JPH10269479A - ビル管理装置及びそのシステム - Google Patents
ビル管理装置及びそのシステムInfo
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- JPH10269479A JPH10269479A JP7799097A JP7799097A JPH10269479A JP H10269479 A JPH10269479 A JP H10269479A JP 7799097 A JP7799097 A JP 7799097A JP 7799097 A JP7799097 A JP 7799097A JP H10269479 A JPH10269479 A JP H10269479A
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- equipment
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設備機器が故障した場合に、管理者の経験の
有無にかかわらず、迅速に対応をとることができるビル
管理装置及びそのシステムを提供する。 【解決手段】 建物各所に配設され設備機器4aの状態
を監視又は制御する端末器4から故障信号を受信する受
信手段5aと、該故障信号に基づき故障した設備機器の
情報を表示する故障設備機器表示手段5bと、を有する
ビル管理装置5において、故障した設備機器の種別とそ
の設備機器の種別に対応する一又は複数の故障原因及び
故障回数とを蓄積するデータベース5gと、故障原因を
入力する入力手段5fと、受信手段が受け取った故障信
号によって特定される故障した設備機器の種別に対応す
る一又は複数の故障原因をデータベースより抽出し、故
障回数の多いものから順に表示する故障要因表示手段5
dとを設けた。
有無にかかわらず、迅速に対応をとることができるビル
管理装置及びそのシステムを提供する。 【解決手段】 建物各所に配設され設備機器4aの状態
を監視又は制御する端末器4から故障信号を受信する受
信手段5aと、該故障信号に基づき故障した設備機器の
情報を表示する故障設備機器表示手段5bと、を有する
ビル管理装置5において、故障した設備機器の種別とそ
の設備機器の種別に対応する一又は複数の故障原因及び
故障回数とを蓄積するデータベース5gと、故障原因を
入力する入力手段5fと、受信手段が受け取った故障信
号によって特定される故障した設備機器の種別に対応す
る一又は複数の故障原因をデータベースより抽出し、故
障回数の多いものから順に表示する故障要因表示手段5
dとを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設備機器の状態を
監視又は制御する端末器を管理するビル管理装置及びそ
のシステムに関する。
監視又は制御する端末器を管理するビル管理装置及びそ
のシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術のビル管理装置及びそのシス
テムを図6を用いて説明する。図6はビル管理システム
の構成を示すブロック図である。
テムを図6を用いて説明する。図6はビル管理システム
の構成を示すブロック図である。
【0003】図6において、1,1,1…は端末器、2
はビル管理装置、3は表示装置を示す。
はビル管理装置、3は表示装置を示す。
【0004】端末器1,1,1…は、建物各所に配設さ
れ設備機器1a,1a,1a…の状態を監視又は制御す
るものであって、例えば、空調機器を制御する空調制御
端末器、照明機器を制御する照明制御端末器等である。
れ設備機器1a,1a,1a…の状態を監視又は制御す
るものであって、例えば、空調機器を制御する空調制御
端末器、照明機器を制御する照明制御端末器等である。
【0005】端末器1,1,1…は、所定時間間隔ある
いはビル管理装置2の要求により端末器1,1,1…が
監視又は制御する設備機器1aの状態を表す状態信号S
1及び、該設備機器1aが故障した場合にはその旨を伝
達する故障信号S2をビル管理装置2に送信する。
いはビル管理装置2の要求により端末器1,1,1…が
監視又は制御する設備機器1aの状態を表す状態信号S
1及び、該設備機器1aが故障した場合にはその旨を伝
達する故障信号S2をビル管理装置2に送信する。
【0006】ビル管理装置2は、端末器1,1,1…を
