JP2005259021A - プラント監視装置及びプラント監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示装置16に表示した画面構成と同じ画面構成の画面の再表示を容易に行えオペレータの負荷軽減を図ることができるプラント監視装置を提供することである。
【解決手段】 画面要求情報記録手段17は、表示装置16に複数の画面が表示されているときにオペレータから画面記録要求を受けたとき、その表示状態を保存するための画面要求情報を作成し画面要求情報テーブル18に保存する。
画面要求表示手段19は、オペレータから保存した画面要求情報の画面の表示要求があったとき、画面要求情報テーブル18から保存した画面要求情報を検索しオペレータ入出力処理手段14へその表示状態の画面の表示要求を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 画面要求情報記録手段17は、表示装置16に複数の画面が表示されているときにオペレータから画面記録要求を受けたとき、その表示状態を保存するための画面要求情報を作成し画面要求情報テーブル18に保存する。
画面要求表示手段19は、オペレータから保存した画面要求情報の画面の表示要求があったとき、画面要求情報テーブル18から保存した画面要求情報を検索しオペレータ入出力処理手段14へその表示状態の画面の表示要求を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明はプラントのプロセス量を入力しプラント監視画面を表示するプラント監視装置及びプラント監視システムに関する。
近年のプラント監視においては、各種プラント情報を画面に表示して監視するためひとつの画面に複数のウィンドウを表示して監視するようになってきている。図15は、そのような複数のウィンドウを表示してプラント監視を行う従来のプラント監視装置の構成図である。
プラント情報はデータ記録手段11を通して表示データテーブル12に保存される。オペレータより表示画面A1の表示要求が入力装置13より入力された場合、オペレータ入出力処理手段14に通知され、オペレータ入出力処理手段14では、表示画面A1の表示データを画面情報テーブル15から抽出すると同時に表示データテーブル12よりプラント情報も抽出し、これら取得したデータを元に表示画面A1用データを作成し、表示装置16に出力する。オペレータより表示画面A2や表示画面A3の表示要求が通知された場合も、同様な処理手順にて表示画面A2、A3用のデータを表示装置16に出力し複数のウィンドウ表示を行う。
複数のウィンドウ表示を行うものとしては、マルチ画面のレイアウトの決定後、このレイアウトをマルチ画面レイアウト情報ファイルに記憶するとともに、このマルチ画面を呼び出すキーとなる画面を同時に記憶し、マルチ画面を呼び出すときに、呼び出す前に全画面に表示されていた画面をキーとして、先に記憶しておいたレイアウトに基づいてマルチ画面を即座に表示できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、複数の画面を表示する表示要求をファンクションキーに対応づけて記憶しておき、ファンクションキーが操作されたとき表示装置の所定の表示位置に表示するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−2382号公報(図1)
特開平3−36689号公報(第2図)
しかし、従来のものはマルチウィンドウを表示する際にレイアウトを予め作成し保存し、これを再表示するものであることから、レイアウトが予め作成されていない場合には、複数回の表示操作を行い複数の画面を表示することになる。
すなわち、プラント監視を行うプラント監視装置の表示装置に対し、複数の画面を同時に表示し、その表示を再現する際には予めレイアウトが記憶されていない場合には、再度同じ複数の画面を表示し直さなければならない。このように、複数の画面を表示した後に再度同じ複数の画面を表示しようとした場合、再度複数回の表示操作を行う必要があった。
本発明の目的は、表示装置に表示した画面構成と同じ画面構成の画面の再表示を容易に行えオペレータの負荷軽減を図ることができるプラント監視装置及びプラント監視システムを提供することである。
