とし、前回値が警報で今回値が
正常であれば警報復帰メッセージ表示とする。前回値と
今回値が変化なければメッセージ表示なしとする。
【0096】警報情報作成手段92は、警報メッセージ
もしくは警報復帰メッセージが存在した場合、図20に
示すような警報窓データベース91およびプラント系統
ごとに区分された警報窓ごとの状態を保存している警報
窓状態メモリ90に基づいて、メッセージ表示対象の入
力点が属する警報窓の表示情報を作成し、警報窓状態メ
モリ90を更新する。
【0097】表示処理手段93は、警報情報作成手段9
2から通知された警報窓表示情報および警報メッセージ
情報に基づいて、表示装置1へ図21に示すように表示
する。
【0098】以上の説明から明らかなように、本実施の
形態によれば、制御装置や警報窓単位に警報除外スイッ
チを設けることにより、定期検査等による不要な警報の
出力を未然に防ぐことができる。
【0099】図22は、本発明の第6の実施の形態を示
すもので、本実施の形態のハードコピー出力制御システ
ムは、画面データを表示装置1へ表示する画面データ出
力処理手段2と、入力装置3を介して運転員からのハー
ドコピー要求を受け付け、画面データ出力処理手段2へ
通知するハードコピー要求処理手段4と、ハードコピー
要求処理手段4が受け付けたハードコピー要求により画
面データ出力処理手段2からの画面データをハードコピ
ー画面データ保存メモリ95に保存するハードコピー画
面データ保存手段96と、入力装置3を介して運転員か
らのハードコピー確認要求を受け付け、ハードコピー画
面データ保存メモリ95内のハードコピー画面データに
ついてハードコピー要求確認画面データを作成するよう
画面データ出力処理手段2へ要求するハードコピー要求
確認処理手段97と、ハードコピー要求確認処理手段9
7によって表示されたハードコピー要求確認画面を介し
て運転員からのハードコピー出力要求またはハードコピ
ー保存要求を受け付けるハードコピー出力要求処理手段
98と、ハードコピー出力要求処理手段98からのハー
ドコピー出力要求またはハードコピー保存要求によりハ
ードコピー画面データ保存メモリ95から対応する画面
データを取り出してハードコピー出力装置6または記憶
装置99へ出力するハードコピー画面データ出力手段5
とで構成されている。
【0100】次に、本実施の形態の作用を説明する。表
示装置1は画面データ出力処理手段2からの画面データ
を表示し、運転員は表示された画面のハードコピー要求
を入力装置3の操作により入力する。ハードコピー要求
処理手段4は、入力装置3からのハードコピー要求を画
面データ出力処理手段2へ通知する。
【0101】画面データ出力処理手段2は、ハードコピ
ー要求処理手段4から通知されたハードコピー要求によ
り、表示装置1に表示している画面データをハードコピ
ー画面データ保存手段96に渡す。ハードコピー画面デ
ータ保存手段96は、画面データ出力処理手段2からの
画面データをハードコピー画面データ保存メモリ95に
保存する。
【0102】運転員はハードコピー要求した画面データ
を確認するため、入力装置3の操作によりハードコピー
確認要求を入力すると、ハードコピー要求確認処理手段
97は、運転員からのハードコピー確認要求を画面デー
タ出力処理手段2に通知する。
【0103】画面データ出力処理手段2は、ハードコピ
ー要求確認処理手段97からのハードコピー確認要求に
よりハードコピー画面データ保存メモリ95内のハード
コピー画面データを読み出し、ハードコピー要求確認画
面データを編集して表示装置1に図23に示すようなハ
ードコピー要求確認画面を表示する。
【0104】図23において、ハードコピー要求確認画
面に表示されているハードコピー画面リストからハード
コピー要求確認画面下部の操作PBのカーソルで目的の
画面を選択し、操作PBによりハードコピー画面の表示
や出力の選択を実行する。また、確認画面が複数枚の場
合は前項、次項PBにより画面を切り替える。
【0105】運転員は、図23に示すようなハードコピ
ー要求確認画面でハードコピー要求した画面データを確
認し、任意のハードコピー画面データについてハードコ
ピー出力装置6へ出力するか、記憶装置99へ保存する
かを選択する。ハードコピー出力装置6へ出力する場合
は、入力装置3の選択操作によりハードコピー出力要求
処理手段98へハードコピー出力要求を入力し、ハード
コピー出力要求処理手段98はハードコピー画面データ
出力処理手段5へハードコピー出力要求を通知する。
【0106】ハードコピー画面データ出力手段98は、
ハードコピー出力要求処理手段98からのハードコピー
出力要求により、要求されたハードコピー画面データを
ハードコピ一画面データ保存メモリ95より取り出し、
