JPH07273224A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH07273224A
JPH07273224A JP6058406A JP5840694A JPH07273224A JP H07273224 A JPH07273224 A JP H07273224A JP 6058406 A JP6058406 A JP 6058406A JP 5840694 A JP5840694 A JP 5840694A JP H07273224 A JPH07273224 A JP H07273224A
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JP
Japan
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semiconductor substrate
annealing
semiconductor device
ions
oxide film
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JP6058406A
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Hitoshi Aoki
仁志 青木
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S148/00Metal treatment
    • Y10S148/133Reflow oxides and glasses

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  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 半導体基板1上にトランジスタのゲート電極
4を形成し、層間絶縁膜6を形成し、上記ゲート電極4
又は上記半導体基板1に形成された不純物拡散領域5上
にコンタクト孔7を形成した後、イオン注入により、上
記データの書き込みを行う。その後、温度を700〜8
00℃とし、不活性ガス雰囲気中で注入イオンの活性化
アニールを行い、配線形成を行う 【効果】 所望の閾値電圧を得るためにはイオン打ち込
み量を増す必要がなく、ソース・ドレインの接合リーク
が回復でき、オートドープによる拡散抵抗も極端には大
きくならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスクプログラマブル
ROM(以下、「マスクROM」とする。)部を有する
半導体装置の製造方法に関し、更に詳しくは、ROM部
におけるデータ書き込み工程を、製造工程の後期に設定
することによって納期の短縮化を可能とした半導体装置
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マスクROMのデータ記憶用のMOSト
ランジスタの閾値はデータ書き込み前は有る一定の値に
設定されたおり、すべて同一である。その後、データに
応じて選択的に所定のイオンをゲート電極下のチャネル
領域に注入し、閾値を変化させることによって、データ
を記憶させることができる。
【0003】マスクROMのデータ書き込みのイオンと
しては、ボロン(B)やリン(P)などが用いられ、例
えば、閾値を上げることによってオン状態のトランジス
タをオフ状態に変化させたり、エンハンスメントタイプ
のトランジスタの閾値を下げて、デプレッションタイプ
のトランジスタに変化させることによって書き込みが行
われる。
【0004】このデータ書き込みを半導体製造工程の後
ろに設定するほど納期の短縮を図ることができ、配線形
成後にROMデータ書き込み用のイオン注入を行う技術
が、特開昭55−34443号公報、特開昭59−68
964号公報、特開昭60−28263号公報に記載さ
れている。
【0005】以下に、上記従来技術による、マスクRO
Mを有する半導体装置の製造方法について説明する。
