JPH08234834A - 可搬式現場操作盤 - Google Patents
可搬式現場操作盤Info
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- JPH08234834A JPH08234834A JP6356695A JP6356695A JPH08234834A JP H08234834 A JPH08234834 A JP H08234834A JP 6356695 A JP6356695 A JP 6356695A JP 6356695 A JP6356695 A JP 6356695A JP H08234834 A JPH08234834 A JP H08234834A
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- JP
- Japan
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- portable
- operation panel
- equipment
- operation control
- necessary
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- Feedback Control In General (AREA)
- Control By Computers (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中央操作制御室から遠く離れて点在する各機
器に、互いに異なる種別のものが混在している場合にも
適用できる可搬式現場操作盤を提供する。 【構成】 各機器2A、2B・・2N、またはその近傍
に、電気的接続手段であるコンセント(またはコネク
タ)4A、4B・・4Nを設け、必要時にはどのコンセ
ント4A、4B・・4Nにも接続できるように構成した
可搬式現場操作盤であって、表示機能を有する画面表示
手段と、コマンド入力手段と、演算処理手段とを含み、
該演算処理手段が当該機器の操作制御に必要な機能を前
記画面表示手段に表示させ、表示された機能を選択的に
前記入力手段によって指示することによって前記演算処
理手段が、必要な操作制御信号を発生し、コンセント4
A、4B・・4Nを介して当該機器に与えるように構成
した。なお、この構成は明細書記載のように各種の変形
が可能である。
器に、互いに異なる種別のものが混在している場合にも
適用できる可搬式現場操作盤を提供する。 【構成】 各機器2A、2B・・2N、またはその近傍
に、電気的接続手段であるコンセント(またはコネク
タ)4A、4B・・4Nを設け、必要時にはどのコンセ
ント4A、4B・・4Nにも接続できるように構成した
可搬式現場操作盤であって、表示機能を有する画面表示
手段と、コマンド入力手段と、演算処理手段とを含み、
該演算処理手段が当該機器の操作制御に必要な機能を前
記画面表示手段に表示させ、表示された機能を選択的に
前記入力手段によって指示することによって前記演算処
理手段が、必要な操作制御信号を発生し、コンセント4
A、4B・・4Nを介して当該機器に与えるように構成
した。なお、この構成は明細書記載のように各種の変形
が可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠く離れた現場に点在
する多数の機器を中央操作制御室から遠隔操作制御する
とともに、各機器に個別に現場操作盤を設けて個別制御
するような操作制御方式に関するものであり、特に、各
機器に個別に設けた現場操作盤を省略し、各機器には個
別にコンセントまたはコネクタ等の電気的接続手段のみ
を設け、個別操作制御の必要が生じたときには当該機械
の上記電気的接続手段に接続して該機器の操作制御を行
うことができるようにした可搬式現場操作盤に関する。
する多数の機器を中央操作制御室から遠隔操作制御する
とともに、各機器に個別に現場操作盤を設けて個別制御
するような操作制御方式に関するものであり、特に、各
機器に個別に設けた現場操作盤を省略し、各機器には個
別にコンセントまたはコネクタ等の電気的接続手段のみ
を設け、個別操作制御の必要が生じたときには当該機械
の上記電気的接続手段に接続して該機器の操作制御を行
うことができるようにした可搬式現場操作盤に関する。
【0002】
【従来の技術】遠く離れた現場に点在する多数の機器の
運転状態を中央操作制御室から監視し、各機器を遠隔制
御することが行われている。図5はこのような従来技術
を示す図であって、図中1は中央操作制御室、1Aは中
央操作制御室に設けられたモニター画面、1Bは制御
盤、1Cは中央演算装置(CPU)を含む操作制御回路
である。また、2A、2B...2Nは現場に点在する
被制御機器である機器、3A、3B...3Nは各機器
2A、2B...2Nに接続された固定式現場操作盤で
ある。各機器2A、2B...2Nは高速通信回路1D
を介して中央操作制御室1の操作制御回路1Cに接続さ
れ、各機器2A、2B...2Nの状態が中央操作制御
室1に設けられたモニター画面1Aによって監視されて
いる。機器のうちどれか、例えば2Aに異常が発生する
と、モニター1Aに機器2Aに異常が発生したことを表
示するとともに、操作制御回路1Cは、必要な操作制御
に必要な操作信号や制御信号を当該機器2Aに自動的に
送信したり、あるいは、また中央操作制御室1に常駐し