ハードコピー出力装置6へ出力する。これにより、ハー
ドコピー出力装置6は、運転員によって出力要求された
画面のハードコピーを出力する。
【0107】記憶装置99へハードコピー画面データを
保存する場合は、入力装置3の選択操作によりハードコ
ピー出力要求処理手段98へハードコピー保存要求を入
力し、ハードコピー出力要求処理手段98はハードコピ
ー画面データ出力手段5へハードコピー保存要求を通知
する。
【0108】ハードコピー画面データ出力手段98は、
ハードコピー出力要求処理手段98からのハードコピー
保存要求により、要求されたハードコピー画面データを
ハードコピ一画面データ保存メモリ95より取り出し、
記憶装置99へ保存する。
【0109】以上の説明からも明らかなように、本実施
の形態によれば、ハードコピー要求した画面を確認し、
ハードコピーとして出力したり、記憶装置へ保存するこ
とができる。これにより、紙以外の記憶媒体に保存する
ことができるため、ハードコピー画面データの劣化を防
止することができる。また、記憶媒体から必要に応じて
ハードコピーを得ることができる。
【0110】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、警報
処理計算機を複数台設け、それらに優先度を付して、常
に正常な計算機のうちで最も優先度の高い計算機を使用
するよう構成することにより、警報処理計算機が停止し
た場合でも警報処理を行う計算機全てが停止するまで順
次バックアップすることができ、警報システムの停止を
防ぐことができる。
【0111】また本発明によれば、警報窓レスシステム
において、表示装置に表示された警報窓から運転員によ
って選択された警報窓の警報点のみ警報メッセージを表
示させることにより、監視機能の高い警報装置を実現す
ることができる。
【0112】また本発明によれば、入力点ごとに警報カ
テゴリを予め設定し、警報カテゴリの組み合わせによっ
て警報通知パターンを予め決めておくことにより、警報
発生時に警報の重要性を表示装置の表示色や警報音から
容易に判断可能にすることができる。
【0113】また本発明によれば、警報発生時刻の順番
に警報メッセージ表示を行うことにより、2箇所以上の
制御装置の警報判定ずれをなくすることができ、警報シ
ステムの信頼性の向上を図ることができる。
【0114】また本発明によれば、警報除外スイッチを
設けることにより、制御装置の定期点検などによる不要
な警報の出力を抑制することができ、運転員に無用な混
乱を与えることを防ぐことができる。
【0115】また本発明によれば、ハードコピー要求し
た画面を、ハードコピーとして出力したり、記憶装置へ
保存することができ、これによりハードコピー画面デー
タを紙以外の記憶媒体に保存することができるため、ハ
ードコピー画面データの長期保存を可能とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の警報装置を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示す本発明の実施の形態の詳細な構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の警報装置を示すブ
ロック図である。
【図4】図3に示す警報窓データベースのデータ構成例
を示す図である。
【図5】図3に示す警報窓状態メモリのデータ構成を示
す図である。
【図6】図3に示す警報窓ポイントデータテーブルのデ
ータ構成例を示す図である。
【図7】図3に示す警報情報作成手段の処理例を示すフ
ローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施の形態の警報装置を示すブ
ロック図である。
【図9】図8に示す警報装置のネットワーク上の概略構
成を示す図である。
【図10】図9に示す制御装置の警報処理例を示すフロ
ーチャートである。
【図11】図9に示す警報処理サーバの警報処理例を示
すフローチャートである。
【図12】図9に示す警報処理クライアントの警報処理
例を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第4の実施の形態の警報装置を示す
ブロック図である。
【図14】図13に示す警報設定値テーブルのデータ構
成例を示す図である。
【図15】図13に示すデータベースのデータ構成例を
示す図である。
【図16】図13に示す警報メッセージ作成手段が作成
する警報メッセージ表示データ例を示す図である。
【図17】図13に示す表示処理手段によって表示装置
に表示される警報メッセージ表示画面例である。
【図18】本発明の第5の実施の形態の警報装置を示す
ブロック図である。
【図19】図18に示す警報設定値テーブルのデータ構
