JP2000163679A - ディスプレイ付操作盤 - Google Patents

ディスプレイ付操作盤

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JP2000163679A
JP2000163679A JP10355358A JP35535898A JP2000163679A JP 2000163679 A JP2000163679 A JP 2000163679A JP 10355358 A JP10355358 A JP 10355358A JP 35535898 A JP35535898 A JP 35535898A JP 2000163679 A JP2000163679 A JP 2000163679A
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弘幸 龍野
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直哉 松岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、所定の操作ごとに操作項目を設
け、該操作項目を選択可能に表示すると共に、該選択さ
れた操作項目に係る操作に関する操作情報を表示するデ
ィスプレイ付操作盤において、操作者が適切な操作を迅
速かつ的確に行うことができるディスプレイ付操作盤を
提供することを目的とする。 【解決手段】 メモリに格納される操作情報6には、操
作項目5に係る操作の実行により起こり得る結果を表す
結果情報61、64及び操作項目5に係る操作の実行に
際し操作者がとるべき行動を表す指針情報62、65を
含めると共に、ディスプレイ2には選択された操作項目
に対応する結果情報61、64及び指針情報62、65
を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の操作ごとに
操作項目を設け、該操作項目を選択可能に表示すると共
に、該選択された操作項目に係る操作に関する操作情報
を表示するディスプレイ付操作盤において、操作者が適
切な操作を迅速かつ的確に行うことができるディスプレ
イ付操作盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種機器やシステムの保守、管理、監
視、設定等を行う操作盤として、液晶ディスプレイ等を
設けることにより、操作盤を操作する者(以下、操作者
という)が容易に操作できるようにしたディスプレイ付
操作盤が知られている。このディスプレイ付操作盤の画
面には所定の操作が項目分けされて表示され、操作者は
この画面に表示された項目をキーボードやスイッチ等を
介して選択することができる。これにより各種機器やシ
ステムの保守、管理、監視等の操作を可能としている。
ここで従来のディスプレイ付操作盤においては、現在選
択されている操作についての一般的な説明を画面に表示
することにより操作の内容を操作者に理解させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
操作盤の機能は高度化、複雑化しているため、操作につ
いての一般的な説明だけを表示しても、その操作の内容
を操作者に十分に理解させることができないという問題
点があった。また、そのような場合であっても、操作盤
の取扱い説明書等を読むことによって操作の内容を理解
することは可能であるが、取扱い説明書等のどの部分に
記載されているか等を調べなければならず、非常に手間
と時間がかかるという問題点があった。特に、異常監視
用の操作盤や災害発生などの緊急時においては、素早い
判断や操作が求められるため、上記取扱い説明書等を読
んでいる時間がないという問題点があった。また操作が
確実に行われたかどうか、あるいは操作を行った後に操
作者がどのような行動をとるべきかといったことは、操
作者自身が判断しなければならなかった。本発明は、こ
のような従来の問題点を鑑みてなされたもので、操作者
が適切な操作を迅速かつ的確に行うことのできるディス
プレイ付操作盤を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決する手段】このような従来のディスプレイ
付操作盤における問題点を解決するために、請求項1に
記載の本発明は、所定の操作ごとに設けられた操作項目
と該操作項目に係る操作に関する操作情報とを対応づけ
て記憶手段に格納し、前記操作項目を選択可能に表示す
る項目表示手段と、前記項目表示手段にて選択された操
作項目に対応する操作情報を表示する情報表示手段と、
