JPH0733081Y2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0733081Y2
JPH0733081Y2 JP1988117519U JP11751988U JPH0733081Y2 JP H0733081 Y2 JPH0733081 Y2 JP H0733081Y2 JP 1988117519 U JP1988117519 U JP 1988117519U JP 11751988 U JP11751988 U JP 11751988U JP H0733081 Y2 JPH0733081 Y2 JP H0733081Y2
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光市郎 玉腰
昭 堀川
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Daikin Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、多数の室内機とこれらを制御する集中制御装
置とを含んで構成される空気調和機に関する。
従来の技術 従来から多数の室内機をたとえばビルデイング内の各部
屋毎に配置して、単一の集中制御装置でこれを制御する
技術が用いられている。第1図および第2図は本考案の
基礎となる空気調和機11の系統図および集中制御装置21
の平面図であり、これらの図面は実施例においても用い
る。一般に空気調和機11は、複数の室内機12が集中制御
装置21に接続されて構成され、これらには相互を識別す
るグループ番号Giが与えられる。
この室内機12は、たとえば1台または複数台毎にたとえ
ば第1図示のように3グループにブループ化され、各グ
ループ13a,13b,13c(総称する場合には参照符13で示
す)中の1台の室内機12が集中制御装置21に個別に接続
され、遠隔操作装置(以下、操作装置と略す)16a,16b,
16cがそれぞれ接続されて親機19とされる。同一グルー
プ内の残余の室内機12は当該親機19に従続接続された子
機20として配置される。
集中制御装置21は、空気調和機11を構成するすべての室
内機12から、空気調和動作に関する動作データ(温度や
風量など)を、各室内機12をたとえばグループ番号Giの
順にポーリングで指定してデータを収集し、また各親機
19を個別に制御する。同一グループ13に属する子機20
は、親機19と同一動作態様に集中制御装置21によつて制
御される。また操作装置16は、同一グループに属する室
内機12を同一動作態様に制御する。前者を集中制御と称
し、後者をグループ制御と称する。
また集中制御装置21は第2図に示されるようにグループ
番号選択釦24とグループ番号表示部23とを有している。
またグループ番号表示部23に表示されたグループ番号Gi
に対応する室内機12の動作状態(冷房/暖房の別や設定
温度など)を表示する動作状態表示部23が設けられる。
集中制御装置21は、第1図示のように接続された各室内
機12に対して周期的にポーリングによつて各室内機12の
動作状態に関する前記動作データを収集し、記憶する機
能を有する。
考案が解決しようとする課題 上述したような従来技術では、集中制御装置21のグルー
プ番号選択釦24を操作し、選択された室内機12が子機20
の場合であつても、子機20は自己の動作データを返信
し、動作状態表示部33で表示される。一方、このような
子機20は上述したようなグループ制御下にあり、したが
つて同一グループに属する子機20に親機19と異なつた動
作データに設定することはできない。
しかしながら前述したように、動作状態表示部33に子機
20の動作データが表示されている場合、このような表示
状態は親機19を選択して動作データを設定する場合と同
一の表示状態である。したがつて操作者に、子機20に対
して独自に設定が可能であり、しかも親機19と異なる設
定が可能であるかのような錯覚を与え、動作データの誤
設定や子機20に対して無意味な設定操作を行つてしまう
などの問題点があつた。
本考案の目的は、上述の技術的課題を解決し、空気調和
機において動作データを設定する場合に誤設定操作や無
駄な操作を行うおそれのない格段に使用性が改善された
空気調和機を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、相互識別用のグループ番号Giが付された複数
の室内機12が1つまたは複数のグループ13に区分され、 全ての室内機12が集中制御装置21に接続され、 各グループ13毎に単一の室内機12は、遠隔操作装置16が
直接に接続されて親機19とされ、 各親機19には、その親機19と同一動作態様に制御される
子機20が従続接続され、 子機20は、集中制御装置21に接続されているが、集中制
御装置21からは、その子機20の空気調和動作を直接制御
することができない構成となつており、 集中制御装置21は、空気調和の動作データを設定するた
めの設定手段29と、 グループ番号と、対応する室内機12の動作データとを記