成例を示す図である。
【図20】図18に示す警報窓データベースのデータ構
成例を示す図である。
【図21】図18に示す表示処理手段によって表示装置
に表示される警報表示画面例を示す図である。
【図22】本発明の第6の実施の形態のハードコピー出
力制御システムを示すブロック図である。
【図23】図22に示すハードコピー出力制御システム
におけるハードコピー要求確認画面例を示す図である。
【図24】ハードコピー出力制御システムの従来例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1………表示装置 2………画面データ出力処理手段 3………入力装置 4………ハードコピー要求処理手段 5………ハードコピー画面データ出力手段 6………ハードコピー出力装置 11………プラント 12………警報作成手段 13………優先度判定切替手段 16、39、82、93………表示処理手段 21、31、45、72、85………プラント入力手段 22、32、46、73、86………警報設定値テーブ
ル 24、34、48、75、88………警報判定手段 25、37、92………警報情報作成手段 35、91………警報窓データベース 36、90………警報窓状態メモリ 38………警報窓ポイントデータテーブル 41………警報窓選択手段 49………警報カテゴリデータベース 50………警報カテゴリ情報設定手段 51………警報通知パターンデータベース 52………警報カテゴリ組み合わせパターン設定手段 53………警報通知情報作成手段 61、71………制御装置 62、77………ネットワーク 81………警報メッセージ作成手段 95………ハードコピー画面データ保存メモリ 96………ハードコピー画面データ保存手段 97………ハードコピー要求確認処理手段 98………ハードコピー出力要求処理手段 99………記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古瀬 正昭 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 中川 光春 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 梶岡 よしえ 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続信号を入力しているとき、プラント
    からのプロセスデータを入力して警報状態を判定し、そ
    の判定結果に基づいて警報情報を作成する複数の警報作
    成手段と、 前記複数の警報作成手段の各々について正常か否かの信
    号を入力し、正常な前記複数の警報作成手段のうち最も
    優先度の高い警報作成手段に前記接続信号を出力する優
    先度判定切替手段と、 前記警報作成手段から出力される警報情報に基づいて出
    力装置への出力処理を行う出力処理手段とを具備するこ
    とを特徴とする警報装置。
  2. 【請求項2】 入力点ごとに表示装置へ表示する警報窓
    情報を格納する警報窓データベースと、 前記表示装置に表示されている警報窓の現在の状態を保
    存する警報窓状態メモリと、 プラントからのプロセスデータに基づいて入力点ごとに
    警報状態を判定する警報判定手段と、 前記警報判定手段の判定結果から前記警報窓データベー
    スおよび前記警報窓状態メモリに基づいて、前記表示装
    置へ表示するための警報情報を作成する警報情報作成手
    段と、 この警報情報作成手段から得られる各入力点の警報状態
    を前記警報窓ごとに保存する警報窓ポイントデータテー
    ブルと、 前記表示装置に表示された警報窓から運転員によって選
    択された警報窓選択情報に基づいて、前記警報窓状態メ
    モリの該当する警報窓を選択中に更新するとともに、前
    記警報窓ポイントデータテーブルから当該警報窓に対応
    する入力点の警報状態を取り出し、警報ポイント情報を
    作成する警報窓選択手段と、 前記警報情報作成手段からの警報情報および前記警報窓
    選択手段からの警報ポイント情報を前記表示装置へ出力
    処理する出力処理手段とを具備することを特徴とする警
    報装置。
  3. 【請求項3】 プラントからのプロセスデータに基づい
    て入力点ごとに警報状態を判定する警報判定手段と、 入力点ごとに警報としての重要度を示す警報カテゴリ情
    報を格納する警報カテゴリデータベースと、 前記警報判定手段からの判定結果に基づいて、前記警報
    カテゴリデータベースから、警報と判定された入力点の
    警報カテゴリ情報を抽出する警報カテゴリ情報設定手段
    と、 警報カテゴリの組合わせと警報通知パターンとの対応情
