JPS63250797A - プロセス監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明はＣＲＴ表示装置を用いたプロセス監視装置に関
する。

（従来の技術） プラントの各機器からのプロセス信号に基づいて種々の
情報をＣＲＴ表示装置に表示し、プラント全体のプロセ
スを監視する方法は従来から多く行われている。　　Ｃ
ＲＴ表示装置に表示する内容やその表示内容に対してな
される監視方法などは、プラントの種類やユーザの要望
により異なる。

しかしながら、オペレータが所望のＣＲＴ表示を得るた
めの方法としては、キー人力装置、タッチパネル、ライ
トペンなどのポインティングデバイス等を用いて、オペ
レータ自身が所望のプロセス状態の画面を呼び出し１表
示されるプロセスデータを監視して、異常状態、運転状
態の把握を行っている。

プロセスの監視に用いる画面としては次のようなものが
ある。第１には各機器をシンボリツクに表示した系統表
現により表わし、その機器の状態を色替え（運転時赤色
、停止時緑色、故障時黄色など）で表示し、プロセス量
については系統表現上にディジタル表示するなどのグラ
フィック表示画面がある。第２には指示計、調節計等の
イメージで複数のプロセス量を同時にバーによるアナロ
グ表現（正常時緑色、異常時赤色など）により表わすバ
ーグラフ表示画面がある。第３には記録計等のイメージ
でプロセス量の時間的変化を折れ線グラフなどの形で表
示するトレンドグラフ表示画面があり、これらが一般的
である。

オペレータはこれらの複数のＣＲ７画面を繰返して表示
させながら、その中に表示されるプロセスデータにより
監視を行う。

通常の運転状態ではオペレータの監視対象となる画面は
特定される。すなわち、オペレータはほぼ決まった似か
よった画面を繰返して表示させながら監視している。

しかし、プロセスに異常が発生した場合には、当然、そ
の異常の含まれる画面を表示させ、状態の把握、対応を
行うことになる。

第２図において、制御装置２はプロセス入力装置１を介
して、プロセスデータを取り込み、これらのデータをＣ
Ｒ７表示装置３に表示させる。

第４図において、制御装置２は、プロセス量入力手段１
３によりプロセスデータを入力し、プロセスデータファ
イル１４に保存する。オペレータは、ライトペン等によ
りＣＩ？Ｔ表示装Ｐ１３に指令を与える。図示しない入
力装置からのデータは表示指令入力手段１２により入力
され、オペレータの指定した所望の画面が画面表示手段
１１によりＣＲＴ表示装′ｅ！３に表示される。

画面表示手段１１では表示指令ＣＲＴ入力手段１２から
の画面指示情報をもとに、プロセスデータファイル１４
からプロセスデータを取り出して画面上に表示させる。

（発明が解決しようとする問題点） 従来この監視手段では通常時のほぼ特定される監視対象
画面であっても、オペレータがその画面を選択、指示し
なければならないため、操作手順がわずられしく、操作
ステップが長かった。

またプロセスに異常が発生した場合にも、オペレータは
異常が含まれているだろう画面を、通常時と同様に選択
、指示しなければならず、異常時の緊急操作が充分に果
たせない、すなわち、異常におけるオペレータの混乱に
より異常が含まれている画面の表示が遅れ、異常の検出
１把握が迅速に行えないでいう欠点があった。

本発明の目的は、通常時の運用および異常時の運用にそ
れぞれ合った最適画面を容易な手続きで表示させ、効率
的にプロセス監視機能を行えるプロセス監視装置を提供
することにある。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明によるプロセス監視装置は、　　ＣＲＴ表示装置
を持っており、これに対してプロセス側から生じる各種
プロセスデータを入力し保存するプロセスデータファイ
ル、表示指令入力手段、表示画面判定手段、画面表示手
段を設けている。上記表示指令入力手段は、前記ＣＲＴ
表示装置に表示すべき予め設定された複数の画面に対し
一任意の画面を指定する画面指定指令および上記複数の
画面のいずれかを表示させるための機能選択指令のいず
れかを入力する。また表示画面判定手段は、上記表示指
令入力手段に入力された指令が画面指定指令であれば対
応する両面を選択し、機能選択手段であればプロセスデ
ータファイルの内容からプロセス側の異常の有無を判定
して有であれば異常に関するプロセスデータが含まれた
画面のうち、最も優先度の高い画面を選択し、無であれ
ば予め特定された画面を選し、その画面表示指命を生じ
る。

さらに１画面表示手段は、上記表示画面判定手段の表示
指令に該当する画面を対応するプロセスデータと共に前
記ＣＲＴ表示装置に表示させるものである。

（作用） 本発明では、オペレータが画面指定指令を与えると、こ
の指定された画面をＣＲＴ表示装置に表示させるが、機
能選択指令を与えた場合、プロセス側に異常がなければ
予め特定しておいた画面がＣＲＴ表示装置に表示される
。これに対しプロセス側に異常があると、異常に関する
プロセスデータが含まれる画面のうち、最も優先度の高
い画面をＣＲＴ表示装置に表示させている。

（実施例） 以下本発明を図示する実施例に基づいて説明する。

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す機能ブロック
図であり、第４図と同一の符号を付したものはそれぞれ
同一の要素を示している。