管理するものであって、受信手段2a及び故障設備機器
表示手段2b及び設備機器状態表示手段2cを有してい
る。
管理するものであって、受信手段2a及び故障設備機器
表示手段2b及び設備機器状態表示手段2cを有してい
る。
【0007】受信手段2aは、端末器1,1,1…か
ら、状態信号S1及び故障信号S2を受信するものであ
る。受信手段2aは、状態信号S1を設備機器状態表示
手段2cに出力し、故障信号S2を故障設備機器表示手
段2bに出力する。
ら、状態信号S1及び故障信号S2を受信するものであ
る。受信手段2aは、状態信号S1を設備機器状態表示
手段2cに出力し、故障信号S2を故障設備機器表示手
段2bに出力する。
【0008】故障設備機器表示手段2bは、受信手段2
aから故障信号S2を受け取ると、故障の発生した設備
機器1aの種別や設置位置の情報を表示装置3に出力す
るものである。
aから故障信号S2を受け取ると、故障の発生した設備
機器1aの種別や設置位置の情報を表示装置3に出力す
るものである。
【0009】設備機器状態表示手段2cは、受信手段2
aから状態信号S1を受け取ると、端末器1,1,1…
の監視又は制御する設備機器1aの状態を表す情報を表
示装置3に出力するものである。状態を表す情報とは、
例えば、照明制御端末器の場合であれば、現在どの照明
が照明灯しており、どの照明灯が消灯しているかや、何
%の出力で点灯しているか、等の情報である。
aから状態信号S1を受け取ると、端末器1,1,1…
の監視又は制御する設備機器1aの状態を表す情報を表
示装置3に出力するものである。状態を表す情報とは、
例えば、照明制御端末器の場合であれば、現在どの照明
が照明灯しており、どの照明灯が消灯しているかや、何
%の出力で点灯しているか、等の情報である。
【0010】表示装置3は、CRTモニタや液晶ティス
プレイ装置で構成され、故障の発生した設備機器1aの
種別や設置位置の情報や状態を表す情報を表示する。
プレイ装置で構成され、故障の発生した設備機器1aの
種別や設置位置の情報や状態を表す情報を表示する。
【0011】以上のようにして構成されたビル管理シス
テムにあっては、平常時にあっては、表示装置3に端末
器1,1,1…の監視又は制御する設備機器1aの状態
を表す情報が表示されて、管理者は該表示によって建物
内の照明機器や空調機器が適切に制御されていることを
確認するのである。一方、いずれかの設備機器1aが故
障した場合、該設備機器1aを監視又は制御する端末器
1が故障信号S2を送信するので、ビル管理装置2は該
信号S2を受信すると、故障した設備機器1aの情報を
表示する。従って、管理者は故障した設備機器1aの種
別と位置とを知ることができる。
テムにあっては、平常時にあっては、表示装置3に端末
器1,1,1…の監視又は制御する設備機器1aの状態
を表す情報が表示されて、管理者は該表示によって建物
内の照明機器や空調機器が適切に制御されていることを
確認するのである。一方、いずれかの設備機器1aが故
障した場合、該設備機器1aを監視又は制御する端末器
1が故障信号S2を送信するので、ビル管理装置2は該
信号S2を受信すると、故障した設備機器1aの情報を
表示する。従って、管理者は故障した設備機器1aの種
別と位置とを知ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような図6に示す従来の技術のビル管理システムにあっ
ては、設備機器1aに故障が発生すると、表示装置3に
は故障が発生したこと及び故障の発生した設備機器1a
の設置位置等が表示されているものの、どのような故障
の可能性があるのかまではわからなかった。
ような図6に示す従来の技術のビル管理システムにあっ
ては、設備機器1aに故障が発生すると、表示装置3に
は故障が発生したこと及び故障の発生した設備機器1a
の設置位置等が表示されているものの、どのような故障
の可能性があるのかまではわからなかった。
【0013】従って、管理者等は、故障の発生現場に赴
いて故障の状況を観察し、その場で判断して、或いは再
度管理室に戻って対応策を検討した後に、補修作業を行
い、又は依頼していた。
いて故障の状況を観察し、その場で判断して、或いは再
度管理室に戻って対応策を検討した後に、補修作業を行
い、又は依頼していた。
【0014】また、こうした故障の原因及び対応策につ
いては、記録用紙に手書きで記録されファイルされるも