ている監視員にモニター画面1A、あるいは図示せぬ他
の手段によって報道し、監視員は必要に応じて制御盤1
Bに入力を行なって必要な操作信号や制御信号を当該機
器2Aに送信することによって操作制御を行い、異常状
態の回復を行なうようになっている。上記手段を講じて
も上記異常が回復しない場合には、監視員は当該異常発
生の機器2Aのところに赴き、当該機器2Aに常時、ま
たは固定接続されている現場操作盤3Aを操作すること
によって当該機器の異常状態を回復させている。
運転状態を中央操作制御室から監視し、各機器を遠隔制
御することが行われている。図5はこのような従来技術
を示す図であって、図中1は中央操作制御室、1Aは中
央操作制御室に設けられたモニター画面、1Bは制御
盤、1Cは中央演算装置(CPU)を含む操作制御回路
である。また、2A、2B...2Nは現場に点在する
被制御機器である機器、3A、3B...3Nは各機器
2A、2B...2Nに接続された固定式現場操作盤で
ある。各機器2A、2B...2Nは高速通信回路1D
を介して中央操作制御室1の操作制御回路1Cに接続さ
れ、各機器2A、2B...2Nの状態が中央操作制御
室1に設けられたモニター画面1Aによって監視されて
いる。機器のうちどれか、例えば2Aに異常が発生する
と、モニター1Aに機器2Aに異常が発生したことを表
示するとともに、操作制御回路1Cは、必要な操作制御
に必要な操作信号や制御信号を当該機器2Aに自動的に
送信したり、あるいは、また中央操作制御室1に常駐し
ている監視員にモニター画面1A、あるいは図示せぬ他
の手段によって報道し、監視員は必要に応じて制御盤1
Bに入力を行なって必要な操作信号や制御信号を当該機
器2Aに送信することによって操作制御を行い、異常状
態の回復を行なうようになっている。上記手段を講じて
も上記異常が回復しない場合には、監視員は当該異常発
生の機器2Aのところに赴き、当該機器2Aに常時、ま
たは固定接続されている現場操作盤3Aを操作すること
によって当該機器の異常状態を回復させている。
【0003】このような従来技術にあっては、各機器毎
に個別の現場操作盤を設置することが必要であり、設備
経費は高価なものとなっている。さらに、またこれら現
場機器の事故発生率は低く、一度も操作しないままに現
場で朽ち果てる現場操作盤すらある状態である。機器設
置の現場は、また風雨にさらされるような場所も多く、
現場操作盤がそのような環境状況によって寿命となって
しまうことも多い。
に個別の現場操作盤を設置することが必要であり、設備
経費は高価なものとなっている。さらに、またこれら現
場機器の事故発生率は低く、一度も操作しないままに現
場で朽ち果てる現場操作盤すらある状態である。機器設
置の現場は、また風雨にさらされるような場所も多く、
現場操作盤がそのような環境状況によって寿命となって
しまうことも多い。
【0004】このような状況を改善するための提案とし
て例えば特開平2ー236605号公報に開示された現
場操作盤がある。この現場の操作盤は、プラントの各フ
ィールド機器に1対1で対応させて各現場に配備したプ
ラント制御システムの現場操作盤であって、各現場操作
盤での単独操作に必要な器具類を独立した可搬式の共用
操作ボックスに組み込み、かつ該操作ボックスと各現場
操作盤の盤本体をコネクタを介して着脱可能に接続した
ことを特徴としている。しかし、このような先行技術の
ものは、各現場機器が同じ種類、あるいは類似した種類
のものであって、現場操作盤は殆ど同様な仕様で対応で
きることに注目してなされた発明であり、各現場機器が
異なる種別のものが含まれている場合のことを想定して
いない。従って、互いに異なる種別の現場機器が多く点
在している場合には、このような現場操作盤は使用でき
ないことになる。
て例えば特開平2ー236605号公報に開示された現
場操作盤がある。この現場の操作盤は、プラントの各フ
ィールド機器に1対1で対応させて各現場に配備したプ
ラント制御システムの現場操作盤であって、各現場操作
盤での単独操作に必要な器具類を独立した可搬式の共用
操作ボックスに組み込み、かつ該操作ボックスと各現場
操作盤の盤本体をコネクタを介して着脱可能に接続した
ことを特徴としている。しかし、このような先行技術の
ものは、各現場機器が同じ種類、あるいは類似した種類
のものであって、現場操作盤は殆ど同様な仕様で対応で
きることに注目してなされた発明であり、各現場機器が
異なる種別のものが含まれている場合のことを想定して
いない。従って、互いに異なる種別の現場機器が多く点
在している場合には、このような現場操作盤は使用でき
ないことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来技術及び先行技術の欠点に鑑みてなされたものであ
り、中央操作制御室から遠く離れて点在する各機器に、
互いに異なる種別のものが混在している場合にも適用す
ることができるような可搬式現場操作盤を提供すること
を目的とする。
従来技術及び先行技術の欠点に鑑みてなされたものであ
り、中央操作制御室から遠く離れて点在する各機器に、
互いに異なる種別のものが混在している場合にも適用す
ることができるような可搬式現場操作盤を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば請求項1に記載したように中央操作