本発明のプラント監視装置は、プラント情報のプロセス信号を計算機内部で記録可能なプロセス状態信号に変換するデータ記録手段と、データ記録手段で変換したプロセス状態信号を表示用データとして保存する表示データテーブルと、表示する画面毎の画面データを保存した画面情報テーブルと、オペレータからの要求を計算機へ通知する入力装置と、入力装置から入力された要求に応じて画面情報テーブルに記憶された画面データと表示データテーブルの表示用データとを結びつけ画面表示用データを出力するオペレータ入出力処理手段と、画面表示用データを表示する表示装置と、表示装置に複数の画面が表示されているときにオペレータから画面記録要求を受けたときその表示状態を保存するための画面要求情報を作成する画面要求情報記録手段と、画面要求情報記録手段で作成した画面要求情報を保存する画面要求情報テーブルと、オペレータから画面記録要求にて保存した画面の表示要求があったとき画面要求情報テーブルから保存した画面要求情報を検索しオペレータ入出力処理手段へその表示状態の画面の表示要求を行う画面要求表示手段と、オペレータからの初期設定画面の設定要求により装置立ち上げ時に表示するデフォルト表示設定の画面要求情報を画面要求情報テーブルに記録する初期設定画面要求情報記録手段と、装置立ち上げ時に画面要求情報テーブルに記録したデフォルト表示設定を表示要求する初期設定画面要求表示手段とを備えたことを特徴とする。
本発明のプラント監視システムは、複数の本発明のプラント監視装置と、オペレータの要求により複数のプラント監視装置毎の画面要求情報テーブルにそれぞれ保存された画面要求情報を取り出しひとつにまとめてシステム画面要求情報としてシステム画面要求情報テーブルに保存するシステム画面要求情報記録手段と、オペレータの要求によりシステム画面要求情報テーブルに保存されているシステム画面要求情報を取り出し該当するプラント監視装置の画面要求表示手段に対して必要な表示画面レイアウトを再現するように表示要求をかけるシステム画面表示要求手段とを備えたことを特徴とする。
本発明のプラント監視装置によれば、複数ウィンドウを表示した状態を記録し再現することができるので、オペレータが表示した画面を記憶する必要がなく再表示する際の操作回数の削減も可能となり、オペレータの負荷軽減と操作性が向上される。
本発明のプラント監視システムによれば、複数のプラント監視装置の各々の表示装置にて複数の機能を呼び出す際に、ひとつひとつの機能を表示要求することなくまとめて表示させることができるので、操作回数の削減も可能となりオペレータの負荷軽減と操作性が向上される。
図1は本発明の第1の実施の形態に係わるプラント監視装置10の構成図である。この第1の実施の形態は、図15に示した従来例に対し、画面要求情報記録手段17と、画面要求情報テーブル18と、画面要求表示手段19とを追加して設けたものである。図15と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
画面要求情報記録手段17は、表示装置に複数の画面が表示されているときに、入力装置13によりオペレータから画面記録要求を受けたとき、表示装置16に表示されている複数の画面の表示状態を保存するための画面要求情報を作成するものである。この画面要求情報記録手段17で作成された画面要求情報は画面要求情報テーブル18に保存される。そして、入力装置13によりオペレータから画面記録要求にて保存した画面の表示要求があったときは、画面要求表示手段19は、画面要求情報テーブル18から保存した画面要求情報を検索し、オペレータ入出力処理手段14へその表示状態の画面の表示要求を行う。これにより、表示装置16に表示中の複数の画面が容易に再表示可能となる。
すなわち、データ記録手段11ではプラント情報のプロセス信号aを入力し、計算機内部で記録可能なプロセス状態信号bに変換し、表示データテーブル12に変換されたプロセス状態信号bを保存する。オペレータが入力装置13より表示画面A1を表示要求した場合、入力装置13はオペレータ入出力処理手段14へ表示画面A1〜A3の表示要求を通知し、オペレータ入出力処理手段14では表示画面A1〜A3の表示データを画面情報テーブル15より抽出すると共に表示データテーブル12よりプロセス状態信号bを抽出し画面表示用データcを作成し、表示装置16へ出力する。表示装置16では、オペレータ入出力処理手段14より出力される画面表示用データcを元にプラント監視画面を表示する。
