JP2773854B2 - 作業車の作業表示装置 - Google Patents

作業車の作業表示装置

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JP2773854B2 JP7155414A JP15541495A JP2773854B2 JP 2773854 B2 JP2773854 B2 JP 2773854B2 JP 7155414 A JP7155414 A JP 7155414A JP 15541495 A JP15541495 A JP 15541495A JP 2773854 B2 JP2773854 B2 JP 2773854B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高所作業車等のような
作業車において作業装置の作動状態を表示する作業表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高所作業車等においては、車体上に搭載
された作業装置を作業者の操作に応じて作動させるよう
になっているが、作業者は作動操作を行ったときに作業
装置が実際にどのような作動状態にあるか把握する必要
があり、従来では作業者がこれを目視確認していた。
【0003】また、このような作業車において作業装置
に異常が生じたような場合には、警報ブザー、警報ラン
プ等により異常の発生を作業者に知らせることが多い
が、このとき作業者はどの部分に異常が発生したのかを
その都度チェックしていた。さらに、このような作業車
による作業を開始する前に作業装置が正常に作動するか
否かを点検するのであるが、このような始業点検はマニ
ュアルに乗っ取って所定の順序で行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、作業者が作業
装置の作動操作を行ったときに作業装置が実際にどのよ
うな状態にあるかを作業者が簡単に把握することができ
れば作業効率を大幅に向上させることができ、また、異
常発生時に異常の内容、発生箇所等を作業者が簡単に把
握できれば、作業者の負担を大幅に軽減させることがで
きる。このようなことから、作業状態、異常内容および
異常発生箇所等を簡単且つ明瞭に表示して作業者に知ら
せることができるような表示装置が望まれている。同様
に、始業点検等において、その点検順序および内容を簡
単且つ明瞭に表示できるような表示装置が望まれてい
る。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みたもので、
作業状態表示、異常内容等の表示、始業点検等の順序お
よび内容の表示を作業者に分かりやすく行うことができ
るような作業車の作業表示装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
めの本発明の作業表示装置は、作業車における作業装置
の作動状態を検出する作動状態検出手段と、この作動状
態検出手段により検出された作動状態を表示するディス
プレイ手段とを有して構成される。このディスプレイ手
段における表示は作業装置のイラストイメージ表示と作
業装置の作動関連情報を表示する文字情報表示とからな
り、イラストイメージ表示においては、作業装置の各作
動量をイラストイメージ表示上の対応箇所に数値もしく
はスケール表示を用いて表示し、文字情報表示において
は、作業装置の作動状態に関連する情報を文字表示する
コントローラを備える。ここで、文字情報表示において
表示される情報には優先度が付けられており、複数の情
報の文字情報が必要なときには、コントローラは優先度
の高いものを表示する制御を行う。
【0007】なお、作業装置の異常有無検出を行う異常
検出手段を設け、この異常検出手段により異常が発生し
たことが検出されたときには、文字情報表示により、異
常の内容とこの異常に対する対応措置とをあらかじめコ
ントローラ内に記憶されていた情報から取り出して、所
定時間間隔をおいて交互に切り換え表示するのが好まし
い。
【0008】また、文字情報表示を切り換える表示切換
手段(スイッチ)を設け、異常検出手段から異常検出信
号を受けてこれに対応する異常の内容と異常に対する対
応措置とが文字情報表示されているときに、表示切換手
段を作動すると、この異常に対する詳細な対応措置を文
字情報表示させるようにするのが好ましい。