制御室から遠く離れて点在する、異種機種のものも含む
複数個の機器を中央操作制御室から遠隔操作制御すると
ともに、中央操作制御室から遠隔操作制御できないよう
な事故が、前記機器のうちのどれかに発生したときには
当該機器のところに操作員が行って当該機器の点検、操
作制御を行なう離散機器操作制御方式において、各機器
にコンセントまたはコネクタ等の電気的接続手段を設
け、必要時にはこれらの電気的接続手段のどれかに接続
できるように構成した可搬式現場操作盤であって、表示
機能を有する画面表示手段と、コマンド入力手段と、演
算処理手段とを含み、該演算処理手段が当該機器の操作
制御に必要な機能を前記画面表示手段に表示させ、表示
された機能を選択的に前記入力手段によって指示するこ
とによって前記演算処理手段が必要な操作制御信号を発
生し、前記電気的接続手段を介して当該機器に与えるよ
うに構成したことを特徴とする可搬式現場操作盤が提供
される。
に、本発明によれば請求項1に記載したように中央操作
制御室から遠く離れて点在する、異種機種のものも含む
複数個の機器を中央操作制御室から遠隔操作制御すると
ともに、中央操作制御室から遠隔操作制御できないよう
な事故が、前記機器のうちのどれかに発生したときには
当該機器のところに操作員が行って当該機器の点検、操
作制御を行なう離散機器操作制御方式において、各機器
にコンセントまたはコネクタ等の電気的接続手段を設
け、必要時にはこれらの電気的接続手段のどれかに接続
できるように構成した可搬式現場操作盤であって、表示
機能を有する画面表示手段と、コマンド入力手段と、演
算処理手段とを含み、該演算処理手段が当該機器の操作
制御に必要な機能を前記画面表示手段に表示させ、表示
された機能を選択的に前記入力手段によって指示するこ
とによって前記演算処理手段が必要な操作制御信号を発
生し、前記電気的接続手段を介して当該機器に与えるよ
うに構成したことを特徴とする可搬式現場操作盤が提供
される。
【0007】また、好ましくは、請求項2に記載したよ
うに、前記画面表示手段は液晶表示画面を含み、前記入
力手段はタッチパネルを含み、前記液晶画面に表示され
た機能に関するシンボルを手指で触れることによって、
前記演算処理手段が前記必要な操作制御信号を発生し、
前記電気的接続手段を介して当該機器に与えるように構
成する。
うに、前記画面表示手段は液晶表示画面を含み、前記入
力手段はタッチパネルを含み、前記液晶画面に表示され
た機能に関するシンボルを手指で触れることによって、
前記演算処理手段が前記必要な操作制御信号を発生し、
前記電気的接続手段を介して当該機器に与えるように構
成する。
【0008】また、好ましくは、請求項3に記載したよ
うに、前記可搬式現場操作盤が、さらに記憶手段を含
み、当該機器が識別されたことに応じて前記演算処理が
前記記憶手段に予め記憶されている情報のうち前記必要
な機能に関するものを呼び出し、前記画面表示手段に前
記必要な表示を行わせるように構成する。
うに、前記可搬式現場操作盤が、さらに記憶手段を含
み、当該機器が識別されたことに応じて前記演算処理が
前記記憶手段に予め記憶されている情報のうち前記必要
な機能に関するものを呼び出し、前記画面表示手段に前
記必要な表示を行わせるように構成する。
【0009】前記機器の識別は、請求項4に記載したよ
うに目視によって行うように構成してもよいが、好まし
くは、請求項5に記載したように、前記電気的接続手段
に設けた各機器固有の識別番号を前記演算処理手段が読
みとることによって行うように構成する。
うに目視によって行うように構成してもよいが、好まし
くは、請求項5に記載したように、前記電気的接続手段
に設けた各機器固有の識別番号を前記演算処理手段が読
みとることによって行うように構成する。
【0010】また、好ましくは、請求項6に記載したよ
うに、前記可搬式現場操作盤が、さらに通信制御手段を
含み、前記電気的接続手段を介して中央操作制御室と必
要な情報を交換することができるように構成する。
うに、前記可搬式現場操作盤が、さらに通信制御手段を
含み、前記電気的接続手段を介して中央操作制御室と必
要な情報を交換することができるように構成する。
【0011】また、好ましくは、請求項7に記載したよ
うに、前記可搬式現場操作盤が、さらに着脱可能に装着
することができるICカードを含み、該ICカードを予
め準備した別のICカードと交換することによって前記
各機器と異なる種類の機器を含む現場において使用する
ことができるように構成する。
うに、前記可搬式現場操作盤が、さらに着脱可能に装着
することができるICカードを含み、該ICカードを予
め準備した別のICカードと交換することによって前記
各機器と異なる種類の機器を含む現場において使用する
ことができるように構成する。
【0012】
【作用】本発明によれば、可搬式現場操作盤を請求項1
に記載のように構成したので、使用頻度の少ない現場操
作盤を各機器について個々に設置する必要がなく、必要
な時に可搬式現場操作盤を現場に持参して使うことがで
きるとともに、各現場機器に互いに異なる種別のものが
混在していても、可搬式搬作盤を必要な機器のコンセン
トまたはコネクタ等の電気的接続手段に接続し、当該機
器に応じた機能を選択的に入力することによって必要な
操作制御を行なうことができる。また機械や装置のすぐ
そばで、運転状態を直接観察しながら、そして画面表示
に従って操作するので操作性が高い。また、可搬式現場
