JP6870664B2 - 制御システム、制御装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、制御システム、制御装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、プラント制御手段と、ネットワーク伝送路を介してプラント制御手段に接続されたリアルタイム監視装置及び履歴監視装置とを備えるプラント監視システムが開示されている。リアルタイム監視装置は、リアルタイムのプロセス監視に用いられる。履歴監視装置は、プロセス履歴を記憶する大容量メモリ装置を有し、過去のプロセス履歴の監視に用いられる。
特開平06−203283号公報
本開示は、動作履歴を容易に検証することができる制御システムを提供する。
本開示の一側面に係る制御システムは、少なくとも一つの機器を制御し、機器の動作状態に関する情報を含む表示用データを生成する操業用コントローラと、操業用コントローラが生成した表示用データに基づくインタフェース画像を表示する操業用インタフェース装置と、操業用コントローラから表示用データを取得して蓄積するサーバステーションと、操業用コントローラと同様に少なくとも一つの機器を制御可能なコントローラであって、サーバステーションが蓄積する表示用データを順次取得する再生用コントローラと、操業用インタフェース装置と同様にインタフェース画像を表示可能な装置であって、再生用コントローラがサーバステーションから取得する表示用データに基づくインタフェース画像を表示する再生用インタフェース装置と、を備える。
本開示の他の側面に係る制御装置は、少なくとも一つの機器を制御する制御処理部と、制御処理部による少なくとも一つの機器の制御において得られるデータに基づいて、インタフェース装置が表示するインタフェース画像の表示用データを生成するデータ生成部と、データ生成部が生成した表示用データを含む記録データをデータ蓄積用のサーバステーションに周期的に送信する記録データ送信部と、サーバステーションが蓄積した表示用データを順次受信する再生データ受信部と、データ生成部により表示用データを生成する操業モードと、再生データ受信部によりサーバステーションから表示用データを取得する再生モードとを切り替える切替部と、表示用データをインタフェース装置に送信する表示データ送信部と、を備える。
本開示の更に他の側面に係るプログラムは、インタフェース画像を表示するインタフェース装置が取得する操作入力に基づいて少なくとも一つの機器を制御することと、少なくとも一つの機器の制御において得られるデータに基づいてインタフェース画像の表示用データを生成することと、表示用データを含む記録データをデータ蓄積用のサーバステーションに周期的に送信することと、サーバステーションが蓄積した表示用データを順次受信することと、少なくとも一つの機器の制御において得られるデータに基づいて表示用データを生成する操業モードと、サーバステーションから表示用データを取得する再生モードとを切り替えることと、表示用データをインタフェース装置に送信することと、を制御装置に実行させる。
本開示によれば、動作履歴を容易に検証することができる制御システムを提供することができる。
制御システムのハードウェア構成を例示するブロック図である。 操業用コントローラ、操業用インタフェース装置及びサーバステーションの機能上の構成を例示するブロック図である。 再生用コントローラ、再生用インタフェース装置及びサーバステーションの機能上の構成を例示するブロック図である。 動作モードの設定手順を例示するフローチャートである。 表示用データの記録手順を例示するフローチャートである。 表示用データの表示手順を例示するフローチャートである。 記録データの蓄積手順を例示するフローチャートである。 表示用データの再生手順を例示するフローチャートである。 表示用データの再生手順を例示するフローチャートである。
以下、実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
〔制御システム〕
本実施形態に係る制御システム1は、設備を構成する少なくとも一つの機器を制御するためのシステムである。設備の具体例としては、鉄鋼プラント設備(例えば、高炉設備、連続鋳造設備等)、水処理設備(例えば、上水設備、下水設備等)等が挙げられるが、必ずしもこれらに限られない。設備は、制御対象となる機器を含む限りいかなる設備であってもよい。
図1に示すように、制御システム1は、操業用コントローラ100Aと、操業用インタフェース装置200Aと、サーバステーション300と、再生用コントローラ100Bと、再生用インタフェース装置200Bとを備える。
操業用コントローラ100A(制御装置)は、少なくとも一つの機器を制御し、機器の動作状態に関する情報を含む表示用データを生成する。動作状態に関する情報の具体例としては、位置、速度、温度等のように状態を大きさで示す情報、及び正常であるか異常であるか等のように状態を二値的に示す情報等が挙げられる。表示用データは、操業用コントローラ100Aに対する操作入力(後述)の情報を更に含んでいてもよい。操業用インタフェース装置200Aは、操業用コントローラ100Aが生成した表示用データに基づくインタフェース画像を表示する。サーバステーション300は、操業用コントローラ100Aから表示用データを周期的に取得して蓄積する。再生用コントローラ100B(制御装置)は、操業用コントローラ100Aと同様に少なくとも一つの機器を制御可能なコントローラであって、サーバステーション300が蓄積する表示用データを順次取得する。表示用データを順次取得することは、サーバステーション300に記録された表示用データを記録時間に従った順序で取得すること、及び記録時間を遡る順序で取得することを含む。また、いずれの順序においても、一データおき又は複数データおきに表示用データを間引いて取得することも含む。再生用インタフェース装置200Bは、操業用インタフェース装置200Aと同様にインタフェース画像を表示可能な装置であって、再生用コントローラ100Bがサーバステーション300から取得する表示用データに基づくインタフェース画像を表示する。
操業用コントローラ100Aは、例えば制御対象の機器との間で信号の入出力を行うプログラマブルロジックコントローラである。信号の具体例としては、機器に出力する制御指令信号(例えばオン・オフ指令信号、速度指令信号等)、及び機器から入力されるフィードバック信号(例えば動作完了通知信号、異常報知信号等)が挙げられる。
例えば操業用コントローラ100Aは、回路110を有する。回路110は、プロセッサ111と、メモリ112と、ストレージ113と、インタフェース通信ポート114と、制御用入出力ポート115と、記録再生通信ポート116とを有する。ストレージ113は、コンピュータによって読み取り可能な不揮発型の記憶媒体(例えばハードディスク又はフラッシュメモリ)である。ストレージ113は、少なくとも一つの機器を制御し、機器の動作状態に関する情報を含む表示用データを生成することを装置に実行させるプログラムを記憶している。メモリ112は、ストレージ113からロードしたプログラム及びプロセッサ111による演算結果等を一時的に記憶する。プロセッサ111は、メモリ112と協働して上記プログラムを実行することで、少なくとも一つの機器を制御し、機器の動作状態に関する情報を含む表示用データを生成する。プロセッサ111は、複数の回路素子により構成されていてもよい。
インタフェース通信ポート114は、インタフェース通信経路を介して操業用インタフェース装置200Aに接続されており、プロセッサ111からの指令に応じて操業用インタフェース装置200Aとの間でネットワーク通信を行う。インタフェース通信経路は、例えば操作監視用のLAN(ローカルエリアネットワーク)である。なお、ここでの接続は、情報通信が可能となっていることを意味しており、必ずしも有線による物理的な接続を意味するわけではない。以下においても同様である。すなわちインタフェース通信経路は無線の通信経路であってもよい。
