JP3030475B2 - 防災表示システムにおける表示コントローラ - Google Patents

防災表示システムにおける表示コントローラ

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JP3030475B2
JP3030475B2 JP3152360A JP15236091A JP3030475B2 JP 3030475 B2 JP3030475 B2 JP 3030475B2 JP 3152360 A JP3152360 A JP 3152360A JP 15236091 A JP15236091 A JP 15236091A JP 3030475 B2 JP3030475 B2 JP 3030475B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防災表示システムにお
ける表示コントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防災表示システムにおいては、感
知器等からの信号を受信する受信機とCRT等の表示機
器との接続方法は、1対1であり、受信機の出力ポート
が1つの場合、表示機器が1台しか接続できないため、
防災システム構成上制約が多かった。又、受信機におい
て、出力ポートを複数持つことも可能であるが、コスト
が高くつくという問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、受信機から
の発報信号を分配して表示機器に送信できるようにした
ものであり、接続機器のバリエーションが増し、複雑な
防災システムにも対応できる表示コントローラを提供す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項1の本発明は、複数の感知器から発
報信号を受信機側で受信処理して必要な表示情報を表示
装置によって系統的に表示させる防災表示システムにお
いて、上記受信機と表示装置との間に設けられる表示コ
ントローラであって、上記受信機からの信号を受ける入
力ポートと、表示装置が接続される複数の出力ポート
と、前記入力ポートから入力された信号を前記複数の出
力ポートの各々に接続される表示装置に系統的に表示す
る表示信号として前記複数の出力ポートの各々に分配す
る信号処理部と、前記複数の出力ポートの各々に対応し
て設けられ、前記複数の出力ポートの各々に分配される
表示信号を、前記複数の出力ポートの各々に接続される
表示装置の機能に対応した最適表示信号に切り換える切
換手段とを備えることを特徴とする。請求項2の本発明
は、前記切換手段は、出力ポートに接続される表示装置
の機能に対応した送信データの手順、通信速度を切り換
える手段を備えることを特徴とするものである。請求項
3の本発明は、前記信号処理部は、更に、出力ポートと
表示装置との間、入力ポートと受信機との間のケーブル
を検査する検査プログラムを備えていることを特徴とす
るものである。
【0005】
【作用】請求項1の本発明では、複数の感知器から発報
信号を受信機側で受信処理して異常発生時に必要な表示
情報を表示装置によって系統的に表示させる防災表示シ
ステムにおいて、上記受信機と異常発生時の表示装置と
の間に表示コントローラを介在してなり、この表示コン
トローラは、入力ポートにて受信機からの信号を受け
る。すると、受信機の管理するシステムの異常発生時の
表示情報を記録した記憶手段が、信号処理部によって、
制御され、出力ポートに接続される表示装置を制御し異
常発生時の表示情報を表示させる。又、切換手段によっ
て、出力ポートから種類の異なる表示装置に出力するこ
とができる。この場合、複数の表示装置に情報を送信す
ることが可能となる。請求項2の本発明は、切換手段に
よって、出力ポート毎に送信データの手順、通信速度を
切り換えられるので、便利である。請求項3の本発明
は、信号処理部が、表示装置や表示コントローラや受信
機との間の信号伝送やケーブルを検査する検査プログラ
ムを備えているので、入力ポート、出力ポートの接続状
態を検査することができ、完全な接続が可能となる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明に係る防災表示システムにお
ける表示コントローラについて、図面を参照しながら、
説明する。図1は、防災表示システムのブロック図であ
る。
【0007】図に於て、防災表示システムは、感知器K
の設置してある部屋にて、例えば火災が発生したとする
と、感知器Kが感知し発報信号を受信機Jに送るように
なっている。すると、受信機Jは、表示コントローラH
の入力ポート4に信号を送る。表示コントローラでは、
