JP6258598B2 - クレーンのアウトリガーの接地検出機構およびクレーンの転倒防止システム - Google Patents

クレーンのアウトリガーの接地検出機構およびクレーンの転倒防止システム Download PDF

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Description

本発明は、クレーンの転倒防止のために、そのアウトリガーの接地状態を検出するアウトリガーの接地検出機構に関する。また、本発明は、当該アウトリガーの接地検出機構からの出力に基づきアウトリガーの浮き上がり状態を判別してクレーンの転倒を防止するクレーンの転倒防止制御装置に関する。さらに、本発明は、アウトリガーの接地検出機構およびクレーンの転倒防止制御装置を備えたクレーンの転倒防止システムに関する。
クレーンとしては、クローラーからなる走行体にナックルブーム等のクレーンブームが搭載され、クレーン作業においては、走行体の四隅からアウトリガーを張り出して走行体を固定した状態にする構造のものが知られている。また、このようなクレーンには、吊り上げ荷重が1トン未満の小型のものがある。吊り上げ荷重が1トン未満のクレーンは、モーメントリミッター等の荷重吊り上げ制限装置の設置が法律によって義務付けられていない。しかしながら、小型のクレーンであっても、クレーン操作中における転倒防止対策はメーカーの責務である。
ここで、吊り上げ荷重が1トン以上のクレーンにおけるアウトリガーの浮き上がり状態の検出、および、転倒防止機構としては、特許文献1に開示のものが知られている。ここに開示の機構では、各アウトリガーにロードセルを取付け、各ロードセルによって各アウトリガーに加わっている負荷を検出している。また、隣接するアウトリガーに作用する負荷を合計し、この合計値の最小値を予め定めた比較値と比較して、アウトリガーの浮き上がりに起因するクレーンの転倒を防止するようにしている。
特開2004−307188号公報
従来のクレーンの転倒防止装置では、各アウトリガーに加わる荷重(負荷)を検出し、検出された荷重に基づき、各アウトリガーの浮き上がり状態を判断している。吊り上げ荷重が1トン未満の小型のクレーンに組み込む転倒防止システムとしては、なるべく廉価で、簡単な処理制御により、正確に各アウトリガーの浮き上がり状態を判別できることが望ましい。また、各アウトリガーの浮き上がり状態に応じて適切な転倒防止策を多様な制御形態で講ずることができるようにすることが望ましい。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、吊り上げ荷重の小さな小型のクレーンに適した廉価な構成で正確に各アウトリガーの浮き上がり状態を判別できるクレーンのアウトリガーの接地検出機構を提案することにある。
また、本発明の課題は、かかる新しい接地検出機構の出力に基づき、各アウトリガーの浮き上がり状態に応じてクレーンの転倒を未然に防止可能なクレーンの転倒防止制御装置を提案することにある。
さらに、本発明の課題は、かかる新しい接地検出機構および転倒防止制御装置を備えたクレーンの転倒防止システムを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、クレーンブームを搭載した走行体に取り付けた4本のアウトリガーの接地状態を検出するクレーンのアウトリガーの接地検出機構であって、前記アウトリガーのそれぞれに作用する荷重に応じて伸縮可能な4つの弾性部材と、前記弾性部材のそれぞれの伸縮量を検出する4台の直線変位センサ(ストロークセンサ)と、前記アウトリガーのそれぞれを、前記走行体に水平に取り付けた起伏ピンを中心として上下に起伏させる4本のアウトリガーシリンダとを有している。また、アウトリガーシリンダのそれぞれは、走行体に取り付けた水平連結ピンを中心として上下に揺動可能、かつ、水平連結ピンに直交する当該アウトリガーシリンダの中心軸線の方向に一定範囲内をスライド可能な状態で、前記走行体に連結される。アウトリガーシリンダのそれぞれと走行体との間に、弾性部材のそれぞれが、アウトリガーシリンダのスライド方向に伸縮可能な状態で装着される。直線変位センサのそれぞれは、センサ本体部と、当該センサ本体部から伸縮可能な状態で突出している直線変位検出用の伸縮ロッドとを備えている。アウトリガーシリンダの軸線がスライド方向に延びる状態で、センサ本体部がアウトリガーシリンダに取り付けられ、伸縮ロッドが走行体に当接される。アウトリガーに作用する荷重の増加に伴って、伸縮ロッドがセンサ本体部に押し込まれる。押し込み量を表す検出信号が直線変位センサから出力される。