制御用入出力ポート115は、例えば高速フィールドバスを介して少なくとも一つの機器(例えば複数の制御対象機器90(機器)や操作器具(不図示))と接続されており、プロセッサ111からの指令に応じて複数の制御対象機器90や操作器具との間で信号の入出力を行う。
記録再生通信ポート116は、記録再生通信経路を介してサーバステーション300と接続されており、プロセッサ111からの指令に応じてサーバステーション300との間でネットワーク通信を行う。記録再生通信経路は、インタフェース通信経路とは別種の通信経路であり、例えば汎用イーサネット(登録商標)により構成されたLANである。なお、二つの通信経路が別種であるとは、通信用のリソースが互いに独立しており、一方の通信負荷が他方の通信量を制限しない関係にあることを意味する。一方の通信負荷が他方の通信量を制限しない関係の具体例としては、通信用の物理的なリソース(例えばケーブル)が互いに独立している関係が挙げられる。
操業用インタフェース装置200Aは、例えば操業用コントローラ100Aとの間で情報の入出力を行うためのHMI(ヒューマンマシンインタフェース)装置であり、インタフェース通信経路を介して操業用コントローラ100Aと接続されている。例えば操業用インタフェース装置200Aは、本体201と、表示デバイス202と、入力デバイス203とを有する。表示デバイス202は、ユーザに対する情報を表示するためのデバイスである。表示デバイス202の具体例としては、液晶モニタ、有機ELモニタ等が挙げられる。入力デバイス203は、ユーザによる入力を取得するためのデバイスである。入力デバイス203の具体例としては、キーボード、タッチパッド、マウス等が挙げられる。なお、表示デバイス202及び入力デバイス203は、所謂タッチパネルとして一体化されていてもよい。
本体201は、回路210を有する。回路210は、プロセッサ211と、メモリ212と、ストレージ213と、入出力ポート214と、通信ポート215とを有する。ストレージ213は、コンピュータによって読み取り可能な不揮発型の記憶媒体(例えばハードディスク又はフラッシュメモリ)である。ストレージ213は、操業用コントローラ100Aが生成した表示用データに基づくインタフェース画像を表示することを装置に実行させるプログラムを記憶している。メモリ212は、ストレージ213からロードしたプログラム及びプロセッサ211による演算結果等を一時的に記憶する。プロセッサ211は、メモリ212と協働して上記プログラムを実行することで、操業用コントローラ100Aが生成した表示用データに基づくインタフェース画像を表示する。プロセッサ211は、複数の回路素子により構成されていてもよい。
入出力ポート214は、プロセッサ211からの指令に応じて表示デバイス202及び入力デバイス203との間で情報の入出力を行う。通信ポート215は、インタフェース通信経路を介して上記インタフェース通信ポート114に接続されており、プロセッサ211からの指令に応じて操業用コントローラ100Aとの間でネットワーク通信を行う。
なお、制御システム1は複数の操業用インタフェース装置200Aを備えていてもよい。この場合、操業用コントローラ100Aのインタフェース通信ポート114は、複数の操業用インタフェース装置200Aの通信ポート215との間でネットワーク通信を行う。
再生用コントローラ100Bは、操業用コントローラ100Aと同様に少なくとも一つの機器を制御可能となるように構成されている。例えば再生用コントローラ100Bは、操業用コントローラ100Aの故障時等に操業用コントローラ100Aの代わりとなり得るバックアップ用のコントローラであり、操業用コントローラ100Aと同様の回路110を有する。再生用コントローラ100Bのストレージ113は、サーバステーション300が蓄積する表示用データを順次取得することを装置に実行させるプログラムを記憶している。再生用コントローラ100Bのプロセッサ111は、メモリ112と協働して上記プログラムを実行することで、サーバステーション300が蓄積する表示用データを順次取得する。
再生用コントローラ100Bのインタフェース通信ポート114は、インタフェース通信経路を介して再生用インタフェース装置200Bに接続されており、プロセッサ111からの指令に応じて再生用インタフェース装置200Bとの間でネットワーク通信を行う。再生用コントローラ100Bの制御用入出力ポート115は、再生用コントローラ100Bが操業用コントローラ100Aの代わりに用いられる際に複数の制御対象機器90や操作器具(不図示)に接続され、プロセッサ111からの指令に応じて複数の制御対象機器90や操作器具との間で信号の入出力を行う。再生用コントローラ100Bの記録再生通信ポート116は、記録再生通信経路を介してサーバステーション300と接続されており、プロセッサ111からの要求に応じてサーバステーション300との間でネットワーク通信を行う。
ここで、再生用コントローラ100Bのストレージ113が記憶するプログラムと、操業用コントローラ100Aのストレージ113が記憶するプログラムとは同じであってもよい。例えば操業用コントローラ100A及び再生用コントローラ100Bのストレージ113は、いずれも、少なくとも一つの機器を制御することと、少なくとも一つの機器の制御において得られるデータに基づいてインタフェース画像の表示用データを生成することと、表示用データを含む記録データをサーバステーション300に周期的に送信することと、サーバステーション300が蓄積した表示用データを順次受信することと、少なくとも一つの機器の制御において得られるデータに基づいて表示用データを生成する操業モードと、サーバステーション300から表示用データを取得する再生モードとを切り替えることと、表示用データをインタフェース装置(例えば操業用インタフェース装置200A又は再生用インタフェース装置200B)に送信することと、を装置に実行させるプログラムを記憶している。
このプログラムによれば、再生用コントローラ100Bの動作モードを再生モードから操業モードに切り替えることによって、再生用コントローラ100Bを操業用コントローラ100Aとして動作させることが可能となる。同様に、操業用コントローラ100Aの動作モードを操業モードから再生モードに切り替えることによって、操業用コントローラ100Aを再生用コントローラ100Bとして動作させることが可能となる。すなわち、簡単なモード切替によって、操業用コントローラ100A及び再生用コントローラ100Bの相互の転用が可能となる。
再生用インタフェース装置200Bは、操業用インタフェース装置200Aと同様にインタフェース画像を表示可能な装置である。例えば再生用インタフェース装置200Bは、操業用インタフェース装置200Aの故障時等に操業用インタフェース装置200Aの代わりとなり得るバックアップ用のHMI装置であり、操業用インタフェース装置200Aと同様に本体201と、表示デバイス202と、入力デバイス203とを有する。
再生用インタフェース装置200Bのストレージ213は、再生用コントローラ100Bがサーバステーション300から取得する表示用データに基づくインタフェース画像を表示することを装置に実行させるプログラムを記憶している。なお、操業用インタフェース装置200Aと再生用インタフェース装置200Bとで、操業用コントローラ100A及び再生用コントローラ100Bのいずれから表示用データを取得するかは異なっているものの、表示用データに基づくインタフェース画像を表示する点では共通である。このため、再生用インタフェース装置200Bのストレージ213が記憶するプログラムと、操業用インタフェース装置200Aのストレージ213が記憶するプログラムとは同じであってもよい。
再生用インタフェース装置200Bのプロセッサ211は、メモリ212と協働して上記プログラムを実行することで、再生用コントローラ100Bがサーバステーション300から取得する表示用データに基づくインタフェース画像を表示する。再生用インタフェース装置200Bの通信ポート215は、インタフェース通信経路を介して再生用コントローラ100Bのインタフェース通信ポート114に接続されており、プロセッサ211からの指令に応じて再生用コントローラ100Bとの間でネットワーク通信を行う。