そして、入力装置13よりオペレータから画面記録要求dがあった場合、画面要求情報記録手段17はオペレータ入出力処理手段14から画面記録要求dが通知された時点での画面要求情報eを作成し、画面要求情報テーブル18にこれを保存する。
図2は、画面要求情報テーブル18の一例を示す説明図である。画面要求情報テーブル18では画面記録要求dが通知された時点の表示装置16に表示されている画面種別と画面表示位置情報とを保存する。例えば、画面記録要求時に表示されている画面として、表示画面A1〜A3がある場合、これら表示画面A1〜A3の各々の画面種別(表示画面A1〜A3)と画面表示位置情報P1〜P3を画面要求情報e(画面要求情報番号A−1)として保存する。以下、同様に別の画面要求情報eが入力された場合には、画面要求情報番号A−2〜A−nとして順次保存する。
オペレータより記録した画面(画面要求情報番号A−1)の表示要求があった場合には、画面要求表示手段19にて画面要求情報e(=画面要求情報番号A−1)をキーに画面要求情報テーブル18を検索し、検索結果(表示画面A1〜3、画面表示位置情報P1〜P3)をオペレータ入出力処理手段14に渡す。そして、オペレータ入出力処理手段14では表示データテーブル12と画面情報テーブル15の各データより表示画面A1〜A3の画面表示用データcを作成し、表示装置16に表示する。これにより、過去に記録した複数枚の画面の再表示が可能となる。
第1の実施の形態によれば、複数の画面を表示した状態を記録し再現することができるので、オペレータが表示した画面を記憶する必要がなく再表示する際の操作回数の削減も可能となり、オペレータの負荷軽減と操作性が向上される。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。図3は本発明の第2の実施の形態に係わるプラント監視装置10の構成図である。この第2の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、初期設定画面要求情報記録手段20と初期設定画面要求表示手段21とを追加して設けるとともに、画面要求情報テーブル18に初期設定画面要求情報記録手段20で作成された初期設定画面要求情報を保存するようにしている。図1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
初期設定画面要求情報記録手段20は、入力装置13よりオペレータからの初期設定画面の設定要求により装置立ち上げ時に表示するデフォルト表示設定の初期設定画面要求情報e1を画面要求情報テーブル18に記録する。そして、初期設定画面要求表示手段21は、装置立ち上げ時に画面要求情報テーブル18に記録したデフォルト表示設定をオペレータ入出力処理手段14に表示要求する。これにより、オペレータ入出力処理手段14は初期設定画面を表示装置16に表示する。
このように、初期設定画面要求情報記録手段20はデフォルト表示設定として任意の画面レイアウトを登録でき、初期設定画面要求情報記録手段20に作成された初期設定画面要求情報e1は画面要求情報テーブル18に保存される。初期設定画面要求表示手段21、装置立ち上げ時に初期設定画面要求情報e1を参照し表示装置16に初期設定画面を表示する。
すなわち、初期設定画面要求情報記録手段20は、オペレータの入力装置13からの入力により装置立ち上げの際の初期レイアウトとして画面種別と画面表示位置情報とを初期設定画面要求情報e1として画面要求情報テーブル18に保存する。
図4は、初期設定画面要求情報記録手段20にて画面要求情報テーブル18に保存される初期設定画面要求情報テーブルの一例を示す説明図である。
初期登録した画面が表示画面A1’、表示画面A2’、表示画面A3’の場合これらの画面種別(A1’〜A3’)と各々の画面表示位置情報(P1’〜P3’)を画面要求情報テーブル18に初期設定画面要求情報番号(A−0)として保存する。
そして、プラント監視装置10の起動の際に、初期設定画面要求表示手段21は画面要求情報テーブル18の初期設定画面要求情報テーブルを参照し、オペレータ入出力処理手段14に表示画面種別(表示画面A1’〜A3’)と画面表示位置情報(P1’〜P3’)を渡す。オペレータ入出力処理手段14では表示画面A1’〜A3’毎に表示データテーブル12のデータと画面情報テーブル15のデータより画面表示用データcを作成し表示装置16に初期設定画面を表示する。