【0006】まず、半導体基板1上に素子分離のための
ロコス酸化膜2を形成し、続いて、膜厚50〜300Å
程度のゲート酸化膜3を形成し、該ゲート酸化膜3上に
ゲート電極4を配置する。該ゲート電極4としては、例
えば約1500Å厚の下層N+Poly−Si膜と約2
000Å厚の上層タングステンシリサイド膜とからなる
2層構造のものが用いられている。
【0007】次に、半導体基板1にゲート電極4側から
半導体基板1と逆導電型の不純物のイオン注入を行い、
半導体基板1にソース・ドレイン領域5を形成し、メモ
リ−トランジスタを形成する。ソース・ドレインのイオ
ン注入には、例えば、NMOSであれば、ひ素イオン
(As+)を1015cm-2台の注入量で行う。
【0008】次に、下層にNGS膜及び上層にBPSG
膜からなる4000〜8000Å厚程度の層間絶縁膜6
を形成する。
【0009】次に、コンタクト孔形成マスクを用いて、
フォトリソグラフィエッチング処理を行って、層間絶縁
膜6にコンタクト孔7を形成する。メモリセルトランジ
スタと極性のことなるトランジスタのソース・ドレイン
領域上(メモリセルトランジスタがN+ならば、P+拡散
上)あるいは、ゲート電極上にもコンタクト孔を開口す
る。
【0010】次に、コンタクト孔形成後、金属配線10
の形成を行う。金属配線材料には、AlあるいはAl合
金(Al−Si、Al−Cu等)が用いられている。ま
た、バリアメタルとしてTiN,TiW等を下層に用い
たり、ブランケットWでコンタクト孔7を埋め込む工程
を付加する場合もある。なお、Alの融点が660℃で
あり、以後の工程は、500℃以上の熱処理が出来な
い。
【0011】次に、ROMデータ書き込みマスクを用い
て、レジストパターン8を形成し、11+イオンを35
0〜450keVの注入エネルギーで打ち込み、メモリ
セルトランジスタのチャネル領域にボロンイオン9を導
入する。シングルチャージイオンの代わりにダブルチャ
ージイオン(11++)で注入エネルギーを175〜22
5keVで打ち込んでもよい。
【0012】次に、注入されたイオンを活性化するため
にアニール処理を450〜500℃の温度で行い、更
に、保護膜11を形成し、半導体装置の前半工程が完了
する。
【0013】また、図9で示すようにゲート電極を形成
し、メモリセルトランジスタ作成工程が終わった後、R
OMデータを書き込む方法もある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いて、配線形成後、注入イオンの活性化アニールは50
0℃程度の低温アニールしか行えないため、結晶欠陥を
十分に回復することができない。このため、所望の閾値
電圧を得るためにはイオン打ち込み量を増す必要が生じ
るが、イオン打ち込み量を増すことによってソース・ド
レインの接合リークは回復できず、ソース・ドレイン部
の拡散抵抗が増大する等の問題も生じ、回路特性不良が
生じる原因となっていた。また、上記低温アニールの代
わりに、レーザアニール、電子ビームアニール、ランプ
アニール等の特殊な方法を用いて、実効的なアニール温
度を上げ、活性化率を高める方法もあるが、量産性が極
めて低く、また、高価な装置が必要であった。
【0015】また、このような、低温アニールしか行え
ないという問題点を解決するための技術として、例え
ば、特開昭61−166156号公報に記載されている
ような、金属配線形成前のコンタクト孔形成後にROM
データ書き込みを行う方法がある。このように、金属配
線前であると、上述のような500℃以下のアニールし
かできないことに起因する特性不良の問題はなくなる
が、コンタクト孔形成後に高温アニールを行うことで、
半導体基板のコンタクト部に層間絶縁膜(BPSG等)
からのボロンやリン等がオートドープされ、コンタクト
抵抗が増大したり、あるいは非線形の抵抗特性を示した
りするコンタクト不良が生じるという問題点がある。
【0016】更に、図9に示す技術は短納期化には適し
ていない。
【0017】本発明は、コンタクト不良の生じない、金
