JP2001039680A - クレーンの表示装置 - Google Patents

クレーンの表示装置

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JP2001039680A
JP2001039680A JP11216712A JP21671299A JP2001039680A JP 2001039680 A JP2001039680 A JP 2001039680A JP 11216712 A JP11216712 A JP 11216712A JP 21671299 A JP21671299 A JP 21671299A JP 2001039680 A JP2001039680 A JP 2001039680A
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crane
display device
turning
tilt
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JP11216712A
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Inventor
Yoshiaki Fujimoto
吉明 藤本
Hisanobu Mori
尚暢 森
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレーンの旋回体上で運転する作業者が、そ
の作業中にクレーン本体の傾斜状態を容易に認識できる
ような表示を行う。 【解決手段】 クレーン本体に旋回体が旋回可能に設け
られ、この旋回体上に運転席が設けられたクレーンの表
示装置。クレーン本体の傾斜状態を検出し、その傾斜状
態を旋回体上の表示画面に水準器模式図70という形態
で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーン本体に対
して旋回する旋回体上に運転席が設けられたクレーンに
おいて、そのクレーン本体の傾斜状態を表示するための
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クレーン、特に自走式クレーンにおいて
は、アウトリガジャッキの作動時やブームの旋回時にク
レーン本体の傾斜状態が変化しやすく、その傾斜状態を
監視しながら作業をすることが安全上好ましい。
【0003】従来、このようなクレーンの傾斜状態を監
視するための手段として、次のようなものが知られてい
る。
【0004】A)クレーン本体側に水準器を設置する。
この水準器は、透明容器内に気泡を残して液体が収容さ
れたものであり、その液体中における気泡の位置によっ
てクレーンの傾斜の向き及び傾斜角度を知ることができ
る。
【0005】B)旋回体上の運転席近傍の位置に表示器
を設ける一方、クレーン本体側にその傾斜状態を検出す
るセンサを設け、このセンサの検出信号に基づき、前記
表示器にに特定方向(一般には前後方向及び左右方向)
についての傾斜角度を数値表示、もしくはメータ表示す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】A)のように水準器を
用いる手段では、当該水準器が旋回体側ではなくクレー
ン本体側に設けられているので、旋回体上の運転席から
は前記水準器を見ることができない。このため、前記運
転者とは別に、前記水準器を地上側で確認する作業員が
必要となる。従って、クレーン作業に人手を要するとと
もに、運転者と水準器確認の作業員との連携が難しいと
いう不都合がある。
【0007】このような不都合を解消するには、旋回体
上において運転席から確認できる位置に水準器を設けれ
ばよいが、このようにすると、旋回体の旋回に伴って傾
斜方向が変わってしまうので、クレーン本体の傾斜状態
を正確に知るためには、旋回体を必ず基準旋回位置に位
置決めしておかなければならない。従って、このように
水準器を旋回体上に設置する手段では、クレーン本体の
傾斜を確認しながら旋回作業を行うことは不可能であ
る。
【0008】これに対してB)の手段では、クレーン本
体に設けられた傾斜センサの検出信号に基づいて、旋回
体側に設けられた表示器に傾斜状態の表示を行うように
しているので、運転者単独で、クレーン本体の傾斜状態
を確認しながら旋回体上で運転作業をすることが可能で
ある。しかし、前記表示器での表示形態は、傾斜角度の