第2の実施の形態によれば、デフォルト表示設定として任意の表示画面の設定ができることから、表示装置16の使用頻度の高い画面レイアウトを初期画面として登録することにより、装置立ち上げ時などにオペレータがその都度画面設定を行う手間を省くことができ所望の画面が表示可能となる。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。図5は本発明の第3の実施の形態に係わるプラント監視システムの構成図である。この第3の実施の形態は、図3に示した第2の実施の形態のプラント監視装置10を複数用意し、システム画面要求情報記録手段22と、システム画面要求情報テーブル23と、システム画面表示要求手段24とを設けて構成したものである。図5では2台のプラント監視装置10A、10Bを設けた場合を示している。
システム画面要求情報記録手段22は、オペレータのシステム画面記録要求fにより複数のプラント監視装置10A、10B毎の画面要求情報テーブル18にそれぞれ保存された画面要求情報e(A)、e(B)を取り出し、ひとつにまとめてシステム画面要求情報sとしてシステム画面要求情報テーブル23に保存するものである。そして、システム画面表示要求手段24は、オペレータのシステム画面表示要求gによりシステム画面要求情報テーブル23に保存されているシステム画面要求情報sを取り出し、該当するプラント監視装置10A、10Bの画面要求表示手段19に対して必要な表示画面レイアウトを再現するように表示要求をかける。これにより、画面要求情報e(A)、e(B)に基づくひとつにまとめられた複数の画面がプラント監視装置10A、10Bの表示装置16に表示される。
このように、第3の実施の形態におけるプラント監視システムは、第1の実施の形態の複数台のプラント監視装置10A、10Bを有し、システム画面要求情報記録手段22は、オペレータからのシステム画面記録要求fにより各プラント監視装置10A、10B毎の記録要求のあった画面要求情報e(A)、e(B)をシステム共通のシステム画面要求情報テーブル23としてまとめて保存する。また、システム画面表示要求手段24は、保存されているシステム画面要求情報テーブル23に基づき、各プラント監視装置10A、10Bの画面要求表示手段19に対して必要な表示画面レイアウトを再現するように表示要求をかける。
システム画面要求情報テーブル23には、次のようにして各プラント監視装置10A、10B毎の画面要求情報e(A)、e(B)を保存する。プラント監視装置10Aにおいてオペレータからのシステム画面記録要求fがシステム画面要求情報記録手段22に通知され、システム画面要求情報記録手段22では、オペレータ要求のプラント監視装置10Aの画面要求情報e(A)と、プラント監視装置10Bの画面構成情報e(B)とをシステム画面要求情報テーブル23に保存する。
図6はシステム画面要求情報テーブル23の一例を示す説明図である。システム画面記録要求fの通知内容が、プラント監視装置10Aに記録されている画面要求情報e(A)(要求情報番号A−0)と、プラント監視装置10Bに記録されている画面要求情報e(B)(要求情報番号B−1)の場合、これらを結合してシステム画面要求情報s(システム画面要求情報番号S−1)としてシステム画面要求情報テーブル23に保存する。
そして、オペレータからのシステム画面表示要求gがシステム画面表示要求手段24に通知されると、システム画面表示要求手段24はシステム画面表示要求gのシステム画面要求情報番号(S−1)をキーにシステム画面要求情報テーブル23を検索し、記録したプラント監視装置10A、10B毎の画面要求情報e(A)、e(B)を抽出した後、プラント監視装置10A、10Bの画面要求表示手段19へプラント監視装置10A、10B毎の画面要求情報e(A)、e(B)を渡し、各表示装置16毎に画面レイアウトを復元する。
第3の実施の形態によれば、複数のプラント監視装置10A、10Bにて複数の機能を呼び出す際にひとつひとつの機能を表示要求することなく、まとめて表示させることができるので、操作回数の削減も可能となりオペレータの負荷軽減と操作性が向上される。
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。図7は本発明の第4の実施の形態に係わるプラント監視システムの構成図である。この第4の実施の形態は、図5に示した第3の実施の形態に対し、複数のプラント監視装置10A、10Bの各々の画面要求情報テーブル18に保存されている画面要求情報e(A)、e(B)を相互に複写する画面要求情報複写手段25を追加して設けたものである。図5と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