憶する記憶部48と、 グループ番号を選択するグループ番号選択釦24と、 選択されたグループ番号を表示するグループ番号表示部
23と、先端されたグループ番号に対応する室内機12の動
作データを表示する動作状態表示部33とを備え、 グループ番号選択釦24を操作した際には、親機19に対応
するグループ番号のみをグループ番号表示部23に表示し
て、対応する親機19の動作データが動作状態表示部33に
表示されるようにし、 動作データの変更は、グループ番号選択釦24を押圧操作
して、動作データを変更したいグループ13の親機19のグ
ループ番号をグループ番号表示部23に表示した状態と
し、かつ設定手段29によつて動作状態表示部33の表示を
変更することにより行うことを特徴とする空気調和機。
また本考案は、集中制御装置21は、各グループ13毎にそ
の起動時刻および停止時刻の複数対の記憶するタイマ記
憶部51を備え、上記動作データとして起動時刻および停
止時刻を含んで表示するようにしたことを特徴とする。
作用 本考案に従う空気調和機は、相互識別用のグループ番号
が付された複数の室内機12を含み、これら室内機12を制
御する集中制御装置21に備えらたれグループ番号選択釦
24を操作することによつて、室内機12のうち親機19の動
作データのみが表示される。これにより室内機12が複数
のグループ13に区分されてグループ制御が行われている
状態下で、子機20は集中制御装置21からはその空気調和
動作を直接制御できない構成となつており、そのような
構成であつても、子機20の動作データが動作状態表示部
33に表示されて、親機19に設定すべき動作データを誤つ
て設定操作するなど誤設定操作や無駄な操作を行う事態
が防がれる。
また集中制御装置21に、選択されたグループ番号を表示
するグループ番号表示部23が備えられ、グループ番号選
択釦24を操作した際には、親機19に対応するグループ番
号のみを表示する。これにより、子機20に対応するグル
ープ番号および動作データは表示されず、上述した使用
性をさらに改善することができる。
さらに動作データの変更をするにあたつては、グループ
番号選択釦24を押圧操作してその親機19のグループ番号
を表示し、かつその動作データを動作状態表示部33に表
示した状態として、動作状態表示部33の表示を設定手段
29を操作して変更することによつて行うので、設定操作
を誤ることが防がれる。
さらに本考案に従えば、集中制御装置21が各グループ13
毎にその起動時刻および停止時刻の複数対を記憶するタ
イマ記憶部51を備えているので、前記起動時刻および停
止時刻が動作データとして表示され、空気調和機の使用
性がさらに向上する。
実施例 第1図は本考案の一実施例に従う空気調和機1の構成例
を示す系統図である。第1図を参照して、空気調和機11
は複数(本実施例では10台)の室内機12を有しており、
これらの室内機12はたとえば6台、3台、1台の3つの
グループ13a,13b,13c(総称する場合は符号13で示す)
にそれぞれ区分される。各グループ13内でそれぞれ単一
の室内機12に、遠隔操作装置(以下、リモコンと称す
る)16a,16b,16c(総称する場合は符号16で示す)がそ
れぞれ接続される。このようにリモコン16が接続された
室内機12を以下、親機19と称する。各グループ13内で親
機19と異なる室内機12を子機20と称する。
各室内機12には、一連の番号G0,G1,…G9が割り付けられ
る。この割り付け作業は、各室内機12に設けられたたと
えばDIPスイツチなどを用いて行われ、以下この番号を
グループ番号と称する。一方、グループ13a〜13cに区分
された室内機12には、各グループ内において一連の番号
U0,U1,…が与えられる。このような番号を以下ユニツト
番号と称する。本実施例では、親機19にはユニツト番号
U0を与える。残余の子機20へのユニツト番号の与え方は
任意である。
第1図に示されるように、同一グループ内の室内機12は
相互に従続接続され、各グループ13の親機19は集中制御
装置21と個別的に接続される。本実施例は、第1図示の
ような複数の室内機12に対して、リモコン16を用いてグ
ループ13内の室内機12に各グループ13毎に共通な動作を
行うグループ制御を行うとともに、集中制御装置21によ
るグループ13毎の個別的な集中制御も併せて行おうとす
るものである。
第2図は、集中制御装置21の正面図である。集中制御装
置21は、たとえば1週間にわたつて起動時刻と終了時刻
とをそれぞれ設定できる機能(以下、ウイークリタイマ
機能と称する)を有しており、この機能の下で設定され
た時刻データなどを表示するウイークリタイマ表示部22
を備える。また集中制御装置21に接続される上記グルー
プに付される連番号を表示するグループ番号表示部23
と、押圧操作によつて該表示されたグループ番号が更新
されていくグループ番号選択釦24とを備える。
上記ウイークリタイマ機能の設定はグループ毎に可能で
あり、このような設定操作を行うためのウイークリタイ
マ操作部25と、各室内機12を予め定める動作態様で稼働
させるための運転操作コードを入力するための運転操作
コードキー26と、点検キー27と、異常コードメモリクリ