を備えてなるディスプレイ付操作盤において、前記記憶
手段に格納される操作情報には、操作項目に係る操作の
実行により起こり得る結果を表す結果情報を含めると共
に、前記情報表示手段は、前記項目表示手段にて選択さ
れた操作項目に対応する結果情報を表示することを特徴
として構成されている。
【0005】また、請求項2に記載の本発明は、前記請
求項1に記載の本発明において、前記記憶手段に格納さ
れる操作情報には、更に操作項目に係る操作の実行に際
し操作者がとるべき行動を表す指針情報を含めると共
に、前記情報表示手段は、前記項目表示手段にて選択さ
れた操作項目に対応する指針情報を表示することを特徴
として構成されている。
【0006】さらに請求項3に記載の本発明は、前記記
憶手段に格納される操作情報には、操作項目に係る操作
が終了したことを確認する確認情報及び操作項目に係る
操作が必要となる原因を表す原因情報を含めると共に、
前記情報表示手段は、前記項目表示手段にて選択された
操作項目に対応する確認情報及び原因情報を表示するこ
とを特徴として構成されている。
【0007】また、請求項4に記載の本発明は、前記記
憶手段に格納される操作情報には、操作項目に係る操作
が終了したことを確認する確認情報及び操作項目に係る
操作の実行に際し操作者がとるべき行動を表す指針情報
を含めると共に、前記情報表示手段は、前記項目表示手
段にて選択された操作項目に対応する確認情報及び指針
情報を表示することを特徴として構成されている。
【0008】さらに、請求項5に記載の本発明は、前記
請求項1乃至請求項4に記載の本発明において、前記項
目表示手段により表示される操作項目と前記情報表示手
段により表示される操作情報とを同一の画面に表示する
ことを特徴として構成されている。
【0009】また、請求項6に記載の本発明は、前記請
求項1乃至請求項5に記載の本発明において、前記情報
表示手段は、前記操作情報の一部を区画し又は点滅させ
若しくは他の部分と色を違えて表示する注意喚起手段を
備えてなることを特徴として構成されている。
【0010】さらに、請求項7に記載の本発明は、前記
請求項1乃至請求項6に記載の本発明において、前記情
報表示手段は、前記操作情報の一部又は全部を図形とし
て表示することを特徴として構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一の実施形態に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施
形態における操作盤の全体構成を示す図である。本操作
盤1には、液晶画面を有するディスプレイ2とスイッチ
群3とを左右に配置した操作パネル4が設けられてい
る。さらに操作盤1内部には、記憶部としてのメモリ及
び画面表示を制御するためのCPU(ともに図示せず)
が設けられている。
【0012】ここで操作者は、上記操作盤1の操作パネ
ル4を介して各種の操作を行うことができる。操作パネ
ル4のディスプレイ画面2には、行うことのできる操作
が項目として表示され(以下、この項目を操作項目とい
う)、操作者は操作パネル4上の所定の選択スイッチ3
aを押すことによって、所望の操作項目を選択すること
ができる。そして、操作パネル4上の所定の実行スイッ
チ3bを押すことにより、上記選択した操作項目に対応
した処理が実行される。
【0013】ここで操作盤1内のメモリには、上記操作
パネル4のディスプレイ画面2に表示する情報がデータ
として格納されている。すなわち、上記操作項目とその
操作項目を選択したときに表示する情報(以下、操作情
報という)が互いに対応づけられて格納されている。こ
の操作情報は、対応する操作項目の一般的な説明に加え
て、操作項目に係る操作の実行により起こり得る結果を
表す結果情報と、該操作の実行に際し操作者がとるべき
行動を表す指針情報とから構成されている。
【0014】ここで操作盤1内のCPUは、上記メモリ
に格納された操作項目及び操作情報(結果情報、指針情
報)を読みとり、これらをディスプレイ2に出力する。
これにより、操作項目及び操作情報が操作パネル4のデ
ィスプレイ画面2に表示されることとなる。また操作者
が所望の操作項目を選択すると、該選択された操作項目
に対応する操作情報が操作パネル4のディスプレイ画面
2に表示される。このとき操作項目の一般的な説明だけ
でなく、上述のように操作項目の実行により起こり得る
結果(結果情報)及び実行に際しとるべき行動(指針情
報)が表示されるので、操作者は、それらの情報を見る
ことにより迅速かつ的確な操作を行うことが可能とな
る。なお、選択スイッチ3aを押すことにより操作項目