出力ポート5a、5b、5cから、複数の表示機器に必
要な情報を送り、表示機器は、その必要な情報を表示す
る。
【0008】図2は、表示コントローラHの構成ブロッ
ク図である。この表示コントローラHは、CPUボード
A、マザーボードB、モニタ表示基板C等から構成され
ている。図3は、表示コントローラの外観斜視図であ
る。図3において、表面に、CPUボードA、モニタ表
示基板C、電源供給端子30、電源スイッチ31、ヒュ
ーズ32が、設けられている。
【0009】図2において、CPUボードAには、信号
処理部1、記憶手段としてのデータROM2、切換手段
としてのディップスイッチ3、そしてRS232Cイン
ターフェイスを介して入力ポート4、出力ポート5a、
5b、5cが備えられている。信号処理部1は、信号の
処理を行なうCPU1a、表示コントローラを動作させ
るためのプログラムを格納しているプログラムROM1
b、各感知器の状態を受信機から送られて来る発報信号
により記憶しておくプログラムRAM1c等によって構
成されている。尚、プログラムROM1bには、後述す
る検査プログラムも格納することができる(請求項
3)。又、プログラムROM1bまたはデータROM2
に、出力ポート5a、5b、5cに接続される表示装置
を予測して、複数の表示装置の送信データの手順、通信
速度の仕様を記憶させておくことができる。そして、デ
ィップスイッチ3の操作により各々の出力ポートを所望
の送信データの手順、返信速度の出力信号に変更できる
ようになっている。データROM2は、受信機で管理し
ている自動火災報知器、ガス、防排煙の全回線のデータ
が入力されており、そのデータの内容は、感知器等の機
器の設置場所(棟、階、地区)、機器の種類、機器の名
称等である。ディップスイッチ3は、出力ポート5a,
5b,5cから出力される信号を、出力ポート5a,5
b,5cに接続する異なる種類の表示装置の最適表示信
号に切換をおこなうものである。尚、ディップスイッチ
3は、出力ポート5a,5b,5cの各々から出力され
る信号の送信データの手順、通信速度を切り換える機能
も有することができる。ディップスイッチ3の形状は、
図4に示すような外観斜視図になっており、16ビット
のディップスイッチ3であり、ビット1は、出力ポート
5aの通信手順の設定であり、1は双方向、0はたれな
がし、を設定する。ビット2、3は、出力ポート5aの
通信速度の設定をする。より詳しくは、ビット2、ビッ
ト3のスイッチを組み合わせることにより(0.0)、
(0.1)、(1.0)〜(1.1)の4つの通信速度
モードが選択できる。同様にビット4、5、6で出力ポ
ート5b、ビット7、8、9で出力ポート5cの通信手
順の設定と通信速度の設定を行い、ビット10〜13
は、予備であり、ビット14、15、16で、出力ポー
トの5a、5b、5cの切換を行なう(請求項2)。C
PUボードAは、図5に示すような外観になっており、
図において、10は、電源供給端子、4は、受信機から
の入力ポート、5a、5b、5cは、表示機器への出力
ポート、11は、データROM2等を搭載するROMボ
ード、12は、マザーボードBへの接続コネクタであ
る。
【0010】図2におけるマザーボードBは、CPUボ
ードAとモニタ表示基板Cとを接続する配線基板であ
る。
【0011】図2におけるモニタ表示基板Cは、図6に
示すような外観をしており、図において、20は、スイ
ッチであり、21は、LED表示部、22は、マザーボ
ードへの接続コネクタを示している。このモニタ表示基
板は、後述する請求項3の検査プログラムの実行時に使
用する。
【0012】次に、表示コントローラの一実施例の動作
について説明する。まず、感知器等より、例えば、火災
信号が受信機より送信されると、表示コントローラは、
信号処理部1のCPU1aにて火災信号の入信を認識す
る。この時点で、信号処理部内のプログラムROM1
b、ディップスイッチ3等で予め設定された通信手順、
通信速度で、出力ポートより表示機器に対して火災情報
が同時に送信される。その火災情報は、データROM2
に格納されている火災発生場所を表現するための漢字メ
ッセージも含まれる。異なる種類の表示装置は、複数出
力ポートに接続されていても良く、例えば、フルグラフ
ィックCRT、アドバンスCRT、メッセージCRT
(液晶表示器)等があげられる。フルグラフィックCR
Tは、建物の平面図に感知器、防排煙機器をシンボルに
て表示し、受信機からの発報信号を受けてシンボルを色
変化させるものであり、アドバンスCRTは、フルグラ
フィックCRTと基本的な機能は同じであり、拡大、縮
小、ウインドウ表示等ができるものであり、メッセージ
CRTは、受信機からの発報信号をメッセージ(文字)
