JP2010159148A - 作業車のジャッキ反力表示装置及び作業車 - Google Patents

作業車のジャッキ反力表示装置及び作業車 Download PDF

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Abstract

【課題】アウトリガの接地状態の安全度をリアルタイムに把握できる作業車のジャッキ反力表示装置を提供する。
【解決手段】アウトリガと、アウトリガの張出幅を検出する張出幅検出器41〜44と、アウトリガのジャッキ反力を検出するジャッキ反力検出器31〜34と、作業車の安全についての情報を表示する表示モニタ60と、を備える作業車のジャッキ反力表示装置Sである。
そして、張出幅に基づいて各アウトリガの基準反力を設定する基準反力設定手段51と、ジャッキ反力の基準反力に対する偏差に応じて変化する表示色又は表示図形を選択する表示選択手段52と、表示モニタ60内の各アウトリガに対応する位置に選択された表示色又は表示図形を描画する画像データ作成手段53と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業車のジャッキ反力を表示するジャッキ反力表示装置と作業車に関するものである。
従来、移動式クレーンのアウトリガの反力を検出して、その検出値に基づいて転倒を防止する移動式クレーンの転倒防止装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、アウトリガの接地反力が規定値以上の場合には表示部に表示し、規定値に達しない場合には警報を発する作業車の支持状態表示装置が開示されている。
また、特許文献2には、各ジャッキに反力検出手段を設け、支持反力が所定値以下となったときに各ジャッキに取り付けた表示灯を点灯させる移動式クレーンのアウトリガ設置確認装置が開示されている。
特許3231512号公報 実開平6−49499号公報
しかしながら、前記した特許文献1,2の構成は、アウトリガの接地状態の安全度をリアルタイムに把握できるものではなかった。
そこで、本発明は、アウトリガの接地状態の安全度をリアルタイムに把握できる作業車のジャッキ反力表示装置とこれを備える作業車とを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の作業車のジャッキ反力表示装置は、アウトリガと、前記アウトリガの張出幅を検出する張出幅検出器と、前記アウトリガのジャッキ反力を検出するジャッキ反力検出器と、作業車の安全についての情報を表示する表示モニタと、を備える作業車のジャッキ反力表示装置であって、前記張出幅に基づいて各アウトリガの基準反力を設定する基準反力設定手段と、前記ジャッキ反力の前記基準反力に対する偏差に応じて変化する表示色又は表示図形を選択する表示選択手段と、前記表示モニタ内の各アウトリガに対応する位置に選択された表示色又は表示図形を描画する画像データ作成手段と、を備えることを特徴とする。
また、ブーム姿勢を検出するブーム姿勢検出器と、ブーム荷重を検出するブーム荷重検出器と、を備えており、前記基準反力設定手段は、前記張出幅と前記ブーム姿勢と前記ブーム荷重とに基づいて各アウトリガの基準反力を設定する構成にできる。
このように、本発明の作業車のジャッキ反力表示装置は、アウトリガの張出幅に基づいて各アウトリガの基準反力を設定する基準反力設定手段と、ジャッキ反力の基準反力に対する偏差に応じて変化する表示色又は表示図形を選択する表示選択手段と、表示モニタ内の各アウトリガに対応する位置に選択された表示色又は表示図形を描画する画像データ作成手段と、を備えている。
したがって、表示モニタ内の各アウトリガの表示色又は表示図形を見ることで、アウトリガの接地状態の安全度をリアルタイムに把握できる。
また、ブーム姿勢検出器とブーム荷重検出器とを備えており、基準反力設定手段は、張出幅とブーム姿勢とブーム荷重とに基づいて各アウトリガの基準反力を設定することで、接地面の地盤の緩みやジャッキの油漏れなどの異常を認識できる。
