JPH0618120U - ブーム作業車の安全装置 - Google Patents
ブーム作業車の安全装置Info
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- JPH0618120U JPH0618120U JP6394592U JP6394592U JPH0618120U JP H0618120 U JPH0618120 U JP H0618120U JP 6394592 U JP6394592 U JP 6394592U JP 6394592 U JP6394592 U JP 6394592U JP H0618120 U JPH0618120 U JP H0618120U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アウトリガジャッキの反力に基づいてブーム
の作動規制を行うとともに、その張り出し量が変化した
ときにでも常に安定した車体支持を行わせる。 【構成】 車体11の前後左右に設けられたアウトリガ
ジャッキ20〜50に反力検出器27〜57と張り出し
量検出器26〜56とを設け、演算器71において、メ
モリ72に記憶された張り出し量と許容反力との関係か
ら、実張り出し量に対応する対応許容反力を読み出すと
ともに実反力をこの対応許容反力と比較演算し、この比
較演算により実反力が対応許容反力より大きいと判定さ
れたときには、ブームの作動規制を行ったり、警報ブザ
ー73を鳴らしたりする。なお、メモリ73に記憶され
た張り出し量と許容反力との関係は、アウトリガ張り出
し量が大きい程、許容反力が小さくなるようになってい
る。
の作動規制を行うとともに、その張り出し量が変化した
ときにでも常に安定した車体支持を行わせる。 【構成】 車体11の前後左右に設けられたアウトリガ
ジャッキ20〜50に反力検出器27〜57と張り出し
量検出器26〜56とを設け、演算器71において、メ
モリ72に記憶された張り出し量と許容反力との関係か
ら、実張り出し量に対応する対応許容反力を読み出すと
ともに実反力をこの対応許容反力と比較演算し、この比
較演算により実反力が対応許容反力より大きいと判定さ
れたときには、ブームの作動規制を行ったり、警報ブザ
ー73を鳴らしたりする。なお、メモリ73に記憶され
た張り出し量と許容反力との関係は、アウトリガ張り出
し量が大きい程、許容反力が小さくなるようになってい
る。
Description
【0001】
本考案は、高所作業車、クレーン車等のように車体上に起伏等が自在なブーム を備えたブーム作業車に関し、さらに詳しくは、このブーム作業車の車体を安定 良く支持するための安全装置に関する。
【0002】
高所作業車は車体上に起伏、伸縮、旋回等が自在なブームを備えるとともにこ のブームの先端に作業台を取り付けて構成されており、ブームを作動させて作業 者が搭乗した作業台を所定高所に移動させ、高所作業を行うようになっている。 このような高所作業を行う場合に、ブームの作動に応じてこのブームおよび作業 台の荷重により車体に加わる転倒方向モーメントが変動する。このような転倒方 向モーメントに対して、車体を安定した状態で支持するため、車体の前後左右4 箇所にアウトリガジャッキが設けられる。 このようなアウトリガジャッキは車体側方に張り出し自在であることが多く、 アウトリガジャッキを大きく張り出すほど、すなわち、張り出し量が大きいほど 、車体の安定性が増し、ブームの作動可能範囲が大きくなる。
【0003】 このようなアウトリガジャッキを備えた高所作業車等のようなブーム作業車に おいては、アウトリガジャッキにより支持した状態での安定性が損なわれないよ うな範囲でのブームの作動のみを許容すれば、安全な高所作業を行うことができ る。このため、従来からブームの作業範囲を車両の安定性が確保できる範囲内に 規制するような安全装置が種々考案されている。 例えば、ブームの起伏角、伸長量、旋回角等を検出してブームの位置を求め、 一方、アウトリガジャッキの張り出し量を検出してこの張り出し量に対応するブ ームの許容作業範囲を求め、ブームの位置がこの許容作業範囲を越えるようなブ ームの作動を規制する安全装置がある。
【0004】
