JP2584316Y2 - 非常通報装置 - Google Patents

非常通報装置

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JP2584316Y2
JP2584316Y2 JP4032093U JP4032093U JP2584316Y2 JP 2584316 Y2 JP2584316 Y2 JP 2584316Y2 JP 4032093 U JP4032093 U JP 4032093U JP 4032093 U JP4032093 U JP 4032093U JP 2584316 Y2 JP2584316 Y2 JP 2584316Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、監視対象ポイントか
らの状態情報や警報情報を受信し、必要に応じ回線を通
して自動ダイヤルで監視センタへ非常通報を行う非常通
報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の非常通報装置とし
て、例えば実公平5−4080号公報に開示されている
ような非常通報装置がある。この非常通報装置は、オン
ラインセキリュティシステムの一部として図3に示すよ
うに家庭又はビル,事務所20等に設置され、防災,防
犯等の各種センサ21と接続され、常時これらセンサ2
1を監視し、センサ21からの信号を検知すると、これ
を電話回線22を使い自動ダイヤルで監視センタ23を
呼び出し、データ受信監視装置24にユーザコード番号
や発報したセンサ情報等を送信する。この非常通報装置
25は、マイクロプロセッサ等を使用した制御部によっ
てセンサ監視、アラーム、通報動作等を行うため、これ
らの動作プログラムをメモリに内蔵し、また動作に必要
な初期設定条件、例えばユーザコード番号(自分電話番
号),センタダイヤル番号(相手電話番号),各種セン
サ接続条件等をメモリの所要エリアに設定しておく必要
がある。
【0003】図4はこの非常通報装置25の外観を示し
ており、26は接続されたセンサ(火災、ガスもれ、防
犯、非常・・・)すなわち監視対象ポイントの状態を表
示する動作表示部、27は電源・通信中表示器、28は
装置の操作部、29は初期値設定部30をカバーするパ
ネル、31は警報音出力部(スピーカ)である。パネル
30を開けると、図5に示すように、データ入力キース
イッチ32、アドレス変更用のキースイッチ33、デー
タ及びアドレスシフト用のキースイッチ34、アドレス
及びデータ表示用の表示器35、動作モード設定用スイ
ッチ36が現れる。なお、37は主制御部基板、38は
筐体パネルである。この非常通報装置25において、ユ
ーザコード番号,センタダイヤル番号,各種センサ接続
条件等の初期設定は、キースイッチ32,33,34や
動作モード設定用スイッチ36を適当に操作することに
より、設定アドレスや設定データを表示器35に表示さ
せながら行うことができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この実
公平5−4080号公報に開示された非常通報装置25
によると、キースイッチ32,33,34として3×4
桁のキーパッドが採用され、表示器35として4桁の数
値表示器が採用されているため、初期値設定部30の占
有面積が大きく、また部品点数も多く、装置全体が大型
化するという問題があった。
【0005】本考案はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、初期設定部
の占有面積を小さくして、また部品点数も少なくして、
装置全体を小型化することのできる非常通報装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、その第1考案(請求項1に係る考案)は、最
大接続可能監視対象ポイント数をNとし、この最大接続
可能監視対象ポイント数と同数のモニタ用表示器(第1
〜第Nのモニタ表示器)を備え、接続された各監視対象
ポイントからの状態情報や警報情報を受信し、各監視対
