JP3738358B2 - ウィンドウ表示制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は情報処理装置の表示部の画面に複数のウィンドウを表示させるウィンドウ表示制御装置に係り、特に、ウィンドウのアイコン化及びアイコンのウィンドウ化を制御するウィンドウ表示制御装置に関する。
近年、ワークステーションやパーソナルコンピュータ等の情報処理装置では、ユーザに対して優れた操作環境を提供するためにウィンドウシステムが採用されるようになってきている。このウィンドウシステムでは、ビットマップディスプレイである表示装置のスクリーンに複数のウィンドウを同時に表示し、個々のウィンドウで別々の作業を行うことが可能である。
今日のウィンドウシステムでは、ディスプレイのスクリーンを効率よく利用するために、ウィンドウをアイコン化させる機能も提供している。このウィンドウのアイコン化とは、スクリーン上に表示されているウィンドウをアイコン表示に切り換える機能である。すなわち、例えば、スクリーン上に多数のウィンドウが表示されると、画面が見づらくなるので、当面は使用しないウィンドウについてはアイコン化して整理しておき、必要となるウィンドウのみを画面に表示させる場合などに用いられる機能である。
図11は、従来、一般的に行われているウィンドウのアイコン化処理を説明する図である。
図11の(a)に示すように、当初ウィンドウA、B、C、D、E、Fの6つのウィンドウが同時に表示されていたとする。これらのウィンドウは表示位置、サイズがそれぞれ異なり、ウィンドウA、Dを除いて部分的に他のウィンドウに隠れている。
このような状態にある時にユーザがウィンドウBのみを表示させたい場合には、マウス等の入力装置を用いて他の5つのウィンドウA、C、D、E、Fをアイコン化する。すなわち、該ウィンドウA、C、D、E、Fの所定位置にあるアイコン化用のボタンをマウスによりダブルクリックするなどの操作を行って、それらを非表示状態にし、代わりにそれらのウィンドウに対応した5つのアイコンをスクリーン下方に表示させる。これにより、ウィンドウBが全面可視状態となり、ユーザはウィンドウBに表示されている情報を選択的に得ることができると共に、文書作成や表計算などの作業を視認性の良い環境で行うことが可能になる。
また、逆にユーザがアイコン化されたウィンドウをスクリーン上に復元したい場合は、例えば表示させたいウィンドウのアイコンにマウスカーソルを重ね合わせて、マウスボタンをダブルクリックする。ウィンドウシステムはアイコン化されたウィンドウの情報を記憶しており、そのダブルクリック操作を検出すると、該ダブルクリック操作されたアイコンを元のウィンドウに復元表示させる。
このようにウィンドウのアイコン化は、1つのスクリーン上に多数のウィンドウをオープン可能なウィンドウシステムにおいて、現在表示中のあるウィンドウ上の作業を一時的に休止して再び処理を開始したいときに有効であり、ウィンドウシステムにおいてユーザの操作性を向上させる重要な機能である。
しかしながら上述のような従来のウィンドウのアイコン化方法には次のような問題がある。
すなわち、アイコン化により得られたアイコンは、それぞれ個別にスクリーンに表示されるため、アイコン化させるウィンドウの数が多くなると、アイコンの数も増大し、それに伴ってそれらのアイコンがスクリーン上で占める面積も増加し、しだいにスペース効率が悪化する。
またアイコンの数が増すに従って、復元するウィンドウに対応する目的のアイコンを探し出すのに手間取るようになり、操作性を低下させる。
本発明の課題は、ウィンドウをアイコン化させる際のディスプレイスクリーンのスペース効率の向上、及びウィンドウ復元時のアイコン操作の迅速化を可能にすることである。
