JPH0693172B2 - プラント監視制御装置 - Google Patents
プラント監視制御装置Info
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- JPH0693172B2 JPH0693172B2 JP1062217A JP6221789A JPH0693172B2 JP H0693172 B2 JPH0693172 B2 JP H0693172B2 JP 1062217 A JP1062217 A JP 1062217A JP 6221789 A JP6221789 A JP 6221789A JP H0693172 B2 JPH0693172 B2 JP H0693172B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は大規模プラントを集中監視制御するためのプラ
ント監視制御装置に係わり、特に運転員が大形表示装置
を共用して１つのプラントを分担して監視制御するのに
好適なプラント監視制御装置に関する。
ント監視制御装置に係わり、特に運転員が大形表示装置
を共用して１つのプラントを分担して監視制御するのに
好適なプラント監視制御装置に関する。
［従来の技術］ 大規模プラントの集中監視システムでは、プラント情報
の集約化と操作の自動化を調和させ、かつ操作ガイド，
診断，予測等の機能を装備した中央制御装置が用いられ
ている。そしてこの制御装置には、20インチ程度のカラ
ーCRT表示方式や音声告知方式などが採用されており、
またプラント全体の状態を把握するという目的には１台
のCRTでは不十分なため、数第のCRTに情報を分割して表
示するという方法が用いられている。
の集約化と操作の自動化を調和させ、かつ操作ガイド，
診断，予測等の機能を装備した中央制御装置が用いられ
ている。そしてこの制御装置には、20インチ程度のカラ
ーCRT表示方式や音声告知方式などが採用されており、
またプラント全体の状態を把握するという目的には１台
のCRTでは不十分なため、数第のCRTに情報を分割して表
示するという方法が用いられている。
しかしながら、１台のCRTを何人もの運転員が同時に見
ることはできないため、中央制御室にいる運転員が現在
のプラント運転状態を同時に全体的に把握することは困
難である。そのため、各運転員が各サブシステムをプラ
ント全体から見て最適な状態に制御しようとすると状況
判断に時間を要し、特に緊急時には対応が遅れる可能性
があるという問題があった。
ることはできないため、中央制御室にいる運転員が現在
のプラント運転状態を同時に全体的に把握することは困
難である。そのため、各運転員が各サブシステムをプラ
ント全体から見て最適な状態に制御しようとすると状況
判断に時間を要し、特に緊急時には対応が遅れる可能性
があるという問題があった。
そこで、特開昭56−19087においては、計算機システム
のCRT表示用のビデオ信号を大形表示装置に導き、これ
を表示することを提案している。この例では、予め計算
機に記憶されている画面を大きく表示し一度に多人数の
運転員が見ることができるため、多くの運転員がプロセ
ス運転状態を同時に把握し、最適制御の判断などを合議
により速やかに行うことができるとしている。
のCRT表示用のビデオ信号を大形表示装置に導き、これ
を表示することを提案している。この例では、予め計算
機に記憶されている画面を大きく表示し一度に多人数の
運転員が見ることができるため、多くの運転員がプロセ
ス運転状態を同時に把握し、最適制御の判断などを合議
により速やかに行うことができるとしている。
一方、特願昭61−306369においては、中央制御室にいる
運転員全員が現在のプラントの状態をその運転状況に応
じて同時にかつ的確に把握することを可能とするため
に、大形表示装置を用いた中央制御装置を提案してい
る。この例では、プラントの停止時，起動時，運転時な
どの運転状態に応じ、必要な情報を集約した大画面を大
形デイスプレイに表示するものとしている。
運転員全員が現在のプラントの状態をその運転状況に応