の選択が変更された場合には、CPUが変更後の操作項
目に対応する操作情報をメモリから読みとり、これをデ
ィスプレイ2に出力することによって選択された操作項
目に対応する操作情報の表示を行う。
【0015】次に、本操作盤1における操作を具体例と
共に説明する。図2は、本実施形態における操作パネル
4のディスプレイ画面2を示す図である。なお本実施形
態では、煙検知システムにおける操作盤について説明す
るが、これに限られずどのような操作盤であってもよ
い。
【0016】図2に示すように、操作パネル4のディス
プレイ画面2は、上下に2分割されて表示されており、
画面の上半分2a(以下、項目表示部という)には操作
項目5が表示され、画面の下半分2b(以下、情報表示
部という)には操作情報6が表示される。以下、図2に
示す「スイッチ設定」のディスプレイ画面2を例として
説明する。上記項目表示部2aには「スイッチ設定」に
おける操作項目5(「音響停止」50、「移報停止」5
1、「印字停止」52)が該操作項目の番号と共に表示
される。これは、「スイッチ設定」における操作とし
て、「音響停止」、「移報停止」、「印字停止」のいず
れかの操作が可能であることを意味している。また操作
者が現在選択している操作項目を示すために、選択され
ている操作項目の番号が白抜きで表示される(図中
A)。図2では操作項目「音響停止」50が選択されて
いる状態を示している。なお、「スイッチ設定」のディ
スプレイ画面2aが表示された直後では、便宜的に1番
上に表示されている操作項目「音響停止」50が選択さ
れる。
【0017】また操作者は操作パネル4の選択スイッチ
3aを押すことにより上記操作項目5の選択状態を変更
することができ、所望の操作項目を選択することができ
る。本実施形態においては、テンキーを選択スイッチ3
aとして使用し、上記操作項目5の番号をテンキー3a
で入力することによって所望の操作項目を選択すること
ができる。
【0018】ここで、例えば操作項目「音響停止」50
が選択されている状態では、この操作項目「音響停止」
50に関する情報が情報表示部2bに表示される。上述
したように「音響停止」についての一般的な説明60、
結果情報61及び指針情報62がそれぞれ情報表示部に
表示される。具体的には、「音響停止」についての一般
的な説明として「スピーカからの音を停止します。」6
0が表示される。また「音響停止」を実行したことによ
り起こり得る結果(状態、弊害)を表す結果情報として
「停止のままの場合、万一の時に音が鳴りません。」6
1が表示される。さらに「音響停止」を実行するに当た
って操作者がとるべき行動を表す指針情報として「通常
時は停止を解除してください。」62が表示される。こ
のように操作項目を選択した場合に結果情報が同時に表
示されるので、操作者は操作を実行したときの弊害を予
め知ることができ、異常や災害が発生した場合において
も迅速かつ的確な判断ができるようになる。また指針情
報も同時に表示されるので、操作者は操作を実行したと
きにとるべき行動を知ることができ、誤操作や事故を回
避することができる。
【0019】次に本発明の第二の実施形態について図面
を参照して詳細に説明する。なお、特に示さない部分に
ついては第一の実施形態と同様である。図3及び図4は
本実施形態における操作パネル4のディスプレイ画面2
を示す図である。上述した第一の実施形態では項目表示
部2aと情報表示部2bとを一画面として構成していた
が、本実施形態では項目表示部2cと情報表示部2dと
を別の画面として構成している点で異なる。本実施形態
を具体例と共に説明すると、例えば、図3に示す「試験
画面」のディスプレイ画面2では、項目表示部として一
画面2cを使用し、その画面2cに操作項目5(「印字
試験」53、「個別発報試験」54等)が表示される。
なお第一の実施形態と同様に、操作項目5は番号と共に
表示され、テンキー3aを用いて操作項目の番号を入力
することで所望の操作項目を選択することができる。
【0020】そして操作項目の選択が行われると、画面
が切り替わり、図4に示す情報表示部2dが表示され
る。なお、この情報表示部2dには第一の実施形態と同
様に、操作項目についての一般的説明63、結果情報6
4及び指針情報65が表示される。図4は、図3の項目
表示部2cにおいて操作項目「個別発報試験」54を選
択した場合に表示される情報表示部2dを示している。
「個別発報試験」についての一般的説明として「端末
(センサー)を擬似発報させます。システムは、実際に
端末が発報した場合と同様の処理をします。」63が表