アキー28とが備えられる。
また室内機12毎の動作温度を設定するための設定手段で
ある温度設定キー29と、試運転キー30と、空気調和動作
と送風動作との間で動作態様を切換える動作キー31と、
フイルタサインリセツトキー32とが配置される。またこ
のような各種キーによつてたとえばグループ13毎に設定
された運転操作コードや設定温度などの動作状態を表示
する動作状態表示部33と、フイルタサイン表示部34とが
設けられる。
またこの集中制御装置21に接続されるたとえば最大16台
の室内機12に個別に対応する16個の個別運転キー25と、
各室内機12の個別の運転/停止状態を点灯/消灯状態に
て表示する運転/停止状態表示等である状態表示等36が
設けられる。このような室内機12毎の個別運転において
運転動作を設定するための個別設定部37と、集中制御装
置21に接続されたすべての室内機12を一括して起動/停
止するための一括運転キー38と、一括停止キー39とが設
けられる。
第3図は、集中制御装置21の電気的構成を示すブロツク
図である。集中制御装置21は室内機12にデータを送受信
するための伝送用制御部40を備えており、送受信部41を
介してデータを伝送/受信する。このような伝送用制御
部40は、たとえばマイクロプロセツサなどを含んで構成
される中央制御部42によつて制御され、この中央制御部
42には、第2図に示した各種操作キーなどのキー入力部
43と、個別設定部37などに設けられているDIPスイツチ
入力部44とが接続される。
またこの中央制御部42はフイルタサイン表示部34や状態
表示灯36などのたとえばLED(発光ダイオード)などを
点灯/消灯制御するLED制御部45や、グループ番号表示
部23および動作状態表示部33などの液晶表示装置を表示
制御する液晶表示制御部46,47が接続される。またキー
入力部43などから入力された前述のウイークリタイマに
関する時刻データなどを記憶するためにEEPROM(読出し
書込み自在なリードオンメモリ)などから構成される記
憶部48が接続される。
一方、集中制御装置21には、前記ウイークリタイマ用に
別途のタイマ用制御部49が設けられており、このタイマ
用制御部49にも前記ウイークリタイマ操作部25などの各
種操作キーなどから成るキー入力部50と、前記タイマデ
ータなどを記憶する記憶部48と、たとえば同一構成の記
憶部51とが接続される。また液晶表示装置などによつて
実現されるウイークリタイマ表示部22を表示制御する液
晶表示制御部52が接続される。またこのようなタイマ用
制御部49などの動作を規定するクロツク信号を発生する
クロツク信号発生部53と、このクロツク信号発生部53に
停電時のバツクアツプ電力を供給する内部電源54とが接
続される。
第1図示のような構成の空気調和機11がたとえばビルデ
イングなどに設置された場合、各室内機12には前述した
ようにたとえばDIPスイツチなどを用いてグループ番号G
iが設定され、また同様にしてユニツト番号Ujが設定さ
れる。
第4図は集中制御装置21においてグループ番号Giとユニ
ツト番号Ujとの対を記憶する処理を示すフローチヤート
であり、第5図は記憶部48内に構成されるテープル48a
の内容を示す図である。
第4図ステツプa1では、集中制御装置21は、室内機12を
たとえばグループ番号Giの順にポーリングで指定する。
ステツプa2では、ポーリングで指定された室内機12は自
己に設定されたグループ番号Giとユニツト番号Ujとを、
集中制御装置21に返信する。ステツプa3では集中制御装
置21はグループ番号Giの順に、前記ステツプa2における
返信の有無による接続の有無および返信内容による親機
/子機の別などに関するデータのテーブル48aを第5図
のように構成する。
第5図のグループ番号欄48bのグループ番号Gi毎に「接
続」欄48cにおいて、接続であれば「1」が与えられ、
「非接続」であれば「0」が与えられる。また「親機/
子機」欄48dにおいて、親機19であれば「1」が与えら
れ、子機20であれば「0」が与えられる。また親機/子
機の別に従つて伝送可能な伝文の種類が可能伝文欄48e
に記憶される。ステップa4で全室内機12に対するポーリ
ングが終了したかどうかが判断され、終了していれば他
の処理に進む。
第6図は、本実施例の動作を説明するフローチヤートで
ある。第6図を併せて参照して、本実施例について説明
する。第4図および第5図を参照して説明したようなテ
ーブル48aが、第6図ステツプb1のイニシヤル伝送処理
で構成される。ステツプb2では、前記グループ番号Gi
(たとえば0)の室内機12は親機19であるか否かを判断
する。否定の場合では、ステツプb3でグループ番号Gi+
1インクリメントし、前記と同様の処理を繰り返す。
肯定であれば、処理はステツプb4に移り、グループ番号
Giの室内機12の動作データ(たとえば冷房や暖房の動作
モード、運転操作コードおよび設定温度など)を動作状
態表示部33に表示するとともに、当該グループ番号Giを
グループ番号表示部23に表示し、パラメータNOFを当該
グループ番号Giの値に設定する。パラメータNOFは、一