【0009】
【作用】以上の構成の作業表示装置を用いれば、作業中
に作業者が作動操作を行ったときには、この操作に伴う
作業装置の作動量がイラストイメージ表示上における対
応作動箇所に表示されるため、作業者はこのイラストイ
メージ表示を見るだけで作動状況を一目で把握できる。
このとき同時に、文字情報表示には所定の優先順位でそ
のときの作動状態に関連する情報が文字表示され、作業
者はそのときの作動状態をより詳しく把握することがで
きる。
【0010】なお、異常発生時には、作業者は交互に切
換表示される文字情報表示を見るだけで、その異常内容
および異常に対処するための措置を知ることができ、作
業者の負担が軽減される。しかも、このときに表示切換
手段(スイッチ)を作動すると、さらに詳しい対応措置
を文字情報表示から得ることができ、作業者は的確な対
応をとることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好ましい実施
例について説明する。本発明に係る作業表示装置を備え
た高所作業車の一例を図2に示している。この高所作業
車は、車体1上に旋回自在な旋回台2を有し、この旋回
台2に起伏自在に伸縮ブーム3が取り付けられている。
この伸縮ブーム3はテレスコピックに(入れ子式に)伸
縮自在な基端ブーム3a、中間ブーム3bおよび先端ブ
ーム3cからなり、基端ブーム3aが旋回台2に支軸2
aを介して枢支されて起伏自在となっている。なお、こ
の伸縮ブーム3は内部に配設された伸縮シリンダ(図示
せず)により伸縮作動され、旋回台2と基端ブーム3a
との間に配設された起伏シリンダ4により起伏作動され
る。
【0012】先端ブーム3cの先端にはピン3dにより
枢支されて上下に揺動自在に支持部材6が取り付けられ
ている。この支持部材6は垂直ポスト6aを有し、垂直
ポスト6aに作業台7が水平に首振り自在に取り付けら
れている。作業台7には作業者Mが搭乗するようになっ
ており、作業台7はブーム3の起伏の如何に拘らず常時
水平に保持される。このため、この高所作業車には、上
レベリングシリンダ5aと下レベリングシリンダ5bと
から構成されるレベリング装置が取り付けられている。
【0013】これら両レベリングシリンダ5a,5bの
ボトム側油室同士およびロッド側油室同士がそれぞれ連
通されており、伸縮ブーム3の起伏作動と逆の揺動作動
が支持部材6に与えられ、作業台7が常時水平に保持さ
れる。また、車体1の前後左右4箇所には、作業時に伸
長して車体1を支持するアウトリガジャッキ9が取り付
けられている。
【0014】このように構成された高所作業車におい
て、作業台7に搭乗した作業者Mが作業台7の上に配設
された上部操作装置8aを操作したり、地上の作業者が
下部操作装置8bを操作したりして、旋回台2の旋回制
御、ブーム3の起伏および伸縮制御、作業台7の首振り
制御等を行って作業台7を所定高所に移動させる作動を
行わせる。
【0015】この高所作業車には、図1に示すような作
動表示装置が配設されている。この作動表示装置は液晶
ディスプレイ20を有し、このディスプレイ20はイラ
ストイメージ表示部20aと、文字情報表示部20bと
からなる。イラストイメージ表示部20aには、高所作
業車の正面イラストイメージ21aと、高所作業車の平
面イラストイメージ21bとが表示されている。正面イ
ラストイメージ21aには、車体イメージ31、旋回台
イメージ32、ブームイメージ33、作業台イメージ3
7およびアウトリガイメージ39が表示され、平面イラ
ストイメージ21bには車体イメージが表示されてい
る。
【0016】正面イラストイメージ21aにおいては、
ブームイメージ33に対応して、ブーム起伏角デジタル
表示22aおよび起伏作動方向表示22bと、ブーム伸
長量デジタル表示23aおよび伸縮作動方向表示23b
が設けられ、作業台37に対応して、作業台7の垂直お
よび水平位置を示す垂直方向デジタル表示24および水
平方向位置デジタル表示25が設けられている。さら
に、そのときの負荷率(許容モーメントに対する作業台
側から車体に作用する実モーメントの比率)のデジタル
表示26aおよびスケール表示26bも設けられてい
る。
【0017】平面イラストイメージ21bにおいては、
旋回台の旋回角デジタル表示27aおよび旋回作動方向
表示27bと、アウトリガジャッキの張出量のスケール
表示28とが設けられている。