のであったため、次回の故障において、すぐさま過去の
記録を参照できるものではなかった。
いては、記録用紙に手書きで記録されファイルされるも
のであったため、次回の故障において、すぐさま過去の
記録を参照できるものではなかった。
【0015】従って、管理者が故障の現場を見るまで
は、どのような故障であるかは全く見当がつかず、迅速
な対応をとることが困難であるという問題点があった。
は、どのような故障であるかは全く見当がつかず、迅速
な対応をとることが困難であるという問題点があった。
【0016】また、経験を有する管理者であれば、故障
した設備機器の種別などに基づいて自己の経験より故障
の原因をある程度推測することが可能であったが、管理
者が変更になると、この経験による知識も失われるか
ら、恒久的な対策とは成り得ないものであった。
した設備機器の種別などに基づいて自己の経験より故障
の原因をある程度推測することが可能であったが、管理
者が変更になると、この経験による知識も失われるか
ら、恒久的な対策とは成り得ないものであった。
【0017】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、設備機器が故
障した場合に、管理者の経験の有無にかかわらず、迅速
に対応をとることができるビル管理装置及びそのシステ
ムを提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、設備機器が故
障した場合に、管理者の経験の有無にかかわらず、迅速
に対応をとることができるビル管理装置及びそのシステ
ムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、請求項1記載の発明にあっては、建物各
所に配設され設備機器の状態を監視又は制御する端末器
から故障信号を受信する受信手段と、該故障信号に基づ
き故障した設備機器の情報を表示する故障設備機器表示
手段と、を有するビル管理装置において、故障した設備
機器の種別とその設備機器の種別に対応する一又は複数
の故障原因及び故障回数とを蓄積するデータベースと、
故障原因を入力する入力手段と、受信手段が受け取った
故障信号によって特定される故障した設備機器の種別に
対応する一又は複数の故障原因をデータベースより抽出
し、故障回数の多いものから順に表示する故障要因表示
手段と、を有することを特徴とするものである。
決するために、請求項1記載の発明にあっては、建物各
所に配設され設備機器の状態を監視又は制御する端末器
から故障信号を受信する受信手段と、該故障信号に基づ
き故障した設備機器の情報を表示する故障設備機器表示
手段と、を有するビル管理装置において、故障した設備
機器の種別とその設備機器の種別に対応する一又は複数
の故障原因及び故障回数とを蓄積するデータベースと、
故障原因を入力する入力手段と、受信手段が受け取った
故障信号によって特定される故障した設備機器の種別に
対応する一又は複数の故障原因をデータベースより抽出
し、故障回数の多いものから順に表示する故障要因表示
手段と、を有することを特徴とするものである。
【0019】請求項2記載の発明にあっては、建物各所
に配設され設備機器の状態を監視又は制御する端末器
と、該端末器から故障信号を受信する受信手段及び該故
障信号に基づき故障した設備機器の情報を表示する故障
設備機器表示手段を有するビル管理装置と、を有して成
るビル管理システムにおいて、前記ビル管理装置は、故
障した設備機器の種別とその設備機器の種別に対応する
一又は複数の故障原因及び故障回数とを蓄積するデータ
ベースと、故障原因を入力する入力手段と、受信手段が
受け取った故障信号によって特定される故障した設備機
器の種別に対応する一又は複数の故障原因をデータベー
スより抽出し、故障回数の多いものから順に表示する故
障要因表示手段と、を有することを特徴とするものであ
る。
に配設され設備機器の状態を監視又は制御する端末器
と、該端末器から故障信号を受信する受信手段及び該故
障信号に基づき故障した設備機器の情報を表示する故障
設備機器表示手段を有するビル管理装置と、を有して成
るビル管理システムにおいて、前記ビル管理装置は、故
障した設備機器の種別とその設備機器の種別に対応する
一又は複数の故障原因及び故障回数とを蓄積するデータ
ベースと、故障原因を入力する入力手段と、受信手段が