なお、制御システム1は複数の再生用インタフェース装置200Bを備えていてもよい。この場合、再生用コントローラ100Bのインタフェース通信ポート114は、複数の再生用インタフェース装置200Bの通信ポート215との間でネットワーク通信を行う。再生用インタフェース装置200Bの台数は操業用インタフェース装置200Aの台数より少なくてもよい。
サーバステーション300は、例えばパーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータであり、記録再生通信経路を介して操業用コントローラ100A及び再生用コントローラ100Bに接続されている。例えばサーバステーション300は、本体301と、表示デバイス302と、入力デバイス303とを有する。表示デバイス302は、ユーザに対する情報を表示するためのデバイスである。表示デバイス302の具体例としては、液晶モニタ、有機ELモニタ等が挙げられる。入力デバイス303は、ユーザによる入力を取得するためのデバイスである。入力デバイス303の具体例としては、キーボード、タッチパッド、マウス等が挙げられる。なお、表示デバイス302及び入力デバイス303は、所謂タッチパネルとして一体化されていてもよい。
本体301は、回路310を有する。回路310は、プロセッサ311と、メモリ312と、ストレージ313と、入出力ポート314と、通信ポート315と、通信ポート316とを有する。ストレージ313は、コンピュータによって読み取り可能な不揮発型の記憶媒体(例えばハードディスク又はフラッシュメモリ)である。ストレージ313は、操業用コントローラ100Aから表示用データを取得して蓄積することを装置に実行させるプログラムを記憶する記憶領域と、表示用データを蓄積するための記憶領域とを含む。
メモリ312は、ストレージ313からロードしたプログラム及びプロセッサ311による演算結果等を一時的に記憶する。プロセッサ311は、メモリ312と協働して上記プログラムを実行することで、操業用コントローラ100Aから表示用データを取得してストレージ313に蓄積する。プロセッサ311は、複数の回路素子により構成されていてもよい。入出力ポート314は、プロセッサ311からの指令に応じて表示デバイス302及び入力デバイス303との間で情報の入出力を行う。通信ポート315は、記録再生通信経路を介して操業用コントローラ100Aの上記記録再生通信ポート116に接続されており、プロセッサ311からの指令に応じて操業用コントローラ100Aとの間でネットワーク通信を行う。通信ポート316は、記録再生通信経路を介して再生用コントローラ100Bの上記記録再生通信ポート116に接続されており、プロセッサ311からの指令に応じて再生用コントローラ100Bとの間でネットワーク通信を行う。
以下、操業用コントローラ100A、再生用コントローラ100B、操業用インタフェース装置200A、再生用インタフェース装置200B、及びサーバステーション300の構成をより詳細に例示する。以下の説明においては、操業用コントローラ100A及び再生用コントローラ100Bに共通する説明においてはこれらを区別せずに「コントローラ100」という。同様に、操業用インタフェース装置200A及び再生用インタフェース装置200Bに共通する説明においてもこれらを区別せずに「インタフェース装置200」という。
図2は、操業用コントローラ100A、操業用インタフェース装置200A及びサーバステーション300の機能上の構成(以下、「機能モジュール」という。)を例示するブロック図である。図3は、再生用コントローラ100B、再生用インタフェース装置200B及びサーバステーション300の機能モジュールを例示するブロック図である。
図2及び図3に示すように、コントローラ100は、機能モジュールとして、ユーザ入力取得部121と、制御処理部122と、制御用記憶部123と、データ生成部124と、操作変化検出部125と、状態変化検出部126と、再生データ受信部127と、切替部128と、インタフェース記憶部129と、記録データ送信部131と、表示データ送信部132とを有する。
ユーザ入力取得部121は、ユーザの操作入力(例えば上記表示デバイス202への操作入力)をインタフェース装置200から受信する。ユーザ入力取得部121は、インタフェース装置200を介さないコントローラ100への制御用入出力ポート115からの操作器具(不図示)によるユーザの入力を更に取得してもよい。制御処理部122は、少なくとも一つの機器(例えば上記複数の制御対象機器90)を制御する。例えば制御処理部122は、指定位置への移動指令、指定速度での移動指令等の様々な制御指令を制御対象機器90に出力し、制御指令に応じた動作状態に関する情報を制御対象機器90から取得する。制御処理部122は、ユーザ入力取得部121が取得するユーザの入力に従って動作するように制御対象機器90を制御してもよい。以下、制御処理部122の制御内容を指定するためのユーザの入力を「制御処理部122への操作入力」という。
制御用記憶部123は、制御処理部122に実行させるための制御プログラムを記憶する。制御プログラムは、制御対象機器90への制御指令の内容と、制御指令の出力タイミングとを含む。また、制御用記憶部123は、制御対象機器90の制御において得られるデータ(以下、「制御データ」という。)を制御処理部122から取得して一時的に記憶する。制御データは、制御対象機器90の動作状態に関する情報と、制御処理部122への操作入力に関する情報とを含む。制御対象機器90の動作状態に関する情報は、例えば動作位置・速度等のように大きさを含む情報と、正常であるか異常であるかを示す二値的な情報(例えば異常を報知するアラーム信号のオン・オフ)との両方を含み得る。
データ生成部124は、上記制御データに基づいて上記表示用データを生成する。より具体的に、データ生成部124は、制御用記憶部123から取得した制御データを予め定められたフォーマットに従って配列して表示用データを生成する。データ生成部124は、生成した表示用データをインタフェース記憶部129に格納する。この際に、データ生成部124は、新たに記憶する表示用データによって古い表示用データ(インタフェース記憶部129が記憶していた表示用データ)を上書きしてもよい。
再生データ受信部127は、サーバステーション300から表示用データを順次受信する。再生データ受信部127は、受信した表示用データをインタフェース記憶部129に格納する。この際に、再生データ受信部127は、新たに記憶する表示用データによって古い表示用データ(インタフェース記憶部129が記憶していた表示用データ)を上書きしてもよい(図3参照)。
インタフェース記憶部129は、物理的な記憶領域(例えばメモリ112の記憶領域)において予め定められたアドレス範囲に割り付けられている。当該アドレス範囲は、インタフェース記憶部129の専用とされる。すなわち、上述したインタフェース記憶部129の他の記憶部(例えば上述の制御用記憶部123及び後述のイベント記憶部133)は、インタフェース記憶部129に割り付けられていないアドレス範囲に設けられる。
表示データ送信部132は、インタフェース装置200からの要求に応じた表示用データをインタフェース記憶部129から取得してインタフェース装置200に送信する。
切替部128は、表示データ送信部132が送信する表示用データをデータ生成部124から取得する操業モードと、再生データ受信部127から取得する再生モードとを切り替える。例えば切替部128は、インタフェース記憶部129に格納する表示用データをデータ生成部124から取得する操業モード(図2参照)と、再生データ受信部127から取得する再生モード(図3参照)とを切り替える。切替部128がコントローラ100の動作モードを操業モードにすると、当該コントローラ100を操業用コントローラ100Aとして用いることが可能となる。操業用コントローラ100Aにおいては、表示用データがデータ生成部124から切替部128を介してインタフェース記憶部129に入力される(図2参照)。