象ポイントの状態をその監視対象ポイントに対応するモ
ニタ表示器にて点灯/消灯によって表示すると共に、必
要に応じ回線を通して自動ダイヤルで監視センタへ非常
通報を行う非常通報装置において、第1,第2および第
3のスイッチと、1桁の数値表示器と、少なくとも第1
のスイッチの所定操作に応じて上位モードを通常動作モ
ードから設定モードへ移行し、第2のスイッチを数値送
りキーとして数値表示器における表示数値を所定範囲か
ら選択可能とし、第3のスイッチの操作に応じ数値表示
器における表示数値に対応するモードを下位モードとし
て確定すると共に第1のモニタ用表示器を点灯させ、下
位モードして所定のモードが確定された場合、第2のス
イッチを数値送りキーとして数値表示器における表示数
値を所定範囲から選択可能とし、第3のスイッチの操作
に応じ数値表示器における表示数値を1桁目の数値とし
て確定すると共に第2のモニタ用表示器を点灯させ、以
下同様にして、第2のスイッチを用いて数値表示器にお
ける表示数値が選択され第3のスイッチが操作とされる
毎に、数値表示器における表示数値を次桁目の数値とし
て確定すると共に次順のモニタ用表示器を点灯させる制
御手段とを備えたものである。また、その第2考案(請
求項2に係る考案)は、上述の非常通報装置において、
第1,第2,第3および第4のスイッチと、1桁の数値
表示器と、少なくとも第1のスイッチの所定操作に応じ
て上位モードを通常動作モードから設定モードへ移行
し、第2のスイッチを数値送りキーとして数値表示器に
おける表示数値を所定範囲から選択可能とし、第4のス
イッチの操作に応じ数値表示器における表示数値に対応
するモードを下位モードとして確定すると共に第1のモ
ニタ用表示器を点灯させ、下位モードして所定のモード
が確定された場合、第2および第3のスイッチのいずれ
か一方を数値送りキーとして数値表示器における表示数
値を所定範囲から選択可能とし、第4のスイッチの操作
に応じ数値表示器における表示数値を点灯されたモニタ
用表示器に対応する監視対象ポイントの状態種類として
確定すると共に第2のモニタ用表示器を点灯させ、以下
同様にして、第2および第3のスイッチのいずれか一方
を用いて数値表示器における表示数値が選択され第4の
スイッチが操作とされる毎に、数値表示器における表示
数値を点灯されたモニタ用表示器に対応する監視対象ポ
イントの状態種類として確定すると共に次順のモニタ用
表示器を点灯させる制御手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】したがってこの考案によれば、その第1考案で
は、第1のスイッチと第2のスイッチとを同時にオンと
する等のスイッチ操作に応じて、上位モードが通常動作
モードから設定モードへ移行する。設定モードへ移行す
ると、第2のスイッチを数値送りキーとして、数値表示
器における表示数値を所定範囲(例えば、1〜3)から
選択することができるようになる。ここで、数値表示器
における表示数値を例えば「1」として第3のスイッチ
をオンとすると、「1」に対応するモード(例えば、相
手電話番号設定モード)が下位モードとして確定される
と共に第1のモニタ用表示器が点灯する。相手電話番号
設定モードが下位モードとして設定されると、第2のス
イッチを数値送りキーとして、数値表示器における表示
数値を所定範囲(例えば、0〜9)から選択することが
できるようになる。ここで、数値表示器における表示数
値を例えば「1」として第3のスイッチをオンとする
と、この表示数値「1」が相手電話番号の1桁目の数値
として確定されると共に、第2のモニタ用表示器が点灯
する。この第2のモニタ用表示器の点灯により、相手電
話番号の1桁目の数値の入力が終了し、2桁目の数値入
力へ移行したことを知ることができる。以下同様にし
て、これから入力しようとする桁をモニタ表示器の点灯
により確認しながら、相手電話番号の全桁を入力するこ
とができる。また、その第2考案では、第1のスイッチ
と第2のスイッチとを同時にオンとする等のスイッチ操
作に応じて、上位モードが通常動作モードから設定モー
ドへ移行する。設定モードへ移行すると、第2のスイッ