受け取った故障信号によって特定される故障した設備機
器の種別に対応する一又は複数の故障原因をデータベー
スより抽出し、故障回数の多いものから順に表示する故
障要因表示手段と、を有することを特徴とするものであ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図5
を用いて説明する。図1はビル管理システムの構成を示
すブロック図である。図2はデータベースの記憶するデ
ータのイメージ図である。図3は故障した設備機器を表
示している表示装置の画面のイメージ図である。図4は
故障要因の一覧を表示している表示装置の画面のイメー
ジ図である。図5は端末器の故障要因を表示している表
示装置の画面のイメージ図である。
を用いて説明する。図1はビル管理システムの構成を示
すブロック図である。図2はデータベースの記憶するデ
ータのイメージ図である。図3は故障した設備機器を表
示している表示装置の画面のイメージ図である。図4は
故障要因の一覧を表示している表示装置の画面のイメー
ジ図である。図5は端末器の故障要因を表示している表
示装置の画面のイメージ図である。
【0021】図1において、4,4,4…は端末器、5
はビル管理装置、6は表示装置を示す。
はビル管理装置、6は表示装置を示す。
【0022】端末器4,4,4…は、建物各所に配設さ
れ設備機器4a,4a,4a…を監視又は制御するもの
であって、例えば、空調機器を制御する空調制御端末
器、照明機器を制御する照明制御端末器等である。
れ設備機器4a,4a,4a…を監視又は制御するもの
であって、例えば、空調機器を制御する空調制御端末
器、照明機器を制御する照明制御端末器等である。
【0023】端末器4,4,4…は、所定時間間隔ある
いはビル管理装置5の要求により端末器4,4,4…の
監視又は制御する設備機器4aの状態を表す状態信号S
3及び、該設備機器4aが故障した場合にはその旨を伝
達する故障信号S4をビル管理装置2に送信する。
いはビル管理装置5の要求により端末器4,4,4…の
監視又は制御する設備機器4aの状態を表す状態信号S
3及び、該設備機器4aが故障した場合にはその旨を伝
達する故障信号S4をビル管理装置2に送信する。
【0024】ビル管理装置5は、端末器4,4,4…を
管理するものであって、受信手段5a、故障設備機器表
示手段5b、設備機器状態表示手段5c、故障要因表示
手段5d、個別要因表示手段5e、要因入力手段5f、
データベース5gを有している。
管理するものであって、受信手段5a、故障設備機器表
示手段5b、設備機器状態表示手段5c、故障要因表示
手段5d、個別要因表示手段5e、要因入力手段5f、
データベース5gを有している。
【0025】受信手段5aは、端末器4,4,4…か
ら、状態信号S3及び故障信号S4を受信するものであ
る。受信手段5aは、状態信号S3を設備機器状態表示
手段5cに出力し、故障信号S4を故障設備機器表示手
段5bと故障要因表示手段5dとに出力する。
ら、状態信号S3及び故障信号S4を受信するものであ
る。受信手段5aは、状態信号S3を設備機器状態表示
手段5cに出力し、故障信号S4を故障設備機器表示手
段5bと故障要因表示手段5dとに出力する。
【0026】故障設備機器表示手段5bは、受信手段5
aから故障信号S4を受け取ると、故障の発生した設備
機器4aの種別や設置位置の情報を、図3に示すような
画面により表示装置6に出力するものである。図3にお
いては、設備機器4aはシステム系統図中のシンボルS
a,Sb,Sc,Sd,Se,…Sjとして表されてお
り、故障設備機器表示手段5bは、故障のあった設備機
器4aのシンボルSaを点滅させて指示する。
aから故障信号S4を受け取ると、故障の発生した設備
機器4aの種別や設置位置の情報を、図3に示すような
画面により表示装置6に出力するものである。図3にお
いては、設備機器4aはシステム系統図中のシンボルS
a,Sb,Sc,Sd,Se,…Sjとして表されてお
り、故障設備機器表示手段5bは、故障のあった設備機
器4aのシンボルSaを点滅させて指示する。
【0027】設備機器状態表示手段5cは、受信手段5
aから状態信号S3を受け取ると、設備機器4aの状態
を表す情報を表示装置6に出力するものである。状態を
表す情報とは、例えば、照明制御端末器の場合であれ
ば、現在どの照明が照明灯しており、どの照明灯が消灯