画面要求情報複写手段25はプラント監視装置10A、10B毎に保存されている画面要求情報テーブル18を参照し画面要求情報e(A)、e(B)の複写を行う。図8は、プラント監視装置10Aの画面要求情報e(A)をプラント監視装置10Bの画面要求情報テーブル18に複写する場合の説明図である。例えば、プラント監視装置10Aで保存された画面情報e(A−1)をプラント監視装置10Bで表示したい場合には、プラント監視装置10Aの表示画面要求情報e(A−1)を参照し、これをプラント監視装置10Bの画面要求情報e(B−x)として保存する。プラント監視装置10Bにて画面要求情報e(B−x)を選択し表示すると画面情報e(A−1)と同じ画面を表示することができる。これにより、あるプラント監視装置10で保存した画面要求情報eを別の表示装置で表示することが可能となる。
第4の実施の形態によれば、他のプラント監視装置10で記録した画面レイアウトを各プラント監視装置10の表示装置16で表示することが可能となり、情報の共有化と各プラント監視装置10の表示装置16への移動の手間を省くことができる。従って、オペレータの操作性向上と負荷軽減が実現できる。
次に、本発明の第5の実施の形態を説明する。図9は本発明の第5の実施の形態に係わるプラント監視システムの構成図である。この第5の実施の形態は、図7に示した第4の実施の形態に対し、システム画面表示要求手段に対しあらかじめ定義したプラント状態になったとき自動で表示要求を行わせるためのイベントを通知するイベント通知手段26と、イベントとなるプラント状態を定義したイベントデータテーブル27とを追加して設けたものである。図7と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
イベントデータテーブル27には、イベントに対応するシステム画面要求情報eiが定義されており、イベント通知手段26は、プラントがあるあらかじめ定義したイベント状態になったときに、そのイベントに対応するシステム画面要求情報eiをシステム画面表示要求giとしてシステム画面表示要求手段24に通知する。
イベント通知手段26はプラント情報等がイベントデータテーブル27であらかじめ定義されたイベント状態になると、システム画面表示要求手段24へシステム画面表示要求giを通知する。図10はイベントデータテーブル27のテーブル構成の説明図である。イベントデータテーブル27にはあらかじめ任意のイベントを定義することができ、例えばプロセス情報aが規定値a以上かつプロセス情報bが規定値b以下でイベント1とすると、これに対応するシステム画面要求情報eiを定義する。システム画面要求情報eiには各プラント監視装置10A、10Bの表示装置16の画面レイアウトを定義できる。
システム画面表示要求手段24では、イベント通知手段26により通知されるシステム画面要求情報eiの内容により各プラント監視装置10A、10Bの表示装置16毎の画面レイアウトである画面要求情報eを渡す。図10の一例では、プラント監視装置10Aに画面要求情報e(A)をプラント監視装置10Bには画面要求情報e(B)を渡すことになる。これにより、各プラント監視装置10A、10Bの表示装置16毎にイベントに対応した画面レイアウトを自動で表示することが可能となる。
以上の説明では、プラント状態に基づいてイベントが発生する場合について説明したが、イベントデータテーブル27のイベント内容のその他の一例として、定刻になったら定例操作を行う等の時刻イベントを加えてもよい。
第5の実施の形態によれば、イベントの発生にて自動的にそのイベントに対応した形で各プラント監視装置10A、10Bの表示装置16のレイアウトを設定することができるので、オペレータが速やかにイベントに対応する操作に入ることができ、イベントデータの確実な採取などオペレータの支援を行うことができる。
次に、本発明の第6の実施の形態を説明する。図11は本発明の第6の実施の形態に係わるプラント監視システムの構成図である。この第6の実施の形態は、図9に示した第5の実施の形態に対し、オペレータに対してイベントによる表示要求の自動割込みの発生を報知する自動割込発生通知手段28を追加して設け、システム画面表示要求手段24は、イベント通知手段26からイベントの通知を受けたときは、複数のプラント監視装置10A、10Bの各々の画面要求表示手段19に画面レイアウト変更を通知するとともに、自動割込発生通知手段28にイベントによる表示要求の自動割込みの発生を通知するようにしたものである。図9と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