本発明の接地検出機構では、直線変位センサ(ストロークセンサ)を用いてアウトリガーのそれぞれに作用する荷重に応じて伸縮する弾性部材の伸縮量(直線変位量)を検出している。荷重を直接検出する代わりに変位量を検出するので、接地検出機構を簡単な構造で廉価に構成できる。
次に、本発明は、上記構成のアウトリガーの接地検出機構の直線変位センサのそれぞれからの出力に基づきクレーンの転倒防止制御を行うクレーンの転倒防止制御装置において、
前記アウトリガーの浮き上がり状態を判断する浮き上がり判定部と、
前記浮き上がり判定部による判定結果に基づき、前記クレーンが転倒しないように前記クレーンブームの動作を規制する動作規制部と、
前記浮き上がり状態および前記動作規制部による動作規制内容を表示する表示画面を備えた表示部と、
を有していることを特徴としている。
この場合、アウトリガーシリンダが前記スライド方向において走行体の側から最も離れている場合の直線変位センサの伸縮ロッドの押し込み量を0%とし、アウトリガーシリンダが前記スライド方向において走行体に最も接近した場合の直線変位センサの伸縮ロッドの押し込み量を100%とし、隣接する2本のアウトリガーを第1、第2アウトリガーとし、これら第1、第2アウトリガーに取り付けた直線変位センサを第1、第2直線変位センサとすると、次のように、クレーンの転倒防止制御を行うことができる。
すなわち、浮き上がり判定部は、クレーンブームの左右方向への旋回操作中において、第1直線変位センサの押し込み量がA%(例えば30%)以下の状態で、前記第2直線変位センサの押し込み量がこれよりも大きなB%(例えば、50%)以下になると、アウトリガーが浮き上がり状態に陥ったと判断する。また、クレーンブームの起し操作中においては、第1直線変位センサの押し込み量がB%よりも多いC%(例えば、70%)以下の状態で、第2直線変位センサの押し込み量が同じくC%(例えば、70%)以下になると、アウトリガーが浮き上がり状態に陥ったと判断する。さらに、クレーンブームの伏せ操作中あるいは伸長操作中においては、第1直線変位センサの押し込み量がB%よりも多いD%(例えば、90%)以下の状態で、第2直線変位センサの押し込み量が同じくD%(例えば、90%)以下になると、アウトリガーが浮き上がり状態に陥ったと判断する。動作規制部は、浮き上がり判定部によってクレーンブームが浮き上がり状態に陥ったと判断されると、操作中のクレーンブームの動作を強制的に中止あるいは規制する。
クレーンブームの動作形態が変わると、それに応じてクレーンの転倒の危険性も変わる。特に、クレーンブームの伏せ動作、伸長動作においては、アウトリガーに僅かな浮き上がりが生じてもクレーンが転倒するおそれがある。本発明では、クレーンブームの動作形態に応じて、各アウトリガーの浮き上がり状態の判別基準を変えている。よって、クレーンブームの動作形態の如何に拘わらず、クレーンの転倒を確実に防止できる。
また、本発明のクレーンの転倒防止制御装置において、表示部は、表示画面上に、クレーンの走行体、4本のアウトリガーおよびクレーンブームの輪郭形状を所定の色で表示するクレーン画像を表示し、当該クレーン画像上におけるアウトリガーのそれぞれを、当該アウトリガーが浮き上がり状態に陥ると異なる表示色に変更し、クレーン画像上におけるクレーンブームを、当該クレーンブームの操作が規制されると異なる表示色に変更して表示するようにしている。
本発明によれば、転倒防止制御状態が、クレーン操作者にとって極めて分かり易く表示されるので、表示画面を一瞥するだけで、各アウトリガーの浮き上がり状態、クレーンブームの操作規制状態を知ることができる。