チを数値送りキーとして、数値表示器における表示数値
を所定範囲(例えば、1〜3)から選択することができ
るようになる。ここで、数値表示器における表示数値を
例えば「3」として第4のスイッチをオンとすると、
「3」に対応するモード(例えば、入力ポイント設定モ
ード)が下位モードとして確定されると共に第1のモニ
タ用表示器が点灯する。入力ポイント設定モードが下位
モードとして設定されると、第2および第3のスイッチ
の何れか一方を数値送りキーとして、数値表示器におけ
る表示数値を所定範囲(例えば、0〜2)から選択する
ことができるようになる。ここで、数値表示器における
表示数値を例えば「1」として第4のスイッチをオンと
すると、この表示数値「1」を例えば「AOP(アラー
ムオンリポイント)」として、第1のモニタ用表示器に
対応する監視対象ポイントの状態種類が確定されると共
に、第2のモニタ用表示器が点灯する。この第2のモニ
タ用表示器の点灯により、第1のモニタ用表示器に対応
する監視対象ポイントの状態種類の入力が終了し、第2
のモニタ用表示器に対応する監視対象ポイントの状態種
類の入力へ移行したことを知ることができる。以下同様
にして、これから入力しようとする監視対象ポイントを
モニタ表示器の点灯により確認しながら、全監視対象ポ
イントについてその状態種類を入力することができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案を実施例に基づき詳細に説明す
る。図1はこの考案の一実施例を示す非常通報装置の要
部を示すブロック構成図である。同図において、1は制
御部、2はメモリ、3は7セグメントLEDからなる1
桁の数値表示器、4−1はリセットスイッチ、4−2は
Aスイッチ、4−3はBスイッチ、4−4はCスイッ
チ、5は最大接続可能監視対象ポイント数を40個所と
し所定の監視対象ポイント(DIポイント)からの信号
入力線が接続されるDIポイント用端子台、6は最大接
続可能出力ポイント数を4個所とし所定の出力機器(D
Oポイント)への信号出力線が接続されるDOポイント
用端子台、7−1〜7−40は対応するDIポイントの
状態(端子台5の第1番目〜第40番目の端子部に接続
されるDIポイントの状態)を点灯/消灯によって表示
するDIポイントモニタ用表示器(LED)、8−1〜
8−4は対応するDOポイントへの出力状態(端子台6
の第1番目〜第4番目の端子部に接続されるDOポイン
トの状態)を点灯/消灯によって表示するDOポイント
モニタ用表示器(LED)、9は回線用端子台である。
【0009】図2はこの非常通報装置10の操作パネル
部を示す図である。本実施例において、リセットスイッ
チ4−1,Aスイッチ4−2,Bスイッチ4−3,Cス
イッチ4−4はプッシュ式のスイッチとされており、数
値表示器3,リセットスイッチ4−1,Aスイッチ4−
2,Bスイッチ4−3,Cスイッチ4−4に隣接して、
DIポイントモニタ用表示器7−1〜7−40およびD
Oポイントモニタ用表示器8−1〜8−4が配置されて
いる。なお、同図において、11は出力レベル調整用の
DIPスイッチ、12はモジュールナンバ設定用のスイ
ッチ、13は回線I/F用表示器(LED)群である。
【0010】この非常通報装置10において、相手電話
番号,自己電話番号,監視対象ポイントの状態種類,出
力ポイントの状態種類等の初期設定は、スイッチ4−1
〜4−4を適当に操作することにより、DIポイントモ
ニタ用表示器7−1〜7−40,DOポイントモニタ用
表示器8−1〜8−4の点灯状態や数値表示器3での表
示内容を参照しながら行うことができる。
【0011】〔相手電話番号の初期設定〕 相手電話番号の初期設定に際しては、リセットスイッチ
4−1とAスイッチ4−2とを同時にオンとする。これ
により、上位モードが通常動作モードから設定モードへ
移行し、DIポイントモニタ用表示器7−1〜7−40
およびDOポイントモニタ用表示器8−1〜8−4が全
て消灯し、数値表示器3での表示が「1」となる。ま
た、これと同時に、Aスイッチ4−2を数値送りキーと
して、数値表示器3での表示数値を「1〜3」から選択