本発明は、表示画面にウインドウを表示させるウインドウ表示制御装置において、ユーザの指示操作に応じて、前記表示画面に表示されたウインドウをアイコン化することを指示する指示手段と、前記指示手段によってアイコン化が指示された場合は、指示されたウインドウをアイコンに変換して表示するアイコン化手段と、前記アイコン化手段によって表示されたアイコンの個数を計数する計数手段と、前記計数手段により計数されたアイコンの個数が予め決められた数を超えた場合は、前記アイコン化手段によって表示されている複数のアイコンを1つの共有化アイコンに統合して表示する統合手段と、前記共有化アイコンに対する指示操作が行われた際に、該共有化アイコンに統合されている複数のアイコンの一覧を表示する一覧表示手段と、前記一覧表示手段によって一覧表示された中の選択されたアイコンに対応するウインドウを非表示状態から表示状態へと変化させる表示制御手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明のウインドウ表示制御装置は、前記統合手段が、各ウインドウで起動されているアプリケーションの種類に応じてウインドウをグループ分けし、各グループ毎に対応するアイコンを1つの共有化アイコンに統合して表示し、前記一覧表示手段が、指示された共有化アイコンに統合されている複数のアイコンの一覧を表示することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザによるアイコン化の指示がなされた場合に、ウインドウをアイコン化することによってウインドウのサイズを縮小するのに加え、更にこのアイコンの個数が予め決められた数を超えた場合は、複数のアイコンを統合化することによって自動的にアイコンの個数を減らすようにしたので、ウインドウ表示において、サイズの縮小および個数の減少とによって表示画面のスペースを効率良く利用することができ、また、共有化アイコンに対する指示操作が行われた際に、該共有化アイコンに統合されている複数のアイコンが一覧表示され、該一覧表示された中の選択されたアイコンに対応するウインドウを非表示状態から表示状態へと変化させるようにしたので、効率よく目的のウインドウに対応するアイコンを選択することができる。
また、本発明によれば、各ウインドウで起動されているアプリケーションの種類に応じてウインドウをグループ分けし、各グループ毎に対応するアイコンを1つの共有化アイコンに統合して表示するので、表示されたアイコンの中から目的のアプリケーションのアイコンを迅速に選択して、元のウインドウに復元し、該ウインドウ内で該目的のアプリケーションの実行を再開させることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例を説明する。
図1は一実施例であるウィンドウシステムを備えた情報処理装置のハードウェア構成図である。
マウス31とキーボード33はウィンドウシステムの入力装置であり、ユーザはこれらを用いてウィンドウシステムを操作し、ウィンドウのアイコン化および復元等の指示を行う。マウス31、キーボード33からの入力は、それぞれマウス制御装置30、キーボード制御装置32を介して中央処理装置(CPU)23に伝えられる。
CPU23はマウス制御装置30やキーボード制御装置32からのスクリーン表示に係わるデータの入力に従って、ドット毎のデータをウィンドウメモリ34に書き込む。またCPU23は、アイコン階層テーブル22にアイコン化されたウィンドウの情報を格納し、リソースファイル21にはアイコン制御のための情報等を格納する。
アイコン制御装置24はCPU23からの指示に従い、アイコン階層テーブル22に格納された後述するアイコン管理データを基にスクリーンに表示すべきウィンドウに係わる情報を表示制御メモリ25に書き込む。
ビットムーバ26はウィンドウメモリ34に格納されている各ウィンドウのビットマップイメージを、表示制御メモリ25に格納されたウィンドウ情報に基づいてビットマップ形式のフレームメモリである表示メモリ27に転送し、該表示メモリ27に1フレームのマルチウィンドウ画面のイメージを書き込む。尚、この転送時に、転送データと表示メモリ27内の内容とをドット単位(ビット単位)でAND、OR、EOR(Exclusive OR) などの論理演算、いわゆるラスタ演算を行う。
表示制御装置28は表示メモリ27に格納された表示画面をCRT(Cathode-Ray Tube)29のスクリーン上に表示させる。ユーザは該スクリーン上に表示されたウィンドウ内でマウス31とキーボード33を用いて文書作成や表計算などの各種作業を行う。