次に、本発明のクレーンの転倒防止システムは、簡単な構成で正確に各アウトリガーの浮き上がり状態を検出可能な直線変位センサを備えた上記構成の接地検出機構と、接地状態に基づきクレーンブーム動作形態に応じて多様な転倒防止制御を行う上記構成の転倒防止制御装置とを備えている。したがって、廉価なシステム構成により、クレーンブームの動作形態の如何に拘わりなく、確実にクレーンの転倒を防止できる。
本発明を適用したクレーンを示す正面図である。 図1のクレーンの作業中の状態の一例を示す説明図である。 図1のクレーンのアウトリガーの動きを示す説明図である。 図1のクレーンのアウトリガーにおける直線変位センサの取付け部分を示す部分正面図、部分下面図および部分側面図である。 図1のクレーンの制御系を示す概略ブロック図である。 図1のクレーンの操作部の表示画面の例を示す説明図である。 図1のクレーンの操作部の表示画面の例を示す説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した転倒防止システムが組み込まれているクレーンの実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1は本実施の形態に係るクレーンを示す正面図であり、図2はそのクレーン作業中の状態の一例を示す概略斜視図である。クレーン1はクローラーからなる走行体2を備えている。走行体2にはブーム旋回台3が搭載され、ブーム旋回台3にはナックルブーム式のクレーンブーム4が取り付けられている。また、走行体2の四隅には4基のアウトリガー5(1)〜5(4)(以下、これらを総称して「アウトリガー5」と呼ぶ。)が取り付けられている。走行体2の一方の端部には、当該走行体2の操作レバー6が配置され、走行体2の他方の端部には制御盤7が搭載されている。
クレーンブーム4は第1ブーム8および第2ブーム9を備え、第1ブーム8の後端部はブーム旋回台3に対して水平ピン(図示せず)を中心として起伏可能に取り付けられている。旋回台3を垂直軸線回りに旋回させて、第1ブーム8を左右方向に旋回させる。ブーム旋回台3と第1ブーム8の間には一対の起伏シリンダ10が架け渡されており、起伏シリンダ10の伸縮によって第1ブーム8の起伏動作が行われる。第1ブーム8の先端部と第2ブーム9の後端部の間は、ナックルアームジョイント機構11によって連結されている。ナックルアームジョイント機構11のシリンダ12を伸縮すると、第1ブーム8に対して第2ブーム9を起伏させることができる。第2ブーム9は多段ブームであり、その軸線方向に伸縮動作を行うことが可能である。
図1に示す格納状態からアウトリガー5を外向きとなるように旋回し、その状態でアウトリガー5を張り出して走行体2を接地面から浮き上がらせる。これにより、クレーン1が安定した状態に固定される。図2は、この状態の一例を示すものである。この状態で、クレーンブーム4の起伏、伸長を行って、各種のクレーン作業が行われる。
図3はアウトリガー5の動きを示す説明図であり、(A)は格納状態のアウトリガー5(図1参照)を旋回させて外向きにした状態を示し、(B)、(C)、(D)はアウトリガー5を張り出した状態の3形態を示す。
アウトリガー5は第1アーム13、第2アーム14およびアウトリガーシリンダ15を備えている。第1アーム13の先端部13aに、水平連結ピン16を中心として回動可能な状態で第2アーム14が連結されている。第2アーム14は二段アームであり、図3(B)、(C)に示すように外側アーム14Aの先端から内側アーム14Bを伸長可能である。内側アーム14Bの先端部14aには揺動ピン17aを介して接地板17が取り付けられている。
走行体2には、その走行体フレーム18の上面の四隅に、垂直軸線回りに回動可能な回動軸19が取り付けられている。回動軸19には、その側方および上方に張り出したブラケット20が取り付けられている。ブラケット20における側方に張り出している部位には、水平に配置した起伏ピン21を介して、第1アーム13の後端部13bが、上下方向に揺動可能に連結されている。