数値表示やメータ表示であるので、前記A)の水準器に
比べ、傾斜状態を視覚的かつ直感的に捉えにくい。従っ
て、難しい運転作業を行っている最中の運転者にとって
は、その表示内容を確認しづらいという欠点がある。
【0009】本発明は、このような事情に鑑み、クレー
ンの旋回体上で運転する作業者が、その作業中にクレー
ン本体の傾斜状態を容易に認識できるような表示を行う
クレーンの表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明は、クレーン本体に旋回体が旋回
可能に設けられ、この旋回体上に運転席が設けられたク
レーンの表示装置において、前記クレーン本体の傾斜状
態を検出する傾斜検出手段と、前記旋回体上に設けられ
る表示画面と、前記傾斜検出手段で検出された傾斜状態
を表す水準器模式図を前記表示画面に表示させる表示制
御手段とを備えたものである。
【0011】この構成によれば、旋回体上の運転作業者
は、同じく旋回体上に設けられた表示画面を通じて、傾
斜検出手段で検出されたクレーン本体の傾斜状態を直接
認識することができる。しかも、前記表示画面には、ク
レーン本体の傾斜状態が水準器模式図という形態で表示
されるので、その傾斜状態を視覚的かつ直感的に捉えや
すく、当該傾斜状態をクレーンの運転作業中においても
容易に把握することが可能である。
【0012】ここで、前記水準器模式図は、その傾斜表
示形態が水準器と近似するものであればよく、実物の水
準器の外観の詳細まで似せて表示するものでなくてもよ
い。一般には、検出された傾斜状態に対応する位置に指
標(水準器の気泡に相当する)が表示される傾斜表示部
をもつものであればよい。
【0013】具体的には、第1の方向に延びる表示領域
を有し、その表示領域内でクレーン本体の左右方向の傾
斜角度に相当する位置に指標が表示される左右傾斜表示
部と、前記第1の方向と直交する第2の方向に延び、そ
の表示領域内でクレーン本体の前後方向の傾斜角度に相
当する位置に指標が表示される前後傾斜表示部とが組み
合わされてなるものや、クレーン本体の左右方向及び前
後方向に対応する直交座標系が設定された傾斜表示部を
有し、その座標平面上において前記傾斜状態に対応する
座標位置に前記指標が表示されるものが好適である。
【0014】さらに、前記水準器模式図の近傍に検出傾
斜角度を表す数値を表示させるようにすれば、傾斜角度
のより正確な情報も合せて表示することができる。
【0015】また、前記傾斜検出にかかる異常の発生時
に警告表示を行わせるようにすることにより、運転者に
注意を促してより高い安全性を確保することが可能にな
る。
【0016】ここで、「傾斜検出にかかる異常の発生
時」とは、検出傾斜角度が一定値以上であるときや、傾
斜検出手段自体が異常(例えば故障)であるとき等が挙
げられる。
【0017】また、その異常発生時に行う警告表示とし
ては、例えばメッセージによるものでもよいが、前記水
準器模式図の一部を強調表示するようにすれば、より視
覚的にアピールすることができる。
【0018】以上のように、本発明にかかる表示装置
は、クレーン本体の傾斜状態を旋回体上の表示画面に表
示するものであるので、旋回体の旋回中は、その旋回体
上で運転する作業者から見て、クレーン本体さらにはそ
の傾斜方向が相対的に旋回することになる。ここで、旋
回体の旋回状態を検出する旋回検出手段を備えるととも
に、当該旋回体の旋回時にその旋回の向きと逆の向きに
前記水準器模式図を画面上で旋回させるように前記表示
制御手段を構成すれば、旋回体とともに旋回する作業者
の運転状況に見合った、すなわち、当該運転者の感覚に
よりマッチした、実感しやすい表示を行うことができ
る。
【0019】前記クレーン本体の傾斜状態の確認は、当
該傾斜状態が変化しやすいとき、具体的にはクレーンの
アウトリガジャッキが作動しているときに特に必要とな
る。従って、前記水準器模式図に加え、その周囲にクレ
ーンのアウトリガジャッキの作動状態を示すアウトリガ
表示部を表示させるようにすることにより、運転者の要
求に見合ったより好適な表示を実現することができる。
【0020】この場合も、前記旋回体の旋回時、その旋
回の向きと逆の向きに、前記水準器模式図に加えてアウ
トリガ表示部も画面上で旋回させるようにすることによ
り、運転者の間隔によりマッチした、実感しやすい表示