にて表示させるものである。図7は、このメッセージC
RTの例である。
【0013】次に、請求項3の信号処理部1に検査プロ
グラムを備えた場合の検査プログラムの動作について説
明する。まず、表示コントローラHの電源を入れる。続
いてモニタ表示基板のスイッチがオンされているかどう
か判別する。オフであれば、通常の表示コントローラの
プログラムを起動させる。オンされていると、検査プロ
グラムがスタートする。出力ポート5aより、状態監視
の通信信号であるウォッチドッグを表示機器に送信す
る。すると、、信号を受信したときの応答信号であるA
CKが返信されたかどうか判断する。返信が無ければ、
出力ポート5aの通信異常であり、モニタ表示基板のL
ED表示部21を消灯する。返信があれば、正常であ
り、モニタ表示基板のLED表示部21を点灯させる。
同様に、出力ポート5b、5c、入力ポート4からも、
順々にウォッチドッグを送信し、ACKが返信されて来
るかどうかを検査する。返信されれば、正常ということ
で、モニタ表示基板のLED表示部21を点灯させる。
返信がなければ、異常ということで、モニタ表示基板の
LED表示部21を消灯する(図8のフローチャート1
00〜107参照)。
【0014】
【発明の効果】本発明では、受信機からの発報信号を信
号処理して種々の表示装置に選択的に送信できるように
したことにより、接続すべき機器のバリエーションが増
え、表示情報も種々に選択でき、複雑な防災表示システ
ムにも対応できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】防災表示システムのブロック図である。
【図2】表示コントローラの構成ブロック図である。
【図3】表示コントローラの外観斜視図である。
【図4】ディップスイッチの外観斜視図である。
【図5】CPUボードの外観斜視図である。
【図6】モニタ表示基板の外観斜視図である。
【図7】メッセージCRTの一例の表示図である。
【図8】検査プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
A・・・CPUボード B・・・マザーボード C・・・モニタ表示基板 K・・・感知器 J・・・受信機 H・・・表示コントローラ 1・・・信号処理部 2・・・データROM(記憶手段) 3・・・ディップスイッチ(切換手段) 4・・・入力ポート 5a、5b、5c・・・出力ポート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の感知器から発報信号を受信機側で受
    信処理して必要な表示情報を表示装置によって系統的に
    表示させる防災表示システムにおいて、上記受信機と表
    示装置との間に設けられる表示コントローラであって、 上記受信機からの信号を受ける入力ポートと、 表示装置が接続される複数の出力ポートと、 前記入力ポートから入力された信号を前記複数の出力ポ
    ートの各々に接続される表示装置に系統的に表示する表
    示信号として前記複数の出力ポートの各々に分配する信
    号処理部と、 前記複数の出力ポートの各々に対応して設けられ、前記
    複数の出力ポートの各々に分配される表示信号を、前記
    複数の出力ポートの各々に接続される表示装置の機能に
    対応した最適表示信号に切り換える切換手段とを備える
    ことを特徴とする、 防災表示システムにおける表示コン
    トローラ。
  2. 【請求項2】前記切換手段は、出力ポートに接続される
    表示装置の機能に対応した送信データの手順、通信速度
    を切り換える手段を備えることを特徴とする請求項1記
    載の防災表示システムにおける表示コントローラ。
  3. 【請求項3】前記信号処理部は、更に、出力ポートと表
    示装置との間、入力ポートと受信機との間のケーブルを
    検査する検査プログラムを備えていることを特徴とする
    請求項1または2記載の防災表示システムにおける表示
    コントローラ。
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JPS6214189A (ja) * 1985-07-10 1987-01-22 パイオニア株式会社 信号処理装置
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JPH02287593A (ja) * 1989-04-28 1990-11-27 Toshiba Corp ディスプレイの接続状態判別方式

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