しかしながら、このような安全装置の場合には、ブームの起伏角、伸長量、旋 回角等や、アウトリガジャッキの張り出し量等を検出する検出器が必要であり、 さらにこれら検出器の検出器に基づいてブーム位置の演算、許容作業範囲の演算 等を行うとともにこの演算に基づいてブームの作動を規制するコントローラが必 要であり、その装置が複雑且つ高価となるという問題がある。さらに、この安全 装置の場合には、作業台の荷重も検出する必要があり、装置がさらに複雑、高価 となり易いという問題がある。
【0005】 本考案はこのような問題に鑑みるとともに、ブームの作動に応じて車体に加わ るモーメント荷重はアウトリガジャッキの反力に対応するということに鑑み、ア ウトリガジャッキの反力に基づいてブームの作動規制を行い、車体支持の安定性 を確保できるような構成のブーム作業車の安全装置を提供することを目的とする 。特に、本考案においては、アウトリガジャッキの張り出し量に応じて車体支持 安定性が変動するということに鑑み、アウトリガジャッキの張り出し量が変化し たときにでも常に安定した車体支持を行わせるような構成のブーム作業車の安全 装置を提供することを目的とする。
【0006】
このような目的達成のため、本考案に係るブーム作業車の安全装置は、車体の 前後左右の4箇所に設けられた各アウトリガジャッキにアウトリガ反力検出器と アウトリガ張り出し量検出器とを設け、各アウトリガジャッキに加わる反力およ びアウトリガジャッキの張り出し量を検出できるようになし、演算器において、 メモリに予め設定記憶されたアウトリガ張り出し量に対する許容反力の関係から 、アウトリガ張り出し量検出器により検出された実張り出し量に対応する対応許 容反力を読み出すとともにアウトリガ反力検出器により検出した実反力をこの対 応許容反力と比較演算し、この比較演算により実反力が対応許容反力より大きい と判定されたときには、警報手段によりブームの作動に対する警報作動を行うよ うに構成されている。 なお、メモリに設定記憶されたアウトリガ張り出し量に対する許容反力の関係 は、アウトリガ張り出し量が大きい程、許容反力が小さくなるように設定されて いる。
【0007】
アウトリガ反力は、ブームおよびその先端の作業台の荷重等により車体に作用 するモーメント荷重に対応するものであるため、上記の構成の安全装置を用いれ ば、モーメント荷重が大きくなり車体の安定性が低下するような状態を、アウト リガの実反力が許容反力を越えたか否かを判断することにより検出することがで き、このようなときにはモーメント荷重が大きくなるようなブームの作動を規制 する等して安定性が低下するのを確実に防止することができる。この場合におい て、アウトリガジャッキの張り出し量が小さい場合と大きい場合とでは、アウト リガ反力が同じでも張り出し量が大きい方が安定性が良い。このようなことから 本考案の装置では、アウトリガ張り出し量が大きいほど、許容反力が小さくなる ように設定記憶されているため、アウトリガジャッキの張り出し量に拘らず常に 良好な安定性を確保することができる。 なお、このような本考案に係る安全装置の場合には、アウトリガジャッキの反 力と張り出し量とを検出するだけでよく、その装置構成が簡単で、低コストであ る。
【0008】
以下、図面を参照して本考案の好ましい実施例について説明する。 本考案に係るブーム作業車の一例として高所作業車10を図1に示している。 この高所作業車10の車体11には、水平旋回自在となった旋回台12が取り付 けられており、旋回台12には、テレスコープ式に伸縮自在に構成された伸縮ブ ーム13が起伏自在に取り付けられている。旋回台12は油圧旋回モータ12a により旋回作動され、伸縮ブーム13は起伏シリンダ14により起伏作動される とともに内蔵の伸縮シリンダ15により伸縮作動される。
【0009】 伸縮ブーム13の先端には、作業者搭乗用の作業台17が常時水平に保持され て取り付けられている。作業台17にはブーム操作装置18が設けられており、 作業台17に搭乗した作業者がブーム操作装置18を操作することにより、旋回 モータ12a、起伏シリンダ14および伸縮シリンダ15の作動を制御して伸縮 ブーム13の作動を制御し、作業台17を所定高所に移動させ高所作業が行われ る。 なお、図2に示すように、ブーム操作装置18が操作されると、その操作信号 がコントローラ70に送られ、コントローラ70からは信号ライン70aを介し てこの操作信号に対応する制御信号がブーム作動制御バルブ75に送られ、この ブーム作動制御バルブ75の作動が制御される。ブーム作動制御バルブ75は旋 回モータ12a、起伏シリンダ14および伸縮シリンダ15の作動を制御するバ ルブであり、このため、ブーム操作装置18の操作に応じて、旋回モータ12a 、起伏シリンダ14および伸縮シリンダ15の作動制御が行われる。