示され、「個別発報試験」の結果情報として「音の鳴
動、各種機器への連動や移報を行います。」64が表示
される。さらに「個別発報試験」の指針情報として「必
要に応じ、事前に音や連動の停止、移報停止や、防災セ
ンターへ連絡を行ってください。」65が表示される。
これらの結果情報64及び指針情報65が表示されるこ
とによって、操作者は迅速かつ的確な操作を行うことが
できる。
【0021】さてこれまで本発明の一実施形態について
説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、そ
の技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施
されてよいものであり、以下、これら異なる形態につい
て説明する。上述の実施形態においてメモリに格納され
る操作情報は、結果情報及び指針情報から構成されるこ
ととしたが、これに限られるものではなく、他の情報を
メモリに格納してもよい。例えば、操作項目に係る操作
が終了したことを確認する確認情報を操作情報に含めて
もよい。さらに、障害が発生した場合に該障害の原因と
考えられる事項を表す原因情報を含めることとしてもよ
い。ここで、「データ設定」の操作において確認情報6
6と原因情報67を表示したディスプレイ画面2の一例
を図5に示す。通常であれば、「データ設定」の操作を
実行すると内部メモリとメモリカードにそれぞれ設定デ
ータが保存される。しかし、メモリカードが正しく装着
されていない(あるいは壊れている)ために設定データ
をメモリカードに保存することができなかった場合に
は、「データ設定」の操作を行った後、図5に示すディ
スプレイ画面が表示されるのである。上記図5では「デ
ータ設定」の操作が終了したことを確認する確認情報と
して「設定データを内部メモリに保存しました。メモリ
カードには保存できませんでした。」66と、メモリカ
ードにデータが保存できなかった原因を示す原因情報と
して「メモリカードが正しく装着されていないか、壊れ
ています!!」67が表示される。このように、操作を
実行したときに確認情報が表示されることとすれば、操
作者は操作が終了したことを容易に知ることができる。
また、障害が発生した場合に原因情報が表示されること
とすれば、操作者は、操作盤の取扱い説明書等を読まな
くても、その場で障害の原因等を知ることができるの
で、迅速な操作を行うことができる。
【0022】また、上述の結果情報、指針情報、確認情
報及び原因情報をそれぞれ組み合わせてディスプレイ画
面に表示することとしてもよい。図6には、確認情報6
8と指針情報69を組み合わせてディスプレイ画面2に
表示した例を示す。なお図6に示すディスプレイ画面2
は、上述の第一の実施形態の図2に示す「スイッチ設
定」の画面において操作項目「音響停止」50を選択
し、実行スイッチ3bを押したときに表示されるもので
ある。この図6においては、「音響停止」の操作が終了
したことを確認する確認情報として「音響停止しまし
た。」68と、次に操作者がとるべき行動を示す指針情
報として「音響停止を解除するには、保守メニューから
スイッチ設定を選択してください。」69が表示され
る。このように上記結果情報、指針情報、確認情報及び
原因情報を組み合わせて表示することにより、操作者は
さらに迅速な操作をすることが可能となる。
【0023】また、上述の情報表示部2b、2dにおい
て表示される操作情報6の一部、特に操作者に確実に伝
えたい情報の部分を区画し、あるいは点滅させたり、他
の部分と色を変えて表示させることとしてもよい。な
お、上述の図5及び図6において、図5の原因情報67
及び図6の指針情報69の部分を他の部分と区画して表
示している。このようにすることで、操作者に当該部分
を注目させ、当該部分に関する情報を確実に伝えること
ができる。したがって、誤操作や事故を回避することが
できる。
【0024】また上記実施形態では、操作情報6として
文字のみを表示する例を示したが、これに限られるもの
ではなく、文字の代わりにその内容を示す図形を用いて
もよい。このようにすることで、操作者は文章を読まな
くても。視覚的にその内容を理解することができるの
で、さらに迅速な操作を行うことができる。
【0025】また、選択スイッチ3a及び実行スイッチ
3bは、他の入力装置であってもよい。例えば、タッチ
パネルを用いて操作項目6の選択及び実行を行うことと
してもよい。さらに操作パネル4のディスプレイ2とし
て液晶ディスプレイを用いたが、これに限られず他のデ
ィスプレイを用いることができる。また、第一の実施形
態では、項目表示部2aと情報表示部2bを上下に2分