連の数字0,1,2,…であり、本実施例では0〜9の値を示
す。
すなわち、前記イニシヤル伝送処理が終了した後には、
グループ番号表示部23には各親機19の有するグループ番
号Giのうちで最小のグループ番号が表示されていること
になる。
この後、第6図ステツプb5では、たとえば他の親機19に
設定されている動作データを変更する目的などで、グル
ープ番号選択釦24を押圧操作することによつてグループ
番号が更新される。グループ番号選択釦24を手動操作す
るとステツプb6に移り、前記パラメータNOFが9となつ
ているか否かを判断する。この数値「9」は集中制御装
置21に接続されている室内機12の台数であり、本実施例
では9台接続されている。ステツプb6の階段では、この
判断は否定であるので、処理はステツプb9に移り、パラ
メータNOFを+1インクリメントして処理はステツプb8
に移る。ステツプb6における判断が肯定である場合につ
いては、後述する。
ステツプb8では集中制御装置21は、前記テーブル48aを
参照してグループ番号NOF、すなわちパラメータNOFの値
をグループ番号Giとする室内機12が親機19であるか否か
を判断する。この判断が否定であれば処理は前記ステツ
プがb6に戻り、この判断が肯定になるまで前記処理ルー
プを繰返す。ステツプb8における判断が肯定であればス
テツプb10に移り、パラメータNOFをグループ番号Giとす
る室内機12の動作データを動作状態表示部33に表示し、
当該パラメータNOFの値をグループ番号表示部23に表示
する。
また動作データの変更は、この状態において動作状態表
示部33の表示を前記設定手段29を操作して変更すること
によつて行うことができる。これによつて子機20に対応
するグループ番号および動作データが表示されない状態
で動作データの設定変更が行われるので、前記誤設定操
作や無駄な操作を行うおそれがなくなる。ステツプb10
後、処理はステツプb5に戻る。
この後、前記処理と同様の処理を繰返し行うことによつ
て、各親機19のうちで最大のグループ番号Giを有する親
機19に対応するグループ番号Giおよび動作データの表示
が行われる。またその動作データの変更が必要に応じて
行われ、処理は再度ステツプb5に戻る。
さらに、再度各親機19のうちで最小のグループ番号Giを
有する親機19の動作データの表示などを行いたい場合に
は、前記と同様にステツプb5においてグループ番号選択
釦24が押圧され、ステツプb6に移る。ステツプb6では、
パラメータNOFが9であるか否かが判断される。この判
断が否定であれば、処理はステツプb9に移り、パラメー
タNOFを+1インクリメントしてステツプb8に移る。ス
テツプb8では、当該グループ番号NOFが親機19であるか
否かが判断される。この階段では、この判断は否定であ
るので、処理はステツプb6に戻り、パラメータNOFが9
になるまで、前記処理ループを繰返す。ステツプb6にお
いてパラメータNOFが最大値9であると判断されれば、
ステツプb7に移る。ステツプb7では、パラメータNOFの
値が最小値0に再設定され、処理はステツプb8に移る。
ステツプb8以降は、前記パラメータNOFの値が0の場合
と同様の処理によつて親機19のうちで最小のグループ番
号を有する親機19に対応するグループ番号および動作デ
ータの表示が行われる。またその動作データの変更が必
要に応じて行われ、処理は再度ステツプb5に戻る。
以上説明したように本実施例では、動作データの変更の
ためなどでグループ番号選択釦24を押圧操作しても、グ
ループ番号表示部23には親機19に対応するグループ番号
しか表示されず、かつ動作状態表示部33にも親機19の動
作データしか表示されない。また動作データの変更は、
この状態において動作状態表示部33の表示を設定手段29
を操作して変更することによつて行われる。
これにより、従来技術の項で述べたように子機20のグル
ープ番号が表示されたり、またその動作データを表示さ
れたりして、子機20は集中制御装置からはその動作モー
ドの変更などの設定操作は不可能であるにも拘わらず、
集中制御装置21の外観上は親機19における設定可能な状
態と等しい表示状態が実現され、これにより操作の錯誤
を生じたり、また最終的には設定されない動作データの
無駄な設定操作を行つたりする事態が防がれる。これに
より空気調和機11の使用性が格段に向上される。
考案の効果 以上のように本考案に従えば、グループ番号選択釦24を
操作することによつて、室内機12のうち親機19の動作デ
ータのみが表示されるようにした。これにより、子機20
の動作データが動作状態表示部33に表示されてしまい、
親機19に設定すべき動作テータを誤つて設定操作するな
ど、誤設定操作や無駄な操作を行う事態が防がれる。
また集中制御装置21に選択されたグループ番号を表示す
るグループ番号表示部23が備えられ、グループ番号選択
釦24を操作した際には、親機19に対応するグループ番号
のみを表示する。これにより子機20に対応するグループ
番号および動作データは表示されず、上述した使用性を
さらに改善することができる。
さらに本考案によれば、動作データの変更にあたつて