を行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0022】図1に示すクレーンは、下部走行体2と、
その上に旋回可能に設置される上部旋回体4とを備えて
いる。上部旋回体4は、伸縮可能なブーム6とキャビン
8とを備え、下部走行体2の前後左右の4個所には側方
に張り出し可能でかつ上下に伸縮動作するアウトリガジ
ャッキ10が設けられている。そして、このクレーンに
図2に示すような表示装置が搭載されている。
【0023】この装置は、作業状態検出手段として、前
記各アウトリガジャッキ10の張出幅を検出するアウト
リガ張出幅検出器12、ブーム6の旋回角度を検出する
旋回角度検出器13、ブーム6の起伏角度を検出する起
伏角度検出器14、ブーム6の伸縮量を検出するブーム
伸縮検出器15、ブーム6の吊上荷重を検出する吊上荷
重検出器16、ブーム6の先端にジブ7(前記図1)が
取付けられる場合に当該ジブ7の起伏角度を検出するジ
ブ起伏角度検出器17、及び車体傾斜検出器18を備え
ている。また、キャビン8内では、運転席から操作可能
な位置に選択スイッチ19が設けられており、その出力
する選択信号及び前記各検出器12〜18の検出信号が
表示制御装置20に入力されるようになっている。
【0024】表示制御装置20は、CPUやメモリを内
蔵したコンピュータからなり、その表示モードとして
(この実施の形態では)、作業能力表示モード、ブーム
制限領域表示モード、ジブ制限領域表示モード、旋回制
限領域表示モード、車体傾斜表示モード、目標点誘導表
示モードの6つのモードを具備している。そして、その
表示モードの切換を行うモード切換手段21と、前記作
業能力表示モードでの表示制御を行う作業能力表示制御
手段22と、前記ブーム制限領域表示モードでの表示制
御を行うブーム制限領域表示制御手段23と、前記ジブ
制限領域表示モードでの表示制御を行うジブ制限領域表
示制御手段24と、前記旋回制限領域表示モードでの表
示制御を行う旋回制限領域表示制御手段25と、前記車
体傾斜表示モードでの表示制御を行う車体傾斜表示制御
手段26と、前記目標点誘導表示モードでの表示制御を
行う目標点誘導表示制御手段27とを備えるとともに、
選択スイッチ19で選択された表示モードに相当する表
示を、運転席近傍に設けられたディスプレイ28の表示
画面上に行わせるように構成されている。
【0025】各表示モードの表示内容は以下のとおりで
ある。
【0026】1)作業能力表示モード(図3(a)
(b)及び図4) この表示モードは、さらに、図3(a)(b)に示すメ
インモード(メインブームの作業能力を表示するモー
ド)と図4に示すジブモード(ジブ使用時の作業能力を
表示するモード)とに切換可能となっている。
【0027】まず、メインモードでは、画面上に次の項
目が表示される。
【0028】・指標30(図例では×印):この指標3
0は、画面上に想定された原点O(この原点Oは特に表
示しなくてもよい。)から画面上方に所定距離離れた位
置に表示される。前記所定距離は、ブーム6の実荷重
(ブームに対して転倒方向に作用するモーメント荷重)
に相当する距離に設定される。
【0029】・円31(実線表示):この円31は、前
記指標30を通り、かつ、前記原点Oを中心とする。す
なわち、前記実荷重に相当する半径をもつ。
【0030】・円32(破線表示):この円32は、前
記原点Oを中心とし、かつ、最大定格荷重(旋回方向に
よって変化する定格荷重のうち最大のもの)に相当する
半径をもつ。
【0031】・定格荷重曲線33(実線表示):この曲
線33は、各旋回角に対応する定格荷重を全周にわたっ
て連続表示したものである。
【0032】その他、現在のモードの判別(「メインモ
ード」か「ジブモード」か)を示すモード表示34、現
在のブーム長さを数値表示するブーム長さ表示35A、
現在の作業半径を数値表示する作業半径表示35B、現
在の旋回角に対応する定格荷重を反転モードで数値表示
する定格荷重表示36A、現在の実荷重を反転モードで
数値表示する実荷重表示36B、現在の負荷率(=実荷
重/定格荷重)をパーセント表示する負荷率表示36C
がそれぞれ画面横に表示される。
【0033】このモードでの表示制御動作は次のとおり
である。
【0034】a)実際のブーム6の旋回に伴い、当該ブ
ーム6の実荷重を示す指標30の位置は固定したまま、
定格荷重曲線33を原点O回りに実旋回の向きと反対の
向きに旋回させる(図3(a)と(b)とを比較参
照)。例えば、上部旋回体4が上から見て時計回り方向