実施例1の作業車のジャッキ反力表示装置の構成を説明するブロック図である。 高所作業車の全体構成を説明する斜視図である。 高所作業車の全体構成を説明する平面図である。 ジャッキアップの際に表示モニタに表示される画像の構成を説明する説明図である。 ジャッキ反力と表示色との対応関係を説明する説明図である。 実施例2の作業車のジャッキ反力表示装置の構成を説明するブロック図である。 実施例3の作業車のジャッキ反力表示装置の構成を説明するブロック図である。 作業中に表示モニタに表示される画像の構成を説明する説明図である。 作業中に表示モニタに表示される画像の構成を説明する説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、図2,3を用いて、作業車としての高所作業車1の全体構成を説明する。ここにおいて、本発明における作業車とは、高所作業車1に限定されるものではなく、オールテレーンクレーン、ラフテレーンクレーン、カーゴクレーン、穴掘建柱車など転倒防止のアウトリガ19a〜19d(図2,3参照)を装備したものであればどのような車両であってもよい。
本実施の形態の高所作業車1は、走行機能を有する車両の本体部分である車体11と、この車体11に水平旋回可能に取り付けられた旋回台12と、この旋回台12の一部である固定されたブラケット13と、このブラケット13に取り付けられた作業機としてのブーム14と、車体11の四隅に設けられたアウトリガ19a〜19dと、を備えている。
ブーム14は、基端ブーム141と中間ブーム142と先端ブーム143とによって入れ子式に構成されており、油圧シリンダ(不図示)によって伸縮できるようになっている。
さらに、基端ブーム141は、ブラケット13に水平に設置された支持軸15によって付根側の基端部がブラケット13に回動可能に取り付けられている。
そして、ブラケット13と基端ブーム141の先端近傍との間には起伏シリンダ(油圧シリンダ)16が架け渡されており、この起伏シリンダ16を伸縮することでブーム14を起伏することができる。
また、先端ブーム143の先端には、作業者が高所作業を行うために搭乗する作業台としてのバケット17が水平を維持した状態で左右に回動自在に取り付けられている。
このバケット17には、作業者がバケット17に乗った状態でブーム14の旋回・起伏・伸縮操作とバケット17の首ふり(回動)操作ができるように、操作レバーや操作選択スイッチなどを有する上部操作装置18が設けられている。
また、車体11の後部には、操作装置収納部20が設けられており、内部に上部操作装置18と略同様な構成の下部操作装置21が設置されている。
そして、上部操作装置18及び下部操作装置21には、安全についての情報を表示する表示モニタ60が設けられている。
この表示モニタ60は、液晶等を用いた白黒又はカラーのディスプレイであり、高所作業車1の安全についての情報として、ブーム14の起伏角度や長さや旋回角度などのブーム姿勢に関する情報や、アウトリガ19a〜19dの張出幅やジャッキ反力値などのアウトリガに関する情報や、作業半径などが表示される。なお、表示モニタ60をクレーンに用いる場合には、操作室の操作画面や遠隔操作用のリモコンの操作画面を用いることもできる。
さらに、アウトリガ19a〜19dは、高所作業車1の転倒を防止するためのものであり、車体11のフロント側とリヤ側の左右に互い違いに張り出すように設けられている。
そして、このアウトリガ19a〜19dは、左右に張出・格納可能なスライド部191と、このスライド部191の先端から上下に伸縮可能なジャッキ部192とを備えている。
加えて、後述するように、このアウトリガ19aのスライド部191には張出幅を検出する張出幅検出器41(図1参照)が取付けられ、ジャッキ部192にはジャッキ反力を検出するジャッキ反力検出器31が取付けられている。
また、図3に示すように、四隅のアウトリガ19a〜19dのジャッキ中心を結ぶ平行四辺形状の安定支線71〜74(二点鎖線)は、車両が転倒しない場合に車両の重心が位置できる範囲を表示するもので、バケット17に搭乗して作業をする場合の安定計算の支点を連ねた直線である。
したがって、この安定支線71〜74は、アウトリガ19a〜19dの張出幅によって、長さ・位置・方向などが変化することになる。
次に、主に車体11に内蔵されている作業車のジャッキ反力表示装置Sの構成について、図1を用いて説明する。
本実施の形態の作業車のジャッキ反力表示装置Sは、図1に示すように、アウトリガ19a〜19dのジャッキ部192,・・・に地盤から作用するジャッキ反力を検出するジャッキ反力検出器31〜34と、スライド部191,・・・が車体11の側方に張り出す長さを検出する張出幅検出器41〜44と、マイクロコンピュータによって構成される制御装置50と、作業車の安全についての情報を表示する表示モニタ60と、を備えている。
このジャッキ反力検出器31〜34は、例えばジャッキ部192,・・・の油圧シリンダの保持側圧力を計測する圧力検出器であり、右前、右後、左後、左前のそれぞれのアウトリガ19a〜19dに個別に取付けられている。