属配線形成前にROMデータ書き込みのためのイオン注
入を行う、マスクROMを有する半導体装置の製造方法
を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
半導体装置の製造方法は、メモリセル部となるトランジ
スタの閾値電圧をイオン注入で相違させることによりデ
ータを書き込むマスクROMを有する半導体装置の製造
方法において、半導体基板上に上記トランジスタを形成
し、層間絶縁膜を形成し、上記トランジスタのゲート電
極又は上記半導体基板に形成された不純物拡散層上にコ
ンタクト孔を形成した後、イオン注入により、上記デー
タの書き込みを行う工程と、アニール処理温度を700
〜800℃とし、不活性ガス雰囲気中で注入イオンの活
性化アニールを行った後、配線形成を行う工程とを有す
ることを特徴とするものである。
【0019】また、請求項2記載の半導体装置の製造方
法は、上記活性化アニールを行った後、上記コンタクト
孔内で露出した上記半導体基板を所定量だけ除去し、そ
の後、配線形成を行うことを特徴とする、請求項1記載
の半導体装置の製造方法である。
【0020】
【作用】上記構成にすることによって、ROMデータ書
き込みのために注入されたイオンを活性化させるための
アニール処理を高温で行えるため、結晶欠陥を十分に回
復することができ、このため、所望の閾値電圧を得るた
めにはイオン打ち込み量を増す必要がなく、ソース・ド
レインの接合リークが回復できる。また、配線形成前に
コンタクト部の拡散領域を接合特性に悪影響を及ぼさな
いようにエッチングするので、従来の配線形成前にデー
タ書き込み技術における、オートドープによるコンタク
ト不良も抑制できる。
【0021】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明について詳細
に説明する。
【0022】図1(a)乃至同(c)は本発明の第1の
実施例のマスクROMを有する半導体装置の製造工程図
であり、図2は本発明の第2の実施例のマスクROMを
有する半導体装置の製造工程のデータ書き込み直前の工
程図であり、図3(a)は本発明の第3の実施例のマス
クROMを有する半導体装置の平面図、同(b)は同
(a)におけるA−A′断面図、同(c)は同(a)に
おけるB−B′断面図である。
【0023】以下に、本発明の第1の実施例のマスクR
OMを有する、半導体装置の製造方法について説明す
る。
【0024】まず、半導体基板1上に素子分離のための
ロコス酸化膜2を形成し、続いて、膜厚50〜300Å
程度のゲート酸化膜3を形成し、該ゲート酸化膜3上に
ゲート電極4を配置する。該ゲート電極4としては、例
えば約1500Å厚の下層N+Poly−Si膜と約2
000Å厚の上層タングステンシリサイド膜とからなる
2層構造のものが用いられている。
【0025】次に、半導体基板1にゲート電極4側から
半導体基板1と逆導電型の不純物のイオン注入を行い、
半導体基板1にソース・ドレイン領域5を形成し、メモ
リ−トランジスタを形成する。ソース・ドレインのイオ
ン注入には、例えば、NMOSであれば、ひ素イオン
(As+)を1015cm-2台の注入量で行う。
【0026】次に、下層にNGS膜及び上層にBPSG
膜からなる4000〜8000Å厚の層間絶縁膜6を形
成する。この際、イオン注入時の注入エネルギ−を低く
抑え、比較的量産性の高いプロセス構築を実現するた
め、すなわち、比較的量産性の高い装置を用いるため
に、例えば、ゲート酸化膜厚100〜200Å、ゲート
電極が3500Å程度の場合、BPSG膜をメルトした
後のゲート電極4上の層間絶縁膜6の膜厚が約5000
Å以下であるような条件を選ぶのが望ましい。
【0027】次に、コンタクト孔形成マスクを用いて、
フォトリソグラフィエッチング処理を行って、層間絶縁
膜6にコンタクト孔7を形成する。メモリセルトランジ
スタと導電型の異なるトランジスタのソース・ドレイン
領域上(メモリセルトランジスタがN+ならば、P+拡散
上)あるいは、ゲート電極上にもコンタクト孔を開口す
