JPH0530756U - 材料試験機 - Google Patents

材料試験機

Info

Publication number
JPH0530756U
JPH0530756U JP8745991U JP8745991U JPH0530756U JP H0530756 U JPH0530756 U JP H0530756U JP 8745991 U JP8745991 U JP 8745991U JP 8745991 U JP8745991 U JP 8745991U JP H0530756 U JPH0530756 U JP H0530756U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
screen
load
key
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8745991U
Other languages
English (en)
Inventor
浩一 金地
寿則 布施
就生 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP8745991U priority Critical patent/JPH0530756U/ja
Publication of JPH0530756U publication Critical patent/JPH0530756U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多種多用の試験モードが設定される試験機の
操作パネルを小形化する。 【構成】 供試体を負荷する際の試験条件などを入力す
る操作部および試験条件などを表示する表示部を有する
操作パネルは、操作部を透明なタッチパネルで形成し、
表示部をタッチパネルの下の層に配設してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、試験条件などを入力設定する操作部と試験条件などを表示する表示 部とを同一の領域内に配設した操作パネルを備えた材料試験機に関する。
【0002】
【従来の技術】
材料試験機本体は、供試体を保持するつかみ具のような保持機構とつかみ具で 把持された供試体を負荷する負荷機構とを有し、試験条件などは試験機本体と一 体に固定された操作パネルの操作部から入力され、また、試験条件や試験結果( 荷重やストローク)などは同じ操作パネルの別の領域に設けられた表示部に表示 されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の材料試験機の操作パネルは、表示部と操作部 とが別々の領域に配設されているため大型化する傾向にある。とくに、近年、多 種多用の試験モードが設定される試験機においては、この傾向が強く小型の操作 パネルが要望されている。
【0004】 本考案の目的は、小型操作パネルを有する材料試験機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る材料試験機は、供試体を保持する保持機構および保持された供試 体を負荷する負荷機構を有する試験機本体と、試験条件などを入力する操作部お よび試験条件などを表示する表示部を有する操作パネルとを備えた材料試験機に おいて、操作パネルの操作部を透明なタッチパネルで形成し、表示部をタッチパ ネルの下の層に配設することにより上記目的が達成される。
【0006】
【作用】 操作部と表示部とが同一の領域に配置され、操作パネルが小型化される。
【0007】
【実施例】
図1〜図30により一実施例を説明する。 図2において、固定テーブルには下つかみ具2が設置され、固定テーブルに立 設されたフレーム8内の図示しない一対のねじ棹には可動クロスヘッド3が横架 され、このクロスヘッド3にロードセル9を介して上つかみ具4が吊持されてい る。5はねじ棹上部を連結するクロスヨークである。6は、負荷条件(荷重速度 や最大ストロークなど)などを入力する操作部および試験状態などを表示する表 示部を有する操作パネルであり、図においては、固定テーブルの左側面に装着機 構7により装着されている。
【0008】 ここで、操作パネル6は、たとえば試験条件、試験結果、操作手順などを表示 する液晶表示部と表示された表示内容にしたがって押圧操作して試験条件などを 指令するタッチパネル部とが2層に構成される他、発光ダイオードによるその他 の表示部と、押し釦やダイアルを含む操作部なども有するものとして構成できる 。操作パネル6については後で詳細に説明する。
【0009】 装着機構7は、固定テーブルの左側面に図5に示すようにボルト71で螺着さ れる操作パネル取り付けブロック72と、操作パネル6の背面に図6に示すよう にボルト73で螺着される操作パネル取り付けブロック74と、両ブロック72 ,74を連結して操作パネル6を試験機本体に装着するほぼL字状の操作パネル 取り付けアーム75(図5)とを有する。