また、張出幅検出器41〜44は、例えばコードリールにポテンションメータを組み合わせ、引き出されたコードの長さをポテンションメータの回転角度によって計測する長さ検出器であり、右前、右後、左後、左前のそれぞれのアウトリガ19a〜19dに個別に取付けられている。
そして、本実施の形態の制御装置50は、CPUやメモリやハードディスクなどを備えたマイクロコンピュータによって構成されるもので、張出幅検出器41〜44によって検出された張出幅に基づいてそれぞれのアウトリガ19a〜19dの基準反力を設定する基準反力設定手段51と、ジャッキ反力検出器31〜34によって検出されたジャッキ反力の基準反力に対する偏差に基づいて変化する表示色又は表示図形を選択する表示選択手段52と、表示モニタ60内の各アウトリガ19a〜19dに対応する位置に選択された表示色又は表示図形を描画する画像データ作成手段53と、を備えている。
この基準反力設定手段51は、張出幅検出器41〜44で検出された張出幅に基づいて、各ジャッキ19a〜19dの基準反力を幾何計算によって演算したり、あらかじめ演算しておいてテーブル(表)中から選択したりする。
ここにおいて、本実施の形態の基準反力とは、ブーム14が格納されている状態で車体11の水平を保持しつつジャッキ部192,・・・を伸長した場合に、アウトリガの張出幅に基づいて変化する各ジャッキ部192,・・・のジャッキ反力の予測値をいう。
なお、この基準反力は、上記のジャッキ反力の予測値に一定の割合を乗じた値(例えば、予測値の90%)であってもよい。
また、表示選択手段52は、図5(a)に示すように、基準反力(予測値)と検出されたジャッキ反力(実測値)とを比較し、ジャッキ反力の基準反力に対する偏差が小さい場合には緑色や青色を表示し、偏差が大きい場合で基準反力以下の場合には黄色や橙色や赤色を表示し、偏差が大きい場合で基準反力より大きい場合には濃緑色や濃青色などを選択する。
なお、表示選択手段52によって選択される表示は、上記した表示色に限られるものではなく、白黒の濃淡表示であってもよいし、反力の大小に従い棒グラフが伸縮するものであってもよいし、表示される図形の大きさや形状が偏差に応じて変化する表示図形などであってもよい。
さらに、画像データ作成手段53は、表示モニタ60内に、図4に示すように、それぞれのアウトリガ19a〜19dに対応する位置80a〜80dに選択された表示色を描画するとともに、後述する実施例3に説明するように、安定支線81〜84や定格重心位置範囲85や総合重心位置86などを描画する。
次に、作業現場に到着した高所作業車1が作業を開始する際に、アウトリガ19a〜19dを接地させる場合の作業車のジャッキ反力表示装置Sによる制御手順について主に図4,5を用いて説明する。
まず、ブーム14を格納した姿勢である走行姿勢のままで、オペレータは操作レバーを倒して、アウトリガ19a〜19dのスライド部191,・・・を張出位置まで引き出したうえで、ジャッキ部192,・・・を徐々に伸長していく(図1,2参照)。
基準反力設定手段51は、張出幅検出器41〜44によって計測された張出幅を受信し、この計測された張出幅に基づいて幾何計算を行うことで基準反力を演算する。
この基準反力は、格納姿勢における車両の重心位置及び重量とアウトリガ19a〜19dの張出幅によって演算される。
なお、この演算自体は、あらかじめ実行しておいて結果をデータベースとして備えており、データベースの中から基準反力を選択することもできる。
そして、4本あるジャッキ部192,・・・を伸長し、ジャッキ部192が接地した順に、表示モニタ60内のアウトリガ19a〜19dに対応する位置80a〜80dに赤色表示をする。
この際、表示選択手段52は、図5に示すように、上記の基準反力とジャッキ反力検出器31〜34によって計測されたジャッキ反力とを比較し、偏差が大きいと判断して赤色表示を選択する。
さらに、画像データ作成手段53は、図4に示すように、表示モニタ60内のそれぞれのアウトリガ19a〜19dに対応する位置80a〜80dに選択された赤色表示を描画する。
表示モニタ60を見て赤色表示を確認したオペレータは、アウトリガ19a〜19dのジャッキ部192,・・・が伸長しておらず、まだ伸長代があることを把握して、引き続き操作レバーによってジャッキ部192,・・・を伸長させる。
そして、ジャッキ部192,・・・を伸長させていくと、基準反力に対するジャッキ反力の増大に伴って、表示選択手段52は黄色表示又は橙色表示から緑色表示又は青色表示へと選択する表示色を変えていく。
これに応じて、画像データ作成手段53は、アウトリガ19a〜19dに対応する位置80a〜80dに表示される表示色を、黄色表示又は橙色表示から緑色表示又は青色表示へと変える。