る(図1(a))。
【0028】次に、ROMデータ書き込みマスクを用い
て、レジストパターン8を形成し、11+イオンを35
0〜450keV程度の注入エネルギーで打ち込み、メ
モリ−セルトランジスタのチャネル領域にボロンイオン
9を導入する。シングルチャージイオンの代わりにダブ
ルチャージイオン(11++)で注入エネルギーを175
〜225keV程度で打ち込んでもよい(図1
(b))。
【0029】次に、注入されたイオンを活性化するため
に窒素雰囲気で、アニール処理を700〜800℃の温
度で行い、その後、金属配線10の形成を行い、更に、
保護膜11を形成し、半導体装置の前半工程が完了する
(図1(c))。上記アニール処理には、量産性の高い
電気炉アニールが用いられる。
【0030】アニール処理温度は800℃以下であると
き、コントクト抵抗の増大は極端には大きくならない。
プロセス条件によって、増大の程度は異なるが、例えば
800℃のアニールでは、N+コントクトで10〜20
%、P+コントクトで2〜3倍程度の増大となる。しか
し、この程度のコンタクト抵抗の増大はコンタクト孔の
サイズを大きくする等によって問題にはならない。
【0031】また、図7(a)に示すように、N+コン
タクトにおいては、900℃でのアニールを行うとコン
タクト抵抗が下がっているが、これはオートドープの影
響が現れているためである。そして、P+コンタクトに
おいては、900℃でのアニール処理を行った場合、抵
抗は非線形抵抗特性を示す。したがって、アニール処理
温度の上限は800℃程度が最適である。
【0032】また、図6に示すように、コンタクト抵抗
は700℃以下では徐々に増加し、且つ、図4に示すよ
うに、700℃以上では、注入イオンの活性化が十分行
われるため、所望の閾値電圧を得るイオン打ち込み量を
低くすることが可能となり、更に、図5に示すようにソ
ース・ドレイン領域5の接合リークが回復する。したが
って、アニール処理温度の下限は700℃程度が最適で
ある。
【0033】以上より、アニール処理温度は700〜8
00℃が最適である。
【0034】また、活性化アニールの雰囲気は酸素では
+拡散領域コンタクト部表面のボロンが抜け、図7
(b)に示すように、P+コンタクト抵抗が増加するの
で望ましくなく、不活性ガス(N2、Ar等)雰囲気で
のアニールが適している。尚、図4はROMデータ書き
込みを行ったメモリセルトランジスタの閾値の活性化ア
ニール温度依存性を示す図であり、図5はROMデータ
書き込みを行ったメモリセルトランジスタのオフリーク
電流の活性化アニール温度依存性を示す図であり、図6
は注入エネルギーが350keV、ドーズ量が1.5×
1014cm-2で、11+をROMデータ書き込みのため
にイオン注入した場合のN+拡散シート抵抗の活性化ア
ニール温度依存性を示す図であり、図7(a)はタング
ステンとのN+拡散上コンタクト抵抗のコンタクト孔開
口後の熱処理(処理時間は60分間)条件依存性を示す
図であり、同(b)はタングステンとのP+拡散上コン
タクト抵抗のコンタクト孔開口後の熱処理条件依存性を
示す図である。
【0035】次に、図2を用いて、本発明の第2の実施
例について説明する。
【0036】まず、ROMデータ書き込み工程までは、
第1の実施例と同様の工程を行う。
【0037】次に、金属配線11形成のメタル又はバリ
アメタルを付着させる前に、コンタクト孔7部のソース
・ドレイン領域5をエッチング除去する。図2におい
て、12はエッチング除去部である。このエッチングに
は酸化膜に対しては耐性があり、シリコンのみを選択的
にエッチング除去する方法、例えば、プラズマエッチン
グ法を用いる。このエッチング深さは、100〜500
Å程度とし、半導体基板1表面のオートドープにより不
純物濃度が変化した部分を除去し、かつ、ソース・ドレ
イン領域5の拡散深さに対して十分に浅く、接合特性に
悪影響を及ぼさないエッチング量とする。例えば、本実
施例の場合、As+イオンを1015cm-2台の注入量で
ソース・ドレイン領域5を形成すると、接合深さは0.