することができるようになる。すなわち、Aスイッチ4
−2を1回押す毎に、数値表示器3での表示が「1」→
「2」→「3」→「−」→「1」・・・とサイクリック
に切り替わる。ここで、数値表示器3における表示数値
を「1」として、Cスイッチ4−4をオンとすると、表
示数値「1」に対応するモード(相手電話番号設定モー
ド)が下位モードとして確定され、これと同時に、モニ
タ用表示器7−1が点灯し、数値表示器3における表示
が「−」となる。モニタ用表示器7−1の点灯により相
手電話番号の1桁目の数値入力が可能であることを知る
ことができる。相手電話番号設定モードが下位モードと
して設定されると、Aスイッチ4−2を数値送りキーと
して、数値表示器3における表示数値を「0〜9」から
選択することができるようになる。すなわち、Aスイッ
チ4−2を1回押す毎に、数値表示器3での表示が
「−」→「0」→「1」・・・→「9」→「−」・・・
とサイクリックに切り替わる。ここで、数値表示器3に
おける表示数値を例えば「1」としてCスイッチ4−4
をオンとすると、表示数値「1」が相手電話番号の1桁
目の数値として確定され、これと同時に、モニタ用表示
器7−1が消灯し、モニタ用表示器7−2が点灯し、数
値表示器3における表示が「−」となる。モニタ用表示
器7−2の点灯により、相手電話番号の1桁目の数値入
力が終了し、2桁目の数値入力へ移行したことを知るこ
とができる。以下同様にして、これから入力しようとす
る桁をモニタ表示器7の点灯により確認しながら、相手
電話番号の全桁を入力することができる。入力された相
手電話番号はメモリ2に記憶される。なお、電話番号の
入力に際しては、桁の大きい方から順次設定するように
することにより、使い勝手がよくなる。また、本実施例
では、モニタ用表示器7−1〜7−15を相手電話番号
設定モードでの使用表示器としており、相手電話番号と
して15桁までの入力が可能である。また、相手電話番
号の全桁の入力終了後は、Bスイッチ4−3をオンとす
ることにより、数値表示器3における表示を「−」とし
て、下位モードの設定を解除することが可能である。
【0012】〔自分電話番号の初期設定〕 自分電話番号の初期設定に際しては、上位モードを設定
モードとし、Aスイッチ4−2を数値送りキーとして数
値表示器3での表示数値を「2」とし、Cスイッチ4−
4をオンとする。これにより、表示数値「2」に対応す
るモード(自分電話番号設定モード)が下位モードとし
て確定され、モニタ用表示器7−1が点灯し、数値表示
器3における表示が「−」となる。モニタ用表示器7−
1の点灯により自分電話番号の1桁目の数値入力が可能
であることを知ることができる。以下、上述した相手電
話番号の初期設定の場合と同様にして、Aスイッチ4−
2およびCスイッチ4−4を操作することにより、これ
から入力しようとする桁をモニタ表示器7の点灯により
確認しながら、自分電話番号の全桁を入力することがで
きる。入力された自分電話番号はメモリ2に記憶され
る。
【0013】〔DIポイントの初期設定〕 DIポイントの初期設定に際しては、上位モードを設定
モードとし、Aスイッチ4−2を数値送りキーとして数
値表示器3での表示数値を「3」とし、Cスイッチ4−
4をオンとする。これにより、表示数値「3」に対応す
るモード(DI設定モード)が下位モードとして確定さ
れ、モニタ用表示器7−1が点灯し、数値表示器3にお
ける表示が「−」となる。モニタ用表示器7−1の点灯
により、モニタ用表示器7−1に対応するDIポイント
の状態種類の入力が可能であることを知ることができ
る。DIポイント設定モードが下位モードとして設定さ
れると、Bスイッチ4−3を数値送りキーとして、数値
表示器3における表示数値を「0〜2」から選択するこ
とができるようになる。すなわち、Bスイッチ4−3を
1回押す毎に、数値表示器3での表示が「−」→「0」
→「1」→「2」→「−」→・・・とサイクリックに切
り替わる。なお、ここでは、Bスイッチ4−3を数値送
りキーとして使用したが、Aスイッチ4−2を数値送り
キーとして用いてもよい。ここで、数値表示器3におけ