アウトリガーシリンダ15は、回動軸19のブラケット20における上方に張り出している部位と、第1アーム13の先端部13aに取り付けたブラケット20との間に架け渡されている。すなわち、アウトリガーシリンダ15のシリンダ本体部15aの後端部は水平連結ピン22を介してブラケット20に連結され、アウトリガーシリンダ15の伸縮ロッド15bの先端部は水平連結ピン23を介してブラケット20に連結されている。
ここで、アウトリガー5には、その浮き上がり状態を検出するための接地検出機構30が取り付けられている。接地検出機構30は、アウトリガーシリンダ15のシリンダ本体部15aの後端部と、走行体側のブラケット20によって支持されている水平連結ピン22との間に組み付けられている。
(接地検出機構)
図4(A)、(B)および(C)は接地検出機構30を示す正面図、下面図および側面図である。接地検出機構30は、機構カバー31、この機構カバー31に取り付けた直線変位センサであるストロークセンサ32、連結バー33および圧縮コイルバネ34を備えている。
これらの部品が取り付けられているアウトリガーシリンダ15のシリンダ本体部15aの後端側の部分は次のように構成されている。シリンダ本体部15aの後端には、水平連結ピン22に取り付けたドグ35を上下および後側から取り囲む状態に、上板36、下板37および端板38が固定されている。アウトリガーシリンダ15の軸線15Aに沿った方向においては、ドグ35の厚さに比べて、シリンダ本体部15aの後端面15cと端板38の間隔が広い。したがって、水平連結ピン22に取り付けたドグ35に対して、アウトリガーシリンダ15はその軸線15Aの方向にスライド可能である。ドグ35に端面15cが当接するまでの範囲がスライド範囲である。
接地検出機構30の圧縮コイルバネ34は、ドグ35とシリンダ本体部15aの後端面15cの間に、軸線15Aの方向に伸縮可能な状態で装着されている。連結バー33は、下板37に形成した円形の貫通穴37aを通って軸線15Aに直交する方向に延びている。連結バー33の上端はドグ35に固定されており、連結バー33は常に定まった位置にある。下板37から下方に突出している連結バー33の下側の部分は、下板37に固定した機構カバー31によって覆われている。機構カバー31には、軸線15Aに沿った方向に、ストロークセンサ32が配置されている。ストロークセンサ32の伸縮ロッド32aの先端部は連結バー33に対して直交状態で当接している。
アウトリガーシリンダ15を伸長させてアウトリガー5を張り出すと、当該アウトリガー5に荷重が作用する。アウトリガーシリンダ15は水平連結ピン22に取り付けたドグ35に対して、軸線15Aの方向(水平連結ピン22に直交する方向)に所定範囲内でスライド可能である。圧縮コイルバネ34によるバネ力よりも大きな荷重が作用すると、作用する荷重の大きさに応じて、アウトリガーシリンダ15は軸線15Aに沿って後方にスライドする。ストロークセンサ32も一緒に軸線15Aの方向に移動する。これに対して、ドグ35に取り付けた連結バー33は定まった位置にある。
よって、アウトリガーシリンダ15の移動に伴って、連結バー33によってストロークセンサ32の伸縮ロッド32aが押し込まれる。伸縮ロッド32aの押し込み量(直線変位量)に対応した電圧値の検出信号がストロークセンサ32から出力される。クレーン作業中にアウトリガー5に浮き上がりが生ずると、アウトリガー5に作用する荷重が減少するので、各アウトリガーのストロークセンサ32からの出力に基づき、各アウトリガー5(1)〜5(4)の接地状態(浮き上がり状態)を判別できる。
(制御系)
図5はクレーン1の制御系を示す概略ブロック図である。制御系は、コンピュータを備えた制御盤7を中心に構成される。制御盤7の制御部には、走行体2の走行制御部41、アウトリガー5の動作を制御するアウトリガー制御部42、クレーンブーム4の動作を制御するクレーンブーム制御部43、および、アウトリガー5の接地状態に基づきクレーン1の転倒防止の制御を行う転倒防止制御部44が含まれている。制御盤7には表示画面45を備えた操作部46が接続されている。表示画面45の表示制御は、制御盤7の表示制御部49によって行われる。走行制御部41、アウトリガー制御部42およびクレーンブーム制御部43の制御動作は一般的なクレーンの場合と同様であるので、それらの説明は省略する。