【0010】 操作パネル取り付けブロック72には、操作パネル取り付けアーム75が挿通 される孔72aと、この孔72aの一側面を開放するすり割72bと、すり割7 2bを横断して貫通する不図示の軸部を操作するレバー72cとを備え、レバー 72cで軸部を回転操作してすり割72bを収縮させ、孔72aに挿通された操 作パネル取り付けアーム75をブロック72に堅締するように構成されている。
【0011】 なお、操作パネル取り付けアーム75の一端側には、図5に示すように、リン グ状のストッパ76が設けられている。このストッパ76は、操作パネル取り付 けアーム75をブロック72の孔72aに挿通した時にブロック72の上面に接 し、操作パネル6の自重をブロック72で確実に受ける。このストッパ76の高 さ位置は、操作パネル76の上下位置を調整する際に上下に調整される。
【0012】 図6に示すように、操作パネル取り付けブロック74もブロック72と全く同 様に構成され、レバー74cで軸部を回転操作することにより、孔74cに挿通 された操作パネル取り付けアーム75の他端をブロック74に堅締するように構 成されている。
【0013】 このような装着機構7により固定テーブルに取り付けられた操作パネル6の位 置や姿勢は次のように調節できる。 レバー74cを弛め、図4の矢印Aのように操作パネル取り付けアーム75の 水平軸XHを中心にして操作パネル6を回動させ、操作パネル6の操作面の操作 者に対する向きを上下に傾動する。 レバー72cを弛め、図3あるいは図4の矢印Bのように操作パネル取り付け アーム75の垂直軸XVを中心にして操作パネル6を回動させ、操作パネル6の 操作面の操作者に対する向きを左右に傾動する。 レバー72cを弛め、図の矢印Cのように操作パネル6を上下に移動できる。 なおこのとき、ストッパ76の位置を事前に調節する。 取り付けブロック72を固定テーブルの右側面に取り付け、連結機構7により 操作パネル6を試験機本体の右側に取り付ける。
【0014】 以上のような調節により、操作者の体形や試験操作に合わせて操作パネル6の 向きや位置を自由に変更でき、操作性が向上するとともに、表示部が見やすくな る。 なお、試験機本体は図示しない制御装置で制御され、操作パネル6は不図示の ケーブルにより制御装置と接続される。すなわち、操作パネル6は制御装置と分 離して設けられる。
【0015】 図1は操作パネル6の正面図であり、この操作パネル6は試験条件設定部61 0と、荷重表示部630と、ストローク表示部650と、本体操作コマンドキー 部670と、テストスピードキー部690を有し、CPU、ROM、RAM、そ の他の周辺回路で構成される制御装置700に接続されている。 (試験条件設定部610) 試験条件設定部610は、液晶表示部の上層にタッチパネルを配設してなるメ インディスプレイ611を有している。このメインディスプレイ611は液晶表 示部に各種の試験条件などを表示し、その表示上のタッチパネル操作により試験 条件などを変更したりする。 試験条件設定部610はまた、図8に示すように、SYSTEMキー612と 、LOAD RANGEキー613と、TEST MODEキー614と、RE CORDERキー615と、PRESET SPEEDキー616と、Fキー6 17と、テンキー入力部618とを備えている。各キーの用途を以下に示す。
【0016】 SYSTEMキー612 以下に説明するシステム設定を行なう画面をメインディスプレイ611に呼出 す。 LOAD RANGEキー613 荷重アンプの倍率を設定する画面をメインディスプレイ611に呼出す。 TEST MODEキー614 試験条件(クロスヘッドの動作モード)を設定する画面をメインディスプレイ 611に呼出す。 RECORDERキー615 専用アナログレコーダのチャート送り速度を、時間軸またはクロスヘッド連動 の倍率で設定する画面をメインディスプレイ611に呼出す。 PRESET SPEEDキー616 任意速度設定の画面をメインディスプレイ611に呼出す。 Fキー616 オプション機能の設定画面をメインディスプレイ611に呼出す。 テンキー入力部617 メインディスプレイ611上の入力画面で数値設定を行なう時に使用する。
【0017】 (荷重表示部630) 荷重表示部630は、図9に示すように、液晶表示部(以下、LCD)631 と、発光ダイオード(以下、LED)632と、荷重極性表示部633と、TE N/COMキー634と、PEAKキー635と、ZEROキー636と、単位 表示部637とを有する。各部の用途を以下に示す。
