JP2006018596A - データ階層表示装置およびデータ階層表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 限られた領域の表示画面に対し階層構造を構成する複数情報を把握し易いように有効に表示可能とする。
【解決手段】 、各階層にある一つ以上の情報要素のファイルおよび関連付け情報を格納するデータベース部と、入力操作部により上位階層にある情報を選択した際に、情報要素のファイルと関連付け情報に基づいて、表示画面上に上位階層にある情報要素を枠を用いて表示し、当該情報要素が複数存在する場合には関連を接続線を用いて表示し、また上位階層の各情報要素に関連する下位階層の情報要素が存在する場合には上位階層の各情報要素の枠内の所定の部分に、それぞれ従属する下位階層の情報要素の件数を数字で表示するように処理を行う情報処理部とを備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】 、各階層にある一つ以上の情報要素のファイルおよび関連付け情報を格納するデータベース部と、入力操作部により上位階層にある情報を選択した際に、情報要素のファイルと関連付け情報に基づいて、表示画面上に上位階層にある情報要素を枠を用いて表示し、当該情報要素が複数存在する場合には関連を接続線を用いて表示し、また上位階層の各情報要素に関連する下位階層の情報要素が存在する場合には上位階層の各情報要素の枠内の所定の部分に、それぞれ従属する下位階層の情報要素の件数を数字で表示するように処理を行う情報処理部とを備えた。
【選択図】 図1
Description
この発明は、階層に分けられる複数の情報要素からなる集合情報を、各情報要素それぞれと階層構造の関係を識別可能にして表示するデータ階層表示装置およびそのプログラムに関するものである。
線画や文字などの情報を扱うエディタにおいて、扱う情報の量が多くなると、全ての情報を1つの表示画面内で表示できなくなる。また、情報が複雑になると、全体像を把握することが困難となる。これに対し、情報を簡素に表示するために階層化して表示する方法が用いられている。この方法は、幾つかの情報を何からの関係を持つ1つの集合情報として扱い、この集合情報を構成している情報の単位(以下、情報要素とする。)を階層的に表示するというものである(例えば、特許文献1参照)。一般に1つの集合情報は、先ず同一レベルにある複数の情報要素の関係を示す最上位の階層を持ち、次に、これら最上位階層の情報要素の下位に関連して位置し、それぞれが同一レベルにある情報要素の関係を示す下位階層を持ち、同様にして、その下位に関連して位置する同一レベルにある情報要素の関係を示す階層を持つというように、段階的に詳細化する複数の階層からなる階層構造からなると考えられる。
このような階層構造をディスプレイ上にGUI(Graphical User Interface)を用いて表示するために、特許文献1の階層表示方法では次のようにしている。
上位階層の各GUI表示(情報要素の表示)が持つ下位階層の数だけGUI表示を後方に一部が見えるように順次表示し、また上位階層の各GUI表示間の入出力を線分で接続表示するようにしている。そして、選択されたGUI表示の位置に例えば枠を設けて、当該枠内に選択された下位階層のGUI表示を行い、また当該下位階層内のGUI表示間の入出力を線分で接続表示する。また、上記枠は、下位階層のGUI表示からいずれかが選択されたときに、当該選択された下位階層のGUI表示を表すようにしている。したがって、特許文献1の階層表示方法によれば、上位階層の情報要素に従属する下位階層の情報要素の数をGUI表示し、任意の階層の情報要素を選択展開してその詳細を表示するようにし、および階層間の接続関係を表示するようにしたため、これらGUI表示をオペレータが見て階層構造のデータ内容を容易に把握することができるというものである。