じて同時にかつ的確に把握することを可能とするため
に、大形表示装置を用いた中央制御装置を提案してい
る。この例では、プラントの停止時，起動時，運転時な
どの運転状態に応じ、必要な情報を集約した大画面を大
形デイスプレイに表示するものとしている。
［発明が解決しようとする課題］ これらの方式においては、例えばプラントの停止時，起
動時，運転時などの運転状態により、必要な情報を集約
して大形画面に表示し、全操作員が要約されたプラント
情報を大画面で見ることになる。
動時，運転時などの運転状態により、必要な情報を集約
して大形画面に表示し、全操作員が要約されたプラント
情報を大画面で見ることになる。
しかしながら、個別CRTの詳細な情報はそのCRTを監視し
ている運転員しか見ることができず、また、各運転員が
各々個別のCRTでどの詳細画面を監視しているかをお互
いに知ることができず、従って運転員の間で合議による
迅速な対応が行えないという問題は、依然として解決さ
れていなかった。
ている運転員しか見ることができず、また、各運転員が
各々個別のCRTでどの詳細画面を監視しているかをお互
いに知ることができず、従って運転員の間で合議による
迅速な対応が行えないという問題は、依然として解決さ
れていなかった。
本発明の目的は、運転員間で合議による迅速な対応を行
い得るプラント監視制御装置を提供することにある。
い得るプラント監視制御装置を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 上記の目的は、運転員各自が監視するプラント運転状態
の個々の局所的詳細情報を表示する複数の小型表示装置
の他に、運転員全員が見ることのできる大型表示装置を
備えるプラント監視制御装置おいて、他の運転員が監視
している小型表示装置の表示情報が何であるかを示す情
報を前記大型表示装置の一部に表示する手段を備けるこ
とで、達成される。
の個々の局所的詳細情報を表示する複数の小型表示装置
の他に、運転員全員が見ることのできる大型表示装置を
備えるプラント監視制御装置おいて、他の運転員が監視
している小型表示装置の表示情報が何であるかを示す情
報を前記大型表示装置の一部に表示する手段を備けるこ
とで、達成される。
［作用］ 大形表示装置に表示される画面情報は、計算機システム
によりプラントの全体の運転状態が表示されるのが普通
である。それによって、運転員全員がプラントの基本的
な状態を総括的にかつ的確に把握し判断できる。
によりプラントの全体の運転状態が表示されるのが普通
である。それによって、運転員全員がプラントの基本的
な状態を総括的にかつ的確に把握し判断できる。
この大型表示装置の大画面上の重要な情報表示を妨げな
い場所に、各々の小型表示装置が監視している情報（画
面番号等）を、ウィンドウ等で表示する。例えばこの表
示をする際、特定の系統機器に対する詳細情報は、大画
面上の該当機器の近傍に表示するとよい。また、運転状
態に応じて特に監視を必要とする局所詳細情報は、全運
転員はその詳細情報を見ることができるようにそれを表
示するウィンドウサイズを大きくできるようにすると更
に都合がよくなる。
い場所に、各々の小型表示装置が監視している情報（画
面番号等）を、ウィンドウ等で表示する。例えばこの表
示をする際、特定の系統機器に対する詳細情報は、大画
面上の該当機器の近傍に表示するとよい。また、運転状
態に応じて特に監視を必要とする局所詳細情報は、全運
転員はその詳細情報を見ることができるようにそれを表
示するウィンドウサイズを大きくできるようにすると更
に都合がよくなる。
これにより、各々の運転員の個別監視状況と、運転状態
に応じた詳細情報を、全運転員が大画面上で見ることが
でき、プラントの運転状態に応じて迅速な対応が可能と
なる。
に応じた詳細情報を、全運転員が大画面上で見ることが
でき、プラントの運転状態に応じて迅速な対応が可能と
なる。
［実施例］ 以下、本発明の実施例を第１図〜第９図により説明す
る。第２図は、大規模プラントの監視制御を行う中央制