本実施例のウィンドウシステムでは、ウィンドウの移動、拡大、縮小、アイコン化、復元等の処理を行うウィンドウ管理プログラムを不図示の主記憶装置内に格納し、CPU23はこのウィンドウ管理プログラムを実行して、ウィンドウ処理を行う。このウィンドウ管理プログラムは一般にウィンドウマネージャと呼ばれるものである。
次に図2〜6を参照しながら本実施例におけるウィンドウのアイコン化及びアイコンのウィンドウ化(アイコン化されたウィンドウの復元)の操作が行われた時の画面表示の制御方法について説明する。
ユーザはスクリーンサイズ、ウィンドウの大きさ等を考慮して、スクリーン上に一度に表示できるアイコン(以後、個別アイコンと記述する)の最大数を決定し、これをシステム立ち上げ時等においてリソースファイル21に書き込む。ウィンドウマネージャは、この個別アイコンの最大数をリソースファイル21から読み出し、TOP_ICON_MINという変数により主記憶上で管理し、アイコン化されたウィンドウの数がTOP_ICON_MINの値を越えると、それらのアイコンを1個のアイコンであるトップアイコン(共有アイコン)に変換し
て表示させる。
図2〜6においては、TOP_ICON_MINが3に設定されているものとする。
図2は、CRT29のスクリーン40上にウィンドウW1 〜W6 の6つのウィンドウが表示された状態を示している。
図2の表示状態において、ユーザがマウス1等を用いてウィンドウW1 〜W3 をアイコン化させる操作を行うと、スクリーン40の表示は図3に示す状態に変化する。すなわち、ウィンドウW1 〜W3 は非表示状態となり、これらが、それぞれ個別アイコンICON1 〜ICON3 に変換されてスクリーン40の左下に表示される。このときウィンドウマネージャはこのアイコン化されたウィンドウW1 、W2 、W3 の表示位置、サイズ等のウィンドウ管理情報をアイコン階層テーブル22に格納する。
次に、図3の表示状態において、ユーザがさらにウィンドウW5 をアイコン化させる操作を行うと、アイコン化されるウィンドウの数が予め設定された上限値である3個を越えるので、ウィンドウマネージャは、図4に示すようにウィンドウW1 、W2 、W3 、W5 に対応する4つの個別アイコンICON1 、ICON2 、ICON3 、ICON5 を一個のトップアイコン41に置換し、これをスクリーン左下隅に表示させる。このときウィンドウマネージャはアイコン階層テーブル22にさらにウィンドウW5 のウィンドウ管理情報を格納する。このように、アイコン化される個別アイコン数が3個を越えると、それまで表示されていた複数の個別アイコンがトップアイコン41に統合されて表示されるようになる。
この状態で続けてウィンドウW4 、W6 をアイコン化しても、表示されるアイコンはトップアイコン41のみであり、その数は増えない。ただし、アイコン階層テーブル22にはウィンドウW4 、W6 のアイコン管理データが新たに格納される。
この図4の表示状態において、ユーザがアイコン化されたウィンドウをスクリーン40上に復元する際には、トップアイコン41に不図示のマウスカーソルを重ね合わせた後、マウス31のマウスボタンをクリックする。このクリック操作により、図5に示すようにウィンドウW1 、W2 、W3 、W5 のそれぞれに対応するアイコンがトップアイコン41の従属アイコンとして、トップアイコン41の右側に縦列表示される。尚、この図5に示す従属アイコン42−1、42−2、42−3、42−4は図3に示す個別アイコンICON1 、ICON2 、ICON3 とは異なるが、これらの個別アイコンを上記従属アイコンとして用いてもよい。ユーザはこれらの表示された従属アイコン42−1、42−2、42−3、42−4の中から復元したいウィンドウに対応する従属アイコン42−i(i=1、2、3、4)をマウスカーソルにより指定し(マウスカーソルを重ね合わせる)、マウス31のマウスボタンをダブルクリックする。
図6は、図5の表示状態において、ユーザがウィンドウW1 のアイコン42−1を指定してダブルクリックした後のスクリーン40の表示状態を示している。すなわち、このダブルクリック操作により、ウィンドウW1 は非表示状態から再び表示状態に復帰する。これに伴い、アイコン化されたウィンドウの数が4個から3個に減るので、ウィンドウマネージャは、図6に示すようにトップアイコン41をクローズし、ウィンドウW2 、W3 、W5 の個別アイコンICON2 、ICON3 、ICON5 をスクリーン40の左下方に表示させる。