【0010】 このようにして伸縮ブーム13を作動させて高所作業を行う場合に車体11を 安定良く支持するため、車体11の側部における前後左右の4箇所に、アウトリ ガジャッキ20,30,40,50が図示のように設けられている。各アウトリ ガジャッキ20〜50はそれぞれ、車体11の側方に向かって伸縮自在なビーム 部材21,31,41,51の先端にジャッキ22,32,42,52を取り付 けて構成されている。各ビーム部材21〜51の伸縮作動は、それぞれ内蔵され た張り出しシリンダ24,34,44,54(但し、車体右側の張り出しシリン ダ44,54は図示せず)により行われる。
【0011】 各ジャッキ22,32,42,52は、下方に向かって伸縮自在に構成されて おり、下端に取り付けられた設置板23,33,43,53を接地させることに より、車体11を地面に対して支持する。このジャッキ22〜52の伸縮作動は 、内蔵のジャッキシリンダ25,35,45,55(但し、車体右側のシリンダ 45,55は図示せず)により行われる。
【0012】 各ビーム部材21〜51の伸縮作動および各ジャッキ22〜52の伸縮作動の 制御のため、アウトリガ操作レバー65a,67aが車体11の側部に設けられ ている。作業者は高所作業の開始時にこのアウトリガ操作レバー65a,67a を操作して、4つのアウトリガジャッキ20〜50により車体11を支持させた 後、伸縮ブーム13の作動を制御して高所作業を行う。
【0013】 このアウトリガジャッキ20〜50の作動制御回路を図2に示している。この 作動制御は、油圧ポンプ61から吐出されリリーフバルブ62により調圧された 作動油を、ビーム制御バルブ65およびジャッキ制御バルブ67を介して各張り 出しシリンダ24〜54と各ジャッキシリンダ25〜55に給排することにより 行われる。ビーム制御バルブ65およびジャッキ制御バルブ67はそれぞれアウ トリガ操作レバー65a,67aの操作に応じて作動する油圧制御バルブであり 、作業者によるこの操作レバー65a,67aの操作により作動制御がなされる 。
【0014】 このようにしてアウトリガジャッキ20〜50により車体11を支持させた状 態で伸縮ブーム13の作動を制御し高所作業を行うと、この伸縮ブーム13の作 動に応じて車体11に加わるモーメント荷重が変動する。そこで、この高所作業 車10には、このモーメント荷重を検出するとともにこのモーメント荷重が車体 の安定性を損なうほど大きくなる場合には、伸縮ブーム13の作動を規制して車 体の安定性を確保する安全装置が設けられている。
【0015】 この安全装置は、各張り出しシリンダ24〜54の張り出し量を検出するアウ トリガ張り出し量検出器26,36,46,56と、各ジャッキシリンダ25〜 55のボトム側油室内の油圧を検出して各ジャッキシリンダ25〜55の接地反 力を検出するアウトリガ反力検出器27,37,47,57と、これら検出器か らの検出信号を受けて必要に応じて警報作動を行わせるコントローラ70とを有 する。
【0016】 コントローラ70は、演算器71とメモリ72とを有しており、メモリ72に はビーム部材21〜51の張り出し量Sとジャッキシリンダ25〜55の許容接 地反力Raとの関係が予め設定記憶されている。例えば、ビーム部材21〜51 がそれぞれ縮小位置MIN、中間位置MIDおよび拡張位置MAXの3段階に張 り出し可能な場合には、この関係は図3に示すように、縮小位置MINのときに は許容接地反力Raは最大値(点A)で、中間位置MIDのときには許容接地反 力Raは中間値(点B)で、拡張位置MAXのときには許容接地反力Raは最小 値(点C)となるように設定される。
【0017】 高所作業のため伸縮ブーム13が作動されると、このときの各アウトリガジャ ッキ20〜50における接地反力がアウトリガ反力検出器27〜57により検出 され、この検出値がコントローラ70に入力される。さらに、このときにおける 各ビーム部材21〜51の張り出し量がアウトリガ張り出し量検出器26〜56 により検出されこの検出値もコントローラ70に入力される。 コントローラ70においては、演算器71により、アウトリガ張り出し量検出 器26〜56により検出された各ビーム部材21〜51の実張り出し量に対応す る許容接地反力(これを対応許容接地反力と称する)をメモリ72から読み出し 、この対応許容接地反力をアウトリガ反力検出器27〜57により検出された実 接地反力と比較する。