システム画面表示要求手段24はイベント通知手段26より通知されるシステム画面表示要求giにより各プラント監視装置10A、10Bへイベントに対応する画面レイアウトである画面構成情報eを渡すとともに、自動割込発生通知手段28へイベントによる自動割込みが発生したことを通知する。
図12はシステム画面表示要求手段24の処理内容を示すフローチャートである。システム画面表示要求giが通知された場合、イベントによるものか否かを判定する(S1)。イベント通知である場合には自動割込発生通知手段28へ自動割込発生を通知し(S2)、次にシステム画面要求情報テーブル23を検索する(S3)。この検索結果により得られた各プラント監視装置10A、10Bの表示装置16毎の画面レイアウトである画面要求情報e(プラント監視装置10Aであれば画面要求情報e(A))を各プラント監視装置10A、10Bの表示装置16へ渡し各表示装置16毎に表示する(S4〜Sn)。ステップS1の判定でイベントでないと判定した場合はステップS2をバイパスしてステップS3の処理に移行する。
これにより、イベント発生時には、自動割込発生通知手段28により自動割込み発生がオペレータに通知されるとともに各プラント監視装置10A、10Bの表示装置16にイベントに対応した画面レイアウトが同時に表示される。イベント発生でなければ自動割込み発生通知はなく、オペレータによるシステム画面表示要求による画面表示となる。
第6の実施の形態によれば、オペレータがイベントの発生による自動割込みを容易に認識することができ、イベントに対応する操作を速やかに実施することが可能となる。
次に、本発明の第7の実施の形態を説明する。図13は本発明の第7の実施の形態に係わるプラント監視システムの構成図である。この第7の実施の形態は、図11に示した第6の実施の形態に対し、自動退避指令手段29を追加して設けたものである。図9と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
自動退避指令手段29は、イベント発生による表示要求の自動割込みにて、各プラント監視装置10A、10Bの表示装置17が強制的に決められた画面レイアウトに変わる際に、それまでその表示装置16に表示されていたレイアウトを自動的に画面登録するものであり、その自動退避指令hをプラント監視装置10A、10Bの画面要求情報記録手段17へ出力する。
プラント監視装置10A、10Bの画面要求情報記録手段17は、自動退避指令手段29から自動退避指令hを入力したときは、自動退避画面要求情報をプラント監視装置10A、10Bの画面要求情報テーブル18に保存する。そして、プラント監視装置10A、10Bの画面表示要求手段19は、オペレータの要求があったときは自動退避画面要求情報を読込みイベント発生による自動割込み前の画面レイアウトを再現する。
図14は自動退避指令手段29からの自動退避指令hにより保存する画面要求情報eの一例を示す説明図である。例えばプラント監視装置10Aの画面に表示画面A1−i〜A3−iの3画面が表示されていた場合、画面要求情報en(画面要求情報番号A−N)はプラント監視装置10Aに表示中の表示画面A1−i〜A3−iと表示位置情報P1−i〜P3−iの構成で保存される。
後にオペレータが任意の入力装置13より保存されたレイアウトを再現要求すると自動退避画面要求信号rが各プラント監視装置10A,10Bの画面要求表示手段19に通知され、画面要求情報テーブル18から退避した画面構成情報enを読み込み自動割込み前の画面レイアウトを再表示する。
第7の実施の形態によれば、あるプラント監視装置10上にて対話操作をしている最中にイベント発生による自動割込みが発生し、作業が中断された場合でも必要に応じて容易にそれまでの操作画面レイアウトに戻すことができ、オペレータの負荷を軽減することができる。