転倒防止制御部44は、接地検出機構30のストロークセンサ32のそれぞれからの出力に基づき、各アウトリガー5(1)〜5(4)の浮き上がり状態を判断する浮き上がり判定部47と、浮き上がり判定部47による判定結果に基づき、クレーン1が転倒しないようにクレーンブーム4の動作を規制する動作規制部48とを備えている。操作部46の表示画面45には、検出された各アウトリガー5(1)〜5(4)の浮き上がり状態および動作規制部48による動作規制内容が表示される。転倒防止制御部44を備えた制御盤7と操作部46によって転倒防止装置が構成され、当該転倒防止装置と接地検出機構30によって転倒防止システムが構成される。
本例の転倒防止制御部44の制御動作の一例を説明する。ここで、アウトリガーシリンダ15に荷重が作用していない状態(軸線15Aの方向において走行体側の水平連結ピン22の側から最も離れている場合)のストロークセンサ32の伸縮ロッド32aの押し込み量を0%とし、アウトリガーシリンダ15の後側の端面15cがドグ35に当接した状態の伸縮ロッド32aの押し込み量を100%とする。また、隣接する2本のアウトリガーを第1、第2アウトリガー5A、5Bと呼び、これら第1、第2アウトリガー5A、5Bに取り付けたストロークセンサ32を第1、第2ストロークセンサ32A、32Bと呼ぶ。
浮き上がり判定部47は、クレーンブーム4の左右方向への旋回操作中においては、第1ストロークセンサ32Aの押し込み量がA%、例えば30%以下の状態で、第2ストロークセンサ32Bの押し込み量がB%、例えば50%以下になると、これらのアウトリガー5A、5Bの側が浮き上がり状態に陥ったと判断する。クレーンブーム4の起し操作中においては、浮き上がり判定基準をより厳しくし、第1ストロークセンサ32Aの押し込み量がC%、例えば70%以下の状態で、第2ストロークセンサ32Bの押し込み量が同じく70%以下になると、アウトリガー5A、5Bの側が浮き上がり状態に陥ったと判断する。また、クレーンブーム4の伏せ操作中あるいは伸長操作中においては、浮き上がり判定基準を最も厳しくし、第1ストロークセンサ32Aの押し込み量がD%、例えば90%以下の状態で、第2ストロークセンサ32Bの押し込み量が同じく90%以下になると、アウトリガー5A、5Bの側が浮き上がり状態に陥ったと判断する。
なお、上記の浮き上がり判定のための各押し込み量の値は一例であり、これらの値に限定されるものではない。実機によるシミュレーション等によって、適切な値を設定すればよい。また、浮き上がり判定のための各押し込み量の値を、操作部46を介して設定および変更できるようにしておけばよい。また、ウインチ、ワイヤーを搭載した場合においては、ウインチ巻き上げ操作中等においても浮き上がり判定を行えばよい。
動作規制部48は、浮き上がり判定部47によってクレーン1が浮き上がり状態に陥ったと判断されると、操作中のクレーンブーム4の動作を強制的に停止させるための停止信号をクレーンブーム制御部43に出力する。クレーンブーム制御部43は、停止信号を受け取ると、操作中の操作を強制終了させる。この後は、例えば、表示画面45上に、浮き上がりを解消するための回復操作を表示する。操作者によって回復操作が行われて浮き上がり状態が解消されると、クレーンブーム制御部43は通常の待機状態に復帰する。
また、浮き上がり判定部47によって浮き上がり状態に陥った旨の判定がなされると、操作部46の表示画面45上に、浮き上がり状態に陥った旨が表示される。また、クレーンブーム4の操作を強制的に停止した旨(操作が規制された旨)が表示される。
(表示画面例)
図6および図7は操作部46の表示画面45の表示形態を示す説明図である。図6(A)はクレーン1の始動時の画面を示す説明図であり、始動時の表示画面50においては、その左右に、それぞれ、5個ずつのスイッチ51〜55、56〜60が表示され、これらの間の長方形の表示領域61には製造会社のロゴマーク等が表示される。始動時の表示画面50は、クレーン1の操作レバー6の操作で、図6(B)に示す走行モード画面62および図6(C)に示すクレーンモード画面63に切り替わる。