本実施例では、ウィンドウマネージャにより個別アイコンに加えて、トップアイコンとこれに従属する個別アイコンの別形態である従属アイコンを、アイコン階層テーブル22において階層構造により管理する。
図7はアイコン階層テーブル22の内部構成を示す図であり、同図に示す状態は図3の画面に対応している。
「ウィンドウID」はアイコン化されたウィンドウの識別子であり、同図において、「1」、「2」、「3」はそれぞれウィンドウW1 、ウィンドウW2 、ウィンドウW3 を表している。
「ウィンドウタイトル」は当該ウィンドウ内で起動されているアプリケーションソフトの名称であり、アイコン階層テーブル22に書き込まれる際にアルファベット順にソートされる。尚、このソートは、後述するアイコン管理データ単位で行われる。
「ウィンドウ座標」はスクリーン40上での当該ウィンドウの左上隅の表示位置を示すドット座標値であり、「ウィンドウサイズ」は当該ウィンドウの矩形領域の大きさを表す。
「ウィンドウのビットマップデータへのポインタ」はスクリーン40上に表示する当該ウィンドウのビットマップデータのウィンドウメモリ34内での格納位置を指すポインタ値であり、「アイコンのビットマップデータへのポインタ」はその当該ウィンドウに対応するアイコンのビットマップデータのウィンドウメモリ34内での格納位置を指すポインタ値である。
「アイコンのビットマップデータへのポインタ」にはウィンドウW1 、W2 、W3 のそれぞれについて、ポインタ値「a0 a0 a0 」、「b0 b0 b0 」、「c0 c0 c0 」が格納されている。これらのポインタ値は、図3の個別アイコンICON1 、ICON2 、ICON3 のビットマップデータのウィンドウメモリ34内での格納位置を指している。
この「ウィンドウID」、「ウィンドウタイトル」、「ウィンドウ座標」、「ウィンドウサイズ」、「ウィンドウのビットマップデータへのポインタ」、及び「アイコンのビットマップデータへのポインタ」の各フィールドから成る管理データ(以後アイコン管理データと記述する)は、アイコン化されたウィンドウ毎に作成される。
図8は図4の表示状態に対応するアイコン階層テーブル22を示している。
図8において、「ウィンドウID」が5であるウィンドウW5 のアイコン管理データが付加されており、「アイコンのビットマップデータへのポインタ」にはウィンドウW1 、W2 、W3 、W5 のそれぞれについて、ポインタ値「a1 a1 a1 」、「b1 b1 b1 」、「c1 c1 c1 」、「d1 d1 d1 」が格納されている。これらのポインタ値は、図5のウィンドウW1 、ウィンドウW2 、ウィンドウW3 、ウィンドウW5 の従属アイコンのビットマップデータのウィンドウメモリ34内での格納位置を指している。
このように、アイコン階層テーブル22に格納されるアイコン管理データの個数がTOP_ICON_MINの設定値を越えると、それらのアイコン管理データの「アイコンのビットマップデータへのポインタ」は個別アイコンから従属アイコンのビットマップデータへのポインタ値に設定変更される。
尚、上記の例では、TOP_ICON_MINの値は3に設定されているが、この値はユーザが自由に設定でき、例えばTOP_ICON_MINを5として、ウィンドウが6つアイコン化されたときにトップアイコンを表示させるようにすることも可能である。
次に図9及び図10を参照しながらウィンドウマネージャの制御により行われるウィンドウのアイコン化処理及び復元処理を説明する。
図9はアイコン化処理のフローチャートである。
ユーザがマウス31等を用いてスクリーン40に表示されている任意のウィンドウのアイコン化を指示すると、ウィンドウマネージャはまず、例えば主記憶上の任意のアドレスに記憶されているアイコン化されたウィンドウの個数(以後、「アイコン化ウィンドウの個数」と記述する)を1つインクリメントする(S1)。これにより、図3に示すスクリーン上でウィンドウW5 のアイコン化を指示すると、「アイコン化ウィンドウの個数」は4として記憶される。