御室の例を示しており、個別CRT3,操作パネル４などを
備えた統括監視制御盤２の後方に、大画面を表示する大
形表示装置（以下、大形ディスプレイとも呼ぶ）１を３
面配置し、操作性，監視性の向上をはかっている。
る。第２図は、大規模プラントの監視制御を行う中央制
御室の例を示しており、個別CRT3,操作パネル４などを
備えた統括監視制御盤２の後方に、大画面を表示する大
形表示装置（以下、大形ディスプレイとも呼ぶ）１を３
面配置し、操作性，監視性の向上をはかっている。
第３図は、プラント監視制御システムの構成例である。
プラント８のプロセス情報は、プロセス入出力装置5a,5
bに取込まれて計算機50a,50bに送られる。計算機50a,50
bはプロセス情報を収集，編集し、ディスプレイ伝送路
７を介して各個別CRTコントローラ30a,30b、大形ディス
プレイコントローラ10a,10bに監視情報表示データを出
力する。各運転員は、個別CRT3a,3b、大形ディスプレイ
1a,1bの画面でプラント運転状態を監視し、タッチパネ
ル6a,6b、操作パネル４などの操作入力装置により、プ
ラント運転操,CRT画面手動切替操作等、各種操作を行
う。操作情報は計算機50a,50bに取込まれ、運転操作信
号はプロセス入出力装置5a,5bを介してプラント８へ、
画面切替情報は個別CRTコントローラ30a,30bへ出力され
る。
プラント８のプロセス情報は、プロセス入出力装置5a,5
bに取込まれて計算機50a,50bに送られる。計算機50a,50
bはプロセス情報を収集，編集し、ディスプレイ伝送路
７を介して各個別CRTコントローラ30a,30b、大形ディス
プレイコントローラ10a,10bに監視情報表示データを出
力する。各運転員は、個別CRT3a,3b、大形ディスプレイ
1a,1bの画面でプラント運転状態を監視し、タッチパネ
ル6a,6b、操作パネル４などの操作入力装置により、プ
ラント運転操,CRT画面手動切替操作等、各種操作を行
う。操作情報は計算機50a,50bに取込まれ、運転操作信
号はプロセス入出力装置5a,5bを介してプラント８へ、
画面切替情報は個別CRTコントローラ30a,30bへ出力され
る。
第４図は、本発明による大画面の表示例である。大形デ
ィスプレイ１上の大画面11には、現在の運転状態に応じ
た総括的な基本画面が表示され、統括監視制御盤２上の
各個別CRT3a〜3eには、各運転員が監視すべきサブシス
テム詳細画面が表示されている。さらに大画面上には、
各個別CRTに表示されている詳細画面を、CRT番号と画面
番号を明示してウィンドウ31〜35に表示している。これ
により、各操作員はお互いの監視状況を把握することが
でき、監視されるべき詳細画面が洩れている場合には運
転員同志で指摘し合ったり、必要な画面を切替表示する
ことができる。
ィスプレイ１上の大画面11には、現在の運転状態に応じ
た総括的な基本画面が表示され、統括監視制御盤２上の
各個別CRT3a〜3eには、各運転員が監視すべきサブシス
テム詳細画面が表示されている。さらに大画面上には、
各個別CRTに表示されている詳細画面を、CRT番号と画面
番号を明示してウィンドウ31〜35に表示している。これ
により、各操作員はお互いの監視状況を把握することが
でき、監視されるべき詳細画面が洩れている場合には運
転員同志で指摘し合ったり、必要な画面を切替表示する
ことができる。
以下、第１図、第５図〜第９図により、マルチウィンド
ウ表示の管理および処理方法を説明する。第１図は計算
機における画面管理表示処理の概略を示すフローチャー
トである。プラント８（第３図）のプラント情報より運
転状態の変化を計算機50aまたは50bで検出した場合に
は、画面自動切替処理100を起動する。ここで運転状態
というのは、起動前準備，起動中，運転中，出力上昇
中，出力下降中，異常発生中などである。本処理100
は、運転状態に応じて大画面，個別CRT画面を最適な監
視画面に切替表示するもので、表示すべき画面は運転状
態別自動切替表示画面管理テーブルT1より判定し、各表
示装置にその画面を出力する（ステップ100B,100C）。