切替部128がコントローラ100の動作モードを再生モードにすると、当該コントローラ100を再生用コントローラ100Bとして用いることが可能となる。再生用コントローラ100Bにおいては、表示用データが再生データ受信部127から切替部128を介してインタフェース記憶部129に入力される(図3参照)。
操作変化検出部125は、上記制御処理部122への操作入力の内容の変化が予め設定された検出条件を満たした場合に、当該変化の情報を操作履歴情報として検出する。例えば操作変化検出部125は、制御用記憶部123が記憶する制御データを参照して上記操作履歴情報を検出し、検出した操作履歴情報をイベント記憶部133に格納する。操作履歴情報は、例えば上記検出条件を満たす変化が生じた時刻と、当該変化の内容とを含む。上記検出条件の具体例としては、「操作入力の変化量がゼロを超えること」が挙げられる。このような条件が設定される場合、操作入力の内容に生じた変化の情報は全て操作履歴情報として検出される。
状態変化検出部126は、制御対象機器90の状態の変化が予め設定された検出条件を満たした場合に、当該変化の情報を状態履歴情報として検出し、イベント記憶部133に格納する。例えば状態変化検出部126は、制御用記憶部123が記憶する制御データを参照して上記状態履歴情報を検出し、検出した状態履歴情報をイベント記憶部133に格納する。状態履歴情報は、例えば上記検出条件を満たす変化が生じた時刻と、当該変化の内容とを含む。上記検出条件の具体例としては、制御対象機器90の異常発生を報知するアラーム信号がオフ状態からオン状態に変化すること、制御対象機器90の動作状態を示す数値が正常値から異常値に変化すること、等が挙げられる。
記録データ送信部131は、データ生成部124が生成した表示用データを含む記録データをサーバステーション300に周期的に送信する。記録データ送信部131は、上記操作履歴情報を更に含む記録データをサーバステーション300に周期的に送信してもよく、上記状態履歴情報を更に含む記録データをサーバステーション300に周期的に送信してもよい。記録データ送信部131は、記録データに含める表示用データをインタフェース記憶部129から取得し、記録データに含める操作履歴情報及び状態履歴情報をイベント記憶部133から取得する。なお、記録データ送信部131が記録データを送信する周期は、表示データ送信部132が表示用データを送信する周期に比べ長くてもよい。
コントローラ100の各機能モジュールは、例えば上記プロセッサ111がメモリ112と協働してストレージ113のプログラムを実行することで構成される。コントローラ100は、必ずしもプログラムにより各構成が構成されるものに限られない。コントローラ100の少なくとも一部の機能モジュール、例えば通信を制御する機能モジュールが、専用の論理回路又はこれを集積したASIC(Application Specific Integrated Circuit)により構成されていてもよい。
インタフェース装置200は、機能モジュールとして、表示部222と、ユーザ入力取得部221とを有する。表示部222は、予め表示対象として設定されたインタフェース画像を表示するための表示用データを表示データ送信部132から周期的に受信し、受信した表示用データに基づいて上記インタフェース画像を表示する。インタフェース画像は、例えば上記表示用データに基づいて制御対象機器90の稼働状態を示す画像と、ユーザによる入力用のツール画像とを含む。ツール画像の具体例としては、テキスト入力用のテキストボックス、ボタン等が挙げられる。
ユーザ入力取得部221(操作入力取得部)は、ユーザによる入力を取得する。ユーザによる入力は、少なくとも制御処理部122への操作入力を含む。
インタフェース装置200の各機能モジュールは、例えば上記プロセッサ211がメモリ212と協働してストレージ213のプログラムを実行することで構成される。インタフェース装置200は、必ずしもプログラムにより各構成が構成されるものに限られない。インタフェース装置200の少なくとも一部の機能モジュールが、専用の論理回路又はこれを集積したASICにより構成されていてもよい。
サーバステーション300は、機能モジュールとして、記録データ受信部321と、記録データ蓄積部322と、再生用データ送信部323と、ログ表示部325と、データ抽出部326と、動作モード設定部324とを含む。
記録データ受信部321は、記録データ送信部131により送信された上記記録データを受信し、記録データ蓄積部322に格納する。記録データ蓄積部322は、上記記録データを順次蓄積する。例えば記録データ蓄積部322は、記録データ受信部321による記録データの受信時刻等の時刻情報と、当該記録データの内容とを対応付けて順次蓄積する。記録データ蓄積部322は、蓄積したデータを、所定時間ごとに一つのファイル(以下、「データファイル」という。)にまとめて保存してもよい。また、記録データ蓄積部322は、記憶領域の空きの減少に応じて、古いファイルを自動削除してもよい。
再生用データ送信部323は、記録データ蓄積部322に蓄積された表示用データを順次再生データ受信部127に送信する。ログ表示部325は、動作モード設定部324への入力に従って、状態履歴情報及び操作履歴情報の少なくとも一方を表示する。例えばログ表示部325は、状態履歴情報及び操作履歴情報の少なくとも一方を時系列の表またはグラフで表示する。
データ抽出部326は、再生用データ送信部323が再生データ受信部127に送信する表示用データ、ログ表示部325が表示する状態履歴情報、及びログ表示部325が表示する操作履歴情報を記録データ蓄積部322から抽出する。例えばデータ抽出部326は、ユーザの入力(例えば入力デバイス303への入力)に従って、データファイルを記録データ蓄積部322から読み出すことと、当該データファイル内の状態履歴情報及び操作履歴情報を抽出してログ表示部325に出力することと、当該データファイル内の表示用データを順次抽出して再生用データ送信部323に出力することとを実行する。
動作モード設定部324は、コントローラ100の動作モード(上記操業モード又は再生モード)を指定するユーザの入力を取得し、コントローラ100の切替部128に出力する。切替部128は、動作モード設定部324から取得する動作モードの指定に応じて上記操業モード及び上記取得モードを切り替える。
サーバステーション300の各機能モジュールは、例えば上記プロセッサ311がメモリ312と協働してストレージ313のプログラムを実行することで構成される。サーバステーション300は、必ずしもプログラムにより各構成が構成されるものに限られない。サーバステーション300の少なくとも一部の機能モジュールが、専用の論理回路又はこれを集積したASICにより構成されていてもよい。
〔制御データの記録・再生手順〕
続いて、制御データの記録・再生方法の一例として、制御システム1が実行する記録・再生手順を例示する。以下、この手順を事前設定手順、表示用データの記録手順、及び表示用データの再生手順に分けて詳細に説明する。
(事前設定手順)
図4は、コントローラ100の動作モードの指定をサーバステーション300が取得する手順を示すフローチャートである。図4に示すように、サーバステーション300は、ステップS01,S02,S03,S04を実行する。ステップS01では、動作モード設定部324が、動作モードの指定機能の呼び出し(例えば動作モード指定用のアプリケーションの起動)を待機する。ステップS02では、動作モード設定部324が動作モードの指定用の画面を表示(例えば表示デバイス302に表示)する。ステップS03では、動作モード設定部324が、上記動作モードの指定用の画面に対するユーザの入力を待機する。ステップS04では、動作モードの指定用の画面に対する入力を動作モード設定部324が取得し、コントローラ100の切替部128に出力する。切替部128は、動作モードの指定に従って、コントローラ100の動作モードを上記操業モード又は再生モードのいずれかに設定する。ステップS04において動作モードが操業モードとされたコントローラ100は操業用コントローラ100Aとして利用可能となり、当該コントローラ100に接続されたインタフェース装置200は操業用インタフェース装置200Aとして機能する。一方、ステップS04において動作モードが再生モードとされたコントローラ100は再生用コントローラ100Bとして利用可能となり、当該コントローラ100に接続されたインタフェース装置200は再生用インタフェース装置200Bとして機能する。以上で動作モードの設定手順が完了する。