しているかや、何%の出力で点灯しているか、等の情報
である。
aから状態信号S3を受け取ると、設備機器4aの状態
を表す情報を表示装置6に出力するものである。状態を
表す情報とは、例えば、照明制御端末器の場合であれ
ば、現在どの照明が照明灯しており、どの照明灯が消灯
しているかや、何%の出力で点灯しているか、等の情報
である。
【0028】データベース5gは、図2に示すように、
設備機器4aの種別A毎に、一又は複数の故障要因B、
該故障要因によって発生した故障回数C、該故障要因の
対応策Dをデータとして蓄積する。対応策Dは、具体的
には設備の写真、故障要因の詳細情報、処置方法等を含
む情報である。
設備機器4aの種別A毎に、一又は複数の故障要因B、
該故障要因によって発生した故障回数C、該故障要因の
対応策Dをデータとして蓄積する。対応策Dは、具体的
には設備の写真、故障要因の詳細情報、処置方法等を含
む情報である。
【0029】故障要因表示手段5dは、受信手段5aか
ら故障信号S4を受け取ると、該故障信号S4から故障
した設備機器4aの種別Aを抽出する。故障要因表示手
段5dは、該種別Aが「種別1」であるか「種別2」で
あるか…を判断し、該種別Aに基づいて、対応する故障
要因B及び故障回数Cを読み出す。故障要因表示手段5
dは、該故障要因B及び故障回数Cを、図4に示す一覧
表7のように、故障回数Cの大きいものから順に表形式
で表示装置6に表示する。
ら故障信号S4を受け取ると、該故障信号S4から故障
した設備機器4aの種別Aを抽出する。故障要因表示手
段5dは、該種別Aが「種別1」であるか「種別2」で
あるか…を判断し、該種別Aに基づいて、対応する故障
要因B及び故障回数Cを読み出す。故障要因表示手段5
dは、該故障要因B及び故障回数Cを、図4に示す一覧
表7のように、故障回数Cの大きいものから順に表形式
で表示装置6に表示する。
【0030】個別要因表示手段5eは、前記表示装置6
の表示する故障要因の一覧表7中の故障要因Bを表示し
ている欄をマウスで指示される等、特定の故障要因Bが
指定されると、該故障要因Bに対応する対応策Dをデー
タベース5gから読み出す。個別要因表示手段5eは、
図5に示すように、設備の写真8a、故障要因の詳細情
報8b、処置方法8c等の対応策Dに含まれる情報を表
示装置6に表示する。
の表示する故障要因の一覧表7中の故障要因Bを表示し
ている欄をマウスで指示される等、特定の故障要因Bが
指定されると、該故障要因Bに対応する対応策Dをデー
タベース5gから読み出す。個別要因表示手段5eは、
図5に示すように、設備の写真8a、故障要因の詳細情
報8b、処置方法8c等の対応策Dに含まれる情報を表
示装置6に表示する。
【0031】要因入力手段5fは、データベース5gに
蓄積されていない故障が発生した場合に、故障の補修作
業の終了後等に新たに対応策Dをデータベース5gに入
力するものである。また、要因入力手段5fは、既に蓄
積されている故障要因に該当する故障であった場合にお
いては、故障回数Cを「1」増加させるものである。
蓄積されていない故障が発生した場合に、故障の補修作
業の終了後等に新たに対応策Dをデータベース5gに入
力するものである。また、要因入力手段5fは、既に蓄
積されている故障要因に該当する故障であった場合にお
いては、故障回数Cを「1」増加させるものである。
【0032】表示装置6は、CRTモニタや液晶ティス
プレイ装置で構成され、故障の発生した設備機器4aの
種別や設置位置の情報や状態を表す情報を表示する。
プレイ装置で構成され、故障の発生した設備機器4aの
種別や設置位置の情報や状態を表す情報を表示する。
【0033】以上のようにして構成されたビル管理シス
テムにあっては、平常時にあっては、表示装置6に端末
器4,4,4…監視又は制御する設備機器4aの状態を
表す情報が表示されて、管理者は該表示によって建物内
の照明機器や空調機器が適切に制御されていることを確
認するのである。
テムにあっては、平常時にあっては、表示装置6に端末
器4,4,4…監視又は制御する設備機器4aの状態を
表す情報が表示されて、管理者は該表示によって建物内
の照明機器や空調機器が適切に制御されていることを確
認するのである。
【0034】一方、いずれかの設備機器4aが故障した
場合、該設備機器4aを監視又は制御する端末器4が故
障信号S4を送信するので、ビル管理装置5は該信号を