クレーンモード画面63においては、表示領域61における各スイッチ51〜60に隣接する部分に、これらに割り当てられた機能を表すアイコンおよび表示ランプが表示される。例えば、ボタン51は走行体2に搭載されている駆動用のエンジンの停止・始動スイッチであり、ランプはエンジン動作中は緑(図にはグレーで示す。)、エンジン停止中は赤(図においては斜線で示す。)が表示される。ボタン52はウインチ・ワイヤ掛け数選択モードスイッチであり、これを操作すると、後述の図7(C)に示すウインチ・ワイヤ掛け数選択モード画面に切り替わる。スイッチ53はサービスモード選択スイッチであり、これを操作すると後述の図7(B)に示すサービスモード画面に切り替わる。スイッチ54は作業範囲規制設定モードスイッチであり、スイッチ55はサブブーム(第2ブーム9)格納スイッチである。
また、画面右側のスイッチ56はサブブーム(第2ブーム9)操作切換えスイッチであり、スイッチ57はメインブーム(第1ブーム8)操作切換えスイッチである。選択された側のスイッチのランプが例えば緑色で表示される。スイッチ58はアウトリガー個別操作モード選択スイッチであり、これを操作すると、後述の図7(A)に示すアウトリガー個別操作モード画面に切り替わる。スイッチ59およびスイッチ60はアウトリガー一括操作スイッチである。
さらに、クレーンモード画面63においては、その表示領域61の左上は時間表示領域64であり、その下側はクレーン1の平面形状が表示された表示領域65および水準器表示領域66である。これらの右側の上は燃料ゲージ表示領域67であり、この右側はウインチ・ワイヤ掛け状態を表す表示領域68である。
クレーンモード画面63においては、先に述べたように、転倒防止制御部44の浮き上がり判定部47によって、クレーンブーム操作中(クレーン作業中)にアウトリガー5の接地状態(浮き上がり状態)が判別される。表示領域65にはクレーン1の平面形状が表示されている。例えば、図6(D)に示すように、クレーン1の走行体2、4本のアウトリガー5(1)〜5(4)およびクレーンブーム4の輪郭形状を所定の色、例えば緑色で表示するクレーン画像が表示されている。浮き上がり状態が検出されると、当該クレーン画像上における該当するアウトリガーに表示されているランプを緑色から例えば赤色に変更する。
次に、図7(A)に示すアウトリガー個別操作モード画面70では、スイッチ52、53がアウトリガー5(1)の操作スイッチとなり、スイッチ54、55がアウトリガー5(2)の操作スイッチとなり、スイッチ57、58がアウトリガー5(3)の操作スイッチとなり、スイッチ59、60がアウトリガー5(4)の操作スイッチとなる。スイッチ56はホームスイッチであり、クレーンモード(図6(C))に切り替える場合に操作される。アウトリガー接地・張り出し表示領域65においては、図6(D)に示すように、アウトリガー5の接地状態、張り出し状態で表示が変わる。なお、水準器表示領域66の上側は、ウインチモード表示、アプリケーション表示等の表示領域68である。
図7(B)に示すサービスモード表示画面80では、表示領域61にはサービスモードである旨を表す工具のマークが表示される。スイッチ52〜55は、それぞれ、ディスプレイ調整モードスイッチ、言語切替えモードスイッチ、ラジコン調整モードスイッチ、校正モードスイッチになる。また、スイッチ57〜60は、取り扱い説明書閲覧モードスイッチ、ショップマニュアル閲覧モードスイッチ、エラー・履歴閲覧モードスイッチ、消耗品閲覧モードスイッチになる。
図7(C)に示すウインチ・ワイヤ掛け数選択モード画面90では、表示領域61に、当該モードである旨を表すフックのマークが表示される。スイッチ52〜54は、それぞれ、メインブーム(第1ブーム8)ワイヤー掛け数の切換えスイッチ(4本掛けフック、2本掛けフックおよび1本掛けフック)になる。スイッチ57、58は、サブブーム(第2ブーム9)ワイヤー掛け数の切換えスイッチ(固定フック、1本掛けフック)になる。これらによる切換え操作によって、表示領域68に表示されているクレーン1の形状が変わる。例えば、メインブーム4本掛けが選択されると図7(D)に示す形状に変わり、サブブーム1本掛けが選択されると図7(E)に示す形状に変わる。