操作盤を請求項2に記載のように構成したので、画面表
示を手指で触れることで入力することができるので操作
性がさらに改良される。また、可搬式現場操作盤を請求
項3に記載のように構成したので、機能の異なった何台
もの操作盤を設置する必要がなく、1台の可搬式現場操
作盤の機能をソフト的に切り替えて共用することができ
る。また、可搬式現場操作盤を請求項5に記載のように
構成したので、上記操作盤の機能が各機器に応じて自動
的に切り替わることができるので、操作性がさらに向上
される。また、可搬式現場操作盤を請求項6に記載のよ
うに構成したので、中央操作制御室と必要な情報を交換
しながら機器の操作制御を行なうことができるので、操
作性がさらに向上される。また、可搬式現場操作盤を請
求項7に記載のように構成したので、ICカードを交換
するだけで、別の設備に適応させることができ、拡張性
が高い。
に記載のように構成したので、使用頻度の少ない現場操
作盤を各機器について個々に設置する必要がなく、必要
な時に可搬式現場操作盤を現場に持参して使うことがで
きるとともに、各現場機器に互いに異なる種別のものが
混在していても、可搬式搬作盤を必要な機器のコンセン
トまたはコネクタ等の電気的接続手段に接続し、当該機
器に応じた機能を選択的に入力することによって必要な
操作制御を行なうことができる。また機械や装置のすぐ
そばで、運転状態を直接観察しながら、そして画面表示
に従って操作するので操作性が高い。また、可搬式現場
操作盤を請求項2に記載のように構成したので、画面表
示を手指で触れることで入力することができるので操作
性がさらに改良される。また、可搬式現場操作盤を請求
項3に記載のように構成したので、機能の異なった何台
もの操作盤を設置する必要がなく、1台の可搬式現場操
作盤の機能をソフト的に切り替えて共用することができ
る。また、可搬式現場操作盤を請求項5に記載のように
構成したので、上記操作盤の機能が各機器に応じて自動
的に切り替わることができるので、操作性がさらに向上
される。また、可搬式現場操作盤を請求項6に記載のよ
うに構成したので、中央操作制御室と必要な情報を交換
しながら機器の操作制御を行なうことができるので、操
作性がさらに向上される。また、可搬式現場操作盤を請
求項7に記載のように構成したので、ICカードを交換
するだけで、別の設備に適応させることができ、拡張性
が高い。
【0013】
【実施例】以下、本発明を各実施例に基づいて説明す
る。図1は本発明の可搬式現場操作盤が適用される系統
接続図、図2は本発明の可搬式現場操作盤の第1の実施
例を示す構成図である。図1において、1、1A、1
B、1C、1D、2A、2B...2Nは図5の従来例
に示したものと同等のものを示す。4A、4B...4
Nはそれぞれ機器2A、2B...2Nに接続されたコ
ンセントまたはコネクタ等の着脱可能な電気的接続手段
(本実施例はコンセントとして説明する)であって、こ
のコンセント4A、4B...4Nには、本発明による
可搬式現場操作盤を接続することができる。
る。図1は本発明の可搬式現場操作盤が適用される系統
接続図、図2は本発明の可搬式現場操作盤の第1の実施
例を示す構成図である。図1において、1、1A、1
B、1C、1D、2A、2B...2Nは図5の従来例
に示したものと同等のものを示す。4A、4B...4
Nはそれぞれ機器2A、2B...2Nに接続されたコ
ンセントまたはコネクタ等の着脱可能な電気的接続手段
(本実施例はコンセントとして説明する)であって、こ
のコンセント4A、4B...4Nには、本発明による
可搬式現場操作盤を接続することができる。
【0014】第1の実施例:図2は、本願発明による可
搬式現場操作盤の第1の実施例の構成図である。同図に
おいて、符号5は可搬式現場操作盤、5Aは上記各機器
の図1に示したコンセント4A、4B・・・4Nに接続
可能なプラグ、5Bは画面表示部、5Cは演算処理部、
5Dは入力部である。可搬式現場操作盤5はプラグ5A
および現場機器側のコンセント(4A、4B...4
N)を介して各機器および中央操作制御室1の操作制御
回路1Cに接続され、中央操作制御室1との間で必要な
信号のやりとりを行なう。また可搬式現場操作盤5の作
動に必要な電力もプラグ5Aおよび現場機器側の図1に
示したコンセント4A、4B...4Nを介して各機器
から供給される。
搬式現場操作盤の第1の実施例の構成図である。同図に
おいて、符号5は可搬式現場操作盤、5Aは上記各機器
の図1に示したコンセント4A、4B・・・4Nに接続
可能なプラグ、5Bは画面表示部、5Cは演算処理部、
5Dは入力部である。可搬式現場操作盤5はプラグ5A
および現場機器側のコンセント(4A、4B...4
N)を介して各機器および中央操作制御室1の操作制御
回路1Cに接続され、中央操作制御室1との間で必要な
信号のやりとりを行なう。また可搬式現場操作盤5の作
動に必要な電力もプラグ5Aおよび現場機器側の図1に
示したコンセント4A、4B...4Nを介して各機器
から供給される。
【0015】図示せぬ電源スイッチをオンして可搬式現
場操作盤5を起動させると画面表示部5Bには操作・制
御に必要な諸機能を表わすメニューが表示される。画面
表示部5Bは、例えば液晶表示器で構成し、読みやすい
ようにバックライトを設ける。また、入力部5Dは、手
動のスイッチで構成し、必要なスイッチをオンすること
によって、画面表示部5Bの液晶表示器に表示されたメ