10…プラント監視装置、11…データ記録手段、12…表示データテーブル、13…入力装置、14…オペレータ入出力処理手段、15…画面情報テーブル、16…表示装置、17…画面要求情報記録手段、18…画面要求情報テーブル、19…画面要求表示手段、20…初期設定画面要求情報記録手段、21…初期設定画面要求表示手段、22…システム画面要求情報記録手段、23…システム画面要求情報テーブル、24…システム画面表示要求手段、25…画面要求情報複写手段、26…イベント通知手段、27…イベントデータテーブル、28…自動割込発生通知手段、29…自動退避指令手段
Claims (7)
- プラント情報のプロセス信号を計算機内部で記録可能なプロセス状態信号に変換するデータ記録手段と、前記データ記録手段で変換したプロセス状態信号を表示用データとして保存する表示データテーブルと、表示する画面毎の画面データを保存した画面情報テーブルと、オペレータからの要求を計算機へ通知する入力装置と、前記入力装置から入力された要求に応じて前記画面情報テーブルに記憶された画面データと前記表示データテーブルの表示用データとを結びつけ画面表示用データを出力するオペレータ入出力処理手段と、前記画面表示用データを表示する表示装置と、前記表示装置に複数の画面が表示されているときにオペレータから画面記録要求を受けたときその表示状態を保存するための画面要求情報を作成する画面要求情報記録手段と、前記画面要求情報記録手段で作成した画面要求情報を保存する画面要求情報テーブルと、オペレータから画面記録要求にて保存した画面の表示要求があったとき前記画面要求情報テーブルから保存した画面要求情報を検索し前記オペレータ入出力処理手段へその表示状態の画面の表示要求を行う画面要求表示手段とを備えたことを特徴とするプラント監視装置。
- オペレータからの初期設定画面の設定要求により装置立ち上げ時に表示するデフォルト表示設定の初期設定画面要求情報を前記画面要求情報テーブルに記録する初期設定画面要求情報記録手段と、装置立ち上げ時に前記画面要求情報テーブルに記録したデフォルト表示設定を表示要求する初期設定画面要求表示手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のプラント監視装置。
- 請求項2記載の複数のプラント監視装置と、オペレータの要求により複数のプラント監視装置毎の画面要求情報テーブルにそれぞれ保存された画面要求情報を取り出しひとつにまとめてシステム画面要求情報としてシステム画面要求情報テーブルに保存するシステム画面要求情報記録手段と、オペレータの要求により前記システム画面要求情報テーブルに保存されているシステム画面要求情報を取り出し該当する前記プラント監視装置の画面要求表示手段に対して必要な表示画面レイアウトを再現するように表示要求をかけるシステム画面表示要求手段とを備えたことを特徴とするプラント監視システム。
- 複数のプラント監視装置の各々の画面要求情報テーブルに保存されている画面要求情報を相互に複写する画面要求情報複写手段を設けたことを特徴とする請求項3記載のプラント監視システム。
- 前記システム画面表示要求手段に対しあらかじめ定義したプラント状態になったとき自動で表示要求を行わせるためのイベントを通知するイベント通知手段と、イベントとなるプラント状態を定義したイベントデータテーブルとを備えたことを特徴とする請求項4記載のプラント監視システム。
- オペレータに対してイベントによる表示要求の自動割込みの発生を報知する自動割込発生通知手段を設け、前記システム画面表示要求手段は、前記イベント通知手段からイベントの通知を受けたときは、複数のプラント監視装置の各々の画面要求表示手段に画面レイアウト変更を通知するとともに前記自動割込発生通知手段にイベントによる表示要求の自動割込みの発生を通知することを特徴とする請求項5記載のプラント監視システム。
- イベント発生による表示要求の自動割込みにて強制的に決められた画面レイアウトに変わる際に、それまでそのプラント監視装置の表示装置に表示されていたレイアウトを自動的に画面登録する指令を前記プラント監視装置の画面要求情報記録手段へ出力する自動退避指令手段を設け、前記プラント監視装置の画面要求情報記録手段は、前記自動退避指令手段から自動退避指令を入力したときは自動退避画面要求情報を前記プラント監視装置の画面要求情報テーブルに保存し、前記プラント監視装置の画面表示要求手段は、オペレータの要求があったときは自動退避画面要求情報を読込みイベント発生による自動割込み前の画面レイアウトを再現することを特徴とする請求項6記載のプラント監視システム。
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