(表示用データの記録手順)
図5は、操業用コントローラ100Aが実行する表示用データの記録手順を例示するフローチャートである。図6に示すように、操業用コントローラ100Aは、まずステップS31,S32を実行する。ステップS31では、制御処理部122が、ユーザ入力取得部221等から取得した操作入力の情報をユーザ入力取得部121から取得する。ステップS32では、操作変化検出部125が、操作入力の変化(前回取得した操作入力からの変化)が予め設定された検出条件を満たすか否かを確認する。
ステップS32において操作入力の変化が検出条件を満たすと判定した場合、操業用コントローラ100AはステップS33を実行する。ステップS33では、操作変化検出部125が、操作入力の変化の情報を操作履歴情報として検出し、当該操作履歴情報をイベント記憶部133に格納する。
次に、操業用コントローラ100Aは、ステップS34を実行する。ステップS32において操作入力の変化が検出条件を満たさないと判定した場合、操業用コントローラ100AはステップS33を省略してステップS34を実行する。ステップS34では、制御処理部122が、動作状態に関する情報を制御対象機器90から取得する。
次に、操業用コントローラ100Aは、ステップS35を実行する。ステップS35では、制御処理部122が、動作状態の変化(前回取得した動作状態からの変化)が予め設定された検出条件を満たすか否かを確認する。
ステップS35において動作状態の変化が検出条件を満たすと判定した場合、操業用コントローラ100AはステップS36を実行する。ステップS36では、状態変化検出部126が、動作状態の変化の情報を状態履歴情報として検出し、当該状態履歴情報をイベント記憶部133に格納する。
次に、操業用コントローラ100Aは、ステップS37を実行する。ステップS35において動作状態の変化が検出条件を満たさないと判定した場合、操業用コントローラ100Aは、ステップS36を省略してステップS37を実行する。ステップS37では、制御処理部122が、制御用記憶部123が記憶する制御プログラム、操作入力及び動作状態に基づいて、制御対象機器90に制御指令を出力する。例えば制御処理部122は、動作状態を制御プログラム及び操作入力に従った状態に近付けるための制御指令を算出し、制御対象機器90に出力する。制御処理部122は、制御対象機器90の制御において得られる上記制御データを制御処理部122に格納する。
次に、操業用コントローラ100Aは、ステップS38,S41,S42を実行する。ステップS38では、データ生成部124が、上記制御データに基づいて上記表示用データを生成し、インタフェース記憶部129に格納する。ステップS41では、制御処理部122が、制御周期の経過を待機する。ステップS42では、記録データ送信部131が、記録データの送信用の周期(以下、「記録周期」という。)が経過したか否かを確認する。
ステップS42において記録周期が経過していると判定した場合、操業用コントローラ100AはステップS43を実行する。ステップS43では、記録データ送信部131が、インタフェース記憶部129が記憶する表示用データと、イベント記憶部133が記憶する操作履歴情報及び状態履歴情報とを含む記録データを記録データ受信部321に送信し、イベント記憶部133の記憶内容を消去する。
その後、操業用コントローラ100Aは処理をステップS31に戻す。ステップS42において記録周期が経過していないと判定した場合、操業用コントローラ100AはステップS43を実行することなく処理をステップS31に戻す。以後、制御処理部122による制御が制御周期で繰り返され、サーバステーション300への記録データの送信が記録周期で繰り返される。
図6は、操業用インタフェース装置200Aが実行する表示用データの表示手順を例示するフローチャートである。図7に示すように、操業用インタフェース装置200Aは、ステップS51,S52,S53を実行する。ステップS51では、表示部222が、予め表示対象として設定されたインタフェース画像を表示するためのデータを表示データ送信部132から取得する。例えば表示部222は、インタフェース画像を表示するためのデータの識別情報を指定し、当該識別情報に従って表示データ送信部132がインタフェース記憶部129の表示用データから抽出したデータを取得する。ステップS52では、表示部222が、受信した表示用データに基づいて更新したインタフェース画像を表示する。ステップS53では、表示部222が、予め設定された表示更新周期の経過を待機する。その後、操業用インタフェース装置200Aは処理をステップS51に戻す。以後、表示用データの取得及びインタフェース画像の更新が表示更新周期で繰り返される。
図7は、サーバステーション300が実行する記録データの蓄積手順を例示するフローチャートである。図8に示すように、サーバステーション300は、まずステップS61,S62を実行する。ステップS61では、記録データ受信部321が、記録データの受信を待機する。ステップS62では、記録データ受信部321が、記録データ送信部131により送信された記録データを受信して蓄積する。例えば記録データ受信部321は、記録データの受信時刻等の時刻情報と、当該記録データの内容とを対応付けて一時記憶領域(例えば上記メモリ312の記憶領域)でデータファイルに蓄積する。
次に、サーバステーション300は、ステップS63を実行する。ステップS63では、記録データ受信部321が、データファイルに蓄積された記録データの数が所定数(例えば一時間分のデータ数)に達したか否かを確認する。ステップS63において、記録データの数が所定数に達していないと判定した場合、サーバステーション300は処理をステップS61に戻す。以後、データファイルに蓄積された記録データの数が所定数に達するまで記録データの受信及び蓄積が繰り返される。ステップS63において、記録データの数が所定数に達したと判定した場合、サーバステーション300はステップS64を実行する。ステップS64では、記録データ受信部321が、データファイルを記録データ蓄積部322に保存する。記録データ受信部321は、保存日時を含むファイル名を付してデータファイルを保存してもよい。
次に、サーバステーション300はステップS65を実行する。ステップS65では、記録データ蓄積部322が、残容量(例えばストレージ313において記録データ蓄積部322に割り当てられた記憶領域のうちデータファイルが格納されていない領域の容量)が、予め設定されたファイル削除基準値未満であるか否かを確認する。ステップS65において、残容量はファイル削除基準値以上であると判定した場合、サーバステーション300は処理をステップS61に戻す。以後、残容量がファイル削除基準値未満となるまでは、記録データの蓄積とデータファイルの保存とが繰り返される。ステップS65において、残容量はファイル削除基準値未満であると判定した場合、記録データ蓄積部322は、最も古い一つのデータファイルを削除する。記録データ蓄積部322は、最も古い側から順に複数のファイルを削除してもよい。サーバステーション300は、以上の蓄積手順を繰り返し実行する。
(表示用データの再生手順)
図8は、サーバステーション300が実行する表示用データの再生手順を例示するフローチャートである。なお、ここでの再生は、記録データ蓄積部322に蓄積された表示用データを順次再生用コントローラ100Bに送信することを意味する。再生用コントローラ100Bは、サーバステーション300から送信される表示用データを順次取得し、再生用インタフェース装置200Bは、再生用コントローラ100Bが取得する表示用データに基づくインタフェース画像を表示する。