上位階層の各GUI表示(情報要素の表示)が持つ下位階層の数だけGUI表示を後方に一部が見えるように順次表示し、また上位階層の各GUI表示間の入出力を線分で接続表示するようにしている。そして、選択されたGUI表示の位置に例えば枠を設けて、当該枠内に選択された下位階層のGUI表示を行い、また当該下位階層内のGUI表示間の入出力を線分で接続表示する。また、上記枠は、下位階層のGUI表示からいずれかが選択されたときに、当該選択された下位階層のGUI表示を表すようにしている。したがって、特許文献1の階層表示方法によれば、上位階層の情報要素に従属する下位階層の情報要素の数をGUI表示し、任意の階層の情報要素を選択展開してその詳細を表示するようにし、および階層間の接続関係を表示するようにしたため、これらGUI表示をオペレータが見て階層構造のデータ内容を容易に把握することができるというものである。
従来の階層表示方法は、以上のように構成されているが、次のような問題があった。上記特許文献1による表示例を図5および図6で示し説明する。
図5において、表示画面10上で上位階層の情報要素a,b,c,dがGUI表示されている。これら情報要素a,b,c,dのそれぞれが持つ下位階層の情報要素の数が、例えば情報要素aについては7個あることを示すべく、後方に一部が見えるように順次表示される。そのため、下位階層の数が増加した場合、表示画面10の表示領域がその分占有され、一画面上で表示できる情報量が制限されることになる。また、その対策として、複数の下位階層を縮小した形でまとめて表示する方法もあるが、その場合、下位層の情報要素の数については認識できないことになる。
図5において、表示画面10上で上位階層の情報要素a,b,c,dがGUI表示されている。これら情報要素a,b,c,dのそれぞれが持つ下位階層の情報要素の数が、例えば情報要素aについては7個あることを示すべく、後方に一部が見えるように順次表示される。そのため、下位階層の数が増加した場合、表示画面10の表示領域がその分占有され、一画面上で表示できる情報量が制限されることになる。また、その対策として、複数の下位階層を縮小した形でまとめて表示する方法もあるが、その場合、下位層の情報要素の数については認識できないことになる。
各階層の展開を行う表示/非表示の切り替えについて図6に示している。図6(L)の表示画面10において、上位階層の情報要素dは2個の下位階層の情報要素d1,d2を持っているが、そのうちのd2をマウスでクリックすることにより、図6(R)のように破線(これは表示されない。)で示される部分が展開表示される。すなわち、情報要素d2は2個の情報要素d21,d22からなり、上位階層および情報要素d21,d22相互の係わり合いを線分で接続表示している。ところで、例えば収集した複数の関連した情報の取り扱い方として、ある時は全ての情報要素を用いる場合があり、また他の時にはその一部の情報要素については必要としない場合(情報要素自身を表示したくない場合)がる。上記従来技術では、図6(R)のように情報要素d2を展開した場合、情報要素d22が不要な情報要素であったとしても、表示してしまうことになる。このように、必要な情報要素と不要な情報要素混在する階層の場合、不要な要素も表示するシステムであると、その分で限られた表示画面上の領域を使用してしまうということが起きる。また、この場合、不要な情報要素が混在した表示となるので、それが使用したい情報に対するノイズとなり、求めている関連性を把握するときに困難を極めることにもなる。さらに、従来技術は構成階層数に着目した技術であるため、直接の関係を重視するデータの場合、その情報要素の数を明示しないので、一旦展開を行わないと状況を認識できない。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、限られた領域の表示画面に対し階層構造を構成する複数情報を把握し易いように有効に表示可能とするデータ階層表示装置およびそのプログラムを得ることを目的とする。