ニューから必要な機能を選択するようにしてもよいが、
例えばタッチパネルで構成し、画面表示部5Bの液晶表
示器に表示されたメニューの必要個所に手指を触れるこ
とによって必要な機能を選択することができるようにす
ると操作性が向上する。
場操作盤5を起動させると画面表示部5Bには操作・制
御に必要な諸機能を表わすメニューが表示される。画面
表示部5Bは、例えば液晶表示器で構成し、読みやすい
ようにバックライトを設ける。また、入力部5Dは、手
動のスイッチで構成し、必要なスイッチをオンすること
によって、画面表示部5Bの液晶表示器に表示されたメ
ニューから必要な機能を選択するようにしてもよいが、
例えばタッチパネルで構成し、画面表示部5Bの液晶表
示器に表示されたメニューの必要個所に手指を触れるこ
とによって必要な機能を選択することができるようにす
ると操作性が向上する。
【0016】演算処理部5Cは、入力部5Dの入力に応
じて、すなわち、例えば画面表示部5Bの液晶表示器に
表示されたメニューの必要個所に手指を触れることによ
って必要な機能を選択したことに応じて、必要な処理を
演算し、必要な操作信号や制御信号を発生して機器に送
信する。
じて、すなわち、例えば画面表示部5Bの液晶表示器に
表示されたメニューの必要個所に手指を触れることによ
って必要な機能を選択したことに応じて、必要な処理を
演算し、必要な操作信号や制御信号を発生して機器に送
信する。
【0017】第2の実施例:図3は、本願発明による可
搬式現場操作盤5の第2の実施例の構成図である。同図
中の符号5A、5B、5C、5Dは図2の符号5A、5
B、5C、5Dが示すものと同じものであり、5Eは記
憶手段であるメモリを示す。メモリ5Eには全ての機器
2A、2B...2Nに対して必要な機能に関する情報
を予めプログラムしておく。いま、可搬式現場操作盤5
のプラグ5Aを必要な機器、例えば2Aのコンセント4
Aに接続したとき、この機器が2Aであることを目視で
識別して、これを入力部5Dで入力する。例えば、画面
表示部5Bの液晶表示器に最初に表示された機器指定メ
ニューのうち機器2Aに該当する個所に手指を触れ、そ
れによって機器が2Aであることを入力する。演算処理
部5Cは、この機器の種別の指定に基づいて上記メモリ
5Eからこの機器2Aの操作・制御に必要な情報を読み
だし、それに基づいて機器2Aの操作・制御に必要なメ
ニューを画面表示部5Bの液晶表示器に表示させる。そ
の後、操作員がそのメニューに手指を触れることによっ
て入力を行い、演算処理部5Cはこの入力に応じて機器
2Aに必要な操作信号・制御信号を発生し、機器2Aに
送信する。
搬式現場操作盤5の第2の実施例の構成図である。同図
中の符号5A、5B、5C、5Dは図2の符号5A、5
B、5C、5Dが示すものと同じものであり、5Eは記
憶手段であるメモリを示す。メモリ5Eには全ての機器
2A、2B...2Nに対して必要な機能に関する情報
を予めプログラムしておく。いま、可搬式現場操作盤5
のプラグ5Aを必要な機器、例えば2Aのコンセント4
Aに接続したとき、この機器が2Aであることを目視で
識別して、これを入力部5Dで入力する。例えば、画面
表示部5Bの液晶表示器に最初に表示された機器指定メ
ニューのうち機器2Aに該当する個所に手指を触れ、そ
れによって機器が2Aであることを入力する。演算処理
部5Cは、この機器の種別の指定に基づいて上記メモリ
5Eからこの機器2Aの操作・制御に必要な情報を読み
だし、それに基づいて機器2Aの操作・制御に必要なメ
ニューを画面表示部5Bの液晶表示器に表示させる。そ
の後、操作員がそのメニューに手指を触れることによっ
て入力を行い、演算処理部5Cはこの入力に応じて機器
2Aに必要な操作信号・制御信号を発生し、機器2Aに
送信する。
【0018】なお、第2の実施例は、次のように変形可
能である。すなわち、図示しないが各機器2A、2
B...2Nのコンセント4A、4B...4Nに固有
の識別番号を設け、例えばコンセント4Aに可搬式現場
操作盤5のプラグ5Aが接続されたとき、この機器2A
の識別番号を表わす信号がプラグ5Aを介して演算処理
部5Cに供給され、演算処理部5Cは、この信号に基づ
いて上記メモリ5Eからこの機器2Aの操作・制御に必
要な情報を読みだし、それに基づいて機器2Aの操作・
制御に必要なメニューを画面表示部5Bの液晶表示器に
表示させる。その後は上記の第2の実施例と同様であ
る。すなわち、この変形例においては機器の識別が自動
的に行なわれ、目視の場合に生じる誤認等の欠点を避け
ることができる。
能である。すなわち、図示しないが各機器2A、2
B...2Nのコンセント4A、4B...4Nに固有
の識別番号を設け、例えばコンセント4Aに可搬式現場
操作盤5のプラグ5Aが接続されたとき、この機器2A
の識別番号を表わす信号がプラグ5Aを介して演算処理
部5Cに供給され、演算処理部5Cは、この信号に基づ
いて上記メモリ5Eからこの機器2Aの操作・制御に必
要な情報を読みだし、それに基づいて機器2Aの操作・
制御に必要なメニューを画面表示部5Bの液晶表示器に
表示させる。その後は上記の第2の実施例と同様であ
る。すなわち、この変形例においては機器の識別が自動
的に行なわれ、目視の場合に生じる誤認等の欠点を避け
ることができる。
【0019】第3の実施例:図4は、本願発明による可
搬式現場操作盤5の第3の実施例の構成図である。同図