まず、サーバステーション300はステップS71,S72を実行する。ステップS71では、データ抽出部326が、再生操作機能の呼び出し(例えば再生操作用のアプリケーションの起動)を待機する。ステップS72では、データ抽出部326が、再生操作用の画面を表示(例えば表示デバイス302に表示)する。
次に、サーバステーション300はステップS73,S74,S75,S76を実行する。ステップS73では、データ抽出部326が、データファイルのロード(ストレージ313からの読み出し)指令を待機する。例えばデータ抽出部326は、上記再生操作用の画面において、データファイルのロードボタンが操作(例えばクリック又はタップ)されるのを待機する。ステップS74では、データ抽出部326がデータファイルの選択用の画面を表示する。ステップS75では、データ抽出部326が、上記選択用の画面におけるデータファイルの選択入力を待機する。サーバステーション300のオペレータは、データファイルの選択用の画面において、ファイル名が含む日時の情報等に基づいて、再生したい時間帯のデータファイルを選択する。ステップS76では、選択されたデータファイルをデータ抽出部326がロードする。以下、ロードされたデータファイルを「再生対象ファイル」という。
次に、サーバステーション300はステップS77を実行する。ステップS77では、操作履歴の検索指令(再生対象ファイル内の操作履歴情報を検索する指令)が入力されているか否かをデータ抽出部326が確認する。例えばデータ抽出部326は、上記再生操作用の画面において、操作履歴の検索ボタンが操作(例えばクリック又はタップ)されているか否かを確認する。ステップS77において、操作履歴の検索指令が入力されていると判定した場合、サーバステーション300はステップS78を実行する。ステップS78では、データ抽出部326が、再生対象ファイル内の操作履歴情報を抽出してログ表示部325に出力する。これに応じ、ログ表示部325は、抽出された操作履歴情報を上記再生操作用の画面にリスト表示する。なお、このリスト表示は、個々の操作履歴情報が対応付けられた表示用データの識別情報(例えばフレーム番号)の表示を含んでいてもよい。
ステップS77において、操作履歴の検索指令は入力されていないと判定した場合、サーバステーション300はステップS81を実行する。ステップS81では、状態履歴の検索指令(再生対象ファイル内の状態履歴情報を検索する指令)が入力されているか否かをデータ抽出部326が確認する。例えばデータ抽出部326は、上記再生操作用の画面において、状態履歴の検索ボタンが操作(例えばクリック又はタップ)されているか否かを確認する。ステップS81において、状態履歴の検索指令が入力されていると判定した場合、サーバステーション300はステップS82を実行する。ステップS82では、データ抽出部326が、再生対象ファイル内の状態履歴情報を抽出してログ表示部325に出力する。これに応じ、ログ表示部325は、抽出された状態履歴情報を上記再生操作用の画面にリスト表示する。なお、このリスト表示は、個々の状態履歴情報が対応付けられた表示用データの識別情報(例えばフレーム番号)の表示を含んでいてもよい。
ステップS78又はステップS82の次に、サーバステーション300はステップS83を実行する。ステップS81において状態履歴の検索指令は入力されていないと判定した場合、サーバステーション300はステップS78,S82を実行せずにステップS83を実行する。ステップS83では、再生開始指令が入力されているか否かをデータ抽出部326が確認する。例えばデータ抽出部326は、上記再生操作用の画面において、再生指令の入力ボタンが操作(例えばクリック又はタップ)されているか否かを確認する。ステップS83において、再生開始指令は入力されていないと判定した場合、サーバステーション300は処理をステップS77に戻す。以後、再生開始指令が入力されるまでは、操作履歴の検索指令及び状態履歴の検索指令の待機と、指令に応じた操作履歴情報及び状態履歴情報の抽出・表示とが繰り返される。
なお、上記再生操作用の画面は、複数種類の再生指令の入力ボタンを含んでいてもよい。入力ボタンの具体例としては、記録時間の古い順に表示用データを再生する順再生ボタン、記録時間の新しい順に表示用データを再生する逆再生ボタン等が挙げられる。更に再生操作用の画面は、再生条件を指定するツールを含んでいてもよい。再生条件を指定するツールの具体例としては、再生を開始する表示用データの識別情報を入力するための開始フレーム入力ボックス、再生対象の表示用データの移行を記録時間の新しい方へ加速させる早送りボタン、及び再生対象の表示用データの移行を記録時間の古い方へ加速させる巻き戻しボタン等が挙げられる。
ステップS83において再生開始指令が入力されたと判定した場合、サーバステーション300は、図9に示すようにステップS91を実行する。ステップS91では、データ抽出部326が、上記再生操作用の画面への入力内容に基づいて、再生条件を設定する。例えばデータ抽出部326は、上記順再生ボタン及び逆再生ボタンのいずれが操作されたかに応じて、順再生(記録時間の古い順に表示用データを再生すること)及び逆再生(記録時間の新しい順に表示用データを再生すること)のいずれを実行するかを決める。また、データ抽出部326は、開始フレーム入力ボックスへの入力等に基づいて、再生を開始する表示用データを決めてもよい。
次に、サーバステーション300はステップS92,S93を実行する。ステップS92では、データ抽出部326が、上記再生条件に基づいて、次に再生すべき表示用データ(以下、「再生用データ」という。)を上記データファイルから抽出し、再生用データ送信部323に出力する。ステップS93では、再生用データ送信部323が、再生用データを再生用コントローラ100Bの再生データ受信部127に送信する。これに応じ、再生データ受信部127は、再生用データをインタフェース記憶部129に書き込む。再生用データがインタフェース記憶部129に書き込まれることによって、当該再生用データに基づくインタフェース画像が再生用インタフェース装置200Bにより表示される。なお、インタフェース画像の表示のために再生用インタフェース装置200Bが実行する処理は、操業用インタフェース装置200Aが実行する上述のステップS51,S52,S53と同じである。
次に、サーバステーション300はステップS94を実行する。ステップS94では、再生条件の変更指令が入力されていないかをデータ抽出部326が確認する。再生条件の変更指令の具体例としては、上記順再生ボタン又は逆再生ボタンの操作による再生方向の逆転指令、上記早送りボタン又は巻き戻しボタンの操作による再生加速指令等が挙げられる。更に別の具体例として、開始フレーム入力ボックスへの上記識別情報の入力と、上記順再生ボタン又は逆再生ボタンの操作との組み合わせにより、当該識別情報に対応する表示用データに再生位置をジャンプさせる指令も挙げられる。
ステップS94において、再生条件の変更指令があると判定した場合、サーバステーション300は処理をステップS91に戻し、再生条件の設定を再実行してから表示用データの抽出・送信を再開する。ステップS94において、再生条件の変更指令はないと判定した場合、サーバステーション300はステップS95を実行する。ステップS95では、再生停止指令が入力されているか否かをデータ抽出部326が確認する。例えばデータ抽出部326は、上記再生操作用の画面において、停止指令の入力ボタンが操作(例えばクリック又はタップ)されているか否かを確認する。
ステップS95において、停止指令はないと判定した場合、サーバステーション300はステップS96を実行する。ステップS96では、予め設定された再生フレーム周期が経過したか否かをデータ抽出部326が確認する。例えばデータ抽出部326は、ステップS92の実行直前からの経過時間が上記再生フレーム周期に達したか否かを確認する。ステップS96において再生フレーム周期は経過していないと判定した場合、サーバステーション300は処理をステップS94に戻す。以後、再生フレーム周期の経過までは、再生条件の変更指令及び停止指令の有無の確認が継続される。