受信すると、故障した設備機器4aの情報を表示する。
場合、該設備機器4aを監視又は制御する端末器4が故
障信号S4を送信するので、ビル管理装置5は該信号を
受信すると、故障した設備機器4aの情報を表示する。
【0035】その際、故障要因表示手段5dが、故障信
号S4から故障した設備機器4aの種別Aを抽出し、該
種別Aに対応する故障要因B及び故障回数Cを読み出
す。そして、故障要因表示手段5dは、該故障要因B及
び故障回数Cを、図4に示す一覧表7のように、故障回
数Cの大きいものから順に表形式で表示装置6に表示す
る。
号S4から故障した設備機器4aの種別Aを抽出し、該
種別Aに対応する故障要因B及び故障回数Cを読み出
す。そして、故障要因表示手段5dは、該故障要因B及
び故障回数Cを、図4に示す一覧表7のように、故障回
数Cの大きいものから順に表形式で表示装置6に表示す
る。
【0036】従って、該一覧表7を見た管理者は、故障
した設備機器4aの故障要因として最も発生の確率の高
いものを知ることができる。そして、管理者が、表示画
面上において、該故障要因として最も発生の確率の高い
ものの欄をマウス等で指示することにより、個別要因表
示手段5eが該故障要因Bに対応する設備の写真8a、
故障要因の詳細情報8b、処置方法8c等の対応策Dに
含まれる情報を表示装置6に表示する。
した設備機器4aの故障要因として最も発生の確率の高
いものを知ることができる。そして、管理者が、表示画
面上において、該故障要因として最も発生の確率の高い
ものの欄をマウス等で指示することにより、個別要因表
示手段5eが該故障要因Bに対応する設備の写真8a、
故障要因の詳細情報8b、処置方法8c等の対応策Dに
含まれる情報を表示装置6に表示する。
【0037】従って、管理者は、故障の現場に赴く前
に、故障要因として発生の確率の高いものを1つ又は複
数選択して、該故障要因の対応策Dを読み、予め対応策
Dに従った工具などの準備をして故障の現場に赴くこと
ができる。よって、現場に赴いて故障の状態を確認した
後、再度管理室に戻って検討するということなしに、補
修作業ができる可能性が高くなる。
に、故障要因として発生の確率の高いものを1つ又は複
数選択して、該故障要因の対応策Dを読み、予め対応策
Dに従った工具などの準備をして故障の現場に赴くこと
ができる。よって、現場に赴いて故障の状態を確認した
後、再度管理室に戻って検討するということなしに、補
修作業ができる可能性が高くなる。
【0038】また、管理者では補修できない場合であっ
ても、予め対応策Dを読み、故障現場を確認した後、対
応策Dに従った措置を迅速にとることができるので、迅
速に故障に対応することができる。
ても、予め対応策Dを読み、故障現場を確認した後、対
応策Dに従った措置を迅速にとることができるので、迅
速に故障に対応することができる。
【0039】また、補修作業終了後に入力手段5fによ
って、今回の故障要因Bに対応する発生回数Cに「1」
加えられ、次回の故障要因表示手段5dによる一覧表7
の表示に反映される。よって、同じ故障要因Bにより故
障が多数発生する場合には、その故障要因Bに対応する
発生回数Cが増加し、その故障要因Bが優先的に表示さ
れることとなる。
って、今回の故障要因Bに対応する発生回数Cに「1」
加えられ、次回の故障要因表示手段5dによる一覧表7
の表示に反映される。よって、同じ故障要因Bにより故
障が多数発生する場合には、その故障要因Bに対応する
発生回数Cが増加し、その故障要因Bが優先的に表示さ
れることとなる。
【0040】また、データベース5gに蓄積されていな
い故障要因Bの場合には、補修作業終了後に、入力手段
5fにより、故障要因B、発生回数Cとして「1」、今
回行った対応策Dを入力することにより、次回の故障の
発生から故障要因Bの一つとして表示されることにな
る。よって、本ビル管理装置が長期間使用されると、そ
の間に発生する故障の故障要因Bが次々と蓄積されるこ
ととなり、管理者が変更になったとしても、新たな管理
者も該蓄積された情報を参照することができる。
い故障要因Bの場合には、補修作業終了後に、入力手段
5fにより、故障要因B、発生回数Cとして「1」、今
回行った対応策Dを入力することにより、次回の故障の
発生から故障要因Bの一つとして表示されることにな
る。よって、本ビル管理装置が長期間使用されると、そ
の間に発生する故障の故障要因Bが次々と蓄積されるこ