ウ表示の管理および処理方法を説明する。第１図は計算
機における画面管理表示処理の概略を示すフローチャー
トである。プラント８（第３図）のプラント情報より運
転状態の変化を計算機50aまたは50bで検出した場合に
は、画面自動切替処理100を起動する。ここで運転状態
というのは、起動前準備，起動中，運転中，出力上昇
中，出力下降中，異常発生中などである。本処理100
は、運転状態に応じて大画面，個別CRT画面を最適な監
視画面に切替表示するもので、表示すべき画面は運転状
態別自動切替表示画面管理テーブルT1より判定し、各表
示装置にその画面を出力する（ステップ100B,100C）。
表１は上記のテーブルT1の例を示す。このテーブルT1に
よれば、例えば起動前準備であれば「大画面」上には
「プラント全体図」とあるため、それまでの表示画面に
代わって「プラント全体図」を計算機50aまたは50b内の
メモリから読み出して、大画面にその「プラント全体
図」の内容を表示する。（例えば第４図）さらに個別CR
T1〜４にも画面番号「101」，「201」，…「405」が格
納されているため、それらの画面情報を読み出し、対応
する個別CRTにそれまでの画面に代わって表示する。
よれば、例えば起動前準備であれば「大画面」上には
「プラント全体図」とあるため、それまでの表示画面に
代わって「プラント全体図」を計算機50aまたは50b内の
メモリから読み出して、大画面にその「プラント全体
図」の内容を表示する。（例えば第４図）さらに個別CR
T1〜４にも画面番号「101」，「201」，…「405」が格
納されているため、それらの画面情報を読み出し、対応
する個別CRTにそれまでの画面に代わって表示する。
一方、個別CRT画面の個別CRTへの表示は、操作パネル上
の画面選択スイッチ操作によっても切替られる。これは
コンソールでの切替要求操作により、CRT画面切替処理1
01が起動し、操作内容に応じたCRTへの切替画面情報が
出力される（ステップ101C）。
の画面選択スイッチ操作によっても切替られる。これは
コンソールでの切替要求操作により、CRT画面切替処理1
01が起動し、操作内容に応じたCRTへの切替画面情報が
出力される（ステップ101C）。
ここで画面自動切替処理100、CRT画面自動切替101のい
ずれにおいても、CRTの画面切替と同時にウィンドウ表
示処理100A,101Aが実行される。このウィンドウ表示処
理は、パラメータとしてプラントの運転状態，個別CRT
番号，個別CRT画面番号をそれぞれの処理の中から受け
取り、運転状態別CRT画面ウィンドウ表示管理テーブルT
2より上記受け取った内容対応のウィンドウ表示位置と
ウィンドウサイズ（まとめてウィンドウ表示情報とい
う）を取り出し、大形ディスプレイコントローラ10a,10
bへこのウィンドウ表示情報と、個別CRT上に表示中の表
示画面情報とを出力する。こうして大形表示装置上には
第４図のようなCRT1〜５の個別画面31〜35が表示され
る。
ずれにおいても、CRTの画面切替と同時にウィンドウ表
示処理100A,101Aが実行される。このウィンドウ表示処
理は、パラメータとしてプラントの運転状態，個別CRT
番号，個別CRT画面番号をそれぞれの処理の中から受け
取り、運転状態別CRT画面ウィンドウ表示管理テーブルT
2より上記受け取った内容対応のウィンドウ表示位置と
ウィンドウサイズ（まとめてウィンドウ表示情報とい
う）を取り出し、大形ディスプレイコントローラ10a,10
bへこのウィンドウ表示情報と、個別CRT上に表示中の表
示画面情報とを出力する。こうして大形表示装置上には
第４図のようなCRT1〜５の個別画面31〜35が表示され
る。
表２は運転状態別CRT画面ウィンドウ表示管理テーブルT
2の例を示しており、ウィンドウ表示位置は大画面上の
情報表示を妨げず（重なり表示をさせない、とくに重要
情報は重ならないようにする）、かつ関連機器の近傍に
表示されるようにウィンドウ表示座標を画面ごとに設定
している。例えば第４図の容器34Aの近傍にCRT4の画面