中の符号5A、5B、5C、5D、5Eは図3が示すも
のと同じものであり、5Fは着脱可能なICカードであ
る。このICカード5Fには、この現場に点在する機器
が2A、2B...2Nであることを示す情報が予めプ
ログラムされている。このようなICカードを予め種々
準備しておけば、たとえば機器2K、2L...2Xが
点在しているような現場に対してはそれに対応するIC
カードを使い、それによって機器2K、2L...2X
に関するメニューを画面表示部5Bの液晶表示器に表示
し、また機器2K、2L...2Xに関する情報をメモ
リ5Eから読み出すことができるので、可搬式現場操作
盤5の拡張性を高めることができる。
搬式現場操作盤5の第3の実施例の構成図である。同図
中の符号5A、5B、5C、5D、5Eは図3が示すも
のと同じものであり、5Fは着脱可能なICカードであ
る。このICカード5Fには、この現場に点在する機器
が2A、2B...2Nであることを示す情報が予めプ
ログラムされている。このようなICカードを予め種々
準備しておけば、たとえば機器2K、2L...2Xが
点在しているような現場に対してはそれに対応するIC
カードを使い、それによって機器2K、2L...2X
に関するメニューを画面表示部5Bの液晶表示器に表示
し、また機器2K、2L...2Xに関する情報をメモ
リ5Eから読み出すことができるので、可搬式現場操作
盤5の拡張性を高めることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるから、
次のような優れた効果を有する。まず、請求項1に記載
したように、中央操作制御室から遠く離れて点在する、
異種機種のものも含む複数個の機器を中央操作制御室か
ら遠隔操作制御するとともに、中央操作制御室から遠隔
操作制御できないような事故が前記機器のうちのどれか
に発生したときには、当該機器のところに操作員が行っ
て当該機器の点検、操作制御を行なう離散機器操作制御
方式において、各機器にコンセントまたはコネクタ等の
電気的接続手段を設け、必要時にはどの電気的接続手段
にも接続できるように構成した可搬式現場操作盤であっ
て、表示機能を有する画面表示手段と、コマンド入力手
段と、演算処理手段とを含み、該演算処理手段が当該機
器の操作制御に必要な機能を前記画面表示手段に表示さ
せ、表示された機能を選択的に前記入力手段によって指
示することによって前記演算処理手段が必要な操作制御
信号を発生し、前記電気的接続手段を介して当該機器に
与えるように構成したことを特徴とする可搬式現場操作
盤が提供される。この場合は、使用頻度の少ない現場操
作盤を各機器について個々に設置する必要がなく、必要
な時に可搬式現場操作盤を現場に持参して使うことがで
きるとともに、屋外での雨ざらしの個所や、管廊などの
悪環境に設置する必要がなくなり使用しない時は屋内の
中央操作制御室や電気室などの良い環境で保管すること
ができるので、設備費を減少させることができ、また現
場操作盤の長寿命化を図ることができることはもとよ
り、各現場機器に互いに異なる種別のものが混在してい
ても、可搬式現場操作盤を必要な機器の電気的接続手段
に接続し、当該機器に応じた機能を選択的に入力するこ
とによって必要な操作制御を行なうことができる。ま
た、機械や装置のすぐそばで、運転状態を直接観察しな
がら、そして画面表示に従って操作するので操作性が高
い。
次のような優れた効果を有する。まず、請求項1に記載
したように、中央操作制御室から遠く離れて点在する、
異種機種のものも含む複数個の機器を中央操作制御室か
ら遠隔操作制御するとともに、中央操作制御室から遠隔
操作制御できないような事故が前記機器のうちのどれか
に発生したときには、当該機器のところに操作員が行っ
て当該機器の点検、操作制御を行なう離散機器操作制御
方式において、各機器にコンセントまたはコネクタ等の
電気的接続手段を設け、必要時にはどの電気的接続手段
にも接続できるように構成した可搬式現場操作盤であっ
て、表示機能を有する画面表示手段と、コマンド入力手
段と、演算処理手段とを含み、該演算処理手段が当該機
器の操作制御に必要な機能を前記画面表示手段に表示さ
せ、表示された機能を選択的に前記入力手段によって指
示することによって前記演算処理手段が必要な操作制御
信号を発生し、前記電気的接続手段を介して当該機器に
与えるように構成したことを特徴とする可搬式現場操作
盤が提供される。この場合は、使用頻度の少ない現場操
作盤を各機器について個々に設置する必要がなく、必要
な時に可搬式現場操作盤を現場に持参して使うことがで
きるとともに、屋外での雨ざらしの個所や、管廊などの
悪環境に設置する必要がなくなり使用しない時は屋内の
中央操作制御室や電気室などの良い環境で保管すること
ができるので、設備費を減少させることができ、また現
場操作盤の長寿命化を図ることができることはもとよ
り、各現場機器に互いに異なる種別のものが混在してい
ても、可搬式現場操作盤を必要な機器の電気的接続手段
に接続し、当該機器に応じた機能を選択的に入力するこ
とによって必要な操作制御を行なうことができる。ま
た、機械や装置のすぐそばで、運転状態を直接観察しな
がら、そして画面表示に従って操作するので操作性が高
い。
【0021】また、請求項2に記載したように、画面表
示手段は液晶表示画面を含み、入力手段はタッチパネル
を含み、液晶画面に表示された機能に関するシンボルを