【0018】 液晶表示部(以下、LCD)631 7セグメントの6桁で荷重を表示する 発光ダイオード(以下、LED)632 荷重表示部の表示内容(モード)を示す 荷重極性表示部633 ロードセルに加わる荷重の方向を表示する TEN/COMキー634 ロードセルに加わる荷重の方向を切換える。 PEAKキー635 荷重値、ストローク値のピークホールドモードを設定する。 ZEROキー636 ロードセルに加わる治具等の重量をゼロサプレッションする。 単位表示部637 実荷重表示の場合、ロードセルに付属のキャリブレーションボックス(以下、 CAL.BOX)によって自動的に設定された荷重単位を表示する。
【0019】 (ストローク表示部) ストローク表示部650は、図10に示すように、液晶表示部651と、ポジ ション表示LED652と、負荷方向表示部653と、DISP.CHG.キー 654と、UNITキー655と、POSI.RESETキー656と、単位表 示部657とを有する。各部の用途を以下に示す。
【0020】 液晶表示部651 7セグメントの6桁でクロスヘッドの位置などを表示する ポジション表示LED652 ポジション表示部の表示内容を示す。 負荷方向表示部653 負荷方向を表示する。表示灯653aが点灯するときはクロスヘッドがアップ 方向でカウントアップし、表示灯653bが点灯するときはクロスヘッドがダウ ン方向でカウントアップする。TEN/COMキー634に連動して切換わる。 DISP.CHG.キー654 POSITION表示、ストローク表示、伸び表示を切換える。 UNITキー655 表示するデータの単位を切換える。表示パラメータによって選べる単位が異な る。POSITION表示ではcm、mmが、ストローク表示および伸び表示で は%GL、%FS、cm、mmが選択できる。 POSI.RESETキー656 クロスヘッドのポジションをゼロリセットし、その時のクロスヘッドの位置を 原点とする。 単位表示部657 UNITキー655によって選択する単位を表示する。
【0021】 (本体操作コマンドキー670) 本体操作コマンドキー670は、図11に示すように、UPキー671と、D OWNキー672と、STOPキー673と、RETURNキー674と、SH IFTキー675と、MANUALキー676と、MANUAL機能表示LED 677と、MANUALダイアル678とを有する。各部の用途を以下に示す。
【0022】 UPキー671、DOWNキー672 設定されたテストスピードでクロスヘッドをアップダウンさせる。試験条件で 設定されたMAXと原点(シングル)またはMAXとMIN(サイクル)の範囲 内でのみ動作する。 STOPキー673 動作中のクロスヘッドを停止させる。 RETURNキー674 クロスヘッドを原点位置まで復帰させる。原点附近でシフトダウンし、オーバ ーシュートすることなく原点位置に復帰する。 SHIFTキー675 UPキー671、DOUNキー672と連動して使用する。試験条件で設定さ れたMAX値、MIN値および原点位置は無視され、自由に動作する。STOP キーまたは安全リミットスイッチで停止する。 MANUALキー676 クロスヘッドマニュアル操作機能をオン・オフする。オンはLモードと、Hモ ードとがある。 MANUAL機能表示LED677 クロスヘッドマニュアル操作機能のステータスを表示する。 MANUALダイアル678 クロスヘッドマニュアル操作機能がオンの場合にクロスヘッドを昇降させる。 右回転でアップ、左回転でダウンとなる。
【0023】 (テストスピードキー部690) 図1に示すように、テストスピードキー部690はテストスピードに応じた1 2個のキーを有し、これらのキーのいずれかの操作でテストスピードが設定され る。単位はmm/min。
【0024】 次に試験条件設定部610の各キーにより呼出される画面とその画面上のタッ チパネルで設定する試験条件などについて説明する。 (試験モード設定) 図12は試験機の電源をオンしたときの初期画面、図13(a),(b)はそ の後に表示される標準画面である。図13(a)は繰り返し試験時の画面、(b )は単純引張試験時の画面である。図13の画面表示状態でTEST MODE キー614を操作すると、図14に示す試験モード画面(TEST MODE画 面)となる。図14により試験モード画面でタッチパネルから入力される各種試 験条件について説明する。