【0018】 4つのアウトリガジャッキ20〜50により車体11の支持を行った場合にお いて、いずれか1つのアウトリガジャッキにおける実接地反力が零になったとし ても、すなわち、いずれか1つの接値板23〜53が浮いた状態となっても、残 りの3つのアウトリガジャッキにより車体11の支持を行うことが可能である。 車体11が転倒するときには、このように実接地反力が零となったアウトリガジ ャッキの隣のアウトリガジャッキの接地反力も零となった場合である。例えば、 車体左前側のアウトリガジャッキ20の接地反力が零となった場合に、さらに、 車体左後側のアウトリガジャッキ30の接地反力も零となると車体11は右側に 転倒し、車体右前側のアウトリガジャッキ40の接地反力が零となると車体11 は後側に転倒する。
【0019】 このため、演算器71においては、いずれか1つのアウトリガジャッキの接地 反力が零となると、その両隣のアウトリガジャッキの実接地反力が対応許容接地 反力より小さいか否かを判断する。そして、両隣のうちのいずれか一方のアウト リガジャッキの実接地反力が対応許容接地反力より小さくなったときには、安定 性が低下するおそれがあるため、コントローラ70からブーム作動制御バルブ7 5の作動を規制する信号が出力され、警報ブザー73を鳴らす信号が出力される 等の警報作動がなされる。
【0020】 これにより、ブーム作動制御バルブ75は、車体11に作用するモーメント荷 重が増大するような伸縮ブーム13の作動、例えば、伸縮ブーム13の伸長作動 や、伸縮ブーム13の起伏下げ作動等を規制し、これ以上モーメント荷重が増加 し車体安定性が低下するのを防止する。同時に、警報ブザー73を鳴らして作業 者にこのことを知らせる。なお、警報ブザー73とともにもしくはこれに代えて 警報ランプを用いても良い。
【0021】 以上のことから分かるように、メモリ72に設定記憶された許容接地反力Ra は、車体安定性を維持するに必要な最小の接地反力である。ここでアウトリガジ ャッキ20〜50におけるビーム部材21〜51の張り出し量が大きいほど車体 の安定性が大きくなるため、張り出し量が大きいときには、許容接地反力Raは 小さくても安定性を維持することができる。このため、メモリ72には図3に示 すように、ビーム部材21〜51の張り出し量Sが大きいほど、許容接地反力R aは小さくなるように設定されている。このようにすると、ビーム部材21〜5 1の張り出し量が変化してもその張り出し量に対応した許容反力を用いて警報作 動がなされるため、この張り出し量の如何に拘らず、常に一定の安定性を有した 範囲内で伸縮ブーム13の警報作動すなわち作動規制がなされる。
【0022】 なお、図3に示す関係はビーム部材21〜51が3段階に張り出し量が設定さ れる場合のものであるが、ビーム部材21〜51の張り出し量を無段階に設定可 能な場合には、図4において線Lで示すように、許容接地反力Raは張り出し量 Sに応じて連続的に変化するように設定される。但し、この場合も、張り出し量 Sが大きくなるほど許容接地反力Raが小さくなるような関係となる。
【0023】
以上説明したように、本考案によれば、メモリに予め設定記憶されたアウトリ ガ張り出し量に対する許容反力の関係から、アウトリガ張り出し量検出器により 検出された実張り出し量に対応する対応許容反力を読み出すとともにアウトリガ 反力検出器により検出した実反力をこの対応許容反力と比較演算し、この比較演 算により実反力が対応許容反力より大きいと判定されたときには、警報手段によ りブームの作動に対する警報作動を行うように構成されている。このため、モー メント荷重が大きくなり車体の安定性が低下するような状態を、アウトリガの実 反力が許容反力を越えたか否かを判断することにより検出することができ、この ようなときにはモーメント荷重が大きくなるようなブームの作動を規制する等し て安定性が低下するのを確実に防止することができる。さらに、本考案の装置で は、アウトリガ張り出し量が大きいほど、許容反力が小さくなるように設定記憶 されているため、アウトリガジャッキの張り出し量に拘らず常に良好な安定性を 確保することができる。 また、本考案に係る安全装置は、アウトリガジャッキの反力と張り出し量とを 検出するだけであり、その装置構成が簡単で、低コストである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る安全装置を備えた高所作業車を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】この安全装置の構成を示す油圧−電気回路図で