が表示される。ウィンドウサイズは、個別CRT画面サイ
ズを１とし、運転状態に応じて詳細情報を見る必要があ
る画面は２倍,3倍のサイズ等の拡大サイズを設定でき
る。むろん縮小も可能である。
2の例を示しており、ウィンドウ表示位置は大画面上の
情報表示を妨げず（重なり表示をさせない、とくに重要
情報は重ならないようにする）、かつ関連機器の近傍に
表示されるようにウィンドウ表示座標を画面ごとに設定
している。例えば第４図の容器34Aの近傍にCRT4の画面
が表示される。ウィンドウサイズは、個別CRT画面サイ
ズを１とし、運転状態に応じて詳細情報を見る必要があ
る画面は２倍,3倍のサイズ等の拡大サイズを設定でき
る。むろん縮小も可能である。
以上に示した本発明の表示方法を用いた表示例のいくつ
かを次に示す。
かを次に示す。
第５図は、大画面の基本画面の一例でプラント全体図で
ある。第６図はCRT詳細画面の一例でプラント起動前準
備運転の主要パラメータトレンドグラフである。第７図
は、運転状態起動前準備の大画面表示例で、CRT3で監視
中の画面ウィンドウ33を拡大表示し、詳細情報を運転員
全員が監視できるようにしたものである。また、例えば
NNという機器の関連情報が405画面に表示されていると
すれば、当該ウィンドウ34は機器NNの近傍に表示され
る。
ある。第６図はCRT詳細画面の一例でプラント起動前準
備運転の主要パラメータトレンドグラフである。第７図
は、運転状態起動前準備の大画面表示例で、CRT3で監視
中の画面ウィンドウ33を拡大表示し、詳細情報を運転員
全員が監視できるようにしたものである。また、例えば
NNという機器の関連情報が405画面に表示されていると
すれば、当該ウィンドウ34は機器NNの近傍に表示され
る。
第８図では、ある設備系の運転状態の詳細画面例で、第
９図は当該設備系動作時の大画面表示例である。拡大表
示されたCRT2ウィンドウ32の下に隠れた大画面の表示情
報は、810画面の情報の要約であるので隠れても差し支
えなく、810画面ウィンドウで詳細情報を見ることがで
きる。
９図は当該設備系動作時の大画面表示例である。拡大表
示されたCRT2ウィンドウ32の下に隠れた大画面の表示情
報は、810画面の情報の要約であるので隠れても差し支
えなく、810画面ウィンドウで詳細情報を見ることがで
きる。
また、各々の運転状態に応じて、ウィンドウ表示の必要
がないと判断されるCRT画面に対しては、例えば表２の
運転状態別CRT画面ウィンドウ表示管理テーブルT2のウ
ィンドウサイズを“0"とすることにより、大画面にウィ
ンドウ表示を行わないようにすることもできる。第10図
はその表示例で、CRT1ウィンドウ31とCRT4ウィンドウ34
はCRT番号と画面番号のみを表示し、個別CRT画面の内容
はウィンドウ表示しない。この例でも、各操作員が個別
CRTでどの画面を監視しているかをお互いに把握するこ
とができる。
がないと判断されるCRT画面に対しては、例えば表２の
運転状態別CRT画面ウィンドウ表示管理テーブルT2のウ
ィンドウサイズを“0"とすることにより、大画面にウィ
ンドウ表示を行わないようにすることもできる。第10図
はその表示例で、CRT1ウィンドウ31とCRT4ウィンドウ34
はCRT番号と画面番号のみを表示し、個別CRT画面の内容
はウィンドウ表示しない。この例でも、各操作員が個別
CRTでどの画面を監視しているかをお互いに把握するこ
とができる。
さらにウィンドウ表示が不要な個別CRT画面であって、
第10図のようなCRT番号，画面番号の表示も不要である
場合には、例えば運転状態別CRT画面ウィンドウ表示管
理テーブルT2のウィンドウサイズを“−1"とすることに
より、大画面上に何も表示しないようにすることもでき
る。
第10図のようなCRT番号，画面番号の表示も不要である
場合には、例えば運転状態別CRT画面ウィンドウ表示管
理テーブルT2のウィンドウサイズを“−1"とすることに
より、大画面上に何も表示しないようにすることもでき
る。
また、各個別CRT画面の大画面上でのウィンドウ表示の