【0025】 図14において、画面再上段の一欄131は、テストモードとしてシングル( SINGLE)かサイクル(CYCLE)かを選択するスイッチ部である。シン グルとはクロスヘッドを一方向に移動させて試験片を負荷する単純引っ張り、単 純圧縮などの試験であり、サイクルとはクロスヘッドを昇降させて試験片を負荷 する繰り返し試験などである。画面中段の二欄132は最大値に関する情報入力 部であり、二欄132の上段は変位または荷重を選択するPOSITIONおよ びLOADスイッチ部とその入力値表示部であり、下段は最大値でクロスヘッド を停止させる(STOP)か最大値でクロスヘッドの運動を逆転させる(RET URN)かを選択するACTIONスイッチ部である。画面下段の三欄133は 最小値に関する情報入力部であり、三欄133の上段は変位または荷重を選択す るPOSITIONおよびLOADスイッチ部とその入力値表示部であり、下段 は最小値でクロスヘッドを停止させる(STOP)か最小値でクロスヘッドの運 動を逆転させる(RETURN)かを選択するACTIONスイッチ部である。 右下のENDキー134は試験モード画面を図13の標準画面に復帰させるため のスイッチ部である。
【0026】 (荷重レンジ設定) 図13の画面表示状態でLOAD RANGEキー613を操作すると、図1 5に示す荷重レンジ設定画面となる。図15により荷重レンジ設定画面でタッチ パネルで行なわれるレンジ切換えについて説明する。 図15の荷重レンジ設定画面で1,2,5,10,20,50,100の各ス イッチ部141は荷重レンジ設定スイッチ部を示し、これらを押圧することによ り対応する荷重レンジが入力設定され、フルスケール値が(ロードセル容量/荷 重レンジ)により計算されて表示部142に表示される。AUTOスイッチ部1 43が押圧されると自動レンジ切換えモードになり、設定されている荷重レンジ のフルスケールの95%の荷重になると自動的にレンジを1段落とす。FULL AUOTスイッチ部144が押圧されるとフル自動レンジ切換えモードになり 、設定されている荷重レンジのフルスケールの95%を越える荷重になると自動 的にレンジを1段落とすとともに、フルスケールの30%以下になると荷重レン ジを1段上げる。ENDスイッチ145を押圧すると図13の標準画面となる。
【0027】 (ロードセルキャリブレーション) 図13の画面表示状態でSYSTEMキー612を操作すると、図16に示す SYSTEM画面となる。図16において、スイッチ部151〜スイッチ部15 3を押圧すると、それぞれ図17のロードセルのキャリブレーション画面、図2 5の荷重単位設定画面、図26の荷重方向設定画面に切換えられる。 図17において、C−BALスイッチ部161を押圧すると、図18のCバラ ンス調整用画面となり、Cバランス調整用トリマを操作することを指示表示する 。調整終了後、COMPLETEスイッチ部171またはEXITスイッチ部1 72を押圧すると図17のキャリブレーション画面に移行する。
【0028】 図17において、E−CALスイッチ部162を押圧すると、図19の電気式 荷重校正画面となり、荷重表示部の指示値がゼロがどうかの確認指示表示がなさ れる。ゼロでない場合にNOスイッチ部182を押圧すると図17のキャリブレ ーション画面に移行する。ゼロの場合にYESスイッチ部181を押圧すると図 20の画面になり、Eバランス調整用トリマを操作することを指示表示する。調 整終了後、COMPLETEスイッチ部191またはEXITスイッチ部192 を押圧すると図17のキャリブレーション画面に移行する。
【0029】 図17において、F−CALスイッチ部163を押圧すると、図21の実荷重 式荷重校正用画面となり、荷重レンジの確認指示表示と、ZEROキーの操作指 示表示がなされるとともに、キャリブレーション重錘のセット指示表示がなされ る。これらの各処理終了後にCOMPLETEスイッチ部201を押圧すると、 図22の画面になり、CALボリュームの調整指示表示がなされる。この調整処 理終了後、COMPLETEスイッチ部211を押圧すると、図23の画面にな る。この画面では、キャリブレーション重錘の取外し指示表示と、取外した後の 荷重表示値がゼロであるかの確認指示表示がなされる。ゼロ点が合いCOMPL ETEスイッチ部221を押圧すると、図24の画面になり、E−CAL用トリ マ調整指示表示がなされる。荷重表示値がロードセルの容量値になるようにキャ リブレーションボックスのE−CALトリマを調整して、荷重表示値をロードセ ル容量にした後、COMPLETEスイッチ部231またはEXITスイッチ部 232を押圧すると図17のキャリブレーション画面に移行する。
【0030】 図25は図16のSYSTEM画面からスイッチ部152を押圧すると表示さ れる荷重単位設定画面であり、SI/KGFスイッチ部241を押圧するとSI /KGFの実荷重単位表示が設定され、%スイッチ部242が押圧されるとフル スケール荷重に対する%表示が設定される。 また、図26は図16のSYSTEM画面からスイッチ部153を押圧すると 表示される荷重方向設定画面であり、STANDARDスイッチ部251を押圧 すると標準モードが設定され、クロスヘッドダウンで圧縮、アップで引っ張りと なる。INVERTスイッチ部252を押圧するとクロスヘッドダウンで引っ張 り、アップで圧縮となる反転モードが設定される。