最終的に、すべてのアウトリガ19a〜19dが基準反力に達したり、基準反力の上下の所定の基準範囲に達したりすれば、すべてが緑色表示又は青色表示となり、ジャッキ部192,・・・の伸長長さが所定の長さに達すれば、オペレータはジャッキ部192,・・・の伸長を停止する。
次に、本実施の形態の作業車のジャッキ反力表示装置Sの作用について説明する。
このように、本実施の形態の作業車のジャッキ反力表示装置Sは、アウトリガ19a〜19dの張出幅に基づいて各アウトリガ19a〜19dの基準反力を設定する基準反力設定手段51と、ジャッキ反力の基準反力に対する偏差に応じて変化する表示色又は表示図形を選択する表示選択手段52と、表示モニタ60内の各アウトリガ19a〜19dに対応する位置80a〜80dに選択された表示色又は表示図形を描画する画像データ作成手段53と、を備えている。
したがって、表示モニタ60内の各アウトリガに対応する位置80a〜80dに表示された表示色又は表示図形を見ることで、アウトリガ19a〜19dの接地状態の安全度をリアルタイムに把握できる。
つまり、アウトリガ19a〜19dが伸長していく途中の段階の安全度を一見して把握できる形式によって表示することで、オペレータは全体のバランスを見ながら安全にジャッキアップを行うことができる。
このようにリアルタイムにアウトリガ19a〜19dの全体の接地状態の安全度を把握できるようになれば、車体11が傾斜している場合などにはすぐに気付いてジャッキアップを停止できるようになる。
さらに、表示色などの変化を見ていてジャッキ反力が増えるべきところで増えないことを確認できれば、接地面の地盤が緩んだり、ジャッキの油漏れが発生したりしたことを迅速に察知できるようになる。
そして、後述する実施例3で説明するように、総合重心位置や定格重心位置範囲とともに上記表示色を表示すれば、総合重心位置の移動に伴って各ジャッキ反力が変化することを把握できるようになり、容易かつ詳細にジャッキアップ状態を把握できることとなる。
また、基準反力設定手段51は、車体11が水平姿勢にあることを前提として各アウトリガ19a〜19dの基準反力を設定することで、高所作業車1が傾いた状態で設置完了となることを防止できる。
すなわち、ジャッキ反力の検出精度が高い場合には、水平姿勢を前提として基準反力を定めておけば、仮に車体11が傾いていれば青色表示がされないこととなるため、車体11が傾斜していることを間接的に察知できる。
さらに、本実施の形態の作業車としての高所作業車1は、上記した作業車のジャッキ反力表示装置Sを備えることで、アウトリガ19a〜19dの接地状態の安全度をリアルタイムに把握できる安全性の高い作業車となる。
以下、前記実施例1とは別の作業車のジャッキ反力表示装置S1について、図6を用いて説明する。なお、前記実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
まず、構成について説明すると、本実施例の作業車のジャッキ反力表示装置S1は、図6に示すように、ジャッキ反力検出器31〜34や張出幅検出器41〜44に加えて、ブーム姿勢検出器45と、ブーム荷重検出器46と、表示切替スイッチ47と、を備えている。
このブーム姿勢検出器45は、ブーム14の長さを計測するブーム長さ検出器451、ブーム14の起伏角度を計測するブーム起伏角検出器452、ブーム14を搭載する旋回台12の車体11に対する旋回角度を計測するブーム旋回角検出器453により構成されている。
また、ブーム荷重検出器46は、例えばブーム14の伸縮シリンダや起伏シリンダに取付けられて保持側圧力を計測する圧力検出器であり、ブーム姿勢検出器45によって計測されたブーム姿勢に基づいて荷重を逆算することができる。
次に、高所作業車1がアウトリガ19a〜19dを接地させたうえでブーム14を用いて作業をする場合の作業車のジャッキ反力表示装置S1による制御手順について説明する。
オペレータがバケット17に搭乗してブーム14を伸縮・起伏させて作業する際には、基準反力設定手段51は、張出幅だけでなく、ブーム姿勢とブーム荷重をも考慮して各アウトリガ19a〜19dの基準反力を幾何学的な計算に基づいて設定する。
ここにおいて、本実施例の基準反力とは、車体11の水平を保持しつつジャッキ部192,・・・を伸長してアウトリガ19a〜19dの接地を完了し、ブーム14が作業状態にある場合に、アウトリガ19a〜19dの張出幅、ブーム姿勢、ブーム荷重に基づいて変化する各ジャッキ部192,・・・のジャッキ反力の予測値をいう。