次に、インクリメントされた「アイコン化ウィンドウの個数」をTOP_ICON_MINの値と比較し、それがTOP_ICON_MINの値より大きいか否かを判定する(S2)。そして、「アイコン化ウィンドウの個数」がTOP_ICON_MINの値を越えているときは(S2、YES)、アイコン階層テーブル作成Iの処理を行い(S3)、TOP_ICON_MINの値を越えていないときは(S2、NO)、アイコン階層テーブル作成IIの処理を行う(S5)。
アイコン階層テーブル作成Iの処理においては、新たにアイコン化されたウィンドウのアイコン管理データを作成し、これをアイコン階層テーブル22に格納する。このとき、「アイコン化ウィンドウの個数」が「4」、すなわち最初にTOP_ICON_MINを越えたときには、アイコン階層テーブル22にアイコン管理データが格納されている全てのウィンドウについて、それらのウィンドウの従属アイコンのビットマップデータを生成し、それらのビットマップデータのウィンドウメモリ34内での格納位置を指すポインタ値を、それぞれのウィンドウに対応する「アイコンのビットマップデータへのポインタ」のフィールドに設定する。また、「アイコン化ウィンドウ個数」が「5」以上のときには、新たにアイコン化されたウィンドウのアイコン管理データのみに対して上記処理を行う。
アイコン階層テーブル作成IIの処理においても、新たにアイコン化されたウィンドウのアイコン管理データを作成し、これをアイコン階層テーブル22に格納する。このときは従属アイコンのビットマップデータを生成せず、「アイコンのビットマップデータへのポインタ」には個別アイコンのビットマップデータのウィンドウメモリ34内での格納位置を指すポインタ値を格納する。尚、上記2つのアイコン階層テーブル作成I、IIのいずれの処理においても、「ウィンドウタイトル」によるソート処理を行う。
ウィンドウマネージャはアイコン階層テーブル作成Iの処理(S3)を終えると、トップアイコン41を生成し、それまでスクリーン40上に表示されていた個別アイコンに代えて、このトップアイコン41を表示する(S4)。
これにより、例えば、図3に示すように3個の個別アイコンICON1 、ICON2 、ICON3 が既に表示されている時に、さらにウィンドウW5 のアイコン化を指示すると、図4に示すようにウィンドウW1 、W2 、W3 、W5 のアイコンが統合化されたトップアイコン41がスクリーン40に表示される。
また、ウィンドウマネージャはアイコン階層テーブル作成IIの処理(S5)を終えると、通常の個別アイコンを生成し、これをスクリーン40上の所定位置に表示する(S6)。
図10はウィンドウマネージャにより行われるアイコンをウィンドウに復元する処理を説明するフローチャートである。
ウィンドウマネージャは、この処理においては、通常キーボード33からの入力やマウス31の各種操作(移動、クリック、ダブルクリック等)のイベント発生の待ち状態にある(S11)。
そして、上記各種イベントの発生によりイベント情報を受け取ると、該イベント情報を解析して、イベントがマウス31のクリック操作であれば、そのクリック操作位置がスクリーン40上のトップアイコン41の表示領域内かどうかを、予め主記憶内に記憶しているトップアイコン41の表示位置情報と比較して判定する(S12)。そして、それがトップアイコン41の表示領域外であれば(S12、NO)、該当する他の処理を行う(S22)。
一方、クリック操作位置がスクリーン40上のトップアイコン41の表示領域内と判定すると、アイコン階層テーブル22内の全てのアイコン管理データに基づいて、トップアイコン41の右方にそれに従属するアイコン(前記従属アイコン)を全て表示させた後(S13)、再びイベント発生待ちの状態になる(S14)。
これにより、例えば、図4に示す画面でトップアイコン41をクリックすると、図5に示すようにこのトップアイコン41の右方にウィンドウW1 、W2 、W3 、及びW5 の従属アイコン42−1、42−2、42−3、42−4が縦一列に重ね合わさって表示される。
またこの場合、各従属アイコンはウィンドウタイトルのアルファベット順に表示されるので、ユーザは復元したいウィンドウの従属アイコンを迅速に見つけることができる。