割して表示したが、左右に2分割したものであってもよ
い。
【0026】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明は、所定の操作
ごとに設けられた操作項目と操作情報とを対応づけて記
憶手段に格納し、操作項目を選択可能に表示する項目表
示手段と、選択された操作項目に対応する操作情報を表
示する情報表示手段と、を備えてなるディスプレイ付操
作盤において、記憶手段に格納される操作情報には、操
作項目に係る操作の実行により起こり得る結果を表す結
果情報を含めると共に、情報表示手段は、選択された操
作項目に対応する結果情報を表示することとしたため、
操作者は、選択した操作項目に係る操作を実行すること
によって起こり得る状態や弊害を予め知ることができる
ので、異常や災害が発生した場合においても迅速かつ的
確な操作ができるようになるという効果を有する。ま
た、そのような起こり得る状態や弊害を知るために操作
盤の取扱い説明書等を読む必要もなくなる。
【0027】また、請求項2に記載の本発明は、記憶手
段に格納される操作情報には、更に操作項目に係る操作
の実行に際し操作者がとるべき行動を表す指針情報を含
めると共に、情報表示手段は、項目表示手段にて選択さ
れた操作項目に対応する指針情報も表示することとした
ため、操作者は、選択した操作項目に係る操作を実行し
たときにとるべき行動を知ることができるので、誤操作
や事故を回避することができるという効果を有する。
【0028】さらに、請求項3に記載の本発明は、記憶
手段に格納される操作情報には、操作項目に係る操作が
終了したことを確認する確認情報及び操作項目に係る操
作が必要となる原因を表す原因情報を含めると共に、情
報表示手段は、項目表示手段にて選択された操作項目に
対応する確認情報及び原因情報を表示することとしたた
め、操作者は、操作が確実に行われたことを容易に知る
ことができると共に、操作盤の取扱い説明書等を読まな
くても、その場で障害の原因等を知ることができるの
で、迅速な操作を行うことができるという効果を有す
る。
【0029】また、請求項4に記載の本発明は、前記記
憶手段に格納される操作情報には、操作項目に係る操作
が終了したことを確認する確認情報及び操作項目に係る
操作の実行に際し操作者がとるべき行動を表す指針情報
を含めると共に、前記情報表示手段は、前記項目表示手
段にて選択された操作項目に対応する確認情報及び指針
情報を表示することとしたため、操作者は、操作が確実
に行われたことを容易に知ることができると共に、次に
とるべき行動を知ることができるので、迅速な操作を行
うことができるという効果を有する。
【0030】また、請求項5に記載の本発明は、項目表
示手段により表示される操作項目と情報表示手段により
表示される操作情報とを同一の画面に表示することとし
たため、操作者は、操作項目と操作情報を同時に見るこ
とができるので、効率的な操作を行うことができるとい
う効果を有する。
【0031】さらに、請求項6に記載の本発明は、情報
表示手段は、前記操作情報の一部、特に操作者に確実に
伝えたい情報の部分を区画し又は点滅させ若しくは他の
部分と色を違えて表示する注意喚起手段を備えてなるこ
ととしたため、操作者に当該部分を注目させ、当該部分
に関する情報を確実に伝えることができるという効果を
有する。したがって、操作者は重要な情報を見落とすこ
とがなく、誤操作や事故を回避することができる。
【0032】また、請求項7に記載の本発明は、情報表
示手段は、操作情報の一部又は全部を図形として表示す
ることとしたため、操作者は文章を読まなくても、視覚
的にその内容を理解することができるので、さらに迅速
な操作を行うことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態における全体構成を示
す図である。
【図2】本発明の第一の実施形態における操作パネルの
ディスプレイ画面を示す図である。
【図3】本発明の第二の実施形態における操作パネルの
ディスプレイ画面を示す図である。
【図4】本発明の第二の実施形態における操作パネルの
ディスプレイ画面を示す図である。
【図5】他の実施形態における操作パネルのディスプレ
イ画面を示す図である。
【図6】他の実施形態における操作パネルのディスプレ
イ画面を示す図である。
【符号の説明】