この基準反力は、格納姿勢における車両の重心位置及び重量とアウトリガ19a〜19dの張出幅によって演算される。
つづいて、表示選択手段52は、基準反力とジャッキ反力とを比較し、偏差が所定値以下の状態では表示色又は表示図形を選択せず、偏差が所定値より大きい状態では表示色又は表示図形を選択する。
そして、画像データ作成手段53は、偏差が所定値以下の状態では表示色又は表示図形を表示モニタ60内に描画せず、偏差が所定値より大きい状態では表示色又は表示図形を表示モニタ60内に描画する。
さらに、画像データ作成手段53は、表示切替スイッチ47を切り替えることで、各アウトリガ19a〜19dのジャッキ反力の絶対値を表示モニタ60内の各アウトリガ19a〜19dに対応する位置80a〜80dに表示することもできる。
以上の各ステップを、サンプリング時間ごとに実行することで、ブーム14の移動中に連続的に表示色又は図形を表示することができるようになる。
次に、作用について説明する。
このように、本実施例の作業車のジャッキ反力表示装置S1は、ジャッキ反力検出器31〜34や張出幅検出器41〜44に加えて、ブーム姿勢検出器45とブーム荷重検出器46とを備えており、基準反力設定手段51は、張出幅とブーム姿勢とブーム荷重とに基づいて各アウトリガ19a〜19dの基準反力を設定することで、接地面の地盤の緩みやジャッキの油漏れなどの異常を認識できる。
つまり、作業中にジャッキ反力が増えるべきところで増えないことを察知することによって、接地面の地盤が緩む、ジャッキ部192,・・・が油漏れする、などの異常を認識することができる。
例えば、車両後方にブーム14を張り出して作業する場合には、当然に後方のアウトリガ19b,19cのジャッキ反力が大きくなることが予測されるが、そうならずにアウトリガ19bのジャッキ反力が小さいままであれば、アウトリガ19b近傍の地盤が緩んでいたり、ジャッキ部192が油漏れしていたりすることがわかる。
この際、表示選択手段52は、偏差が所定値以下の状態では表示色又は表示図形を選択せず、偏差が所定値より大きい状態では表示色又は表示図形を選択することで、基準反力値として転倒状態の値を採用した場合には安全であると認識しないようになる。
すなわち、作業中にアウトリガ19a〜19dのジャッキ反力の基準反力に対する偏差を表示する場合には、安全を示す緑色表示や青色表示は行わないようにし、以上を示す黄色表示や橙色表示や赤色表示のみを表示する。
これは、偏差が小さい場合ではあっても、作業中のブーム14の姿勢によっては、アウトリガ19a〜19dの基準反力がゼロとなったり、過大(転倒がもたない状態)となったりする場合もあるため、このような場合には偏差が小さくても安全な状態ではないことを考慮したものである。
そして、画像データ作成手段53は、各アウトリガ19a〜19dのジャッキ反力の絶対値を表示モニタ60内の各アウトリガ19a〜19dに対応する位置に表示することで、オペレータは実際に計測された反力値を見ながら操作できるため、より安全に作業できる。
つまり、ジャッキ反力の変化に伴って表示色を変化させるだけでは、ジャッキ反力の微妙な変化は判読しにくいが、絶対値で表示すればジャッキ反力の微妙な変化を判読しやすくなる。
この場合、ジャッキ反力の絶対値は、表示色又は表示図形と同時に表示するものでなくてもよく、表示切替スイッチ47によって単独表示されるものであってもよい。
加えて、図5(b)に示すように、表示選択手段52は、基準反力と比較することなく、ジャッキ反力検出器31〜34によって計測されたジャッキ反力の絶対値のみに基づいて、表示色又は表示図形を選択することもできる。
なお、この他の構成および作用効果については、前記実施例1と略同様であるため説明を省略する。
以下、前記実施例1,2とは別の作業車のジャッキ反力表示装置S2について、図7,8,9を用いて説明する。なお、前記実施例1,2で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
まず、構成について説明すると、本実施例の作業車のジャッキ反力表示装置S2は、主に作業車としてのクレーンに適用されるものであり、図7に示すように、基準反力設定手段51、表示選択手段52、画像データ作成手段53に加えて、総合重心位置演算手段54、各部重量重心位置データ記憶手段55、定格安定性能記憶手段56、定格重心位置範囲演算手段57などを備えている。
なお、総合重心位置演算手段54、各部重量重心位置データ記憶手段55、定格安定性能記憶手段56、定格重心位置範囲演算手段57の各手段はいずれもCPUやメモリやハードディスクなどを備えたマイクロコンピュータによって構成される制御装置50において実行される。