【0031】 (レコーダ条件設定) 図13の表示状態で、かつレコーダにX−Tモードが設定されているときにR ECORDERキー615を押圧すると、図27のチャートスピード設定画面に なる。図27において、3000,2000,1000,500,300,20 0,100,50の各スイッチ部261はチャートスピードスイッチ部であり、 このスイッチ部を押圧することによりレコーダのチャートスピードが設定される 。1/100スイッチ部262を押圧すると上記各チャートスピードスイッチ部 261で設定されたチャートスピードの1/100のスピードが設定される。図 27のチャートスピード設定画面でX−Pスイッチ部263を押圧すると図28 のチャートレシオ設定画面となる。図13の表示状態で、かつレコーダにX−P モードが設定されているときにRECORDERキー615を押圧すると、図2 8のチャートレシオ設定画面になる。
【0032】 図28において、100,50,20,10,5,2,1の各スイッチ部はチ ャートレシオスイッチ部271であり、このスイッチ部271を押圧することに よりレコーダのチャートレシオが設定される。1/100スイッチ部272を押 圧すると上記各チャートレシオスイッチ部271で設定されたチャートレシオの 1/100のレシオが設定される。図28のチャートレシオ設定画面でX−Tス イッチ部273を押圧すると図27のチャートスピード設定画面となる。
【0033】 図13の画面表示状態でPRESET SPEEDキー616を操作すると、 図29に示すプリセットスピード画面となる。図29において、SP1表示部2 81〜SP5表示部285は予め設定されたスピードの表示部およびスピードを 選択するスイッチ部であり、PRESETスイッチ部286を押圧してプリセッ トモードを選択した後、スピード表示部281〜285のいずれかひとつを押圧 して、テンキーから数値を入力する。このような操作により、各スピード表示部 281〜285に所望のスピードをプリセットできる。
【0034】 図30はアラーム画面であり、各種アラーム時に自動的にこの画面表示となり 、アラーム内容を示す表示部が反転表示される。EMERGENCY SW表示 部291はEMERGENCYスイッチが操作されたときに反転表示され、CR OSSHEAD LIMIT表示部294はクロスヘッドが予め定めた上下限位 置を逸脱したときに反転表示される。また、CAL.BOX UNSETTED 表示部292はキャリブレーションボックスが装着されていないときに反転表示 され、ZERO INVALID表示部295は、試験前にロードセルのゼロバ ランスがとれないときに反転表示される。SERVO OFF表示部293はサ ーボモータのセットスイッチがオフの時に本体操作コマンドキー670が押され たときに反転表示される。PARAMETER ERR.表示部296は最大値 や最小値などのパラメータと制御状態が合わず、アップスイッチあるいはダウン スイッチを操作してもクロスヘッドが昇降しないときに反転表示される。
【0035】 今、図14のハッチングで示すスイッチ部をそれぞれ操作して変位値を入力す ると、図13(a)において、表示部121には、試験モード画面でタッチパネ ルから入力された最大変位として100mmが、表示部122には同様の画面で タッチパネルから入力された最小変位として50mmがそれぞれ表示される。表 示部123には、試験モード画面で入力されたテストモードとして繰り返し試験 の文字表示と絵文字表示およびクロスヘッドの移動方向が表示される。表示部1 24には、荷重アンプの倍率として×10、レンジ自動切換えを示すAUTOの 表示、およびロードセルのフルスケール指示値として200Nがそれぞれ表示さ れる。また、表示部125には、アナログレコーダのチャート送りに関して、ク ロスヘッドの移動に比例してチャート紙を前進させるX−P FCの文字表示と 、送り速度を示すX2が表示されている。さらに表示部128には、テストスピ ードキー690で入力設定されたテストスピードとして100mm/minが表 示されている。
【0036】 図31〜図41に以上の処理手順のフローチャートを示すが、その詳細説明は 省略する。
【0037】 このような試験条件を設定した後、本体操作コマンドキー部670のUPキー 671あるいはDOUNキー672を操作することにより試験が開始され、最大 変位100mm、最小変位50mmの範囲で繰り返し試験が行なわれる。荷重が フルスケール200Nの95%を越えると荷重レンジは自動的に5倍に下がり、 さらにそのレンジのフルスケールの95%を越えると荷重レンジはさらに1段下 がって倍率2に切換えられる。また、アナログレコーダのチャート紙はクロスヘ ッドの移動量に比例してX2の紙送りスピードで前進する。また、図13(a) の画面において、クロスヘッドがアップしているときは三角上向マーク126が 点灯し、ダウンするときは図示しない三角下向マークが点灯する。さらに、ロー ドセルで荷重が検出されると、TESTING表示部127が点灯する。