この発明に係るデータ階層表示装置は、階層に分けられる複数の情報要素からなる集合情報を、各情報要素それぞれと階層構造の関係を識別可能にして表示するデータ階層表示装置において、各階層にある一つ以上の情報要素のファイル、および同一階層や異階層にある情報要素間の接続関係と、上位階層と下位階層にある情報要素間の従属関係を表す関連付け情報を格納するデータベース部と、データ階層表示の入力操作を行う入力操作部と、データ階層表示を行う表示画面を持つ出力表示部と、入力操作部により上位階層にある情報を選択した際に、情報要素のファイルと関連付け情報に基づいて、表示画面上に上位階層にある情報要素を枠を用いて表示し、当該情報要素が複数存在する場合には関連を接続線を用いて表示し、また上位階層の各情報要素に関連する下位階層の情報要素が存在する場合には上位階層の各情報要素の枠内の所定の部分に、それぞれ従属する下位階層の情報要素の件数を数字で表示するように処理を行う情報処理部とを備えたものである。
この発明によれば、下位階層の情報要素の件数を上位階層のGUI表示内の小枠(クリックボタン)内に数値表示することにより、画面表示領域の効率的な活用と階層構造の容易な把握を可能にする効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるデータ階層表示装置の原理構成を示すブロック図である。
データ階層表示装置は、情報処理部100、入力操作部200、出力表示部300およびデータベース部400を備えている。情報処理部100は、データ階層表示プログラムやその他の所定のプログラムに従って制御を行うCPUを備えた、例えばパーソナルコンピュータで構成されており、特に、この発明の処理機能は情報取得手段101と関連表示手段102として表されている。入力操作部200はキーボードやマウスで代表される使用者による入力手段である。出力表示部300はCRT、液晶、プラズマなどのディスプレイである。データベース部400は、最上位の階層にある一つ以上の情報要素のファイル(例えば情報A)、その下位の階層にある一つ以上の情報要素のファイル(例えば情報B)、さらにその下位の階層にある一つ以上の情報要素のファイル(例えば情報C)のように複数の情報を格納している。ここで、情報A、情報Bおよび情報Cは階層を構成していて、冒頭で述べた1つの集合情報を構成していることになる。また、データベース部400は、各階層の情報A,B,C間を関連付けるための関連付け情報を格納している。この関連付け情報は、同一階層や異階層にある情報要素間のつながり、すなわち接続関係、上位階層にある情報要素と下位階層にある情報要素との従属関係を表している。これらデータベース部400の情報は、情報処理部100または他の装置で予め作成される。また、データベース部400の情報は、情報処理部100で入力操作部200を用いて必要に応じて変更できるものであってもよいが、このことは、この発明では直接対象としてはいないので、ここでは省略する。
図1はこの発明の実施の形態1によるデータ階層表示装置の原理構成を示すブロック図である。
データ階層表示装置は、情報処理部100、入力操作部200、出力表示部300およびデータベース部400を備えている。情報処理部100は、データ階層表示プログラムやその他の所定のプログラムに従って制御を行うCPUを備えた、例えばパーソナルコンピュータで構成されており、特に、この発明の処理機能は情報取得手段101と関連表示手段102として表されている。入力操作部200はキーボードやマウスで代表される使用者による入力手段である。出力表示部300はCRT、液晶、プラズマなどのディスプレイである。データベース部400は、最上位の階層にある一つ以上の情報要素のファイル(例えば情報A)、その下位の階層にある一つ以上の情報要素のファイル(例えば情報B)、さらにその下位の階層にある一つ以上の情報要素のファイル(例えば情報C)のように複数の情報を格納している。ここで、情報A、情報Bおよび情報Cは階層を構成していて、冒頭で述べた1つの集合情報を構成していることになる。また、データベース部400は、各階層の情報A,B,C間を関連付けるための関連付け情報を格納している。この関連付け情報は、同一階層や異階層にある情報要素間のつながり、すなわち接続関係、上位階層にある情報要素と下位階層にある情報要素との従属関係を表している。これらデータベース部400の情報は、情報処理部100または他の装置で予め作成される。また、データベース部400の情報は、情報処理部100で入力操作部200を用いて必要に応じて変更できるものであってもよいが、このことは、この発明では直接対象としてはいないので、ここでは省略する。