に旋回駆動された場合には、それと同等の角速度で定格
荷重曲線33を画面上において反時計回り方向に旋回表
示する。
【0035】b)図3(a)に示すように円31が定格
荷重曲線33からはみ出す領域(不安定領域)37が存
在する場合において、その不安定領域37内に指標30
が入った時点で、同図(b)に示すように前記不安定領
域37に相当する部分について強調表示(例えば点滅表
示や反転表示、異色表示など)を行う。
【0036】一方、図4に示すジブモードは、メインブ
ーム6の先端からジブ7を延ばしてその先端に荷を吊っ
たときに切換えられるモードであり、基本的に表示され
る項目は前記メインモードと全く同等である。ただし、
このジブ使用時の定格荷重は、専らジブ7の曲げ強度に
支配され、旋回角によって変化することがないので、そ
の定格荷重曲線33は図示のように完全な円になる。
【0037】2)ブーム制限領域表示モード(図5〜図
7) このモードは、作業現場に障害物が存在するなどして高
さ方向や作業半径方向にブームの作業禁止領域が存在す
る場合に、これを表示するモードである。具体的には、
図5に示すブーム起伏角度制限表示と、図6(a)に示
すブーム作業半径制限表示及び揚程制限表示とを重ねた
ものが図7に示すように合成表示される。
【0038】図5に示す起伏角度表示は、ブーム起伏角
度の下限を示す直線41と、ブーム起伏角度の上限を示
す直線42とで構成され、各直線41,42の外側領域
41a,42a(作業禁止領域)がハッチング表示され
るとともに、前記上限の数値表示41b及び下限の数値
表示42bが行われる。
【0039】なお、作業禁止領域が上方もしくは下方の
いずれかにのみ存在する場合には、これに応じて前記直
線41,42の一方のみを表示するようにすればよい。
【0040】図6(a)に示す作業半径制限表示及び揚
程制限表示は、作業半径の上限を示す垂直線43と、揚
程の上限を示す水平線44とからなり、各線43,44
の外側領域(作業禁止領域)43a,44aがハッチン
グ表示されるとともに、前記作業半径上限の数値表示4
3b及び揚程上限の数値表示44bが行われる。
【0041】前記各表示を合成したものを図7に示す。
この表示において、直線41〜44で囲まれた領域が作
業許容領域となる。そして、各直線41〜44のいずれ
かを実作業位置が超えた場合には、その直線に相当する
作業禁止領域(例えば実際の揚程が水平線44を超えた
場合には領域44a)を強調表示することにより、現在
の作業位置が作業禁止領域に入ったこと、及びその入っ
た作業禁止領域の判別を運転者に即座に知らせることが
できる。
【0042】3)ジブ制限領域表示モード(図8) このモードでは、水平線、垂直線及び円弧で囲まれた扇
形閉曲線50内に、ジブ起伏角度下限を示す直線51及
び数値表示51bと、ジブ起伏角度上限を示す直線52
及び数値表示52bとが表示されるとともに、実際のジ
ブ7の起伏角度が前記下限を逸脱した場合には下側禁止
領域表示部分51aが強調表示され、ジブ7の起伏角度
が前記上限を逸脱した場合には上側禁止領域表示部分5
2aが強調表示される。
【0043】4)旋回制限領域表示モード(図9) この表示モードは、全周にわたる旋回領域を旋回許容領
域と旋回禁止領域とに判別する表示をするためのもので
あり、具体的には画面上に次の項目が表示される。
【0044】・指標60(図例では×印):この指標6
0は、画面上に想定された原点O(この原点Oは特に表
示しなくてもよい。)から画面上方に一定距離離れた位
置に表示される。
【0045】・円61(実線表示):この円61は、前
記指標60を通り、かつ、前記原点Oを中心とする。
【0046】・領域境界線(破線表示)62,63:こ
の領域境界線62,63は、予め設定された角度領域で
ある旋回禁止領域と、それ以外の角度領域である旋回許
容領域との境界を示す旋回半径方向の直線であり、その
近傍には、当該領域境界線62,63までの旋回残り角
度(領域境界線62,63と指標60を通る半径直線と
で挟まれる角度)の数値表示62b,63bが付され
る。
【0047】・円弧64:前記原点Oを中心とする円弧
であり、旋回許容領域側に表示される。この円弧64の
有無により、旋回許容領域と旋回禁止領域との判別がで
きる。
【0048】このモードでの表示制御動作は次のとおり
である。
【0049】a)実際のブーム6の旋回に伴い、当該ブ
ーム6の旋回位置を示す指標60の位置は固定したま