要／不要は、統括監視制御盤２上の操作パネル４に、各
CRTごとおよび全CRT一括のウィンドウ表示要／不要選択
スイッチを設け、運転員が手動で選択できるようにする
ことも可能である。使い方の一例としては、現在ウィン
ドウサイズ１で表示されているCRTの表示要スイッチを
さらに続けて押すごとにウィンドウサイズを１→２→３
倍とし、逆に不要を続けて押すごとに３→２→１→０
（CRT番号，画面番号のみ表示）→−１（一斉非表示）
とするなどが考えられる。
要／不要は、統括監視制御盤２上の操作パネル４に、各
CRTごとおよび全CRT一括のウィンドウ表示要／不要選択
スイッチを設け、運転員が手動で選択できるようにする
ことも可能である。使い方の一例としては、現在ウィン
ドウサイズ１で表示されているCRTの表示要スイッチを
さらに続けて押すごとにウィンドウサイズを１→２→３
倍とし、逆に不要を続けて押すごとに３→２→１→０
（CRT番号，画面番号のみ表示）→−１（一斉非表示）
とするなどが考えられる。
［発明の効果］ 本発明によれば、大画面を見ることで、各運転員が互い
にたの運転員の監視状況を知ることができる、監視され
るべき局所詳細情報の監視が洩れている場合には速やか
に認識でき、どの局所詳細情報を表示する画面を切替え
るべきかを全体から判断し、最適な監視体制を速やかに
整えることが可能となるという効果がある。
にたの運転員の監視状況を知ることができる、監視され
るべき局所詳細情報の監視が洩れている場合には速やか
に認識でき、どの局所詳細情報を表示する画面を切替え
るべきかを全体から判断し、最適な監視体制を速やかに
整えることが可能となるという効果がある。
また、運転状態に応じて特に監視を必要とする局所詳細
情報はそのウィンドウサイズを大きく表示することによ
り、全運転員がその詳細状況を監視することができ、特
に緊急時には多くの運転員がプロセス運転状況を同時に
把握し、最適制御の判断などを合議により速やかに行う
ことが可能となる。
情報はそのウィンドウサイズを大きく表示することによ
り、全運転員がその詳細状況を監視することができ、特
に緊急時には多くの運転員がプロセス運転状況を同時に
把握し、最適制御の判断などを合議により速やかに行う
ことが可能となる。
第１図は計算機における画面管理表示処理のフローチャ
ート、第２図は大規模プラント監視制御における中央制
御室を示す図、第３図はプラント監視システムの構成例
を示す図、第４図は本発明による大画面上の個別CRT画
面ウィンドウ表示の例を示す図、第５図は大画面の基本
画面の一例を示す図、第６図および第８図は個別CRT表
示画面の例を示す図、第７図，第９図および第10図は本
発明による大画面上の個別CRT画面ウィンドウ表示の別
の例を示す図である。 １…大形表示装置、２…統括監視制御盤、3a〜3e…個別
CRT、４…操作パネル、50a,50b…計算機、10a,10b…大
形ディスプレイコントローラ、6a,6b…タッチパネル、
８…プラント、11…大画面、31〜35…ウィンドウ。
ート、第２図は大規模プラント監視制御における中央制
御室を示す図、第３図はプラント監視システムの構成例
を示す図、第４図は本発明による大画面上の個別CRT画
面ウィンドウ表示の例を示す図、第５図は大画面の基本
画面の一例を示す図、第６図および第８図は個別CRT表
示画面の例を示す図、第７図，第９図および第10図は本
発明による大画面上の個別CRT画面ウィンドウ表示の別
の例を示す図である。 １…大形表示装置、２…統括監視制御盤、3a〜3e…個別
CRT、４…操作パネル、50a,50b…計算機、10a,10b…大
形ディスプレイコントローラ、6a,6b…タッチパネル、
８…プラント、11…大画面、31〜35…ウィンドウ。
Claims (6)
- 【請求項１】運転員各自が監視するプラント運転状態の
個々の局所的詳細情報を表示する複数の小型表示装置の
他に、運転員全員が見ることのできる大型表示装置を備
えるプラント監視制御装置おいて、他の運転員が監視し
ている小型表示装置の表示情報が何であるかを示す情報