図2はこのデータ階層表示装置による実施の形態1に係る動作手順を説明するフローチャートである。
利用者は、まず出力表示部300に検索画面を呼び出し、入力操作部200を操作して検索画面にキーワードを入力することで検索を行うと(ステップST1)、情報取得手段101がキーワードに関連するデータをデータベース部400から抽出する(ステップST2)。この抽出されたデータは、この段階では最上位にある情報、例えば情報Aに関するタイトルの類である。次に、その中から目的としている該当データを選択する(ステップST3)。すなわち、該当データが情報Aである場合、表示されている複数タイトルの中から情報Aを選択することになる。すると、情報取得手段101は、データベース部400から情報Aを構成している最上位の階層の情報要素A1〜A4を読み出すと共に、関連付け情報420から情報要素A1〜A4間の接続関係のデータを読み出す。また、このとき関連付け情報420の従属関係のデータを用いて情報要素A1〜A4のそれぞれに関連する下位階層のデータ(ここでは情報Bを構成している情報要素)の件数を計数して取り出す(ステップST4)。
利用者は、まず出力表示部300に検索画面を呼び出し、入力操作部200を操作して検索画面にキーワードを入力することで検索を行うと(ステップST1)、情報取得手段101がキーワードに関連するデータをデータベース部400から抽出する(ステップST2)。この抽出されたデータは、この段階では最上位にある情報、例えば情報Aに関するタイトルの類である。次に、その中から目的としている該当データを選択する(ステップST3)。すなわち、該当データが情報Aである場合、表示されている複数タイトルの中から情報Aを選択することになる。すると、情報取得手段101は、データベース部400から情報Aを構成している最上位の階層の情報要素A1〜A4を読み出すと共に、関連付け情報420から情報要素A1〜A4間の接続関係のデータを読み出す。また、このとき関連付け情報420の従属関係のデータを用いて情報要素A1〜A4のそれぞれに関連する下位階層のデータ(ここでは情報Bを構成している情報要素)の件数を計数して取り出す(ステップST4)。
ステップST4で読み出されたデータは、関連表示手段102において表示のための処理が施され、出力表示部300で表示される(ステップST5)。このときの情報Aに関する表示画面10は図3に示されるようになる。最上位階層の情報要素A1〜A4が大枠で表示され、これら相互の関係が接続線で表示される。また、各大枠の中には小枠を有し、小枠の中に数字が記載されている。この小枠内の数字は、情報要素A1〜A4のそれぞれに従属する下位階層の情報要素の件数を表している。例えば情報要素A2では、情報Bの階層にある4件の情報要素を持つことを表している。なお、上記小枠を敢えて表示せず数字だけを所定の位置を決めて表示するようにしてもよい。また、下位階層の情報要素の件数については、処理時に従属関係のデータを用いて計数する代わりに、予め計数した値を上位階層の情報要素と対応づけ関連付け情報として格納しておいたものを読み出すようにしてもよい。
したがって、下位階層の情報要素の件数を上位階層のGUI表示内の小枠(クリックボタン)内に数値表示することにより、画面表示領域の効率的な活用と階層構造の容易な把握を可能にする効果が得られる。例えば下位階層の件数が増加した場合でも、表示画面の表示領域が下位階層の図形表示で占められることがないし、また、下位階層の情報要素の件数は一目して確認できるので、従来のように枠数を一つずつ計数する煩わしさもなくなる。
したがって、下位階層の情報要素の件数を上位階層のGUI表示内の小枠(クリックボタン)内に数値表示することにより、画面表示領域の効率的な活用と階層構造の容易な把握を可能にする効果が得られる。例えば下位階層の件数が増加した場合でも、表示画面の表示領域が下位階層の図形表示で占められることがないし、また、下位階層の情報要素の件数は一目して確認できるので、従来のように枠数を一つずつ計数する煩わしさもなくなる。