ステップS96において、再生フレーム周期が経過したと判定した場合、サーバステーション300はステップS97を実行する。ステップS97では、データ抽出部326が、再生対象のフレーム(表示用データの識別情報)を再生条件に従って次のフレームに移行させる。再生条件の変更指令として再生加速指令が入力されている場合、データ抽出部326は、一つまたは複数のフレームを飛ばしたフレームに再生対象のフレームを移行させてもよい。すなわち、データ抽出部326は、一データおき又は複数データおきに表示用データを間引いてもよい。これにより、再生が加速される。なお、表示用データを間引くのに代えて、再生フレーム周期を短縮させることによっても再生を加速させることが可能である。ステップS97の実行後、サーバステーション300は処理をステップS92に戻す。以後、再生条件の変更指令又は停止指令の入力がない限り、再生条件に従った再生が継続される。
ステップS95において、停止指令があると判定した場合、サーバステーション300は再生手順を終了する。なお、サーバステーション300は、再生対象の表示用データが再生対象ファイルの末尾(順再生の場合:最も記録時間の新しい表示用データ、逆再生の場合:最も記録時間の古い表示用データ)に達した場合には、再生手順を終了してもよいし、再生対象ファイルの先頭(順再生の場合:最も記録時間の古い表示用データ、逆再生の場合:最も記録時間の新しい表示用データ)に戻して再生を継続してもよい。
〔本実施形態の効果〕
以上に説明したように、制御システム1は、少なくとも一つの機器を制御し、機器の動作状態に関する情報を含む表示用データを生成する操業用コントローラ100Aと、操業用コントローラ100Aが生成した表示用データに基づくインタフェース画像を表示する操業用インタフェース装置200Aと、操業用コントローラ100Aから表示用データを取得して蓄積するサーバステーション300と、操業用コントローラ100Aと同様に少なくとも一つの機器を制御可能なコントローラ100であって、サーバステーション300が蓄積する表示用データを順次取得する再生用コントローラ100Bと、操業用インタフェース装置200Aと同様にインタフェース画像を表示可能な装置であって、再生用コントローラ100Bがサーバステーション300から取得する表示用データに基づくインタフェース画像を表示する再生用インタフェース装置200Bと、を備える。
この制御システムによれば、操業用コントローラ100Aが生成した表示用データに基づくインタフェース画像を操業用インタフェース装置200Aに表示するのと同じ状況が、再生用コントローラ100Bと再生用インタフェース装置200Bとの間に再現される。このため、操業用インタフェース装置200Aによるインタフェース画像の表示と同じ態様で過去のインタフェース画像を再生することで、動作履歴を容易に検証することができる。具体的には、操業用コントローラ100Aが生成する表示用データと同じ態様の表示用データが再生用コントローラ100Bに再現されるので、表示用データに基づく限りどのようなインタフェース画像であっても事後的に再生用インタフェース装置200Bに表示させることができる。このため、操業用インタフェース装置200Aが表示していなかったインタフェース画像であっても、再生用インタフェース装置200Bに事後的に再現することもできる。
また、操業用コントローラ100Aと同様に機器を制御可能なコントローラ100によって再生用コントローラ100Bが構成されるので、再生用コントローラ100Bを操業用コントローラ100Aの予備としても活用することができる。換言すると、操業用コントローラ100Aの予備を再生用コントローラ100Bとして有効活用することができる。
同様に、操業用インタフェース装置200Aと同様にインタフェース画像を表示可能な装置によって再生用インタフェース装置200Bが構成されるので、再生用インタフェース装置200Bを操業用インタフェース装置200Aの予備としても活用することができる。換言すると、操業用インタフェース装置200Aの予備を再生用インタフェース装置200Bとして有効活用することができる。
更に、操業用インタフェース装置200A及び再生用インタフェース装置200Bで構成の共通化が可能である。このため、相互の転用を容易に行うことができる。また、操業用インタフェース装置200A及び再生用インタフェース装置200Bでソフトウェアの共通化も可能である。このため、ソフトウェアのアップデートが容易である。このように、システムの効率的な管理・運用が可能である。
操業用インタフェース装置200A及び再生用インタフェース装置200Bは、インタフェース通信経路を介して操業用コントローラ100A及び再生用コントローラ100Bにそれぞれ接続され、サーバステーション300は、インタフェース通信経路とは別の記録再生通信経路を介して操業用コントローラ100A及び再生用コントローラ100Bに接続されていてもよい。この場合、操業用コントローラ100Aからサーバステーション300へのデータの送信頻度及びサーバステーション300から再生用コントローラ100Bへのデータの送信頻度が高くなっても、インタフェース通信経路の通信負担が増えない。このため、表示用データをサーバステーション300に蓄積する周期を短縮することができる。これにより、動作履歴をより詳細に検証することができる。
操業用コントローラ100A及び再生用コントローラ100Bのそれぞれは、少なくとも一つの制御対象機器90を制御する制御処理部122と、制御処理部122による少なくとも一つの制御対象機器90の制御において得られるデータに基づいて表示用データを生成するデータ生成部124と、データ生成部124が生成した表示用データを含む記録データをサーバステーション300に周期的に送信する記録データ送信部131と、サーバステーション300から表示用データを順次受信する再生データ受信部127と、表示用データを操業用インタフェース装置200A又は再生用インタフェース装置200Bに送信する表示データ送信部132と、表示データ送信部132が送信する表示用データをデータ生成部124から取得する操業モードと、再生データ受信部127から取得する再生モードとを切り替える切替部128と、を有していてもよい。この場合、操業用コントローラ100A及び再生用コントローラ100Bで構成の共通化を図りつつ、切替部128により操業モード及び再生モードを切り替えるのみで、相互の転用を容易に行うことができる。操業用コントローラ100A及び再生用コントローラ100Bでソフトウェアの共通化も可能である。このため、ソフトウェアのアップデートが容易である。このように、システムの効率的な管理・運用が可能である。
操業用コントローラ100A及び再生用コントローラ100Bのそれぞれは、制御対象機器90の状態の変化が予め設定された検出条件を満たした場合に、当該変化の情報を状態履歴情報として検出する状態変化検出部126を更に有し、記録データ送信部131は、状態履歴情報を更に含む記録データをサーバステーション300に周期的に送信してもよい。この場合、状態履歴情報を参照し、検証すべき範囲を絞り込んで過去のインタフェース画像を再生することができる。従って、動作履歴を更に容易に検証することができる。
操業用インタフェース装置200A及び再生用インタフェース装置200Bのそれぞれは、インタフェース画像を表示する表示部222と、制御処理部122への操作入力を取得するユーザ入力取得部221とを有し、操業用コントローラ100A及び再生用コントローラ100Bのそれぞれは、操作入力の内容の変化が予め設定された検出条件を満たした場合に、当該変化の情報を操作履歴情報として検出する操作変化検出部125を更に有し、記録データ送信部131は、操作履歴情報を更に含む記録データをサーバステーション300に周期的に送信してもよい。この場合、操作履歴情報を参照し、検証すべき範囲を絞り込んで過去のインタフェース画像を再生することができる。従って、動作履歴を更に容易に検証することができる。