ま、領域境界線62,63及び円弧64を原点O回りに
実旋回の向きと反対の向きに旋回させる(図9(a)と
(b)とを比較参照)。例えば、上部旋回体4が上から
見て時計回り方向に旋回駆動された場合には、それと同
等の角速度で領域境界線62,63及び円弧64を画面
上において反時計回り方向に旋回表示する。
【0050】b)図6(b)に示すように旋回禁止領域
内に指標60が入った時点で、前記旋回禁止領域に相当
する部分にも円弧65を表示するとともに、この円弧6
5と円61とで囲まれた部分(旋回禁止領域に相当する
部分)66を強調表示(例えば点滅表示、反転表示、異
色表示)する。
【0051】5)車体傾斜表示モード(図10,図1
1) このモードは、本発明にかかる表示装置に該当する表示
モードであり、車体(図1では下部走行体2)の傾斜状
態を幾何学的に表示するモードである。具体的には、画
面上に次の項目が表示される。
【0052】・水準器模式図70 この模式図70は、従来から一般に用いられている水準
器を模式的に表示したものであり、図例では、一定の円
内に左右傾斜表示部71と前後傾斜表示部72とが略T
字状に配された構成となっている。
【0053】左右傾斜表示部71は、基本的に画面の左
右方向(第1方向;後述のようにこの画面上での方向は
上部旋回体4の旋回に伴って変化する。)に延び、か
つ、その長手方向に複数の目盛が並設されてなるもので
あり、これに加えて現在の左右方向の傾斜角度に相当す
る区分に黒丸からなる指標71aが表示されるものであ
る。
【0054】図例では、左傾斜角度大、左傾斜角度中、
傾斜角度小(傾斜角度0も含む)、右傾斜角度中、右傾
斜角度大の5つの区分が設定されており、例えば下部走
行体2が左側に中程度の角度(例えば1°)だけ傾斜し
ている場合には、図10(a)の状態で左から2番目の
区分に黒丸からなる指標71aが表示され(図示)、下
部走行体2が右側に大きな角度(例えば2°以上)で傾
斜している場合には、同図(b)の状態で最も右側の区
分に指標71aが表示されるようになっている。
【0055】前後傾斜表示部72は、基本的に画面の上
下方向(第1方向と直交する第2方向;この方向も上部
旋回体4の旋回に伴って変化する。)に延び、その上下
方向に複数の目盛が並設されてなり、かつ、現在の前後
方向の傾斜角度に相当する位置に黒丸からなる指標72
aが表示されるものである。
【0056】図例では、前傾斜角度大、前傾斜角度中、
傾斜角度小(傾斜角度0も含む)、後傾斜角度中、後傾
斜角度大の5つの区分が設定されており、例えば下部走
行体2が後側に中程度の角度(例えば1°)だけ傾斜し
ている場合には、図10(a)の状態で下から2番目の
区分に指標72aが表示され(図示)、前側に大きな角
度(例えば2°以上)で傾斜している場合には、同図
(a)の状態で最も上側の区分に指標72aが表示され
るようになっている。
【0057】なお、前記指標71a,72aの具体的な
形状は問わず、その表示位置によって現在の傾斜状態が
認識できるものであればよい。
【0058】・数値表示部71b,72b 前記水準器模式図70の近傍には、左右方向についての
傾斜角度を数値表示する数値表示部71bと、前後方向
についての傾斜角度を数値表示する数値表示部72bと
が表示され、その表示によって、傾斜角度についてのよ
り正確な情報が提供されるようになっている。
【0059】・アウトリガ表示部73L,73R,74
L,74R これらの表示部は、それぞれ、左前アウトリガジャッキ
10、右前アウトリガジャッキ10、左後アウトリガジ
ャッキ10、右後アウトリガジャッキ10についての伸
縮動作及び張出動作を示すものであり、該当するアウト
リガジャッキ10が動作している場合に表示されるもの
である。これらアウトリガ表示部73L,73R,74
L,74Rの表示位置は、前記水準器模式図70の左上
位置、右上位置、左下位置、右下位置であり、その表示
内容は次の表1に示すとおりである。
【0060】
【表1】
【0061】・メッセージ表示部75:前記水準器模式
図70の下側に設けられ、異常発生時にその内容を文で
表示するものである。具体的に、車体が所定角度以上傾
斜している場合には、「車体が○○°以上傾いていま
す。再設定してください。」と表示し(図10(a)参
照)、前記車体傾斜検出器15を構成する前後傾斜セン
サあるいは左右傾斜センサ自体が異常の場合には、その
旨を表示する(同図(b)参照)。さらに、これらの異