ととなり、管理者が変更になったとしても、新たな管理
者も該蓄積された情報を参照することができる。
【0041】なお、本実施の形態のビル管理システムで
は、ビル管理装置5と端末器4とは直接信号線で接続さ
れているものとして説明しているが、このシステム形態
に限られるものではなく、例えばビル管理システムの規
模が大きい場合には、ビル管理装置と端末器との間に、
信号の中継等を行う分散コントローラを介在させるもの
であってもよい。
は、ビル管理装置5と端末器4とは直接信号線で接続さ
れているものとして説明しているが、このシステム形態
に限られるものではなく、例えばビル管理システムの規
模が大きい場合には、ビル管理装置と端末器との間に、
信号の中継等を行う分散コントローラを介在させるもの
であってもよい。
【0042】また、故障要因Bによる最近の故障の発生
の日をデータベース5gに記憶しておき、図4に示すよ
うに、故障要因Bによる最近の故障からの日数を表示す
るようにしてもよい。このようにすることにより、最近
ではいつ故障をしているかを知ることができ、どの故障
要因Bが最も確からしいかを判断する要素とすることが
できる。
の日をデータベース5gに記憶しておき、図4に示すよ
うに、故障要因Bによる最近の故障からの日数を表示す
るようにしてもよい。このようにすることにより、最近
ではいつ故障をしているかを知ることができ、どの故障
要因Bが最も確からしいかを判断する要素とすることが
できる。
【0043】
【発明の効果】本発明のビル管理装置及びそのシステム
は上述のように構成してあるから、請求項1記載の発明
にあっては、故障要因表示手段が、受信手段が受け取っ
た故障信号によって特定される故障した設備機器の種別
に対応する一又は複数の故障原因をデータベースより抽
出し、故障回数の多いものから順に表示するので、管理
者は故障した設備機器の故障要因として発生の確率の高
いものを知ることができ、その故障要因に対する対応策
を知ることができ、設備機器が故障した場合に、管理者
の経験の有無にかかわらず、迅速に対応をとることがで
きるビル管理装置を提供できるという効果を奏する。
は上述のように構成してあるから、請求項1記載の発明
にあっては、故障要因表示手段が、受信手段が受け取っ
た故障信号によって特定される故障した設備機器の種別
に対応する一又は複数の故障原因をデータベースより抽
出し、故障回数の多いものから順に表示するので、管理
者は故障した設備機器の故障要因として発生の確率の高
いものを知ることができ、その故障要因に対する対応策
を知ることができ、設備機器が故障した場合に、管理者
の経験の有無にかかわらず、迅速に対応をとることがで
きるビル管理装置を提供できるという効果を奏する。
【0044】請求項1記載の発明にあっては、ビル管理
装置の故障要因表示手段が、受信手段が受け取った故障
信号によって特定される故障した設備機器の種別に対応
する一又は複数の故障原因をデータベースより抽出し、
故障回数の多いものから順に表示するので、管理者は故
障した設備機器の故障要因として発生の確率の高いもの
を知ることができ、その故障要因に対する対応策を知る
ことができ、設備機器が故障した場合に、管理者の経験
の有無にかかわらず、迅速に対応をとることができるビ
ル管理システムを提供できるという効果を奏する。
装置の故障要因表示手段が、受信手段が受け取った故障
信号によって特定される故障した設備機器の種別に対応
する一又は複数の故障原因をデータベースより抽出し、
故障回数の多いものから順に表示するので、管理者は故
障した設備機器の故障要因として発生の確率の高いもの
を知ることができ、その故障要因に対する対応策を知る
ことができ、設備機器が故障した場合に、管理者の経験
の有無にかかわらず、迅速に対応をとることができるビ
ル管理システムを提供できるという効果を奏する。
【図1】本発明のビル管理システムの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】データベースの記憶するデータのイメージ図で
ある。
ある。
【図3】故障した設備機器を表示している表示装置の画
面のイメージ図である。
面のイメージ図である。
【図4】故障要因の一覧を表示している表示装置の画面
のイメージ図である。
のイメージ図である。
【図5】端末器の故障要因を表示している表示装置の画
面のイメージ図である。