操業用コントローラ100A及び再生用コントローラ100Bのそれぞれは、物理的な記憶領域において予め定められたアドレス範囲に割り付けられたインタフェース記憶部129を更に有し、データ生成部124は生成した表示用データをインタフェース記憶部129に格納し、記録データ送信部131はサーバステーション300に送信する記録データに含める表示用データをインタフェース記憶部129から取得し、再生データ受信部127は受信した表示用データをインタフェース記憶部129に格納し、表示データ送信部132は、操業用インタフェース装置200A又は再生用インタフェース装置200Bに送信する表示用データをインタフェース記憶部129から取得してもよい。この場合、表示用データを記憶するアドレス範囲を固定することで、表示用データの書き込み及び読出しを高速化することができる。これにより、表示用データをサーバステーション300に蓄積する周期を更に短縮することができる。
また、インタフェース画像の表示用のデータが特定の記憶領域から取得される構成によれば、制御対象機器90の変更又は追加時等においても表示用のデータの探索範囲に変更は生じないので、コントローラ100とインタフェース装置200との間のインタフェースに関するプログラムに変更を加える必要がない。このため、システムのより効率的な管理・運用が可能である。
以上、実施形態について説明したが、本発明は必ずしも上述した形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
1…制御システム、90…制御対象機器(機器)、100…コントローラ、100A…操業用コントローラ(制御装置)、100B…再生用コントローラ(制御装置)、122…制御処理部、124…データ生成部、125…操作変化検出部、126…状態変化検出部、127…再生データ受信部、128…切替部、129…インタフェース記憶部、131…記録データ送信部、132…表示データ送信部、200…インタフェース装置、200A…操業用インタフェース装置、200B…再生用インタフェース装置、221…ユーザ入力取得部(操作入力取得部)、300…サーバステーション。

Claims (7)

  1. 少なくとも一つの機器を制御し、前記機器の動作状態に関する情報を含む表示用データを生成する操業用コントローラと、
    前記操業用コントローラが生成した前記表示用データに基づくインタフェース画像を表示する操業用インタフェース装置と、
    前記操業用コントローラから前記表示用データを取得して蓄積するサーバステーションと、
    前記操業用コントローラと同様に前記少なくとも一つの機器を制御可能なコントローラであって、前記サーバステーションが蓄積する前記表示用データを順次取得する再生用コントローラと、
    前記操業用インタフェース装置と同様に前記インタフェース画像を表示可能な装置であって、前記再生用コントローラが前記サーバステーションから取得する前記表示用データに基づくインタフェース画像を表示する再生用インタフェース装置と、を備え、
    前記操業用コントローラ及び前記再生用コントローラのそれぞれは、
    制御プログラムに基づいて前記少なくとも一つの機器を制御する制御処理部と、
    前記制御処理部による前記少なくとも一つの機器の制御において得られるデータに基づいて前記表示用データを生成するデータ生成部と、
    前記データ生成部が生成した前記表示用データを含む記録データを前記サーバステーションに周期的に送信する記録データ送信部と、
    前記サーバステーションから前記表示用データを順次受信する再生データ受信部と、
    前記表示用データを前記操業用インタフェース装置又は前記再生用インタフェース装置に送信する表示データ送信部と、
    前記表示データ送信部が送信する前記表示用データを前記データ生成部から取得する操業モードと、前記再生データ受信部から取得する再生モードとを切り替える切替部と、
    を有する制御システム。
  2. 前記操業用インタフェース装置及び前記再生用インタフェース装置は、インタフェース通信経路を介して前記操業用コントローラ及び前記再生用コントローラにそれぞれ接続され、
    前記サーバステーションは、前記インタフェース通信経路とは別の記録再生通信経路を介して前記操業用コントローラ及び前記再生用コントローラに接続されている、請求項1記載の制御システム。
  3. 前記操業用コントローラ及び前記再生用コントローラのそれぞれは、
    前記機器の状態の変化が予め設定された検出条件を満たした場合に、当該変化の情報を状態履歴情報として検出する状態変化検出部を更に有し、
    前記記録データ送信部は、前記状態履歴情報を更に含む前記記録データを前記サーバステーションに周期的に送信する、請求項1又は2記載の制御システム。
  4. 前記操業用インタフェース装置及び前記再生用インタフェース装置のそれぞれは、
    インタフェース画像を表示する表示部と、
    前記制御処理部への操作入力を取得する操作入力取得部とを有し、
    前記操業用コントローラ及び前記再生用コントローラのそれぞれは、
    前記操作入力の内容の変化が予め設定された検出条件を満たした場合に、当該変化の情報を操作履歴情報として検出する操作変化検出部を更に有し、
    前記記録データ送信部は、前記操作履歴情報を更に含む前記記録データを前記サーバステーションに周期的に送信する、請求項1〜3のいずれか一項記載の制御システム。
  5. 前記操業用コントローラ及び前記再生用コントローラのそれぞれは、物理的な記憶領域において予め定められたアドレス範囲に割り付けられたインタフェース記憶部を更に有し、
    前記データ生成部は生成した前記表示用データを前記インタフェース記憶部に格納し、
    前記記録データ送信部は前記サーバステーションに送信する前記記録データに含める前記表示用データを前記インタフェース記憶部から取得し、
    前記再生データ受信部は受信した前記表示用データを前記インタフェース記憶部に格納し、
    前記表示データ送信部は、前記操業用インタフェース装置又は前記再生用インタフェース装置に送信する前記表示用データを前記インタフェース記憶部から取得する、請求項1〜のいずれか一項記載の制御システム。
  6. 制御プログラムに基づいて少なくとも一つの機器を制御する制御処理部と、
    前記制御処理部による少なくとも一つの機器の制御において得られるデータに基づいて、インタフェース装置が表示するインタフェース画像の表示用データを生成するデータ生成部と、
    前記データ生成部が生成した前記表示用データを含む記録データをデータ蓄積用のサーバステーションに周期的に送信する記録データ送信部と、
    前記サーバステーションが蓄積した前記表示用データを順次受信する再生データ受信部と、
    前記データ生成部により前記表示用データを生成する操業モードと、前記再生データ受信部により前記サーバステーションから前記表示用データを取得する再生モードとを切り替える切替部と、
    前記表示用データを前記インタフェース装置に送信する表示データ送信部と、を備える制御装置。
  7. 制御プログラムに基づいて少なくとも一つの機器を制御することと、
    前記少なくとも一つの機器の制御において得られるデータに基づいてインタフェース画像の表示用データを生成することと、
    前記表示用データを含む記録データをデータ蓄積用のサーバステーションに周期的に送信することと、
    前記サーバステーションが蓄積した前記表示用データを順次受信することと、
    前記少なくとも一つの機器の制御において得られるデータに基づいて前記表示用データを生成する操業モードと、前記サーバステーションから前記表示用データを取得する再生モードとを切り替えることと、
    前記表示用データを、前記インタフェース画像を表示するインタフェース装置に送信することと、を制御装置に実行させるプログラム。
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