2μm程度に対して、100〜500Å程度エッチング
することになる。このエッチング量は層間絶縁膜6の不
純物濃度やアニール処理温度等のプロセスにより多少変
化するのでそのプロセスに最も適したエッチング量を選
ぶことが望ましい。尚、実際はコントクト孔7形成時の
エッチングにより、半導体基板1表面は多少除去されて
おり、ROMデータ書き込みイオン注入、アニール工程
を経てから、更に、コントクト孔7内の半導体基板1を
エッチングすることになり、該エッチングは上記コンタ
クト孔7形成時のエッチングの際に生じた半導体基板1
表面のダメージを除去する作用も兼ねている。
【0038】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、ソース・ドレイン領域5及びゲート電極4
から構成されるトランジスタを使用していれば適用でき
る。例えば、第3の実施例として、図3に示すように、
半導体基板1に予め複数の平行したソース・ドレイン領
域5を形成した後、そのソース・ドレイン領域5に垂直
に交わるように複数のゲート電極4を形成する方法も適
用可能であり、上記第1及び第2の実施例に示すような
ゲート電極4を形成した後、ゲート電極4をマスクとし
て、イオン注入を行い、ソース・ドレイン領域5を形成
するタイプのトランジスタとはゲート電極4とソース・
ドレイン領域5の形成順序が異なる。尚、図3におい
て、13はROMデータ書き込み用パターンを示す。
【0039】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように請求項1記
載の本発明を用いることにより、配線形成前にイオン注
入を行い、700〜800℃でアニール処理を行うの
で、ROMデータ書き込みのために注入されたイオンを
活性化させるためのアニール処理を高温で行えるため、
結晶欠陥を十分に回復することができ、このため、所望
の閾値電圧を得るためにはイオン打ち込み量を増す必要
がなく、ソース・ドレインの接合リークが回復でき、オ
ートドープによる拡散抵抗も極端には大きくならない。
【0040】また、請求項2に記載の本発明は、配線形
成前にコンタクト部の拡散領域を接合特性に悪影響を及
ぼさないようにエッチングするので、従来の、配線形成
前にデータ書き込み技術における、オートドープによる
ソース・ドレイン領域におけるオートドープ領域を除去
でき、安定したコンタクト特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施例のマスクROMを
有する半導体装置の製造工程図である。
【図2】本発明の第2の実施例のマスクROMを有する
半導体装置のデータ書き込み直前の断面図である。
【図3】(a)は本発明の第3の実施例のマスクROM
を有する半導体装置の平面図、(b)は同(a)におけ
るA−A′断面図、(c)は同(a)におけるB−B′
断面図である。
【図4】ROMデータ書き込みを行ったメモリセルトラ
ンジスタの閾値の活性化アニール温度依存性を示す図で
ある。
【図5】ROMデータ書き込みを行ったメモリセルトラ
ンジスタのオフリーク電流の活性化アニール温度依存性
を示す図である。
【図6】ROMデータ書き込みイオン注入されたN+
散シート抵抗の活性化アニール温度依存性を示す図であ
る。
【図7】(a)はN+拡散上コンタクト抵抗のコンタク
ト孔開口後の熱処理条件依存性を示す図、(b)はP+
拡散上コンタクト抵抗のコンタクト孔開口後の熱処理条
件依存性を示す図である。
【図8】従来の半導体装置の製造工程を示す要部の概略
断面図である。
【図9】他の従来の半導体装置の製造工程を示す要部の
概略断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 ロコス酸化膜 3 ゲート酸化膜 4 ゲート電極 5 ソース・ドレイン領域 6 層間絶縁膜 7 コンタクト孔 8 レジストパターン 9 ボロンイオン 10 金属配線 11 保護膜 12 エッチング除去部 13 ROMデータ書き込み用パターン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセル部となるトランジスタの閾値
    電圧をイオン注入で相違させることによりデータを書き
    込むマスクROMを有する半導体装置の製造方法におい
    て、 半導体基板上に上記トランジスタを形成し、層間絶縁膜
    を形成し、上記トランジスタのゲート電極又は上記半導
    体基板に形成された不純物拡散層上にコンタクト孔を形
    成した後、イオン注入により、上記データの書き込みを
    行う工程と、 アニール処理温度を700〜800℃とし、不活性ガス
    雰囲気中で注入イオンの活性化アニールを行った後、配
    線形成を行う工程とを有することを特徴とする、半導体
    装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記活性化アニールを行った後、上記コ
    ンタクト孔内で露出した上記半導体基板を所定量だけ除
    去し、その後、配線形成を行うことを特徴とする、請求
    項1記載の半導体装置の製造方法。
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