を前記大型表示装置の一部に表示する手段を備えること
を特徴とするプラント監視制御装置。 - 【請求項２】運転員各自が監視するプラント運転状態の
個々の局所的詳細情報を表示する複数の小型表示装置の
他に、運転員全員が見ることのできる大型表示装置を備
えるプラント監視制御装置おいて、各運転員が監視して
いる各小型表示装置の夫々の表示情報を前記大型表示装
置の一部に表示する手段を備えることを特徴とするプラ
ント監視制御装置。 - 【請求項３】運転員各自が監視するプラント運転状態の
個々の局所的詳細情報を表示する複数の小型表示装置の
他に、運転員全員が見ることができプラント全体の運転
状態情報を表示する大型表示装置を備えるプラント監視
制御装置おいて、運転員が監視している小型表示装置の
表示情報またはその表示情報が何であるかを示す情報
を、大型表示装置の表示情報のうち当該小型表示装置の
表示情報と関連する部分を表示している箇所の近くに表
示する手段を備えることを特徴とするプラント監視制御
装置。 - 【請求項４】運転員各自が監視するプラント運転状態の
個々の局所的詳細情報を表示する複数の小型表示装置の
他に、運転員全員が見ることができプラント全体の運転
状態情報を表示する大型表示装置を備えるプラント監視
制御装置おいて、運転員が監視している小型表示装置の
表示情報またはその表示情報が何であるかを示す情報
を、大型表示装置の表示情報のうち当該小型表示装置の
表示情報と関連する部分を表示している箇所の近くにウ
インドウを開きその中に表示する手段を備えることを特
徴とするプラント監視制御装置 - 【請求項５】請求項４において、前記ウインドウの大き
さを制御する手段を備えることを特徴とするプラント監
視制御装置。 - 【請求項６】請求項１乃至請求項５のいずれかにおい
て、大型表示装置に表示されている小型表示装置に関す
る情報を該大型表示装置の画面から消去する手段を備え
ることを特徴とするプラント監視制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1062217A JPH0693172B2 (ja) | 1989-03-16 | 1989-03-16 | プラント監視制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1062217A JPH0693172B2 (ja) | 1989-03-16 | 1989-03-16 | プラント監視制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02242293A JPH02242293A (ja) | 1990-09-26 |
| JPH0693172B2 true JPH0693172B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=13193761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1062217A Expired - Fee Related JPH0693172B2 (ja) | 1989-03-16 | 1989-03-16 | プラント監視制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0693172B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2795909B2 (ja) * | 1989-07-04 | 1998-09-10 | 株式会社東芝 | プロセス表示装置 |
| JP2644917B2 (ja) * | 1990-11-24 | 1997-08-25 | 株式会社日立製作所 | プロセス監視システムおよびそのウィンドウ表示方法 |
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1989
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