    報を格納する警報通知パターンデータベースと、 前記警報カテゴリ情報設定手段からの警報と判定された
    入力点の警報カテゴリ情報から警報カテゴリの組合わせ
    を判定し、前記警報通知パターンデータベースから対応
    する警報通知パターン情報を取り出して、この警報通知
    パターンに従った警報情報を作成する警報情報作成手段
    と、 この警報情報作成手段からの警報情報に基づいて対応す
    る出力装置へ出力処理する出力処理手段とを具備するこ
    とを特徴とする警報装置。
  4. 【請求項4】 プラントからプロセスデータを入力する
    プラント入力手段、入力されたプロセスデータと対応す
    る警報設定値との比較により入力点ごとに警報状態を判
    定する警報判定手段、および判定された入力点のプロセ
    スデータと警報状態と警報時刻を含む警報判定情報を伝
    送路を介して出力する警報判定情報出力手段を有する制
    御装置と、 前記伝送路を介して伝送された各前記制御装置からの警
    報判定情報に基づいて、警報状態の変化した入力点につ
    いて警報時刻を付した警報メッセージデータを作成する
    警報情報作成手段と、 この警報情報作成手段からの警報時刻を付した警報メッ
    セージデータを判定時刻順に出力装置へ出力する出力処
    理手段とを具備することを特徴とする警報装置。
  5. 【請求項5】 所定の警報ごとに除外するか否かを設定
    し、除外設定した警報の情報出力を抑制する警報除外手
    段を具備することを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れか1項に記載の警報装置。
  6. 【請求項6】 入力点と警報窓との対応情報を格納する
    警報窓データベースと、 入力点もしくは所定の入力点群ごとに警報判定を除外す
    るか否かを設定する警報除外手段と、 プラントからのプロセスデータに基づいて入力点ごとに
    警報状態を判定し、警報と判定された入力点から前記警
    報除外手段によって除外設定された入力点を除外して警
    報判定結果を出力する警報判定手段と、 前記警報窓の現在の表示状態を保存する警報窓状態メモ
    リと、 前記警報判定手段の判定結果から前記警報窓データベー
    スおよび前記警報窓状態メモリに基づいて、前記警報窓
    の表示情報および警報メッセージの表示情報を作成する
    警報情報作成手段と、 この警報情報作成手段によって作成された表示情報を出
    力処理する出力処理手段とを具備することを特徴とする
    警報装置。
  7. 【請求項7】 運転員からのハードコピー要求により表
    示装置に表示中の画面データを保存メモリに保存する手
    段と、 運転員からのハードコピー確認要求により前記保存メモ
    リの保存内容を示すハードコピー要求確認画面を表示装
    置へ表示する手段と、 前記ハードコピー要求確認画面から運転員によって選択
    されたハードコピー画面のハードコピー出力要求を受け
    付け、前記保存メモリから対応するハードコピー画面デ
    ータを取り出してハードコピー出力装置へ出力する手段
    と、 前記ハードコピー要求確認画面から運転員によって選択
    されたハードコピー画面のハードコピー保存要求を受け
    付け、前記保存メモリから対応するハードコピー画面デ
    ータを取り出して記憶装置へ保存する手段とを具備する
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記
    載の警報装置。
  8. 【請求項8】 運転員からのハードコピー要求により表
    示装置に表示中の画面データを保存メモリに保存する手
    段と、 運転員からのハードコピー確認要求により前記保存メモ
    リの保存内容を示すハードコピー要求確認画面を表示装
    置へ表示する手段と、 前記ハードコピー要求確認画面から運転員によって選択
    されたハードコピー画面のハードコピー出力要求を受け
    付け、前記保存メモリから対応するハードコピー画面デ
    ータを取り出してハードコピー出力装置へ出力する手段
    と、 前記ハードコピー要求確認画面から運転員によって選択
    されたハードコピー画面のハードコピー保存要求を受け
    付け、前記保存メモリから対応するハードコピー画面デ
    ータを取り出して記憶装置へ保存する手段とを具備する
    ことを特徴とするハードコピー出力制御システム。
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