ここで再びイベント情報を受け取ると、該イベント情報を解析し、上記従属アイコンのいずれかがダブルクリックされたかどうかを判定する(S15)。そして、ダブルクリックされたときのマウスカーソルの位置がいずれの従属アイコンの表示領域内にもなく、さらにはクリック回数が1回等の他のイベントであれば(S15、NO)、該当する他の処理を行う(S23)。
他方、いずれかの従属アイコンがダブルクリックされたと判定すると(S15、YES)、アイコン階層テーブル22内のアイコン管理データを検索して、上記ダブルクリックされた従属アイコンのアイコン管理データを読み出し、その内容に基づいて上記ダブルクリックされた従属アイコンに対応するウィンドウをスクリーン40上に復元表示する(S16)。そして続いて、「アイコン化ウィンドウの個数」を1つデクリメントし、上記復元したウィンドウに対応するアイコン管理データをアイコン階層テーブル22から削除する(S17)。
次に、上記デクリメントにより得られた「アイコン化ウィンドウの個数」をTOP_ICON_MINの値と比較する(S18)。そして、「アイコン化ウィンドウの個数」がTOP_ICON_MINの値以下になったと判定すると(S18、YES)、トップアイコン41をクローズし、スクリーン40上からトップアイコン41とその右方に表示されている全ての従属アイコンを消去する(S19)。そしてスクリーン40上に全ての個別アイコンを表示し(S20)、ステップS11に戻ってイベント発生待ちとなる。
上記動作により、例えば図5に示す画面で、ウィンドウW1 の従属アイコン42−1をダブルクリックすると、スクリーン40の画面は図6に示す表示状態に変化する。すなわち、トップアイコン41とその従属アイコン42−1、42−2、42−3、42−4が消え、代わりにウィンドウW2 、W3 、W5 の個別アイコンICON2 、ICON3 、ICON5 が表示される。
一方、上記ステップS18で、「アイコン化ウィンドウの個数」が依然としてTOP_ICON_MINの値を越えているときは(S18、NO)、復元したウィンドウの従属アイコンをクローズまたはアンマップし、他の従属アイコンもアンマップする(S21)。アンマップされた従属アイコンは、マップすることによりスクリーン40上に再表示できる。このときトップアイコン41はそのまま表示しておき、ステップS11に戻ってイベント発生待ちとなる。
以上の実施例では、個別アイコンをトップアイコン(共有アイコン)に置換する条件を、「アイコン化ウィンドウの個数」が予め定められた表示可能な個別アイコンの最大数を越えた場合としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ユーザがこの条件を任意に設定できるものとする。例えば、ユーザがリソースファイル21内で特定のウィンドウを指定し、この指定したウィンドウをアイコン化した時に、ウィンドウマネージャが個別アイコンをトップアイコンに置換するようにすることも可能である。
またアイコン化されている全てのウィンドウの個別アイコンをトップアイコンに置換するようにしているが、これを一部の個別アイコンに限定するようにしてもよい。例えば図3の表示状態でウィンドウW5 をアイコン化した時に、ウィンドウW1 、W2 、W3 の個別アイコンのみをトップアイコンに置換し、最後にアイコン化の指示が行われたウィンドウW5 については個別アイコンに置き換えて、それをトップアイコンの横に表示するようにしてもよい。
さらにアイコン階層テーブル22においてアイコン管理データはウィンドウタイトルのアルファベット順に格納するようにしているが、ウィンドウタイトルが他の方法で記述されている場合はこの限りではない。例えば五十音順、番号順等に従って格納、表示してもよい。
さらに本発明のアイコンの階層構造は2階層に限定されるものではなく、必要に応じてさらに多数の階層で従属アイコンを管理するようにしてもよい。
例えば、上位、中位、下位の3階層のアイコンを用いる場合、上位階層は一つのトップアイコンとし、下位階層は個々のウィンドウに対応する従属アイコンとする。この場合、中位階層のアイコンは一つまたは複数の下位階層のアイコンを従属アイコンとして持つ共有化アイコンであると同時に、上位階層のトップアイコンに従属する従属アイコンの性格も併せ持つ。