る表示数値を例えば「1」として、Cスイッチ4−4を
オンとすると、この表示数値「1」を「AOP(アラー
ムオンリポイント:監視対象からの入力が警報であるこ
とを示すポイント)」として、モニタ用表示器7−1に
対応するDIポイントの状態種類が確定される。また、
これと同時に、モニタ用表示器7−1が消灯し、モニタ
用表示器7−2が点灯し、数値表示器3における表示が
「−」となる。モニタ用表示器7−2の点灯により、モ
ニタ用表示器7−1に対応するDIポイントの状態種類
の入力が終了し、モニタ用表示器7−2に対応するDI
ポイントの状態種類の入力へ移行したことを知ることが
できる。なお、数値表示器3における表示数値を「2」
としてCスイッチ4−4をオンとすると、この表示数値
「2」を「SOP(ステータスオンリポイント:監視対
象からの入力がその監視対象の状態を示すポイント)」
としてDIポイントの状態種類が確定される。また、数
値表示器3における表示数値を「0」としてCスイッチ
4−4をオンとすると、この表示数値「0」を「未使
用」としてDIポイントの状態種類が確定される。以下
同様にして、これから入力しようとするDIポイントを
モニタ表示器7の点灯により確認しながら、全DIポイ
ントについてその状態種類を入力することができる。入
力された各DIポイントの状態種類はメモリ2に記憶さ
れる。なお、全DIポイントについての状態種類の入力
終了後は、Bスイッチ4−3をオンとすることにより、
数値表示器3における表示を「−」として、下位モード
の設定を解除することが可能である。
【0014】〔DOポイントの初期設定〕 DIポイントの初期設定が終了すると、すなわちモニタ
用表示器7−40に対応するDIポイントの状態種類の
入力が終了すると、自動的に下位モードがDOポイント
設定モードに移行し、モニタ用表示器8−1が点灯す
る。このモニタ用表示器8−1の点灯により、モニタ用
表示器8−1に対応するDOポイントの状態種類の入力
が可能であることを知ることができる。下位モードがD
Oポイント設定モードへ移行すると、Bスイッチ4−3
を数値送りキーとして、数値表示器3における表示数値
を「0,3,4」から選択することができるようにな
る。すなわち、Bスイッチ4−3を1回押す毎に、数値
表示器3での表示が「−」→「0」→「3」→「4」→
「−」→・・・とサイクリックに切り替わる。ここで、
数値表示器3における表示数値を例えば「3」として、
Cスイッチ4−4をオンとすると、この表示数値「3」
を「メインティン(出力リレーのオン/オフをそのまま
DOポイントのオン/オフとして使用する)」として、
モニタ用表示器8−1に対応するDOポイントの状態種
類が確定される。また、これと同時に、モニタ用表示器
8−1が消灯し、モニタ用表示器8−2が点灯し、数値
表示器3における表示が「−」となる。モニタ用表示器
8−2の点灯により、モニタ用表示器8−1に対応する
DOポイントの状態種類の入力が終了し、モニタ用表示
器8−2に対応するDOポイントの状態種類の入力へ移
行したことを知ることができる。なお、数値表示器3に
おける表示数値を「4」としてCスイッチ4−4をオン
とすると、この表示数値「4」を「モーメンタリ(オン
リレーとオフリレーとがあり、オンリレーが1秒以上オ
ンするとDOポイントがオンとなり、オフリレーが1秒
以上オンするとDOポイントがオフとなるように使用す
る)」としてDOポイントの状態種類が確定される。ま
た、数値表示器3における表示数値を「0」としてCス
イッチ4−4をオンとすると、この表示数値「0」を
「未使用」としてDOポイントの状態種類が確定され
る。なお、本実施例においては、ハードウェアとして基
板上に4つの出力リレーが設けられている。メインティ
ンの場合は、1つのポイントに対してリレーを1つ使用
する。この場合、最大4出力として使用できる。モーメ
ンタリの場合は、1つのポイントに対してリレーを2つ
使用する(オンリレーとオフリレー)。したがって、こ
の場合、最大2出力となる。以下同様にして、これから
入力しようとするDOポイントをモニタ表示器8の点灯
により確認しながら、全DOポイントについてその状態