総合重心位置演算手段54は、張出幅検出器41〜44及びジャッキ反力検出器31〜34からの信号により作業車の総合重心位置を演算するものである。この総合重心位置演算手段54は、4つのジャッキ反力及びその位置から総合重心位置を演算するので、作業中であれば吊荷荷重も含む総合重心位置を演算することができる。
また、各部重量重心位置データ記憶手段55は、作業車を構成する車体11、旋回台12、ブラケット13、ブーム14、アウトリガ19a〜19dなどのすべての構成部分の重量データ及び重心データを記憶する。
さらに、定格安定性能記憶手段56は、作業車のブーム14による作業において、安定に対して所定の余裕を保持しながら吊上げることができる荷重としての定格安定性能をブーム姿勢及び張出幅と関連付けて記憶する。
そして、定格重心位置範囲演算手段57は、張出幅検出器41〜44、定格安定性能記憶手段56、各部重量重心位置データ記憶手段55及びブーム姿勢検出器45からの信号により定格重心位置範囲85を演算するものである。
ここで、定格重心位置範囲85とは、ブーム14先端にそのときのブーム姿勢によって定まっている安定に対する定格荷重を吊ったとした場合の総合重心位置を、全旋回角に渡って演算し表示したときに所定の矩形等として示される範囲である。
次に、本実施例の作業車のジャッキ反力表示装置S2の作用について説明する。
図8は、作業車の作業中に表示モニタ60内に表示される内容を示している。
この状態では、ブーム14が右前方のアウトリガ19aのジャッキ部192の方向に旋回しているため、総合重心位置86はこのジャッキ部192に対応する位置80aに近づいている。
一方、総合重心位置86は、定格重心位置範囲85の右端からは距離L1だけ離れており、転倒支線81からは距離L2だけ離れているため、安定定格性能及び安定限界状態までは余裕があることが判る。
このように、定格重心位置範囲85や転倒支線81と総合重心位置86との距離を直感的かつ瞬時に把握できるため、作業車がどの程度の安定度を有しているのかを容易に知ることができる。
さらに、L3>L1、L4>L2であることを直感的に把握できるため、前側の安定よりも右側の安定の余裕が少ないことがわかり、右側に対してより注意を払えばよいことが判る。
このように、本実施例の総合重心位置表示装置によれば、作業中の安定状態をわかりやすく監視できるので作業車の転倒を防止して安全性の向上を図ることができる。
図9は、作業車の作業中にブーム14方向が真上になるようにアウトリガ19a〜19dの位置80a〜80dを回転した場合に表示モニタ60内に表示される内容を示している。図中、中央に伸びる棒状のものはブーム14に対応する位置87である。
この状態では、ブーム14は、右前方のアウトリガ19aに対応する位置80aのやや右側にある。
このとき、総合重心位置86は、ブーム14のやや左側にあるが、これは、旋回台12、ブーム14などからなる上部の重心位置が回転移動しても、車体11の重心位置は旋回角度に関係なく所定の位置で変化しないため、総合重心位置86がブーム14と一致しなくなるためである。
このように、本実施例の作業車のジャッキ反力表示装置S2は、総合重心位置演算手段54を備えており、画像データ作成手段53は、表示モニタ60内の各アウトリガ19a〜19dに対応する位置80a〜80dに相対的な総合重心位置86を描画することで、転倒支点を連ねた転倒支線81〜84と総合重心位置86との距離を直感的かつ瞬時に把握できる。
そして、定格安定性能記憶手段56及び各部重量重心位置データ記憶手段55と、作業車の定格重心位置範囲85を演算する定格重心位置範囲演算手段57と、を備えており、画像データ作成手段53は、表示モニタ60内の各アウトリガ19a〜19dに対応する位置80a〜80dと定格重心位置範囲85に相対的な総合重心位置86を描画することで、定格重心位置範囲85と総合重心位置86との距離を直感的かつ瞬時に把握できる。
また、画像データ作成手段53は、ブーム14が旋回した状態でも常にブーム14方向が真上に位置するように各アウトリガ19a〜19dに対応する位置80a〜80dを回転させて表示することで、運転室内で目の前にあるブーム14を基準としてジャッキの位置を知ることができる。