次に、操作を続行する場合(ステップST6)であって、下位階層のデータを展開したい場合には、件数を表す小枠(クリックボタン)を選択する(ステップST7)。この操作は、図4(L)に示すように、例えばマウスにより対象とする情報要素A3の小枠内を左クリックすることにより実行される。すると、情報取得手段101は、データベース部400の関連付け情報の従属関係のデータを基に下位階層の情報Bの中から情報要素A3に関連するデータ(3件の情報要素B31,B32,B33とする。)を取得し、関連付け情報と共に関連表示手段102に渡す。また、このとき従属関係のデータを参照して3件の情報要素B31,B32,B33のそれぞれに従属する下位階層の情報Cの情報要素の件数を取得し、関連表示手段102に渡す(ステップST8)。関連表示手段102は、関連付け情報の接続関係のデータに従って情報要素A3と情報要素B31,B32,B33が関連する表示データを生成し、出力表示部300に送って図4(R)の破線枠内(破線は今回の説明上のもので表示されていないものとする。)ように表示させる(ステップST5)。図4(R)において、情報要素B31,B32,B33のそれぞれは、接続線により上位階層の情報要素A3と関連付けられて大枠で表示され、また、下位階層の情報Cの情報要素の有無を小枠内の数字で表示する。なお、この場合、情報要素A3の大枠に対し情報要素B31,B32,B33の大枠は、サイズを変えたり、枠線の太さを変えたり、あるいは枠線の色を変えるなどして、上位階層の情報と区別できるようにしてもよい。また、下位階層の情報要素の展開状態は、小枠(クリックボタン)を再度クリックすることで非表示するようにしてもよい。
したがって、上位階層の情報要素に属する下位階層の情報要素を、その件数表示の小枠を選択指示することで展開するので、必要に応じたときに即座にデータの関係を把握できる効果が得られる。
したがって、上位階層の情報要素に属する下位階層の情報要素を、その件数表示の小枠を選択指示することで展開するので、必要に応じたときに即座にデータの関係を把握できる効果が得られる。
複数のデータを表示している表示画面上で、使用しない不要な情報が表示されているケースが起りうる。これはデータの利用上紛らわしくなるので、不要な情報については表示画面上で非表示にしておいた方が好ましい。このような要求が生じた場合には、次のような処理を行う。
まず、図4(R)のデータ階層の表示画面10上で例えば情報要素B33が不要な情報であるとした場合、この情報要素B33を選択する(ステップST9)。この操作は、例えば情報要素B33の大枠内にポインタを当ててマウスを右クリックすることで実行される。すると、関連表示手段102が働いて消去の可否を問い合わせる消去メニューを表示画面上10に表示させる。次に、消去を選択すると(ステップST10)、情報要素B33を非表示とする処理を行う(ステップST11)。その結果、図4(D)の破線枠内に示すように、情報要素B33は非表示となる。この表示状態において、情報要素A3の小枠内には下位階層の情報要素の件数は「3」として残っているので、必要となった場合にはこの小枠部分を選択すれば、情報要素B33が再び表示されることになる。
したがって、下位階層の表示後、各情報要素ごとに表示/非表示をオペレータが任意に指定できるので、不要な情報を取り除いて画面表示領域の効率表示を可能とし、かつ表示情報の関連性を把握し易くする効果が得られる。
まず、図4(R)のデータ階層の表示画面10上で例えば情報要素B33が不要な情報であるとした場合、この情報要素B33を選択する(ステップST9)。この操作は、例えば情報要素B33の大枠内にポインタを当ててマウスを右クリックすることで実行される。すると、関連表示手段102が働いて消去の可否を問い合わせる消去メニューを表示画面上10に表示させる。次に、消去を選択すると(ステップST10)、情報要素B33を非表示とする処理を行う(ステップST11)。その結果、図4(D)の破線枠内に示すように、情報要素B33は非表示となる。この表示状態において、情報要素A3の小枠内には下位階層の情報要素の件数は「3」として残っているので、必要となった場合にはこの小枠部分を選択すれば、情報要素B33が再び表示されることになる。