種類を入力することができる。入力された各DOポイン
トの状態種類はメモリ2に記憶される。なお、全DOポ
イントについての状態種類の入力終了後は、Bスイッチ
4−3をオンとすることにより、数値表示器3における
表示を「−」として、下位モードの設定を解除すること
が可能である。
【0015】以上のようにして、相手電話番号,自己電
話番号,DIポイントの状態種類,DOポイントの状態
種類等の初期設定を終えた後は、リセットスイッチ4−
1をオンとすることにより、上位モードを通常動作モー
ドへ戻すことが可能である。上位モードが通常動作モー
ドに戻されると、数値表示器3における表示は消え、D
Iポイントモニタ用表示器7−1〜7−40およびDO
ポイントモニタ用表示器8−1〜8−4は、通常の通
り、対応するDIポイントおよびDOポイントの状態を
表示するものとなる。また、制御部1は、通常通り、各
DIポイントからの状態情報や警報情報を受信すること
により、必要に応じ加入電話回線を通して自動ダイヤル
で監視センタへ非常通報を行う。なお、本実施例の非常
通報装置10では、加入電話回線の他、専用回線を通し
て自動ダイヤルで監視センタへ非常通報を行うようにす
ることもできるようにされている。
【0016】以上説明したように、本実施例の非常通報
装置10では、DIポイントモニタ用表示器7−1〜7
−40およびDOポイントモニタ用表示器8−1〜8−
4が初期設定部の一部を兼ね、初期設定部としては実質
的に1桁の数値表示器3とスイッチ4−1〜4−4を設
けるのみでよいので、初期設定部の占有面積を小さく
し、また部品点数も少なくして、装置全体を小型化する
ことができるようになる。
【0017】なお、本実施例においては、DOポイント
への出力が可能な非常通報装置を例にとって説明した
が、DOポイントへの出力機能のない非常通報装置へも
同様にして適用することが可能である。また、本実施例
においては、DIポイントやDOポイントの状態種類の
初期設定が可能であるが、DIポイントやDOポイント
の状態種類までを設定する必要のないような場合には、
例えば警報ポイントのみを監視するものとし警報ポイン
トからの信号があれば直ちに監視センタへ非常通報を行
うような場合には、DIポイントやDOポイントの状態
種類の初期設定機能は省略することが可能である。ま
た、本実施例において、DIポイントは、防犯,防災等
のセンサの検出ポイントの他、空調機等の設備の故障検
出用接点による故障検出ポイント等、種々のポイントが
考えられる。
【0018】
【考案の効果】以上説明したことから明らかなように本
考案によれば、その第1考案では、第1〜第3のスイッ
チを適当に操作することにより、第1〜第Nのモニタ表
示器の点灯状態および1桁の数値表示器での表示内容を
参照しながら、相手電話番号等の初期設定を行うことが
できるので、また、その第2考案では、第1〜第4のス
イッチを適当に操作することにより、第1〜第Nのモニ
タ表示器の点灯状態および1桁の数値表示器での表示内
容を参照しながら、第1考案を採用しての相手電話番号
等の初期設定と併せて、監視対象ポイントの状態種類等
の初期設定を行うことができるので、初期設定部の占有
面積を小さくし、また部品点数も少なくして、装置全体
を小型化することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す非常通報装置の要部を
示すブロック構成図である。
【図2】この非常通報装置のパネル部を示す図である。
【図3】従来の非常通報装置の説明図である。
【図4】従来の非常通報装置の正面図である。
【図5】従来の非常通報装置における初期設定部の正面
図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 メモリ 3 数値表示器 4−1 リセットスイッチ 4−2 Aスイッチ 4−3 Bスイッチ 4−4 Cスイッチ 7−1〜7−40 DIポイントモニタ用表示器 8−1〜8−4 DOポイントモニタ用表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 23/00 - 31/00 G09G 3/04