【0038】 本考案は、以上説明した構造の試験機に限らず種々の形態の試験機に適用でき る。たとえば、上下一対のクロスヘッド間の距離を代えて供試体を負荷するいわ ゆる万能式材料試験機にも適用できる他、下つかみ具2と上つかみ具4に代えて 圧縮試験用治具や多点曲げ試験治具を使用する試験機にも適用できる。また、操 作パネルの種々のキー、スイッチ、ダイアル各種表示部も実施例に限定されない 。
【0039】 なお以上の実施例の構成において、固定テーブル、可動クロスヘッド3、フレ ーム8などにより試験機本体が構成され、上下つかみ具2,4により保持機構が 、固定テーブルと可動クロスヘッド3により負荷機構が構成される。
【0040】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、操作パネルの表示部の上部の層 に透明のタッチパネルを配設するようにしたので、操作部と表示部とが同一の領 域内に配設できて操作パネルの小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る材料試験機の操作パネルの正面図
【図2】本考案に係る材料試験機の一例を示す正面図
【図3】本考案に係る材料試験機の一例を示す平面図
【図4】本考案に係る材料試験機の一例を示す左側面図
【図5】固定テーブル側取り付けブロックの斜視図
【図6】操作パネル側取り付けブロックの斜視図
【図7】試験機本体に装着された操作パネルの斜視図
【図8】試験条件設定部の正面図
【図9】荷重表示部の正面図
【図10】ストローク表示部の正面図
【図11】本体操作コマンドキー部の正面図
【図12】メインディスプレイの初期表示画面を説明す
る図
【図13】メインディスプレイの標準表示画面を説明す
る図
【図14】メインディスプレイの試験条件設定表示画面
を説明する図
【図15】メインディスプレイの荷重レンジ設定表示画
面を説明する図
【図16】メインディスプレイのシステム設定表示画面
を説明する図
【図17】メインディスプレイのキャリブレーション表
示画面を説明する図
【図18】メインディスプレイのC−CAL表示画面を
説明する図
【図19】メインディスプレイのE−CAL表示画面を
説明する図
【図20】メインディスプレイのE−CAL表示画面を
説明する図
【図21】メインディスプレイのF−CAL表示画面を
説明する図
【図22】メインディスプレイのF−CAL表示画面を
説明する図
【図23】メインディスプレイのF−CAL表示画面を
説明する図
【図24】メインディスプレイのF−CAL表示画面を
説明する図
【図25】メインディスプレイの荷重単位設定表示画面
を説明する図
【図26】メインディスプレイの荷重方向設定表示画面
を説明する図
【図27】メインディスプレイのチャートスピード設定
表示画面を説明する図
【図28】メインディスプレイのチャートレシオ設定表
示画面を説明する図
【図29】メインディスプレイのプリセットスピード設
定表示画面を説明する図
【図30】メインディスプレイのアラーム表示画面を説
明する図
【図31】処理手順例を示すフローチャート
【図32】処理手順例を示すフローチャート
【図33】処理手順例を示すフローチャート
【図34】処理手順例を示すフローチャート
【図35】処理手順例を示すフローチャート
【図36】処理手順例を示すフローチャート
【図37】処理手順例を示すフローチャート
【図38】処理手順例を示すフローチャート
【図39】処理手順例を示すフローチャート
【図40】処理手順例を示すフローチャート
【図41】処理手順例を示すフローチャート
【符号の説明】
1 固定テーブル 2 下つかみ具 3 クロスヘッド 4 上つかみ具 6 操作パネル 7 装着機構 72 固定テーブル側取り付けブロック 74 操作パネル側取り付けブロック 75 操作パネル取り付けアーム 610 試験条件設定部 611 メインディスプレイ 630 荷重表示部 650ストローク表示部 670 本体操作コマンドキー部 690 スピードキー 700 制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供試体を保持する保持機構および保持さ
    れた供試体を負荷する負荷機構を有する試験機本体と、
    試験条件などを入力する操作部および試験条件などを表
    示する表示部を有する操作パネルとを備えた材料試験機
    において、前記操作パネルの前記操作部を透明なタッチ
    パネルで形成し、前記表示部を前記タッチパネルの下の