面のイメージ図である。
【図6】従来の技術のビル管理システムの構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
4 端末器 4a 設備機器 5 ビル管理装置 5a 受信手段 5b 故障設備機器表示手段 5d 故障要因表示手段 5f 入力手段 5g データベース S4 故障信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311G 311K
Claims (2)
- 【請求項1】 建物各所に配設され設備機器の状態を監
視又は制御する端末器から故障信号を受信する受信手段
と、該故障信号に基づき故障した設備機器の情報を表示
する故障設備機器表示手段と、を有するビル管理装置に
おいて、 故障した設備機器の種別とその設備機器の種別に対応す
る一又は複数の故障原因及び故障回数とを蓄積するデー
タベースと、故障原因を入力する入力手段と、受信手段
が受け取った故障信号によって特定される故障した設備
機器の種別に対応する一又は複数の故障原因をデータベ
ースより抽出し、故障回数の多いものから順に表示する
故障要因表示手段と、を有することを特徴とするビル管
理装置。 - 【請求項2】 建物各所に配設され設備機器の状態を監
視又は制御する端末器と、該端末器から故障信号を受信
する受信手段及び該故障信号に基づき故障した設備機器
の情報を表示する故障設備機器表示手段を有するビル管
理装置と、を有して成るビル管理システムにおいて、 前記ビル管理装置は、故障した設備機器の種別とその設
備機器の種別に対応する一又は複数の故障原因及び故障
回数とを蓄積するデータベースと、故障原因を入力する
入力手段と、受信手段が受け取った故障信号によって特
定される故障した設備機器の種別に対応する一又は複数
の故障原因をデータベースより抽出し、故障回数の多い
ものから順に表示する故障要因表示手段と、を有するこ
とを特徴とするビル管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7799097A JPH10269479A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | ビル管理装置及びそのシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7799097A JPH10269479A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | ビル管理装置及びそのシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10269479A true JPH10269479A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13649278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7799097A Pending JPH10269479A (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | ビル管理装置及びそのシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10269479A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019125915A (ja) * | 2018-01-17 | 2019-07-25 | 三菱電機株式会社 | ビル管理システム |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP7799097A patent/JPH10269479A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019125915A (ja) * | 2018-01-17 | 2019-07-25 | 三菱電機株式会社 | ビル管理システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060201 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060228 |