は、その動作データを変更したいグループの親機19のグ
ループ番号をグループ番号表示部23にグループ番号選択
釦24を押圧操作して表示し、かつその動作データを動作
状態表示部33に表示した状態として、設定手段29を操作
して動作データを設定して動作状態表示部33の表示を変
更するようにしたので、設定動作を誤ることが防がれ
る。
また本考案によれば、子機20に異常が生じたことなどの
子機20の情報を集中制御装置21が認識することができる
ようにするために、集中制御装置21を子機20にも接続し
ているので、集中制御装置21から空気調和動作を直接制
御することができない子機20のグループ番号および子機
20の動作データが各表示部23,33に表示されることがで
き、したがつて前述の先行技術に関連して述べたよう
に、動作データの誤設定や子機20に対する無意味な設定
操作を行うことなどが防がれる。
さらに本考案によれば、集中制御装置21が各グループ13
毎にその起動時刻および停止時刻の複数対を記憶するタ
イマ記憶部51を備えているので、動作データとして前記
起動時刻および停止時刻が表示され、空気調和機の使用
性がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の空気調和機11の基本的構成
を示す系統図、第2図は集中制御装置21の平面図、第3
図は集中制御装置21の電気的構成を示すブロツク図、第
4図はイニシヤル伝送処理を説明するフローチヤート、
第5図はテーブル48aの記憶態様を示す図、第6図は本
実施例の動作を説明するフローチヤートである。 11……空気調和機、12……室内機、13……グループ、16
……操作装置、19……親機、20……子機、21……集中制
御装置、23……グループ番号表示部、24……グループ番
号選択釦、48……記憶部、48a……テーブル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互識別用のグループ番号Giが付された複
    数の室内機12が1つまたは複数のグループ13に区分さ
    れ、 全ての室内機12が集中制御装置21に接続され、 各グループ13毎に単一の室内機12は、遠隔操作装置16が
    直接に接続されて親機19とされ、 各親機19には、その親機19と同一動作態様に制御される
    子機20が従続接続され、 子機20は、集中制御装置21に接続されているが、集中制
    御装置21からは、その子機20の空気調和動作を直接制御
    することができない構成となつており、 集中制御装置21は、空気調和の動作データを設定するた
    めの設定手段29と、 グループ番号と、対応する室内機12の動作データとを記
    憶する記憶部48と、 グループ番号を選択するグループ番号選択釦24と、 選択されたグループ番号を表示するグループ番号表示部
    23と、選択されたグループ番号に対応する室内機12の動
    作データを表示する動作状態表示部33とを備え、 グループ番号選択釦24を操作した際には、親機19に対応
    するグループ番号のみをグループ番号表示部23に表示し
    て、対応する親機19の動作データが動作状態表示部33に
    表示されるようにし、 動作データの変更は、グループ番号選択釦24を押圧操作
    して、動作データを変更したいグループ13の親機19のグ
    ループ番号をグループ番号表示部23に表示した状態と
    し、かつ設定手段29によつて動作状態表示部33の表示を
    変更することにより行うことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】集中制御装置21は、各グループ13毎にその
    起動時刻および停止時刻の複数対を記憶するタイマ記憶
    部51を備え、上記動作データとして起動時刻および停止
    時刻を含んで表示するようにしたことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の空気調和機。
JP1988117519U 1988-09-06 1988-09-06 空気調和機 Expired - Lifetime JPH0733081Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62102049A (ja) * 1985-10-28 1987-05-12 Mitsubishi Electric Corp 複数機器グル−プ制御システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62102049A (ja) * 1985-10-28 1987-05-12 Mitsubishi Electric Corp 複数機器グル−プ制御システム

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JPH0238037U (ja) 1990-03-13

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