    層に配設したことを特徴とする材料試験機。
JP8745991U 1991-09-30 1991-09-30 材料試験機 Pending JPH0530756U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8745991U JPH0530756U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 材料試験機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8745991U JPH0530756U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 材料試験機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0530756U true JPH0530756U (ja) 1993-04-23

Family

ID=13915463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8745991U Pending JPH0530756U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 材料試験機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0530756U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09159589A (ja) * 1995-12-08 1997-06-20 Shimadzu Corp 材料試験機
JP2000180321A (ja) * 1998-12-11 2000-06-30 Japan Tobacco Inc 材料試験機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5759345B2 (ja) * 1973-12-21 1982-12-14 Brother Ind Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5759345B2 (ja) * 1973-12-21 1982-12-14 Brother Ind Ltd

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09159589A (ja) * 1995-12-08 1997-06-20 Shimadzu Corp 材料試験機
JP2000180321A (ja) * 1998-12-11 2000-06-30 Japan Tobacco Inc 材料試験機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1604942A3 (de) Vorrichtung zur Unterstützung des Ein-und Ausstapelns bei einem Stapler
JP3526612B2 (ja) プレス装置
KR100823407B1 (ko) 가공기의 제어장치, 제어방법 및 풋 스탠드
JPH0530756U (ja) 材料試験機
JP2845190B2 (ja) 材料試験機
JP2773854B2 (ja) 作業車の作業表示装置
JP2528970Y2 (ja) 材料試験機のリモートコントロール装置
KR20070104839A (ko) 재봉기
JP3821548B2 (ja) サーボプレスのスライド位置設定方法
CN214393710U (zh) 一种应用于机器人打磨设备的电动机调节系统
KR101630772B1 (ko) 재봉기
JP2800859B2 (ja) 材料試験機
JP3537556B2 (ja) 折曲げ加工装置
KR100483871B1 (ko) 직동형프레스의타이밍신호제어장치및그방법
JP3242964B2 (ja) 自覚式検眼装置
CN210893927U (zh) 一种水泥压力试验机
US20210261394A1 (en) Position controlling system
JP2001162399A (ja) プレス機械の金型交換方法及び装置
JPH042016Y2 (ja)
JP2575157Y2 (ja) プレスシステムの操作盤
JPH0810474Y2 (ja) プレス操作装置
JP2733312B2 (ja) 加工機の操作制御装置
JP2605129B2 (ja) マイクロマニピュレータにおける微小器具移動装置
JP2010112753A (ja) 材料試験機および試験力表示装置
KR930004174Y1 (ko) 프레스 슬라이드 높이조절 장치