ある。
ある。
【図3】ビーム部材張り出し量と許容接地反力との関係
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図4】ビーム部材張り出し量と許容接地反力との関係
を示すグラフである。
を示すグラフである。
11 車体 12 旋回台 13 伸縮ブーム 17 作業台 20,30,40,50 アウトリガジャッキ 21,31,41,51 ビーム部材 22,32,42,52 ジャッキ 24,34,44,54 張り出しシリンダ 25,35,45,55 ジャッキシリンダ 26,36,46,56 アウトリガ張り出し量検出器 27,37,47,57 アウトリガ反力検出器 70 コントローラ 71 演算器 72 メモリ 75 ブーム作動制御バルブ
Claims (1)
- 【請求項1】 車体上に起伏等の作動が自在なブームを
備え、前記車体の前後左右の4箇所に前記車体を支持す
るアウトリガジャッキをそれぞれ外方に張り出し自在に
設けてなるブーム作業車の安全装置であって、 前記各アウトリガジャッキに設けられて前記各アウトリ
ガジャッキに加わる反力を検出するアウトリガ反力検出
器と、 前記各アウトリガジャッキの張り出し量を検出するアウ
トリガ張り出し量検出器と、 アウトリガ張り出し量に対する許容反力が予め設定記憶
されたメモリを有しており、前記アウトリガ張り出し量
検出器により検出された実張り出し量に対応する対応許
容反力を前記メモリから読み出すとともに前記アウトリ
ガ反力検出器により検出した実反力をこの対応許容反力
と比較演算する演算器と、 この演算器における比較演算により前記実反力が前記対
応許容反力より大きいと判定されたときには、前記ブー
ムの作動に対する警報作動を行う警報手段とを有してな
り、 前記メモリに設定記憶されたアウトリガ張り出し量に対
する許容反力の関係が、アウトリガ張り出し量が大きい
程、許容反力が小さくなるように設定されていることを
特徴とするブーム作業車の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6394592U JPH0618120U (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | ブーム作業車の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6394592U JPH0618120U (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | ブーム作業車の安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0618120U true JPH0618120U (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=13243998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6394592U Pending JPH0618120U (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | ブーム作業車の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618120U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004089804A1 (ja) * | 2003-04-10 | 2004-10-21 | Furukawa Co. Ltd. | クレーンの転倒防止装置 |
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-
1992
- 1992-08-20 JP JP6394592U patent/JPH0618120U/ja active Pending
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