1 クレーン、2 走行体、3 ブーム旋回台、4 クレーンブーム、
5(1)〜5(4) アウトリガー、6 操作レバー、7 制御盤、8 第1ブーム、
9 第2ブーム、10 起伏シリンダ、11 ナックルアームジョイント機構、
13 第1アーム、13a 先端部、13b 後端部、14 第2アーム、
14a 先端部、14A 外側アーム、14B 内側アーム、
15 アウトリガーシリンダ、15A 軸線、15a シリンダ本体部、
15b 伸縮ロッド、16 水平連結ピン、17 接地板、18 走行体フレーム、
19 回動軸、20 ブラケット、21 起伏ピン、22 水平連結ピン、
23 水平連結ピン、30 接地検出機構、31 機構カバー、
32 ストロークセンサ、32a 伸縮ロッド、33 連結バー、
34 圧縮コイルバネ、35 ドグ、36 上板、37 下板、37a 貫通穴、
38 端板、41 走行制御部、42 アウトリガー制御部、
43 クレーンブーム制御部、44 転倒防止制御部、45 表示画面、
46 操作部、47 浮き上がり判定部、48 動作規制部、49 表示制御部、
50 表示画面、51〜60 スイッチ、61 表示領域、62 走行モード画面、
63 クレーンモード画面、64 時間表示領域、65 表示領域、
66 水準器表示領域、67 燃料ゲージ表示領域、68 表示領域、
70 アウトリガー個別操作モード画面、80 サービスモード表示画面、
90 ウインチ・ワイヤ掛け数選択モード画面

Claims (4)

  1. クレーンブームを搭載した走行体に取り付けた4本のアウトリガーの接地状態を検出するクレーンのアウトリガーの接地検出機構であって、
    前記アウトリガーのそれぞれに作用する荷重に応じて伸縮可能な4つの弾性部材と、
    前記弾性部材のそれぞれの伸縮量を検出する4台の直線変位センサと、
    前記アウトリガーのそれぞれを、前記走行体に水平に取り付けた起伏ピンを中心として上下に起伏させる4本のアウトリガーシリンダと、
    を有し、
    前記アウトリガーシリンダのそれぞれは、前記走行体に取り付けた水平連結ピンおよび当該水平連結ピンに取り付けたドグを介して、前記走行体に連結され、
    前記アウトリガーシリンダのそれぞれは、前記水平連結ピンを中心として上下に揺動可能、かつ、前記ドグに対して前記水平連結ピンに直交する当該アウトリガーシリンダの中心軸線の方向に一定範囲内をスライド可能であり、
    前記弾性部材は、前記ドグと前記アウトリガーシリンダのシリンダ本体部との間に、前記アウトリガーシリンダのスライド方向に伸縮可能な状態で装着されており、
    前記ドグには、前記スライド方向に直交する方向に延びる連結バーが固定されており、
    前記直線変位センサのそれぞれは、センサ本体部と、当該センサ本体部から伸縮可能な状態で突出している直線変位検出用の伸縮ロッドとを備え、
    前記伸縮ロッドが前記スライド方向に延びる状態で前記センサ本体部は前記アウトリガーシリンダに取り付けられ、
    前記伸縮ロッドの先端部は、前記連結バーに当接しており、
    前記直線変位センサのそれぞれは、前記アウトリガーに作用する荷重の増加に伴って、前記伸縮ロッドが、前記連結バーによって、前記センサ本体部に押し込まれ、前記伸縮ロッドの押し込み量に対応する検出信号を出力するクレーンのアウトリガーの接地検出機構。
  2. 請求項1に記載のアウトリガーの接地検出機構と、
    前記アウトリガーの接地検出機構の前記直線変位センサのそれぞれからの出力に基づき、前記アウトリガーの浮き上がり状態を判断する浮き上がり判定部と、
    前記浮き上がり判定部による判定結果に基づき、前記クレーンが転倒しないように前記クレーンブームの動作を規制する動作規制部と、
    前記浮き上がり状態および前記動作規制部による動作規制内容を表示する表示画面を備えた表示部と、
    を有していることを特徴とするクレーンの転倒防止システム