したがって、下位階層の表示後、各情報要素ごとに表示/非表示をオペレータが任意に指定できるので、不要な情報を取り除いて画面表示領域の効率表示を可能とし、かつ表示情報の関連性を把握し易くする効果が得られる。
10 表示画面、100 情報処理部、200 入力操作部、300 出力表示部、400 データベース部、A1〜A4,B31〜B33 情報要素。
Claims (8)
- 階層に分けられる複数の情報要素からなる集合情報を、各情報要素それぞれと階層構造の関係を識別可能にして表示するデータ階層表示装置において、
各階層にある一つ以上の情報要素のファイル、および同一階層や異階層にある情報要素間の接続関係と、上位階層と下位階層にある情報要素間の従属関係を表す関連付け情報を格納するデータベース部と、
データ階層表示の入力操作を行う入力操作部と、
データ階層表示を行う表示画面を持つ出力表示部と、
前記入力操作部により上位階層にある情報を選択した際に、前記情報要素のファイルと前記関連付け情報に基づいて、前記表示画面上に上位階層にある情報要素を枠を用いて表示し、当該情報要素が複数存在する場合には関連を接続線を用いて表示し、また上位階層の各情報要素に関連する下位階層の情報要素が存在する場合には上位階層の各情報要素の枠内の所定の部分に、それぞれ従属する下位階層の情報要素の件数を数字で表示するように処理を行う情報処理部とを備えたことを特徴とするデータ階層表示装置。 - 入力操作部を用いて、上位階層の情報要素の件数が表示されている所定の部分を選択指示することにより、情報処理部が、対応した上位階層の情報要素に従属する下位階層の情報要素を接続線を用いて展開表示し、当該下位階層の情報要素に属するさらに下位の階層の情報要素が存在する場合にはその件数の数字を当該下位階層の情報要素の枠内の所定部分に表示にするように処理することを特徴とする請求項1記載のデータ階層表示装置。
- 入力操作部を用いて、表示している情報要素を選択指示することにより、情報処理部が、指示された情報要素を非表示にするように処理することを特徴とする請求項1または請求項2記載のデータ階層表示装置。
- 情報処理部は、非表示にされた情報要素が従属している上位階層の情報要素の枠内の所定部分に表示されている下位階層の情報要素の件数の数字を、非表示動作を行う前の状態に維持することを特徴とする請求項3記載のデータ階層表示装置。
- 情報処理部が、下位階層の情報要素の件数の数字を表示している所定部分を、情報要素の枠に対して小枠で表示するよう処理することを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか1項記載のデータ階層表示装置。
- 階層に分けられる複数の情報要素からなる集合情報を、各情報要素それぞれと階層構造の関係を識別可能に表示処理するコンピュータのデータ階層表示プログラムにおいて、各階層にある一つ以上の情報要素のファイル、および同一階層や異階層にある情報要素間の接続関係と、上位階層と下位階層にある情報要素間の従属関係を表す関連付け情報に基づいて、表示画面上に上位階層にある情報要素を枠を用いて表示する処理と、当該情報要素が複数存在する場合には関連を接続線を用いて表示する処理と、上位階層の各情報要素に関連する下位階層の情報要素が存在する場合には上位階層の各情報要素の枠内に設けられた小枠に、それぞれ従属する下位階層の情報要素の件数を数字で表示する処理とを行なうことを特徴とするデータ階層表示プログラム。
- 上位階層の情報要素の件数が表示されている所定の部分が選択指示されたとき、情報要素のファイルおよび関連付け情報に基づいて、前記上位階層の情報要素に従属する下位階層の情報要素を接続線を用いて展開表示する処理と、当該下位階層の情報要素に属するさらに下位の階層の情報要素が存在する場合にはその件数の数字を当該下位階層の情報要素の小枠内に表示にする処理を行うことを特徴とする請求項6記載のデータ階層表示プログラム。
- 表示している情報要素が選択指示されたとき、当該指示された情報要素を非表示にする処理を行うことを特徴とする請求項6または請求項7記載のデータ階層表示プログラム。
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