【0018】これらイラストイメージ21a,21bに
おける各表示はコントローラ10により制御される。こ
のため、コントローラ10には種々の信号が入力されて
いる。例えば、ブーム起伏角センサ11からブーム3の
起伏角信号が入力され、ブーム長センサ12からブーム
3の伸長量信号が入力され、旋回角センサ13から旋回
台2の旋回角信号が入力され、起伏シリンダ4の枢支部
および下レベリングシリンダ5bの枢支部に設けられた
ロードセルからなる軸力センサ14からはこのセンサ1
4により検出された合計軸力信号が入力され、ジャッキ
張幅センサ15から各ジャッキ9の車体側方への張幅信
号が入力され、ジャッキ接地センサ16から各ジャッキ
9の接地検出信号が入力される。さらに、操作装置8
(上部操作装置8aおよび下部操作装置8bからなる)
から操作信号が入力され、始業点検スイッチ17および
表示切換スイッチ18から各スイッチ操作信号が入力さ
れるようになっている。
【0019】コントローラ10はこれら入力信号に基づ
いてディスプレイ20上の表示を行わせる。具体的に
は、操作装置8が操作されるとその操作に応じて油圧バ
ルブ(図示せず)等が作動され、旋回台2の旋回モータ
駆動による旋回制御、起伏シリンダ4の作動によるブー
ム起伏作動制御、伸縮シリンダの作動によるブーム伸縮
作動制御等が行われる。このとき同時に操作装置8の操
作信号がコントローラ10にも入力されており、コント
ローラ10内においてはどの様な作動が行われるかを把
握する。
【0020】このようにして各作動が行われると、これ
ら作動が各センサにより検出される。例えば、ブーム3
の起伏作動がなされるとこの作動が起伏角センサ11に
より検出され、検出起伏角を示す値が起伏角デジタル表
示22aに表され、且つ起伏作動方向が作動方向表示2
2bのいずれか一方の矢印を点灯させて示される。同様
に、ブーム3の伸縮作動がなされると、ブーム長センサ
12により検出されたブーム長を示す値がブーム伸長量
デジタル表示23aに示されるとともに伸長方向が伸縮
作動方向表示23bのいずれか一方の矢印を点灯させて
示される。旋回台2の旋回作動についても同様で、旋回
角センサ13により検出された旋回角を示す値が旋回角
デジタル表示27aに示されるとともに、旋回方向が旋
回作動方向表示27bのいずれか一方の矢印を点灯させ
て示される。
【0021】さらに、上記のようにしてブーム3が起伏
および伸縮作動されたときの作業台7の垂直および水平
位置(地面からの作業台7の高さおよび車体中心から作
業台までの水平距離)がコントローラ10において演算
され、これら位置を示す値が垂直方向デジタル表示24
および水平方向デジタル表示25に示される。
【0022】高所作業車により高所作業を行うときに
は、アウトリガジャッキ9を側方に張り出すとともにこ
れを接地させて車体1を支持した上で行う。このとき、
ジャッキ張幅センサ15により検出された各アウトリガ
ジャッキ9の張出量が伸長量スケール表示28において
点灯表示される。ジャッキ張幅センサ15はジャッキ張
出方向に所定間隔で配設された複数のリミットスイッチ
からなり、このリミットスイッチのオン・オフからジャ
ッキの張幅を検出するものであり、リミットスイッチの
オン作動に応じて伸長量スケール表示28が順番に一つ
ずつ点灯表示されて各アウトリガジャッキ9の張幅を示
す。
【0023】コントローラ10内においては、作業台7
の位置に基づいて作業台7およびブーム3から車体1側
に作用する実モーメントが算出され、このときの旋回台
2の旋回角およびアウトリガジャッキ9の張出幅に対応
する許容モーメントも算出され、許容モーメントに対す
る実モーメントの負荷率が算出される。この負荷率を示
す値が負荷率デジタル表示26aに示されるとともに、
負荷率スケール表示26bにおいて点灯表示される。
【0024】以上のように、ブーム、旋回台等の作動に
伴う作業装置の作動状態が一つのディスプレイ20上に
全て同時に表示されるため、作業者はディスプレイ20
におけるイラストイメージ表示部20aの各表示を見る
だけで、高所作業車の作業装置の作動状態を全て簡単に
把握することができる。このため、作業効率が格段に向
上する。
【0025】一方、ディスプレイ20における文字情報
表示部20bには、図1に示すように、「作業範囲規制
中です」といったような、作業装置の作動に関連してそ