常発生時に、その異常傾斜角度や異常センサに該当する
傾斜表示部全体を強調表示(例えば点滅表示、反転表
示、異色表示)すれば、より効果的である(図10
(b)の左右傾斜表示部71を参照)。
【0062】この表示モードによれば、クレーン本体で
ある下部走行体2の傾斜状態を水準器模式図70という
形態で表示するようにしているので、運転作業者は、上
部旋回体4が旋回中であるか否かにかかわらず、クレー
ン本体の傾斜状態を視覚的にかつ直感的に一目で把握す
ることができる。
【0063】さらに、このモードにおいて、図11
(a)に示すように上部旋回体4が所定角度旋回すると
きに、その旋回に応じ、同図(b)に示すように前記水
準器模式図70及びアウトリガ表示部73L,73R,
74L,74Rを水準器模式図70の中心回りに前記旋
回の向きと反対の向きに同等の角速度で旋回表示するよ
うに車体傾斜表示制御手段26を構成することにより、
旋回中の運転作業者の感覚によりマッチした、実感しや
すい表示を実現できる。
【0064】6)目標点誘導表示制御モード(図12) このモードは、現在の吊荷位置からみて、予め設定され
た吊荷位置目標点がどの方向にどれだけ離れているかを
示して当該目標点まで現吊荷位置を誘導するものであ
る。
【0065】具体的には、画面中央に想定された原点O
を現在の吊荷位置とし、この吊荷位置から目標点までの
旋回半径方向の距離が上下方向の矢印81の数及び数値
表示81bによって表示されるとともに、現在の吊荷位
置から目標点までの旋回周方向の距離(旋回角度)が左
右方向の矢印82の数及び数値表示82bが表示され
る。
【0066】例えば、目標点が現在の吊荷位置から旋回
半径方向に相当な距離(例えば9m)離れており、か
つ、旋回周方向にも相当な角度(例えば9°)離れてい
る場合には、図12(a)に示すように、仮想原点Oか
ら上向きに旋回半径方向距離表示用矢印81が相当数
(図例では5個)表示されるとともに、前記原点Oから
左向きに旋回周方向距離表示用矢印82が相当数(図例
では5個)表示される。その後、ブーム操作によって目
標点が例えば現吊荷位置の旋回半径方向内側0.5m、旋
回周方向右側3°の位置まで近づいた場合には、同図
(b)に示すように、下向きの旋回半径方向距離表示用
矢印81が少数(図例では1個)表示されるとともに、
右向きの旋回周方向距離表示用矢印82が少数(図例で
は2個)表示される。
【0067】以上の実施の形態では、複数の表示モード
を具備するものを示したが、本発明はこれに限らず、少
なくとも、前記車体傾斜表示モードを具備するものにお
いて、当該表示モードについて適用することが可能であ
る。
【0068】また、前記車体傾斜表示モードを含めた複
数の表示モードを具備するものにおいて、検出されたク
レーンの作業状態が所定の緊急表示条件に該当する場合
には、選択スイッチ19の選択にかかわらず、現在の表
示モードを前記車体傾斜表示モードに切換えるように前
記モード切換手段21を構成することにより、現在の作
業状態により見合った表示を提供することが可能であ
る。
【0069】前記緊急表示条件としては、検出された傾
斜角度が一定値以上である場合や、アウトリガジャッキ
が作動している場合、あるいは、アウトリガジャッキ作
動のための操作がされている場合などが好適である。ア
ウトリガジャッキ作動時ではクレーン本体である下部走
行体2の支持状態が変化し、これによってその傾斜状態
も変化しやすいので、その場合に前記車体傾斜表示モー
ドを緊急表示することは非常に有効である。
【0070】また、その緊急表示の後、作業状態が前記
緊急表示条件に該当しなくなった時点、または当該時点
から所定の遅延時間が経過した時点で、選択スイッチ1
9により選択されている表示モードに切換えることによ
り、運転者がわざわざ選択スイッチ19を操作する手間
を省くことができる。
【0071】また、前記図10では、互いに直交する方
向に延びる左右方向傾斜部71と前後方向傾斜部72と
が組み合わされた、いわゆるT字型水準器の模式図70
を示したが、本発明にかかる「水準器模式図」は、その
傾斜表示形態が実際の水準器と近似するものであれば、
その具体的な形態を問わない。
【0072】図13は、いわゆる丸型水準器を模式的に
表した水準器模式図70を画面に表示する実施形態を示
したものである。図示の水準器模式図70は、円形の傾
斜表示部76を有し、この傾斜表示部76に、互いに直