手指で触れることによって、演算処理手段が必要な操作
制御信号を発生し、上記電気的接続手段を介して当該機
器に与えるように構成すれば、画面表示を手指で触れる
ことで入力することができるので操作性がさらに改良さ
れる。
示手段は液晶表示画面を含み、入力手段はタッチパネル
を含み、液晶画面に表示された機能に関するシンボルを
手指で触れることによって、演算処理手段が必要な操作
制御信号を発生し、上記電気的接続手段を介して当該機
器に与えるように構成すれば、画面表示を手指で触れる
ことで入力することができるので操作性がさらに改良さ
れる。
【0022】また、請求項3に記載したように、可搬式
現場操作盤が、さらに記憶手段を含み、当該機器が識別
されたことに応じて演算処理が記憶手段に予め記憶され
ている情報のうち必要な機能に関するものを呼び出し、
画面表示手段に必要な表示を行わせるように構成すれ
ば、機能の異なった何台もの操作盤を設置する必要がな
く、1台の可搬式現場操作盤の機能をソフト的に切り替
えて共用することができるので、操作性がさらに高めら
れる。
現場操作盤が、さらに記憶手段を含み、当該機器が識別
されたことに応じて演算処理が記憶手段に予め記憶され
ている情報のうち必要な機能に関するものを呼び出し、
画面表示手段に必要な表示を行わせるように構成すれ
ば、機能の異なった何台もの操作盤を設置する必要がな
く、1台の可搬式現場操作盤の機能をソフト的に切り替
えて共用することができるので、操作性がさらに高めら
れる。
【0023】また、機器の識別は請求項4に記載したよ
うに目視によって行うように構成してもよいが、請求項
5に記載したように上記電気的接続手段に設けた各機器
固有の識別番号を演算処理手段が読みとることによっ
て、操作盤の機能が各機器に応じて自動的に切り替わる
ことができ、操作性がさらに向上される。
うに目視によって行うように構成してもよいが、請求項
5に記載したように上記電気的接続手段に設けた各機器
固有の識別番号を演算処理手段が読みとることによっ
て、操作盤の機能が各機器に応じて自動的に切り替わる
ことができ、操作性がさらに向上される。
【0024】また、請求項6に記載したように可搬式現
場操作盤が、さらに通信制御手段を含み、上記電気的接
続手段を介して中央操作制御室と必要な情報を交換する
ことができるように構成したので、中央操作制御室と必
要な情報を交換しながら機器の操作制御を行なうことが
でき、操作性がさらに向上される。
場操作盤が、さらに通信制御手段を含み、上記電気的接
続手段を介して中央操作制御室と必要な情報を交換する
ことができるように構成したので、中央操作制御室と必
要な情報を交換しながら機器の操作制御を行なうことが
でき、操作性がさらに向上される。
【0025】また、請求項7に記載したように、可搬式
現場操作盤が、さらに着脱可能に装着することができる
ICカードを含み、該ICカードを予め準備した別のI
Cカードと交換することによって各機器と異なる種類の
機器を含む現場において使用することができるように構
成したので、ICカードを交換するだけで、別の設備に
適応させることができ、拡張性を高めることができる。
さらに、また、次のような効果がある。すなわち、シリ
アル通信で信号を送り、個々に多芯ケーブルを配線する
のをやめることができるので経済的である。また現場操
作盤の機能をソフト化しているので小形化され、OA機
器イメージの小形の操作盤として操作性を高めることが
できる。さらに、コンセントまたはコネクタボックスの
みを増設することによって容易に機器を増設することが
できる。
現場操作盤が、さらに着脱可能に装着することができる
ICカードを含み、該ICカードを予め準備した別のI
Cカードと交換することによって各機器と異なる種類の
機器を含む現場において使用することができるように構
成したので、ICカードを交換するだけで、別の設備に
適応させることができ、拡張性を高めることができる。
さらに、また、次のような効果がある。すなわち、シリ
アル通信で信号を送り、個々に多芯ケーブルを配線する
のをやめることができるので経済的である。また現場操
作盤の機能をソフト化しているので小形化され、OA機
器イメージの小形の操作盤として操作性を高めることが
できる。さらに、コンセントまたはコネクタボックスの
みを増設することによって容易に機器を増設することが
できる。
【図1】本発明の可搬式現場操作盤が適用される系統接
続図である。
続図である。
【図2】本発明の可搬式現場操作盤の第1の実施例を示
す構成図である。
す構成図である。
【図3】本発明による可搬式現場操作盤の第2の実施例
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図4】本発明による可搬式現場操作盤の第3の実施例
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図5】従来の固定式現場操作盤の配置を示す構成図で
ある。
ある。
1 中央操作制御室 1A モニター画面 1B 制御盤 1C 操作制御回路 1D 高速通信回路 2A、2B...2N 被制御機器 3A、3B...3N 固定式現場操作盤 4A、4B...4N コンセント(電気的接続手段) 5 可搬式現場操作盤 5A プラグ 5B 画面表示部 5C 演算処理部 5D 入力部 5E 記憶手段(メモリ) 5F ICカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 9063−3H G05B 15/02 Z