このような階層構成とした場合、例えば文書作成、表計算、グラフィック、データベース等の、各ウィンドウで起動されているアプリケーションの種類に応じて下位階層のアイコンをグループ分けし、文書作成、表計算等の各グループ毎に一つの中位階層のアイコンを対応させれば、アイコン化されるウィンドウが多数になった場合でも、効率よく目的のウィンドウに対応するアイコンを選択することができる。この場合ユーザがトップアイコン上でウィンドウ復元の指示を行うと、アイコン化されているアプリケーションの種類に対応した複数の中位階層のアイコンが表示される。そしてさらにそのうちの所望するアプリケーションの分野に対応する一つの中位階層のアイコンを選択して復元の指示を行うと、その中位階層のアイコンに従属する目的のアプリケーション分野のアイコンが全て表示される。ユーザはこれらの表示された下位階層のアイコンの中から目的のアプリケーションのアイコンを迅速に選択して、元のウィンドウに復元し、該ウィンドウ内で該目的のアプリケーションの実行を再開させることができる。
4階層以上の多階層構造を用いた場合も同様な利用方法が考えられる。
本発明の一実施例のシステム構成を示すブロック図である。 マルチウィンドウ表示画面の一例を示す図である。 図2に示す画面上でウィンドウのアイコン化を行った場合の表示画面の状態を示す図である。 トップアイコンの表示例を示す図である。 トップアイコンをクリック操作した時の表示例を示す図である。 アイコンのウィンドウ化によりアイコンの数が3個に減った場合の表示例を示す図である。 トップアイコンがない場合のアイコン階層テーブルの内容を示す図である。 トップアイコンがある場合のアイコン階層テーブルの内容を示す図である。 ウィンドウマネージャにより行われるウィンドウのアイコン化処理を説明するフローチャートである。 ウィンドウマネージャにより行われるアイコンをウィンドウに復元する処理を説明するフローチャートである。 従来のウィンドウのアイコン化方法を説明する図である。
符号の説明
21 リソースファイル
22 アイコン階層テーブル
23 中央処理装置
24 アイコン表示装置
25 表示制御メモリ
26 ビットムーバ
27 表示メモリ
28 表示制御装置
29 CRT
30 マウス制御装置
31 マウス
32 キーボード制御装置
33 キーボード
34 ウィンドウメモリ
40 スクリーン
41 トップアイコン(共有アイコン)
42−1、42−2、42−3、42−4 従属アイコン

Claims (2)

  1. 表示画面にウインドウを表示させるウインドウ表示制御装置において、
    ユーザの指示操作に応じて、前記表示画面に表示されたウインドウをアイコン化することを指示する指示手段と、
    前記指示手段によってアイコン化が指示された場合は、指示されたウインドウをアイコンに変換して表示するアイコン化手段と、
    前記アイコン化手段によって表示されたアイコンの個数を計数する計数手段と、
    前記計数手段により計数されたアイコンの個数が予め決められた数を超えた場合は、前記アイコン化手段によって表示されている複数のアイコンを1つの共有化アイコンに統合して表示する統合手段と、
    前記共有化アイコンに対する指示操作が行われた際に、該共有化アイコンに統合されている複数のアイコンの一覧を表示する一覧表示手段と、
    前記一覧表示手段によって一覧表示された中の選択されたアイコンに対応するウインドウを非表示状態から表示状態へと変化させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とするウインドウ表示制御装置。
  2. 前記統合手段は、各ウインドウで起動されているアプリケーションの種類に応じてウインドウをグループ分けし、各グループ毎に対応するアイコンを1つの共有化アイコンに統合して表示し、
    前記一覧表示手段は、指示された共有化アイコンに統合されている複数のアイコンの一覧を表示することを特徴とする請求項1記載のウインドウ表示制御装置。
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