交する第1座標軸77H及び第2座標軸77Vが設けら
れている。第1座標軸77Hは下部走行体2の左右方向
に相当するもので、第2座標軸77Vは下部走行体2の
前後方向に相当するものであり、両座標軸77H,77
Vの交点が直交座標系の原点に設定されるとともに、各
座標軸77H,77Vにそれぞれ座標位置を表す目盛が
付されている。
【0073】さらに、この座標平面上において、現在の
傾斜方向及び傾斜角度に相当する座標位置に、指標78
が表示されるようになっている。例えば、下部走行体2
が右側及び前側にそれぞれ所定角度傾斜している場合に
は、図13の位置に前記指標78が表示されるようにな
っている。
【0074】この表示においても、運転者は、現在の指
標78の位置から視覚的かつ直感的に現在の傾斜状態を
一目で把握することができる。そして、この表示形態に
おいても、上部旋回体4の旋回時にそれと逆の向きに等
角速度で水準器模式図70及びアウトリガ表示部73
L,73R,74L,74R全体を画面上で旋回させる
ことにより、旋回中の運転作業者の感覚によりマッチし
た、実感しやすい表示を実現することができる。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明は、旋回体に設けら
れた表示画面に、クレーン本体の傾斜角度を表す水準器
模式図を表示するようにしたものであるので、前記旋回
体の旋回にかかわらず、その旋回体上の運転作業者に対
し、視覚的かつ直感的に把握しやすい、認識容易な傾斜
状態の表示を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるクレーンの外観図
である。
【図2】前記クレーンに装備される表示装置の機能構成
を示すブロック図である。
【図3】(a)(b)は前記表示装置に設定された作業
能力表示モードのうちのメインモードの表示内容を示す
画面図である。
【図4】前記作業能力表示モードのうちのジブモードの
表示内容を示す画面図である。
【図5】前記表示装置に設定されたブーム制限領域表示
モードで表示されるブーム起伏角度制限表示の内容を示
す画面図である。
【図6】(a)(b)は前記ブーム制限領域表示モード
で表示される作業半径制限表示及び揚程制限表示の内容
を示す画面図である。
【図7】前記ブーム制限領域表示モードで最終的に表示
される合成表示を示す画面図である。
【図8】前記表示装置に設定されたジブ制限領域表示モ
ードで表示されるジブ起伏角度制限表示の内容を示す画
面図である。
【図9】(a)(b)は前記表示装置に設定された旋回
制限表示モードの表示内容を示す画面図である。
【図10】(a)(b)は前記表示装置に設定された車
体傾斜表示モードの表示内容を示す画面図である。
【図11】(a)は前記クレーンの上部旋回体が所定角
度旋回した状態を示す模式平面図、(b)は当該旋回時
に前記車体傾斜表示モードでの画面表示が旋回する様子
を示す画面図である。
【図12】(a)(b)は前記表示装置に設定された目
標点誘導表示モードの表示内容を示す画面図である。
【図13】図10とは別の実施の形態にかかる車体傾斜
表示を示す画面図である。
【符号の説明】
2 下部走行体(クレーン本体) 4 上部旋回体 6 ブーム 8 運転室 13 旋回角度検出器 20 表示制御装置 26 車体傾斜表示制御手段 28 ディスプレイ(表示画面) 70 水準器模式図 71 左右傾斜表示部 72 前後傾斜表示部 71a,72a 指標 71b,72b 数値表示部 73L,73R,74L,74R アウトリガ表示部 76 傾斜表示部 77H,77V 座標軸 78 指標
フロントページの続き Fターム(参考) 3F205 AA06 CA03 CB02 DA04 FA01 HA01 HA02 HA03 HA04 HA06 HB01 HB02 HB04 HB05 HB06 HC04 HC07 KA10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーン本体に旋回体が旋回可能に設け
    られ、この旋回体上に運転席が設けられたクレーンの表
    示装置において、前記クレーン本体の傾斜状態を検出す
    る傾斜検出手段と、前記旋回体上に設けられる表示画面
    と、前記傾斜検出手段で検出された傾斜状態を表す水準
    器模式図を前記表示画面に表示させる表示制御手段とを