本発明では新たに表示画面判定手段１５を設け、プロセ
スデータファイル１４と表示指令入力手段１２からの情
報を受け１表示画面指示情報として画面表示手段１１に
渡す点が第４図で示した従来技術と異なっている。

ここで表示指令入力手段１２では、グラフィック表示画
面、バーグラフ表示画面、トレンドグラフ表示画面など
をプロセス側の状態や優先順位等に従って自動的に表示
させるための機能選択指令と、上述した各画面から任意
の表示画面を選択するための画面指定指令とをキーボー
ド、タッチパネル。

ライトペン、マウス等により入力し、この情報を表示画
面判定手段１５に渡す。

また、プロセスデータファイル１４からはプロセスの状
態、異常状態などのデータを表示画面判定手段１５に入
力し判定に用いる。

第３図に表示画面判定手段１５の処理の流れを表わすフ
ローチャートを示す。

表示画面判定手段１５では、まずオペレータからの表示
要求が機能選択指令であるか画面指定指令であるかを判
定する（ステップ１０１）、オペレータの要求が画面指
定指令であれば、オペレータが指定した画面を表示画面
として指定する（ステップ１１１）、これにより、従来
のオペレーションと同等の機能を提供することができる
。

オペレータの要求が機能選択指令であれば、まずプロセ
スに異常があるか否かを判定する（ステップ１０２）。

すなわち、プロセス側に異常もしくは故障が発生してい
れば、異常の早期発見、把握と早期対策のために、この
情報が含まれている画面を表示する必要がある。

そこで、プロセスに異常がある場合には、表示すべき画
面すなわち、異常に関するデータが含まれた画面の中か
ら最も優先度の高い画面を選択し、表示画面として指定
する（ステップ１１２）。優先度の判断としては重故障
が含まれている画面を軽故障が含まれている画面より優
先度が高いとする。

また１画面の丙容により優先度を予め決定しておいても
よい、　　　′ プロセスに異常がない場合、すなわち通常の運用状態で
は、特定画面２例えばその時点までに表示された画面の
中で最も頻度の高い画面を選択し、表示画面として指定
する（ステップ１１３）、これにより通常時、プロセス
の監視に最も良く表示される特定画面を容易に表示する
ことができる。

これらの表示画面判定手段１５の処理の結果得られた表
示画面指定は画面表示手段１１に渡され、該当の画面を
ＣＲ７表示装置３に表示する。この時プロセスデータは
プロセスデータファイル１４から読み出され、　　ＣＲ
Ｔ画面上に表示される。

上記の説明−では表示画面判定手段１５で、オペレータ
が機能選択指令を与えた時、最も必要とされる画面を選
択し、これを表示する流れで表現したが、実際には、必
要とされる画面が複数である場合も多い１例えば、複数
の異常、故障が発生した場合、２つの画面を繰り返し見
ることにより全体監視を行うことがある。

このような場合には次の画面を表示する要求機能をキー
ボード上などに用意しておき、表示画面判定手段１５で
次の画面の表示要求があれば、次の優先度の高い画面を
選択して表示画面とすることもできる。

また、頻度の高い画面を選択する場合に、最も最近に表
示された画面を優先度の高い画面として考慮して、頻度
と組合せて優先順を決定することも可能である。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば１表示画面判定手段により
、オペレータの要求や、プロセスの状態から、プロセス
監視機能を実現するのに最適な画面を自動的に選択して
表示させるので、効率的なプロセス監視機能が得られる
と共に、異常時の迅速なオペレーション機能も得られる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるプロセス監視装置の一実施例を示
すブロック図、第２図はプロセス監視装置の全体的概略
構成を示す構成図、第３図は本発明の実施例の動作を説
明するためのフローチャート、第４図は従来のプロセス
監視装置の構成を示すブロック図である。 １・・・プロセス入出力装置 ２・・・制御装置 ３・・・ＣＲ７表示装置 １１・・・画面表示手段 １２・・・表示指令入力手段 １３・・・プロセス量入力手段 １４・・・プロセスデータファイル １５・・・表示画面判定手段 代理人　弁理士　　則　近　憲　佑 同　　　　　　　　山　　下　　　　　−第１図 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＣＲＴ表示装置と、 プロセス側から生じる各種プロセスデータを入力し保存
   するプロセスデータファイルと、 前記ＣＲＴ表示装置に表示すべき予め設定された複数の
   画面に対し、任意の画面を指定する画面指定指令および
   上記複数の画面のいずれかを表示させるための機能選択
   指令のいずれかを入力するための表示指令入力手段と、 この表示指令入力手段に入力された指令が画面指定指令
   であれば対応する画面を選択し、機能選択指令であれば
   プロセスデータファイルの内容からプロセス側の異常の
   有無を判定し、有であれば異常に関するプロセスデータ
   が含まれた両面のうち、最も優先度の高い画面を選択し
   、無であれば予め特定された両面を選し、その画面表示
   指命を生じる表示画面判定手段と、 この表示画面判定手段の表示指令に該当する画面を対応
   するプロセスデータと共に前記ＣＲＴ表示装置に表示さ
   せる画面表示手段と、 を備えたことを特徴とするプロセス監視装置。