1 操作盤 2 ディスプレイ 2a、2c 項目表示部 2b、2d 情報表示部 4 操作パネル 5、50〜55 操作項目 6 操作情報 61、64 結果情報 62、65、69 指針情報 66、68 確認情報 67 原因情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 清明 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)発明者 龍野 弘幸 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)発明者 松岡 直哉 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)発明者 安藤 久美子 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA05 AA09 AA10 AA25 DD04 EE06 FF01 GG23 GG51 GG57 5G405 AA06 AA08 AD07 CA22 CA51 DA17 DA21 DA22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の操作ごとに設けられた操作項目と
    該操作項目に係る操作に関する操作情報とを対応づけて
    記憶手段に格納し、前記操作項目を選択可能に表示する
    項目表示手段と、前記項目表示手段にて選択された操作
    項目に対応する操作情報を表示する情報表示手段と、を
    備えてなるディスプレイ付操作盤において、 前記記憶手段に格納される操作情報には、操作項目に係
    る操作の実行により起こり得る結果を表す結果情報を含
    めると共に、 前記情報表示手段は、前記項目表示手段にて選択された
    操作項目に対応する結果情報を表示することを特徴とす
    るディスプレイ付操作盤。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に格納される操作情報に
    は、更に操作項目に係る操作の実行に際し操作者がとる
    べき行動を表す指針情報を含めると共に、 前記情報表示手段は、前記項目表示手段にて選択された
    操作項目に対応する指針情報を表示することを特徴とす
    る請求項1に記載のディスプレイ付操作盤。
  3. 【請求項3】 所定の操作ごとに設けられた操作項目と
    該操作項目に係る操作に関する操作情報とを対応づけて
    記憶手段に格納し、前記操作項目を選択可能に表示する
    項目表示手段と、前記項目表示手段にて選択された操作
    項目に対応する操作情報を表示する情報表示手段と、を
    備えてなるディスプレイ付操作盤において、 前記記憶手段に格納される操作情報には、操作項目に係
    る操作が終了したことを確認する確認情報及び操作項目
    に係る操作が必要となる原因を表す原因情報を含めると
    共に、 前記情報表示手段は、前記項目表示手段にて選択された
    操作項目に対応する確認情報及び原因情報を表示するこ
    とを特徴とするディスプレイ付操作盤。
  4. 【請求項4】 所定の操作ごとに設けられた操作項目と
    該操作項目に係る操作に関する操作情報とを対応づけて
    記憶手段に格納し、前記操作項目を選択可能に表示する
    項目表示手段と、前記項目表示手段にて選択された操作
    項目に対応する操作情報を表示する情報表示手段と、を
    備えてなるディスプレイ付操作盤において、 前記記憶手段に格納される操作情報には、操作項目に係
    る操作が終了したことを確認する確認情報及び操作項目
    に係る操作の実行に際し操作者がとるべき行動を表す指
    針情報を含めると共に、 前記情報表示手段は、前記項目表示手段にて選択された
    操作項目に対応する確認情報及び指針情報を表示するこ
    とを特徴とするディスプレイ付操作盤。
  5. 【請求項5】 前記項目表示手段により表示される操作
    項目と前記情報表示手段により表示される操作情報とを
    同一の画面に表示することを特徴とする請求項1乃至請
    求項4に記載のディスプレイ付操作盤。
  6. 【請求項6】 前記情報表示手段は、前記操作情報の一
    部を区画し又は点滅させ若しくは他の部分と色を違えて
    表示する注意喚起手段を備えてなることを特徴とする請
    求項1乃至請求項5に記載のディスプレイ付操作盤。
  7. 【請求項7】 前記情報表示手段は、前記操作情報の一
    部又は全部を図形として表示することを特徴とする請求
    項1乃至請求項6に記載のディスプレイ付操作盤。
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