    備えたことを特徴とするクレーンの表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクレーンの表示装置にお
    いて、前記水準器模式図は、検出された傾斜状態に対応
    する位置に指標が表示される傾斜表示部をもつものであ
    ることを特徴とするクレーンの表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のクレーンの表示装置にお
    いて、前記水準器模式図は、第1の方向に延びる表示領
    域を有し、その表示領域内でクレーン本体の左右方向の
    傾斜角度に相当する位置に指標が表示される左右傾斜表
    示部と、前記第1の方向と直交する第2の方向に延び、
    その表示領域内でクレーン本体の前後方向の傾斜角度に
    相当する位置に指標が表示される前後傾斜表示部とが組
    み合わされてなることを特徴とするクレーンの表示装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のクレーンの表示装置にお
    いて、前記水準器模式図は、クレーン本体の左右方向及
    び前後方向に対応する直交座標系が設定された傾斜表示
    部を有し、その座標平面上において前記傾斜状態に対応
    する座標位置に前記指標が表示されるものであることを
    特徴とするクレーンの表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のクレー
    ンの表示装置において、前記水準器模式図の近傍に検出
    傾斜角度を表す数値を表示させるように前記表示制御手
    段が構成されていることを特徴とするクレーンの表示装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のクレー
    ンの表示装置において、前記傾斜検出にかかる異常の発
    生時に警告表示を行わせるように前記表示制御手段が構
    成されていることを特徴とするクレーンの表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のクレーンの表示装置にお
    いて、検出傾斜角度が一定値以上であるときに警告表示
    を行わせるように前記表示制御手段が構成されているこ
    とを特徴とするクレーンの表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のクレーンの表示装置にお
    いて、傾斜検出手段自体が異常であるときに警告表示を
    行わせるように前記表示制御手段が構成されていること
    を特徴とするクレーンの表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれかに記載のクレー
    ンの表示装置において、前記警告表示は前記水準器模式
    図の一部を強調表示するものであることを特徴とするク
    レーンの表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載のクレ
    ーンの表示装置において、前記旋回体の旋回状態を検出
    する旋回検出手段を備えるとともに、当該旋回体の旋回
    時にその旋回の向きと逆の向きに前記水準器模式図を画
    面上で旋回させるように前記表示制御手段が構成されて
    いることを特徴とするクレーンの表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9のいずれかに記載のクレ
    ーンの表示装置において、前記水準器模式図の周囲にク
    レーンのアウトリガジャッキの作動状態を示すアウトリ
    ガ表示部を表示させるように前記表示制御手段が構成さ
    れていることを特徴とするクレーンの表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のクレーンの表示装置
    において、前記旋回体の旋回状態を検出する旋回検出手
    段を備えるとともに、当該旋回体の旋回時にその旋回の
    向きと逆の向きに前記水準器模式図及びアウトリガ表示
    部を画面上で旋回させるように前記表示制御手段が構成
    されていることを特徴とするクレーンの表示装置。
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