の時点で最も重要と考えられる情報が文字表示される。
このような文字情報としては、図3に示す表示項目およ
び内容がある。但し、一度に文字表示できる情報は限ら
れるため、そのときの作動状態に関連して最も重要と考
えられる情報を表示すべきであるため、この装置におい
ては、これら表示項目に優先度を付け、表示すべき項目
が複数あるときには優先度の高いものを表示するように
している。
【0026】この例においては、緊急停止スイッチが押
されたときに生じる状態である表示項目「作動停止」が
最も優先度が高く、この状態のときには他のいずれの表
示項目より優先して表示される。緊急停止スイッチが押
されていないときには、モーメント規制(上記負荷率が
所定値に達したときにブーム作動等を規制すること)が
解除されている場合の表示を優先する。さらに、モーメ
ント規制解除もなされていないときには、優先度が3番
目の表示項目「インターロック」が優先表示される。こ
れはアウトリガジャッキ9が接地していないときに行う
表示であり、ジャッキ接地センサ16によりジャッキ9
が接地したことが検出されていない場合にはこの表示を
行う。
【0027】以下、同様にして優先度が設定されてお
り、下部操作装置8bのみの操作しか許容されていない
状態の表示項目「下部優先」に対する表示内容「下部で
の操作しかできません」という表示は優先度が最も低
く、下部操作装置8bによる操作しかできない状態であ
っても、図3に示す他の表示が不要なときにのみ表示さ
れる。
【0028】ディスプレイ20の表示は、作業開始前に
おける始業点検にも用いられる。始業点検を行うときに
は、まず始業点検スイッチ17をオンにする。これに伴
ってコントローラ10は文字情報表示部20bに始業点
検項目を表示する。この始業点検項目は従来から定まっ
ているが、従来はマニュアルに記載されいたため、作業
者はこのマニュアルを読みながら順次点検を行ってい
た。しかしながら、この装置では、始業点検スイッチ1
7をオンにすると、点検項目が文字情報表示部20bに
順次表示されるようになっている。
【0029】具体的には、始業点検スイッチ17がオン
になると、まず図4に示すように、「起伏を上げて下さ
い」という文字表示がなされる。作業者がこれに応じて
操作装置8を操作してブーム3を起立方向に作動させる
と、ブームの起伏作動方向表示22bのうちの起伏上げ
方向の矢印が点滅してブーム3が起立方向に作動してい
ることを表示し、同時にその起伏角が起伏角デジタル表
示22aに表示される。このとき作業者はディスプレイ
20の表示を見るだけでなく、実際のブーム3の動きを
見てブームが正常に起伏作動しているかを確認する。
【0030】ブーム起伏作動の点検が完了すると、作業
者は表示切換スイッチ18を押す。これにより、文字情
報表示部20bには次の点検項目である「ブームを伸ば
して下さい」という表示が行われる。作業者がこれに対
応する操作を行ってブーム3を伸長させると、伸縮方向
作動表示23bのうちの伸長方向を示す矢印が点滅する
とともに伸長量デジタル表示23aにその伸長量が表示
される。以下、同様にして順次点検が行われ、全点検項
目の点検が完了すると、文字情報表示部20bに「点検
終了です」という表示がなされる。
【0031】ディスプレイ20は、作業中等に異常が発
生したときにこれを表示するためにも用いられる。例え
ば、作業中に異常が生じてブーム等の作動が停止した場
合には、図5の上部に示すような表示が行われる。異常
表示は、文字情報表示部20bに警告欄が表れ、「異常
停止です」という異常内容と、「E89」といったよう
なエラーコードとが表示される。但し、この場合には
「異常停止です」という異常内容を示す表示が連続的に
示されるのではなく、この表示と「使用中止して下さ
い」という表示とが所定間隔で(例えば、2秒間隔で)
交互に切換表示される。すなわち、異常発生時には、そ
の異常内容の表示とその異常に対する措置を交互に切換
表示する。
【0032】さらに、このときに表示切換スイッチ18
を押すとディスプレイ20の表示が図5の下部に示すよ
うな表示に切り換わる。ここでは、「非常用ボタンを押
し格納して下さい」という表示と、「最寄りのサービス
で点検を受けて下さい」という表示が所定間隔で切換表
示され、作業者により詳細な対応措置を知らせるように
なっている。
【0033】ここでは異常停止した場合を例にして説明