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最大接続可能監視対象ポイント数をNと
    し、この最大接続可能監視対象ポイント数と同数のモニ
    タ用表示器(第1〜第Nのモニタ表示器)を備え、接続
    された各監視対象ポイントからの状態情報や警報情報を
    受信し、各監視対象ポイントの状態をその監視対象ポイ
    ントに対応する前記モニタ表示器にて点灯/消灯によっ
    て表示すると共に、必要に応じ回線を通して自動ダイヤ
    ルで監視センタへ非常通報を行う非常通報装置におい
    て、 第1,第2および第3のスイッチと、1桁の数値表示器
    と、 少なくとも前記第1のスイッチの所定操作に応じて上位
    モードを通常動作モードから設定モードへ移行し、前記
    第2のスイッチを数値送りキーとして前記数値表示器に
    おける表示数値を所定範囲から選択可能とし、前記第3
    のスイッチの操作に応じ前記数値表示器における表示数
    値に対応するモードを下位モードとして確定すると共に
    前記第1のモニタ用表示器を点灯させ、下位モードして
    所定のモードが確定された場合、前記第2のスイッチを
    数値送りキーとして前記数値表示器における表示数値を
    所定範囲から選択可能とし、前記第3のスイッチの操作
    に応じ前記数値表示器における表示数値を1桁目の数値
    として確定すると共に前記第2のモニタ用表示器を点灯
    させ、以下同様にして、前記第2のスイッチを用いて前
    記数値表示器における表示数値が選択され前記第3のス
    イッチが操作とされる毎に、前記数値表示器における表
    示数値を次桁目の数値として確定すると共に次順のモニ
    タ用表示器を点灯させる制御手段とを備えたことを特徴
    とする非常通報装置。
  2. 【請求項2】 最大接続可能監視対象ポイント数をNと
    し、この最大接続可能監視対象ポイント数と同数のモニ
    タ用表示器(第1〜第Nのモニタ表示器)を備え、接続
    された各監視対象ポイントからの状態情報や警報情報を
    受信し、各監視対象ポイントの状態をその監視対象ポイ
    ントに対応する前記モニタ表示器にて点灯/消灯によっ
    て表示すると共に、必要に応じ回線を通して自動ダイヤ
    ルで監視センタへ非常通報を行う非常通報装置におい
    て、 第1,第2,第3および第4のスイッチと、1桁の数値
    表示器と、 少なくとも前記第1のスイッチの所定操作に応じて上位
    モードを通常動作モードから設定モードへ移行し、前記
    第2のスイッチを数値送りキーとして前記数値表示器に
    おける表示数値を所定範囲から選択可能とし、前記第4
    のスイッチの操作に応じ前記数値表示器における表示数
    値に対応するモードを下位モードとして確定すると共に
    前記第1のモニタ用表示器を点灯させ、下位モードして
    所定のモードが確定された場合、前記第2および第3の
    スイッチのいずれか一方を数値送りキーとして前記数値
    表示器における表示数値を所定範囲から選択可能とし、
    前記第4のスイッチの操作に応じ前記数値表示器におけ
    る表示数値を前記点灯されたモニタ用表示器に対応する
    監視対象ポイントの状態種類として確定すると共に前記
    第2のモニタ用表示器を点灯させ、以下同様にして、前
    記第2および第3のスイッチのいずれか一方を用いて前
    記数値表示器における表示数値が選択され前記第4のス
    イッチが操作とされる毎に、前記数値表示器における表
    示数値を点灯されたモニタ用表示器に対応する監視対象
    ポイントの状態種類として確定すると共に次順のモニタ
    用表示器を点灯させる制御手段とを備えたことを特徴と
    する非常通報装置。
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