なお、この他の構成および作用効果については、前記実施例1,2と略同様であるため説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態及び実施例を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態及び実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態及び実施例では、偏差に応じて表示色又は表示図形を選択して表示する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、警告手段を設けて表示とともに警告することもできる。
S 作業車のジャッキ反力表示装置
1 高所作業車(作業車)
14 ブーム
19a〜19d アウトリガ
191 スライド部
192 ジャッキ部
31〜34 ジャッキ反力検出器
41〜44 張出幅検出器
45 ブーム姿勢検出器
46 ブーム荷重検出器
47 表示切替スイッチ
51 基準反力設定手段
52 表示選択手段
53 画像データ作成手段
60 表示モニタ
71〜74 安定支線
80a〜80d 対応する位置
81〜84 安定支線
85 定格重心位置範囲
86 総合重心位置

Claims (9)

  1. アウトリガと、前記アウトリガの張出幅を検出する張出幅検出器と、前記アウトリガのジャッキ反力を検出するジャッキ反力検出器と、作業車の安全についての情報を表示する表示モニタと、を備える作業車のジャッキ反力表示装置であって、
    前記張出幅に基づいて各アウトリガの基準反力を設定する基準反力設定手段と、前記ジャッキ反力の前記基準反力に対する偏差に応じて変化する表示色又は表示図形を選択する表示選択手段と、前記表示モニタ内の各アウトリガに対応する位置に選択された表示色又は表示図形を描画する画像データ作成手段と、を備えることを特徴とする作業車のジャッキ反力表示装置。
  2. ブーム姿勢を検出するブーム姿勢検出器と、ブーム荷重を検出するブーム荷重検出器と、を備えており、
    前記基準反力設定手段は、前記張出幅と前記ブーム姿勢と前記ブーム荷重とに基づいて各アウトリガの基準反力を設定することを特徴とする請求項1に記載の作業車のジャッキ反力表示装置。
  3. 前記表示選択手段は、前記偏差が所定値以下の状態では前記表示色又は前記表示図形を選択せず、前記偏差が所定値より大きい状態では前記表示色又は前記表示図形を選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の作業車のジャッキ反力表示装置。
  4. 前記画像データ作成手段は、各アウトリガのジャッキ反力の絶対値を前記表示モニタ内の各アウトリガに対応する位置に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の作業車のジャッキ反力表示装置。
  5. 前記基準反力設定手段は、車体が水平姿勢にあることを前提として各アウトリガの基準反力を設定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の作業車のジャッキ反力表示装置。
  6. 前記張出幅と前記ジャッキ反力とに基づいて作業車の総合重心位置を演算する総合重心位置演算手段を備えており、
    前記画像データ作成手段は、前記表示モニタ内の各アウトリガに対応する位置に相対的な前記総合重心位置を描画することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の作業車のジャッキ反力表示装置。
  7. 定格安定性能及び各部重量重心位置データを記憶する記憶手段と、
    前記張出幅と前記ブーム姿勢と記憶された定格安定性能及び各部重量重心位置データとに基づいて作業車の定格重心位置範囲を演算する定格重心位置範囲演算手段と、を備えており、
    前記画像データ作成手段は、前記表示モニタ内の各アウトリガに対応する位置と前記定格重心位置範囲に相対的な前記総合重心位置を描画することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の作業車のジャッキ反力表示装置。
  8. 前記画像データ作成手段は、ブームが旋回した状態でも常にブーム方向が真上に位置するように前記各アウトリガに対応する位置を回転させて表示することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の作業車のジャッキ反力表示装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の作業車のジャッキ反力表示装置を備えることを特徴とする作業車。
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