したが、異常の内容は様々であり、各異常内容に対応し
て適切な表示が文字情報表示部20bに表示される。ま
た。このとき、異常箇所が特定できるような場合、例え
ば、ブームに異常がある場合等はイラストイメージ表示
部20aのブームのイラストイメージを点滅させる等し
て異常発生箇所を知らせる表示も行われる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスプレイ手段のイラストイメージ表示においては、
作業装置の各作動量をイラストイメージ表示上の対応箇
所に数値もしくはスケール表示を用いて表示し、文字情
報表示においては、所定優先順位に従って作業装置の作
動状態に関連する情報を文字表示するようになっている
ので、作業中に作業者が作動操作を行ったときには、こ
の操作に伴う作業装置の作動状態をイラストイメージ表
示を見るだけで一目で把握でき、作業者の負担が軽減さ
れる。
【0035】さらに、異常発生時には、作業者は交互に
切換表示される文字情報表示を見るだけで、その異常内
容および異常に対処するための措置を知ることができ、
作業者の負担が軽減される。しかも、このときに表示切
換手段(スイッチ)を作動すると、さらに詳しい対応措
置を文字情報表示から得ることができ、作業者は的確な
対応をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業表示装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】この作業表示装置が備えられる高所作業車を示
す正面図である。
【図3】この作業表示装置において文字情報表示項目お
よび内容を示す表図である。
【図4】始業点検時における上記作業表示装置の表示例
を示す概略図である。
【図5】異常発生時における上記作業装置の表示例を示
す概略図である。
【符号の説明】
3 ブーム 7 作業台 9 アウトリガジャッキ 10 コントローラ 20 ディスプレイ 20a イラストイメージ表示部 20b 文字情報表示部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業車における作業装置の作動状態を検
    出する作動状態検出手段と、この作動状態検出手段によ
    り検出された作動状態を表示するディスプレイ手段とを
    有してなる作業車の作業表示装置において、 前記ディスプレイ手段における表示が、前記作業装置の
    イラストイメージ表示と、前記作業装置の作動関連情報
    を表示する文字情報表示とからなり、 前記イラストイメージ表示においては、前記作業装置の
    各作動量を前記イラストイメージ表示上の対応箇所に数
    値もしくはスケール表示を用いて表示し、前記文字情報
    表示においては、前記作業装置の作動状態に関連する情
    報を文字表示し、前記文字情報表示において表示される
    情報に優先度を付け、複数の情報の文字情報が必要なと
    きには優先度の高いものを表示するコントローラを有す
    ることを特徴とする作業車の作業表示装置。
  2. 【請求項2】 前記作業装置の異常有無検出を行う異常
    検出手段を有し、 前記コントローラは、前記異常検出手段からの信号に対
    応した異常の内容とこの異常に対する対応措置とをあら
    かじめ記憶しておき、前記異常検出手段から異常検出信
    号を受けたときに、この異常検出信号に対応する異常の
    内容と異常に対する対応措置とを、所定時間間隔で交互
    に切り換えて文字情報表示させるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業車の作業表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記文字情報表示を切り換える表示切換
    手段を有し、 前記異常検出手段から異常検出信号を受けてこれに対応
    する異常の内容と異常に対する対応措置とが文字情報表
    示されているときに、前記表示切換手段が作動される
    と、前記異常に対する詳細な対応措置を文字情報表示さ
    せるように構成されていることを特徴とする請求項2に
    記載の作業車の作業表示装置。
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