Claims (7)
- 【請求項1】 中央操作制御室から遠く離れて点在す
る、異種機種のものも含む複数個の機器を中央操作制御
室から遠隔操作制御するとともに、中央操作制御室から
遠隔操作制御できないような事故が前記機器のうちのど
れかに発生したときには、当該機器のところに操作員が
行って当該機器の点検、操作制御を行なう離散機器操作
制御方式において、各機器または近傍にコンセントまた
はコネクタ等の電気的接続手段を設け、必要時にはこれ
らの内のどの電気的接続手段にも接続できるように構成
した可搬式現場操作盤であって、表示機能を有する画面
表示手段と、コマンド入力手段と、演算処理手段とを含
み、該演算処理手段が当該機器の操作制御に必要な機能
を前記画面表示手段に表示させ、表示された機能を選択
的に前記入力手段によって指示することによって前記演
算処理手段が必要な操作制御信号を発生し、前記電気的
接続手段を介して当該機器に与えるように構成したこと
を特徴とする可搬式現場操作盤。 - 【請求項2】 前記画面表示手段は液晶表示画面を含
み、前記入力手段はタッチパネルを含み、前記液晶画面
に表示された機能に関するシンボルを手指で触れること
によって、前記演算処理手段が前記必要な操作制御信号
を発生し、前記電気的接続手段を介して当該機器に与え
るように構成したことを特徴とする請求項1記載の可搬
式現場操作盤。 - 【請求項3】 前記可搬式現場操作盤が、さらに記憶手
段を含み、当該機器が識別されたことに応じて前記演算
処理が前記記憶手段に予め記憶されている情報のうち前
記必要な機能に関するものを呼び出し、前記画面表示手
段に前記必要な表示を行わせるように構成したことを特
徴とする請求項1または2記載の可搬式現場操作盤。 - 【請求項4】 前記機器の識別は目視によって行うよう
に構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
に記載の可搬式現場操作盤。 - 【請求項5】 前記機器の識別は前記の電気的接続手段
に設けた各機器固有の識別番号を前記演算処理手段が読
みとることによって行うように構成したことを特徴とす
る請求項1乃至3のいずれかに記載の可搬式現場操作
盤。 - 【請求項6】 前記可搬式現場操作盤が、さらに通信制
御手段を含み、前記電気的接続手段を介して中央操作制
御室と必要な情報を交換することができるように構成し
たことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
可搬式現場操作盤。 - 【請求項7】 前記可搬式現場操作盤が、さらに着脱可
能に装着することができるICカードを交換することに
よって前記各機器と異なる種類の機器を含む現場におい
て使用することができるように構成したことを特徴とす
る請求項1乃至6のいずれかに記載の可搬式現場操作
盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6356695A JPH08234834A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 可搬式現場操作盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6356695A JPH08234834A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 可搬式現場操作盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08234834A true JPH08234834A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=13232927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6356695A Pending JPH08234834A (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 可搬式現場操作盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08234834A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011113368A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Mitsubishi Electric Corp | 水処理プラント監視制御システム |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP6356695A patent/JPH08234834A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011113368A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Mitsubishi Electric Corp | 水処理プラント監視制御システム |
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