  3. クレーンブームを搭載した走行体に取り付けた4本のアウトリガーの接地状態を検出するアウトリガーの接地検出機構と、
    前記アウトリガーの接地検出機構のそれぞれからの出力に基づき、前記アウトリガーの浮き上がり状態を判断する浮き上がり判定部と、
    前記浮き上がり判定部による判定結果に基づき、クレーンが転倒しないように前記クレーンブームの動作を規制する動作規制部と、
    前記浮き上がり状態および前記動作規制部による動作規制内容を表示する表示画面を備えた表示部と、
    を有しており、
    前記アウトリガーの接地検出機構は、
    前記アウトリガーのそれぞれに作用する荷重に応じて伸縮可能な4つの弾性部材と、
    前記弾性部材のそれぞれの伸縮量を検出する4台の直線変位センサと、
    前記アウトリガーのそれぞれを、前記走行体に水平に取り付けた起伏ピンを中心として上下に起伏させる4本のアウトリガーシリンダと、
    を有し、
    前記アウトリガーシリンダのそれぞれは、前記走行体に取り付けた水平連結ピンを中心として上下に揺動可能、かつ、前記水平連結ピンに直交する当該アウトリガーシリンダの中心軸線の方向に一定範囲内をスライド可能な状態で、前記走行体に連結されており、
    前記アウトリガーシリンダのそれぞれと前記走行体との間に、前記弾性部材のそれぞれが前記アウトリガーシリンダのスライド方向に伸縮可能な状態で装着されており、
    前記直線変位センサのそれぞれは、センサ本体部と、当該センサ本体部から伸縮可能な状態で突出している直線変位検出用の伸縮ロッドとを備え、
    前記伸縮ロッドが前記スライド方向に延びる状態で前記センサ本体部は前記アウトリガーシリンダに取り付けられ、
    前記伸縮ロッドは前記走行体に当接されており、
    前記アウトリガーに作用する荷重の増加に伴って、前記伸縮ロッドが前記センサ本体部に押し込まれるようになっており、
    前記アウトリガーシリンダが前記スライド方向において前記走行体の側から最も離れている場合の前記直線変位センサの前記伸縮ロッドの押し込み量を0%とし、前記アウトリ
    ガーシリンダが前記スライド方向において前記走行体に最も接近した場合の前記直線変位センサの前記伸縮ロッドの押し込み量を100%とし、
    隣接する2本の前記アウトリガーを第1、第2アウトリガーとし、これら第1、第2アウトリガーに取り付けた前記直線変位センサを第1、第2直線変位センサとすると、
    前記浮き上がり判定部は、
    前記クレーンブームの左右方向への旋回操作中において、前記第1直線変位センサの押し込み量がA%以下の状態で、前記第2直線変位センサの押し込み量がA%より大きなB%以下になると、前記アウトリガーが浮き上がり状態に陥ったと判断し、
    前記クレーンブームの起し操作中において、前記第1直線変位センサの押し込み量がB%より大きなC%以下の状態で、前記第2直線変位センサの押し込み量が同じくC%以下になると、前記アウトリガーが浮き上がり状態に陥ったと判断し、
    前記クレーンブームの伏せ操作中あるいは伸長操作中において、前記第1直線変位センサの押し込み量がC%より大きなD%以下の状態で、前記第2直線変位センサの押し込み量が同じくD%以下になると、前記アウトリガーが浮き上がり状態に陥ったと判断し、
    前記動作規制部は、前記浮き上がり判定部によって前記クレーンブームが前記浮き上がり状態に陥ったと判断されると、操作中の前記クレーンブームの動作を規制するクレーンの転倒防止システム
  4. 前記表示部は、前記表示画面上に、前記クレーンの前記走行体、4本の前記アウトリガーおよび前記クレーンブームの輪郭形状を所定の色で表示するクレーン画像を表示し、当該クレーン画像上における前記アウトリガーのそれぞれを、当該アウトリガーが浮き上がり状態に陥ると異なる表示色に変更し、前記クレーン画像上における前記クレーンブームを、当該クレーンブームの操作が規制されると異なる表示色に変更する請求項3に記載のクレーンの転倒防止システム
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